JPH04169241A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH04169241A
JPH04169241A JP29600390A JP29600390A JPH04169241A JP H04169241 A JPH04169241 A JP H04169241A JP 29600390 A JP29600390 A JP 29600390A JP 29600390 A JP29600390 A JP 29600390A JP H04169241 A JPH04169241 A JP H04169241A
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JP
Japan
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points
ink
action
ram
recovery
Prior art date
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Application number
JP29600390A
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English (en)
Inventor
Seiji Mochizuki
聖二 望月
Toshio Kumagai
利雄 熊谷
Kazuhisa Kawakami
和久 川上
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はノズルよりインク滴を吐出して記録媒体上に文
字等の記録を行うインクジェット記録装置に係わり、特
には吐出不良回復に関する。
[従来の技術] ノズルからインク滴を吐出させて記録媒体上に記録情報
に応じた文字等の記録書き込みを行うインクジェット記
録装置では、微細なノズルからインクを吐出させてイン
ク滴を形成するため、ノズルに紙粉等の異物が付着した
り、インク流路内に気泡が浸入した場合、吐出不良をひ
きおこしていた。そして吐出不良は印字不良の原因とな
っていた。また常に安定して良好な印字を得るために、
従来よりこの種のインクジェット記録装置には、吐出不
良回復手段が内蔵されていた。そして吐出不良の程度に
応じて吐出不良回復手段の動作は複数に設定され、その
各動作に応じたインク消費量は、−回の動作で吐出不良
の回復が十分に行われるように略設定されており、各々
のインク消費量は異なっていた。
以下例えば吐出不良回復手段として吸引手段を用いた場
合について説明する。使用者が吐出不良による印字不良
を目視で確認した場合の回復動作は、記録装置本体をオ
フライン状態にした後に、操作パネル上等に設けられた
動作命令入力手段である回復動作スイッチを使用者が押
下することにより行なわれていた。さらに印字不良の程
度に応じて、インク消費量を異なる設定とした複数の回
復動作で構成されている場合もあった。
また従来のインクジェット記録装置は、使用しない時は
ノズル部からのインクの蒸発を防止するためにノズル部
をキャップ手段でカバーしている。
しかしキャップ手段でカバーしていても完全にノズル部
からのインクの蒸発を防止することはできず、吐出不良
の原因となっていた。そこで電源投入時に、確実に安定
したインク滴の吐出を保障するために、電源投入時に自
動的に回復手段を動作させる構成となっていた。そして
この回復動作は前述した手動入力による回復動作に比べ
ると、インクの消費量は少なくても十分であった。
また記録装置を使用しない時には、インク流路系からの
インク成分の蒸発や、空気中からの気体透過によってイ
ンクの物性が変化してしまう。インクの物性が変化する
と吐出不良や、印字品質の劣化等の原因となった。そこ
でこのような問題を解決するために、一定時間毎に自動
的に吐出不良回復手段を動作させて、インクを消費する
ように構成されていた。そしてこの場合のインク消費量
はインク流路系の構成に応じて設定されていた。
さらに使用者が初めて記録装置を使用する場合等に、印
字ヘッドにインクを充填する初期充填動作が行なわれて
いた。この場合の吐出不良回復動作手段の動作は手動で
動作命令を入力して行なわれる。そして確実にインクを
充填するために、前述した他の動作よりもインクの消費
量は多い設定であった。
各動作は吸引手段を動作させて、インクタンクよりキャ
ップ手段を介してインクを吸引することによって行なわ
れていた。そして吸引されたインクは、廃インク溜へと
送りこまれる。また通常の記録は、ガイド軸上に沿って
ヘッドが移動し、記録媒体上にインク滴を吐出すること
によって行われる。そして廃インク溜はインクタンクと
一体的に構成され、インクタンクと廃インク溜は同時に
交換されていた。また他の従来例としては、廃インク溜
はインクタンクとは別体にインクジェット記録装置本体
内に設けられ、通常では交換されない構成であった。
[発明が解決しようとする課題] 前述の従来例では電源オン状態において、手動入力によ
る回復動作の命令により、吐出不良回復動作を何回でも
行うことができた。そのため使用者は万一の吐出不良回
復動作による回復不良を見越して、印字動作を行い吐出
不良が回復したことを確認する前に連続して数回、回復
動作スイッチを押下してしまう場合があった。また記録
媒体である記録紙によっては印字かにじんでしまうため
吐出不良と勘違いし、不必要に何回も回復動作スイッチ
を押下してしまう場合があった。さらには、故意に回復
動作スイッチを押下し続けることも可能であった。さら
に電源投入も何回でも行なうことができた。そのために
、インクを不必要に消費してしまい、廃インク溜の容量
を不必要に消費される分を見越して、非常に大きく設定
しなくてはいけないという問題があった。または廃イン
ク溜の容量を完全に予測することさえ難しいという問題
があった。さらに廃インク溜の容量が大きいということ
は、廃インク溜とインクタンクとが一体の場合は消耗交
換部品であるインクタンクのコストアップとなり、ラン
ニングコストが上がってしまうという問題があった。ま
た廃インク溜がインクタンクと別体の場合には、廃イン
ク溜が非常に大きくなってしまいコストアップという問
題だけでなく、記録装置本体が非常に大きくなってしま
うという問題があった。
そこで、本発明は上記のような問題を解決するもので、
その目的とするところは、廃インク溜の大きさを必要最
小限にすることにある。さらには廃インク溜からのイン
ク漏れを防止し、インクによる記録装置の損傷を防ぐこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 本発明のインクジェット記録装置は、吐出不良回復手段
と、廃インク溜と、該吐出不良回復手段の回復動作命令
入力手段と、動作回数カウンタを持つ第1の記憶手段と
、第2の記憶手段とを具備し、該吐出不良回復手段の動
作に対応して該記憶手段に動作回数をカウントする機能
を有し、前記吐出不良回復手段の複数の動作に対応して
予めポイント数を設定し、該ポイント数を動作回数とし
て前記第1、及び第2の記憶手段にカウントすることを
特徴とする。
[作用] 吐出不良回復手段の動作回数を記憶手段にカウントし、
その総カウント数により廃インク溜内のインク量を監視
するようにしたので、使用者が不必要に何回も回復動作
スイッチを押下してしまう場合や、故意に回復動作スイ
ッチを押下し続けること等による、不必要なインク消費
を防止することができる。それにより、廃インク溜の大
きさを必要以上に大きくしなくても良い。さらに第1及
び、第2の記憶手段とを用いる構成としたので、記憶手
段側の問題である記憶手段への書き込み回数制限や、記
憶手段用のバックアップ用電源のバッテリー寿命等を相
互に補うことができ、それにより記憶手段側の制限をな
くすことが出来る。
[実施例コ 本発明の一実施例を図面にもとすき説明する。
第1図は本発明のインクジェット記録装置の一実施例を
示したものである。プラテン1に沿ってガイド軸上2a
を往復動するキャリッジ2には、プラテン1に近接して
印字ヘッド3が一体的に設けられている。印字ヘッド3
の上方には、内部にポリウレタンフォーム等の多孔質部
材よりなるフオーム6を収容したインクタンク7が設け
られている。このインクタンク7には、そのM8に大気
の取入れを可能にするための通気孔9が設けられ、また
その底面にはフオーム6との密着を図る台状の突起10
が形成されている。この突起10の中心部から下方に向
けてフオーム6内のインクを取り出し保持するインク室
11が形成されている。
インク室11の端部はゴム等の弾性部材よりなる盲栓1
2により封止されている。そしてこの盲栓12にフィル
タ室4を介して印字ヘッド3と連通する中空針5を挿通
することによりインクタンク7内に含浸したインクを印
字ヘッド3に供給するように構成されている。尚、イン
ク室11は盲栓12及びフオーム6により密閉室の状態
になっている。
そして印字ヘッド3に吐出不良が生じた場合には、キャ
ップ13、配管14を介して吸引ポンプ15を動作させ
て、印字ヘッド3よりインクを吸引することにより吐出
不良回復動作がおこなわれる。吸引されたインクは、配
管16を通って廃インク溜17に送られる。本発明にお
いては、廃インク′417とインクタンク7とは別体で
あって、廃インク溜17は記録装置本体内に配設され、
通常は交換されない構成になっている。
第2図は本発明の詳細な説明する図である。18は記録
装置を制御するための制御部、19は記録装置本体用の
電源、20は吐出不良回復手段の各動作に応じて動作回
数をカウントするためのRAM、21は前記RAM20
の動作カウンタに対応する動作回数カウンタを有するE
EPROM (Electrical Erasabl
e Programable ROM :不揮発性メモ
リー)、22はタイマー動作用のタイマー、23はキャ
ップ開閉手段、24は吸引手段、25はRAM20のバ
ックアップ用のバッテリーである。操作パネル26上に
はオンオフ切り替えスイッチ27、回復動作命令を入力
するための回復動作スイッチ28が設けられている。
次にその作用について説明すると、記録媒体上の印字不
良が目視において確認された場合は、操作パネル26上
の回復動作命令入力手段である回復動作スイッチ28を
押下することにより吐出不良の回復動作を行なう。この
際、印字動作状態である記録装置がオンライン状態にお
いては、回復動作スイッチ28を押下しても回復動作命
令を入カすることはできない。そこで使用者は印字不良
を確認した場合、印字動作中であっても、まず操作パネ
ル26上にあるオンオフライン切り替えスイッチ27を
押下して記録装置本体をオフライン状態にする。次に、
回復動作スイッチ28を押下し、回復動作命令を入力す
ることで吐出不良の回復動作がおこなわれる。本実施例
では、この回復動作を2種類設定してあり各々を以下、
回復動作−1、回復動作−2と呼称する。
第4図に本発明の実施例における回復動作−1、回復動
作−2の動作手順を例示するフローチャートをしめす。
ステップS1で記録装置がオフラインか否かを判別し、
オフラインでなければステップS2に進みオンオフライ
ン切り替えスイッチ27を押下し、オフラインとする。
次にステップS3に進み回復動作スイッチ28を押下し
、回復動作命令を入力する。そして回復動作スイッチ2
8の押下されている時間をステップS4で判別する。
本実施令では、この押下時間の長さにより回復動作−1
、または回復動作−2を選択できるようにしである。該
押下時間の長さが、2秒以内であればステップS5以降
の回復動作−1を行い、2秒以上であればステップS1
5以降の回復動作−2を行う構成としである。次にステ
ップS5、S15では、印字ヘッド3がキャップ位置に
あるかを判別する。印字ヘッド3がキャップ位置になけ
れば、ステップS14、S21で印字ヘッド3をキャッ
プ位置まで移動する。印字ヘッド3がキャップ位置にあ
ればステップS6、S7、または816、S17に進み
キャップ13を閉じた状態で吸引ポンプ15の動作を開
始し、インク吸引を始める。そしてステップS8、S1
8で吸引ポンプ15の動作時間長さを判別する。回復動
作−1では、該動作時間長さが2秒以上であればステッ
プS9に進み、吸引ポンプ15の動作を終了する。回復
動作−2では、該動作時間長さが5秒以上であればステ
ップS19に進み、吸引ポンプ15の動作を終了する。
この時のインク消費量は、本実施例の構成では回復動作
−1は略0,3cc程度であり、回復動作−2は略1c
c程度の設定となっている。次にステップSIO,S2
0に進み、各回復動作に応じ六ポイント数をRAM20
内の回数カウンタにカウントする。前記ポイント数は、
回復動作−1は3ポイントであり、回復動作−2は10
ポイントの設定としである。次にステップS11に進み
、RAM2’O内のカウント数が30ポイントを越えた
か否かを判別する。30ポイント以内であれば、そのま
ま回復動作を終了する。30ポイントを越えていれば、
ステップS12に進みRAM20内の該ポイント数をE
EPROM21内の回数カウンタにカウントする。次に
ステップS13に進み、RAM20内の回数カウンタを
リセットして一連の動作を終了する。
発明者の実験によると、吐出不良の大部分は紙粉やほこ
り等がノズル部へ付着することによるものである。その
他の不良原因としては、中空針5からインク流路内へ気
泡が浸入することによるものである。前者の不良の場合
は、本実施例の構成では0.3cc程度のインクを吸引
する必要があり、後者の場合はlcc程度のインクを吸
引する必要があることがわかった。さらに前者による吐
出不良が全体の90%以上であることもわかった。仮に
1回のインク吸引量を0.3cc程度としても同一の吐
出不良原因では、はぼ100%回復させるのに回復動作
は3回以内で十分であり、最悪でも4回を越えることは
ないこともわかった。使用者が4回を越えて回復動作ス
イッチ28を押す必要がある場合は、通常考えられる吐
出不良原因以外の原因である。つまり記録装置本体の故
障であり、前述した記録装置に内臓される吐出不良回復
手段を用いて対処出来ない故障である。また本実施例で
は吐出不良の発生頻度を記録装置の実使用状況を実験よ
り予測し、平均して2週間に1回以内程度としている。
次に電源投入時の動作について説明する。本実施例では
、電源投入時に確実に安定したインク滴の吐出を保障す
るために、電源投入時に自動的に吸引ポンプ15を動作
させる構成となっている。
第5図に本発明の実施例における電源投入時の動作手順
を例示するフローチャートをしめす。ステツブS1で印
字ヘッド3がキャップ位置にあるかを判別する。印字ヘ
ッド3がキャップ位置になければ、ステップ510以降
に進み前述した回復動作−1と同じ動作を行なう構成と
しである。これは印字ヘッド3のノズル部がキャップ1
3でカバーされない状態で放置されると、ノズル部から
インクが蒸発することによりノズル部のインクが増粘し
、吐出不良の原因となるからである。印字ヘッド3がキ
ャップ位置にあればステップS2、S3に進みキャップ
13を閉じた状態で吸引ポンプ15の動作を開始し、イ
ンク吸引を始める。そしてステップS4で吸引ポンプ1
5の動作時間長さを判別する。該動作時間長さが1秒以
上であればステップS5に進み、吸引ポンプ15の動作
を終了する。この時のインク消費量は本実施例の構成で
は、略CL1cc程度の設定となっている。次にステッ
プS6に進み、動作に応じた3ポイント分をRAM20
にカウントする。次にステップS7に進み、RAM20
内のカウント数が30ポイントを越えたか否かを判別す
る。30ポイント以内であれば、そのまま回復動作を終
了する。30ポイントを越えていれば、ステップS8に
進みRAM20内の該ポイント数をEEPROM21に
カウントする。次にステップS9に進み、RAM20内
の回数カウンタをリセットして一連の動作を終了する。
次にタイマー動作について説明する。記録装置を使用し
ない場合や、インク消費量が少ない場合、インク流路系
からのインク成分の蒸発や、空気中からの気体透過によ
ってインクの物性が変化してしまい、吐出不良の原因と
なる。そこで本実施例では、常に確実に安定したインク
滴の吐出を保障するために、一定時間毎に自動的に吐出
不良回復手段を動作させて、インクを消費するように構
成しである。第6図に本発明の実施例におけるタイマー
動作時の動作手順を例示するフローチャートをしめす。
ステップS1で印字ヘッド3がキャップ位置にあるかを
判別する。印字ヘッド3がキャップ位置になければ、ス
テップS10に進み、印字ヘッド3をキャップ位置へ移
動する。印字ヘッド3がキャップ位置にあればステップ
S2、S3に進み、キャップ13を閉じた状態で吸引ポ
ンプ15の動作を開始し、インク吸引を始める。そして
ステップS4で吸引ポンプ15の動作時間長さを判別す
る。該動作時間長さが3秒以上であればステップS5に
進み、吸引ポンプ15の動作を終了する。この時のイン
ク消費量は本実施例の構成で、略Q、5cc程度であり
、印字ヘッド3内にインクタンク7にあったインクが流
入する程度の設定である。次にステップS6に進み、動
作に応じた5ポイント分をRAM20にカウントする。
次にステップS7に進み、RAM20内のカウント数が
30ポイントを越えたか否かを判別する。
30ポイント以内であれば、そのまま回復動作を終了す
る。30ポイントを越えていれば、ステップS8に進み
RAM20内の該ポイント数をEEPROM21にカウ
ントする。次にステップS9に進み、RAM20内の回
数カウンタをリセットして一連の動作を終了する。
次に初期のインク充填動作について説明する。
本実施例では、使用者が初めて記録装置を使用する場合
等に、印字ヘッド3にインクを充填する、初期充填動作
を行なう構成としである。この場合の動作は本実施例で
は、回復動作スイッチ28を押下しながら電源を投入す
ることで行なわる。この動作により記録装置の使い初め
から確実に安定したインク滴の吐出を保障することがで
きる。第7図に本発明の実施例における初期充填動作時
の動作手順を例示するフローチャートを示す。ステップ
S1で印字ヘッド3がキャップ位置にあるかを判別する
。印字ヘッド3がキャップ位置になければ、ステップS
IOに進み、印字ヘッド3をキャップ位置へ移動する。
印字ヘッド3がキャップ位置にあればステップS2、S
3に進みキャップ13を閉じた状態で吸引ポンプ15の
動作を開始し、インク吸引を始める。そしてステップS
4で吸引ポンプ15の動作時間長さを判別する。該動作
時間長さが13秒以上であればステップS5に進み、吸
引ポンプ15の動作を終了する。この時のインク消費量
は本実施例の構成で、略3cc程度の設定としである。
次にステップS6に進み、動作に応じた30ポイント分
をRAM20にカウントする。次にステップS7に進み
、RAM20内のカウント数が30ポイントを越えたか
否かを判別する。30ポイント以内であれば、そのまま
回復動作を終了する。30ポイントを越えていれば、ス
テップS8に進みRAM20内の該ポイント数をEEP
ROM21にカウントする。次にステップS9に進み、
RAM20内の回数カウンタをリセットして一連の動作
を未冬了する。
第3図に前述した各々の動作について、インク ・消費
量とポイント数とを一覧表にして示す。本実施例では、
RAM20内の回数カウンタの総ポイント数が30ポイ
ントを越えるまでは、前記各動作に対応するポイント数
をRAM20内にカウントし記憶しておき、30ポイン
トを越えるとRAM20内の総ポイント数をEEPRO
M21の回数カウンタに足し込む構成としである。そし
てRAM20内にカウントされる総ポイント数が400
0ポイントを越えた時に、廃インク溜17が略満杯とな
る構成としである。そしてEEPROM21内の総ポイ
ント数が4000ポイントを越えると、廃インク溜17
の交換時期を表示パネル26上に表示するようにしであ
る。
次に、動作する毎にEEPROM21内にある回数カウ
ンタに、各動作に対応するポイント数を直接カウントせ
ず、RAM20内にある回数カウンタに一旦カウントし
、一定量を越えた時にRAM20内のカウント数をEE
PROM21に足し込むようにしである理由を説明する
。一般にEEPROM21の書き込み回数には制限があ
り、1万回/ビット程度である。従って記録装置の構成
によっては、EEPROM21の書き込み回数が早く制
限値に達してしまい、良好に機能しない場合が生ずる。
そこで−旦、RAM20にカウントした後、EEPRO
M21に複数回分をまとめて足し込む構成としである。
これにより廃インク′417を複数回交換する構成とし
ても問題がない。また印字動作中に未使用ノズルが増粘
することにより、印字不良の原因となる。そこで増粘を
防止するため、10数秒または数10秒おきに全ノズル
からインク滴を吐出する予備吐出を行う場合がある。予
備吐出動作を回復動作と同様にEEPROM21にカウ
ントする場合は、前述の書き込み回数が非常に多くなり
早く制限値に達してしまう。
この場合には、本発明は特に有効である。また例えば、
EEPROM21を他の機能と兼用する構成の場合等に
おいても、早く制限値に達する場合があり、本発明は有
効である。
本実施例では、RAM20のバックアップ用として、バ
ッテリー25を内蔵している。バックアップ用にバッテ
リー25を内蔵することにより、RAM20内のカウン
ト数を常に保存することができる。バッテリー25は、
交換式の電池であっても良いし、充電式のものであって
も良く、記録装置の構成に応じて任意に選択できる。ま
た次に、EEPROM21を用いずにRAM20のみの
構成としない理由を説明する。RAM20はバックアッ
プ用のバッテリー25が切れると、記憶内容が消滅して
しまう。つまり、交換方式の電池であればその交換時に
、または電池の寿命時にRAM20内の記憶内容は消滅
してしまう。充電方式のバッテリー25であっても寿命
があり、記録装置を長期間使用しない場合には、バッテ
リー、切れが起こることがある。万一、バッテリー切れ
が起こるとRAM20内の記憶内容が消滅してしまい、
本発明の目的を達成することができない。つまりEEP
ROM21の書き込み回数制限をRAM20で補い、R
AM20のバッテリー切れ等による記憶内容の消滅をE
EPROM21で補うことで、相互に機能上の制限を補
うことができるのである。
[発明の効果コ 本発明によれば、廃インク溜に送り込まれるインク量を
ポイント数として記憶手段にカウントするような構成と
したため、不必要な吐出不良回復動作により消費される
分のインクを見越して、廃インク溜の容量を設定する必
要がない。それにより廃インク溜を必要最小限の大きさ
とすることができる。さらに廃インク溜内の廃インク量
を常に監視することができ、廃インク溜からのインク漏
れという最悪の事態も防止できるという効果も有する。
また記憶手段を第1、及び第2の記憶手段で構成したこ
とにより、記憶手段への書き込み回数が多くても、信頼
性の高い記録装置を提供することができるという大きな
効果も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のインクジェット記録装置の一実施例の
概略断面図。第2図は本発明の詳細な説明する図。第3
図は各動作のインク消費量とポイント数を示す図。−第
4図は回復動作−1及び回復動作−2の動作フローチャ
ート図。第5図は電源投入時の動作フローチャート図。 第6図はタイマー動作時の動作フローチャート図。第7
図は初期充填動作時の動作フローチャート図。 1・・・プラテン 2・・・キャiノッジ 3・・・印字ヘッド 5・・・中空針 7・・・インクタンク 13・・・キャップ 14・・・配管 15・・・吸引ポンプ 16・・・配管 17・・・廃インク溜 18・・・制御部 20・・・RAM 21・・・EEPROM 22・・・タイマー 25・・・バッテリー 26・・・表示パネル 27・・・オンオフライン切り替えスイッチ28・・・
回復動作スイッチ 以上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士 鈴木喜三部 化1名 第2図 ’13図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ノズルよりインク滴を吐出して記録紙に記録を行う
    インクジェット記録装置において、吐出不良回復手段と
    、該吐出不良回復手段により消費されたインクを収容す
    るための廃インク溜と、該吐出不良回復手段の回復動作
    命令入力手段と、動作回数カウンタを持つ第1及び、第
    2の記憶手段とを具備し、該吐出不良回復手段の動作に
    対応して該第1及び、第2の記憶手段に動作回数をカウ
    ントする機能を有することを特徴とするインクジェット
    記録装置。 2 前記吐出不良回復手段の複数の動作に対応して予め
    ポイント数を設定し、該ポイント数を動作回数として前
    記第1、及び第2の記憶手段にカウントすることを特徴
    とした請求項1記載のインクジェット記録装置。
JP29600390A 1990-10-12 1990-11-01 インクジェット記録装置 Pending JPH04169241A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29600390A JPH04169241A (ja) 1990-11-01 1990-11-01 インクジェット記録装置
JP19481791A JP3169023B2 (ja) 1990-10-12 1991-07-09 インクジェット記録装置
US07/774,861 US5248999A (en) 1990-10-12 1991-10-11 Ink jet printing apparatus having ink purging feature
EP91117455A EP0480473B1 (en) 1990-10-12 1991-10-14 Ink jet type printing apparatus
DE69120195T DE69120195T2 (de) 1990-10-12 1991-10-14 Tintenstrahldrucker
US08/015,378 US5266975A (en) 1990-10-12 1993-02-09 Ink jet printing apparatus having means for preventing excessive ink purging
HK97101564A HK1000064A1 (en) 1990-10-12 1997-07-17 Ink jet type printing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

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JP29600390A JPH04169241A (ja) 1990-11-01 1990-11-01 インクジェット記録装置

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ID=17827874

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JP29600390A Pending JPH04169241A (ja) 1990-10-12 1990-11-01 インクジェット記録装置

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Country Link
JP (1) JPH04169241A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6991314B2 (en) 2000-04-18 2006-01-31 Seiko Epson Corporation Ink-jet recording apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6991314B2 (en) 2000-04-18 2006-01-31 Seiko Epson Corporation Ink-jet recording apparatus

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