JPH0417531Y2 - - Google Patents

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JPH0417531Y2
JPH0417531Y2 JP19254986U JP19254986U JPH0417531Y2 JP H0417531 Y2 JPH0417531 Y2 JP H0417531Y2 JP 19254986 U JP19254986 U JP 19254986U JP 19254986 U JP19254986 U JP 19254986U JP H0417531 Y2 JPH0417531 Y2 JP H0417531Y2
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collar
core
interlining
slit
piece
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JP19254986U
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Description

【考案の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 この考案は詰襟服に関するものである。
〓従来の技術〓 詰襟服は学生服や各種の制服として広く着用さ
れている。
このような詰襟服、特に成長期にある中学生、
高校生などの学生服は、身体の成長に応じ身体に
合つた服をその都度用意しなければならず、不経
済である。そこで最近では袖丈及び着丈を予め内
側に折返して縫着し、丈けを長くするときは前記
縫着を解き折返し量を減らして丈けを長くして着
用するようにしたものがみられるに至つた。
〓考案が解決しようとする問題点〓 然しながら上記した従来の詰襟服においては身
長の増加に対しては応えうるとしても、首廻り、
胴廻りの増加には対応することができないし、特
に、詰襟服の場合襟部分を長くしてカラーを延出
することは難しく、便宜的に襟カンを外して着用
を続けるか、該襟部分をそつくり取外し新しい襟
と取り替え全体を仕立直しせざるを得ないという
問題点が認められた。
〓問題点を解決するための手段〓 本考案の詰襟服はスリツトを有する二枚の芯地
片上の該スリツトを、それぞれ連結片上のホツク
に嵌合し、該連結片を中央にして左右に芯地片を
位置せしめスリツトの長さだけ伸縮自在とした襟
芯を、伸長して襟作りと襟着けを行つた後該襟芯
を縮め、襟の表地、襟の裏地及び身頃の背部中央
に生じた襞をステツチ止めすることによつて解決
した。
〓作用〓 本考案の詰襟服は前記構成よりなるものである
から着用者の体形の変化に応じステツチを解き伸
縮自在の襟を引伸すことにより襟廻り、胴廻りを
大きくし服全体を太身とすることができる。
〓実施例〓 以下図面によりこの考案の実施例を説明する。
第1図乃至第5図に示す第1の実施例におい
て、本考案の詰襟服に使用される襟芯1は第1図
に示すように中央部で芯地片1A、芯地片1Bに
二分されている。2はカラーを襟に取付けるため
芯地片1A,1B上にほぼ等間隔に取付けられた
カラーホツク、3は襟芯の両先端部に取付けられ
た襟を止める襟カンである。4は芯地片1A,1
Bを連結するための連結片であつて、連結片4上
には第2図に示すように四個のホツク5a,5
b,5c,5dが取付けられており、一方芯地片
1A,1Bの襟カン3の取付け端と反対端には芯
地片1A上に上下にかつ襟芯の長手方向に平行し
て延びるスリツト6a,6bが、芯地片1B上に
はスリツト6c,6dがそれぞれ設けられており
前記連結片4上のホツク5aはスリツト6aに、
ホツク5bはスリツト6bに、そしてホツク5c
はスリツト6cに、ホツク5dはスリツト6dに
それぞれ嵌合されている。
従つて芯地片1A,1Bは連結片4を介して連
結されており、各芯地片のスリツトにはそれぞれ
ホツクが嵌合されているから、襟芯1は全体とし
てスリツトの長さの倍の長さだけ伸縮することが
できる。なお上記連結片4は襟芯1と同種の襟芯
片であつても、プラスチツク薄板片のような折れ
にくい可撓性のある薄板片であつても差支えな
い。又種々検討の結果襟芯全体の伸縮長は最長3
cm、従つてスリツトの長さは1.5cm程度とするの
が最も適当である。
然して本考案の詰襟服を縫製するに当つては上
記襟芯1を第3図に示すように伸長した状態とし
て表襟地、裏襟地を当て襟中心部分を残して襟作
りと身頃に対する襟着けを行つた後襟を縮めると
第4図に示すように襟の表地7、襟の裏地8、及
び身頃における背部の中央に襞9を生じるから該
襞をタツクをとるようにつまんでステツチ10止
めすることにより襞9部分は第6図に示すように
服の背面の背中心、襟中心にステツチ10づけさ
れて服全体を細身とする。そして後日着用者の成
長に応じて該ステツチ10を解き襟を引伸して襟
廻りを大きくし又胴廻りも大きくして服全体を太
身とすることができる。更に本考案において用い
られる襟芯の第2の実施例は、第7図に示すよう
に前記第1の実施例に示した芯地片1A,1Bの
連結部分に、前記連結片4に対向してプラスチツ
ク薄板片11を当て芯地片1A,1Bを連結片4
とプラスチツク薄板片11で挾持し、然も芯地片
1A,1Bは両者の間を移動しながら伸縮するよ
うに構成したもので、このようにすると移動する
襟芯が折れるようなこともなく好適である。又第
3の実施例として第8図乃至第10図に示す本考
案の詰襟服に使用される襟芯1は、芯地片1A,
1Bが鞘状をなし襟中心部で二分されており、そ
れぞれの芯地片1A,1Bは、襟廻りのほぼ全体
に及ぶ長さを持ち、かつ等間隔にカラーホツク2
を備えたカラーとほぼ同一形状のプラチツク製薄
板12をその鞘の中に嵌挿し、然も前記薄板12
上のカラーホツク2に対応する位置には該カラー
ホツク2を嵌合するスリツト13を有している。
従つて鞘状の芯地片1A,1Bは薄板12を鞘
内に嵌挿しスリツト13とカラーホツク2の嵌合
により連結されているから、薄い板12は前記第
1、第2の実施例における連結片4と同等の作用
をもたらして襟芯1は全体としてスリツトの長さ
の倍の長さだげ伸縮することができる。
従つてこの構成からなる襟芯も実施例1及び2
の場合と全く同様に使用して本考案の詰襟服を構
成することができる。
〓考案の効果〓 以上詳細に述べた通りこの考案の詰襟服はスリ
ツトを有する二枚の芯地片上の該スリツトをそれ
ぞれ連結片上のホツクに嵌合し、該連結片を中央
にして左右に芯地片を位置せしめスリツトの長さ
だけ伸縮自在とした襟芯を、伸長して襟作りと襟
着けを行つた後、該襟芯を縮め襟の表地、襟の裏
地、及び身頃の背部中央に生じた襞をステツチ止
めしたものであるから、頭初はこのまま着用し、
後日着用者の体形の変化により窮屈となつたとき
は、ステツチを解き伸縮自在に構成された襟芯を
引伸すことにより襟廻り、胴廻りをステツチ止め
していた襞の分だけ大きくして服全体を太身とす
ることができ、一着の詰襟服を長期にわたり無駄
なく着用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案詰襟服に使用する襟芯の第1の
実施例を示す正面図、第2図は前記襟芯の連結片
の正面図、第3図は第1図に示した襟芯を伸長し
たときの状態を示す正面図、第4図は前記襟芯を
使用した本考案詰襟服の襟部分の部分切欠平面
図、第5図は第4図−線断面図、第6図は本
考案詰襟服の背面図、第7図は本考案詰襟服の襟
の第2の実施例を示す部分切欠平面図、第8図は
本考案詰襟服の襟芯の第3の実施例を示す正面
図、第9図は第8図に示した襟芯を使用した本考
案詰襟服の襟部分の部分切欠平面図、第10図は
第9図−線断面図である。 1……襟芯、1A,1B……芯地片、2……カ
ラーホツク、4……連結片、5a,5b,5c,
5d……ホツク、6a,6b,6c,6d,13
……スリツト、9……襞、10……ステツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スリツトを有する2枚の芯地片上の該スリツト
    をそれぞれ連結片上のホツクに嵌合し、該連結片
    を中央にして左右に芯地片を位置せしめスリツト
    の長さだけ伸縮自在とした襟芯を、伸長して襟作
    りと襟着けを行つた後、該襟芯を縮め襟の表地、
    襟の裏地及び身頃の背部中央に生じた襞をステツ
    チ止めした詰襟服。
JP19254986U 1986-12-15 1986-12-15 Expired JPH0417531Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19254986U JPH0417531Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15

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JPS6398325U JPS6398325U (ja) 1988-06-25
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