JPH04180990A - 蓄光材料 - Google Patents

蓄光材料

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Publication number
JPH04180990A
JPH04180990A JP30623490A JP30623490A JPH04180990A JP H04180990 A JPH04180990 A JP H04180990A JP 30623490 A JP30623490 A JP 30623490A JP 30623490 A JP30623490 A JP 30623490A JP H04180990 A JPH04180990 A JP H04180990A
Authority
JP
Japan
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light
flux
sulfide
manufactured
luminescence
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Pending
Application number
JP30623490A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Okuyama
和雄 奥山
Kunihiko Takeda
邦彦 武田
Hirohisa Yamashita
山下 博久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、長期発光性を有する蓄光材料に関するもので
あり、太陽光や蛍光灯の光をうけてそのエネルギーを蓄
え、夜間に光の形で長時間にわたって放出する素材に関
する。
〔従来の技術〕
蓄光材料は、無電源にて発光するという機能を利用して
、インテリア分野(特開平1−111075号公報、特
開平1−209497号公報)、漁業分野(特開平1−
200388号公報)及び表示・標識分野(特開平1−
200389号公報)等で多くの用途が考えられている
が、これらの分野で使われようとしているものは、鋼・
アルミニウム付活硫化亜鉛がほとんどあって、その蓄光
特性が充分でないためほとんどアイディアにとどまって
いる。
例えば、道路標識や看板などは機能として夜中発光して
いることが要求される。昼に太陽光エネルギーを効率よ
く吸収し蓄え、それを日没から夜明けまでの例えば8時
間という長時間にわたって発光する必要がある。
しかしながら、現在、上述したように使用されている蓄
光材料は、発光減衰が大きく、長時間発光材料として充
分な機能を持つものではなく、はとんど実用化されてい
ない。
長時間にわたって発光する素材があれば、多くの用途の
アイディアが現実のものになるし、また新たな応用も創
出されるものと考えられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、長時間発光する蓄光材料を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、以上の事情にかんがみ鋭意研究して完成した
ものである。
すなわち本発明は、母材、付活剤及び融剤を含む蓄光材
料において、母材として周期律表第■族化合物、融剤と
してアルカリ金属硫化物を用いることを特徴とする長期
発光性蓄光材料である。
太陽光を受けて、蓄光するためには、太陽光エネルギー
に相当する禁制帯バンドギャップ(Eg)を有すること
が必要であり、適当なバンドギャップを持つように母材
、及び付活剤を混合することが蓄光材料の性能アップの
ポイントとなる。さらに融剤として添加する物質の有無
及び融剤の融点等も重要である。
本発明の蓄光材料は、母材、付活剤及び融剤を含み、母
材として第■族化合物を、融剤としてアルカリ金属硫化
物を用いるものである。母材となる第■族化合物の金属
としては、ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ス
トロンチウム、バリウム、亜鉛、カドミウムなどがあり
、化合物としては酸化物、硫化物、及びタングステン酸
、硅酸、リン酸、アルミン酸、ハロリン酸等のオキシ塩
がある。付活剤としては、アルカリ金属、重金属、希土
類金属等がある。融剤としてはアルカリ金属の硫化物が
使用される。岸側として一般的に硫化カルシウムが好ま
しく、特に付活剤としてビスマス、鉛を使用した組み合
せが好ましく、実にCa5−Bi−Pbがよい。融剤と
しては一般的に硫化リチウムが好ましく、特に硫化カル
シウム−硫化リチウムが好ましく、実にCa5−Bi−
Pb−LizSがよい。直接硫化リチウムの形で加えて
も良いし、焼成中に化学反応にて硫化リチウムが生成し
てもよい。付活剤の添加量は各々0.00001〜1モ
ル%加えられるが、母材、融剤との組み合せにより異な
り、好ましくは、0.001〜0.1モル%である。
融剤の添加量は0.01〜50モル%好ましくは0.1
〜lOモル%である。原料の形状に特に制限はないがよ
り均一な混合状態とすることが好ましいので混合効率の
点でより細かな粉体が適している。
これらの粉体は水あるいはアルコール中に分散された状
態で機械的に混合された後、焼成処理される。焼成処理
は、高性能の蓄光材料の合成において重要であり、焼成
条件は、その母材と付活剤、融剤の組み合せにより最適
化されるものであるが、蓄光材料の性能に大きな影響が
ある。焼成温度と焼成時間は互いに関係するが、岸側に
硫化カルシウムを用いた系を例にとると温度として90
0″Cがら1500°C1時間として0.1時間から1
0時間が好ましい。この後、冷却することにより製品が
得られる。冷却の仕方は、徐冷及び急冷どちらでもよい
が、より好ましくは水中に投入するなどして急冷する。
これにより、焼成時に生じた結晶中の歪が保持される。
得られた物質は粉体であり、その用途により加工される
0例えば、微粉末に加工し、樹脂や塗料中に混合したり
各種シートにはさんで面状物とすることができる。
得られた物質に、最大吸光度の光を一定時間照射した後
、遮光し、発光強度の経時変化を測定したところ、単位
時間当りの減衰率は、市販の銅・アルミニウム付活硫化
亜鉛あるいは公知のビスマス付活硫化カルシウムに比べ
て1/2及び1/3であり、1時間後の発光強度は初期
発光強度の1/10以上であった。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を示すが、本発明はこれらの例によ
ってなんら限定されるものではない。
なお、発光減衰定数Kpは発光経時変化を測定すること
により求めた。
発光経時変化測定は、日立製作所■製F −4000型
分光ケイ光光度計を用いて行った。粉体サンプルを試料
ホルダーにセットした後、吸収ピーク波長(EX)と燐
光ピーク波長(E4)を求めた。次に求めた吸収ピーク
波長の光を4分間照射した後、遮光して燐光ピーク波長
での発光強度の経時変化を2秒間間隔で測定していき、
発光強度減衰曲線を得た。減衰曲線は次式で近似され、
これより発光減衰定数Kpを求めた。
ここで、に発光強度、JO;初期発光強度である。
実施例1 蓄光材の合成は一般的に、原料粉末の混合、焼成、冷却
そして洗浄・回収の各工程にて行われる。
酸化カルシウム(関東化学■製  特級) 5.589
gと硫化リチウム(三律和化学薬品■製  純度4n 
) 0.321gを乳鉢に入れた。0.4g/100a
+I エタノールに調整した硝酸ビスマス・5水塩(和
光純薬■製  特級)エタノール水溶液61I11及び
硝酸鉛水溶液(和光純薬■製  原子吸光用1100p
p:a度)4、1mlを加えよく混合した。このものを
乳鉢ごと電気乾燥器に移し、80°Cで15分間乾燥し
た。次に、澱粉(片山化学■製  特級) 0.646
gと硫黄(国産化学■製  特級) 2.847gを秤
量し、乳鉢に加えよく混合した。混合した粉末を25+
w l蓋付の白金るつぼに移し、そのままマツフル炉に
入れ、1000度に昇温し、昇温後30分間温度保持し
焼成した。
焼成後、水を張った金属容器に白金るつぼごと入れ急冷
した。ガラス製フィルターを用いて濾別し、得られた固
体をフィルター上で3j2の水を用いて洗浄した。その
後アセトン(和光純薬味製  特級)0.51を加え洗
浄し、スチーム乾燥器に入れ60°C20分間予備乾燥
後、減圧にし1晩乾燥した。これにより5.9gの粉体
が得られた。
この粉体は、吸光ピーク波長310閣、発光ピーク波長
440mm、発光減衰定数0.5 X 10− ”++
in−’であった。
実施例2 酸化カルシウム(関東化学株製  特級)5.589g
と炭酸リチウム(渋川理化学■製  純度4n)0.5
15gを乳鉢に入れた。0.4g/ 100m lエタ
ノールに調整した硝酸ビスマス・5水塩(和光純薬■製
特級)エタノール水溶液0,6mf及び硝酸鉛水溶液(
和光純薬■製  原子吸光用11000pp+濃度)l
sj!を加えよく混合した。このものを乳鉢ごと電気乾
燥器に移し、80°Cで15分間乾燥した。次に澱粉(
片山化学■製  特級) 0.646gと硫黄(国産化
学■製  特級> 2.847gを秤量し、乳鉢に加え
よく混合した。混合した粉末を25m lフタ付の白金
るつぼに移し、そのままマツフル炉に入れ、1000°
Cに昇温し、昇温後30分間温度保持し焼成した。焼成
後、水を張った金属容器に白金るつぼごと入れ急冷した
。ガラス製フィルターを用いて濾別し、得られた固体を
フィルター上で31の水を用いて洗浄した。その後、ア
セトン(和光純薬■製  特級)0.51を加え洗浄し
、スチーム乾燥器に入れて、60°C20分間予備乾燥
後、減圧にし1晩乾燥した。これにより粉体6.1gが
得られた。
この粉体は、吸光ピーク波長312mm、発光ピーク波
長443mm、発光減衰定数0.6X10−”5in−
’であ・った。
比較のために、市販されているZn5−Cu−A 1発
光体く日並化学■製 LC−GIA)を比較例1とし、
公知であるCa5−Bi発光体を、実施例1と同様に作
成して比較例2とし、これらの発光経時変化測定を行い
、発光減衰定数を求めた。
実施例1.2の測定結果を比較例の結果と共に第1表に
示した。
〔発明の効果〕
本発明の材料は、これまでにながつった長期発光性の蓄
光材料であり、従来品に比べ2がら3倍の発光寿命をも
つものである。従来、不充分であった標式、釣具、塗料
などへの用途の他に新たな応用も開かれていくと考えら
れる。
特許出願人  旭化成工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.母材、付活剤及び融剤を含む蓄光材料において、母
    材として周期律表第II族化合物融剤としてアルカリ金属
    硫化物を用いることを特徴とする長期発光性蓄光材料。
JP30623490A 1990-11-14 1990-11-14 蓄光材料 Pending JPH04180990A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30623490A JPH04180990A (ja) 1990-11-14 1990-11-14 蓄光材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30623490A JPH04180990A (ja) 1990-11-14 1990-11-14 蓄光材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04180990A true JPH04180990A (ja) 1992-06-29

Family

ID=17954609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30623490A Pending JPH04180990A (ja) 1990-11-14 1990-11-14 蓄光材料

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JP (1) JPH04180990A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0743477A (ja) * 1993-07-27 1995-02-14 Seiko Corp 時計用夜光文字板構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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