JPH0416671B2 - - Google Patents

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JPH0416671B2
JPH0416671B2 JP11343488A JP11343488A JPH0416671B2 JP H0416671 B2 JPH0416671 B2 JP H0416671B2 JP 11343488 A JP11343488 A JP 11343488A JP 11343488 A JP11343488 A JP 11343488A JP H0416671 B2 JPH0416671 B2 JP H0416671B2
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Japan
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valve
pilot
differential pressure
pilot valve
main
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JP11343488A
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Takeshi Ichanagi
Takashi Kanai
Masami Ochiai
Jusaku Nozawa
Hideyo Kato
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP63113434A priority Critical patent/JPH01283486A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は流量制御弁装置に係り、特に油圧シヨ
ベル等の油圧機械における油圧アクチユエータの
駆動を制御するに好適な圧力補償機能を備えた流
量制御弁装置に関する。
<従来の技術> 従来の圧力補償機能を備えた流量制御弁装置
は、PCT、pub.No.WO83/01095号に記載のよう
に、流入ポート及び流出ポートを有する主流体通
路を備えたハウジングと、流入ポート及び流出ポ
ート間に配置され、これら流入ポート及び流出ポ
ートを連通、遮断する主弁と、ハウジング及び主
弁の弁体により形成され、主弁弁体に閉弁方向に
流体圧力を作用させる背圧室と、背圧室と流出ポ
ートを連通させる補助通路と、補助通路を選択的
に開閉し、背圧室の流体圧力を変化させて主弁を
作動させるパイロツト弁とを備えている。主弁は
シート弁として構成され、その主弁弁体には、ハ
ウジングに固定された円筒状スリーブとの間に可
変絞りを構成する複数のスリツトが形成され、背
圧室はこのスリツトを介して流入ポートに連通し
ている。補助通路はハウジング内に形成され、補
助通路のパイロツト弁と背圧室との間には圧力補
償弁の弁ピストンが配置されている。この弁ピス
トンの一端には第1の連通路を介してパイロツト
弁の入口側圧力又はそれに相当する圧力が導か
れ、弁ピストンの他端には第2の連通路を介して
パイロツト弁の出口側圧力又はそれに相当する圧
力が導かれている。
パイロツト弁の操作レバーを操作し、パイロツ
ト弁を開けると、流入ポート内の流体は可変絞り
のスリツト、背圧室、補助通路を経て流出ポート
へと流れ、パイロツト流が形成される。このと
き、流入ポートから背圧室に流れる流体は可変絞
りによつて絞られるため、流入ポートと背圧室と
の間に圧力差を生じ、背圧室内の流体圧力は流入
ポート内の流体圧力に比較して低下する。これに
より主弁弁体は開弁し、流入ポートの流体は主弁
を通つて流出ポートに流出する。このときパイロ
ツト流量はパイロツト弁の設定開度によつて定ま
り、背圧室の流体圧力はスリツトを流れる流量即
ちパイロツト流量によつて定まるので、主弁弁体
の開度は結局パイロツト弁の設定開度によつて定
まり、主流体通路にパイロツト弁の操作量に比例
した流量を得ることができる。
このような状態において、例えば流入ポートの
流体圧力が上昇し、流入ポートと流出ポート間の
差圧が増加すると、主弁を通る流量が増加しよう
とするが、これと同時にパイロツト流量も増加し
ようとし、パイロツト弁の入口圧力と出口圧力と
の差圧が増加する。圧力補償弁の弁ピストンの両
端には第1及び第2の連通路を介してその差圧が
導かれているので、弁ピストンはその差圧の増加
に応じて変位し、パイロツト流量を絞る。これに
よりパイロツト流量は減少し、スリツトの絞り作
用が小さくなり、背圧室の圧力は増加して主弁の
開度を減少させる。その結果、主流体通路を流れ
る流量は、流入ポートの圧力増加に対して所定の
関係、例えば一定に保持され、圧力補償がなされ
る。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、この従来の流量制御弁装置にお
いては、弁ピストンを含む高精度な圧力補償弁を
必要とすること、主弁弁体に可変絞りを構成する
ための寸法精度の高い複数のスリツトを必要とす
ること、及びハウジング内に補助通路及び第1及
び第2の連通路を含む複雑な経路の流体通路を必
要とすることから、構造が複雑で製作、組立工数
がかかり、製作コストが高くなるという問題があ
つた。また、圧力補償がパイロツト弁流量を制御
する圧力補償弁を介して行われるので、圧力変化
に対する追従性が十分でないという問題があつ
た。
本発明の目的は、比較的構造が簡単で、製作、
組立工数を低減でき、製作コストを安くできる圧
力補償機能を備えた流量制御弁装置を提供するこ
とである。
本発明の他の目的は、圧力変化に対する追従性
が良好な圧力補償機能を備えた流量制御弁装置を
提供することである。
<課題を解決するための手段> この目的を達成するために本発明は、流入ポー
ト及び流出ポートを有する主流体通路を備えたハ
ウジングと、前記流入ポート及び流出ポート間に
配置され、これら流入ポート及び流出ポートを連
通、遮断する主弁と、前記ハウジングの内壁と前
記主弁の弁体背部により形成され、前記流入ポー
トに絞りを介して連通する背圧室と、前記背圧室
と前記流出ポートとを連通させる補助通路と、前
記補助通路の開閉を制御し、前記背圧室の流体圧
力を変化させて前記主弁を作動させるパイロツト
弁とを備えた流量制御弁装置において、に配置さ
れ、主流体通路主流体通路の流量に応じた差圧を
発生する差圧発生手段であつて、前記主流体通路
の流体の流れ方向に移動可能な変位体と、この変
位体を前記流体の流れ方向に対向する方向に付勢
するばねとを備え、該変位体は該流体通路の壁面
との間に、変位体の移動ストロークの増加に応じ
て開口面積が増加する流路を画定する差圧発生手
段と、前記差圧発生手段で発生した差圧に応じて
前記パイロツト弁の操作力を制御する制御手段と
を有する構成にしてある。
<作用> 上記のように構成した本発明にあつては、パイ
ロツト弁に指令操作量に応じた操作力が与えられ
ると、パイロツト弁が開き、流入ポート内の流体
が、絞り、背圧室、補助通路を経て流出ポートへ
と流れるパイロツト流が形成される。このとき、
流入ポートから背圧室に流れる流体は絞りによつ
て絞られるため、流入ポートと背圧室との間に圧
力差が生じ、背圧室内の流体圧力は流入ポート内
の流体圧力に比較して低下する。この圧力低下に
より主弁弁体は開弁し、流入ポートの流体は主弁
を通つて流出ポートに流出する。このとき、主流
体通路に配置された差圧発生手段はその流量を差
圧として検出し、制御手段はその差圧に応じてパ
イロツト弁の操作力を制御する。これにより、パ
イロツト弁の開度が調整され、背圧室の圧力が変
化し、主弁の開度が調整され、主流体通路にパイ
ロツト弁の操作力に応じた流量を得ることができ
る。
このような状態において、例えば流入ポートの
流体圧力が上昇し、流入ポートと流出ポート間の
差圧が増加すると、主弁を通る流量は過渡的に増
加するが、差圧発生手段はその流量の増加に応じ
てパイロツト弁の操作力を制御し、パイロツト弁
の開度を小さくする。従つて背圧室の圧力が増加
し、主弁弁体の開度が減少し、主流体通路を流れ
る流量が減少する。これにより、主流体通路を流
れる流量は流入ポートの圧力増加に対して所定の
関係に保持され、圧力補償機能が果たされる。
<実施例> 以下本発明の流量制御弁装置を図を参照して説
明する。
第1の実施例を示す第1図において、流量制御
弁装置は全体的に符号1で示されている。流量制
御弁装置1は、流入ポート2及び流出ポート3を
有する主流体通路4を備えたハウジング5を有
し、ハウジング5内の流入ポート2及び流出ポー
ト3間にはこれら流入ポート2及び流出ポート3
を連通、遮断する主弁6が配置されている。主弁
6は、ハウジング5内に形成された弁室7内に軸
線方向に移動可能に収納された弁体8と、弁体8
が係合するハウジング5と一体の弁座9とからな
るシート弁として構成され、主弁弁体8は、反弁
座9側に、弁室7内を密封摺動する拡径された背
部10を有している。ハウジング5内にはまた、
弁室7の一部として、ハウジング内壁及び主弁弁
体8の背部10により背圧室11が形成され、背
圧室11は流入ポート2に、主弁弁体8の背部1
0に設けられた絞り12を介して連通している。
主弁弁体8にはこれと同軸的に貫通孔13が形
成され、貫通孔13は背圧室11を流出ポート3
に連通させる補助通路を構成している。貫通孔1
3はパイロツト弁14により開閉が制御される。
パイロツト弁14は、主弁弁体8と同軸的に配
置されたポペツト型の弁体15と、貫通孔13の
端部に形成され、弁体15が当接する主弁弁体8
と一体の可動弁座16とからなつている。またパ
イロツト弁14は、パイロツト弁弁体15と一体
の弁スプール17を備えた操作部を有し、弁スプ
ール17には拡径されたピストン部18が設けら
れている。弁スプール及びそのピストン部18
は、ハウジング5内に形成された第2の弁室19
内に軸線方向に密封移動可能に収納され、ピスト
ン部18の両環状端面と弁室19の内壁との間に
は第1及び第2の圧力室20,21が形成され、
弁スプール17の反弁体15側の端面と弁室19
の内壁との間にはバランス圧力室22が形成され
ている。第1及び第2の圧力室20,21はそれ
ぞれ制御通路23,24に連通し、これら通路よ
り指令操作量に応じたパイロツト圧力Pc1,Pc
2が導入される。弁スプール17にはバランス圧
力室22に連通する軸線方向の貫通路25が形成
されている。このような構成によりパイロツト弁
14には指令操作量に応じた操作力が油圧的に付
与される。
主流体通路4の流出ポート3側には、主流体通
路4の流量に応じた差圧を発生する差圧発生手段
30が配置されている。差圧発生手段30は、ハ
ウジング5と一体のガイド31により流体の流れ
方向に移動可能に支持された変位体32を有し、
ガイド31と変位体32との間には変位体32を
流体の流れ方向に対向する方向に付勢するばね3
3が配装されている。変位体32は主流体通路4
の湾曲した壁面34との間に変位体32の移動ス
トロークの増加に応じて開口面積が増加する流路
を画定する。ここで主流体通路4の壁面34は、
変位体32との間の開口面積が変位体32の移動
ストロークに対してα√(α:定数)のルート
関数又はルート関数に近似する関数となるような
壁面形状になつている。
変位体32は逆止弁を兼ねており、第1図に示
す非作動位置において変位体32はハウジング5
に設けられた弁座35に係合し、主弁弁体8と変
位体32との間の通路部分36を流出ポート3か
ら液圧的に隔離している。
以上のように、パイロツト弁14及び差圧発生
手段30の変位体32は主弁弁体8を挟んで同軸
的に一直線状に配置されている。
流量制御弁装置1はまた、差圧発生手段30で
発生した差圧に応じてパイロツト弁14の操作力
を制御する制御手段40を有している、制御手段
40は、主弁弁体8の貫通路13を通つて差圧発
生手段30の変位体32とパイロツト弁14の弁
体15を接続し、変位体32とパイロツト弁弁体
15を主弁弁体8を挟んで近接方向に付勢する引
張ばね41で構成されている。引張ばね41は、
差圧発生手段30で発生した差圧を変位体32の
変位に応じたばね力としてパイロツト弁弁体15
に伝え、これにより発生差圧に応じてパイロツト
弁14の操作力が機械的に制御される。
以上の構成の流量制御弁装置1は、例えば、流
入ポート2を油圧ポンプ50に接続し、流出ポー
ト3を油圧シリンダ51のヘツド側に接続するこ
とにより、メータイン回路油圧制御システムに組
み込むことができる。
またパイロツト弁14を制御する操作手段とし
ては、通常の構成の油圧パイロツト装置52を用
いることができる。この場合、油圧パイロツト装
置52の一方の油圧パイロツトライン53を制御
通路23に接続し、制御通路24はタンクに接続
する。これにより制御通路23には油圧パイロツ
ト装置52の一方向の指令操作量に応じたパイロ
ツト圧力Pc1が導入され、制御通路24はタン
ク圧力に等しい圧力Pc2に維持される。なお、
油圧パイロツト装置52の他方の油圧パイロツト
ライン54は、油圧シリンダ51のボトム側に接
続された、図示しない、流量制御弁装置1と同様
な流量制御弁装置のパイロツト弁に導入すること
ができる。
次に、流量制御弁装置1の動作を説明する。
油圧パイロツト装置52が操作されず、パイロ
ツト圧力Pc1,Pc2が立つていないときには、
パイロツト弁14の弁体15は弁座16に当接
し、貫通孔13はパイロツト弁14により閉じら
れている。このため流入ポート2と背圧室11を
連通する絞り12には流体の流れは発生せず、背
圧室11と流入ポート2は同じ圧力状態にある。
これにより、主弁弁体8の拡径背部10における
背圧室11側の端面10Aの受圧面積と流入ポー
ト2側の環状端面10Bの受圧面積との差によ
り、主弁弁体8は閉弁方向に付勢され、主弁6は
主弁弁体8が弁座9に当接した閉弁位置にある。
このような状態から、油圧パイロツト装置52
を操作し指令操作量に応じたパイロツト圧力Pc
1を発生させると、そのパイロツト油圧Pcは制
御通路23,24を介してパイロツト弁14の第
1及び第2の圧力室20,21に導入される。こ
れによりパイロツト弁弁体15にはパイロツト操
作量に比例した操作力が与えられる。この操作力
はFc=A(Pc1−Pc2)の式で表すことができ、
ここでAはピストン部18の環状端面の面積であ
り、Pc2は上述したようにタンク圧力である。
このようにパイロツト弁14に指令操作量に応
じた操作力Fcが与えられると、パイロツト弁弁
体15は弁座16から離れるように上昇し、貫通
孔13が開けられる。これにより、背圧室11は
貫通孔13を介し通路部分36に連通し、背圧室
11の流入ポート2と同じ高圧が通路部分36に
作用し、逆止弁としての変位体32を図示下方に
押し下げる。これにより変位体32が開き、流入
ポート2内の流体が絞り12、背圧室11、貫通
孔13、通路部分36を経て流出ポート3へと流
れるパイロツト流が形成される。このとき、流入
ポート2から背圧室11に流れる流体は絞り12
によつて絞られるため、流入ポート2と背圧室1
1との間に圧力差が生じ、背圧室11内の流体圧
力は流入ポート2内の流体圧力に比較して低下す
る。この背圧室11の圧力低下により、弁体背部
10の端面10Aに作用する力よりも環状端面1
0B及び弁体8の頭部端面8Aに作用する力が大
きくなると、主弁弁体8は図示上方に移動し、開
弁する。これにより流入ポート2と通路部分36
は連通し、流入ポート2の流体は主流体通路4を
通つて通路部分36に流出する。そして、通路部
分36に流れ込んだ流体は、ばね33の力に抗し
て変位体32を図示下方に押し下げ、流出ポート
3に流出する。これにより、主流体通路4を通る
流量は差圧発生手段30により差圧として検出さ
れる。即ち、変位体32の上流側及び下流側に
は、壁面34の形状によつて定まる圧力が発生す
ると同時に、変位体32はその差圧に応じた変位
位置に移動する。変位体32のこの移動により引
張ばね41は牽引され、パイロツト弁弁体15に
は変位体32の変位に応じたばね力が付与され
る。その結果、パイロツト弁弁体15は弁座16
に近づくように牽引され、パイロツト弁14の開
度が小さくなる。即ち、パイロツト弁14の操作
力Fcは引張ばね41のばね力の分だけ小さくな
るように調整され、パイロツト弁14はその調整
された操作力に応じた開度となる。これにより、
背圧室11から貫通孔13へ流れる流体が絞ら
れ、背圧室11の圧力が上昇し、主弁弁体8を閉
弁方向に移動させ、主弁6の開度を減少させ、主
流体通路4を流れる流量増加を抑制する。このよ
うにして、パイロツト弁14に与えられる操作力
Fcとばね41のばね力とのバランスにより主弁
弁体8の開度が定まり、操作力Fcに応じた流量
が得られる。
ここで、主流体通路4の壁面34の形状は、変
位体32との間の開口面積が変位体32の移動ス
トロークに対してルート関数又はルート関数に近
似する関数となるような壁面形状に設定されてお
り、これにより、流量に対する変位体32の変位
との関数ほぼ一次比例関係になり、後述するよう
に、パイロツト弁14の操作力Fcに対する流量
の関係がほぼ直線的な比例関係になる流量特性を
得ることができる。
このような状態において、例えば流入ポート2
の流体圧力が上昇し、流入ポート2と流出ポート
3間の差圧が増加すると、主流体通路4を通る流
量は過渡的に増加するが、その流量の増加は差圧
発生手段30に差圧の増加として検出され、変位
体32の上下間の差圧が増加すると共に、変位体
32の変位が増加する。これによりパイロツト弁
14の操作力Fcは引張ばね41のばね力の分だ
け小さくなるように調整され、パイロツト弁14
はその調整された操作力に応じた開度となる。こ
れにより、背圧室11の圧力が上昇し、主弁6の
開度を減少させ、主流体通路4を流れる流量増加
を抑制する。このようにして、流入ポート2と流
出ポート3間の差圧の増加に係わらず、パイロツ
ト弁14の操作力Fcに応じた所定の流量を確保
することができ、圧力補償機能が果たされる。
以上の動作を式で表すと次のようになる。ま
ず、各状態量、面積、定数を次のシンボルで表
す。
Fc:パイロツト圧力Pc1,Pc2によりパイロツ
ト弁14に発生する操作力 x:ハウジング5に対する変位体32の変位 y:ハウジング5に対するパイロツト弁弁体15
の変位 yo:主弁弁体8に対するパイロツト弁弁体15
の変位 z:ハウジング5に対する主弁弁体8の変位 ΔP:流入ポート2と主流体通路部分36との間
の差圧 ΔPc:主流体通路部分36と流出ポート3との間
の差圧 Q1:流入ポート2から主流体通路4を通つて通
路部分36に流れる流量 Q2:通路部分36から流出ポート3に流れる流
量 A(x):変位体32と通路壁面34との間の流体
通路面積 AFM:変位体32の受圧面積 ρ:流体密度 C1,C2,C3,C4,C5:それぞれ形状に
より決まる定数 q:絞り12を通過する流量即ちパイロツト流量 kf:ばね33,41の総合ばね定数(ばね33の
ばね定数をk33、ばね41のばね定数をk41と
した場合、kf=k41−k33) まず、パイロツト弁弁体15(弁スプール1
7)に作用する操作力Fcとばね33,41の総
合ばね力とが釣り合うので、 Fc=kf(x+y) (1) 流量Q1及びQ2はそれぞれ次の式で表され
る。
Q1=C1・x√(2)・ (2) Q2=C2・A(x)√(2)・ (3) パイロツト流量qと流量Q1をq≫Q1とすれ
ば、Q1=Q2である。従つて、上記(2)、(3)式か
ら、 z=C3・A(x)√ (4) また変位zと変位y、y0とは、 z=y−y0 (5) の関係にある。ここで、y0/y≫1なので、z
≒yとなり上記(4)式は、 y=C3・A(x)√ (6) 上記(1)式と(6)式より Fc=kf{x+C3・A(x)√} (7) ここで、ΔP≫ΔPcとすれば、上記(7)式は、 Fc=kf・x (8) となる。
また変位体32に作用する差圧ΔPcと操作力
Fcとの釣り合いより、 Fc=AFM・ΔPc (9) が得られる。また、通路壁面34の形状は、前述
したように、変位体32との間の開口面積が変位
体32の移動ストロークに対してルート関数とな
るような壁面形状になつているので、 A(x)=C4√=C4√ (10) 従つて、上記(3)、(9)、(10)式から、 Q2=C5√・ √(2)・() =C5√2・・・Fc (11) 上記(11)式より、流量Q2が操作力Fcに一
次比例関係にあることが分かり、従つてパイロツ
ト弁14の操作力Fcに対して直線的に比例した
流量特性を得ることができる。また、上記(11)
式より流量Q2は差圧ΔPには影響されないこと
が分かり、差圧ΔPが増加しても流量Q2を一定
に保つことができ、圧力補償機能が果たされる。
なお、主弁6には一般的にフローフオースの影
響があり、この影響を考慮すると上記(11)式に
はΔPの関数式f(ΔP)が加味され、さらに次式
のようになる。
Q2=C5√(2)・)・{2
)±()}(12) 上記(12)式より、フローフオースの影響があ
る場合でも、流量Q2は操作力Fcにほぼ一次比
例関係にあることが分かり、パイロツト弁14の
操作力Fcに対してほぼ直線的に比例した流量特
性を得ることができる。また上記(12)式におい
て、フローフオースは、主弁6のシート部の形状
により左右されるものであり、形状を変えること
により、流量Q2を差圧ΔPに若干依存させるこ
とができ、これにより、差圧ΔPの増加に対して
所定の関係にある流量を確保する圧力補償機能を
達成することができる。また、流量Q2を差圧
ΔPに若干依存させることにより、特定の油圧シ
リンダ51が要求する流量特性に適合させること
ができる。
以上説明したように、本実施例の流量制御弁装
置1は、指令操作量にほぼ直線的に比例した流量
特性と、差圧の増加に対してほぼ一定の流量を確
保する圧力補償機能を達成することができる。そ
して流量制御弁装置1は、圧力補償弁及び可変絞
りのスリツトを設けることなく、変位体32、ば
ね33,41を設けるだけの比較的簡単な構造で
あり、また貫通孔13を主弁弁体8の貫通路とし
て設けることにより、通路構成が簡素化されてい
る。従つて、製作工数が少なくて済み、製作コス
トを安くすることができる。また、パイロツト流
量を制御する圧力補償弁によるのではなく、主流
体通路4に配置された差圧発生手段30で直接流
量の増加を検出するので、追従性の優れた差圧補
償を行うことができる。
また本実施例では、変位体32はチエツク弁を
兼ねているので、閉弁時、流出ポート3の流体圧
力が流入ポート2の流体圧力より高圧になるよう
な事態が生じても、流出ポート3内の流体が流入
ポート2側に漏れることが防止される。従つて、
流量制御弁装置1は、メータイン油圧制御システ
ムに組み込むのに特に好適となる。
また本実施例では、主弁弁体8に可動弁座16
を設けることにより、過渡的動作時、パイロツト
弁14の操作力の制御による主弁6の開度調整が
直接的に行われ、定常状態に至る時間が早まり、
応答性が良好となる。また主弁6をシート弁とし
て構成してあるので、内部漏れが極めて少なくな
り、高圧の油圧制御システムに好適である。さら
に、パイロツト弁14及び差圧発生手段30の変
位体32を主弁弁体8を挟んで同軸的に配置した
ので、各部材の合理的配置が実現でき、流量制御
弁装置1をコンパクトにできる。
第2図は本発明の第2の実施例を示す断面図で
ある。図中、第1図に示した部材と同等の部材に
は同じ符号を示してある。なお、以下のさらに他
の実施例を示す図においても、このことは明記し
ないが同様である。
この流量制御弁装置60にあつては、パイロツ
ト弁61の駆動手段を電磁式に構成してある。即
ち、パイロツト弁61の弁体15と一体の弁スリ
ーブ62にプランジヤ63を装着し、プランジヤ
63を囲むように内筒64、非磁性体リング65
を設けてあり、コイル66を介して外筒67を設
けてある。この実施例にあつては、コイル66に
流す電流の大きさに相応してプランジヤ63すな
わちパイロツト弁61の弁体15が移動する。ま
た、差圧発生手段30は、主流体通路4の壁面3
4が加工しやすいように、複数の平面の組合せに
より作られており、その壁面形状は、変位体32
との間の開口面積が変位体32の移動ストローク
に対してルート関数に近似する関数になるように
設定されている。その他の構成は前述した第1図
に示した実施例と同等である。
この第2図に示す実施例は、パイロツト弁61
の駆動手段及び差圧発生手段30の壁面34の形
状を除けば前述した第1図に示す第1の実施例と
同等であり、従つて、圧力補償弁及び可変絞りの
スリツトを設けることなく、所定の流量を確保す
る圧力補償機能を果たすことができ、上述した第
1図に示す実施例と同等の作用効果を奏する。
第3図及び第4図は本発明の第3、第4の実施
例をそれぞれ示す断面図である。
このうち第3図に示す第3の実施例はメータア
ウト制御システムに組み込むに好適なもので、流
量制御弁装置70は差圧発生手段71の変位体を
コーン72で構成し、コーン72の外径寸法は通
路部分36の内径寸法よりも小さく設定してあ
り、コーン72の軸部の下端には当該コーン72
の図示上方への移動を規制するストツパすなわち
ナツト73を締結させてある。そして、メータア
ウト制御システムを構成するため、流入ポート2
は油圧シリンダ51に接続され、流出ポート3は
タンク52aに接続されている。その他の基本構
成は第1図に示したものと同等である。
また、第4図に示す第4の実施例はメータイン
回路制御システムに組込むに好適なもので、流量
制御弁装置80は主弁81の弁体82の下端の流
出ポート3側に位置する部分の外径寸法を、通路
部分の内径寸法よりも小さく設定してあり一部通
路部分36内に侵入可能になつている。また、こ
の主弁弁体82の下端には逆止弁としての変位体
32に当接可能なストツパ即ちつば83を設けて
あり、このつば83には流出ポート3に連通する
連通孔84を形成させてある。すなわち、この流
量制御弁装置80にあつては、主弁81にシート
部を設けない構成になつている。
上記した第3,4図に示す第3、第4の実施例
にあつても、前述した第1図に示す第1の実施例
と同様に圧力補償弁およびスリツトを設けること
なく、圧力補償機能を果たせることができる。
第5図を参照した本発明の第5図の実施例を説
明する。この実施例の流量制御弁装置90は、ハ
ウジング5の背圧室11を形成する壁部に、主弁
弁体8に向けて突出し、貫通孔13に密封摺動自
在に挿通している主弁弁体8の固定ガイド91を
さらに有し、固定ガイド91には同軸的に貫通孔
92が設けられ、その上端はパイロツト弁96の
弁体15が位置する圧力室93に連通し、下端は
主弁弁体8の貫通孔13に連通している。圧力室
93は通路94を介して背圧室11に連通してい
る。このように貫通孔13,92、圧力室93及
び通路94で背圧室11を流出ポート3側の通路
部分36に連通させる補助通路を構成している。
そして固定ガイド91の貫通孔92の圧力室93
側の端部に、パイロツト弁96の弁体15が当接
する固定弁座95が設けられている。
この実施例の流量制御弁装置90においては、
固定弁座95を有する固定ガイド91を除いて前
述した実施例と実質的に同等であり、従つて、圧
力補償弁及び可変絞りのスリツトを設けることな
く、所定の流量を確保する圧力補償機能を果たす
ことができる。
また本実施例においては、固定弁座95である
ので、パイロツト弁弁体15と弁座95の軸心の
整合性のみを図ればよく、製作が容易となる。
第6図を参照して本発明の第6の実施例を説明
する。以上の実施例は、差圧発生手段の差圧を変
位として取出し、ばね手段を介してパイロツト弁
の操作力を機械的に制御したが、差圧発生手段で
発生した差圧でパイロツト弁の操作力を直接、液
圧的に制御することもできる。第6図はこのよう
な実施例を示すものである。
即ち、流量制御弁装置100は、主弁側のハウ
ジング5Aとパイロツト弁側のハウジング5Bの
2つのハウジングを有し、ハウジング5Aには第
1図及び第3図に示した実施例と同様に、主弁
6、差圧発生手段71等が配置されている。ハウ
ジング5Bにはパイロツト弁101が設けられて
いる。このパイロツト弁101は、ハウジング5
Bに形成したパイロツトシリンダ室102内に摺
動可能に配置されたピストン部103を有する弁
スプール104と、主弁弁体8の貫通孔13方向
に突出する弁体としてのポペツト部105と、こ
のポペツト部105が当接するハウジング5Bと
一体の弁座106とを有している。このパイロツ
ト弁101のピストン部103を挟むように、第
1パイロツト圧室107、第2パイロツト圧室1
08が設けられ、またこのパイロツト弁101の
図示上端部には第1圧力室109が形成され、ポ
ペツト部105付近には第2圧力室110が形成
されている。上述した第1パイロツト圧室10
7、第2パイロツト圧室108は、当該パイロツ
ト弁101を駆動する流体が導かれる第1パイロ
ツト流路111、第2パイロツト流路112にそ
れぞれ接続されており、また第2パイロツト圧室
108内にはピストン部103を図示上方に付勢
する戻しばね113が配置されている。また、上
述した第2圧力室110は、ハウジング5Bに形
成した流路114を介して背圧室11に連通して
いる。
差圧発生手段71の構成は、第3図に示した実
施例と同様であり、変位体としてはコーン72を
使用している。主流体通路4の壁面34の形状
は、第1図に示した実施例で説明したように、コ
ーン72との間の開口面積がコーン72の移動ス
トロークに対してα√(α:定数)のルート関
数又はルート関数に近似する関数となるような壁
面形状になつている。
差圧発生手段71で発生した差圧に応じてパイ
ロツト弁101の操作力を制御する制御手段11
5として、2つのハウジング5A,5Bにわたつ
て形成され、コーン72の下流側の通路部分と上
述の第1の圧力室109を連通させる通路116
が設けられている。
このように構成した実施例における動作は次の
とおりである。
パイロツト弁101のパイロツト流路111,
112にパイロツト圧力が導入されていないと
き、パイロツト弁101のポペツト部105はば
ね113の力により図示上方に付勢され、当該ポ
ペツト部105は弁座106と密着シートする。
また、流入ポート2の圧力流体は、主弁弁体8の
絞り12を介して背圧室11に導かれている。従
つて主弁弁体8は、その端面10A,10Bの面
積差により図示下方に押圧され、弁座9に当接
し、流入ポート2から流出ポート3への流体の流
れを遮断する。
この状態から、第1パイロツト流路111、第
2パイロツト流路112を介して第1パイロツト
圧室107、第2パイロツト圧室108にパイロ
ツト圧を供給し、パイロツト弁101に操作指令
量に応じた操作力Fcを与えると、これによりパ
イロツト弁101のポペツト部105は図示下方
に移動し、弁座106は開放される。このとき、
流入ポート2の流体は、絞り12、背圧室11、
流路114、第2圧力室110を経て通路部分3
6内に流入する。そして、絞り12により、背圧
室11内の流体圧は、流入ポート2内の流体圧よ
りも低下する。ここで主弁弁体8の端面10Aに
作用する力に、端面10Bに作用する力が打勝つ
と、主弁弁体8は図示上方に移動し、流入ポート
2の流体は通路部分36に流出する。そして、通
路部分36に流れ込んだ流体は、差圧発生手段7
1のコーン72を図示下方に押し下げ流出ポート
3に流出する。この流出ポート3内の流体圧は、
通路116を介して第1圧力室109内に導かれ
る。一方、コーン72の上流側の圧力は貫通孔1
3を介して第2圧力室110に導かれる。したが
つて、コーン72の上流側に発生した差圧は、力
としてパイロツト弁101の弁スプール104に
加えられる。ここでパイロツトシリンダ室102
の断面積をaとし、上述の差圧をΔPとすると、
弁スプール104の力のつり合い状態では、ばね
113の力を無視できる程度に小さく設定した場
合には、 Fc=a・ΔP となる。すなわち、パイロツト弁101の操作力
Fcに応じた差圧ΔPが発生し、この差圧ΔPに応
じた流量が得られる。この場合、定常状態におい
て、パイロツト弁101のポペツト部105の開
口度合は、主弁弁体8の端面10Aと端面10B
の面積比、および絞り12の強さ、ポペツト部1
05の傾斜角度で決定される。また主弁弁体8の
開口度合は、コーン72と壁面34との間の開口
度合、および流入ポート2と流出ポート3の差圧
によつて決定される。
そして、このような状態から、仮に流入ポート
2の圧力が上昇し、流入ポート2と通路部分36
内の流体差圧が上昇し、その通過流量が増加しよ
うとすると、コーン72がばね33に抗して図示
下方に押され、通路部分36と流出ポート3内の
流体差圧が上昇し、これによつてパイロツト弁1
01の弁スプール104が図示上方に移動し、ポ
ペツト部105の開口面積が絞られる。その結
果、背圧室11内の圧力は上昇し、主弁弁体8は
下方に移動し、弁開度を減少させ、流量増加を抑
制する方向に作用する。このようにして、流入ポ
ート2と流出ポート3内の流体差圧に無関係に操
作力Fcに応じた所望の流量が得られる。
このことを式で表すと以下のようになる。ま
ず、コーン72と壁面34との間の開口面積A
は、上述したように壁面34の形状設定により、 A=α・√ で表される。この開口面積を通過する流量をQと
すると、 Q=C・A√=C・α√・√ (Cは流体密度、形状で決まる定数) となる。さらに、ばね33のばね定数をkとする
と、ΔPは、 ΔP=kx/Ap (Apはコーン72の受圧面積) で表される。これにより、 Q=C・α√・ΔP となり、前述のFc=a・ΔPから、 Q=C・α・(1/α)√・Fc となる。
上記式より、前述した(11)式と同様、流量Q
が操作力Fcに一次比例関係にあることが分かり、
従つてパイロツト弁14の操作力Fcに対して直
線的に比例した流量特性を得ることができる。ま
た同様に、上記式より流量Qは差圧ΔPには影響
されないことが分かり、差圧ΔPが増加しても流
量Qを一定に保つことができ、圧力補償機能が果
たされる。
また上記式にフローフオースの影響を考慮した
場合には、前述した(12)式と同様にΔPの関係
式f(ΔP)が加味された式が得られ、(12)式の
関連で説明したように、主弁6のシート分の形状
を変え、フローフオースを利用することにより、
流量Qを差圧ΔPに若干依存させることができ、
これにより、差圧ΔPの増加に対して所定の関係
にある流量を確保する圧力補償機能を得ると同時
に、特定の油圧シリンダ51が要求する流量特性
に適合させることができる。
以上のように本実施例においても、圧力補償弁
及び可変絞りのスリツトを要することなく、指令
操作量に比例した流量特性と、差圧の増加に対し
て所定の関係にある流量を確保する圧力補償機能
を達成することができ、第1図に示した第1の実
施例と同様の作用効果を奏することができる。
第7図を参照して本発明の第7の実施例を説明
する。この実施例の流量制御弁装置120は、パ
イロツト弁121に操作力Fcを与える手段の点
で、第6図に示す第6の実施例と異なつている。
即ち、ケーシング5Bに接して比例電磁弁122
を設けてあり、この電磁比例弁122の出力軸1
23をパイロツト弁121の弁スプール124の
端面に当接してあり、弁スプール124の端面
は、通路116に連通するようにケーシング5B
に形成した圧力室125内に位置している。ま
た、当該端面の近傍の弁スプール124部分にば
ね受126を装着してあり、このばね受126に
係着され、圧力室125内に配置される戻しばね
127により、弁スプール124を図示上方向に
付勢させてある。なお、比例電磁弁122の出力
軸123、パイロツト弁121、主弁6、及び差
圧発生手段71が同軸上に位置するように、それ
ぞれを配置してある。その他の構成は前述した第
6図に示す実施例と同様である。
このように構成した実施例にあつては、比例電
磁弁122に電流を流すことにより出力軸123
が移動し、これに伴つてパイロツト弁121の弁
スプール124が移動してポペツト弁105に対
する弁座106が開放され、第6図の実施例にお
けるのと同様の作用効果を奏する。
第8図は本発明の第8の実施例を示す断面図で
ある。
この実施例の流量制御弁装置130において
は、差圧発生手段131の変位体132が弁座に
係合するチエツク弁からなつている。
そして、変位体132は押圧棒133に移動可
能に装着され、この押圧棒133の一端は、変位
体132の上流側に突出し、パイロツト弁101
のポペツト部105を押圧可能になつており、他
端は変位体132の下流側に突出し、ガイド31
に移動可能に支持されている。なお、134は押
圧棒133に固定した環状のストツパで、このス
トツパ134が変位体132に係止されることに
より、当該押圧棒133の下方への過度の移動が
規制される。
この第8の実施例にあつては、第6図の第6の
実施例における作用効果の他、特に、チエツク弁
を兼ねた変位体132により、流出ポート3に与
えられる負荷圧に伴つて流出ポート3内の流体が
流入ポート2に逆流することが防止される。そし
て、パイロツト弁101の操作力Fcが与えられ
ない場合に、流出ポート3内の負荷圧によつて押
圧棒133が図示上方に移動し、当該押圧棒13
3の図示上端がパイロツト弁101のポペツト部
105に当接してこのポペツト部105を図示上
方に押圧し、これによつて流出ポート3内の流体
が第2圧力室110に流入することが防止され
る。
本発明のさらに第9の実施例を第9図を参照し
て説明する。以上の実施例は、差圧発生手段の出
力に応答してパイロツト弁の操作力を機械的又は
液圧的に制御したが、電気的に制御することもで
きる。第9図はこのような実施例を示すものであ
る。
即ち、本実施例の流量制御弁装置140におい
て、パイロツト弁141は弁スプール142と一
体の拡径部143を有し、拡径部143の周囲に
は電磁式の駆動手段として比例ソレノイド144
が配置されている。また弁スプール142の反弁
体15側の端部はばね145により閉弁方向に付
勢されている。
差圧発生手段146は逆止弁を兼ねる変位体1
47を有し、変位体147はガイド31に案内さ
れる支持ロツド148を有し、ガイド31と変位
体147との間にはばね33が配装されている。
支持ロツド148の下端には検出ロツド149が
接続されており、検出ロツド149は、ハウジン
グ5の下端に装着され、検出コイル150を備え
た電気的な変位検出器151内に侵入している。
主流体通路4の湾曲した壁面34は、前述したよ
うに、変位体147との間の開口面積が変位体1
47の移動ストロークに対してα√(α:定
数)のルート関数又はルート関数に近似する関数
となるような壁面形状になつている。
変位検出器151は、差圧発生手段146で発
生した差圧に応じてパイロツト弁101の操作力
を制御する制御手段158の一部を構成する。制
御手段158の他の部分として、比較演算器15
2が設けられており、比較演算器152は信号線
153,154を介して変位検出器151及び図
示しない指令装置に接続され、また信号線155
を介してコントロールドライバ156に接続され
ている。コントロールドライバ156は信号線1
57によりパイロツト弁141の比例ソレノイド
144に接続されている。
所望する流量Qに対応する指令信号が信号線1
53を介して比較演算器152に入力されると、
比較演算器152はこの指令信号Qに対応する電
気信号を信号線155を介してコントロールドラ
イバ156に出力する。コントロールドライバ1
56は、比較演算器152からの信号例えば電圧
信号を比例ソレノイド144を作動させるのに必
要な信号例えば電流信号に変換し、その信号を信
号線157を介して比例ソレノイゾ144に出力
する。これにより、パイロツト弁141のスプー
ル142には図示上方に推力が発生し、この推力
がばね145の抗力に打ち勝ち、弁スプール14
2及び弁体15は図示上方に移動する。流入ポー
ト2の流体は絞り12、背圧室11及び貫通孔1
3を経て通路部分36に流入し、変位体147を
押し下げ、流出ポート3に流出する。このとき絞
り12によつて生ずる圧力降下により背圧室11
内の圧力は低下し、主弁弁体8は上昇し、流入ポ
ート2内の流体は通路部分36を経て流出ポート
3に流出する。このときの流量Qeは変位体14
7とばね33によつて差圧として検出され、その
差圧は変位体147の変位として検出ロツド14
9及び変位検出器151により電気的に検出され
る。ここで検出された変位体147の変位xに相
当する電気信号xeは信号線153を介して比較
演算器152に入力される。
比較演算器152には予め変位体147とばね
33の特性、即ち指令流量Qと変位xの関係が記
憶させてあり、前述した指令流量Qと検出された
変位xeを比例する。例えば、指令流量Qに対し
て検出された変位xeがx±Δxである場合、Δxに
対応する流量ΔQに相当する電気信号を前回の電
気信号値に増減して、コントロールドライバ15
6に出力する。即ち、指令流量Qに相当する変位
xに対して検出信号xeが大きい場合は、出力信
号値を減少させ、パイロツト弁141に発生する
推力を減少させる。その結果、弁スプール142
及び弁体15は図示下方に移動し、それと共に主
弁弁体8も下方に移動し、流入ポート2から流出
ポート3へ流出する流量は減少する。検出信号
xeが指令流量Qに相当する変位xに対して小さ
い場合は、出力信号値を増加させ、パイロツト弁
141に発生する推力を増大させる。その結果、
弁スプール142及び弁体15は図示上方に移動
し、それと共に主弁弁体8も上方に移動し、流入
ポート2から流出ポート3へ流出する流量は増加
する。以上のことを繰り返しながら、所望する流
量Qが得られるところで静定する。
以上のように本実施例においても、圧力補償弁
及び可変絞りのスリツトを要することなく、指令
操作量に比例した流量特性と、差圧の増加に対し
て所定の流量を確保する圧力補償機能を達成する
ことができ、第1図に示した第1の実施例と同様
の作用効果を奏することができる。
本発明のさらに第10の実施例を第10図を参照
して説明する。第9図に示す第9の実施例ではパ
イロツト弁の駆動手段を電磁式としたが、油圧式
とすることもでき、第10図はこのような実施例
を示すものである。
即ち、この第10の実施例の流量制御弁装置16
0においては、第1図に示した実施例と同様の油
圧駆動式のパイロツト弁161を有している。パ
イロツト弁161は、弁スプールを閉弁方向に付
勢するばね162が反弁体15側に設けられてい
る点を除いて、第1図のパイロツト弁14と実質
的に同じである。一方、コントロールドライバ1
56は信号線157を介して比例電磁減圧弁16
3に接続され、比例電磁減圧弁163はパイロツ
トライン164を介してパイロツト弁161の制
御通路23に接続されている。比例電磁減圧弁1
63はコントロールドライバ156の電気信号に
比例したパイロツト弁161に供給してこれを駆
動する。
このようにしても第9図に示す第9実施例と同
様、差圧発生手段146の出力に応答してパイロ
ツト弁161の操作力を電気的に制御することが
できる。
第11図を参照して本発明の第11の実施例を説
明する。
本実施例の流量制御弁装置170においては差
圧発生手段171は逆止弁を兼ねた変位体172
と一体の棒状部材173を有し、棒状部材173
は、主弁174の弁体175の貫通孔176及び
パイロツト弁177の弁体178及び弁スプール
179の貫通孔180を通つて弁スプレー179
の反弁体側に突出し、その突出端部181と弁ス
プール179の端面との間に圧縮ばね182が配
置されている。棒状部材173及び圧縮ばね18
2は、変位体172と共に差圧発生手段171を
構成すると共に、差圧発生手段171で発生した
差圧に応じてパイロツト弁177の操作力を制御
する制御手段183を構成する。突出端部181
及び圧縮ばね182は取り外し自在の密封カバー
184により覆われ、密封カバー184はバラン
ス圧力室185を形成している。このバランス圧
力室185は、貫通孔180と棒状部材173と
の間の隙間186及び主弁弁体175の連通路1
87を介して主流体通路部分36に連通し、棒状
部材173の自由な移動を可能にしている。
この第11の実施例において、圧縮ばね182が
第1図の実施例の引張ばね41と同様の作用をす
ることは容易に理解できよう。従つて、本実施例
も、第1図に示した実施例と同様の作用効果を奏
する。そして、本実施例では、さらに、パイロツ
ト弁177の外側に圧縮ばね182が位置するの
で、圧縮ばね182のばね力の調整又は交換が容
易となる。
第11図の実施例は、第1図に示した第1の実
施例における引張ばね41からなる制御手段40
の代わりに棒状部材173及び圧縮ばね182か
らなる制御手段183を使用した例である。しか
しながらこの第11図に示す第11の実施例の特徴
は、前述したその他の実施例の特徴と組み合わせ
ても良い。
例えば第12図に示す第12の実施例は、第2図
に示す、第2の実施例における電磁駆動式のパイ
ロツト弁61の特徴に制御手段183を組み合わ
せた例であり、電磁駆動式パイロツト弁が符号1
90で表されている。なおパイロツト弁190の
電磁駆動部は、第9図と同様簡略化して図示して
ある。
第13図に示す第13の実施例は、第5図に示
す、第5の実施例における固定弁座95を含む油
圧駆動式のパイロツト弁96の特徴に制御手段1
83を組み合わせた例であり、パイロツト弁は符
号191で表されている。なおこの実施例では、
棒状部材173はパイロツト弁191の貫通孔1
83に対して密封摺動自在に挿入されており、棒
状部材173は、バランス圧力室185と主流体
通路部分36とを連通させる通路192が設けら
れている。
第14図に示す第14の実施例は、第5図に示す
第5の実施例における固定弁座95を含むパイロ
ツト弁96を、第2図に示す第2の実施例のよう
に電磁駆動式とした上、制御手段183を組み合
わせた例であり、パイロツト弁は符号193で表
されている。
このような組み合わせの実施例においても、基
本的には第1図に示す第1の実施例と同様の作用
効果を奏し、また第11図に示す第11の実施例と
同様の利点を有することは明らかである。
<発明の効果> 以上のように構成した本発明の流量制御弁装置
にあつては、特に差圧発生手段及び制御手段を比
較的簡単な構成とすることができるので、全体の
構造が簡単となり、製作、組立工数が少なくて済
む。また、パイロツト流量を制御する圧力補償弁
によるのではなく、主流体通路に配置された変位
体を含む差圧発生手段で直接、流量の増加を検出
するので、追従性に優れた差圧補償を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の流量制御弁装置の第1の実施
例を示す断面図、第2図は本発明の第2の実施例
を示す断面図、第3図は本発明の第3の実施例を
示す断面図、第4図は本発明の第4の実施例を示
す断面図、第5図は本発明の第5の実施例を示す
断面図、第6図は本発明の第6の実施例を示す断
面図、第7図は本発明の第7の実施例を示す断面
図、第8図は本発明の第8の実施例を示す断面
図、第9図は本発明の第9の実施例を示す断面
図、第10図は本発明の第10の実施例を示す断面
図、第11図は本発明の第11の実施例を示す断面
図、第12図は本発明の第12の実施例を示す断面
図、第13図は本発明の第13の実施例を示す断面
図、第14図は本発明の第14の実施例を示す断面
図である。 1,60,70,80,90,100,12
0,130,140,160,170……流量制
御弁装置、2……流入ポート、3……流出ポー
ト、4……主流体通路、5……ハウジング、6,
81,174……主弁、10……背部、11……
背圧室、12……絞り、13……貫通孔、14,
61,96,101,121,141,161,
177,191,193……パイロツト弁、3
0,71,131,146,171……差圧発生
手段、32,132,147,172……変位
体、33……ばね、40,115,158,18
3……制御手段、41……引張ばね、62……ス
リーブ、63……プランジヤ、64……内筒、6
5……非磁性体リング、66……コイル、67…
…外筒、72……コーン、91……固定ガイド、
92……貫通孔、93……圧力室、94……通
路、95……固定弁座、105……ポペツト部、
106……弁座、113……戻しばね、116…
…通路、122……比例電磁弁、127……戻し
ばね、133……押圧棒、145……ばね、15
1……変位検出器、152……比較演算器、15
3,154,155,157……信号線、156
……コントロールドライバ、162……ばね、1
63……比例電磁弁、173……棒状部材、17
6……貫通孔、180……貫通孔、182……圧
縮ばね、187……連通路、190……電磁パイ
ロツト弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 流入ポート及び流出ポートを有する主流体通
    路を備えたハウジングと、前記流入ポート及び流
    出ポート間に配置され、これら流入ポート及び流
    出ポートを連通、遮断する主弁と、前記ハウジン
    グの内壁と前記主弁の弁体の背部により形成さ
    れ、前記流入ポートに絞りを介して連通する背圧
    室と、前記背圧室と前記流出ポートを連通させる
    補助通路と、前記補助通路の開閉を制御し、前記
    背圧室の流体圧力を変化させて前記主弁を作動さ
    せるパイロツト弁とを備えた流量制御弁装置にお
    いて、前記主流体通路に配置され、主流体通路の
    流量に応じた差圧を発生する差圧発生手段であつ
    て、前記主流体通路の流体の流れ方向に移動可能
    な変位体と、この変位体を前記流体の流れ方向に
    対向する方向に付勢するばねとを備え、該変位体
    は該主流体通路の壁面との間に、変位体の移動ス
    トロークの増加に応じて開口面積が増加する流路
    を画定する差圧発生手段と、前記差圧発生手段で
    発生した差圧に応じて前記パイロツト弁の操作力
    を制御する制御手段とを有することを特徴とする
    流量制御弁装置。 2 前記主流体通路の壁面は、前記開口面積が変
    位体の移動ストロークに対してルート関数又はル
    ート関数に近似する関数となるような壁面形状に
    なつていることを特徴とする請求項1記載の流量
    制御弁装置。 3 前記制御手段は、前記差圧発生手段の変位体
    と前記パイロツト弁の弁体を近接方向に付勢する
    ばね手段を含むことを特徴とする請求項1記載の
    流量制御弁装置。 4 前記ばね手段は前記差圧発生手段の変位体と
    前記パイロツト弁の弁体の間に配置された引張ば
    ねであることを特徴とする請求項3記載の流量制
    御弁装置。 5 前記制御手段は、前記差圧発生手段の変位体
    と一体に設けられ、前記パイロツト弁の弁体を貫
    通して延在する棒状部材をさらに有し、前記ばね
    手段は、該変位体の反対側において該棒状部材と
    パイロツト弁の弁スプールとの間に配置された圧
    縮ばねであることを特徴とする請求項3記載の流
    量制御弁装置。 6 前記制御手段は、前記パイロツト弁の弁体と
    一体のパイロツト弁スプールと、前記差圧発生手
    段の変位体の上流側圧力を前記パイロツト弁スプ
    ールの一端に導き、下流側圧力を該パイロツト弁
    スプールの他端に導く通路手段とからなることを
    特徴とする請求項1記載の流量制御弁装置。 7 一端を前記差圧発生手段の変位体の上流側に
    突出させ、他端を該変位体の下流側に突出させた
    押圧棒をさらに有し、この押圧棒は前記パイロツ
    ト弁弁体に係合可能に配置されていることを特徴
    とする請求項6記載の流量制御弁装置。 8 前記制御手段は、前記差圧発生手段の変位体
    の変位を電気的に検出する手段と、該手段で得ら
    れた電気信号に応じて前記パイロツト弁の操作力
    を制御する手段を含むことを特徴とする請求項1
    記載の流量制御弁装置。 9 前記差圧発生手段の変位体はチエツク弁を兼
    ねていることを特徴とする請求項1記載の流量制
    御弁装置。 10 前記補助通路は前記主弁弁体に同軸的に設
    けた貫通孔を含み、前記パイロツト弁は、前記補
    助通路の一端に設けられた主弁弁体と一体の可動
    弁座を有することを特徴とする請求項1記載の流
    量制御弁装置。 11 前記ハウジングの前記背圧室を形成する壁
    部に設けられ、前記主弁弁体に向けて突出する該
    主弁弁体の固定ガイドをさらに有し、前記補助通
    路は前記主弁弁体及び前記固定ガイドに同軸的に
    設けた貫通孔を含み、前記パイロツト弁は前記固
    定ガイドの貫通孔の一端に設けられたハウジング
    と一体の固定弁座を有することを特徴とする請求
    項1記載の流量制御弁装置。 12 前記主弁はシート弁であることを特徴とす
    る請求項1記載の流量制御弁装置。 13 前記補助通路は前記主弁弁体の軸心に設け
    た貫通孔を含み、前記パイロツト弁及び差圧発生
    手段の変位体は主弁弁体を挟んで同軸的に配置さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の流量制
    御弁装置。 14 前記制御手段は、前記差圧発生手段の変位
    体と前記パイロツト弁の弁体との間に配置され、
    該変位体と該パイロツト弁弁体を前記主弁弁体を
    挟んで近接方向に付勢する引張ばねを有し、前記
    引張ばねが前記主弁弁体の貫通孔を通ることを特
    徴とする請求項13記載の流量制御弁装置。 15 前記制御手段は、前記差圧発生手段の変位
    体と一体の棒状部材と、該変位体の反対側におい
    て該棒状部材と前記パイロツト弁の弁スプールと
    の間に配置され、該変位体と該パイロツト弁弁体
    を前記主弁弁体を挟んで近接方向に付勢する圧縮
    ばねとを有し、前記棒状部材が前記主弁弁体の貫
    通孔及び前記パイロツト弁の弁体の貫通孔を通る
    ことを特徴とする請求項13記載の流量制御弁装
    置。
JP63113434A 1987-05-14 1988-05-12 流量制御弁装置 Granted JPH01283486A (ja)

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JP11574287 1987-05-14
JP63-13672 1988-01-26
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