JPH0417729A - ターボチャージャの軸受装置 - Google Patents
ターボチャージャの軸受装置Info
- Publication number
- JPH0417729A JPH0417729A JP11522390A JP11522390A JPH0417729A JP H0417729 A JPH0417729 A JP H0417729A JP 11522390 A JP11522390 A JP 11522390A JP 11522390 A JP11522390 A JP 11522390A JP H0417729 A JPH0417729 A JP H0417729A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing housing
- bearing
- casing
- housing
- turbocharger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 15
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 12
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 11
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 5
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 5
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 5
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005269 aluminizing Methods 0.000 description 2
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Supercharger (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、ターボチャージャの軸受装置に関する。
〈従来の技術〉
従来より、内燃機関のターボチャージャの軸受装置とし
ては、以下に示すようなものがある(特開昭63−15
2716号公報参照)。
ては、以下に示すようなものがある(特開昭63−15
2716号公報参照)。
即ち、第3図に示すように、タービンロータ1とコンプ
レッサインペラ2とを同軸上で連結する回転軸3は、そ
の外周に設けられたアンギュラ型転がり軸受4,5を介
して、ほぼ円筒状のベアリングハウジング6にて支持さ
れている。
レッサインペラ2とを同軸上で連結する回転軸3は、そ
の外周に設けられたアンギュラ型転がり軸受4,5を介
して、ほぼ円筒状のベアリングハウジング6にて支持さ
れている。
ベアリングハウジング6は、ほぼ円筒状のケーシング7
内に形成される円筒部9内に嵌入されて、コンプレッサ
インペラ2例のフランジ10にてケーシング7にポル)
11により固定されている。
内に形成される円筒部9内に嵌入されて、コンプレッサ
インペラ2例のフランジ10にてケーシング7にポル)
11により固定されている。
尚、ケーシング7内空間のコンプレッサインペラ2側は
、コンプレッサインペラ2の背面側に配置されたバック
プレート8により封止されている。
、コンプレッサインペラ2の背面側に配置されたバック
プレート8により封止されている。
転がり軸受4.5は、それぞれ内輪4a、5a、外輪4
b、5b及びボール4c、5cからなり、内輪4a、5
aのそれぞれ内輪軌道4d、5dが図中左右対称に対向
して配置される。
b、5b及びボール4c、5cからなり、内輪4a、5
aのそれぞれ内輪軌道4d、5dが図中左右対称に対向
して配置される。
各転がり軸受4.5の外周に位置するベアリングハウジ
ング6の中間部内周には回転軸3に向かって突出するス
ラスト受は部12が一体に形成される。
ング6の中間部内周には回転軸3に向かって突出するス
ラスト受は部12が一体に形成される。
スラスト受は部12と各外輪4b、5bの間には圧縮ス
プリング13によってそれぞれ外輪4b、5b方向に付
勢されるアウタスペーサ14.15が介装され、スラス
ト受は部12に対する外輪4b、5bの回転軸方向相対
位置が規制される。
プリング13によってそれぞれ外輪4b、5b方向に付
勢されるアウタスペーサ14.15が介装され、スラス
ト受は部12に対する外輪4b、5bの回転軸方向相対
位置が規制される。
また、内輪4aはインナースペーサ16とスラストカラ
ー17との間に、内輪5aは回転軸3に形成した段付部
3aとインナースペーサ16との間に挟持されて回転軸
方向の位置決めが行われる。
ー17との間に、内輪5aは回転軸3に形成した段付部
3aとインナースペーサ16との間に挟持されて回転軸
方向の位置決めが行われる。
ベアリングハウジング6と各外輪4b、5b及びアウタ
スペーサ14.15との間には所定の間隙が形成され、
この間隙にオイル通路18から導かれる圧油(潤滑油)
が通孔19a、19b、環状溝20a。
スペーサ14.15との間には所定の間隙が形成され、
この間隙にオイル通路18から導かれる圧油(潤滑油)
が通孔19a、19b、環状溝20a。
20bをそれぞれ介して供給される。
かかる構成において、低速域では、転がり軸受4.5が
転勤するのに対して、高速域では、間隙に回転軸3を十
分支持できる厚さの油膜層が形成され、外輪4b、5b
及びアウタスペーサ14.15は回転軸3と一体となっ
て高速回転する。
転勤するのに対して、高速域では、間隙に回転軸3を十
分支持できる厚さの油膜層が形成され、外輪4b、5b
及びアウタスペーサ14.15は回転軸3と一体となっ
て高速回転する。
〈発明が解決しようとする課題〉
ところで、このような従来の軸受装置にあっては、ベア
リングハウジング6の外周面のほぼ全面に、ケーシング
7の円筒部9の内周面が接触して、ベアリングハウジン
グ6の半径方向の支持を行い、ケーシング7にフランジ
10を固定して軸方向の支持を行っている構造のため、
回転軸3の振れ回りによる加振力がベアリングハウジン
グ6を介してケーシング7本体に直接伝わり、二〇ケー
シング7を介して、これに組付けられているタービンハ
ウジング22を強く加振する。
リングハウジング6の外周面のほぼ全面に、ケーシング
7の円筒部9の内周面が接触して、ベアリングハウジン
グ6の半径方向の支持を行い、ケーシング7にフランジ
10を固定して軸方向の支持を行っている構造のため、
回転軸3の振れ回りによる加振力がベアリングハウジン
グ6を介してケーシング7本体に直接伝わり、二〇ケー
シング7を介して、これに組付けられているタービンハ
ウジング22を強く加振する。
タービンハウジング22への加振力が大きいと、エンジ
ン外部へ伝わるターボチャージャの騒音が大きくなって
しまうという問題点があった。
ン外部へ伝わるターボチャージャの騒音が大きくなって
しまうという問題点があった。
また、特開昭63−239315号公報に示されるよう
に、ベアリングハウジングを、ケーシングと一体に形成
して、コンプレッサインペラ側に片持ち状態に支持した
ものがあるが、このものでは、ケーシングは高温に曝さ
れるので、材料の選択にあたっては、耐熱強度が優先さ
れ、それに加えて、ベアリングハウジングとして最適な
振動特性も有するような材料を選択する必要があるが、
このような材料を選択するのは困難であり、更に、ケー
シングにベアリングハウジングを片持ち状態で支持させ
た構成では、タービンハウジングがケーシングに組付け
られているので、振動がタービンハウジングに伝わり易
く、尚、加振力の減衰が不充分であるという問題点があ
った。
に、ベアリングハウジングを、ケーシングと一体に形成
して、コンプレッサインペラ側に片持ち状態に支持した
ものがあるが、このものでは、ケーシングは高温に曝さ
れるので、材料の選択にあたっては、耐熱強度が優先さ
れ、それに加えて、ベアリングハウジングとして最適な
振動特性も有するような材料を選択する必要があるが、
このような材料を選択するのは困難であり、更に、ケー
シングにベアリングハウジングを片持ち状態で支持させ
た構成では、タービンハウジングがケーシングに組付け
られているので、振動がタービンハウジングに伝わり易
く、尚、加振力の減衰が不充分であるという問題点があ
った。
本発明は、上記の問題点に鑑み、回転軸等に起因する騒
音を少なくし得るターボチャージャの軸受装置を提供す
ることを目的とする。
音を少なくし得るターボチャージャの軸受装置を提供す
ることを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉
このため本発明は、ほぼ円筒状のケーシング内に設けら
れるほぼ円筒状のベアリングハウジングにより、タービ
ンロータの回転をコンプレッサインペラに伝達する回転
軸を軸受を介して回転自在に支持するようにしたターボ
チャージャの軸受装置において、前記ベアリングハウジ
ングを、前記コンプレッサインペラの背面側に配置され
前記ケーシング内空間の一端を封止するパックプレート
に片持ち状態で支持させる構成とする。
れるほぼ円筒状のベアリングハウジングにより、タービ
ンロータの回転をコンプレッサインペラに伝達する回転
軸を軸受を介して回転自在に支持するようにしたターボ
チャージャの軸受装置において、前記ベアリングハウジ
ングを、前記コンプレッサインペラの背面側に配置され
前記ケーシング内空間の一端を封止するパックプレート
に片持ち状態で支持させる構成とする。
尚、片持ち状態で支持させる形態としては、ハックプレ
ートにベアリングハウジングを固着させても、又は一体
に形成させても、いずれでもよい。
ートにベアリングハウジングを固着させても、又は一体
に形成させても、いずれでもよい。
ここで、前記ベアリングハウジングを低振動伝達性材料
により形成すると共に、前記ベアリングハウジングの前
記軸受と接する面を表面硬化させるとよい。
により形成すると共に、前記ベアリングハウジングの前
記軸受と接する面を表面硬化させるとよい。
〈作用〉
上記の構成によると、回転軸を支持するベアリングハウ
ジングは、コンプレッサインペラのバックプレートに固
着或いは一体形成により片持ち状態で支持され、ベアリ
ングハウジングとケーシングとが直接接する必要のない
構成となっているため、ベアリングハウジングに伝わっ
た回転軸の振動は、先ず、バックプレートに伝わり、ケ
ーシング側及びタービンハウジング側には伝わりにくく
なる。
ジングは、コンプレッサインペラのバックプレートに固
着或いは一体形成により片持ち状態で支持され、ベアリ
ングハウジングとケーシングとが直接接する必要のない
構成となっているため、ベアリングハウジングに伝わっ
た回転軸の振動は、先ず、バックプレートに伝わり、ケ
ーシング側及びタービンハウジング側には伝わりにくく
なる。
特に、ベアリングハウジングをアルミニウム等の低振動
伝達性材料により形成すれば、より一層、ケーシング側
及びタービンハウジング側へ伝わる振動を少なくするこ
とができ、ベアリングハウジングの軸受に接する面を、
例えばアルミナイズ処理等により表面硬化させると、ベ
アリングハウジングを低振動伝達性材料により形成した
ことによる硬度の不足を補うことができる。
伝達性材料により形成すれば、より一層、ケーシング側
及びタービンハウジング側へ伝わる振動を少なくするこ
とができ、ベアリングハウジングの軸受に接する面を、
例えばアルミナイズ処理等により表面硬化させると、ベ
アリングハウジングを低振動伝達性材料により形成した
ことによる硬度の不足を補うことができる。
〈実施例〉
以下に本発明の実施例を第1図及び第2図に基づいて説
明する。尚、従来例と同一箇所には同一符号を付し、説
明を省略する。
明する。尚、従来例と同一箇所には同一符号を付し、説
明を省略する。
先ず、第1図を参照して、第1実施例を説明する。
これは、コンプレッサインペラ2のバックプレート8に
ベアリングハウジング6を固着により片持ち状態で支持
させたものである。
ベアリングハウジング6を固着により片持ち状態で支持
させたものである。
即ち、バックプレート8の背面に凹部Aを形成し、ベア
リングハウジング6のフランジ10の先端面に形成した
凸部Bを嵌合させ、更にボルト(図示せず)等により固
定している。
リングハウジング6のフランジ10の先端面に形成した
凸部Bを嵌合させ、更にボルト(図示せず)等により固
定している。
更に、ベアリングハウジング6のフランジlO内にオイ
ル通路23を形成し、これと連通させてベアリングハウ
ジング6内にもオイル通路24を形成しである。オイル
通路23及びオイル通路24にはエンジンから穴あきボ
ルト25を介して潤滑油が導入され、更に、通孔19a
、19b、環状溝20a、20bを通って、軸受4,5
周りに導入されるようにする。
ル通路23を形成し、これと連通させてベアリングハウ
ジング6内にもオイル通路24を形成しである。オイル
通路23及びオイル通路24にはエンジンから穴あきボ
ルト25を介して潤滑油が導入され、更に、通孔19a
、19b、環状溝20a、20bを通って、軸受4,5
周りに導入されるようにする。
21はシール用パツキンである。
尚、本実施例では、バックプレート8にベアリングハウ
ジング6を固着させる構成のため、スラストカラー17
を組込む際の必要性から、バックプレート8を内外2部
品とし、外側部品8bを組込んだ後に、スラストカラー
17を組込み、その後で内側部品8aを組付け、Cリン
グ26により外側部品8bに固定する。
ジング6を固着させる構成のため、スラストカラー17
を組込む際の必要性から、バックプレート8を内外2部
品とし、外側部品8bを組込んだ後に、スラストカラー
17を組込み、その後で内側部品8aを組付け、Cリン
グ26により外側部品8bに固定する。
ここにおいて、ベアリングハウジング6の材料は、従来
用いられていた鉄系材料より低振動伝達性の例えばアル
ミニウムとする。
用いられていた鉄系材料より低振動伝達性の例えばアル
ミニウムとする。
そして、軸受4,5側の面の硬度を確保するために、ベ
アリングハウジング6の軸受4,5と接する面を、例え
ば、アルミナイズ処理により表面硬化させる。
アリングハウジング6の軸受4,5と接する面を、例え
ば、アルミナイズ処理により表面硬化させる。
このような構成にすると、ベアリングハウジング6は、
フランジ10においてのみ他部品と接し、しかも低振動
伝達性材料(アルミニウム)により成形されているので
、ハックプレート8に伝わるベアリングハウジング6の
加振力が減少すると共に、タービンハウジング22まで
の加振力の伝達経路が回転軸3→ベアリングハウジング
6→フランジ10→バツクプレート8→ケーシング7→
タービンハウジング22と、長く複雑になるため、ター
ビンハウジング22へ伝わる振動は、著しく低減され、
騒音も低減される。
フランジ10においてのみ他部品と接し、しかも低振動
伝達性材料(アルミニウム)により成形されているので
、ハックプレート8に伝わるベアリングハウジング6の
加振力が減少すると共に、タービンハウジング22まで
の加振力の伝達経路が回転軸3→ベアリングハウジング
6→フランジ10→バツクプレート8→ケーシング7→
タービンハウジング22と、長く複雑になるため、ター
ビンハウジング22へ伝わる振動は、著しく低減され、
騒音も低減される。
また、ベアリングハウジング6は、それ自体が、低振動
伝達性材料により形成されているので同一構造であって
も、振動を伝えにくくなるし、また、特にアルミニウム
製であれば、重量も軽減できる。
伝達性材料により形成されているので同一構造であって
も、振動を伝えにくくなるし、また、特にアルミニウム
製であれば、重量も軽減できる。
また、ベアリングハウジング6の軸受4.5と接する面
を表面硬化させて、硬度を確保できるようにしている。
を表面硬化させて、硬度を確保できるようにしている。
更に、ケーシング7鋳造の際に、ベアリングハウジング
6を支持していた円筒部(第3図9)が不要となるため
、従来は必要であった中子が著しく単純化され、鋳造性
が大幅に向上し、コストが低減される。
6を支持していた円筒部(第3図9)が不要となるため
、従来は必要であった中子が著しく単純化され、鋳造性
が大幅に向上し、コストが低減される。
ケーシング7とベアリングハウジング6とが直接接しな
い構成のため、温度の高いケーシング7から回転軸3へ
直接熱が伝わらず、軸受4,5温度が低下し、軸受寿命
が延びる。
い構成のため、温度の高いケーシング7から回転軸3へ
直接熱が伝わらず、軸受4,5温度が低下し、軸受寿命
が延びる。
また、軸受温度が低下するため、軸受材料を安価なもの
に変えることができ、大幅に軸受単価を下げることがで
きる。
に変えることができ、大幅に軸受単価を下げることがで
きる。
また、ベアリングハウジング6の温度も下がるため、ベ
アリングハウジング6の材料を前述のように、アルミニ
ウムにすることができる。
アリングハウジング6の材料を前述のように、アルミニ
ウムにすることができる。
次に、第2図を参照して、第2実施例を説明する。
これは、ベアリングハウジング6をバックプレート8と
一体に形成して、片持ち状態で支持させたものである。
一体に形成して、片持ち状態で支持させたものである。
そして、エンジンからの潤滑油は、ケーシング7に形成
されたオイル通路27から、オイル通路28及びバック
プレート8に形成されたオイル通路29を介してベアリ
ングハウジング6に形成されたオイル通路30を通って
、通孔19a、19b、環状溝20a、20bに至り、
軸受4,5周りに導入されるようにする。
されたオイル通路27から、オイル通路28及びバック
プレート8に形成されたオイル通路29を介してベアリ
ングハウジング6に形成されたオイル通路30を通って
、通孔19a、19b、環状溝20a、20bに至り、
軸受4,5周りに導入されるようにする。
これによっても、同様の作用効果を得ることができる。
また、上記2つの実施例は、転がり軸受での例を示した
が、フローティングメタルを用いたすべり軸受を用いた
軸系へも同様な効果がある。
が、フローティングメタルを用いたすべり軸受を用いた
軸系へも同様な効果がある。
〈発明の効果〉
以上説明したように本発明によれば、ベアリングハウジ
ングを、タービンハウジングから離れたコンプレッサイ
ンペラのバックプレートに片持ち状態に支持させるよう
にしたので、ケーシングとベアリングハウジングとが直
接接する必要がなく、且つ、タービンハウジングまでの
振動伝達経路が長くなり、タービンハウジングへの振動
伝達が一層減衰される。
ングを、タービンハウジングから離れたコンプレッサイ
ンペラのバックプレートに片持ち状態に支持させるよう
にしたので、ケーシングとベアリングハウジングとが直
接接する必要がなく、且つ、タービンハウジングまでの
振動伝達経路が長くなり、タービンハウジングへの振動
伝達が一層減衰される。
もって、回転軸の振れ回りに起因する騒音を低減するこ
とができる。
とができる。
また、ベアリングハウジングを低振動伝達性材料により
形成すれば、更に一層、振動の伝達を少なくすることが
できると共に、ベアリングハウジングの軸受と接する面
を表面硬化させることにより、硬度を確保できる。
形成すれば、更に一層、振動の伝達を少なくすることが
できると共に、ベアリングハウジングの軸受と接する面
を表面硬化させることにより、硬度を確保できる。
更に、ケーシングの鋳造性が向上し、ベアリングハウジ
ングの形成材料の選択性が向上し、軸受寿命が延び、経
済性が向上する。
ングの形成材料の選択性が向上し、軸受寿命が延び、経
済性が向上する。
第1図は本発明の第1実施例を示すターボチャージャの
断面図、第2図は第2実施例を示すターボチャージャの
断面図、第3回は従来のターボチャージャの断面図であ
る。 1・・・タービンロータ ペラ 3・・・回転軸 アリングハウジング バックプレート ンハウジング 2・・・コンプレッサイン 4.5・・・軸受 6・・・ベ ア・・・ケーシング 8・・・
断面図、第2図は第2実施例を示すターボチャージャの
断面図、第3回は従来のターボチャージャの断面図であ
る。 1・・・タービンロータ ペラ 3・・・回転軸 アリングハウジング バックプレート ンハウジング 2・・・コンプレッサイン 4.5・・・軸受 6・・・ベ ア・・・ケーシング 8・・・
Claims (2)
- (1)ほぼ円筒状のケーシング内に設けられるほぼ円筒
状のベアリングハウジングにより、タービンロータの回
転をコンプレッサインペラに伝達する回転軸を軸受を介
して回転自在に支持するようにしたターボチャージャの
軸受装置において、前記ベアリングハウジングを、前記
コンプレッサインペラの背面側に配置され前記ケーシン
グ内空間の一端を封止するバックプレートに片持ち状態
で支持させたことを特徴とするターボチャージャの軸受
装置。 - (2)前記ベアリングハウジングを低振動伝達性材料に
より形成すると共に、前記ベアリングハウジングの前記
軸受と接する面を表面硬化させたことを特徴とする請求
項1記載のターボチャージャの軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11522390A JPH0417729A (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | ターボチャージャの軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11522390A JPH0417729A (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | ターボチャージャの軸受装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0417729A true JPH0417729A (ja) | 1992-01-22 |
Family
ID=14657409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11522390A Pending JPH0417729A (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | ターボチャージャの軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0417729A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4704668B2 (ja) * | 2003-04-07 | 2011-06-15 | 株式会社エフピコ | 合成樹脂製容器の製造方法および合成樹脂製容器 |
US11920489B2 (en) | 2018-09-24 | 2024-03-05 | Turbo Systems Switzerland Ltd | Exhaust turbocharger having a bearing assembly module |
-
1990
- 1990-05-02 JP JP11522390A patent/JPH0417729A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4704668B2 (ja) * | 2003-04-07 | 2011-06-15 | 株式会社エフピコ | 合成樹脂製容器の製造方法および合成樹脂製容器 |
US11920489B2 (en) | 2018-09-24 | 2024-03-05 | Turbo Systems Switzerland Ltd | Exhaust turbocharger having a bearing assembly module |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7517154B2 (en) | Turbocharger shaft bearing system | |
US7371011B2 (en) | Turbocharger shaft bearing system | |
US6418722B1 (en) | Turbocharger bearing system | |
JPH0540273Y2 (ja) | ||
US8845271B2 (en) | Turbocharger bearing system | |
CA2239460C (en) | Circumferential seal with ceramic rotor | |
US20030123768A1 (en) | Bearing system for high-speed rotating machinery | |
US6220829B1 (en) | Turbocharger rotor with low-cost ball bearing | |
US5626347A (en) | Coning resistant face seal having a "U" shape | |
WO2005078298A1 (ja) | 過給機用転がり軸受 | |
JP4413553B2 (ja) | 排気タービン過給機 | |
JP4367628B2 (ja) | 電動機一体型ターボチャージャ | |
US20030072509A1 (en) | Bearing system for high-speed rotating machinery | |
JP4383708B2 (ja) | 低コストボールベアリングを有するターボチャージャのロータ | |
JP2010138753A (ja) | 過給機の軸受装置 | |
JP7224740B2 (ja) | メカニカルシール | |
JPH0417729A (ja) | ターボチャージャの軸受装置 | |
JPH048825A (ja) | ターボチャージャの軸受装置 | |
JPH0710037Y2 (ja) | 過給機の軸受装置 | |
JPH0447387Y2 (ja) | ||
JPH0245477Y2 (ja) | ||
JP4736817B2 (ja) | ターボチャージャ | |
JPH09317820A (ja) | 回転機械のダンパ装置 | |
JP2005163642A (ja) | ターボチャージャ | |
JP2002048135A (ja) | 軸受構造 |