JPH04180837A - 固体酸触媒 - Google Patents

固体酸触媒

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JPH04180837A
JPH04180837A JP2310015A JP31001590A JPH04180837A JP H04180837 A JPH04180837 A JP H04180837A JP 2310015 A JP2310015 A JP 2310015A JP 31001590 A JP31001590 A JP 31001590A JP H04180837 A JPH04180837 A JP H04180837A
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JP
Japan
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solid acid
acid catalyst
catalyst
water
organosilicon compound
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Pending
Application number
JP2310015A
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English (en)
Inventor
Koichi Fukushima
浩一 福島
Jiro Kano
加納 次郎
Yuzo Jonouchi
城之内 裕三
Toshiyasu Abe
登志靖 阿部
Mutsuhiro Ito
睦弘 伊藤
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Fuji-Davison Chemical Ltd
Original Assignee
Fuji-Davison Chemical Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 艮■Ω貝豹 [産業上の利用分野] 本発明は例えばシリカアルミナ、シリカチタニア等の固
体酸触媒に関し、詳細には表面に疎水化処理を施し、液
体としての水の存在下でも触媒として利用可能な固体酸
触媒に関する。
[従来の技術] 従来、例えばエチレンの水和反応等の有機化合物の反応
に用いられる固体酸触媒として、固体リン酸触媒、シリ
カアルミナ又はシリカチタニア等が用いられている。こ
れらの固体酸触媒は、その表面1:、H・を提供するブ
レンステッド酸点及び/又は電子対を提供するルイス酸
点を有し、これらの酸点に反応物質の分子を吸着して活
性化することによって、反応を促進する役割を果してい
L[発明が解決しようとする課題] しかし、反応系中に液体としての水分子が存在した場合
、上記の固体酸触媒の酸点に水分子が吸着する。これに
よって、固体酸触媒の酸強度が低下し、触媒としての機
能が低下する。このため、従来上記の固体酸触媒]衣例
えば気相反応等、液体としての水が存在しない反応系で
しか利用できなかった 本発明は上記課題を解決し、表面に疎水化処理を施した
ことによって、液体としての木の存在下でも触媒として
利用可能な固体酸触媒を提供することを目的とする3゜ K服少講威 [課題を解決するための手段及び作用]本発明の固体酸
触媒(飄 その表面に有機ケイ素化合物を用いて疎水化
処理を施したことを要旨とする。
本発明で対象となる固体酸触媒(飄例え(f−固体リン
酸触曳A + 203 8 + 02.  T + 0
2 8+ 02.  T i 02  Z n○、Si
O2−Zn○、TiO2Z r 02.  T +02
−Al2O,又はMo−3i02等である。
また、疎水化処理に(よ従来疎水化始理剤として使用さ
れていた、有機ケイ素化合物を使用することができる(
特公昭63−2886号参照)。
上記有機ケイ素化合物として好ましいものは、以下の一
般式で表される化合物である。
(RaS + ) −Z R:同−又は相異なった]価の、場合によっては置換さ
れた、及び/又は重合した炭化水素残基。
a:]又は2゜ Z:ハロゲン、水素又は式−〇H,−OR。
−NRX、−0NR2,−3R,−〇OCR,−○−,
−N (X)−又は−S−で表される基。
ただし。
R:上記Rと同じ。
X二水素又は上記Rと同じ。
である。
このような有機ケイ素化合物の例は、ヘキサメチルジシ
ラザン、 トリメチルシラン、 トリメチルクロルシラ
ン、トリメチルエトキシシラン、トリオルガノシリルメ
ルカプタン、トリメチルシリルメルカプタン、 トリオ
ルガノシリルアクリレート、ビニルジメチルアセトキシ
シラン、トリオルガノシリルアミン、 トリメチルシリ
ルイソプロアミストリメチルシリルエチルアミン、ジメ
チルフエニ゛ルシリルプロピルアミン、ビニルジメチル
シリルブチルアミン、 トリオルガノシリルアミノオキ
シ化合物、ジエチルアミノオキシトリメチルシラン、ジ
エチルアミノオキシジメチルフェニルシラン、ヘキサメ
チルジシラザン、1・3−ジビニルテトラメチルジシロ
キサン、1・3−ジフェニルテトラメチルジシロキサン
又は1・3−ジフェニルへキザメチルジラザン等である
疎水化処理(上 上記個体酸触媒と上記有機ケイ素化合
物とを例えばジクロロメタン等の溶媒中で混合し、室温
から溶媒の沸点温度の間の温度のもとて、30分〜24
時間攪拌した後、ろ別・洗浄後、有機ケイ素化合物の分
解しない程度の温度、例えば70°Cにて、6〜48時
間乾燥させて行なう。疎水化処理(よ有機ケイ素化合物
の上記−般式中7で表された基が、個体酸触媒の表面の
水酸基と、縮合を起こすことによってなされると考えら
れる。
上記疎水化処理を個体酸触媒に施したことによって、個
体酸触媒が、水分子の存在下でも触媒として利用可能と
なるの(よ以下の理由によるものであると考えられる。
即ち、個体酸触媒の表面に付着した有機ケイ素化合物中
の炭化水素残基(よ疎水性であるため、水分子の触媒表
面への接近を妨げる。従って、水分子の吸着による、固
体酸触媒の酸強度の低下が阻止できる。一方、反応物質
である有機化合物(上上記炭化水素残基によって、触媒
表面への接近を妨げられることはない。これによって、
液体としての水分子の存在下でも触媒として利用可能な
固体酸触媒を提供することができる。
[実施例] 以下、本発明の好適な実施例について説明する。
(第1実施例) 以下に本発明にかかる個体酸触媒の実施例および比較例
の製造方法を示す。
犬施例 シリカチタニア(比表面積469 m2/ g、細孔容
積0.348m1/g、  チタニア含有量12゜2重
量%)150g、  ジクロロメタン450g及びトリ
メチルクロルシラン82gを混合し、温度40’Cで4
時間半攪拌した。その後、ろ別したシリカチタニアをジ
クロルメタン900m1及びメタノール900 m l
で順次洗浄した その後、温度70’Cで20時間乾燥
し、疎水化処理済みの個体酸触媒を得九 比較例 上記実施例で用いた、シリカチタニア(比表面積469
 m2/ g、 細孔容積0.348m1/g。
チタニア含有量12.2重量%)をそのまま用い比較試
験 上記の実施例及び比較例の個体酸触媒について、ハメッ
ト指示薬を用いて酸強度を測定し九 ノ\メット指示薬
を用いた酸強度の測定について1よ周知の方法を用いた
(触媒学会縁触媒講座3、第220頁〜第221頁参照
)。以下にその方法を示す。即ち、脱水ベンゼン20 
m lにハメット指示薬2〜3滴を加えた中に、上記実
施例及び比較例の個体酸触媒1gを加えたそれぞれの場
合について、数分後の着色状態を観察した。更に、着色
状態の観察後、蒸留水を約0.5ml加え、攪拌後、着
色状態の変化を観察したハメット指示薬として(よ ジ
シンナミリデンアセトン(以下指示薬1と呼ぶ)及びベ
ンジリデンアセトフェノン(以下指示薬2と呼ぶ)のそ
れぞれを用いて測定した。
表1にそれぞれの指示薬の特性を示す。
表1 表1において、中性色と(表指示薬が中性の塩基分子B
の状態でいる場合に示す色である。また、酸性色と(よ
指示薬が共役酸BH”の状態でいる場合に示す色である
。また、pKeH″と(上共役酸BH゛の解離定数であ
る。従って、個体酸触媒の酸強度の測定において、指示
薬が酸性色を示す場合、個体酸触媒の酸強度を示すHe
関数(よ その指示薬のpKI]H゛以下であるといえ
る。H8が小さいほど酸強度は強い。
表2に指示薬1を用いた測定結果を示し、また、表3に
指示薬2を用いた測定結果を示す。
表2 指示薬]を用いた測定結果 表3 指示薬2を用いた測定結果 表2に示すよう1:、本実施例の個体酸触媒を使用した
場合、指示薬1は水添加前と水添加後の双方において、
酸性色を示している。従って、本実施例の個体酸触媒の
H8は水添加前と水添加後の双方において、−3,0以
下である。一方、比較例の個体酸触媒を使用した場合、
指示薬1は、水添加前は酸性色を示していたが、水添加
後は中性色を示している。従って、比較例の個体酸触媒
のH9は水添加前は−3,0以下だが、水添加後は−3
゜0より大である。
また、表3に示すように、本実施例の個体酸触媒を使用
した場合、指示薬2は水添加前と水添加後の双方におい
て、酸性色を示している。従って、本実施例の個体酸触
媒のHBは水添加前と水添加後の双方において、−5,
6以下である。一方、比較例の個体酸触媒を使用した場
合、指示薬2(上水添加前は酸性色を示していたが、水
添加後は中性色を示している。従って、比較例の個体酸
触媒のHlIは水添加前は−5,6以下だが、水添加後
は−5,6より大である。
これらの測定結果から、比較例の場合、水添加後、酸強
度が著しく弱くなったが、本実施例の場合、水の存在が
酸強度に及ぼす影響が小さいことが解る。
以上述べたように、本実施例によれ1戯液体としての水
の存在下でも、触媒として利用可能な個体酸触媒を提供
することができる。
また本実施例の個体酸触媒を使用することによって、従
来気相でしか行えなかった反応を、高密度の液相で行え
るようになる。そのため、反応温度の一定化が容易にな
り、処理量が増加するなどのメリットがある。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこう
した実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得
ることは勿論である。
及更p効是 本発明の個体酸触媒(上表面に疎水化処理を施している
ため、液体としての水の存在下でも触媒として利用可能
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 固体酸触媒において、その表面に有機ケイ素化合物
    を用いて疎水化処理を施したことを特徴とする固体酸触
    媒。
JP2310015A 1990-11-15 1990-11-15 固体酸触媒 Pending JPH04180837A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996031274A3 (en) * 1995-03-29 1997-01-09 Quantum Chem Corp Supported vanadium halide-magnesium hydrocarbyl-group iiia catalyst composition
JP2013123697A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Jgc Catalysts & Chemicals Ltd 多孔質シラザン被覆粒子、担持触媒およびこれらの製造方法
CN106040297A (zh) * 2016-05-27 2016-10-26 河南工业大学 一种疏水性固体有机酸催化剂制备方法

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