JPH04168332A - 圧力センサーにおけるダイヤフラムの支持構造 - Google Patents

圧力センサーにおけるダイヤフラムの支持構造

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JPH04168332A
JPH04168332A JP2296198A JP29619890A JPH04168332A JP H04168332 A JPH04168332 A JP H04168332A JP 2296198 A JP2296198 A JP 2296198A JP 29619890 A JP29619890 A JP 29619890A JP H04168332 A JPH04168332 A JP H04168332A
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diaphragm
groove
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pressure receiving
pressure
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Toshinori Shimada
敏則 島田
Shinichi Ookashi
大樫 真一
Teruo Watanabe
照夫 渡辺
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Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ダイヤフラムを検出素子とする圧力センサー
のそのダイヤフラムの支持構造に関するものである。
〔技術的背景〕
一般に、微圧変化をメカニック的に大きい変位として検
出するにはベローズが使用されている。
しかし、このベローズによるものは、コストが高くなり
、その筒状形状から、検出部は大型とならざるを得ない
一方、ダイヤフラムによるものは、小型になし得て、微
圧に対しては反応させることはできたとしても、一定圧
に対する変位はベローズに比べて極めて小さい、すなわ
ち、ダイヤフラムによるものは、ベローズのものに比べ
、小さな圧力で大きな変位を得ることができなかった。
このような事情から安価で形を小さ(して、尚且つ圧力
に対する変位が大きいものが求められて来た。
そこで、本願発明者等は、特開平2−51664号公報
等で示すように、金属箔とりわけステンレス箔を素材と
し、中心円の複数基点から渦巻状に波紋を形成するとと
もに、その波紋部分を中心に向って山状に傾斜させたダ
イヤフラムを提案した。
このものは、波紋の存在によって中心軸方向に大きく撓
み、ダイヤフラムによるものとしては、小圧力で大変位
を得られるものとなった。
ところで、このダイヤフラムの特性を十分に発揮させる
圧力センサーを得るには、受圧室を形成するためのダイ
ヤフラムの取付固着状態が大切である。即ち、ダイヤフ
ラムを固着する際、ダイヤフラムの全周遠心方向に均等
な張力が加えられ、且つ取付けの際の加工が全周におい
て均一である必要がある。
このため、本願発明者等は、特開平2−229962号
公報、特開平2−229963号公報等において、ダイ
ヤフラムの外縁全周にフランジを固着する際、その外縁
全周にその遠心方向の張力を付与する技術を提案した。
本発明は、上記遠心方向の張力を付与する技術に基づき
、ダイヤフラムをその外周縁にフランジを設けることな
く、その張力を付与した状態で、圧力センサーのケーシ
ング部材にダイヤフラムを直接に支持し得るようにする
ことを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕 上記課題を解決するために、本発明にあっては、受圧室
をダイヤフラムで覆い、その上から蓋板を被せて、その
蓋板と前記受圧室部材とをその周縁でかしめて両者を一
体とした従来周知の圧力センサーにおいて、前記受圧室
部材のその受圧室周囲全周に、前記ダイヤフラム周縁に
対向する溝を形成し、この溝内全周に亘って、ダイヤフ
ラム側からの押圧に対し外側に撓む弾性材をダイヤフラ
ムに圧接して設けた構成としたのである。
〔作用〕
このように構成する本発明に係る支持構造は、蓋板をダ
イヤプラムに被せる際、その動作によってダイヤフラム
を押し、その力は弾性材に伝わる。
弾性材は押圧されれば、外側に撓み、ダイヤフラムに接
しているため、その撓みにつれてダイヤフラム外縁全周
に遠心方向の張力を付与する。この状態で蓋板と受圧室
部材とをその全周均等な力でかしめれば、その状態が維
持される。すなわち、ダイヤフラムの外縁全周に遠心方
向の均等な張力が付与された状態で、ダイヤフラムが支
持される。
〔実施例〕
第1図に示すように、受圧室1をなす部材2内にその導
入口2aを介して被圧力検出流体aが流入可能となって
いる。その受圧室部材2の受圧室1開口は後述のダイヤ
フラムDで覆われ、このダイヤフラムD外周縁に対向す
る受圧室部材2上面全周に溝3が形成されている。
前記ダイヤフラムDは、第3図(a)、(b)に示すよ
うに前述の公開公報で示した、渦巻波紋Pを有し、その
波紋部分が中心に向って山状に傾斜するステンレス箔製
のものである。
溝3には、断面へ字状の環状スプリング4が設けられて
おり、このスプリング4は、上方から何の押圧力のない
場合、すなわち常時、その内周縁4aが溝3の内側壁に
接し、外周縁4bは溝3の外周壁から離れている(第2
図鎖線状態)、このため、ダイヤフラムDを介してスプ
リング4を押すと、鎖線から実線のごとく、スプリング
4が撓み、その撓みにつれて、ダイヤフラムD外縁全周
に遠心方向の張力が付与される。
ダイヤフラムDの上面には蓋板5が被せられ、この蓋板
5の外周縁と受圧室部材2の外周壁2aとを、鎖線から
実線のごとくかしめることにより、両者2.5が一体と
なるとともに、蓋板5がダイヤフラムDを介して溝3の
内壁2bに圧接し、これにより、ダイヤフラムDが受圧
室部材2に支持される。このとき、上記スプリング4の
作用により、ダイヤフラムD外縁全周に遠心方向の張力
が付与され、その状態で支持固定される。内壁2b全周
には、等間隔でスポット溶接(8点)を行って、ダイヤ
フラムDを内壁2bに確実に固着することができる。
前記受圧室部材2にはケーシング6がねじ込まれている
。このケーシング6に、ダイヤフラムDの中心に当接す
るプランジャ7及びそれを軸方向ダイヤフラムD側に付
勢するばね8が設けられており、流体aの受圧室1への
導入圧によるダイヤフラムDの撓み(実線状態から鎖線
状態)をプランジャ7の移動に変換し、その移動量を差
動トランス、光センサ−、レーザーセンサー等で検出す
上記ダイヤフラムDの撓み導き出し用プランジャ7の取
付けは、第4図に示すように、そのケーシング6を蓋F
i5に溶接した構成としてもよく、また、第5図に示す
ように、軸受6aによって行い、ばね8を蓋板5内に設
ける構成とすることもできる。
なお、本発明は、ダイヤフラムの支持構造についてのも
のであるから、ダイヤフラムDの変位によるスイッチや
変位を連続出力するセンサーの取付けを含むものではな
いことを付言する。
(発明の効果) 本発明は、以上のように構成し、ダイヤフラムを、圧力
センサーのケーシング部材に直接に取付けるに際し、そ
の外縁全周に遠心方向の均等な張力が加わった状態で、
支持されるようにしたので、ダイヤフラムの撓み作用に
偏りがなく、均一化し、特性が安定化する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るダイヤフラムの支持構造の一実
施例を採用した圧力センサーの断面図、第2図は第1図
の要部拡大図、第3図(a)、(ト))はダイヤフラム
の斜視図及び切断正面図、第4図、第5図は他の実施例
の断面図である。 1・・・・・・受圧室、     2・・・・・・受圧
室部材、3・・・・・・溝、 4・・・・・・環状スプリング(弾性材)、5・・・・
・・蓋板、       6・・・・・・ケーシング、
6a・・・・・・軸受、     7・・・・・・プラ
ンジャ、8・・・・・・ばね、       D・・・
・・・ダイヤフラム。 特許出願人   タッタ電線株式会社 同 代理人    鎌   1)  文   二第1図 (a) 第2図 第3図 (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)受圧室をダイヤフラムで覆い、その上から蓋板を
    被せて、その蓋板と前記受圧室部材とをその周縁をかし
    めて両者を一体とした圧力センサーにおいて、前記受圧
    室部材のその受圧室周囲全周に、前記ダイヤフラム周縁
    に対向する溝を形成し、この溝内全周に亘って、ダイヤ
    フラム側からの押圧に対し外側に撓む弾性材をダイヤフ
    ラムに圧接して設けたことを特徴とする圧力センサーに
    おけるダイヤフラムの支持構造。
JP2296198A 1990-10-31 1990-10-31 圧力センサ―におけるダイヤフラムの支持構造 Expired - Lifetime JP2524256B2 (ja)

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