JPH0417133Y2 - - Google Patents

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JPH0417133Y2
JPH0417133Y2 JP4970288U JP4970288U JPH0417133Y2 JP H0417133 Y2 JPH0417133 Y2 JP H0417133Y2 JP 4970288 U JP4970288 U JP 4970288U JP 4970288 U JP4970288 U JP 4970288U JP H0417133 Y2 JPH0417133 Y2 JP H0417133Y2
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JP4970288U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は歯科用の切削研磨バーを保持する歯科
用バースタンドに関するものである。
(従来の技術) 従来の歯科用バースタンドは第7図の如く上板
1と下板3とで構成され、上板1には斜めにバー
挿入孔2が開設されている。該挿入孔2に挿入さ
れた切削研磨バー7は下端が下板3に当たつて斜
めに保持されるため、歯科医の視線に対して切削
研磨バーは見やすく、バー先端の形状の確認が容
易で、バーの取り出し間違いを可及的に防ぐよう
に構成されている。
しかし、上記歯科用バースタンドは、上板に穿
設された挿入孔2に切削研磨バー7を出し入れす
る際、挿入孔2の方向に沿つて切削研磨バーを斜
めに出し入れしなければならず、操作し難い欠点
があつた。
そこで出願人は以前、第5図に示す如く、挿入
孔2の形状を改良したバースタンドを提案した
(実願昭62−102178号)。
これは、挿入孔2の形状が下方が縮径し且つ孔
の軸を傾けることによつて内面の一部に垂直面2
1、それの対向側は傾斜面22となつている。
上記歯科用バースタンドの挿入孔2に垂直に切
削研磨バー7を落し込むと、該バー7は下板3に
当るとともに、挿入孔2の傾斜面22側に倒れ、
上板1に対して斜めに保持される。
又、バーを起して真上に抜き出すことができ、
バーの取り出しが容易になる。
ところが上記第5図、第6図に示すバースタン
ドの挿入孔2の様に、全体が楕円形を呈し且つ下
部が縮小する形状の孔を機械加工することは手間
が掛かり、コストが嵩む。そのため上板1は樹脂
の射出成形によつて形成されものに限定される。
本考案は上記実情に鑑み案出したものであつ
て、樹脂の射出成形は勿論のことアルミニユーム
の押出し材等の安価な資材を用いて形成出来、更
に切削研磨バーの形状の確認及び出し入れが容易
な歯科用バースタンドを提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達するために本考案の歯科用バース
タンドは、上板1に開設される各挿入孔2は、同
一方向に長径軸をむけた長孔であつて且つ上板1
に対して垂直に開設され、下板3は各挿入孔2の
下方に位置し且つ孔縁の一端に接近して突出した
凸部4を有し、該凸部4の挿入孔2の真下に面す
る部分が傾斜面41となり、該傾斜面41の延長
上にて下板3にはバーの下端が余裕のある状態に
嵌まる受け部5が形成されている。
(作用及び効果) 切削研磨バー7を挿入孔2に落し込むと、バー
は凸部4の傾斜面41を辷つて受け部5に嵌ま
る。このときバー7は凸部4の先端寄りの挿入孔
2の一端に倒れ、孔縁に対して斜めに保持され
る。
この状態は歯科医の視線に対してバー7が略直
角となるから各歯科用バーの形状の確認が容易で
ある。
又、挿入孔2は長孔であるからピンセツト等で
切削研磨バー7を挟んで、バーを立てた状態で真
上に抜き出すことができ、取り出しが容易であ
る。
バースタンドの挿入孔2は上板1に対して垂直
に開設すれば可いから、プレスの打抜きによる孔
加工、或は孔明けエンドミルにて丸孔を開設した
後、エンドミルを回転させたまま上板1或はエン
ドミルを水平に移動させることにより、簡単に長
孔の開設ができる。
従つて、アルミニウムの押出し材を必要寸法に
切断し、これに挿入孔2を開設して上板1とな
し、該上板1に下板3を取り付けてバースタンド
を形成することが可能となる。
(実施例) 第1図に示す如く、バースタンドは矩形の上板
1と該上板1に嵌合して取り付けられる下板3と
で構成される。
上板1の上面には等間隔に且つ上板の一辺と平
行に延びる複数の平行案内溝11が形成され、各
案内溝11上には溝方向に直交して長孔状の複数
の貫通挿入孔2が規則的に、例えば千鳥状に開設
されている。挿入孔2の幅はバー7の軸径よりも
僅か大である。
上記上板1は案内溝11と平行な両端辺に、取
付け脚片13を下向きに突設しており、各取付け
脚片13の内面中央部に補助溝15及び下部に取
付け溝17が開設されている。
又、一方の取付け脚片13にはセツトビス6を
螺合するネジ孔19が開設されている。
上記上板1はアルミニウムの押出し材を必要長
さに切断して、挿入孔2及びネジ孔19の加工を
施して形成される。
下板3は、矩形状基板31に前記上板1の案内
溝11の間隔と等しい間隔を存して短手方向に延
びる平行凸部4が上向きに突出している。
各凸部4の一方の側面の上部は、凸部4が先細
となる傾斜面41となつている。
各凸部4の傾斜面41の下側延長上には、隣合
う凸部4との間に溝状受け部5が形成され、該受
け部5の溝幅はバー7の直径よりも十分大きく、
又、傾斜面41の下縁に連続して垂直壁面51が
形成され、凹部5の底面に連続して垂直壁面51
側が緩やかに高くなる斜面53が形成されてい
る。
下板3の両端縁には上板1の取付け溝17に摺
動可能に嵌合する突条33,33が張り出てい
る。
上記下板3は上板1と同様にしてアルミニウム
の押出し材を必要長さに切断して形成されてい
る。
下板3の突条33を上板1の取付け溝17に嵌
合して、上板1に下板3を嵌め込んだ状態に於
て、下板3の各凸部4の上端は上板1の挿入孔2
の一端側に接近し、凸部4の傾斜面41は挿入孔
2の真下に位置する。又、第3図の如く、下板3
の凹部5の垂直壁面51の延長線と挿入孔2の一
端との間隔Wはバー7の軸径にほぼ対応してい
る。
上板1のネジ孔19にセツトボルト6を螺合
し、下板3の抜止めを画る。
然して、切削研磨バー7を挿入孔2に落し込む
には、バーの下端を上板の案内溝11に沿わせて
辷らせることにより所定の挿入孔2に容易に挿入
できる。
バー7は凸部4の傾斜面41を辷つて受け部5
に嵌まり、このときバーは上板1の凸部4の先端
寄りの挿入孔2の一端側に倒れ、上板1に対して
斜めに保持される。
バーを凸部4から離れた方の挿入孔2の一端側
から真下に降ろし、バーを傾斜面41に当てずに
挿入した場合でも、受け部5の底面の斜面53を
辷つてバーを必ず倒れ、斜めに保持される。
又、バーを取り出すにはピンセツト等で切削研
磨バーを挟んで取り出せば可い。バーの下部が嵌
まつている受け部5の傾斜面41側の垂直壁面5
1と挿入孔2の一端の間隔Wはバーの軸径に対応
しており、バーを起して真上方向に抜き出し出来
るので取り出しやすい。
第4図は、軸径が細く短い小形のバーを保持す
るバースタンドの他の実施例を示しており、下板
3は第3図のものよりも薄く形成され、上板1の
取付け片の上部の補助溝15に下板3の突条33
を嵌めている。
本考案は上記実施例に限定されることはなく、
上板及び下板を樹脂の射出成型にて形成する等、
実用新案登録請求の範囲に記載の範囲で種々の変
形が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は歯科用バースタンドの分解斜面図、第
2図は上板の平面図、第3図は歯科用バースタン
ドの縦断面図、第4図は他の実施例の縦断面図、
第5図は出願人が以前提案した歯科用バースタン
ドの斜面図、第6図は第5図のバースタンドの挿
入孔部の拡大断面図、第7図は従来例のバースタ
ンドの斜面図である。 1……上板、2……挿入孔、3……下板、4…
…凸部、5……受け部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上板1と下板3とから成り、上板1に開設した
    複数の挿入孔2に歯科用バー7を挿入して保持す
    る歯科用バースタンドに於て、上板1の各挿入孔
    2は同一方向に向かう長孔であつて且つ上板1に
    対して垂直に開設され、下板3は各挿入孔2の下
    方に位置し孔縁の一端に接近して突出した凸部4
    を有し、該凸部4は孔2の真下に面する部分が傾
    斜面41となり、該傾斜面41の延長上にて下板
    3にはバーの下端が余裕のある状態に嵌まる受け
    部5が形成されている歯科用バースタンド。
JP4970288U 1988-04-13 1988-04-13 Expired JPH0417133Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4970288U JPH0417133Y2 (ja) 1988-04-13 1988-04-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4970288U JPH0417133Y2 (ja) 1988-04-13 1988-04-13

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Publication Number Publication Date
JPH01152618U JPH01152618U (ja) 1989-10-20
JPH0417133Y2 true JPH0417133Y2 (ja) 1992-04-16

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JP4970288U Expired JPH0417133Y2 (ja) 1988-04-13 1988-04-13

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JP5147298B2 (ja) * 2007-06-04 2013-02-20 株式会社松風 歯科技工用ポストスタンド

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JPH01152618U (ja) 1989-10-20

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