JPH0417040Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0417040Y2 JPH0417040Y2 JP1987043956U JP4395687U JPH0417040Y2 JP H0417040 Y2 JPH0417040 Y2 JP H0417040Y2 JP 1987043956 U JP1987043956 U JP 1987043956U JP 4395687 U JP4395687 U JP 4395687U JP H0417040 Y2 JPH0417040 Y2 JP H0417040Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- rotating
- fixed wall
- annular
- rotating plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は餃子の皮やクツキーの材料など、小
麦粉を原料とする薄肉の粉製品を製作する際、練
つた原料を薄く伸ばし製品形状に打ち抜いて製品
にするが、第5図で示すように、その際に生じる
残余の部分Rが大量に生じるが、これを粉砕し再
使用するために用いる粉砕装置に関するものであ
る。
麦粉を原料とする薄肉の粉製品を製作する際、練
つた原料を薄く伸ばし製品形状に打ち抜いて製品
にするが、第5図で示すように、その際に生じる
残余の部分Rが大量に生じるが、これを粉砕し再
使用するために用いる粉砕装置に関するものであ
る。
一般に、小麦粉製品を採取した後の残余部分
は、水を加えて適度の固さに調整すれば、再度薄
く伸ばして製品を採取できるが、これら餃子など
を工業的に製造する場合、発生する残余部分の量
が膨大であるためこれに水を加えても均等に浸透
せず、再使用せんとすると固さの調整が極めて難
しく、事実上、再使用は困難であつた。
は、水を加えて適度の固さに調整すれば、再度薄
く伸ばして製品を採取できるが、これら餃子など
を工業的に製造する場合、発生する残余部分の量
が膨大であるためこれに水を加えても均等に浸透
せず、再使用せんとすると固さの調整が極めて難
しく、事実上、再使用は困難であつた。
考案者は斯かる現状に鑑みて研究を続けた結
果、残余部分に対する水の混入の困難は、残余部
分を細かく粉砕して水の浸透容易を図ることによ
つて解消出来る点を発見した。この考案は以上の
ことから、大量に生じる小麦粉製品の残余部分を
効率的且つ衛生的に粉砕する装置を得ることを目
的とするものであり、略鉛直な軸の周りを回転す
る回転板の上面に突設した環状の回転壁と、前記
回転板を支持するケースに設けた環状の固定壁と
を内外周面で摺合させると共に、両壁に内外連通
する透孔を設けた点に特徴がある。
果、残余部分に対する水の混入の困難は、残余部
分を細かく粉砕して水の浸透容易を図ることによ
つて解消出来る点を発見した。この考案は以上の
ことから、大量に生じる小麦粉製品の残余部分を
効率的且つ衛生的に粉砕する装置を得ることを目
的とするものであり、略鉛直な軸の周りを回転す
る回転板の上面に突設した環状の回転壁と、前記
回転板を支持するケースに設けた環状の固定壁と
を内外周面で摺合させると共に、両壁に内外連通
する透孔を設けた点に特徴がある。
回転板の上面に餃子などの残余部分を供給する
と、残余部分は遠心力を利用して回転板の上面に
設けた回転壁、或いは固定壁に設けた透孔を通過
せんとし、回転壁と固定壁とに設けた透孔が合致
したとき、少量づつに切断されて外方へ押し出さ
れる。
と、残余部分は遠心力を利用して回転板の上面に
設けた回転壁、或いは固定壁に設けた透孔を通過
せんとし、回転壁と固定壁とに設けた透孔が合致
したとき、少量づつに切断されて外方へ押し出さ
れる。
以下、図示の実施例によつてこの考案を説明す
ると、図中、粉製食品原料の粉砕装置1は第1図
で示すように、基台2上に載置された電動機3と
支柱4、および支柱4に支持され前記電動機3に
よつて駆動される切断手段5とによつて構成され
ている。
ると、図中、粉製食品原料の粉砕装置1は第1図
で示すように、基台2上に載置された電動機3と
支柱4、および支柱4に支持され前記電動機3に
よつて駆動される切断手段5とによつて構成され
ている。
切断手段5は第2図で示すように、ケース6と
ケース6に軸受けされた回転板7との間に形成さ
れている。
ケース6に軸受けされた回転板7との間に形成さ
れている。
ケース6は上部にホツパー6aと下部に軸受部
6bとを有し、アルミニウム合金を鋳造して作ら
れ、前記支柱4にボルトその他の固定手段(図示
してない)によつて固定されている。6cは回転
板7の周縁に対向して設けられた環状の固定壁で
あり、第3図で示すように、この実施例では内外
の2枚からなつている。
6bとを有し、アルミニウム合金を鋳造して作ら
れ、前記支柱4にボルトその他の固定手段(図示
してない)によつて固定されている。6cは回転
板7の周縁に対向して設けられた環状の固定壁で
あり、第3図で示すように、この実施例では内外
の2枚からなつている。
回転板7は軸受部6bに支持された軸7aとそ
の上端に固定された円板7bとからなり、円板7
bの中央部にはホツパー6aから供給される粉製
食品原料の残余部分Rを周方向へ分配するための
円錐形凸部材7cがねじ止めされ、さらに、周辺
部分の上側には第3図で示すように、同心状に配
置された2重からなる環状の回転壁7dが突設さ
れ、前記固定壁6cと交互に配置され内外周が少
ない隙間で嵌合している。8はVベルトであり、
電動機3と軸7aとを連結する。
の上端に固定された円板7bとからなり、円板7
bの中央部にはホツパー6aから供給される粉製
食品原料の残余部分Rを周方向へ分配するための
円錐形凸部材7cがねじ止めされ、さらに、周辺
部分の上側には第3図で示すように、同心状に配
置された2重からなる環状の回転壁7dが突設さ
れ、前記固定壁6cと交互に配置され内外周が少
ない隙間で嵌合している。8はVベルトであり、
電動機3と軸7aとを連結する。
固定壁6cと回転壁7dとはいずれを内側に配
置してもよいが、内外周面で摺動可能に嵌合して
おり、また、いずれも第4図で示すように、内周
面と外周面とを連通する透孔6d,7eが設けら
れている。なお、透孔6dは周上に5ケ、透孔7
eは4ケが設けられ、それらが同時に連通するこ
とがないように配慮してある。
置してもよいが、内外周面で摺動可能に嵌合して
おり、また、いずれも第4図で示すように、内周
面と外周面とを連通する透孔6d,7eが設けら
れている。なお、透孔6dは周上に5ケ、透孔7
eは4ケが設けられ、それらが同時に連通するこ
とがないように配慮してある。
次に、この実施例の作動を説明すると、まず、
電動機3によつて回転板7を回転させ、ホツパー
6aへ食品原料の残余部分Rを投入し軽く押圧す
ると、残余部分Rはその押圧力と遠心力とによつ
て周方向へ移動し回転壁7dの内周に当接すると
共に、一部はそこに設けた透孔7eを経て外方押
し出される。透孔7eの出口には固定壁6cが配
置されており、透孔7eが固定壁6cに設けられ
た透孔6dと合致したとき外方へ流出するが、こ
のとき両透孔6d、7eの縁の部分で剪断され
る。このようにして二重に配置された回転壁7d
と固定壁6cとを交互に通過すると、米粒程度
(約2mm角以下)に細断できた。
電動機3によつて回転板7を回転させ、ホツパー
6aへ食品原料の残余部分Rを投入し軽く押圧す
ると、残余部分Rはその押圧力と遠心力とによつ
て周方向へ移動し回転壁7dの内周に当接すると
共に、一部はそこに設けた透孔7eを経て外方押
し出される。透孔7eの出口には固定壁6cが配
置されており、透孔7eが固定壁6cに設けられ
た透孔6dと合致したとき外方へ流出するが、こ
のとき両透孔6d、7eの縁の部分で剪断され
る。このようにして二重に配置された回転壁7d
と固定壁6cとを交互に通過すると、米粒程度
(約2mm角以下)に細断できた。
なお、以上の実施例で回転壁7dと固定壁6c
との摺動面は図示のように、若干傾斜させシムに
よつて軸7aを上下に移動可能とすることによ
り、隙間の調整を可能にすべく円錐面にしてある
が、直立させて鉛直面としてもよい。
との摺動面は図示のように、若干傾斜させシムに
よつて軸7aを上下に移動可能とすることによ
り、隙間の調整を可能にすべく円錐面にしてある
が、直立させて鉛直面としてもよい。
この考案の粉製食品原料の粉砕装置は、以上の
ように、略鉛直な軸の周りを回転する回転板7の
上面に突設した環状の回転壁7dと、前記回転板
を支持するケース6に設けた環状の固定壁6cと
を内外周面で摺合させると共に、両壁6c,7d
に内外連通する透孔6d,7eを設けたものであ
るから、構造が簡単である上に極めて高能率で餃
子の皮などの残余部分Rを細かく切断することが
出来る効果がある。
ように、略鉛直な軸の周りを回転する回転板7の
上面に突設した環状の回転壁7dと、前記回転板
を支持するケース6に設けた環状の固定壁6cと
を内外周面で摺合させると共に、両壁6c,7d
に内外連通する透孔6d,7eを設けたものであ
るから、構造が簡単である上に極めて高能率で餃
子の皮などの残余部分Rを細かく切断することが
出来る効果がある。
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1
図は装置の外観図、第2図はその縦断面図、第3
図は要部の拡大断面図、第4図はその−断面
図、第5図1は餃子の皮の残余部分、同図2は切
断された後の残余部分の外観図である。 5……切断手段、6……ケース、6c……環状
の固定壁、6d,7e……透孔、7……回転板、
7d……回転壁、R……残余部分。
図は装置の外観図、第2図はその縦断面図、第3
図は要部の拡大断面図、第4図はその−断面
図、第5図1は餃子の皮の残余部分、同図2は切
断された後の残余部分の外観図である。 5……切断手段、6……ケース、6c……環状
の固定壁、6d,7e……透孔、7……回転板、
7d……回転壁、R……残余部分。
Claims (1)
- 略鉛直な軸の周りを回転する回転板7の上面に
突設した環状の回転壁7dと、前記回転板を支持
するケース6に設けた環状の固定壁6cとを内外
周面で摺合させると共に、両壁6c,7dに内外
連通する透孔6d,7eを設けてなる粉製食品原
料の粉砕装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987043956U JPH0417040Y2 (ja) | 1987-03-25 | 1987-03-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987043956U JPH0417040Y2 (ja) | 1987-03-25 | 1987-03-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63151779U JPS63151779U (ja) | 1988-10-05 |
JPH0417040Y2 true JPH0417040Y2 (ja) | 1992-04-16 |
Family
ID=30861308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987043956U Expired JPH0417040Y2 (ja) | 1987-03-25 | 1987-03-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0417040Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-25 JP JP1987043956U patent/JPH0417040Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63151779U (ja) | 1988-10-05 |
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