JPH04166063A - 魚肉スリ身中の異物検出除去方法および装置 - Google Patents

魚肉スリ身中の異物検出除去方法および装置

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JPH04166063A
JPH04166063A JP2291462A JP29146290A JPH04166063A JP H04166063 A JPH04166063 A JP H04166063A JP 2291462 A JP2291462 A JP 2291462A JP 29146290 A JP29146290 A JP 29146290A JP H04166063 A JPH04166063 A JP H04166063A
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fish meat
foreign matter
minced
fish
extrusion
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JP2291462A
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Shunichiro Tanaka
俊一郎 田中
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Nissin Electronics Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electronics Co Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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    • G01N29/04Analysing solids
    • G01N29/12Analysing solids by measuring frequency or resonance of acoustic waves
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は横波超音波が比重あるいは密度の相違した物質
量を伝播する際の減衰特性の差を用いて魚肉スリ身内の
異物、特に非金属性の異物(例えばゴム片あるいはガラ
ス片)を自動的に検出して除去し、異物の混入しない魚
肉スリ身の製造方法および装置を提供するものである。
本発明においては魚肉スリ身内の異物の検出除去につい
てのみを実施例として説明したが、本発明の精神を逸脱
しない範囲で有れば、魚肉ソーセージ、さらには畜産肉
等の異物検出除去、あるいはパン生地や各種菓子類の生
地内の異物の検出除去への適用も容易に可能であること
は説明を待つまでもないであろう。
U従来の技術] 魚肉スリ身は、かまぼこ、ちくわなどを製造する際の素
材として、捕獲した魚を直ちに洋上で製造するか、ある
いは魚を陸揚げした後に陸上で製造するかしている。
しかし、この魚肉スリ身の製造プロセスにおいては、こ
れが食品製造の原料であるために魚肉スリ身内への異物
の混入が一番の問題となる。特に洋上で製造する場合に
は、狭い船室内に設Wネれだ製造ラインで製造されるた
め、また多人数の人手による製造工程があるため、どう
しても異物が混入し易いという問題があった。
ここで、−船釣に魚肉スリ身内に混入し得る異物として
考えられるものには、ゴムまたはビニールホースの切れ
端であるゴム片またはビニール片、ガラス片、木片、小
石、入毛、獣毛および金属片などがある。これ等のうち
金属片は従来から金属検出器によって、はぼ完全に検出
できるようになっているが、その他の非金属性異物を自
動的に検出して、取り除く技術は今のところ完全には確
立していない。
このため、魚肉スリ身内に混入した非金属性の異物を検
出し除去する為には、多くの時間と人手を要したり、ま
たは高価で取扱の困難なX線装置を用いているのが現状
である。しかしながら、これらのいずれもが完全なもの
ではなく、さらに後段の、魚肉スリ身を原料とする食品
製造工程での異物混入検査で発見されることもあり、今
日の食品製造の業界ではその対策に苦慮しているのが現
状である。
このことは、当然のことながら魚肉スリ身の製造のみな
らず、魚肉ソーセージあるいは畜産肉のハム、ソーセー
ジの加工工程での異物検出除去あるいはパン生地や各種
菓子類の生地内の異物検出除去においても同様のことが
いえる。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は横波超音波が比重あるいは密度の相違した物質
量を伝播する際の減衰特性の差を用いて魚肉スリ身内の
異物、特に非金属性のゴム片あるいはガラス片を自動的
に検出して除去することにより異物混入のない魚肉スリ
身の製造方法および装置を提供しようとするものである
[課題を解決するための手段] 本発明は」1記課題を解決するために、原料魚を加工し
て魚肉スリ身を製造する工程において、金属性の異物を
検出除去した後に魚肉を擂潰してスリ身にし、加圧押出
しして一定ブロックの魚肉スリ身を製造する際に、押し
だされる魚肉スリ身に対して超音波を発信し、その魚肉
スリ身を通過した後の受信波の内、特に横波超音波の波
形の変化を観察することにより異物の有無を検知し、異
物を検出したときには加圧押出しを中断し、あるいは中
断せずに異物を含んだ部分の除去を行なった後に加圧押
出しを継続するようにして効果的に魚肉スリ身中の異物
を検出し、除去できるようにしたのもである。
また発振される超音波の周期をt、縦波超音波の魚肉ス
リ身内の伝播速度をvv、横波超音波の魚肉スリ身内の
伝播速度をvh、魚肉スリ身押出し出口ノズルの厚みを
Qとしたときに、Q / v h −Q / v v 
< tの関係を満足するようにした魚肉スリ身中の異物
を検出し、除去できるようにしたものである。
さらに、魚肉スリ身内に異物の混入が無い正常な受信波
形をメモリー内に記録しておき、押出し工程中の魚肉ス
リ身を通過した後の受信波との比較を行ない、特に横波
超音波の波形の変化が所定値以」二になったときには異
物が含まれているものとして加圧押出しを中断し、ある
いは加圧押出しを中断せずに異物を含んだ部分の除去を
行なうようにしたものである。
[発明の実施例] 本発明を適用した異物検査装置を備えた魚肉スリ身を加
工する工程を第1図に示す。ここでは説明の特定のため
に船内に装備した魚肉スリ身の製造加工の工程の一例を
図示する。この工程においては、洋上で捕獲された原料
魚1は除去加工工程2において頭部および内臓を除去さ
れ、洗浄工程3の魚洗機で洗浄された後、コンベアで次
工程に送られ、身採工程4において魚肉採取機等によっ
て身採が行なわれ、第1晒し工程5の撹拌タンク内にお
いて清浄な水で晒され、最初の脱水工程6のロータリス
クリーンによって脱水され、さらに第2晒し工程7の撹
拌タンク内において清浄な水で再度晒されて油と血が抜
かれ、後段の脱水工程8のロータリスクリーンによる予
備脱水を経てから、プレス工程9においてプレスされる
次いで魚肉がチョッパー工程11あるいはうらとし工程
12に導入される前に、金属性の異物を検出するために
金属検出機10にかけられる。金属性異物の混入はチョ
ッパー工程あるいはうらとし工程での加工装置の破損等
につながる危険性がある為に、事前に検出して除去され
るのが好ましい。この金属検出機10により金属性異物
が検出されれば該異物を人手あるいはカッター等の適当
な手段で除去した後に魚肉がチョッパー工程11あるい
はうらとし工程12に導入され、更にその後に擂潰機等
のミキサー工程13に導入されて魚肉のスリ身加工が完
了し、押出し充填工程15において押出し充填装置によ
り押出して一定のブロック状に切断して充填する。
ブロック状に押出し充填された魚肉スリ身は凍結工程1
6において冷凍庫内で冷凍して保存される。ここにおい
て金属性の異物検出機は従来から知られているので本発
明においては詳細な説明はしない。
本実施例においては、金属性の異物の検出除去の後に非
金属性異物の検出除去をする場合の例を説明するが、も
ちろん非金属性の異物も金属性の異物検出除去と同時に
検出除去しても良い。しかし、この段階における魚肉ス
リ身は均一に加圧された状態ではなく、非金属性の異物
の検出には難しいものがある。
魚肉スリ身内の非金属性異物の検出の為に、押出し充填
の際に異物検査工程14において、正弦波あるいは方形
状の超音波を発振し、押出し充填装置の出口ノズルから
押しだされる魚肉スリ身に対して横波発信子あるいは斜
角発信子を介することによって超音波を発信し、その魚
肉スリ身を通過した後の受信波の波形の変化を観察する
。特に横波受信波の波形の変化により魚肉スリ身内の異
物、特に非金属性の異物の有無を検知し、もし異物を検
出したときには加圧押出しを中断し、あるいは加圧押出
しを中断せずに異物を含有する部分を切り落し、異物の
除去を行ないながら加圧押出し工程を継続することによ
り魚肉スリ身中の異物の検出除去を効果的に達成するこ
とができるものである。
本発明において、非金属性の異物検出を擂潰機で魚肉ス
リ身を押し出した後に行なっている理由は、高圧力で押
し出されてきた魚肉スリ身は均一等質で内部に空洞がな
いので、横波超音波が魚肉スリ身を伝播するときに、こ
れらの空洞による波形への影響がなく、内部に混入した
非金属性の異物の検出を容易にかつ確実に行なうことが
できるためである。
本発明の魚肉スリ身中からの異物の検出除去を現実に達
成するための具体的装置は、第2図に於いて示されてい
る。本実施例における異物検出装置での異物検出は超音
波方形連続波発生装置21あるいは超音波正弦パルス波
発生装置22によって作られる超音波を、魚肉スリ身押
出し充填装置の押出し出口ノズル23部分(図中は軍に
長方形にて示している)の上面に取り付けられた横波発
信子あるいは斜角送信子として構成される発信子24か
ら魚肉スリ身に対して方形連続波あるいは正弦パルス波
を発信し、魚肉スリ身押出し充填装置の押出し出口ノズ
ル23の下面に取り付けられた横波受信子25によって
魚肉スリ身を通過した後の超音波を受信することにより
行なわれる。横波受信子25によって受信された受信波
形はオシロスコープ26あるいはFFTアナライザ27
によって表示され、正常な製品と比較した場合のその波
形の変化から異物の有無が判断される。
本発明において魚肉スリ身に対して発信される超音波は
超音波方形連続波発生装置21あるいは超音波正弦パル
ス波発生装置22によって作られる超音波のどちらでも
良く、図示した実施例においてはこれらをスイッチ手段
28によって選択できるように構成しているが、どちら
か一方のみの超音波発生装置を設けたもので構成しても
良いことは勿論である。
・本発明の異物検出装置に用いる超音波発生装置は魚肉
スリ身押出し機付近に配置されており、その超音波発生
装置から発振された超音波を魚肉スり身に対して発信し
、魚肉スリ身を伝播した超音波を受信するために、スリ
身押出し機のスリ身押出し出口ノズル部分23の上面に
は横波送信子あるいは斜角送信子24が取付けられ、押
し出される魚肉スリ身に対して方形連続波あるいは正弦
パルス波を送信するように構成されており、スリ身押出
し機のスリ身押出し出口ノズル部分23の下面には横波
受信子25が取付けられ、押し出される魚肉スリ身を伝
播通過してきた横波超音波を受信するように構成されて
いる。このとき、横波受信子を略等間隔に取付けられた
多数個の横波受信子25・・・25で構成しても良い。
その場合の取付例を、第3図には押出し出口ノズル部分
の斜視図で示し、第4図には、その正面図で示す。
さらに、超音波発信手段として斜角送信子を用いた場合
の詳細を第5図に示す。この場合の超音波の伝播メカニ
ズムの詳細は不明であるが、−船釣な技術から考えて以
下の様なメカニズムであると考えられる。出口ノズル部
分23から押し出された魚肉スリ身のブロックはシュー
ト39によって受は取られて、冷凍工程へと運ばれる。
通常、魚肉スリ身押出し機のスリ身押出し出口ノズル2
3部分は鋼材で作られており、そのスリ身押出し出口ノ
ズル23部分の上面に対してアクリル片28によって所
定角だけ斜めに取り付けられた斜角送信子24からパル
ス状に超音波が発信されると、第5図に示すように、ア
クリル片28内では主として縦波29の伝播が形成され
る。アクリル片28から伝播された超音波は、押出し出
口ノズル23の上面鋼材とアクリル片28の接触面で反
射しらがら伝播していく。鋼材内部に斜めに入った波は
、横波30として反射を繰り返しながら伝播し、魚肉ス
リ身40内部に伝わると考えられる。この魚肉スリ身4
0の内部は魚肉がまだ柔らかく、完全な液状体とは見做
せないが、半固形状であるために横波32の伝播よりも
縦波31の伝播の方が容易に伝播されると考えることが
できる。押出し出口ノズル23の反対側に設置された横
波受信子25はいわゆるマイクロフォン機能を有してお
り縦波も横波も受信することができるものである。そこ
で魚肉スリ身40内を伝播してきた縦波31および横波
32はノズル23の反対側に設置されマイクロフォン機
能としての横波受信子25によって受信されるが、魚肉
スリ身内部に異物41が存在すると、正常な魚肉スリ身
製品と比較すると受信した波形が崩れることになる。
この受信波形の崩れを観測することによって、魚肉スリ
身40内の異物41を検出し、除去することができる。
このとき、縦波と横波を比較すると、それぞれの波の伝
播の特性の相違から、異物の有無による受信波の波形の
変化は、縦波よりも横波の方が大きく影響を受ける。横
波には垂直横波と水平横波があるが、本実施例のものは
、垂直横波は粗密波であり、これは超音波を押出し出口
ノズルに対して斜めに送信することによって得られる。
超音波が物体に伝播する機構ならびに物体中を弾性波と
して伝播する機構は、超音波の種類と周波数、送受信子
の形状、送受信子と物体の接合具合および物体の成分と
密度等によって異なる。このため超音波の伝播機構を一
般的に説明するのは困難4であるが、比較的低周波の超
音波が魚肉スリ身等の食品内を伝播する機構は次のよう
に考えられる。
縦波超音波が物体に安定して伝播するためには、第1番
目に、送受信子が物体表面に完全−様に密着すること。
第2番目に、波動が形成されるまでの範囲では物体の組
織構造が均一等方な密度であること等の条件がある。し
かし−度、波動が形成されると、縦波は物体中のどこで
も伝播しやすいので、物体中に密度の急変部分があって
も影響されにくく、波動の減衰が少ない。
これに対して、横波超音波は形状変化の波動であるため
に波動が形成されるまでの範囲における物体の組織変化
などには影響を受けにくい性質がある。しかし、物体中
に密度急変部分があると波動伝播に直接に影響が出て減
衰が激しくなる。このように物体中に密度急変部分があ
る場合に、縦波は減衰が少なく、横波は減衰が激しくな
るという性質がある。
さらに、魚肉スリ身内での波の伝播速度について言えば
縦波の方が横波よりも早い。このことは、異物の存在に
よって大きく影響を受ける垂直横波を縦波と分離して受
信できることになり、異物の判定に極めて良好なもので
ある。また、横波は粗密波であるために、相当に長い時
間で受信波が受けられ、異物の存在の有無による波形へ
の影響がより判別し易いものである。
このような縦波と横波の伝播速度の差を利用して、正弦
波あるいは方形状に発振される超音波の周期をt、縦波
超音波の魚肉スリ身内の伝播速度をvv、横波超音波の
魚肉スリ身内の伝播速度をvhとし、魚肉スリ身押出し
出口ノズルの厚みをQとすると、縦波が魚肉スリ身内を
伝播して受信子に到達する時間はQ / v hであり
、これに対して横波が魚肉スリ身内を伝播して受信子に
到達する時間はQ / v vである。従って受信子で
の縦波と横波の受信時間はQ / v h −Q / 
v vという時間差が生じることになる。さらに、この
時間差と超音波発生の周期との関係を、 Q / v h −Q / v v < tとすると、
次に来る縦波の受信波で前の横波の受信波が撹乱されず
に好ましい結果が得られるものである。
また、別の見方をすれば、魚肉スリ身押出し出口ノズル
の厚みQを Q < t / (1/ v h −1/ v v )
とすると、次に来る縦波の受信波で前の横波の受信波が
撹乱されずに好ましい結果が得られるとも見ることがで
きる。
以上の説明は垂直横波の場合であるが、水平横波超音波
を発信する横波送信子を用いる場合でも同様の効果を奏
するものである。水平横波はたわみ振動であり、両者の
相違は検出対象異物の種類によって使いわけることがで
きる。
正常な魚肉スリ身ブロックから異物を含んだ部分の除去
は、波形の表示装置を監視していることによって、達成
できる。つまり、表示装置に表示された受信波形から異
物の混入を確認できた場合には、加圧押出し操作を一時
中断し、カッター等の切断手段を駆動して正常な魚肉ス
リ身ブロックとの分断をし、再度魚肉スリ身を少しづつ
加圧押出ししながら波形の監視を行ない、受信波形が正
常に戻り異物の混入が無くなったと判断されたときに、
再度カッター等の切断手段を駆動して切断し、この切断
された異物を含んだ部分の魚肉スリ身を除去することに
より達成される。
また、表示装置に表示された受信波形から異物の混入を
確認できた場合には、直ちに、カッター等の切断手段を
駆動して正常な魚肉スリ身ブロックとの分断をし、魚肉
スリ身の加圧押出しを連続しながら波形の監視を行ない
、受信波形が正常に戻り異物の混入が無くなったと判断
されたときに、再度カッター等の切断手段を駆動して切
断し、この切断された異物を含んだ部分の魚肉スリ身を
除去することにより加圧押出し操作を一時中断すること
なく連続した魚肉スリ身の製造工程が達成される。
以上の実施例においては、魚肉スリ身内の異物の存在に
よって受信横波超音波の波形が変形することを、表示手
段に表示して異物の有無を判断する場合の例を説明した
が、必ずしも波形表示手段は必要ではなく、魚肉スリ身
内に異物の混入していない場合の正常な受信横波超音波
の波形を適当な記憶媒体にメモリーしておき、自動的に
受信波形と比較をして、異物の有無を判断するように構
成することも可能である。
第6図はこのような自動判別の場合の実施例を示し、魚
肉スリ身押出し充填装置の押出し出口ノズル23の上面
に取り付けられた発信子24から魚肉スリ身に対して超
音波発生装置33で発振した方形連続波あるいは正弦パ
ルス波を発信し、押出し出口ノズル23の下面に取り付
けられた横波受信子25によって魚肉スリ身を通過した
後の超音波を受信することは最初の実施例のものと同様
である。受信された超音波は波形解析装置35にによっ
てメモリー34内に記録されている正常な波形を比較さ
れ、異常ありの場合には異物除去制御装置36を起動し
てカッター等の切断装置を駆動し、異物を含んだ部分の
切断除去を達成するこ一24= とができる。この波形の比較解析については、従来から
種々の分野で実施されており、ここにおいて特に詳細に
述べることはしない。
第6図に示した装置の動作のフローチャー1・を第7図
に示す。魚肉スリ身は押出し充填装置の押出し出口ノズ
ル23から単位時間当りに一定の量が押しだされる。押
し出された魚肉スリ身は既に説明した異物検査装置によ
り、異物の有無が検査され、異物の混入がないときは押
出し充填の開始からの時間tが測定され、tが一定時間
Tになると、カッター等の切断装置を駆動して所定の大
きさの魚肉スリ身ブロックを切り出す。異物検査装置に
より、異物の混入が有ると判断されたときは、その時点
でカッター等の切断装置を駆動して魚肉スリ身ブロック
の切断を行ない、さらに、異物検査装置により、異物の
有無が検査され、異物の混入がないと判断された時点で
再度カッター等の切断装置を駆動して切断を行ない、異
物を含んだ部分の切断除去を達成する。所定の魚肉スリ
身ブロックが切り出されたとき、および、再度のカッタ
−等の切断装置の駆動によって異物を含んだ部分の切断
除去が達成されたときには、1=0とされて、押出し充
填工程の初期化がなされ、次の魚肉スリ身の押出し充填
操作が開始される。
本発明者等は本発明の効果を確認するために魚肉スリ身
における異物検出の実験を以下の要領によって行なった
[供試材]魚肉スリ身(重量 1,051 g)U異物
と見立てた材料とその寸法コ ゴム(大)  38x25x3 (nyn) 4.6g
ゴム(大)  25X15X3 (nun) 1.8g
ガラス玉  直径12mm    3.1g[送受信子
] 横波センサー、斜角センサー斜角センサーと横波セ
ンサーの組合せを変えて実験を行なったが、本実験にお
いては送受信子とも横波センサー同志の組合せの場合が
最も良い結果が得られたので、φ=30mの横波センサ
ーを使った波形を示す。
[実験方法] (1)スリ身を電子レンジで解凍後、すり鉢で細かくす
りつぶす。
(2)鉄板製の菓子空箱に上記すりつぶしたスリ身を間
隙なく詰める。
(寸法:縦232nwn横70mm高さ62mm板厚0
 、5−1 nun )(3)上記の異物と見立てた材
料をそれぞれ別々に混入させる。
[実験結果] 本実験においては、100 ](Hzにおいて特に減衰
した波形が得られたので、アンプの発生周波数は100
kHzの場合を示す。
第8図の波形は異物を混入しない正常なスリ身の時間軸
波形を示し、第9図の波形は異物と見做してゴム(大)
を入れた時間軸波形を示し、第10図の波形は異物と見
做してゴム(小)を入れた時間軸波形を示し、第11図
の波形は異物と見做してガラス玉を入れた時間軸波形を
示している。
この結果の波形を比較して見れば一目瞭然のように、異
物混入の有無が簡単に判別できる。
[発明の効果] 本発明は横波超音波を用いて魚肉スリ身内の異物を検出
するものであるので、簡単に魚肉スリ身内の異物、特に
非金属性のゴム片あるいはガラス片を自動的に検出でき
、従って容易に魚肉スリ身から異物を除去することがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の魚肉スリ身の加工工程を示す工程図で
、第2図は本発明の魚肉スリ身の加工工程の異物検出工
程部分で用いられる異物検出装置を示す概略図で、第3
図および第4図は第2図に示した装置の押出し部分の詳
細図で、第5図はさらに異物検出装置の超音波発信およ
び受信部の詳細を示す図で、第6図は異物の有無の検出
を自動判別する場合の実施例を示し、第7図はその動作
のフローチャートを示し、第8図の波形は異物を混入し
ない正常なスリ身の時間軸波形図で、第9図の波形は異
物と見做してゴム(大)を入れた時間軸波形図で、第1
0図の波形は異物と見做してゴム(小)を入れた時間軸
波形図で、第11図の波形は異物と見做してガラス玉を
入れた時間軸波形図である。 [符号の説明] 原料魚=1、    除去加工工程=2洗浄工程:3 
   身探工程:4 第1晒し工程:5  脱水工程:6 第2晒し工程ニア  脱水工程=8 プレス工程:9   金属検出機:10チヨツパー二1
1  うらとし:12 ミキサー:13   異物検査:14 充填工程=15   凍結工程=16 超音波方形連続波発生装置:21 超音波正弦パルス波発生装置=22 押出し出口ノズル=23   発信子=24横波受信子
:25  オシロスコープ:26FFTアナライザ:2
7 アクリル片=28縦波:29.31  横波=30
.32超音波発生装置:33  メモリー二34波形解
析装置=35  異物除去制御装置:36魚肉スリ身:
40  異物:41

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原料魚を加工して魚肉スリ身を製造する工程におい
    て、金属性の異物を検出除去した後に魚肉を擂潰してス
    リ身にし、加圧押出しして一定ブロックの魚肉スリ身を
    製造する際に、押しだされる魚肉スリ身に対して超音波
    を発信し、その魚肉スリ身を通過した後の受信波の内、
    特に横波超音波の波形の変化により異物の有無を検知し
    、異物を検出したときには加圧押出しを中断し、異物を
    含んだ部分の除去を行なった後に加圧押出しを継続する
    ことを特徴とする魚肉スリ身中の異物検出除去方法。 2、原料魚を加工して魚肉スリ身を製造する工程におい
    て、金属性の異物を検出除去した後に魚肉を擂潰してス
    リ身にし、加圧押出しして一定ブロックの魚肉スリ身を
    製造する際に、押しだされる魚肉スリ身に対して超音波
    を発信し、その魚肉スリ身を通過した後の受信波の内、
    特に横波超音波の波形の変化により異物の有無を検知し
    、異物を検出したときには加圧押出しを中断することな
    しに異物を含んだ部分を切断除去して異物の除去を行い
    ながら加圧押出しを連続することを特徴とする魚肉スリ
    身中の異物検出除去方法。 3、原料魚を加工して魚肉スリ身を製造する装置におい
    て、金属性異物の検出装置で検出した金属性異物を除去
    する装置と、その後段において魚肉をスリ身にする擂潰
    装置と、スリ身にされた魚肉の押出し充填装置と、正弦
    波あるいは方形状の超音波発生装置と、該超音波発生装
    置からの超音波を前記押出し充填装置から押しだされる
    魚肉スリ身に対して発振する横波超音波発信装置と、該
    発信装置から発振されて魚肉スリ身を通過した後の超音
    波を受信する横波超音波受信装置と、該受信装置での受
    信波の波形を表示する波形表示装置とを備えることによ
    り魚肉スリ身内の異物の有無を検知し、異物を検出した
    ときには加圧押出しを中断し、異物を含んだ部分の除去
    を行なった後に加圧押出しを継続することを特徴とする
    魚肉スリ身中の異物検出除去装置。 4、原料魚を加工して魚肉スリ身を製造する装置におい
    て、金属性異物の検出装置で検出した金属性異物を除去
    する装置と、その後段において魚肉をスリ身にする擂漬
    装置と、スリ身にされた魚肉の押出し充填装置と、正弦
    波あるいは方形状の超音波発生装置と、該超音波発生装
    置からの超音波を前記押出し充填装置から押しだされる
    魚肉スリ身に対して発振する横波超音波発信装置と、該
    発信装置から発振されて魚肉スリ身を通過した後の超音
    波を受信する横波超音波受信装置と、該受信装置での受
    信波の波形を表示する波形表示装置と、魚肉スリ身切断
    装置と、該魚肉スリ身切断装置の作動装置とを備えるこ
    とにより魚肉スリ身内の異物の有無を検知し、異物を検
    出したときには加圧押出しを中断することなく前記魚肉
    スリ身切断装置を操作し、異物を含んだ部分の除去を行
    ない加圧押出しを連続できるようにしたことを特徴とす
    る魚肉スリ身中の異物検出除去装置。 5、原料魚を加工して魚肉スリ身を製造する方法におい
    て、金属性異物を検出して金属性異物を除去した後に、
    魚肉をスリ身にし、スリ身にされた魚肉を押出し充填す
    る際に、一定の周期で正弦波あるいは方形状に超音波を
    発生し、押出し充填される魚肉スリ身に対して横波超音
    波を発信し、該発信されて魚肉スリ身を通過した後の超
    音波の内特に横波超音波を受信して魚肉スリ身内の異物
    の有無を検知し、異物を検出したときには異物を含んだ
    部分の除去を行なって加圧押出しを継続する魚肉スリ身
    中の異物検出除去方法であって、正弦波あるいは方形状
    に発振される超音波の周期をtとし、縦波超音波の魚肉
    スリ身内の伝播速度をvvとし、横波超音波の魚肉スリ
    身内の伝播速度をvhとし、魚肉スリ身押出し出口ノズ
    ルの厚みをlとしたときに、 l/vh−l/vv<t の関係を満足するようにしたことを特徴とする魚肉スリ
    身中の異物検出除去方法。 6、原料魚を加工して魚肉スリ身を製造する装置におい
    て、金属性異物の検出装置で検出した金属性異物を除去
    する装置と、その後段において魚肉をスリ身にする擂潰
    装置と、スリ身にされた魚肉の押出し充填装置と、一定
    の周期で正弦波あるいは方形状に発振する超音波発生装
    置と、該超音波発生装置からの超音波を前記押出し充填
    装置の押出し出口ノズルから押しだされる魚肉スリ身に
    対して発信する横波超音波発信装置と、該発信装置から
    発信されて魚肉スリ身を通過した後の超音波を受信する
    横波超音波受信装置と、該受信装置での受信波の波形を
    表示する装置とを備えることにより魚肉スリ身内の異物
    の有無を検知し、異物を検出したときには異物を含んだ
    部分の除去を行なって加圧押出しを継続する魚肉スリ身
    中の異物検出除去装置であって、 正弦波あるいは方形状に発振される超音波の周期をtと
    し、縦波超音波の魚肉スリ身内の伝播速度をvvとし、
    横波超音波の魚肉スリ身内の伝播速度をvhとしたとき
    に、魚肉スリ身押出し出口ノズルの厚みlを、 l<t/(1/vh−1/vv) の関係を満足するようにしたことを特徴とする魚肉スリ
    身中の異物検出除去装置。 7、原料魚を加工して魚肉スリ身を製造する工程におい
    て、金属性の異物を検出除去した後に魚肉を擂潰してス
    リ身にし、加圧押出しして一定ブロックの魚肉スリ身を
    製造する際に、押しだされる魚肉スリ身に対して超音波
    を発信し、魚肉スリ身内に異物の混入が無い正常な受信
    波形をメモリー内に記録しておき、押出し工程中の魚肉
    スリ身を通過した後の受信波との比較を行ない、特に横
    波超音波の波形の変化が所定値以上になったときには異
    物が含まれているものとして加圧押出しを中断し、ある
    いは加圧押出しを中断せずに異物を含んだ部分の除去を
    行なった後に加圧押出しを継続することを特徴とする魚
    肉スリ身中の異物検出除去方法。 8、原料魚を加工して魚肉スリ身を製造する装置におい
    て、金属性異物の検出装置で検出した金属性異物を除去
    する装置と、その後段において魚肉をスリ身にする擂潰
    装置と、スリ身にされた魚肉の押出し充填装置と、正弦
    波あるいは方形状の超音波発生装置と、該超音波発生装
    置からの超音波を前記押出し充填装置から押しだされる
    魚肉スリ身に対して発振する横波超音波発信装置と、該
    発信装置から発振されて魚肉スリ身を通過した後の超音
    波を受信する横波超音波受信装置と、押しだされる魚肉
    スリ身を一定のブロックに切断する切断装置と、魚肉ス
    リ身内に異物の混入が無い正常な受信波形を記録するメ
    モリーと、該メモリーに記録された正常な波形と押出し
    工程中の魚肉スリ身を通過した後の受信波形との比較解
    析を行なう波形解析装置と、特に横波超音波の波形の変
    化が所定値以上になったときには異物が含まれているも
    のとして加圧押出しを中断し、あるいは加圧押出しを中
    断せずに切断装置を駆動する異物除去制御装置とを備え
    、異物を含んだ部分の除去を行なった後に加圧押出しを
    継続することを特徴とする魚肉スリ身中の異物検出除去
    装置。 9、原料魚を加工して魚肉スリ身を製造する工程におい
    て、金属性の異物を検出除去した後に魚肉を擂潰してス
    リ身にし、加圧押出しして一定ブロックの魚肉スリ身を
    製造する際に、押しだされる魚肉スリ身に対して超音波
    を発信し、その魚肉スリ身を通過した後の受信波の内、
    特に横波超音波の波形の変化により異物の有無を検知し
    、異物を検出したときには加圧押出しを中断し、異物を
    含んだ部分の除去を行なった後に加圧押出しを継続する
    ことを特徴とする魚肉スリ身の製造方法。 10、原料魚を加工して魚肉スリ身を製造する工程にお
    いて、金属性の異物を検出除去した後に魚肉を擂潰して
    スリ身にし、加圧押出しして一定ブロックの魚肉スリ身
    を製造する際に、押しだされる魚肉スリ身に対して超音
    波を発信し、その魚肉スリ身を通過した後の受信波の内
    、特に横波超音波の波形の変化により異物の有無を検知
    し、異物を検出したときには加圧押出しを中断すること
    なしに異物を含んだ部分を切断除去し、異物を含んだ部
    分の除去を行いながら加圧押出しを連続することを特徴
    とする魚肉スリ身の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6786096B2 (en) * 2001-11-28 2004-09-07 Battelle Memorial Institute System and technique for detecting the presence of foreign material
US7363817B2 (en) 2001-11-28 2008-04-29 Battelle Memorial Institute System and technique for detecting the presence of foreign material
JP2019209635A (ja) * 2018-06-07 2019-12-12 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ製造方法
JP2020173260A (ja) * 2014-07-21 2020-10-22 7386819 マニトバ エルティーディー. 食肉の骨のスキャンのための方法と装置

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