JPH0417575Y2 - - Google Patents

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JPH0417575Y2
JPH0417575Y2 JP1987041988U JP4198887U JPH0417575Y2 JP H0417575 Y2 JPH0417575 Y2 JP H0417575Y2 JP 1987041988 U JP1987041988 U JP 1987041988U JP 4198887 U JP4198887 U JP 4198887U JP H0417575 Y2 JPH0417575 Y2 JP H0417575Y2
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air
nozzle
product
dried
draining
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は水切り装置、特にセラミツクパツケー
ジ等の配線基板のめつき処理において、前処理ま
たは後処理の一つである水洗後に使用される水切
り乾燥装置である。
(従来の技術) 従来、例えばめつき処理が施されたセラミツク
パツケージ等は仕上げ洗浄後に水切り乾燥をして
いる。かかる水切り乾燥は、まず被乾燥物に付着
する水分を、例えばアセトン、メタノール、イソ
プロピルアルコールその他の揮発性溶液と置換
し、その後熱風にて揮発性溶液を蒸発させてい
た。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、この揮発性溶液は周囲環境を汚
染するため、衛生上良くなく、さらに爆発事故な
どを起こす危険性もあるため安全上も良くないと
いう欠点がある。
そのため近年では熱風を送風したり或いは加熱
したりして、水分を除去する装置が提案されてい
る。
しかしながら、セラミツクパツケージ等の配線
基板は小型で複雑な形状であるため、熱風による
水切り乾燥も時間を要する欠点があつた。また水
切り乾燥が余り長くなると熱により製品の変質、
いたみを生じさせることもある。
本考案の目的は、周囲環境を汚染せず、短時間
で水切り乾燥が行なえる水切り乾燥装置を提供せ
んとするにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案のセラミツクパツケージの水切り乾燥装
置は、純水で洗浄された被乾燥物を収容する通気
性を有する収容箱と、該被乾燥物に向けて、下向
きにエアを強制的に吹き付けるエア供給ノズル
と、該ノズルの両外側に所定の間隔をあけて固定
されたステンレスメツシユ枠とを備えたことを特
徴とする。
(作用) 本考案によれば被乾燥物に対して下向きにエア
を強制的に吹き付けるノズルを備えているので、
被乾燥物に付着した水分がエアにより下方に飛散
される。乾燥工程における処理時間が短縮できる
とともに、乾燥温度を70℃まで下げることができ
る。またステンレスメツシユ枠47が第3図に図
示するように製品懸吊箱の長手方向両サイドに配
設されており、該ステンレスメツシユ枠47はエ
ア吹き付け時において飛散した水滴の製品への再
付着防止に効果があり、水切り効果を一層高めて
いる。
(実施例) 本考案の水切り装置を第1図乃至第3図に示す
実施例に基づいて説明する。
第1図AおよびBは、本考案の水切り装置の
夫々平面図および断面図である。水切り装置本体
1は、乾燥処理すべき製品を収納する製品懸吊箱
3を夫々示している。製品懸吊箱3は製品ハンガ
ー5を介して搬送装置(図示せず)に吊り下げら
れている。この製品懸吊箱3には、例えばめつき
処理後のセラミツクパツケージなどの製品が、遊
動若しくは揺動自在に吊設されている。
この通気性の製品懸吊箱3の例としては、第2
図に示すように、多数の孔が穿孔された側壁27
と、同じく多数の孔が穿孔され、セラミツクパツ
ケージ28を個々に収容するため格子状に配置さ
れた仕切り壁29と、セラミツクパツケージが抜
け出るのを防止する手段として、棒部材31を仕
切り壁29が形成する開口33に対角線状に配置
した底部35と、側壁27の一辺から突出し、製
品ハンガー5に掛止されるフツク部材37とを有
する箱体39と;多数の孔が穿孔された側壁41
と、棒部材31を箱体39の仕切り壁29に対応
させて格子状に設けるとともに格子状の棒部材3
1が形成する開口に対角線状に棒部材31を設け
た上部43を有する蓋部材45とから構成され、
複数のセラミツクパツケージ28を何段にもわた
つて収容するものがある。
ただし、箱体39および蓋部材45に設けた棒
部材31の配置は、対角線状に限定されるもので
はなく、セラミツクパツケージの抜け出しを防止
できれば十字形状、その他の形状とすることもで
きる。
この製品懸吊箱3が、搬送装置の作動により水
切り装置本体1の収納スペース7内に降下し、所
定の位置に保持される。
この収納スペース7内に保持される製品懸吊箱
3の両側に、エアを噴出するノズル管9,9′が
水平に夫々延在する。このノズル管9,9′の一
方の端部は閉塞され、他方の端部はエアーパイプ
11に夫々連結されている。またノズル管9,
9′の両端部には支持部材13,13′が結合され
ており、この支持部材13,13′は、水切り装
置本体1に固定されて直立するコラム14,1
4′を滑動するスライダー15,15′に夫々固定
される。
このスライダー15,15′はチエーン16,
16′により昇降用のエアーシリンダ17のアー
ム19に連結されている。スライダー15,1
5′に取り付けられたチエーン16,16′は、コ
ラム14,14′の頂部に配設されたチエーンホ
イール21,21′と、コラム23,23′の頂部
に配設されたチエーンホイール25,25′に案
内されてコラム23,23′を摺動するエアーシ
リンダ17のアーム19に夫々取り付けられてい
る。したがつて、エアーシリンダ17のアーム1
9の上下動によりスライダー15,15′即ちノ
ズル管9,9′はアーム19の移動方向とは逆方
向に移動する。ところで、前述したエアーパイプ
11はその途中に可撓性のスパイラルパイプが連
結されており、ノズル管9およびエアーパイプ1
1の上下動に対してスパイラルパイプが伸縮およ
び湾曲して、この上下動が良好に行われるべく作
用する。このエアーパイプ11は図示しないが外
部のエアー供給装置にエアーシリンダ17ととも
に結合され、このエアー供給装置から複数層のフ
イルタにより不純物が除去された清浄なエアーが
供給される。
清浄なエアーが供給されるノズル管9には、ノ
ズル(図示せず)が設けられている。このノズル
は、その水平方向に対し一定の角度下向きに、そ
の長さ方向に列をなして設けられて、水切りされ
る製品を収納する製品懸吊箱3に向けて圧縮空気
が噴出して中の製品の水切りが行なえるようにし
ている。上述の水平方向に対する下向きの角度
は、水切りが効率良く行なえる角度、即ち或る製
品の水分が良好に下方へ押しのけられる角度で適
宜選択すればよい。
第3図には、製品懸吊箱3の長手方向両側に水
平に配された上下動するノズル管9の両外側にス
テンレスメツシユ枠47,47が所定の間隔をあ
けて固定されている様子を示している。このステ
ンレスメツシユ枠47,47は、前述したように
ノズル管9のエア吹き付け時において飛散した水
滴を吸着し、製品への水滴の再付着を防止する効
果があり、水切り効果を一層高めている。
以下に本考案の水切り装置の作動を説明する。
水切り装置本体1の収納スペース7の所定位置
の搬送装置により保持される製品懸吊箱3に、そ
の両側に配置されるノズル管9が、ノズルからエ
ア圧約2〜4Kg/cm2でエアを噴出しながら、その
上限位置U(仮想線にて示されている)から下限
位置Lまで所定の降下速度で下降して水切りを行
う。この場合にエアーシリンダ17のアーム19
は仮想線で示される位置から実線で示される位置
まで上昇する。このときのノズル管9,9′の下
降速度は、例えば15〜25mm/secが好適である。
この下降速度の調節はシリンダ17のスピードコ
ントロールにより簡単に行うことができる。この
ノズル管9の下降中にノズル管9のノズル(図示
せず)からのエアが各製品に斜め上方からあた
り、製品に付着する水分を効果的に下方に落とし
ていく。ノズル管9の下降にともない、上部の製
品から水分が除去され、除去された水分が順次下
方に落とされる。エアが各製品に当たる場合に各
製品が遊動若しくは揺動し、そのため例えば複雑
な形状のセラミツクパツケージであつたとしても
各細部或いは窪みにエアが当たり、したがつて水
切り乾燥を良好に行うことができる。
本実施例ではノズルを上下動させているが、逆
に、ノズルを固定し、製品懸吊箱を上下動させて
もよい。また吹き付けエアは熱風であつてもよ
い。
(考案の効果) 以上説明したように本考案の水切り乾燥装置
は、複雑な形状のやや小型の製品を一度に多数個
水切り乾燥するのに好適であり、アルコール、ア
セトンその他の揮発性液体を使用する場合とほぼ
同じ時間で水切りすることができる。しかも水を
アルコール等で置換する工程を省略することがで
きるため、ランニングコストが安くなる。さらに
環境衛生面および安全性も良好となる。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは本考案のセラミツクパツケージ
水切り乾燥装置の夫々平面図および断面図、第2
図は製品懸吊箱の拡大斜視図、第3図はメツシユ
枠である。 1……水切り装置本体、3……製品懸吊箱、5
……製品ハンガー、7……収納スペース、9,
9′……ノズル管、11……エアーパイプ、13,
13′……支持部材、14,14′,23,23′
……コラム、15,15′……スライダー、16,
16′……チエーン、17……エアーシリンダ、
19……アーム、21,25……チエーンホイー
ル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 純水で洗浄された被乾燥物を収容する通気性を
    有する収容箱と、該被乾燥物に向けて、下向きに
    エアを強制的に吹き付けるエア供給ノズルと、該
    ノズルの両外側に所定の間隔をあけて固定された
    ステンレスメツシユ枠とを備えたことを特徴とす
    るセラミツクパツケージの水切り乾燥装置。
JP1987041988U 1987-03-24 1987-03-24 Expired JPH0417575Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987041988U JPH0417575Y2 (ja) 1987-03-24 1987-03-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987041988U JPH0417575Y2 (ja) 1987-03-24 1987-03-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6418154U JPS6418154U (ja) 1989-01-30
JPH0417575Y2 true JPH0417575Y2 (ja) 1992-04-20

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ID=31268414

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JP1987041988U Expired JPH0417575Y2 (ja) 1987-03-24 1987-03-24

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5950759A (ja) * 1982-09-14 1984-03-23 Moriji Yanagiya 磁力電動機

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59117681U (ja) * 1983-01-24 1984-08-08 神鋼電機株式会社 自動メツキ設備における水洗水除去装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5950759A (ja) * 1982-09-14 1984-03-23 Moriji Yanagiya 磁力電動機

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JPS6418154U (ja) 1989-01-30

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