JPH04168066A - 光書込み装置 - Google Patents

光書込み装置

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JPH04168066A
JPH04168066A JP2296882A JP29688290A JPH04168066A JP H04168066 A JPH04168066 A JP H04168066A JP 2296882 A JP2296882 A JP 2296882A JP 29688290 A JP29688290 A JP 29688290A JP H04168066 A JPH04168066 A JP H04168066A
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JP
Japan
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scanning direction
array
writing device
photoreceptor
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JP2296882A
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Hiroshi Yamada
寛 山田
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Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、静電記録装置等に用いられる光書込み装置に
関し、詳しくは主走査方向に直列状に配置されて画像信
号により点滅制御される発光素子アレイの光像を、収束
性光伝送体アレイにより感光体上に結像させる光書込み
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、光書込み装置を用いた静電記録装置では、レーザ
ービームを回転多面鏡により偏向させ、fθレンズによ
り感光体面に極小のビームスボンドを結像させて、画像
信号に応じた静電潜像を形成させる方式のものが多用さ
れていたが、発光光源から感光体までの光路長が数百m
mもあり、しかも高速回転体を使用することなどから、
装置が大型でコスト高になっていた。そこで、最近では
、レーザに代わって、主走査方向に直列状に配置されて
画像信号により点滅制御される発光ダイオードアレイ 
(LEDアレイ)又は液晶シャッタアレイを書込み光源
に用いるものが開発されており、主走査方向の長さも1
000mm程度のものが市販され、CAD (コンピュ
ータ支援設計)のプリント出力用広幅光書込み装置等と
しても使用されるようになっている。
従来のこの種の光書込み装置においては、ドツト状の光
像を収束性光伝送体アレイ (セルフォックスレンズア
レイ二以下、SLAともいう)によって感光体上に結像
させるように構成されており、その光源から感光体まで
の距離(TC)が15+−〜601IImと短(なって
いる。したがって、書込み装置の占めるスペースが小さ
く、静電記録装置の小型化が可能になった。
(発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、このような従来の光書込み装置にあって
は、LEDアレイや液晶シャッタ等の書込み用光源の出
力がレーザ光源の出力に比べ極めて小さかったため、こ
の出力を感光体上に結像させるSLAは、そのF値が小
さく、十分に明るい結像特性を有するものでなければな
らなかった。
ところが、SLAはその明るさが明るいと結像焦点深度
が小さくなる特性を有し、例えば日本板硝子(株)製5
LA−9TC48ではF値が2.72、焦点深度±0 
、6mmであるのに対して、5LA−20TC18mm
ではF値が0.96と明るくなるが、その焦点深度は±
0.3raeaと小さくなる。このため、LEDアレイ
等の発光面とSLAとの相対位置、および、SLAと感
光体面との相対位置が、主走査方向全域に亙って高精度
な位置決めを要するものとなっていた。しかも、SLA
に対する発光面と感光体面の位置が(+)方向又は(−
)方向の同方向にずれた場合には解像力(MTF)の低
下は少ないが、互いに(+) (−)逆方向にずれた場
合にはMTFは極度に低下する。その結果、LEDアレ
イとSLAが所定の相対位置に保持されたとしても、主
走査方向全域に亙って高精度に位置決め保持することが
極めて困難であり、特にAゼロサイズ幅や36#幅の場
合には、LEDアレイとSLAを所定位置に位置決め保
持する部材が1000−一以上にもなり、この保持部材
を主走査方向全域に亙って高精度位置決めすることは極
めて困難であった。また、前記保持部材は、SLAの光
軸方向のみならず感光体に対する主走査方向、副走査方
向の位置、更には5LAO光軸回りの傾斜や光軸の傾斜
についても高精度の位置決めが必要であるが、従来、傾
斜方向についての位置調整はなされておらず、実開平1
−157354号公報や特表平1−502806号公報
に光軸方向の位置調整技術が開示されているに過ぎない
さらに、上述の如きAゼロ幅や36#幅の書込みに用い
られる光書込み装置では、LEDアレイ等の1ドツト当
りの所要電力は15ミリワット程度であるが、全ドツト
数が約14000ドツトにもおよび、全ドツトが同時点
灯する場合には210000ミリワツト(210ワツト
)にも達し、その発熱によって前記保持部材に熱変形が
生ずることが避けられず、特に保持部材の主走査方向に
生ずる熱膨張によって光軸方向に湾曲が生じてMTFが
低下するという不具合があった。これに対して、保持部
材に保持されるSLAを、加熱による保持部材の撓み(
変形)を補償するよう同方向に予め撓ませておくものが
特開平1−278376号公報に開示されているが、保
持部材そのものの熱変形を防止する手段は開示されてい
ない。また、前述の如(保持部材の主走査方向長さが1
000+yu++にもなる場合、発光光源の発熱による
主走査方向の熱膨張が大きいため、保持部材が収束性光
伝送体アレイの光軸方向へ歪曲するのを防止するために
効果的な放熱冷却が必要となるが、LEDアレイ等の発
光光源の発熱を積極的に放熱冷却して保持部材の熱変形
を最小限にとどめるような手段も開示されていない。
さらに、前述のようにLEDアレイ等の発光光源の発光
出力が小さいことから、収束性光伝送体アレイの明るさ
を極力間るい特性にして感光体上に結像させるのが望ま
しく、5LA−20TCIhm等が多用されているが、
その結果、感光体面とSLAの光射出面との距離が例え
ば4 、8mm程度と短くなり、乾式電子写真方式の静
電記録装置においては、飛散現像トナーの粉末や紙分等
の粉塵がSLAの感光体に対する光射出面に付着し易く
なっていた。このため、この収束性光伝送体アレイ光射
出面に粉塵が付着すると、光書込み画像の欠落や解像力
の低下といった画像劣化が生じていた。
〔発明の目的〕
そこで、請求項1記載の発明は、保持部材と感光体との
相対位置を各方向に微調整して高精度な位置決めを行な
うとともに、この位置決め状態を損なうことなく収束性
光伝送体アレイを感光体に対して近接・離隔できるよう
にし、感光体対向部から粉塵を容易に除去できるように
して、安定した高解像力を有する光書込み装置を提供す
ることを目的とし、 請求項2記載の発明は、更に前記枠体の回動半径を小さ
くして点検時・清掃時等の枠体の回動に要する空間容積
を小さくして、作業の容易性及び安全性を確保すること
を目的とし、 請求項3記載の発明は、前記枠体を所定位置に位置決め
する際の位置決め精度を高めることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的達成のため、請求項1記載の発明は、主走査方
向に直列状に配置され画像信号により点滅制御される発
光素子アレイと、支持部材に回転自在に支持され発光素
子アレイに対して副走査方向に移動する感光体と、発光
素子アレイの光像を感光体上に結像させる収束性光伝送
体アレイと、を備えた光書込み装置において、前記発光
素子アレイと収束性光伝送体アレイを所定の相対位置に
一体的に位置決め保持する保持部材と、枠体に収装され
、前記感光体に対する保持部材の位置を、少なくとも、
収束性光伝送体アレイの光軸方向と、収束性光伝送体ア
レイの光軸と直交する主走査方向および副走査方向とに
ついて微調整する調整機構と、を設け、該調整機構の枠
体を、前記収束性光伝送体アレイが感光体に近接する近
接位置と、収束性光伝送体アレイが感光体から離隔する
離隔位置とに変位できるように、前記支持部材に回動可
能に支持したことを特徴とするものであり、請求項2記
載の発明は、主走査方向に軸心を有する支軸を前記枠体
と前記支持部材の間に介装し、枠体を支軸の回りに回動
可能に支持させたことを特徴とするものであり、 請求項3記載の発明は、前記支持部材に前記支軸を固設
するとともに、該支軸と協働して前記枠体を所定位置に
位置決めする位置決め部材を支持部材に設けたことを特
徴とするものである。
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
第1〜8図は請求項1〜3記載の発明に係る光書込み装
置の一実施例を示す図であり、乾式電子写真方式の静電
記録装置に適用した例を示す。
まず、構成を説明する。
第1図において、10は静電記録装置、11は静電記録
装置10の下部筐体、12は下部筐体11上に支軸13
を介して開閉可能に設けられた上部筐体、14は上部筐
体12の前端部に設けられた操作パネルである。この静
電記録装置工0においては、下部筺体11内に左右側板
15L、15Rが所定間隔を隔てて設けられており、左
右側板15L、15Rには感光体ドラム31が回転可能
に支持されている。この感光体ドラム31は、図中矢印
方向(副走査方向)に回転駆動されて帯電チャージャ3
2によりその表面を均一に帯電され、感光体ドラム31
の真上に位置する光書込み装置50(詳細は後述する)
によって入力画像信号に応じて露光される。この露光に
より、感光体ドラム31上には静電潜像が形成され、こ
れが現像装置33により顕像化されてトナー像となる。
一方、給送ローラ35によってレジストローラ36まで
搬送された転写紙34が、レジストローラ36により所
定タイミングで感光体ドラム31と転写チャージャ37
の間に給送され、転写チャージャ37によって感光体ド
ラム31上のトナー像が転写紙34に転写される。この
転写紙34は分離チャージャ38によって感光体ドラム
31から分離され、搬送ベルト39により定着装置40
に搬送されてトナー像を加熱定着され、次いで排出ロー
ラ41により排出トレイ42へ排出される。トナー像転
写後の感光体ドラム31は、クリーニング装置43によ
って残留トナーを除去された後、再度帯電領域に到り、
再度作像工程を繰り返す。以上の作像工程は公知の電子
写真装置と同様であり、細部の構成説明は省略する。な
お、20は光書込み装置50に対向するよう上部筺体1
2内に設けられた送風装置であり、送風装置20は送風
により光書込み装置50を冷却する。
第2.7図において、送風装置20は、送風機21、フ
ィルタ22を有しており、フィルタ22によりろ過され
た清浄空気は、送風機21により強制的に下方の光書込
み装置50に向けてへ送られ、その送風がLEDアレイ
保持部材101の放熱フィン102から熱を奪いなから
導風路23.24を通り、ノズル25.26から5LA
IIIの光射出面111aに強(噴出する。
なお、5LAIIIの光射出面111aと感光体ドラム
31の表面との距離は例えば4.8mmと極めて近接し
ており、感光体ドラム31の副走査方向への移動に伴っ
てトナー粉末や紙粉等の粉塵がその隙間を通ると、光射
出面111aにこれが付着して書込み画像の欠落や劣化
を生じ易いが、ノズル25.26から強く噴出する送風
によって粉塵が吹き飛ばされて光射出面111aに付着
し難いようにしている。
光書込み装置50は、第8図の長さしが例えば1000
mm程度の書込みユニット100と、これを保持する保
持枠60(枠体)とを有しており、書込みユニット10
0には、主走査方向に直列状に配置されて画像信号によ
り点滅制御されるLEDアレイ104(発光素子アレイ
)と、LEDアレイ104の光像を感光体ドラム31上
に結像させるセルフォックスレンズアレイ111(収束
性光伝送体アレイ:以下、5LAIIIという)とが設
けられている。本実施例の場合、書込みユニット100
は、感光体ドラム31上の主走査方向の書込み幅が36
″(914mm)のものである。
ここで、書込みユニット100においては、LEDアレ
イ104を保持するLEDアレイ保持部材101と5L
AIIIを保持するSLA保持部材110とがねじ11
2によって一体結合されており、これらの保持部材10
1.110はLEDアレイ104とSLA 111を所
定の相対位置に一体的に位置決め保持している。また、
LEDアレイ保持部材101には主走査方向に延在する
放熱フィン102及びセンタービーム103が形成され
、制御基板105が取付けられている。
保持枠60は、支持部材である左右側板15L、15R
の所定位置に支軸16L、16R及び係止台17L、1
7Rによって位置決めされ、後述する調整機構55によ
って込みユニット100をその設置位置及び設置姿勢の
調整ができるように保持している。具体的には、保持枠
60はその後部側で支軸16L、 16Rを介して支持
部材である左右側板15L、15Rに回動可能に支持さ
れており、この保持枠60の前部側の左右係止腕64L
、64Rが、左右側板15L、15Rの上部に形成され
た位置決め部材としての係止台17L、17Rに、ねじ
18L、18Rによって係止されている。ここで、支軸
16L、16Rは、主走査方向(X方向)に延在する軸
線を有しており、左右側板15L、15Rに螺着される
とともに保持枠60に形成された円錐穴68a、69a
に嵌入され、止めねじ19L、19Rによってそれぞれ
弛み止めされている。
すなわち、支軸16L、16Rは左右側板15L、15
Rに固定されており、左右側板15L、15Rの一部で
ある係止台17L、17Rはこの支軸16L、16Rと
協働して保持枠60を所定位置に位置決めする。この所
定位置とは、前端部を係止台17L、17Rに係止され
た光書込み装置50がS L A11lを感光体ドラム
31に近接させる接近位置(第1図の実線位置)である
。また、ねじ18L、18Rを弛めて保持枠60を支軸
16L、16Rの回り(本実施例では第1図の時計方向
)に回動させると、光書込み装置50は5LAIIIが
感光体ドラム31から離隔する離隔位置(第1図の仮想
線位置)に変位するようになっている。
また、保持枠60には書込みユニット100の位置及び
設置姿勢を微調整する調整機構55が収装されており、
この調整機構55は、書込みユニット100の主走査方
向右端部においては第3.5図に示すように構成される
。まず、保持部材101.110に右支持ブロック11
3が螺着されており、この右支持プロ・ツク113には
主走査方向(X方向)に延在する同心丸軸116及び同
心丸軸114が一定の高さの差を持って螺着されている
。同心丸軸114には偏心右円筒カム117が止めねじ
118及び図示しない制動子により所定偏心量をもって
回動調節可能に取付けられており、この右円筒カム11
7が副走査方向(Y方向)に延在する偏心丸軸80上に
衝合し、同心丸軸116が直接偏心丸軸80上に衝合し
て、書込みユニット100の右端側における5LAII
Iの光軸方向への位置決め支持がなされている。また、
これら軸114.116の他端小径部114a、116
aは保持枠60例の固定ピン122.123との間に張
設された引張ばね119.121によって保持枠60の
底壁70側へ付勢されており、右円筒カム117が同心
丸軸114に対して回動調節されるとき、書込みユニソ
[00が前部側で上下に微少移動し、LEDアレイ10
4の副走査方向への傾斜βが微調整される。偏心丸軸8
0は、同心大径軸部80a、80d、溝部80b、80
e及び偏心小径軸部80cからなり、その同心大径軸部
80a、80dが保持枠60に形成された嵌合穴62A
、62Bに回動可能に嵌挿されている。
この同心大径軸部80a、80dに形成された溝部80
b、3Qeには止めねじ82によって硬質合成樹脂製の
制動子81が押し当てられており、偏心丸軸80は両割
動子81によって抜は止めされるとともに、止めねじ8
2の調節により回動可能となる。すなわち、偏心丸軸8
0は副走査方向に延在するよう保持部材101 、11
0の主走査方向右端側で保持枠60に回転可能に支持さ
れている。この偏心丸軸80の偏心小径軸80cは同心
大径軸80a、80dに対して所定量だけ偏心して形成
されており、偏心丸軸80の回動により偏心小径軸80
cに支承された書込みユニット100の右端部が上下に
移動して、LEDアレイ104の光軸の主走査方向への
傾斜αが微調整される。更に、右支持ブロック113は
ピン141.143を介して引張ばね142により保持
枠60の後側壁66側に付勢されており、これによって
同心丸軸116は、保持枠60の右底壁70aに取り付
けられた直立丸軸86と右円筒カム87を介して衝合す
る。この右円筒カム87は止めねじ88により直立丸軸
86に回動調節可能に固定されており、右円筒カム87
が回動調節されるとき、書込みユニット100の水平旋
回方向、すなわち、LEDアレイ104の光軸の回りで
感光体ドラム31に対する保持部材101.110の傾
斜(γ)が微調整される。また、保持枠60の右底壁7
0aには右支持ブロック113に近接する凸部71が突
設されており、この凸部71には主走査方向に延在する
調整ねじ72と図示しない制動子を介してこれを回り止
めする止めねじ73とが螺合している。この調整ねじ7
2は主走査方向一方何から右支持ブロック113に衝合
しており、ピン124.128を介して引張ばね129
が右支持ブロック113を保持枠60の右側壁68側へ
付勢することによって、書込みユニット100の主走査
方向の位置決めがなされている。
また、調整機構55は、書込みユニット100の主走査
方向左端部においては、第4.6図に示すように構成さ
れる。まず、保持部材101.110に左支持ブロック
131が螺着されており、この左支持ブロック131に
は主走査方向に延在する同心丸軸126及び同心丸軸1
15が一定の高さの差を持って螺着されている。この同
心丸軸115には、左円筒カム134が止めねじ135
及び図示しない制動子により所定偏心・量をもって回動
調節可能に取付けられており、この左円筒カム134が
副走査方向に延在する偏心丸軸83上に衝合し、同心丸
軸126が直接偏心丸軸80上に衝合して書込みユニッ
ト100の左端側が5LAIIIの光軸方向に位置決め
支持されている。また、これらの軸114.116の他
端小径部114a、 116aは保持枠60側のピン1
38.139との間に張設された引張ばね136.13
7によって保持枠60の底壁70側へ付勢されており、
左円筒カム134が同心丸軸115に対して回動調節さ
れるとき、書込みユニ7)100が前部側で上下に微少
移動し、LEDアレイ104の副走査方向への傾斜量(
β)が微調整される。偏心丸軸83は、同心大径軸83
a、83d、溝83b、83e及び偏心小径軸33cか
らなり、その同心大径軸33a、83dが保持枠60に
形成された嵌合穴63A、63Bに回動可能に嵌挿され
ている。
また、その同心大径軸33a、83dに形成された溝8
3b、83eには止めねじ85によって硬質合成樹脂製
の制動子84が押し当てられており、偏心丸軸83は両
割動子84によって抜は止めされるとともに、止めねじ
85の調節により回動可能となる。すなわち、偏心丸軸
83は副走査方向に延在するよう保持部材101.11
0の主走査方向左端側で保持枠60に回転可能に支持さ
れている。また、偏心丸軸83の偏心小径軸83cは同
心大径軸33a、83dに対して所定量だけ偏心して形
成されており、偏心丸軸83の回動により偏心小径軸8
3cに支承された書込みユニ7)100の左端部が上下
に移動し、LEDアレイ104の光軸の主走査方向への
傾斜量(α)が微調整される。さらに、左支持プロ・7
り131はピン144.146を介して引張ばね145
により保持枠60の後側壁66側に付勢されており、こ
れによって同心丸軸126は、保持枠60の左底壁70
bに取り付けられた直立丸軸91と左円筒カム92を介
して衝合する。この左円筒カム92は止めねじ93によ
り直立丸軸91に回動調節可能に固定されており、左円
筒カム92が回動調節されるとき、LEDアレイ104
の光軸の回りで感光体ドラム31に対する保持部材10
1.110の傾斜量D)が微調整される。
すなわち、調整機構55は、枠体である保持枠60に収
装され、感光体ドラム31に対するLEDアレイ保持部
材101及びSLA保持部材110の位置(書込みユニ
ソl−100の位置)を、少なくとも、S L A11
lの光軸方向(Z方向)と、5LAIIIの光軸と直交
する主走査方向(X方向)および副走査方向(Y方向)
とについて微調整するようになっている。
なお、保持枠60の長手方向中央部には前側壁61側の
凸部61aと後側壁66側の凸部66aが設けられてお
り、両凸部61a、66aには保持枠60の長平方向と
直交する指部材74が取り付けられている。そして、L
EDアレイ保持部材101及びSLA保持部材110は
、アングル106と調整ねじ75とによってこの指部材
74に支承され、これにより書込みユニ7ト100は保
持枠60に対して任意の方向に揺動可能になっていると
ともに、調整ねし75の調整により書込みユニット10
0の中央部を5LAIIIの光軸方向(Z方向)に微少
移動させることができる。
次に、作用を説明する。
まず、予め、保持枠60が、副走査方向の一方側(後部
側)で円錐穴68a、69aに支軸16L、16Rを嵌
入させて支持され、更に左右係止腕64L、64Rを左
右側板15L、15Rの係止台17L、17Rにねし止
めされて、5LAIIIO光軸方向(Z方向)に位置決
めされる。このとき、光書込み装置50はS L A1
1lが感光体ドラム31に近接する前記近接位置にある
次に、調整機構55により、保持枠60に保持させた書
込みユニ7)100の設置位置及び設置姿勢、すなわち
、S L AILLによるLEDアレイ104の感光体
ドラム31上への結像位置が微調整される。
具体的には、左右円筒カム87.92の回動により書込
みユニット100の傾斜量γ又はY方向移動量が微調整
され、左右円筒カム117.134の回動により書込み
ユニッl−100の傾斜量βが微調整され、偏心丸軸8
0.83の回動により書込みユニット100の傾斜量α
又はX方向移動量が微調整され、調整ねじ72の回動に
より書込みユニット100のX方向移動量が微調整され
る。このとき、書込みユニット100が左右の偏心丸軸
80.83上で引張ばね119.121.136.13
7によって保持枠60の底壁70側へ付勢され、左右両
端部でZ方向に位置決めされているから、LEDアレイ
104の駆動発熱による書込みユニット100の主走査
方向又は副走査方向の熱膨張が生じても、5LA111
の光軸がこの光軸方向(Z方向)に位置ずれしたりα傾
斜又はβ傾斜量が変化したりすることが防止され、書込
み画像の解像力の低下も生じない。また、書込みユニッ
ト100は左右の偏心丸軸80.83上でX、Y方向に
摺動可能であるとともに、円筒カム87.92と摺動し
なからX方向へ移動するよう引張ばね142.145に
よって保持枠60の後側壁66へ付勢されているから、
書込みユニット100が主走査方向に熱膨張した場合で
あっても、これによる副走査方向の位置ずれやT傾斜量
の変化が防止される。さらに、右支持ブロック113が
調整ねじ72に衝合するよう引張ばね129によって保
持枠60の右側壁68へ付勢され、X方向に位置決めさ
れているから、書込みユニット100はこの衝合点を基
準にして左端部側で熱膨張することになり、光書込みの
主走査方向の開始位置を右支持ブロック113側に設定
すれば、書込み開始位置がずれるという不具合が防止さ
れる。このように、書込みユニット100が基準位置に
弾発的に押圧されて位置決めされ、書込みユニット10
0が、ねじ締結力等によって熱膨張を規制されることも
ないから、熱膨張時にも書込みユニット100が歪曲す
ることが防止される。すなわち、書込みユニット100
の感光体ドラム31への光書込みは主走査方向及び副走
査方向に高精度に位置調整されるとともに、高解像度に
結像するよう5LA111の光軸方向に位置決めされる
。したがって、調整機構55により、感光体ドラム31
への5LAIIIの結像位置を高精度にしかも容易に調
整することが可能になり、感光体ドラム31上に結像さ
れる5LA111の光像が主走査方向全域に亙って高解
像度に結像されるとともに、副走査方向の画線と主走査
方向の画線の直角層(ラスタ直角度)が高精度に作像さ
れ、不必要な光反射によるボケやゴーストが無く、高解
像力で光書込み画像の位置精度が高く、書込み画像の歪
曲を確実に防止する光書込み装置50が提供される。
また、本実施例においては、送風装置20からの送風に
よって書込みユニット100を効率的に冷却するととも
に、ノズル25.26に風を噴出させるから、両ノズル
25.26の間に位置する5LAIII側への粉塵の接
近を防止でき、S L A11lの光射出面111aへ
の粉塵の付着を防止することができる。
したがって、5LAIII と感光体ドラム31の間の
隙間が狭い(例えば4.8mm)場合であっても、光射
出面111aへの粉塵付着による画質の低下を防止する
ことができ、高画質の光書込みが可能となる。
すなわち、書込みユニット100の上部に放熱フィン1
02及びセンタービーム103を設け、LEDアレイ1
04及びその駆動回路からの多量の熱をこれらのフィン
102.103から保持枠60内に送風される清浄空気
によって放熱させ、これを導風路23.24及びノズル
25.26を通して外部に放出する。したがって、書込
みユニット100の冷却効果を高めることができる。
ところで、LEDアレイ104の発光出力が小さければ
、その駆動による発熱量が小さくなって好ましイカ、5
LAIIIはLEDアレイ1o4の発光出力が小さいと
、その明るさの極度に明るいものが好ましく、そのため
にS L A11lと感光体ドラム31の距離をある程
度小さくしなければならな(なって画像欠落や解像力の
低下などを招き易い。
しかし、本実施例においては、送風装置2oがらの送風
によってノズル25.26の間に位置する5LA111
側へ粉塵が接近するのを防止することができ、5LAI
IIの光射出面111aへの粉塵の付着を防止すること
ができる。したがって、S L A11l と感光体ド
ラム31の隙間が狭い(例えば4.8+m)場合であっ
ても画質の低下を防止することができ、高画質の光書込
みが可能となる。
このような防塵機構の採用により5LAIIIの光射出
面111aの清掃作業はほとんど不要になるが、光書込
み装置50の点検等や清掃が必要になった場合には、ね
じ18L、18Rを弛めて保持枠6oを前記離隔位置ま
で回動させると、感光体ドラム31を傷つけたりするこ
とな(、書込みユニッ目00の感光体ドラム31に対向
する部位、すなわち、5LA111の光射出面111a
の部分が上方に露出され、点検作業や清掃作業等が容易
に行なえる。また、このとき、保持枠60が軸線を主走
査方向にした支軸16L、16Rの回りに回動するから
、保持枠60の回動半径が小さくて済み、その回動に要
する空間容積が小さくできる。さらに、これによって小
型の支軸16L、16Rによって強度的に十分な回動支
持ができ、変形や歪曲も防止される。したがって、光書
込み装置50の回動操作が非常に容易化されるとともに
、作業の安全性も確保される。この作業後は、保持枠6
0を接近位置まで復帰させ、ねじ18L、18Rを再度
ねじ締めする。このとき、支軸16L、16Rが保持枠
60の側壁68.69に形成された円錐穴53a、69
aに嵌入されているから1、保持枠60の左右係止腕6
4L、64Rが係止台17L、17Rに係止されると、
所定位置に高精度に再位置決める。
したがって、書込みユニン目OOの再位置決め作業が極
めて容易であるとともに、書込みユニット100の復帰
後の位置ずれがほとんど無く、書込み画像の劣化が防止
される。
なお、光書込み装置50の点検作業のために、例えば感
光体ドラム31を左右側板15L、15Rから取り外し
たり、上部筺体12に光書込み装置50を支持させて上
部筺体12を開放したりして清掃することが考えられる
が、3ε“幅の5LAIIIを静電記録装置10の側方
から清掃することは非常に困難であるとともに、光書込
み装置50を上部筐体12に支持させるものでは上部筺
体12の質量が太き(安全面での配慮にも欠け、しかも
復帰時の位置精度も不十分になってしまう。本実施例に
おいては、このような不具合を解消することができる。
C効果〕 請求項1記載の発明によれば、発光素子アレイと収束性
光伝送体アレイを保持部材によって所定の相対位置に一
体的に位置決め保持するとともに、この保持部材を、調
整機構によって少なくとも収束性光伝送体アレイの光軸
方向とこれに直交する主走査方向及び副走査方向とにつ
いて移動量調整し、更にその調整機構の枠体を感光体支
持部材に回動可能に支持させているので、保持部材を高
精度に位置調整することができるとともに、必要時に枠
体を感光体から離隔する離隔位置に回動させて保持部材
の位置決め状態を損なうことなく感光体対向部から粉塵
を容易に除去することができ、安定した高解像力を有す
る光書込み装置を提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、主走査方向に軸心を有す
る支軸を前記枠体と支持部材の間に介装し、枠体を支軸
の回りに回動可能に支持させているので、発光素子アレ
イ及び収束性光伝送体アレイの長手方向は変わらず、枠
体の回動半径が小さくて済む。したがって、枠体の回動
に要する空間容積が小さくでき、点検作業等の容易化及
び安全性の向上を図ることができる。
請求項3記載の発明によれば、前記支持部材に前記支軸
を固設するとともに、該支軸と協働して枠体を所定位置
に位置決めする位置決め部材を支持部材に設けているの
で、枠体の回動端部が位置決め部材に衝止されたけで、
枠体を高精度に再位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜8図は請求項1〜3記載の発明に係る光書込み装
置の一実施例を示す図であり、第1図はその光書込み装
置を内設した静電記録装置の概略構成図、 第2図はその光書込み装置の要部平面図、第3図はその
保持枠右端近傍の斜視図、第4図はその保持枠左端近傍
の斜視図、第5図は第2図のV−■矢視断面図、 第6図は第2図のVI−VI矢視断面図、第7図は第2
図の■−■矢視断面図、 第8図は第2図の■方向矢視図である。 10・・・・・・静電記録装置、 15L、15R・・・・・・左右側板(支持部材)、1
6L、16R・・・・・・支軸、 17L、17R・・・・・・係止台(位置決め部材)、
31・・・・・・感光体ドラム(感光体)、50・・・
・・・光書込み装置、 55・・・・・・調整機構、 60・・・・・・保持枠(枠体)、 100・・・・・・書込みユニット、 101・・・・・・LEDアレイ保持部材(保持部材)
104・・・・・・LEDアレイ(発光素子アレイ)、
110・・・・・・SLA保持部材(保持部材)、11
1・・・・・・セルフォックスレンズアレイ(収束性光
伝送体アレイ)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主走査方向に直列状に配置され画像信号により点
    滅制御される発光素子アレイと、支持部材に回転自在に
    支持され発光素子アレイに対して副走査方向に移動する
    感光体と、発光素子アレイの光像を感光体上に結像させ
    る収束性光伝送体アレイと、を備えた光書込み装置にお
    いて、前記発光素子アレイと収束性光伝送体アレイを所
    定の相対位置に一体的に位置決め保持する保持部材と、 枠体に収装され、前記感光体に対する保持部材の位置を
    、少なくとも、収束性光伝送体アレイの光軸方向と、収
    束性光伝送体アレイの光軸と直交する主走査方向および
    副走査方向とについて微調整する調整機構と、を設け、 該調整機構の枠体を、前記収束性光伝送体アレイが感光
    体に近接する近接位置と、収束性光伝送体アレイが感光
    体から離隔する離隔位置とに変位できるように、前記支
    持部材に回動可能に支持したことを特徴とする光書込み
    装置。
  2. (2)主走査方向に軸心を有する支軸を前記枠体と前記
    支持部材の間に介装し、枠体を支軸の回りに回動可能に
    支持させたことを特徴とする請求項1記載の光書込み装
    置。
  3. (3)前記支持部材に前記支軸を固設するとともに、該
    支軸と協働して前記枠体を所定位置に位置決めする位置
    決め部材を支持部材に設けたことを特徴とする請求項2
    記載の光書込み装置。
JP2296882A 1990-10-31 1990-10-31 光書込み装置 Pending JPH04168066A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6157797A (en) * 1997-12-04 2000-12-05 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus with integrated rotatable image carrier and writing device and method of assembling the same
JP2007076028A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Seiko Epson Corp 画像印刷装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6157797A (en) * 1997-12-04 2000-12-05 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus with integrated rotatable image carrier and writing device and method of assembling the same
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