JPH04165310A - 光導波路の製造方法 - Google Patents

光導波路の製造方法

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JPH04165310A
JPH04165310A JP29294690A JP29294690A JPH04165310A JP H04165310 A JPH04165310 A JP H04165310A JP 29294690 A JP29294690 A JP 29294690A JP 29294690 A JP29294690 A JP 29294690A JP H04165310 A JPH04165310 A JP H04165310A
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JP
Japan
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mask
photo
waveguide passage
optical waveguide
light
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Application number
JP29294690A
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English (en)
Inventor
Takao Iwasaki
岳雄 岩崎
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光書き込み装置、光読み取り装置等の光伝送
路として用いられる光導波路の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の光導波路の製造方法として、フォトリソ
グラフィー法を用いた種々のプラスチック製先導波路の
製造方法が考案されている。その−例として第5図に示
す選択重合法がある。
この選択重合法は、まず屈折率1.59のポリカーボネ
ート51中にアクリルモノマ52を分散させた溶液をフ
ィルム状に注型する(第5図(a))。次いで、必要な
導波路パターンが描かれたフォトマスク54を、第5図
(a)で作製したフィルム55に密着させて紫外線を照
射すると、紫外線が照射された部分のアクリルモノマ5
2がポリカーボネート51と重合し、共重合体56が形
成される(第5図(b))。次にフィルム55を真空中
で加熱し、未反応のアクリルモノマ52をフィルム55
から取り除くと、共重合体部57くなり(屈折率1.5
75)、パターン状に形成されているポリカーボネート
部58のコア部に対し、クラッド部となる(第5図(C
))。最後に、フィルム55の表面を低屈折率材料59
で覆い、端面仕上げを行い、フィルム状の/ラスチック
製導波路60を得る(第5図(a))。本製造方法によ
る先導波路の開口角度は、コア部の屈折率が1.59で
あり、クラッド部の屈折率が1.575であることがら
、12.6度となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、かかる従来の光導波路の製造方法によれ
ば、先導波路を得るのに極めて多数の工程を経ねばなら
ないという問題点があった。例えば、前記選択重合法に
よればポリカーボネイト51中にアクリルモノマを分散
する工程、またそれを注型する工程、マスク露光工程、
真空中で加熱する工程、フィルム55表面を低屈折率材
料で覆う工程、端面仕上げ工程が少なくとも必要であっ
た。
本発明は、上述した問題点を解決するためになさ゛れた
ものであり、極めて少数の工程によっても高品質の光導
波路を得ることができる先導波路の製造方法を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために本発明に係る先導波路の製造
方法は、所定間隔で対向配置さハた透光性材料からなる
2枚の平−板間に、透光性の光硬化材料を充填する第1
工程と、光導波路のパターンが形成されたマスクを前記
一方の平板上に配置せしめ、このマスクを介して露光す
ることにより、前記光硬化材料を前記パターンに応じて
選択的に硬化させる第2工程と、前記光硬化材料のうち
硬化された7部分を光導波路のコア部とし、未硬化部分
及び前記平板を先導波路のクラッド部として形成する第
3工程と、を備えた。
〔作用〕
本発明は、先ず、第1工程で2枚の平板により形成され
る間隔に光硬化性材料を充填し、第2工程で、マスクを
介して前記光硬化性材料を選択的に露光することにより
光硬化樹脂の露光部を硬化させる。この露光部は、露光
により分子量が若干上がることによって屈折率が高くな
り、未硬化部は低屈折率のまま維持されるので、硬化部
と未硬化部との間に屈折率差が生じる。このようにして
光の導波構造をもっことができ、第3工程で硬化された
部分を先導波路のコア部とし、未硬化部分及び前記平板
を光導波路のクラッド部として形成し、光導波路を作成
する。
〔実施例〕
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照して説明
する。第1図〜第4図に本発明に係る先導波路の製造方
法を、工程順に示す。
第1図に光硬化樹脂充填工程を示す。。
まず、透光性材料からなる平板21を2枚、100μm
の空隙をもって面平行に対向させる。
平板21の互いに対向する側は平面度が1μm以内、表
面荒さが0.1μm以内に表面加工されているものを用
い、その材料としては石英ガラス(屈折率1.・46)
 、TPX樹脂(屈折率L  463)等が挙げられる
。また、平板21の厚さとしては500μm程度の薄い
ものが好ましい。
前記2枚の平板21からなる空隙に、平板の端部から毛
細管現象を利用して光硬化樹脂22を充填する。ここに
、光硬化樹脂22は紫外線によって硬化する樹脂であり
、例えば、フッ素系アクリル(商品名Defensa 
479−18、硬化前の屈折率1.512、硬化後の屈
折率1.535)が挙げられる。また、光硬化樹脂22
としては、硬化後の屈折率が平板21の屈折率より高い
ことが条件となる。また、平板21の表面に、光硬化樹
脂22との接着性を高めるために、シリコン集積回路形
成プロセスにおいて広く利用されているU V −03
アツシングプロセス法やその他の化学処理や熱処理を施
すことも有効である。
第2図にマスク露光工程を示す。前記平板21とその間
に充填された光硬化樹脂22にマスク23を上乗せして
、マスク23を介して光硬化樹脂22に紫外線を照射す
る。マスク23は、第3図に示すコア部24、クラッド
部25及び縁部26からなる光導波路のうち、コア部2
4および縁部26が透光部23a(第2図参照)と−な
り、クラッド部25が遮光部23bとなるように構成さ
れている。マスク23のパターンは自由に設定すること
ができるが、−例として、ピッチ60μm1透光部23
aの幅が30μmのラインアンドスペースの形状を有し
たものが挙げられる。
紫外線は、面内で均一に露光することが必要であり、そ
の露光量としては、光照射部の光硬化樹脂22が完全に
硬化するのに必要な量だけは照射し、照射量は、光硬化
樹脂22の材料によって固有である。
第3図にマスクは(前工程を示す。
先ず、前記マスク露光工程を経た平板21及び光硬化樹
脂22からマスク23(第2図参照)をはく離する。
マスク23によって選択的に硬化された光硬化樹脂22
は、分子結合により硬化前に較べて分子量か若干上がる
ことから、その屈折率も同様に若干上がるというふるま
いを示す。この硬化された光硬化樹脂22をもってコア
部24を形成する。
未硬化のままの光硬化樹脂22は、屈折率は変化しない
ので、コア部24に対して低い屈折率をもったクラッド
部25を形成する。また、前記コア部24及びクラッド
部25を取り囲むように、硬化された光硬化樹脂22を
もって縁部26を形成する。縁部26は、液体の状態で
あるクラッド部25が光導波路30の外部へ流出するの
を防ぐという作用をする。
第4図に仕上げ工程を示す。
第3図に示したマスク露光工程を経た平板21及びコア
部24及びクラッド部25及び縁部26を、縁部26に
沿って、切削等の手段によって切断し、第4図に示す光
導波路30の端部27にあたる部位は研削、研磨等の手
段によって表面荒さ0.1μm以内にまで表面加工を行
う。
次いで、クラッド部25の端面を遮光し、これ以上硬化
反応を進めない目的て端部27以外を遮光材28で遮っ
て光導波路30を得る。
本製造方法によって製造された光導波路30において、
端部27からコア部24に入射された光は、コア部24
とクラッド部25又は平板21との間をそれらの屈折率
差により界面全反射することによって伝搬されるという
作用をする。そして、その開口角度は、光硬化樹脂22
として前記のフッ素アクリルを用いるならコア部の屈折
率が1.535であり、クラッド部25の屈折率が1.
512であることから15.3°と算出され、従来のフ
ォトリソグラフィー法による光導波路の製造方法の1つ
である選択重合法により製造された光導波路の開口角度
12.6°よりもむしろ大きくなる。
尚、本発明は、上述した実施例に限定されるものではな
くその目的に応じて種々の変更を加えることが可能であ
る。
例えば、光硬化樹脂22としては他にも種々の材料を選
ぶことができ、材料によって硬化前および硬化後の屈折
率が異なるので、材料によって任意に開口角度を変化さ
せることができる。
また、室内光では全く硬化反応が起こらないような光硬
化樹脂22を選ぶことによって遮光材28を省くことが
できる。
また、実施例で示した平板状の構造のみでなく屈曲した
り重ね合わせたりして立体的な構造をとることも可能で
ある。
〔発明の効果〕
以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、光硬化樹脂充填工程(第1工程)及びマスク露光工程
(第2工程)及び仕上げ工程(第3工程)という極めて
少い工程数で開口角度の広い良質な光導波路30を得る
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、 第1図は、光硬化樹脂充填工程を示す図、第2図は、マ
スク露光工程を示す図、 第3図は、マスクはく前工程を示す図、第4図は、仕上
げ工程を示す図であり、第5図は、従来法による光導波
路製造方法を示す図である。 21・・・平板 22・・・光硬化材料 23・・・マスク 24・・・コア部 25・・・クラッド部 30・・・光導波路 出願人代理人  石  川  泰  男.1.、、、.
52 (C) 雛 5 (b) (d) 回

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 所定間隔で対向配置された透光性材料からなる2枚の平
    板間に、透光性の光硬化材料を充填する第1工程と、 光導波路のパターンが形成されたマスクを前記一方の平
    板上に配置せしめ、このマスクを介して露光することに
    より、前記光硬化材料を前記パターンに応じて選択的に
    硬化させる第2工程と、前記光硬化材料のうち硬化され
    た部分を光導波路のコア部とし、未硬化部分及び前記平
    板を光導波路のクラッド部として形成する第3工程と、
    を備えたことを特徴とする光導波路の製造方法。
JP29294690A 1990-10-30 1990-10-30 光導波路の製造方法 Pending JPH04165310A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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