JPH04175550A - 変速回転装置 - Google Patents

変速回転装置

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JPH04175550A
JPH04175550A JP30303490A JP30303490A JPH04175550A JP H04175550 A JPH04175550 A JP H04175550A JP 30303490 A JP30303490 A JP 30303490A JP 30303490 A JP30303490 A JP 30303490A JP H04175550 A JPH04175550 A JP H04175550A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、モータ等の駆動軸の回転に連動して周期的に
増速、減速を繰り返す変速した回転運動を実現させる変
速回転装置に関する。
「従来の技術」 従来、回転速度を変化させることができる装置としては
、パルスモータ、サーボモータ等を利用した装置が一般
的であった。これらの装置では、モータに制御回路から
作動信号を送り、それによって所望の回転速度を得るよ
うにしている。
また、機械要素において、運動を変速して行なわせるた
めに、カム機構などを用いることもよ(行なわれている
更に、ベルトコンベアなどの送り機構において送り速度
を変化させるため、各種のセンサで移動量を検知し、そ
の信号に基づいて駆動装置を制御することも行なわれて
いる。
[発明が解決しようとする課題] このように機械運動を変速させて行なわせる装置として
は、各種の機構が採用可能であるか、いずれも構造が複
雑化し、製造コストが高くなるという問題点があった。
すなわち、パルスモータ、サーボモータ等を利用した変
速回転機構では、これらのモータ自体が高価であること
と、これらのモータに作動信号を送るための制御回路が
必要となり、製造コストは極めて高いものとなる。
また、カム機構などを用いた変速運動機構で−は、カム
の設計、製作に高い精度を要求され、しかも目的とする
運動を実現させるため、カム周辺の連動機構を必要とす
るため、装置が大がかりなものとなり、製造コストは高
いものとなる。
更に、ベルトコンベアなどの送りをセンサで検知して制
御する機構は1例えば間欠送りなどは容易に実現できる
が、増速、減速を繰り返すような変速した送りを実現す
ることは困難である。
したがって、本発明の目的は、通常のモータ等の駆動軸
に接続するだけで、周期的に増速、減速を繰り返す変速
した回転運動を出力させることができる変速回転装置を
提供することにある。
[課題を解決するための手段」 上記目的を達成するため1本発明の変速回転装置は、 モータ(16)の駆動軸(17)から回転力を伝達され
るように直接又はワンウェイ・クラッチ(18)を介し
て接続された入力軸(14)と、 この入力軸(14)から回転力を伝達されるように前記
入力軸(14)に直接又はワンエイクラッチ(20)を
介して装着された第1ギヤ(21)と、前記入力軸(1
4)から回転力を伝達されるように前記入力軸(14)
にワンウェイクラッチ(25)を介して装着された第2
ギヤ(26)と、 前記入力軸(14)と平行に配置され、前記第2ギヤ(
26)に連動する第3ギヤ(35)が装着された出力軸
(15)と、 この出力軸(15)にワンウェイクラッチ(32)を介
して同軸的に接続され、前記第1ギヤ(2z)に連動す
る第4ギヤ(39)が装着された分割軸(33)と、前
記第1ギヤ(21)に、前記入力軸(14)の回転方向
において外側から内側へ回転力を伝達するワンウェイク
ラッチ(22)を介して装着された第1スリーブ(23
)と、 前記第2ギヤ(26)に、前記入力軸(14)の回転方
向において内側から外側に回転力を伝達するワンウェイ
クラッチ(27)を介して装着された第2スリーブ(2
8)と、 前記第1スリーブ(23)と前記第2スリーブ(28)
との間に装着された第1コイルバネ(29)と、前記第
3ギヤ(35)に、前記出力軸(15)の回転方向にお
いて外側から内側に回転力を伝達するワンウェイクラッ
チ(36)を介して装着された第3スリーブ(37)と
、 前記第4ギヤ(39)に、前記分割軸(33)の回転方
向において内側から外側に回転力を伝達するワンウェイ
クラッチ(40)を介して装着された第4スリーブ(4
1)と、 前記第3スリーブ(37)と前記第4スリーブ(41)
との間に装着された第2コイルバネ(42)とを備え、 前記第1ギヤ(21)は、前記第2ギヤ(26)よりギ
ヤ径が大きく、歯数が多くされており、前記第3ギヤ(
35)は、前記第4ギヤ(39)よりギヤ径が大きく、
歯数が多くされており、 前記駆動軸(17)の回転により連動する前記第3ギヤ
(35)と前記第4ギヤ(39)との回転差によって前
記第2コイルバネ(42)に巻き締め力が発生し、 このバネ歪が放出されたとき、前記第1ギヤ(21)と
前記第2ギヤ(26)との回転差が生じて前記第1コイ
ルバネ(29)に巻き締め力が発生し、このバネ歪が放
出されたとき前記第2コイルバネ(42)に再び巻き締
め力が発生するように構成されたことを特徴とする。
「作用」 本発明の装置では、駆動軸(17)が回転すると、ワン
ウェイクラッチf18 or 20)を介して、入力軸
(14)及び第1ギヤ(21)が回転し、ワンウェイク
ラッチ(25)を介して、第2ギヤ(26)も回転する
そして、第1ギヤ(21)に連動する第4ギヤ(39)
が分割軸(33)と共に回転し、第2ギヤ(26)に連
動する第3ギヤ(33)が出力軸(35)と共に回転す
る。
しかし、第1ギヤ(21)は、第2ギヤ(26)よりギ
ヤ径が大きく、歯数が多くされており、第3ギヤ(35
)は、第4ギヤ(39)よりギヤ径が大きく、歯数が多
くされているので、第4ギヤ(39)は、第3ギヤ(3
5)よりも速く回転し、第2コイルバネ(42)に巻き
締め力が作用する。
この巻き締め力が所定の値に達すると、第3ギヤ(35
)が速く回転してバネ歪が放出される。このとき、第3
ギヤ(35)と共に回転する出力軸(15)の回転が増
速される。
第3ギヤ(35)の回転が増速されると、これに連動す
る第2ギヤ(26)の回転が増速される。このため、第
2ギヤ(26)は、第1ギヤ(21)より速く回転し、
今度は第1コイルバネ(29)に巻き締め力が作用する
この巻き締め力が所定の値に達すると、第1ギヤ(21
)の回転が増速されてバネ歪が放出される。
このとき、ワンウェイクラッチ(18or 20)の作
用により、第1ギヤ(21)は駆動軸(17)に対して
空回りする。すなわち、駆動軸(17)の回転力が第1
ギヤ(21)に伝達されないこととなるので、いったん
増速された回転は、再び減速されることとなる。
そして、第1コイルバネ(29)の巻き締めによる歪エ
ネルギーが放出された後、第2コイルバネ(42)が再
び巻き締められて、上記と同様な過程を繰り返す。その
結果、出力軸15は、周期的に増速と減速を繰り返すこ
ととなる。
なお、これらの作用の詳細については、後述する実施例
において説明することとする。
「実施例」 第1図及び第2図には、本発明による変速回転装置の一
実施例が示されている。
一対の支持板11.−12が平行に対置され、それらの
4隅を4本の支柱13で連結されてフレームが構成され
ている。この支持板11.12には、入力軸14と出力
軸15とが平行に配置されている。。
一方の支持板11の外面には、シンクロナスモータ16
が固定されており、モータ16の駆動軸17は、入力軸
14の一端に連接されたカップリング14aに、ワンウ
ェイクラッチ18を介して挿入されている。ワンウェイ
クラッチ18は、駆動軸17が入力軸14に対して相対
的に矢印六方向に回転するとき、カップリング14aを
介して入力軸14に同方向の回転力を伝達する。したが
って、入力軸14が駆動軸17より速く矢印六方向に回
転するときには空回りする。入力軸14の他端は、軸受
19によって回転自在に支持されている。
入力軸14の支持板11寄りの部分には、ワンウェイク
ラッチ20を介して第1ギヤ21のスリーブ部が装着さ
れている。ワンウェイクラッチ20は、入力軸14が第
1ギヤ21に対して相対的に矢印六方向に回転するとき
、第1ギヤ21に回転力を伝達する。したがって、第1
ギヤ21が入力軸14より速く矢印六方向に回転すると
きには空回りする。
更に、第1ギヤ21のスリーブ外周には、ワンウェイク
ラッチ22を介して第1スリーブ23が装着されている
。ワンウェイクラッチ22は、第1スリーブ23が第1
ギヤ21に対して相対的に矢印A方向に回転するとき、
第1ギヤ21に同方向の回転力を伝達する。したがって
、第1ギヤ21が第1スリーブ23より速く矢印六方向
に回転するときには空回りする。
入力軸14の中間部には、筒状のスペーサ24が装着さ
れており、このスペーサ24を間にして入力軸14の支
持板12側には、ワンウェイクラッチ25を介して第2
ギヤ26のスリーブ部が装着されている。ワンウェイク
ラッチ25は、入力軸14が第2ギヤ26に対して相対
的に矢印六方向に回転するとき、第2ギヤ26に同方向
の回転力を伝達する6したがって、第2ギヤ26が入力
軸I4より速く矢印六方向に回転するときには空回りす
る。
第2ギヤ26のスリーブ部の外周には、ワンウェイクラ
ッチ27を介して第2スリーブ28が装着されている。
ワンウェイクラッチ27は、第2ギヤ26が第2スリー
ブ28に対して相対的に矢印六方向に回転するとき、第
2スリーブ28に回転力を伝達する。
第1スリーブ23、スペーサ24及び第2スリーブ28
の外周には、コイルバネ29が装着されている。第1コ
イルバネ29は、それらの両端部内周面が円筒状に切削
、研磨されて、第1スリーブ23、第2スリーブ28の
外周に密接されている。また、スペーサ24の外周面と
の間には、ねじり応力のない状態において所定の隙間が
設けられている。第1コイルバネ29は、第2スリーブ
28が第1スリーブ23に対して相対的に矢印六方向に
回転するとき、巻き締められてスペーサ24に密着する
ようになっている。
出力軸15は、支持板12に取付けられたベアリング付
きの軸受31に挿通され、回転自在に支持されている。
この出力軸15の後端には、スプリングクラッチ32を
介して分割軸33が同軸的に接続されている。スプリン
グクラッチ32は、出力軸15が分割軸33に対して相
対的に矢印B方向に回転するとき、出力軸15の回転を
分割軸33に伝達する。したがって、分割軸33が出力
軸15よりも速く矢印B方向に回転するときには空回り
するようになっている。分割軸33は、支持板11に取
付けられたベアリング付きの軸受34に挿通され、回転
自在に支持されている。
出力軸15の外周には、第3ギヤ35のスリーブ部が圧
入等によって固着されている。第3ギヤ35のスリーブ
部の外周には、ワンウェイクラッチ36を介して第3ス
リーブ37が装着されている。ワンウェイクラッチ36
は、第3スリーブ37が第3ギヤ35に対して相対的に
矢印B方向に回転するとき、第3ギヤ35に回転力を伝
達する。
出力軸15と分割軸33との連接部外層には、スペーサ
38が装着されている。第3ギヤ35との間にスペーサ
38を介在させて、分割軸33の外周には第4ギヤ39
が同じく圧入等によって固着されている。第4ギヤ39
のスリーブ部外周には、ワンウェイクラッチ40を介し
て第4スリーブ41が装着されている。ワンウェイクラ
ッチ40は、第4ギヤ39が第4スリーブ41に対して
相対的に矢印B方向に回転するとき、第4スリーブ41
に回転力を伝達する。
第3スリーブ37、スペーサ38及び第4スリーブ41
の外周には、第2コイルバネ42が装着されている。第
2コイルバネ42は、それらの両端部内周面が円筒状に
切削、研磨されて、第3スリーブ37、第4スリーブ4
1の外周に密接されている。また、スペーサ38の外周
面との間には、ねじり応力のない状態において所定の隙
間が設けられている。第2コイルバネ42は、第4スリ
ーブ41が第3スリーブ37に対して相対的に矢印B方
向に回転するとき、巻き締められてスペーサ38に密着
するようになっている。
そして、入力軸14に装着された第1ギヤ21は、同入
力軸14に装着された第2ギヤ26よりも大きな径とさ
れ、歯数が多くされている。また、入力軸14の第1ギ
ヤ21に1分割軸33に装着された第4ギヤ39が歯合
しており、入力軸14の第2ギヤ26に、出力軸15に
装着された第3ギヤ35が歯合している。したがって、
出力軸15の第3ギヤ35は、分割軸33の第4ギヤ3
9よりも大きな径とされ、歯数が多くされている。
次に、この変速回転装置の動作について説明する。
シンクロナスモータ16が作動して駆動軸17が矢印六
方向に回転すると、ワンウェイクラッチ18がこの回転
力をカップリング14aに伝達し、入力軸14が矢印六
方向に回転する。そして、ワンウェイクラッチ20を介
して第1ギヤ21が矢印A方向に回転し、この第1ギヤ
21に歯合している分割軸33の第4ギヤ39が矢印B
方向に回転する。この第4ギヤ39と共に分割軸33も
矢印B方向に回転する。
また、入力軸14が矢印六方向に回転すると。
ワンウェイクラッチ25を介して出力軸15の第2ギヤ
26が同方向に回転する。そして、この第2ギヤ26に
歯合している第3ギヤ35が矢印B方向に回転する。こ
の第3ギヤ35と共に出力軸15も矢印B方向に回転す
る。
ところで、入力軸14の第1ギヤ21は、第2ギヤ26
よりも径が大きく、歯数が多くされているので、第1ギ
ヤ21に歯合している分割軸33の第4ギヤ39は、第
2ギヤ26に歯合している出力軸35の第3ギヤ35よ
りも速く回転する。
この結果、分割軸33は出力軸15よりも速く回転し、
分割軸33と出力軸15との間に回転差が生じることと
なる。しかし、スプリングクラッチ32は° 分割軸3
3が出力軸15よりも速く矢印B方向に回転するときに
は回転力を伝達しないので、このスプリングクラッチ3
2の滑りによって上記回転差が吸収され、回転が続行さ
れることとなる。
分割軸33の第4ギヤ39が矢印B方向に回転すると、
ワンウェイクラッチ40を介して第4スリーブ41が同
方向に回転する。一方、出力軸15の第3ギヤ35の外
周にワンウェイクラッチ36を介して配置された第3ス
リーブ37は、矢印B方向に回転するときワンウェイク
ラッチ36によって第3ギヤ35と噛み合うので、第3
ギヤ35より速く回転することはできない。このため、
分割軸33の第4ギヤ39と共に回転する第4スリーブ
41は、出力軸15の第3ギヤ35より速(回転できな
い第3スリーブ37よりも速(回転することとなり、第
2コイルバネ42に巻き締め作用が働く。
こうしてか巻き締められると、第2コイルバネ42はス
ペーサ38の外周に密着し、歪エネルギーが蓄積される
。そして、ある一定以上の歪エネルギーが蓄積されると
、第3スリーブ37、ワンウェイクラッチ36を介して
第3ギヤ35がより速い速度で矢印B方向に回転し、上
記の歪エネルギーが放出される。この結果、第3ギヤ3
5と一体に回転する出力軸15の矢印B方向への回転が
増速される。しかし、第2コイルバネ42の歪エネルギ
ーが放出された後、出力軸15の回転は再び減速される
第3ギヤ35の回転が速くなると、これと歯合する入力
軸14の第2ギヤ26の回転も速くなる。第2ギヤ26
が入力軸14よりも速く矢印六方向に回転するとき、ワ
ンウェイクラッチ25は空回りし、その回転力を入力軸
14に伝達しない、しかし、第2ギヤ26は、ワンウェ
イクラッチ27を介して第2スリーブ28に回転力を伝
達し、第2スリーブ28はより速く回転することとなる
。これに対して第1スリーブ23は、ワンウェイクラッ
チ22を介して第1ギヤ21に噛み合っているので、第
1ギヤ21より速く回転することができない。このため
、第2スリーブ28は、第1スリーブ23よりも速く回
転することとなり、第1コイルバネ29に巻き締め作用
が働く。
こうして第1コイルバネ29が巻き締められると、スペ
ーサ24の外周に密着し、歪エネルギーが蓄積される。
そして、ある−窓以上の歪エネルギーが蓄積されると、
第1スリーブ23.ワンウェイクラッチ22を介して第
1ギヤ21がより速い速度で矢印六方向に回転し、上記
第1コイルバネ29の歪エネルギーが放出される。この
とき、ワンウェイクラッチ20は、入力軸14に対して
第1ギヤ21を空回りさせる。このため、入力軸14か
らの回転力が第1ギヤ21に一時的に伝達されなくなる
が、上記第1コイルバネ29の歪エネルギーが放出され
た後、第1ギヤ21の回転が減速されて入力軸14の回
転速度まで低下するので、入力軸14から第1ギヤ21
への回転力の伝達が再び開始される。
そして、第1ギヤ21は、分割軸33の第4ギヤ39を
図中矢印B方向に回転させるので、前記と同様にして第
2コイルバネ42が再び巻き締められる。このように、
第2コイルバネ42の巻き締めとその歪エネルギーの放
出→第1コイルバネ29の巻き締めとその歪エネルギー
の放出が交互に繰り返され、それによって出力軸15は
回転の増速と減速とを周期的に繰り返す、したがって、
一定速度で回転するモータ16の駆動軸17から、一定
周期で増速と減速を繰り返す変動した回転運動を得るこ
とができる。出力軸15の回転速度をロータリーエンコ
ーダで測定した実験によれば、上記の増速と減速は、極
めて一定した周期で、しかも一定した速度差でなされる
ことがわかった。
なお、上記実施例において、モータ16の駆動軸17と
出力軸14とは、ワンウェイクラッチ18を介さずに直
接接続されていてもよい。あるいは、第1ギヤ21と入
力軸14とをワンウェイクラッチ20を介さずに直接接
続し、モータ16の駆動軸17と出力軸14とをワンウ
ェイクラッチ18を介して接続した構造であってもよい
また、上記実施例では、入力軸14の第1ギヤ21と分
割軸34の第4ギヤ39とが直接歯合しており、入力軸
14の第2ギヤ26と出力軸35の第3ギヤ35とが直
接歯合しているが、これらのギヤが中間にアイドルギヤ
等を介して連動するように構成してもよ(、あるいはこ
れらのギヤがタイミングベルト等を介して連動するよう
に構成してもよい、更に、これらのギヤの代りにスプロ
ケットを用い、チェーンで運動するように構成すること
も可能である。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、一定速度で回転
するモータの駆動軸から、一定周期で増速と減速を繰り
返す変動した回転運動を得ることができる。この変速回
転装置は、例えば運動を変速して行なわせるためのカム
機構の代りに用いたり、ベルトコンベアなどの送りを変
速させて行なわせたりする駆動機構に用いるなど、各種
の変速運動機構に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による変速回転装置の〜実施例を示す正
面断面図、第2図は同装置の左側面図である。 図中、16はモータ、17は駆動軸、18はワンウェイ
クラッチ、14は入力軸、20はワンエイクラッチ、2
1は第1ギヤ、25はワンウェイクラッチ、26は第2
ギヤ、35は第3ギヤ、15は出力軸、32はワンウェ
イクラッチ、39は第4ギヤ、33は分割軸、22はワ
ンウェイクラッチ、23は第1スリーブ、27はワンウ
ェイクラッチ、28は第2スリーブ、29は第1コイル
バネ、36はワンウェイクラッチ、37は第3スリーブ
、40はワンウェイクラッチ、41は第4スリーブ、4
2は第2コイルバネである。 特許出願人   加 藤 文 男 同代理人   弁理士 松井 茂 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 モータ(16)の駆動軸(17)から回転力を伝達され
    るように直接又はワンウェイクラッチ(18)を介して
    接続された入力軸(14)と、 この入力軸(14)から回転力を伝達されるように前記
    入力軸(14)に直接又はワンェイクラッチ(20)を
    介して装着された第1ギヤ(21)と、 前記入力軸(14)から回転力を伝達されるように前記
    入力軸(14)にワンウェイクラッチ(25)を介して
    装着された第2ギヤ(26)と、 前記入力軸(14)と平行に配置され、前記第2ギヤ(
    26)に連動する第3ギヤ(35)が装着された出力軸
    (15)と、 この出力軸(15)にワンウェイクラッチ(32)を介
    して同軸的に接続され、前記第1ギヤ(21)に連動す
    る第4ギヤ(39)が装着された分割軸(33)と、前
    記第1ギヤ(21)に、前記入力軸(14)の回転方向
    において外側から内側へ回転力を伝達するワンウェイク
    ラッチ(22)を介して装着された第1スリーブ(23
    )と、 前記第2ギヤ(26)に、前記入力軸(14)の回転方
    向において内側から外側に回転力を伝達するワンウェイ
    クラッチ(27)を介して装着された第2スリーブ(2
    8)と、 前記第1スリーブ(23)と前記第2スリーブ(28)
    との間に装着された第1コイルバネ(29)と、前記第
    3ギヤ(35)に、前記出力軸(15)の回転方向にお
    いて外側から内側に回転力を伝達するワンウェイクラッ
    チ(36)を介して装着された第3スリーブ(37)と
    、 前記第4ギヤ(39)に、前記分割軸(33)の回転方
    向において内側から外側に回転力を伝達するワンウェイ
    クラッチ(40)を介して装着された第4スリーブ(4
    1)と、 前記第3スリーブ(37)と前記第4スリーブ(41)
    との間に装着された第2コイルバネ(42)とを備え、 前記第1ギヤ(21)は、前記第2ギヤ(26)よりギ
    ヤ径が大きく、歯数が多くされており、前記第3ギヤ(
    35)は、前記第4ギヤ(39)よりギヤ径が大きく、
    歯数が多くされており、 前記駆動軸(17)の回転により連動する前記第3ギヤ
    (35)と前記第4ギヤ(39)との回転差によって前
    記第2コイルバネ(42)に巻き締め力が発生し、 このバネ歪が放出されたとき、前記第1ギヤ(21)と
    前記第2ギヤ(26)との回転差が生じて前記第1コイ
    ルバネ(29)に巻き締め力が発生し、このバネ歪が放
    出されたとき前記第2コイルバネ(42)に再び巻き締
    め力が発生するように構成されたことを特徴とする変速
    回転装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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