JPH04173606A - 移動棚走行装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、床面に設置したレール上を走行する移動棚走
行装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、移動棚が走行するレールは、直置型のものと埋込
型のものがあり、埋込型のものは、作業場として床を利
用し易くするために、床にレールを埋め込むものである
。

例えば、第５図に示される埋込型のものは、床（０１）
下のモルタル（０２）に凹溝（０３）を設け、凹溝（０
３）内に、移動棚の車軸を走行させるレール（ｏ４）を
突設したレール枠（０５）を埋め込むとともに、レール
枠（０５）をアンカーボルト（０６）でモルタル（ｏ２
）に固定したものである。

また、床（０１）上での台車の走行、各種作業をさらに
容易にするため、レール枠（ｏ５）の上部開口（０７）
が、車輪の通過する部分を残してスロープ（０８）で覆
われている。

しかし１台車の車輪が小さいと、上部開口（０７）に、
車輪が落ち込んだり、作業道具やゴミが落ちたりして、
依然として問題が残されている。

また、欄間に生ずる作業通路上に、レール上面が露出し
ており、作業通路の外観が悪くなる。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明は、移動棚の移動に伴い、レール枠の上部開口を
塞ぐようにし、歩行、作業および台車の移動上障害のな
い、作業通路の外観の優れた移動棚走行装置を得ること
である。

〔課題を解決するための手段〕

移動棚の下部に枢支された車輪の外側に、レールカバー
を巻付けた回転コアを設けるとともに。

前記回転コアを有する移動棚とは別位置に、レールカバ
ーの先端をレール枠の上部開口の高さに保持するカバー
押えを設け、前記移動棚とカバー押え間に位置するレー
ル枠の上部開口をレールカバーで覆うようにしたことを
特徴とする移動棚走行装置。

〔作用〕

移動棚が走行し、回転コアとカバー押えとの間が広がる
に従って、回転コアに巻付けられたレールカバーが、カ
バー押えによって引っ張られる。

そのため、移動棚とカバー押え間に位置するレール枠の
上部開口は、−面レール力バーで覆われていくことにな
る。

〔実施例〕

第１図ないし第４図には、本発明の実施例が、示されて
おり、埋込型または直置型として床に設置されたレール
枠（１）内のレール（２）上を、移動棚（４）が走行す
るようになっている。

レール枠（１）の上部開口（３）には、レール（２）が
露出しており、レール（２）上には、移動棚（４）の車
軸（５）が載置されている。

移動棚（４）の下部に架設された上下のベースプレート
間（６）（７）には、ベースフレーム（８）が延設され
ており、ベースフレーム（８）に軸受（９）が固定され
、さらに、車軸（１０）には車輪（１１）が枢支されて
いる。

移動棚（４）の下端部には、車輪（５）の外側位置に、
案内孔（１２）を有する水平プレート（１３）が架設さ
れ、案内孔（１２）には、上部にストッパー（１４）を
有する案内杆（１５）が摺動可能に挿通されている。

案内杆（１５）は、バネ受け（１６）を介して支持杆（
１７）と一体になっており、支持杆（１７）下端部には
、回転コア（１８）が枢支されている。

また、バネ受け（１６）と、水平プレート（１３）間に
は、コイルバネ（１９）が介装されており、常時回転コ
ア（１８）を下方に押圧している。

回転コア（１８）には、レール枠（１）の上部開口（３
）とほぼ同幅のコンストンバネ状のレールカバー　（２
０）が巻付けられており、レールカバー（２０）の先端
は、隣接する移動棚（４′）の下端に設けられたカバー
押え（＝２１）に取付けられている。

そのため、レールカバー（２０）の先端は、常時カバー
押え（２１）によってレール枠（１）の上部開口（３）
位置に維持されている。

移動棚（４）を移動させると、隣接する移動棚（４′）
の下端に設置されるカバー押え（２１）に、レール力／
＜−（２０）の先端を残したまま、移動棚（４）は隣接
する移動棚（４′）から次第に離れていく。

レールカバー（２０）の巻付けられた回転コア（１８）
は、車軸（５）の後を追うように回転し、引き出される
レールカバー（２０）でレール枠（１）の上部開口（３
）を塞いでいく。

コンストンバネ状のレールカバー（２０）は、引き出し
に伴いレールカバー（２０）の幅が狭まる傾向にある。

しかし、コイルバネ（１９）が、常時支持杆（１７）を
下方に押し、レールカバー（２０）をレール（２）上面
に押し付けるので、充分なレールカバー（２０）が回転
コア（１８）から引き出され、上部開口（３）は空き間
なくレールカバー（２０）で塞がれる。

本実施例では、カバー押え（２１）を隣接する移動棚（
４′）の下端部に設けているが、使用形態に応じて、レ
ール枠（１）の適所に予め設置してもよい。

〔発明の効果〕

本発明は１次の効果を奏する。

（ａ）移動棚とカバー押え間に位置するレール枠の上部
間口が、−面レール力バーで覆われるので、レール上で
の歩行、作業および台車の移動に支障がない。

（ｂ）　　レール枠内にほこりが落ちることがないばか
りか、外観が向上する。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明の実施例であり、 第１図は、移動棚走行装置の原理説明図、第２図は、第
１図のｎ−ｎ断面図、 第３図は、第１図のｍ−１ｎ断面図、 第４図は、第１図の要部斜視図、 第５図は、従来技術の移動棚用のレールの説明図である
。 （１）レール枠　　　　　　（２）レール（３）上部開
口　　　　　　（４）（４’）（４７）移動棚（５）車
輪　　　　　　　（６）ベースプレート（７）ベースプ
レート　　　（８）ベースフレーム（９）軸受　　　　
　　　（１ｏ）車軸（１１）車軸　　　　　　　（１２
）案内孔（１３）水平プレート　　　（１４）ストッパ
ー（１５）案内杆　　　　　　（１６）バネ受け（１７
）支持杆　　　　　　（Ｉ８）回転コア（１９）コイル
バネ　　　　　（２０）レールカバー（２１）カバー押
え 第１図 第２図 第４図 鋼５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）移動棚の下部に枢支された車輪の外側に、レール
   カバーを巻付けた回転コアを設けるとともに、前記回転
   コアを有する移動棚とは別位置に、レールカバーの先端
   をレール枠の上部開口の高さに保持するカバー押えを設
   け、前記移動棚とカバー押え間に位置するレール枠の上
   部開口をレールカバーで覆うようにしたことを特徴とす
   る移動棚走行装置。 （２）カバー押えが、レール枠の適所に設けられた請求
   項（１）記載の移動棚走行装置。（３）カバー押えが、
   隣接する移動棚の下端に設けられた請求項（１）記載の
   移動棚走行装置。 （４）レールカバーが、コンストンバネ状のレールカバ
   ーである請求項（１）（２）または（３）記載の移動棚
   走行装置。 （５）回転コアが、支持杆に枢支され、常時レール枠の
   上部開口方向に押圧されるようにした請求項（１）（２
   ）（３）または（４）記載の移動棚走行装置。