JPH0417087Y2 - - Google Patents

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JPH0417087Y2
JPH0417087Y2 JP1988118177U JP11817788U JPH0417087Y2 JP H0417087 Y2 JPH0417087 Y2 JP H0417087Y2 JP 1988118177 U JP1988118177 U JP 1988118177U JP 11817788 U JP11817788 U JP 11817788U JP H0417087 Y2 JPH0417087 Y2 JP H0417087Y2
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hull
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bow
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edge
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JP1988118177U
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JPH0238969U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、料理や刺身等の盛り付け或いは飾り
付けに使用される舟形容器に関するものである。
【従来技術とその課題点】
料理や刺身等を盛り合わせ、宴や食卓に興趣を
添えるために舟形容器が使用されている。 舟形容器は、一般に船体の船首部に先端が上部
へ突出した船首部材(舳先)が設けられており、
これにより、いかにも趣のある船体を形成してい
る。従来は、この船首部材は船体と一体に形成さ
れていたので、船首部材が邪魔になつて舟形容器
を多段に積み重ねることができなかつた。そのた
め、収容する際に嵩張り、また輸送する場合も一
梱包の中に多くの舟形容器を包装できないので、
輸送コストの上昇を招いていた。
【本考案の目的】
本考案の目的は、収容や輸送に際して多段に積
み重ねることができる舟形容器を提供することで
ある。
【本考案の構成】
前記目的を達成するための本考案の構成は次の
通りである。 即ち本考案は、 多段に積み重ねができるように、上部が開口し
底部側が窄まつて形成された船体と、この船体の
船首部に着脱可能に形成された船首部材とを備え
てなり、 前記船体の船首部には、上部にやや突出して設
けられた係合突片と、下部に設けられた係合凹部
を備え、 前記船首部材はほぼ四角筒状に形成してあり、
船体への装着側は上部の舳先を残して切欠され、
舳先の下部縁は前記係合突片に上部から係合可能
な係合縁となつており、前記船首部材の装着側下
部には前記係合突片と前記係合縁を係合させたと
きに前記係合凹部に係合可能な係合突起が備えて
ある舟形容器である。
【実施例】
本考案を図面に示した実施例に基づき更に詳細
に説明する。 第1図は盛り皿を組み合わせた状態を示す舟形
容器の分解斜視図、第2図は船体と船首部材との
分解図、第3図は船首部材の装着方法を示す説明
図である。 舟形容器は、船体1と船首部材2とを備えてな
る。 船体1は底部側が窄まつた形状で、側壁に段部
12が形成してあり、船底14は平板状である。 船首上端にはやや突出して係合突片16が形成
してある。船首の下部吃水部付近には、斜上方へ
向けて切欠された係合凹部18が形成してある。 船首部材2は、上端が閉鎖されたほぼ四角筒状
に形成してあり、船体1への装着側は上部に設け
られた舳先20を残して切欠し、装着空間21が
設けてある。舳先20の下部縁には前記係合突片
16に上部から係合可能な係合縁26が設けてあ
る。また、前記船首部材2の装着空間21を構成
する両側の側壁22の下部端縁には、前記係合突
片16と前記係合縁26を係合させたときに、前
記係合凹部18と係合する係合突起24が形成し
てある。 符号3は盛り皿で、船体1に上部から緩く嵌合
できる形状に形成され、周縁には載置縁部31が
形成してある。載置縁部31の内側には載置縁部
31に添つて集水溝32が形成してあり、集水溝
32より内側には、載置面33が設けてある。載
置面33には集水溝32より浅い排水溝34が適
宜数(本実施例では5本)形成してある。載置面
33の裏面であつて船首及び船尾側には、下端を
船底14に当接させて盛り合わせものの重量に耐
えるように支脚35が形成してあり、支脚35内
部は排水溝34とつながる集水部36となつてい
る。
【作用】
第1図ないし第3図を参照して本実施例の作用
を説明する。 まず、収容時や輸送時は、船首部材2を船体1
から取り外し、船体1の中に収容しておき、同様
に船首部材2を収容した他の船体1を多段に積み
重ねるようにする。これによつて小部品である船
首部材2の紛失が防止できる。なお、盛り皿3は
船体1とは別にしておき、積み重ねておく。 また、船首部材2を船体1に装着する場合は、
第3図に示すように挿入空間21に係合突片16
を挿入して係合縁26と係合させた後、船首部材
2を矢印方向に回転させて係合凹部18と係合突
起24とを係合させて装着する。このように、船
首部材2の装着は容易確実である。 この実施例に係る構造の場合は、係合凹部18
の形状が斜め上方に切欠された形状であるため、
船首部材2を装着後、船首部材2に上方への負荷
がかかつても船首部材2は船体1にかえつて圧着
され、上方には取り外れない。このため、盛り皿
3に載せた盛り合わせのものが重くても、運ぶ際
に船首部材2を持つたときに船首部材2が外れて
船体1が落下するという心配はない。 盛り皿3は、段部12に載置縁部31を載せて
船体1に嵌装される。盛り皿3には、排水溝3
4、集水溝32、集水部36が設けてあるので例
えば刺身を盛る場合、あしらいとして添える野菜
や海藻の水切が悪い場合でも水は排水溝34、集
水溝32を通つて集水部36に貯留される。この
ため刺身が水に浸つて水つぽくなることはない。
特に鯉などのように刺身を洗いにした場合は、氷
が溶けると刺身が水に浸つて水つぽくなりおいし
くなかつたが、これによるとそのようなことがな
くなる。 なお、本考案は図示の実施例に限定されるもの
ではなく、実用新案登録請求の範囲の記載内にお
いて種々の変形が可能である。
【考案の効果】
本考案は、次の効果を有する。 (a) 舟形容器は、船体が多段に積み重ねることが
できる形状で、船首部材は着脱可能となつてい
る。このため容器を収容したり輸送する際は、
船首部材を取り外すことによつて船体を多段に
積み重ねることができ、嵩張らず収容にも場所
をとらない。また、輸送のために容器を包装す
る場合は、一つの梱包で多くの容器を包装で
き、輸送コストを低減できる。 (b) 船首部材の船体への装着は、係合突片を係合
縁と係合させた後、船首部材を下方へ回転させ
て係合凹部と係合突起とを係合すればよく、装
着は容易確実である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は盛り皿
を組み合わせた状態を示す舟形容器の分解斜視
図、第2図は船体と船首部材との分解図、第3図
は船首部材の装着方法を示す説明図である。 1……船体、2……船首部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 多段に積み重ねができるように、上部が開口し
    底部側が窄まつて形成された船体1と、この船体
    1の船首部に着脱可能に形成された船首部材2と
    を備えてなり、 前記船体1の船首部には、上部にやや突出して
    設けられた係合突片16と、下部に設けられた係
    合凹部18を備え、 前記船首部材2は、ほぼ四角筒状に形成してあ
    り、船体1への装着側は上部の舳先20を残して
    切欠され、舳先20の下部縁は前記係合突片16
    に上部から係合可能な係合縁26となつており、
    前記船首部材2の装着側下部には前記係合突片1
    6と前記係合縁26を係合させたときに前記係合
    凹部18に係合可能な係合突起24が備えてある
    ことを特徴とする舟形容器。
JP1988118177U 1988-09-07 1988-09-07 Expired JPH0417087Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988118177U JPH0417087Y2 (ja) 1988-09-07 1988-09-07

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988118177U JPH0417087Y2 (ja) 1988-09-07 1988-09-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0238969U JPH0238969U (ja) 1990-03-15
JPH0417087Y2 true JPH0417087Y2 (ja) 1992-04-16

Family

ID=31362307

Family Applications (1)

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JP1988118177U Expired JPH0417087Y2 (ja) 1988-09-07 1988-09-07

Country Status (1)

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JP (1) JPH0417087Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51116198U (ja) * 1975-03-17 1976-09-20
JPS54151670U (ja) * 1978-04-10 1979-10-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0238969U (ja) 1990-03-15

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