JPH04171775A - 発光ダイオードチップ及びその製造方法 - Google Patents
発光ダイオードチップ及びその製造方法Info
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- JPH04171775A JPH04171775A JP2298367A JP29836790A JPH04171775A JP H04171775 A JPH04171775 A JP H04171775A JP 2298367 A JP2298367 A JP 2298367A JP 29836790 A JP29836790 A JP 29836790A JP H04171775 A JPH04171775 A JP H04171775A
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Landscapes
- Led Devices (AREA)
- Led Device Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は発光ダイオードチップの構造及びその製造方法
に関する。
に関する。
[従来の技術]
硅素(Sl)を添加した砒化ガリウム(GaAs)の融
液とGaAs基板を用い、液相エピタキシャル成長法で
エピタキシャル膜を作成すると高温ではN型伝導を示し
、低温ではP型伝導を示し、−回の成長でP−N接合が
形成され、発光ダイオード(LED)に用いられる。
液とGaAs基板を用い、液相エピタキシャル成長法で
エピタキシャル膜を作成すると高温ではN型伝導を示し
、低温ではP型伝導を示し、−回の成長でP−N接合が
形成され、発光ダイオード(LED)に用いられる。
同様にSiを添加し、GaAS基板上に成長した砒化ガ
リウムアルミニウム(AJGaAs)もP−N接合を形
成するが、成長と共にAノの組成が低下し、発光波長に
対して不透明となるため、通常成長後に基板を除去し、
Al組成が高い側へ光を取り出すように組立てられる。
リウムアルミニウム(AJGaAs)もP−N接合を形
成するが、成長と共にAノの組成が低下し、発光波長に
対して不透明となるため、通常成長後に基板を除去し、
Al組成が高い側へ光を取り出すように組立てられる。
基板を除去した後の取り扱いを容易にするため、P層の
上にP型GaAs層を形成する場合(特開昭59−47
779号公報)や、裏面での反射を用いるためP型A[
aAs層を形成する場合(特開昭62−204583公
報)がある。
上にP型GaAs層を形成する場合(特開昭59−47
779号公報)や、裏面での反射を用いるためP型A[
aAs層を形成する場合(特開昭62−204583公
報)がある。
また、A[aAsを材料としたダブルへテロ構造のLE
D用エピタキンヤル層もGaAs基板によって発光した
光が吸収されることを防くため、はじめにAlGaAs
の厚膜を形成し、基板を除去した構造のものもある。
D用エピタキンヤル層もGaAs基板によって発光した
光が吸収されることを防くため、はじめにAlGaAs
の厚膜を形成し、基板を除去した構造のものもある。
[発明が解決しようとする課題]
以上説明のようにGaAs基板を除去した構造のLED
では全体が薄く、機械的強度が不足するたけでなく、P
−N接合の位置が底面に近いため、リードフレーム等に
導電性ペーストで貼りつけ、組立てる際に、第3図に示
すように導電性ペースト1が側面を這い上り、P−N接
合をまたいで両伝導領域を短絡する不良が発生する。ま
た、これを防ぐためには底面からP−N接合までを15
0〜200μmと厚くする必要があり、液相エピタキシ
ャル成長で製造する際には、成長時間が長くなる、原料
のGaの使用量が増加する、表面の平坦性が悪くなるな
との課題がある。
では全体が薄く、機械的強度が不足するたけでなく、P
−N接合の位置が底面に近いため、リードフレーム等に
導電性ペーストで貼りつけ、組立てる際に、第3図に示
すように導電性ペースト1が側面を這い上り、P−N接
合をまたいで両伝導領域を短絡する不良が発生する。ま
た、これを防ぐためには底面からP−N接合までを15
0〜200μmと厚くする必要があり、液相エピタキシ
ャル成長で製造する際には、成長時間が長くなる、原料
のGaの使用量が増加する、表面の平坦性が悪くなるな
との課題がある。
本発明は比較的薄い膜厚のLED膜においても導電性ペ
ーストによるP−N領域の短絡を防止する構造の発光ダ
イオードチップ及びその製造方法を得ようとするもので
ある。
ーストによるP−N領域の短絡を防止する構造の発光ダ
イオードチップ及びその製造方法を得ようとするもので
ある。
[課題を解決するための手段]
液相エピタキシャル成長法によりP型のGaAs基板上
にAlGaAsを成長させると、融液の温度が徐々に下
り、成長とともに融液中のAIの組成が低下するので、
Si添加によりN−P層を成長させた後、引き続き、直
接発光作用には関与するものではないが、AIをより多
く含んだ融液を用いて、P型層を形成する。この後基板
を除去して、上下を反転させると第1図(イ)に示すよ
うなAl組成変化を持つAlGaAsの膜ができる。
にAlGaAsを成長させると、融液の温度が徐々に下
り、成長とともに融液中のAIの組成が低下するので、
Si添加によりN−P層を成長させた後、引き続き、直
接発光作用には関与するものではないが、AIをより多
く含んだ融液を用いて、P型層を形成する。この後基板
を除去して、上下を反転させると第1図(イ)に示すよ
うなAl組成変化を持つAlGaAsの膜ができる。
この後、電極を形成し、チップごとに切断後、低Al組
成を選択的に溶解する薬液により、図の波線より低いA
l組成の部分を腐食させると第1図(ロ)に示すような
突起2をチップ側面のAl組成の高い領域にもつ断面の
チップが形成される。
成を選択的に溶解する薬液により、図の波線より低いA
l組成の部分を腐食させると第1図(ロ)に示すような
突起2をチップ側面のAl組成の高い領域にもつ断面の
チップが形成される。
このように、本発明はP−N接合と組立る際に底面とな
る側の間にAl組成の高い領域を形成する。
る側の間にAl組成の高い領域を形成する。
チップごとに切断した後、低Al組成を選択的に腐食す
ることにより、Al組成を高くしている領域は腐食され
ずに突起となる。この突起のため組立時に導電ペースト
が突起を超えて這い上らず、短絡による不良が防止され
る。
ることにより、Al組成を高くしている領域は腐食され
ずに突起となる。この突起のため組立時に導電ペースト
が突起を超えて這い上らず、短絡による不良が防止され
る。
上記説明ではAl組成が高い領域を形成して、ここを突
起としているが、逆に低Al組成の領域を形成し、高A
7組成領域を選択的に腐食しても同様の効果が得られる
ことは明らかである。
起としているが、逆に低Al組成の領域を形成し、高A
7組成領域を選択的に腐食しても同様の効果が得られる
ことは明らかである。
[実施例1]
金属GaとAIとGaAs多結晶とSj多結晶からなる
第1の融液と金属GaとAl.!=GaAs多結晶と金
属亜鉛(Zn)からなる第2の融液を800°Cに昇温
しで徐冷しつつ、順にN型GaAs基板に接触させるこ
とにより、Al組成(AlxGa−xAsと表わしたと
きのX)が0.4〜0.2まで下る第1層130μmと
、0.5〜0.2に下がる第2層40μmを成長させた
。
第1の融液と金属GaとAl.!=GaAs多結晶と金
属亜鉛(Zn)からなる第2の融液を800°Cに昇温
しで徐冷しつつ、順にN型GaAs基板に接触させるこ
とにより、Al組成(AlxGa−xAsと表わしたと
きのX)が0.4〜0.2まで下る第1層130μmと
、0.5〜0.2に下がる第2層40μmを成長させた
。
コf7) t& 、GaAS;Li板をアンモニア水、
過酸化水素水混合液でエツチング除去し、両面に金を主
成分とする電極を蒸着合金し、透明な保護ワックスを塗
布し、樹脂フィルムに貼りつけて切断後、アンモニア水
、過酸化水素水混合液に10分浸漬し、Al組成0.3
以下の部分を腐食させた。第2層の界面付近が腐食され
なかったため、その上下より20μm程の突起2となっ
てチップの側面に残った。その後、保護ワックスを溶剤
で洗浄し、導電性ペーストによりステム上に組立てたと
ころ、底からP−N接合位置まで10100I1.かな
いが、前記ペーストによる短絡は生しなかった。
過酸化水素水混合液でエツチング除去し、両面に金を主
成分とする電極を蒸着合金し、透明な保護ワックスを塗
布し、樹脂フィルムに貼りつけて切断後、アンモニア水
、過酸化水素水混合液に10分浸漬し、Al組成0.3
以下の部分を腐食させた。第2層の界面付近が腐食され
なかったため、その上下より20μm程の突起2となっ
てチップの側面に残った。その後、保護ワックスを溶剤
で洗浄し、導電性ペーストによりステム上に組立てたと
ころ、底からP−N接合位置まで10100I1.かな
いが、前記ペーストによる短絡は生しなかった。
[実施例2コ
通常のスライドボードを用いた徐冷法により表1で示す
ようなAl組成、エピタキシャル層厚み、導電型を備え
る4層のダブルへテロ型のエピタキシャル層を得た。こ
れらの層は第2図(ロ)に示すように、基板側よりコン
タクト層3、クラ・ノド層4、活性層5、クラッド層6
であり、コンタクト層は直接発光作用に関与する層では
ない。これを実施例1と同様な方法で基板を除去した後
、電極を形成し、アンモニア水、過酸化水素水混合液に
浸漬したところ第2図(ロ)に示すようにコンタクト層
3が15〜20μm腐食され、クラッド層4、活性層5
、クラッド層6は殆んど腐食されながったため、15〜
20μmの段差がコンタクト層3とクラット層4との間
に形成された。
ようなAl組成、エピタキシャル層厚み、導電型を備え
る4層のダブルへテロ型のエピタキシャル層を得た。こ
れらの層は第2図(ロ)に示すように、基板側よりコン
タクト層3、クラ・ノド層4、活性層5、クラッド層6
であり、コンタクト層は直接発光作用に関与する層では
ない。これを実施例1と同様な方法で基板を除去した後
、電極を形成し、アンモニア水、過酸化水素水混合液に
浸漬したところ第2図(ロ)に示すようにコンタクト層
3が15〜20μm腐食され、クラッド層4、活性層5
、クラッド層6は殆んど腐食されながったため、15〜
20μmの段差がコンタクト層3とクラット層4との間
に形成された。
第2図(イ)は本実施におけるエピタキシャル成長時の
各層のAl組成変化を示している。
各層のAl組成変化を示している。
同(ロ)図に示すチップのコンタクト層3を接着面とし
て導電性ペーストで接着したところ、活性層5はコンタ
クト層3より上方に張り出し、コンタクト層3に対して
クラッド層4によって形成される段差状の突起2によっ
て、導電性ペーストはこの突起を越えて活性層5とクラ
ッド層6のP−N接合界面を越えることはなかった。
て導電性ペーストで接着したところ、活性層5はコンタ
クト層3より上方に張り出し、コンタクト層3に対して
クラッド層4によって形成される段差状の突起2によっ
て、導電性ペーストはこの突起を越えて活性層5とクラ
ッド層6のP−N接合界面を越えることはなかった。
[発明の効果コ
以上説明したように、本発明のチップは断面でみて、接
着面となる面とP−N接合位置との間に突起が形成され
ているので、リードフレームやステム等に導電性ペース
トにより貼り付は組立る際に導電性ペーストが接合面ま
で這い上り、両伝導型雨域に接触し、両領域を短絡する
不良は防止される。
着面となる面とP−N接合位置との間に突起が形成され
ているので、リードフレームやステム等に導電性ペース
トにより貼り付は組立る際に導電性ペーストが接合面ま
で這い上り、両伝導型雨域に接触し、両領域を短絡する
不良は防止される。
一方本発明のチップ製造方法は、この種発光ダイオード
のエピタキシャル膜成長時に、後に突起となる部分をA
fGaAsにおけるA I Kli成を加減して、P−
N接合面に隣接する部分とは異なるA)組成の部分を形
成させ、この部分に選択的腐食を与えることにより、突
起をチップの側面周縁に形成させるものであって、容易
に突起を具える発光ダイオードチップを製造することが
できる。
のエピタキシャル膜成長時に、後に突起となる部分をA
fGaAsにおけるA I Kli成を加減して、P−
N接合面に隣接する部分とは異なるA)組成の部分を形
成させ、この部分に選択的腐食を与えることにより、突
起をチップの側面周縁に形成させるものであって、容易
に突起を具える発光ダイオードチップを製造することが
できる。
第1図(イ)はAfGaAs(St)エピタキシャル膜
各層におけるA7組成変化を示し、同(0)は前記A7
Ga、As(St)エピタキシャル膜のアンモニア水、
過酸化水素水混合液に浸漬後の断面を示す。 第2図(イ)はArGaAs系ダブルへテロ型のエピタ
キシャル膜各層におけるAl組成変化を示し、同(0)
は上記A/GaAsエピタキシャル膜をアンモニア水、
過酸化水素水混合液に浸漬、腐食後の断面を示す。 第3図は短絡を生じたチップの組立例を示す。 1・・・導電性ペースト、2・・・突起、3・・・コン
タクト層、4・・・クラッド層、5・・・活性層、6・
・・クラッド層、7・・・リードフレーム。
各層におけるA7組成変化を示し、同(0)は前記A7
Ga、As(St)エピタキシャル膜のアンモニア水、
過酸化水素水混合液に浸漬後の断面を示す。 第2図(イ)はArGaAs系ダブルへテロ型のエピタ
キシャル膜各層におけるAl組成変化を示し、同(0)
は上記A/GaAsエピタキシャル膜をアンモニア水、
過酸化水素水混合液に浸漬、腐食後の断面を示す。 第3図は短絡を生じたチップの組立例を示す。 1・・・導電性ペースト、2・・・突起、3・・・コン
タクト層、4・・・クラッド層、5・・・活性層、6・
・・クラッド層、7・・・リードフレーム。
Claims (2)
- (1)導電性ペーストによりリードフレーム、またはス
テム上に接着させる発光ダイオードチップの接着面と該
チップのP−N接合面の間の側面に突起があることを特
徴とする発光ダイオードチップ。 - (2)AlGaAsの多層構造からなる発光ダイオード
用エピタキシャル膜の成長時、後に該エピタキシャル膜
を切断してチップとなし、導電性ペーストによりリード
フレーム、またはステム上に接着させる面とP−N接合
面の間に、該接合面と隣接する部分とAl組成が異なる
部分を成長させて多層構造の発光ダイオード用エピタキ
シャル膜を成長させ、該膜をチップごとに切断後、前記
Al組成の異なる部分を残して選択的に腐食させ、該A
l組成の異なる部分に突起を形成することを特徴とする
発光ダイオードチップの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2298367A JPH04171775A (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | 発光ダイオードチップ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2298367A JPH04171775A (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | 発光ダイオードチップ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04171775A true JPH04171775A (ja) | 1992-06-18 |
Family
ID=17858775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2298367A Pending JPH04171775A (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | 発光ダイオードチップ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04171775A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111739810A (zh) * | 2020-06-22 | 2020-10-02 | 矽磐微电子(重庆)有限公司 | 半导体封装方法及半导体装置 |
-
1990
- 1990-11-02 JP JP2298367A patent/JPH04171775A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111739810A (zh) * | 2020-06-22 | 2020-10-02 | 矽磐微电子(重庆)有限公司 | 半导体封装方法及半导体装置 |
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