JPH04180A - 塊状物焼成炉 - Google Patents
塊状物焼成炉Info
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- JPH04180A JPH04180A JP9622590A JP9622590A JPH04180A JP H04180 A JPH04180 A JP H04180A JP 9622590 A JP9622590 A JP 9622590A JP 9622590 A JP9622590 A JP 9622590A JP H04180 A JPH04180 A JP H04180A
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Landscapes
- Tunnel Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は粒状の石灰石、ドロマイトやマグネサイトの
ような鉱物あるいは各種の無機物質を混合・成型して作
ったペレットなどの塊状物原料を高温下で焼成して製品
を得る技術分野において利用され、特にそのための焼成
炉に関する。
ような鉱物あるいは各種の無機物質を混合・成型して作
ったペレットなどの塊状物原料を高温下で焼成して製品
を得る技術分野において利用され、特にそのための焼成
炉に関する。
出願人の一人は例えば特許第1200742号(特公昭
5B−32307)において、粒径の小さい石灰石やド
ロマイトなどの塊状物原料を能率良く焼成する竪型の焼
成炉を提案した。その焼成炉は、鉛直軸線を中心として
回転する一個の環板状の回転炉床上に小粒径原料の堆積
層を形成し、その層の表面に対する高温の炎・燃焼ガス
からの放射伝熱、及び核層を貫流する燃焼ガスからの対
流伝熱によって上記小粒径原料を加熱して60%以上の
焼成を達成し、炉の周囲に配置したプッシャーの作用で
炉床の中央部から半焼成の原料を落下させて下部に小粒
径半焼成物の層を形成する。
5B−32307)において、粒径の小さい石灰石やド
ロマイトなどの塊状物原料を能率良く焼成する竪型の焼
成炉を提案した。その焼成炉は、鉛直軸線を中心として
回転する一個の環板状の回転炉床上に小粒径原料の堆積
層を形成し、その層の表面に対する高温の炎・燃焼ガス
からの放射伝熱、及び核層を貫流する燃焼ガスからの対
流伝熱によって上記小粒径原料を加熱して60%以上の
焼成を達成し、炉の周囲に配置したプッシャーの作用で
炉床の中央部から半焼成の原料を落下させて下部に小粒
径半焼成物の層を形成する。
上述の竪型の焼成炉は、原料の処理量が大きくない場合
は能率の良い操業ができるが、処理量を大きくしようと
する場合には以下のような問題が生ずる。
は能率の良い操業ができるが、処理量を大きくしようと
する場合には以下のような問題が生ずる。
すなわち、上部の回転炉床上の小粒径原料の層の断面積
はほぼ処理量に比例させることから、処理量が二倍にな
れば断面積をも二倍にする必要があり、炉の直径を大き
くしなければならない。
はほぼ処理量に比例させることから、処理量が二倍にな
れば断面積をも二倍にする必要があり、炉の直径を大き
くしなければならない。
下部に構成された小粒径の半焼酸物原料層は、残りの原
料を焼成して熟成するために、層を厚く保持する必要が
あり、その中に燃焼ガスを貫流するための空気噴入ノズ
ル管が設置されているなど構造が複雑である。またこの
厚い層の下部には冷却用の空気を上方に向は層内を貫流
させる必要があるが、その際、層内で圧力−下が大きく
なるために、作動圧の小さい通常の排気ファンを用いる
場合には、単位断面積あたりの空気流量を大きくするこ
とができず、したがって、単位断面積あたりの焼成物降
下流量の値を大きくすることができない。すなわち処理
量を大きくした場合には下部焼成物層の断面積すなわち
直径を大きくする必要があり、竪型の焼成炉はさらに大
型化してしまう。
料を焼成して熟成するために、層を厚く保持する必要が
あり、その中に燃焼ガスを貫流するための空気噴入ノズ
ル管が設置されているなど構造が複雑である。またこの
厚い層の下部には冷却用の空気を上方に向は層内を貫流
させる必要があるが、その際、層内で圧力−下が大きく
なるために、作動圧の小さい通常の排気ファンを用いる
場合には、単位断面積あたりの空気流量を大きくするこ
とができず、したがって、単位断面積あたりの焼成物降
下流量の値を大きくすることができない。すなわち処理
量を大きくした場合には下部焼成物層の断面積すなわち
直径を大きくする必要があり、竪型の焼成炉はさらに大
型化してしまう。
上記のように処理量の大きい焼成炉を建設する場合、下
部の半焼成物層の断面積を大きくする必要があるが、前
出の特許第1200742号の焼成炉のように一本だけ
の空気噴入ノズル管では大きな断面積の層に対して均一
な燃焼ガスの貫流を形成しにくく、その結果均一な加熱
と焼成が困難になる。
部の半焼成物層の断面積を大きくする必要があるが、前
出の特許第1200742号の焼成炉のように一本だけ
の空気噴入ノズル管では大きな断面積の層に対して均一
な燃焼ガスの貫流を形成しにくく、その結果均一な加熱
と焼成が困難になる。
次に上述の竪型の焼成炉においては下部の半焼成物層の
温度を高くすると焼成物が互いに固着して降下できなく
なる現象すなわち棚吊りが起こるので、高温度下での焼
成が必要である場合に応用することができない。
温度を高くすると焼成物が互いに固着して降下できなく
なる現象すなわち棚吊りが起こるので、高温度下での焼
成が必要である場合に応用することができない。
本発明はかかる従来の竪型の焼成炉の利点を活かしなが
ら、小粒径原料で処理量増加の際に先ず上記問題点を解
決して、大きな処理量に対しても小粒径の原料を能率よ
く焼成できて床面積の小さく小型化でかつ建設費が小さ
くかつ高温度の焼成にも応用できる塊状物焼成炉を提供
することを目的とする。
ら、小粒径原料で処理量増加の際に先ず上記問題点を解
決して、大きな処理量に対しても小粒径の原料を能率よ
く焼成できて床面積の小さく小型化でかつ建設費が小さ
くかつ高温度の焼成にも応用できる塊状物焼成炉を提供
することを目的とする。
本発明によれば、上記目的は、第一に、鉛直軸線を中心
として回転する環板状の炉床と、該炉床の上方位置に不
動に設けられ下向きのバーナを持つ炉蓋と、上記炉床の
外周部にて該炉床の回転を許容するシールをもつ周壁と
によって焼成空間を形成する炉体を縦方向に複数有し、
複数の炉体は、上段の炉体の炉床と次段の炉体の炉蓋と
の間の相対回転を許容する案内筒によって、互いの焼成
空間内が連通され、 各段の炉体の炉床上に、外部から炉蓋と周壁との間の空
間に進入して、被焼成物たる塊状物を炉床上に供給する
供給管を臨ましめ、 各段の炉体の周壁には、炉床上の塊状物を半径内方に押
し出すプッシャーを備え、 最下段の炉体の炉床の出口を製品取出口に連通せしめた
、 ことにより達成される。
として回転する環板状の炉床と、該炉床の上方位置に不
動に設けられ下向きのバーナを持つ炉蓋と、上記炉床の
外周部にて該炉床の回転を許容するシールをもつ周壁と
によって焼成空間を形成する炉体を縦方向に複数有し、
複数の炉体は、上段の炉体の炉床と次段の炉体の炉蓋と
の間の相対回転を許容する案内筒によって、互いの焼成
空間内が連通され、 各段の炉体の炉床上に、外部から炉蓋と周壁との間の空
間に進入して、被焼成物たる塊状物を炉床上に供給する
供給管を臨ましめ、 各段の炉体の周壁には、炉床上の塊状物を半径内方に押
し出すプッシャーを備え、 最下段の炉体の炉床の出口を製品取出口に連通せしめた
、 ことにより達成される。
また、第二には、
一次焼成を行う竪炉と二次焼成を行う回転炉とを備え、
竪炉は、鉛直軸線を中心として回転する堰板状の炉床と
、該炉床の上方の位置に不動に設けられ下向きバーナを
もつ炉蓋と、上記炉床の外周部上面にて該炉床の回転を
許容するシールをもつ周壁とによって一次焼成空間を形
成し、 上記竪炉の炉床に、外部から炉蓋と周壁との間の空間内
に進入して、被焼成物たる塊状物を炉床上に供給する供
給管をbnましめ、 上記竪炉の周壁には、炉床上の塊状物を半径内方に押し
出すプッシャーを備え、 回転炉は、水平軸もしくは水平面に対し若干の傾きをも
つ軸を中心として回転して二次焼成空間を内部に形成す
る筒体から成り、一端側が上記竪炉の出口と連通され、
他端側には製品取出口が設けられていると共に加熱ガス
供給管が配設されている、 ことによっても達成される。
、該炉床の上方の位置に不動に設けられ下向きバーナを
もつ炉蓋と、上記炉床の外周部上面にて該炉床の回転を
許容するシールをもつ周壁とによって一次焼成空間を形
成し、 上記竪炉の炉床に、外部から炉蓋と周壁との間の空間内
に進入して、被焼成物たる塊状物を炉床上に供給する供
給管をbnましめ、 上記竪炉の周壁には、炉床上の塊状物を半径内方に押し
出すプッシャーを備え、 回転炉は、水平軸もしくは水平面に対し若干の傾きをも
つ軸を中心として回転して二次焼成空間を内部に形成す
る筒体から成り、一端側が上記竪炉の出口と連通され、
他端側には製品取出口が設けられていると共に加熱ガス
供給管が配設されている、 ことによっても達成される。
第一の発明においては、各段の炉床上に適量の塊状物が
供給され、それぞれの炉床上で同時に焼成され、プッシ
ャーにより炉床より落された後製品取出口より製品とし
て取り出される。その結果、床面積を増すことなく、段
数に応して処理能力を倍増できる。
供給され、それぞれの炉床上で同時に焼成され、プッシ
ャーにより炉床より落された後製品取出口より製品とし
て取り出される。その結果、床面積を増すことなく、段
数に応して処理能力を倍増できる。
第二の発明においては、竪炉で一次焼成した後その下方
に位置する回転炉で二次焼成が行われる。
に位置する回転炉で二次焼成が行われる。
その結果、竪炉への塊状物供給量を大きくする際、竪炉
での一次焼成が半焼成でも回転炉での二次焼成によりこ
れに十分対応できる。また、焼成物の最高温度が極めて
高い場合でも安定な焼成をつづけることができる。なお
、第二発明において、竪炉を第一発明の場合のように複
数段に構成すれば、より効果的である。
での一次焼成が半焼成でも回転炉での二次焼成によりこ
れに十分対応できる。また、焼成物の最高温度が極めて
高い場合でも安定な焼成をつづけることができる。なお
、第二発明において、竪炉を第一発明の場合のように複
数段に構成すれば、より効果的である。
以下、添付図面にもとづく本発明の一実施例を説明する
。
。
第1図は本実施例装置の縦断面図であり、本実施例装置
は竪炉Iと回転炉■により構成されている。
は竪炉Iと回転炉■により構成されている。
竪炉Iは縦方向に複数段に配設された炉体AB、Cから
成っている。
成っている。
上段の炉体Aは、鉛直軸線1を中心として回転する堰板
状の炉床2Aと、該炉床2の上方位置に不動に配設され
下向きのバーナ3Aを有する炉蓋4Aと、上記炉床2A
の外周部にて該炉床2への回転を許容するシール5Aを
有する周壁6Aとによって一次焼成空間7Aを形成して
いる。
状の炉床2Aと、該炉床2の上方位置に不動に配設され
下向きのバーナ3Aを有する炉蓋4Aと、上記炉床2A
の外周部にて該炉床2への回転を許容するシール5Aを
有する周壁6Aとによって一次焼成空間7Aを形成して
いる。
上記炉体Aの上方位置には、原料貯槽8が設けられ、内
部に焼成されるべき原料としての塊状物が貯槽されてい
る。該原料貯槽8からは供給管たる分配管9Aが延びて
おり、その下端は炉体A上に供給するようになっている
。
部に焼成されるべき原料としての塊状物が貯槽されてい
る。該原料貯槽8からは供給管たる分配管9Aが延びて
おり、その下端は炉体A上に供給するようになっている
。
上記炉体Aの周壁6Aには該周壁6Aを貫通して長平方
向に適宜往復動するプッシャー1OAが周方向の複数位
置に適宜設けられている。
向に適宜往復動するプッシャー1OAが周方向の複数位
置に適宜設けられている。
さらに、上記炉蓋4Aの外周と周壁6Aとの間に形成さ
れる環状の空間には、その上部にて弁11Aをもつ排気
管12Aが接続されている。
れる環状の空間には、その上部にて弁11Aをもつ排気
管12Aが接続されている。
上記炉体Aの直下には、次段の炉体Bが配設されており
、両炉体A、Bは、上記炉体Aの炉床2Aと該炉体Bの
炉蓋4Bとは案内筒13A とによってそれらの一次焼
成空間7A、7Bが連通されている。図示の場合、案内
筒13八は炉床録に一体的に形成されており、炉蓋4B
と相対回転を許容するシール14Aを伴っている。上記
案内筒は、上記炉蓋4B側に一体形成してもよい。
、両炉体A、Bは、上記炉体Aの炉床2Aと該炉体Bの
炉蓋4Bとは案内筒13A とによってそれらの一次焼
成空間7A、7Bが連通されている。図示の場合、案内
筒13八は炉床録に一体的に形成されており、炉蓋4B
と相対回転を許容するシール14Aを伴っている。上記
案内筒は、上記炉蓋4B側に一体形成してもよい。
上記炉体Bは、炉蓋4Bの中央が案内筒13Aのための
孔が穿設されており、またそのためのバーナ3Aが斜方
に位置している点を除いて、炉体Aと同じ構成となって
いる。図において対応部分にはAに代えてBを符号に付
してその説明は省略しである。
孔が穿設されており、またそのためのバーナ3Aが斜方
に位置している点を除いて、炉体Aと同じ構成となって
いる。図において対応部分にはAに代えてBを符号に付
してその説明は省略しである。
次に、炉体Cも案内筒13Aが回転炉■への連通管21
に接続している点を除いて、炉体Bと同じであり、ここ
においても、対応部分には、Bに代えてCを符号に付し
である。
に接続している点を除いて、炉体Bと同じであり、ここ
においても、対応部分には、Bに代えてCを符号に付し
である。
回転炉■は、水平面に対し若干傾きθをもつ軸線22を
中心とする筒体23を有している。該筒体23の右端入
口には、上記連通管21の下端が進入しており、また該
筒体23の回転を許容しつつ筒体の入口をほぼ密閉状態
とするフード24が設けられている。上記筒体の左端出
口には、製品取出管26が接続され、上記筒体23の回
転を許容するフード27が設けられている。該フード2
7には、燃料供給管28及び空気供給管29から成るバ
ーナ30が貫通して筒体23の出口部に臨んでいる。
中心とする筒体23を有している。該筒体23の右端入
口には、上記連通管21の下端が進入しており、また該
筒体23の回転を許容しつつ筒体の入口をほぼ密閉状態
とするフード24が設けられている。上記筒体の左端出
口には、製品取出管26が接続され、上記筒体23の回
転を許容するフード27が設けられている。該フード2
7には、燃料供給管28及び空気供給管29から成るバ
ーナ30が貫通して筒体23の出口部に臨んでいる。
かかる構成の本実施例装置にあって原料たる塊状物は次
の要領で焼成される。
の要領で焼成される。
先ず、原料貯槽8から分配管9A、 9B、 9Cを経
て各段の炉体A、B、Cの炉床2A、2B、2C上に原
料たる塊状物が落下供給される。各炉床2^、2B、2
Cがゆっくりと回転しているために、塊状物は周方向に
均一に堆積されて層を形成する。層が形成される炉床2
A、2B、2Gの上部空間は半径内方に開放されている
ため、上記層は図示のごとく安息角をもって、斜面を形
成するようになる。
て各段の炉体A、B、Cの炉床2A、2B、2C上に原
料たる塊状物が落下供給される。各炉床2^、2B、2
Cがゆっくりと回転しているために、塊状物は周方向に
均一に堆積されて層を形成する。層が形成される炉床2
A、2B、2Gの上部空間は半径内方に開放されている
ため、上記層は図示のごとく安息角をもって、斜面を形
成するようになる。
各炉体A、B、Cの焼成空間7A、7B、7Cは、バー
ナ3A、3B、3Cで生成される燃焼ガス及び回転炉■
からの燃焼ガスで充満されており、上記炉床2A、2B
2C上の塊状物は、上記燃焼ガスが該塊状物を貫流して
排気管12A、 12B、 12Cに至る際の対流伝熱
と、斜面での放射伝熱とによって加熱され一次焼成され
る。そして、逐次、プッシャー1OA、 IOB、 I
OCの作動により、上記一次焼成された塊状物は斜面側
から落下し、連通管21を経て回転炉に到達する。
ナ3A、3B、3Cで生成される燃焼ガス及び回転炉■
からの燃焼ガスで充満されており、上記炉床2A、2B
2C上の塊状物は、上記燃焼ガスが該塊状物を貫流して
排気管12A、 12B、 12Cに至る際の対流伝熱
と、斜面での放射伝熱とによって加熱され一次焼成され
る。そして、逐次、プッシャー1OA、 IOB、 I
OCの作動により、上記一次焼成された塊状物は斜面側
から落下し、連通管21を経て回転炉に到達する。
これと共に、上記炉床2A、2B、2Cには、原料貯槽
8から新たな塊状物が逐次補給される。
8から新たな塊状物が逐次補給される。
回転炉23内に入った塊状物は、回転炉23の内壁にて
回転を受けながら左端の出口側に搬送される。
回転を受けながら左端の出口側に搬送される。
出口側からはバーナ30による燃焼ガスが供給されてお
り、該燃焼ガスが連通管21に向かって回転炉23内を
流れる際に、該燃焼ガスと向流する塊状物は加熱を受け
て二次焼成されて出口に至る。二次焼成された塊状物は
回転炉23の出口から落下し、製品取出管26にて冷却
されて製品として取り出される。
り、該燃焼ガスが連通管21に向かって回転炉23内を
流れる際に、該燃焼ガスと向流する塊状物は加熱を受け
て二次焼成されて出口に至る。二次焼成された塊状物は
回転炉23の出口から落下し、製品取出管26にて冷却
されて製品として取り出される。
本実施例では好ましい形態として竪炉を複数の炉体とし
これに回転炉を接続したが、回転炉が接続されておれば
竪炉は単一の炉体でも十分であり、また、回転炉を用い
ない場合には、適宜段数をなす複数の炉体をもつ竪炉の
みでもよい。
これに回転炉を接続したが、回転炉が接続されておれば
竪炉は単一の炉体でも十分であり、また、回転炉を用い
ない場合には、適宜段数をなす複数の炉体をもつ竪炉の
みでもよい。
また、炉体におけるプッシャーは直状のものに限定され
ず、第2図に示されるごとくの弯曲したプッシャー30
であってもよい。
ず、第2図に示されるごとくの弯曲したプッシャー30
であってもよい。
さらに、連通管21は、分枝管21”を有するようにし
てもよい。
てもよい。
以上のごとくの本発明によれば、炉内の塊状物中を貫通
する燃焼ガスを大幅に増加させることができるので焼成
能力を一段と改善することができる。ひいては、焼成炉
全体の小型化、時に、床面積を小さくすることが可能と
なる。
する燃焼ガスを大幅に増加させることができるので焼成
能力を一段と改善することができる。ひいては、焼成炉
全体の小型化、時に、床面積を小さくすることが可能と
なる。
特に、竪炉に回転炉を接続した場合には、焼成のかなり
の部分あるいは大部分を竪炉中で達成することができる
ので、残りの未焼成原料を回転炉中で十分に時間をかけ
て焼成及び熟成することが可能となり、重油あるいはガ
ス燃料を用いる通常の竪炉では達成することのできない
とされていた硬焼き生石灰あるいは残留炭酸ガスの極め
て少ない高級生石灰を経済的に製造することができる。
の部分あるいは大部分を竪炉中で達成することができる
ので、残りの未焼成原料を回転炉中で十分に時間をかけ
て焼成及び熟成することが可能となり、重油あるいはガ
ス燃料を用いる通常の竪炉では達成することのできない
とされていた硬焼き生石灰あるいは残留炭酸ガスの極め
て少ない高級生石灰を経済的に製造することができる。
また、竪炉では焼成できない小粒径のマグネサイトの高
温度下の焼成も経済的に行うことができる。
温度下の焼成も経済的に行うことができる。
第1図は本発明の一実施例装置の縦断面図、第2図は第
1図装置におけるプッシャーの変形例を示す縦断面図、
第3図は第1図装置における連通管の変形例を示す縦断
面図である。
1図装置におけるプッシャーの変形例を示す縦断面図、
第3図は第1図装置における連通管の変形例を示す縦断
面図である。
Claims (3)
- (1)鉛直軸線を中心として回転する環板状の炉床と、
該炉床の上方位置に不動に設けられ下向きのバーナを持
つ炉蓋と、上記炉床の外周部にて該炉床の回転を許容す
るシールをもつ周壁とによって焼成空間を形成する炉体
を縦方向に複数有し、複数の炉体は、上段の炉体の炉床
と次段の炉体の炉蓋との間の相対回転を許容する案内筒
によって、互いの焼成空間内が連通され、 各段の炉体の炉床上に、外部から炉蓋と周壁との間の空
間に進入して、被焼成物たる塊状物を炉床上に供給する
供給管を臨ましめ、 各段の炉体の周壁には、炉床上の塊状物を半径内方に押
し出すプッシャーを備え、 最下段の炉体の炉床の出口を製品取出口に連通せしめた
、 こととする塊状物焼成炉。 - (2)一次焼成を行う竪炉と二次焼成を行う回転炉とを
備え、 竪炉は、鉛直軸線を中心として回転する環板状の炉床と
、該炉床の上方の位置に不動に設けられ下向きバーナを
もつ炉蓋と、上記炉床の外周部上面にて該炉床の回転を
許容するシールをもつ周壁とによって一次焼成空間を形
成し、 上記竪炉の炉床に、外部から炉蓋と周壁との間の空間内
に進入して、被焼成物たる塊状物を炉床上に供給する供
給管を臨ましめ、 上記竪炉の周壁には、炉床上の塊状物を半径内方に押し
出すプッシャーを備え、 回転炉は、水平軸もしくは水平面に対し若干の傾きをも
つ軸を中心として回転して二次焼成空間を内部に形成す
る筒体から成り、一端側が上記竪炉の出口と連通され、
他端側には製品取出口が設けられていると共に加熱ガス
供給管が配設されている、 こととする塊状物焼成炉。 - (3)竪炉は縦方向に複数配設され、 複数の竪炉は、上段の竪炉の炉床と次段の竪炉の炉蓋と
の間の相対回転を許容する案内筒によって、互いの焼成
空間が連通されている、 こととする請求項(2)に記載の塊状物焼成炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9622590A JP2944704B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 塊状物焼成炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9622590A JP2944704B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 塊状物焼成炉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04180A true JPH04180A (ja) | 1992-01-06 |
JP2944704B2 JP2944704B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=14159293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9622590A Expired - Lifetime JP2944704B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 塊状物焼成炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2944704B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
LU90534B1 (fr) * | 2000-02-28 | 2001-08-29 | Wurth Paul Sa | Four multi--tages avec -vacuation de gaz |
-
1990
- 1990-04-13 JP JP9622590A patent/JP2944704B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
LU90534B1 (fr) * | 2000-02-28 | 2001-08-29 | Wurth Paul Sa | Four multi--tages avec -vacuation de gaz |
WO2001065192A1 (fr) * | 2000-02-28 | 2001-09-07 | Paul Wurth S.A. | Four multi-etages avec evacuation de gaz |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2944704B2 (ja) | 1999-09-06 |
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Legal Events
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