JPH04163807A - 光ファイバ複合架空地線 - Google Patents
光ファイバ複合架空地線Info
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- JPH04163807A JPH04163807A JP2290306A JP29030690A JPH04163807A JP H04163807 A JPH04163807 A JP H04163807A JP 2290306 A JP2290306 A JP 2290306A JP 29030690 A JP29030690 A JP 29030690A JP H04163807 A JPH04163807 A JP H04163807A
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Communication Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、光ファイバユニットを中心部に配置した光フ
ァイバ複合架空地線に関するものである。
ァイバ複合架空地線に関するものである。
(従来の技術)
光ファイバユニットを中心部に配置した光ファイバ複合
架空地線としては、実開昭58−10405号公報に記
載されているように、周上に設けた複数の螺旋溝の中に
光ファイバまたは光ファイバ束を収納したスペーサの上
に導体からなる保護管を有する光ファイバユニットと、
その外周上に設けた導体撚線層とよりなるものが知られ
ている。
架空地線としては、実開昭58−10405号公報に記
載されているように、周上に設けた複数の螺旋溝の中に
光ファイバまたは光ファイバ束を収納したスペーサの上
に導体からなる保護管を有する光ファイバユニットと、
その外周上に設けた導体撚線層とよりなるものが知られ
ている。
このような光ファイバ複合架空地線のスペーサとしては
、アルミニウムのような金属が用いられたり、抗張力体
を有するプラスチックが使用されていた。抗張力体は、
スペーサの中心、あるいは、周辺、あるいは、螺旋溝の
中などに配置されている。
、アルミニウムのような金属が用いられたり、抗張力体
を有するプラスチックが使用されていた。抗張力体は、
スペーサの中心、あるいは、周辺、あるいは、螺旋溝の
中などに配置されている。
スペーサとして、金属を用いた場合には、短絡電流がス
ペーサに分流するためスペーサ自体が発熱する。一般に
、光ファイバの被覆は、プラスチックで構成されており
、光ファイバはスペーサに接しているので、スペーサが
発熱すると光ファイバの被覆が加熱されて分解するとい
う問題点を有していた。スペーサとして、プラスチック
を用いた場合には、抗張力体に導電物質を用いると、上
述したと同様に、短絡電流による発熱の問題が生じる。
ペーサに分流するためスペーサ自体が発熱する。一般に
、光ファイバの被覆は、プラスチックで構成されており
、光ファイバはスペーサに接しているので、スペーサが
発熱すると光ファイバの被覆が加熱されて分解するとい
う問題点を有していた。スペーサとして、プラスチック
を用いた場合には、抗張力体に導電物質を用いると、上
述したと同様に、短絡電流による発熱の問題が生じる。
抗張力体に非導電物質を用いれば、スペーサにおける発
熱を避けることができるが、異種物質の境界において、
電界の影響により腐食が発生するという問題がある。
熱を避けることができるが、異種物質の境界において、
電界の影響により腐食が発生するという問題がある。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
ので、スペーサ自体の発熱を防止し、これによる光フア
イバ被覆の分解を防ぐとともに、電界によって加速され
る異種物質間の腐食を防止することができる光ファイバ
複合架空地線を提供することを目的とするものである。
ので、スペーサ自体の発熱を防止し、これによる光フア
イバ被覆の分解を防ぐとともに、電界によって加速され
る異種物質間の腐食を防止することができる光ファイバ
複合架空地線を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
本発明は、周上に設けた複数の螺旋溝の中に光ファイバ
または光ファイバ束を収納したスペーサの上に導体から
なる保護管を有する光ファイバユニットと、その外周上
に設けた導体撚線層とよりなる光ファイバ複合架空地線
において、前記スペーサは均質な絶縁物質からなること
を特徴とするものである。
または光ファイバ束を収納したスペーサの上に導体から
なる保護管を有する光ファイバユニットと、その外周上
に設けた導体撚線層とよりなる光ファイバ複合架空地線
において、前記スペーサは均質な絶縁物質からなること
を特徴とするものである。
前記スペーサを構成する均質な絶縁物質としては、ポリ
カーボネイト、ポリエーテルサルホン。
カーボネイト、ポリエーテルサルホン。
ポリエーテルケトン、芳香族ポリエステル、ポリアリレ
ート、ポリアミド、ポリアセタールなどを選択すること
ができる。
ート、ポリアミド、ポリアセタールなどを選択すること
ができる。
(作 用)
本発明による光ファイバ複合架空地線は、導体からなる
保護管、例えば、アルミニウムバイブ内にスペーサを設
けているため、ルース型のものと比較すると、圧壊力に
対して優れている。
保護管、例えば、アルミニウムバイブ内にスペーサを設
けているため、ルース型のものと比較すると、圧壊力に
対して優れている。
また、スペーサとして、均質な絶縁物質を用いているた
め、光ファイバ複合架空地線に短絡電流等の電流が流れ
た場合でも、スペーサ自体に、分流電流や誘導電流によ
る発熱が生じることがないので、スペーサに直に接して
いる光ファイバの被覆の加熱による分解を抑えることが
できる。さらに、均一な物質でスペーサを構成すること
によって、電界の影響によって加速される腐食を防止し
ている。
め、光ファイバ複合架空地線に短絡電流等の電流が流れ
た場合でも、スペーサ自体に、分流電流や誘導電流によ
る発熱が生じることがないので、スペーサに直に接して
いる光ファイバの被覆の加熱による分解を抑えることが
できる。さらに、均一な物質でスペーサを構成すること
によって、電界の影響によって加速される腐食を防止し
ている。
以上のような要求を満足する物質としては、ポリカーボ
ネイト、ポリエーテルサルホン、ポリエーテルケトン、
芳香族ポリエステル、ポリアリレート、ポリアミド、ポ
リアセタールなどが挙げられる。
ネイト、ポリエーテルサルホン、ポリエーテルケトン、
芳香族ポリエステル、ポリアリレート、ポリアミド、ポ
リアセタールなどが挙げられる。
これらの物質は、耐熱性の面でも優れている。
(実施例)
第1図は、本発明の光ファイバ複合架空地線の一実施例
を説明するための断面図である。図中、1はスペーサ、
2は溝、3は光ファイバ束、4はアルミバイブ、5はア
ルミ被覆鋼線である。
を説明するための断面図である。図中、1はスペーサ、
2は溝、3は光ファイバ束、4はアルミバイブ、5はア
ルミ被覆鋼線である。
スペーサ1の周上には、4本の溝2が螺旋状に設けられ
、光ファイバ束3がそれぞれの溝内に収容されている。
、光ファイバ束3がそれぞれの溝内に収容されている。
スペーサ1における溝2の数は、−例であり、4本に限
られるものではない。光ファイバ束3を収納したスペー
サlの上にアルミバイブ4がかぶせられ、その外周上に
アルミ被i鋼線5が撚り合わされている。
られるものではない。光ファイバ束3を収納したスペー
サlの上にアルミバイブ4がかぶせられ、その外周上に
アルミ被i鋼線5が撚り合わされている。
製造方法を説明すると、この実施例では、スペーサ1と
して、ポリカーボネイトを用いて、外径4.8mm、溝
幅1..8mm、溝深さ1.8mm、4溝の螺旋溝付き
スペーサを押圧成形して作製した。溝2内に、光フアイ
バ7心を紫外線硬化型樹脂で一体化した光ファイバ束3
を収納させ、その外周に、外径6.05mmのアルミバ
イブを成形させ、その外周にアルミ覆鋼線を集合し、導
体断面積86mm2の光ファイバ複合架空地線を製造し
た。
して、ポリカーボネイトを用いて、外径4.8mm、溝
幅1..8mm、溝深さ1.8mm、4溝の螺旋溝付き
スペーサを押圧成形して作製した。溝2内に、光フアイ
バ7心を紫外線硬化型樹脂で一体化した光ファイバ束3
を収納させ、その外周に、外径6.05mmのアルミバ
イブを成形させ、その外周にアルミ覆鋼線を集合し、導
体断面積86mm2の光ファイバ複合架空地線を製造し
た。
比較例として、スペーサをアルミニウムとした以外は同
一構造である光ファイバ複合架空地線も試作した。
一構造である光ファイバ複合架空地線も試作した。
第2図は、通電試験を行なった概略の説明図である。図
中、21は、ポリカーボネイトのスペーサを用いた実施
例の光ファイバ複合架空地線、22は、アルミニウムの
スペーサを用いた比較例の光ファイバ複合架空地線、2
3は接続線、24゜25は電流導入線、26は電流源で
ある。電流導入線24を実施例の光ファイバ複合架空地
線の外周のアルミ被覆鋼線に接続し、電流導入線25を
比較例の光ファイバ複合架空地線の外周のアルミ被覆鋼
線に接続して、この接続部から ? m(適当な距雛を
記載すべきと考えます。)離れた位置において、両者の
アルミ被覆鋼線を接続M23で短絡した。電流源26か
ら18〜26KAの電流を0.1秒間通電させ、そのと
きの光フアイバ表面の温度を、あらかじめケーブル内に
挿入しておいた熱電対により測定した。
中、21は、ポリカーボネイトのスペーサを用いた実施
例の光ファイバ複合架空地線、22は、アルミニウムの
スペーサを用いた比較例の光ファイバ複合架空地線、2
3は接続線、24゜25は電流導入線、26は電流源で
ある。電流導入線24を実施例の光ファイバ複合架空地
線の外周のアルミ被覆鋼線に接続し、電流導入線25を
比較例の光ファイバ複合架空地線の外周のアルミ被覆鋼
線に接続して、この接続部から ? m(適当な距雛を
記載すべきと考えます。)離れた位置において、両者の
アルミ被覆鋼線を接続M23で短絡した。電流源26か
ら18〜26KAの電流を0.1秒間通電させ、そのと
きの光フアイバ表面の温度を、あらかじめケーブル内に
挿入しておいた熱電対により測定した。
測定結果は、第3図に示す。縦軸は、光フアイバ複合架
空地線中の光ファイバの表面温度、横軸は、短絡電流値
である。実線は、実施例の光ファイバ複合架空地線、点
線は、比較例の光ファイバ複合架空地線のデータであり
、実施例の光ファイバ複合架空地線は、比較例の光ファ
イバ複合架空地線に比較して、光フアイバ表面の温度を
、30〜50℃程度低下させることができることが確認
された。また、通電後の実施例の光ファイバ複合架空地
線を解体し、スペーサの外観を調査したが、腐食や変形
などは認められなかった。
空地線中の光ファイバの表面温度、横軸は、短絡電流値
である。実線は、実施例の光ファイバ複合架空地線、点
線は、比較例の光ファイバ複合架空地線のデータであり
、実施例の光ファイバ複合架空地線は、比較例の光ファ
イバ複合架空地線に比較して、光フアイバ表面の温度を
、30〜50℃程度低下させることができることが確認
された。また、通電後の実施例の光ファイバ複合架空地
線を解体し、スペーサの外観を調査したが、腐食や変形
などは認められなかった。
なお、圧壊力に対するスペーサの効果を十分なものとす
るには、ヤング率が100kg/mm2以上の物質を用
いることが望ましいことがわかった。
るには、ヤング率が100kg/mm2以上の物質を用
いることが望ましいことがわかった。
(発明の効果)
以上の説明から明らかなように、本発明の光ファイバ複
合架空地線によれば、短絡電流等に対して、光フアイバ
表面の温度上昇を抑えることができ、また、スペーサの
腐食や変形などが生じにくいので、信頼性が向上した光
ファイバ複合架空地線を提供することができる効果があ
る。
合架空地線によれば、短絡電流等に対して、光フアイバ
表面の温度上昇を抑えることができ、また、スペーサの
腐食や変形などが生じにくいので、信頼性が向上した光
ファイバ複合架空地線を提供することができる効果があ
る。
第1図は、本発明の光ファイバ複合架空地線の一実施例
を説明するための断面図、第2図は、通電試験を行なっ
た概略の説明図、第3図は、試験結果を示す線図である
。 1・・・スペーサ、2・・・溝、3・・・光ファイバ束
、4・・・アルミパイプ、5・・・アルミ被覆鋼線。 特許出願人 住友電気工業株式会社
を説明するための断面図、第2図は、通電試験を行なっ
た概略の説明図、第3図は、試験結果を示す線図である
。 1・・・スペーサ、2・・・溝、3・・・光ファイバ束
、4・・・アルミパイプ、5・・・アルミ被覆鋼線。 特許出願人 住友電気工業株式会社
Claims (8)
- (1)周上に設けた複数の螺旋溝の中に光ファイバまた
は光ファイバ束を収納したスペーサの上に導体からなる
保護管を有する光ファイバユニットと、その外周上に設
けた導体撚線層とよりなる光ファイバ複合架空地線にお
いて、前記スペーサは均質な絶縁物質からなることを特
徴とする光ファイバ複合架空地線。 - (2)スペーサを構成する均質な絶縁物質が、ポリカー
ボネイトからなることを特徴とする請求項1に記載の光
ファイバ複合架空地線。 - (3)スペーサを構成する均質な絶縁物質が、ポリエー
テルサルホンからなることを特徴とする請求項1に記載
の光ファイバ複合架空地線。 - (4)スペーサを構成する均質な絶縁物質が、ポリエー
テルケトンからなることを特徴とする請求項1に記載の
光ファイバ複合架空地線。 - (5)スペーサを構成する均質な絶縁物質が、芳香族ポ
リエステルからなることを特徴とする請求項1に記載の
光ファイバ複合架空地線。 - (6)スペーサを構成する均質な絶縁物質が、ポリアリ
レートからなることを特徴とする請求項1に記載の光フ
ァイバ複合架空地線。 - (7)スペーサを構成する均質な絶縁物質が、ポリアミ
ドからなることを特徴とする請求項1に記載の光ファイ
バ複合架空地線。 - (8)スペーサを構成する均質な絶縁物質が、ポリアセ
タールからなることを特徴とする請求項1に記載の光フ
ァイバ複合架空地線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2290306A JPH04163807A (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 光ファイバ複合架空地線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2290306A JPH04163807A (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 光ファイバ複合架空地線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04163807A true JPH04163807A (ja) | 1992-06-09 |
Family
ID=17754405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2290306A Pending JPH04163807A (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 光ファイバ複合架空地線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04163807A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0814355A1 (en) * | 1996-06-21 | 1997-12-29 | Lucent Technologies Inc. | Lightweight optical groundwire |
-
1990
- 1990-10-26 JP JP2290306A patent/JPH04163807A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0814355A1 (en) * | 1996-06-21 | 1997-12-29 | Lucent Technologies Inc. | Lightweight optical groundwire |
US5822484A (en) * | 1996-06-21 | 1998-10-13 | Lucent Technologies Inc. | Lightweight optical groundwire |
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