JPH0416782A - Lsi試験方法とその試験装置 - Google Patents
Lsi試験方法とその試験装置Info
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- JPH0416782A JPH0416782A JP2122494A JP12249490A JPH0416782A JP H0416782 A JPH0416782 A JP H0416782A JP 2122494 A JP2122494 A JP 2122494A JP 12249490 A JP12249490 A JP 12249490A JP H0416782 A JPH0416782 A JP H0416782A
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- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
スキャンパス回路を備えたLSIの試験方法とその試験
装置に関し、 通常入力端子から入力される機能試験のテストパターン
とスキャンバス回路による内部状態を読出し法を用いて
、順序回路よりなるLSIの内部の故障箇所を自動的に
特定するLSIの試験方法を提供することを目的とし、 スキャンバス回路を有するLSIの通常の入力端子に所
定長のテストパターン系列を入力して機能試験を行い、
あるテストパターン入力時点で出力エラーが発生した場
合は、該スキャンバス回路を介して内部状態を読出して
期待値と比較し、内部状態エラー有りの場合は前回パタ
ーン数より一つ手前のパターンまでの同一テストパター
ン系列を入力する機能試験を内部状態エラーが発生しな
くなるまで繰り返して行い、得られた内部状態エラーの
伝播状況から故障箇所を特定する構成である。
装置に関し、 通常入力端子から入力される機能試験のテストパターン
とスキャンバス回路による内部状態を読出し法を用いて
、順序回路よりなるLSIの内部の故障箇所を自動的に
特定するLSIの試験方法を提供することを目的とし、 スキャンバス回路を有するLSIの通常の入力端子に所
定長のテストパターン系列を入力して機能試験を行い、
あるテストパターン入力時点で出力エラーが発生した場
合は、該スキャンバス回路を介して内部状態を読出して
期待値と比較し、内部状態エラー有りの場合は前回パタ
ーン数より一つ手前のパターンまでの同一テストパター
ン系列を入力する機能試験を内部状態エラーが発生しな
くなるまで繰り返して行い、得られた内部状態エラーの
伝播状況から故障箇所を特定する構成である。
本発明は、スキャンバス回路を備えたLSIの試験方法
とその試験装置に関する。
とその試験装置に関する。
半導体技術の急激な発展により、LSI又は■LSIの
集積規模が増大している。集積規模が大きくなるほどL
SIの内部回路が設計通りに動作するか否かの試験が困
難となり、検査に長時間を要するようになっきており、
効率の良い試験方法が望まれる。
集積規模が増大している。集積規模が大きくなるほどL
SIの内部回路が設計通りに動作するか否かの試験が困
難となり、検査に長時間を要するようになっきており、
効率の良い試験方法が望まれる。
(従来の技術〕
LSIの内部論理回路は大別すると組合せ回路と順序回
路とからなり、所望の機能を実現するために両者を混在
して用いるの普通である。順序回路の代表的なものとし
てフリップフロップがある。
路とからなり、所望の機能を実現するために両者を混在
して用いるの普通である。順序回路の代表的なものとし
てフリップフロップがある。
この順序回路を含む論理回路の試験を容易にするための
検査容易化設計として、スキャンバス回路を設けること
が行われる。
検査容易化設計として、スキャンバス回路を設けること
が行われる。
通常、大規模LSIの出荷試験等で大量の被試験LSI
を短時間で検査する場合は、まずスキャンバス法によっ
て検査する。
を短時間で検査する場合は、まずスキャンバス法によっ
て検査する。
第2図は、本発明が適用されるLSIの回路図である。
この回路は組み合わせ回路31〜34と、順序回路であ
るフリップフロップ41〜46から形成されている。ス
キャンパス法は、これらのフリツプ。
るフリップフロップ41〜46から形成されている。ス
キャンパス法は、これらのフリツプ。
フロップを通常パスとは別に専用パス(図では点線で示
す)で直列に接続してスキャンバス回路21を形成して
おき、通常動作時のシステムクロックとは別のシフトク
ロンク5CLKをシフトクロック入力端子53に与える
ことによって、全フリップフロンプをシフトレジスタと
して動作させ、スキャンデータ入力ビン51から直列に
フリップフロップに任意のデータをセントしたり、スキ
ャンデータ出力ビン52からフリップフロップのデータ
を読み出して期待値と比較し、順序回路を含む論理回路
の内部状態を試験するものである。
す)で直列に接続してスキャンバス回路21を形成して
おき、通常動作時のシステムクロックとは別のシフトク
ロンク5CLKをシフトクロック入力端子53に与える
ことによって、全フリップフロンプをシフトレジスタと
して動作させ、スキャンデータ入力ビン51から直列に
フリップフロップに任意のデータをセントしたり、スキ
ャンデータ出力ビン52からフリップフロップのデータ
を読み出して期待値と比較し、順序回路を含む論理回路
の内部状態を試験するものである。
スキャンバス法で試験する場合には、試験装置がランダ
ムパターンに近いテストパターンを自動発生して行う。
ムパターンに近いテストパターンを自動発生して行う。
最近の飲方ゲート以上の超LSIにおいては、フリップ
フロップの個数が数十個にも及び、スキャンインするパ
ターンのビット数が多くなるため、パターンの組み合わ
せの数が膨大なものとなり、これらの全てのパターンに
ついてスキャンバス法で検査することは困難にな、って
きている。
フロップの個数が数十個にも及び、スキャンインするパ
ターンのビット数が多くなるため、パターンの組み合わ
せの数が膨大なものとなり、これらの全てのパターンに
ついてスキャンバス法で検査することは困難にな、って
きている。
そこで、出荷試験等の大量試験においては上記スキャン
バス法により、ある程度の入カバターンでフリップフロ
ップの検査を行って良品を選別した後、当該LSIの使
用状態で頻繁に入力される入カバターンに近いテストデ
ータにより機能試験を行なっている。これは通常の入力
ビンから、テストパターン時系列で順次入力し出力ビン
からの出力パターンを期待値と比較することによって故
障の有無を判定する検査である。
バス法により、ある程度の入カバターンでフリップフロ
ップの検査を行って良品を選別した後、当該LSIの使
用状態で頻繁に入力される入カバターンに近いテストデ
ータにより機能試験を行なっている。これは通常の入力
ビンから、テストパターン時系列で順次入力し出力ビン
からの出力パターンを期待値と比較することによって故
障の有無を判定する検査である。
即ちスキャンバス法で良品となったものについて、さら
に入力ピンから通常使用状態に多用される試験パターン
を印加して出力パターンを調べる機能試験を行っている
。
に入力ピンから通常使用状態に多用される試験パターン
を印加して出力パターンを調べる機能試験を行っている
。
この機能試験では、LSIの実際の動作時に多用される
試験パターンを通常動作時に用いる入力端子から入力し
て通常の出力端子からの出力パターンを期待値と比較し
て検査する。しかしLSIが内部記憶素子(フリップフ
ロップ)を有する順序回路の場合は、その時点の入カバ
ターンによって出力パターンが一意に定まらず、その時
の内部状態に依存する。そしてこの内部状態はその時点
までに入力されたパターン系列によって定まる。
試験パターンを通常動作時に用いる入力端子から入力し
て通常の出力端子からの出力パターンを期待値と比較し
て検査する。しかしLSIが内部記憶素子(フリップフ
ロップ)を有する順序回路の場合は、その時点の入カバ
ターンによって出力パターンが一意に定まらず、その時
の内部状態に依存する。そしてこの内部状態はその時点
までに入力されたパターン系列によって定まる。
しかし、順序回路を含む論理回路においてテストの期待
値に対してエラーが発生する場合、内部のフリップフロ
ップによる遅延のため、故障素子にアクセスするパター
ンは、出力エラー検出時に入力されたパターンの数〜数
十パターン前の入カバターンによるものであることが大
部分である。
値に対してエラーが発生する場合、内部のフリップフロ
ップによる遅延のため、故障素子にアクセスするパター
ンは、出力エラー検出時に入力されたパターンの数〜数
十パターン前の入カバターンによるものであることが大
部分である。
例えば、故障部分の素子をイネーブルとするフラグをテ
ストパターンでセットしても、その回路をアクセスする
テストパターンが入力されかつ故障素子を通過して出力
端子まで伝播してこないと、出力パターンにはエラーと
して現れてこない。
ストパターンでセットしても、その回路をアクセスする
テストパターンが入力されかつ故障素子を通過して出力
端子まで伝播してこないと、出力パターンにはエラーと
して現れてこない。
従ってエラーしたパターンからは誤りの原因は何であっ
たかを判定することは非常に難しい。
たかを判定することは非常に難しい。
このため発生したエラーパターンだけから故障部分を特
定することが困難であり、従来はエラーパターンの前後
の入出力パターンを含めてチエツクして故障箇所を推定
していた。この方法では時間がかかり効率が悪く、また
故障箇所を正しく特定できないという問題点があった。
定することが困難であり、従来はエラーパターンの前後
の入出力パターンを含めてチエツクして故障箇所を推定
していた。この方法では時間がかかり効率が悪く、また
故障箇所を正しく特定できないという問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑み創出されたもので、通常入力
端子から入力される機能試験のテストパターンとスキャ
ンバス回路による内部状態を読出し法を用いて、順序回
路よりなるLSIの内部の故障箇所を自動的に特定する
LSIの試験方法を提供することを目的とする。
端子から入力される機能試験のテストパターンとスキャ
ンバス回路による内部状態を読出し法を用いて、順序回
路よりなるLSIの内部の故障箇所を自動的に特定する
LSIの試験方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
第1図は本発明のLSI試験方法およびその試験装置を
示す図である。
示す図である。
上記問題点は第1図に示すように、
スキャンバス回路21を有するLSI2の通常の入力端
子22に所定長のテストパターン系列を入力して機能試
験を行い、あるテストパターン入力時点で出力エラーが
発生した場合は、該スキャンパス回路21を介して内部
状態を読出して期待値と比較し、内部状態エラー有りの
場合は前回パターン数より一つ手前のパターンまでの同
一テストパターン系列を入力する機能試験を内部状態エ
ラーが発生しなくなるまで繰り返して行い、得られた内
部状態エラーの伝播状況から故障箇所を特定することを
特徴とする本発明のLSI試験方法、または、 再試験要求信号が入力すると前回試験時のテストパター
ン系列よりも1パターン手前までのテストパターン数に
よる再試験を指示する制御部11と、指示された前記パ
ターン数のテストパターン系列を被試験LSI2の通常
の入力端子22に順次供給すると共に、それぞれのテス
トパターンに対応する出力パターンの期待値を出力比較
部13に供給するテストパターン発生部12と、 前記被試験LSI2の出力パターンと前記期待値とを比
較して出力エラーを検出したら一回目の再試験要求信号
を出力する前記出力比較部13と、前記指定パターン数
のテストパターン系列の供給が終了するたびに、スキャ
ンバス回路21を介して前記被試験LSI2の内部状態
を出力させるスキャン制御部14と、 前記出力した内部状態を対応する内部状態期待値と比較
して内部状態エラーが発生した場合には二回目以腎の再
試験要求信号を出力する内部状態比較部15とを有する
ことを特徴とする本発明のL31試験装置、 により解決される。
子22に所定長のテストパターン系列を入力して機能試
験を行い、あるテストパターン入力時点で出力エラーが
発生した場合は、該スキャンパス回路21を介して内部
状態を読出して期待値と比較し、内部状態エラー有りの
場合は前回パターン数より一つ手前のパターンまでの同
一テストパターン系列を入力する機能試験を内部状態エ
ラーが発生しなくなるまで繰り返して行い、得られた内
部状態エラーの伝播状況から故障箇所を特定することを
特徴とする本発明のLSI試験方法、または、 再試験要求信号が入力すると前回試験時のテストパター
ン系列よりも1パターン手前までのテストパターン数に
よる再試験を指示する制御部11と、指示された前記パ
ターン数のテストパターン系列を被試験LSI2の通常
の入力端子22に順次供給すると共に、それぞれのテス
トパターンに対応する出力パターンの期待値を出力比較
部13に供給するテストパターン発生部12と、 前記被試験LSI2の出力パターンと前記期待値とを比
較して出力エラーを検出したら一回目の再試験要求信号
を出力する前記出力比較部13と、前記指定パターン数
のテストパターン系列の供給が終了するたびに、スキャ
ンバス回路21を介して前記被試験LSI2の内部状態
を出力させるスキャン制御部14と、 前記出力した内部状態を対応する内部状態期待値と比較
して内部状態エラーが発生した場合には二回目以腎の再
試験要求信号を出力する内部状態比較部15とを有する
ことを特徴とする本発明のL31試験装置、 により解決される。
前回よリーバターン短い同一人力パターン系列を繰り返
して入力し、この入力終了の都度、スキャンバスを介し
て内部状態を読出して良否を判定することより、出力パ
ターンにエラーが現れる時点より前の内部状態を1ステ
ツプづつさかのぼって知ることができる。
して入力し、この入力終了の都度、スキャンバスを介し
て内部状態を読出して良否を判定することより、出力パ
ターンにエラーが現れる時点より前の内部状態を1ステ
ツプづつさかのぼって知ることができる。
即ち例えばn−i番目の入カバターン系列では内部状態
エラーがあり、1パターン前のn−(i、+1)番目の
入カバターン系列では内部エラーが発生しないとすれば
、n−i番目のパターンを入力した時点で内部エラーが
初めて発生したことが判り、この内部状態エラーを分析
することにより、故障が発生した記憶素子(フリップフ
ロップ)または該記憶素子に出力する組合せ回路が故障
箇所であると特定することが容易にできる。また試験装
置は入カバターン系列を1パターンずつ短くしながら再
試験を繰り返すようになっているので、上記試験を自動
的に行い試験時間を短縮することができる。
エラーがあり、1パターン前のn−(i、+1)番目の
入カバターン系列では内部エラーが発生しないとすれば
、n−i番目のパターンを入力した時点で内部エラーが
初めて発生したことが判り、この内部状態エラーを分析
することにより、故障が発生した記憶素子(フリップフ
ロップ)または該記憶素子に出力する組合せ回路が故障
箇所であると特定することが容易にできる。また試験装
置は入カバターン系列を1パターンずつ短くしながら再
試験を繰り返すようになっているので、上記試験を自動
的に行い試験時間を短縮することができる。
以下添付図により本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明のLSI試験方法およびその試験装置を
示す図、第2図は本実施例が対象とするLSIの内部回
路を示す図、第3図は試験方法を示すフローチャート、
第4図は故障箇所の特定法を説明するための図である。
示す図、第2図は本実施例が対象とするLSIの内部回
路を示す図、第3図は試験方法を示すフローチャート、
第4図は故障箇所の特定法を説明するための図である。
なお全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
第2図において、LSI2の論理回路は、複数の並列入
力端子22および並列出力端子23とを有し、4つの組
合せ回路31〜34とこれらの組合せ回路間に設けられ
て通常のバスを形成する6個のフリップフロップ41〜
46とから構成されており、機能試験時に入力端子22
に加えられるテストパターン系列はフリップフロップを
3段通過した後、出力端子23に現れるものとする。そ
してすべてのフリップフロップ41〜46はスキャンバ
ス回路21により直列に接続されており、通常動作クロ
ックとは異なるシフトクロック5CLKがシフトクロッ
ク端子53に印加されると各フリップフロップ41〜4
6はシフトレジスタ動作を行って、その保持値をスキャ
ンアウト端子52からシリアルに順次出力するように構
成されている。
力端子22および並列出力端子23とを有し、4つの組
合せ回路31〜34とこれらの組合せ回路間に設けられ
て通常のバスを形成する6個のフリップフロップ41〜
46とから構成されており、機能試験時に入力端子22
に加えられるテストパターン系列はフリップフロップを
3段通過した後、出力端子23に現れるものとする。そ
してすべてのフリップフロップ41〜46はスキャンバ
ス回路21により直列に接続されており、通常動作クロ
ックとは異なるシフトクロック5CLKがシフトクロッ
ク端子53に印加されると各フリップフロップ41〜4
6はシフトレジスタ動作を行って、その保持値をスキャ
ンアウト端子52からシリアルに順次出力するように構
成されている。
第1図において、1は同一テストパターンで繰り返し試
験を行うように各部を制御する制御部であり、再試験要
求信号が入力すると前回試験時のテストパターン系列の
長さよりも1パターン短いパターン数での試験を指示す
る。2はテストパターン発生部で、制御部11から指示
された前記パターン数のテストパターン系列を被試験L
SI2の入力部に順次供給すると共に、それぞれのテス
トパターンに対応する出力パターンの期待値を出力比較
部13に供給する。13は出力比較部で、被試験LSI
2の出力部からの出力パターンと前記テストパターン発
生部12からの正しい期待値とを比較し、出力パターン
と該出力パターンに対応する期待値とが一致しないとい
う出力エラーを検出したら、−回目の再試験要求信号を
制御部11に送出する。14はスキャン制御部で、通常
入力端子22からの上記指定パターン数のテストパター
ン系列の人力が終了した後に、被試験LSI2のフリッ
プフロップにシフトクロックを印加してスキャンバス回
路21を介してフロップフロップの論理値からなる内部
状態データを逐次出力させる。
験を行うように各部を制御する制御部であり、再試験要
求信号が入力すると前回試験時のテストパターン系列の
長さよりも1パターン短いパターン数での試験を指示す
る。2はテストパターン発生部で、制御部11から指示
された前記パターン数のテストパターン系列を被試験L
SI2の入力部に順次供給すると共に、それぞれのテス
トパターンに対応する出力パターンの期待値を出力比較
部13に供給する。13は出力比較部で、被試験LSI
2の出力部からの出力パターンと前記テストパターン発
生部12からの正しい期待値とを比較し、出力パターン
と該出力パターンに対応する期待値とが一致しないとい
う出力エラーを検出したら、−回目の再試験要求信号を
制御部11に送出する。14はスキャン制御部で、通常
入力端子22からの上記指定パターン数のテストパター
ン系列の人力が終了した後に、被試験LSI2のフリッ
プフロップにシフトクロックを印加してスキャンバス回
路21を介してフロップフロップの論理値からなる内部
状態データを逐次出力させる。
15は内部状態比較部で、スキャンバス回路21から出
力した内部状態データを内部状態期待値と比較して内部
状態エラーが発生した場合には二回目以後の再試験要求
信号を制御部11に送出する。
力した内部状態データを内部状態期待値と比較して内部
状態エラーが発生した場合には二回目以後の再試験要求
信号を制御部11に送出する。
16は内部状態期待値ファイルで、予め故障シュミレー
ションにより求められた各長さのテストパターン入力に
対する内部状態の期待値(全フリップフロップの論理値
)が格納されている。
ションにより求められた各長さのテストパターン入力に
対する内部状態の期待値(全フリップフロップの論理値
)が格納されている。
17は内部状態エラーファイルで、検出された内部状態
エラーのエラーパターンを格納しておき、故障箇所の解
析に用いるためのものである。
エラーのエラーパターンを格納しておき、故障箇所の解
析に用いるためのものである。
18は出力エラーファイルで検出された出力エラーのエ
ラーパターンを格納しておくものである。
ラーパターンを格納しておくものである。
次に、第3図の試験手順を示すフローチャートにより上
記構成になる試験装置を用いた本発明のLSI試験方法
を説明する。
記構成になる試験装置を用いた本発明のLSI試験方法
を説明する。
Xnはテストパターン系列におけるn番目の入力テスト
パターン、Sn、Ynはその時点に対応するLSIの内
部状態(フリップフロップの値)および出力パターンで
ある。
パターン、Sn、Ynはその時点に対応するLSIの内
部状態(フリップフロップの値)および出力パターンで
ある。
■まず被試験LSI2の通常入力端子22に所定長のテ
ストパターン系列X、〜X、を供給して通常の機能試験
を行う。
ストパターン系列X、〜X、を供給して通常の機能試験
を行う。
■通常機能試験の途中のテストパターンXnまで入力し
た時点で、出力パターンYnが期待値と異なるという出
力エラーを出力比較部が検出したものとする。
た時点で、出力パターンYnが期待値と異なるという出
力エラーを出力比較部が検出したものとする。
■すると出力比較部13は一回目の再試験要求信号を制
御部11に送出するので、制御部11は試験を停止する
。
御部11に送出するので、制御部11は試験を停止する
。
■そして制御部11の制御によりテストパターン発生部
12は前回より1パターンだけ短い同一テストパターン
X1〜X7−1を順次被試験LSIの通常入力端子に入
力して再試験を行う。この試験が終了した時点では出力
パターンにはエラーは現れない。
12は前回より1パターンだけ短い同一テストパターン
X1〜X7−1を順次被試験LSIの通常入力端子に入
力して再試験を行う。この試験が終了した時点では出力
パターンにはエラーは現れない。
0次に、制御部11はスキャン制御部14にスキャンア
ウト指令を出力して、フリップフロップの個数分のビッ
ト数からなるシフトクロックを全フリップフロップに供
給し、スキャンパス回路を通じて全てのフリップフロッ
プの論理値をスキャンアウト端子から内部状態比較部1
5に読み出す。内部状態比較部15はN−1番目ビット
までの入カバターン系列に対する内部状態期待値を内部
状態期待値ファイル16から読出し、スキャンアウト端
子からの値と比較する。
ウト指令を出力して、フリップフロップの個数分のビッ
ト数からなるシフトクロックを全フリップフロップに供
給し、スキャンパス回路を通じて全てのフリップフロッ
プの論理値をスキャンアウト端子から内部状態比較部1
5に読み出す。内部状態比較部15はN−1番目ビット
までの入カバターン系列に対する内部状態期待値を内部
状態期待値ファイル16から読出し、スキャンアウト端
子からの値と比較する。
■そして内部状態データが期待値と異なって内部状態エ
ラーが発生している場合は、内部状態比較部15は制御
部11に対して二回目以降の再試験を指示する再試験要
求信号を送出する。
ラーが発生している場合は、内部状態比較部15は制御
部11に対して二回目以降の再試験を指示する再試験要
求信号を送出する。
■すると制御部11は前回試験よりより1つ短いN−2
番目のパターンまでのテストパターン系列をテストパタ
ーン発生部12から被試験LSI2の通常入力端子に逐
次入力させた後、■スキャンアウト指令を出しその時点
での内部状態を内部状態比較部15に出力させる。内部
状態比較部は前回と同様に内部状態判定を行う。
番目のパターンまでのテストパターン系列をテストパタ
ーン発生部12から被試験LSI2の通常入力端子に逐
次入力させた後、■スキャンアウト指令を出しその時点
での内部状態を内部状態比較部15に出力させる。内部
状態比較部は前回と同様に内部状態判定を行う。
以上の手順を内部状態エラーが発生しなくなるまで繰り
返す。
返す。
次に以上の試験結果が格納されている内部状態エラーフ
ァイル17と出力エラーファイル18もとにして、第4
図(a)に示す内部状態エラ一対応図を求める。図の如
く、例えばXn、の入カバターンまでさかのぼると内部
状態エラーが発生しなくなったとすると、n番目のテス
トパターンXnの入力により発生した出力パターンYn
のエラーは、2パターン前のXn−z番目の入力後の内
部状態5n−2に初めて発生した内部状態エラーが伝播
して出力に現れたものであることが分かる。内部状態5
n−zのエラーは、同図(b)に示すように、全てのフ
リップフロップの実際値とその期待値とを比較すること
によって検出されたものであり、このエラーパターンか
ら特定のフリップフロップ(例えばフリップフロップ4
3)か、またはその前段の組合せ回路32に故障箇所を
特定することができる。
ァイル17と出力エラーファイル18もとにして、第4
図(a)に示す内部状態エラ一対応図を求める。図の如
く、例えばXn、の入カバターンまでさかのぼると内部
状態エラーが発生しなくなったとすると、n番目のテス
トパターンXnの入力により発生した出力パターンYn
のエラーは、2パターン前のXn−z番目の入力後の内
部状態5n−2に初めて発生した内部状態エラーが伝播
して出力に現れたものであることが分かる。内部状態5
n−zのエラーは、同図(b)に示すように、全てのフ
リップフロップの実際値とその期待値とを比較すること
によって検出されたものであり、このエラーパターンか
ら特定のフリップフロップ(例えばフリップフロップ4
3)か、またはその前段の組合せ回路32に故障箇所を
特定することができる。
このように機能試験のパターンを使って、故障箇所を特
定することが可能となる。
定することが可能となる。
以上説明したように本発明の試験装置および試験方法に
より、順序回路を含むLSI論理回路における故障部分
を、通常の機能試験パターンを用いて自動的に特定する
ことが可能となり、テストの効率を向上させることがで
きる。
より、順序回路を含むLSI論理回路における故障部分
を、通常の機能試験パターンを用いて自動的に特定する
ことが可能となり、テストの効率を向上させることがで
きる。
[発明の効果〕
以上説明した如く、本発明によれば、通常入力端子から
機能試験のテストパターンを1パターンずつ減らして繰
り返し入力し、その都度スキャンバスを介して内部状態
エラーを調べることによって、LSI内部における故障
の伝播をさかのぼって追跡し最初に故障が発生した部分
を自動的に特定することが可能となり、順序回路を含む
LSIの試験の効率化を達成することができる。
機能試験のテストパターンを1パターンずつ減らして繰
り返し入力し、その都度スキャンバスを介して内部状態
エラーを調べることによって、LSI内部における故障
の伝播をさかのぼって追跡し最初に故障が発生した部分
を自動的に特定することが可能となり、順序回路を含む
LSIの試験の効率化を達成することができる。
第1図は、本発明のLSI試験方法およびその試験装置
を示す図、 第2図は、本発明の試験が適用されるLSIの回路図、 第3図は、本発明の試験手順を示すフローチャート、 第4図は、故障箇所の特定法を説明するための図、 である。 図において、 11−・・試験装置の制御部、12−テストパターン発
生部、 13−出力比較部、14−・
・スキャン制御部、 15−・・内部状態比較部、16
−・−内部状態期待値ファイル、 17−・内部状態エラーファイル、 I8−・−出力エラーファイル、 2・・・被試験LSI、 21・・−スキャンバス回
路、31〜34・・・組合せ回路、 41〜46−・フ
リップフロップ(記憶素子) である。 へ 本発明の諷、験+卵を示すフローし一ト第3 図
を示す図、 第2図は、本発明の試験が適用されるLSIの回路図、 第3図は、本発明の試験手順を示すフローチャート、 第4図は、故障箇所の特定法を説明するための図、 である。 図において、 11−・・試験装置の制御部、12−テストパターン発
生部、 13−出力比較部、14−・
・スキャン制御部、 15−・・内部状態比較部、16
−・−内部状態期待値ファイル、 17−・内部状態エラーファイル、 I8−・−出力エラーファイル、 2・・・被試験LSI、 21・・−スキャンバス回
路、31〜34・・・組合せ回路、 41〜46−・フ
リップフロップ(記憶素子) である。 へ 本発明の諷、験+卵を示すフローし一ト第3 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、スキャンパス回路(21)を有するLSI(2)の
通常の入力端子(22)に所定長のテストパターン系列
を入力して機能試験を行い、あるテストパターン入力時
点で出力エラーが発生した場合は、該スキャンパス回路
(21)を介して内部状態を読出して期待値と比較し、
内部状態エラー有りの場合は前回パターン数より一つ手
前のパターンまでの同一テストパターン系列を入力する
機能試験を内部状態エラーが発生しなくなるまで繰り返
して行い、得られた内部状態エラーの伝播状況から故障
箇所を特定することを特徴とするLSI試験方法。 2、再試験要求信号が入力すると前回試験時のテストパ
ターン系列よりも1パターン手前までのテストパターン
数による再試験を指示する制御部(11)と、 指示された前記パターン数のテストパターン系列を被試
験LSI(2)の通常の入力端子(22)に順次供給す
ると共に、それぞれのテストパターンに対応する出力パ
ターンの期待値を出力比較部(13)に供給するテスト
パターン発生部(12)と、前記被試験LSI(2)の
出力パターンと前記期待値とを比較して出力エラーを検
出したら一回目の再試験要求信号を出力する前記出力比
較部(13)と、 前記指定パターン数のテストパターン系列の供給が終了
するたびに、スキャンパス回路(21)を介して前記被
試験LSI2の内部状態を出力させるスキャン制御部(
14)と、 前記出力した内部状態を対応する内部状態期待値と比較
して内部状態エラーが発生した場合には二回目以降の再
試験要求信号を出力する内部状態比較部(15)とを有
することを特徴とするLSI試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2122494A JPH0416782A (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | Lsi試験方法とその試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2122494A JPH0416782A (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | Lsi試験方法とその試験装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0416782A true JPH0416782A (ja) | 1992-01-21 |
Family
ID=14837238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2122494A Pending JPH0416782A (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | Lsi試験方法とその試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0416782A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005164338A (ja) * | 2003-12-01 | 2005-06-23 | Fujitsu Ten Ltd | 制御装置の検査装置、パターン信号作成装置及び検査プログラム生成装置 |
-
1990
- 1990-05-11 JP JP2122494A patent/JPH0416782A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005164338A (ja) * | 2003-12-01 | 2005-06-23 | Fujitsu Ten Ltd | 制御装置の検査装置、パターン信号作成装置及び検査プログラム生成装置 |
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