JPH0416234Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0416234Y2 JPH0416234Y2 JP5245987U JP5245987U JPH0416234Y2 JP H0416234 Y2 JPH0416234 Y2 JP H0416234Y2 JP 5245987 U JP5245987 U JP 5245987U JP 5245987 U JP5245987 U JP 5245987U JP H0416234 Y2 JPH0416234 Y2 JP H0416234Y2
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- Japan
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- tooth tip
- holder
- bit
- drill
- tip
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- Expired
Links
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- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims description 16
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 16
- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 5
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N Zirconium dioxide Chemical compound O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
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Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(1) 産業上の利用分野
本考案は、穴堀装置に取付けられる埋設物探知
装置に関するものであり、特に探知性能及び穴堀
装置の堀削性能を向上させたものである。
装置に関するものであり、特に探知性能及び穴堀
装置の堀削性能を向上させたものである。
(2) 従来の技術
穴堀装置のドリルに地中埋設物接近感知装置を
取付け、穴堀作業時に埋設物への接近を感知する
ことは特公昭48−42402号公報に記載されている
ように、従来より公知である。
取付け、穴堀作業時に埋設物への接近を感知する
ことは特公昭48−42402号公報に記載されている
ように、従来より公知である。
(3) 考案が解決しようとする問題点
しかし、従来は接近感知アンテナを熱硬化性樹
脂で作られた中心歯先内に収納していたため、歯
先の強度が不充分であり、堀削作業中に歯先が破
損する危険があつた。
脂で作られた中心歯先内に収納していたため、歯
先の強度が不充分であり、堀削作業中に歯先が破
損する危険があつた。
(4) 問題点を解決するための手段
本考案は、上記の問題点を解決するために、穴
堀装置のドリルの歯先をセラミツク材料により製
作し、この歯先の内部に空間を設け、この空間に
金属探知センサを収納し、歯先とこの歯先が取付
けられるホルダの間に弾性体を介在させるととも
に、ホルダと歯先を貫通して歯先をホルダに固定
するボルトの表面に弾性体を巻付けたものであ
る。
堀装置のドリルの歯先をセラミツク材料により製
作し、この歯先の内部に空間を設け、この空間に
金属探知センサを収納し、歯先とこの歯先が取付
けられるホルダの間に弾性体を介在させるととも
に、ホルダと歯先を貫通して歯先をホルダに固定
するボルトの表面に弾性体を巻付けたものであ
る。
(5) 作用
上記の構成により、ドリルを回転させて穴堀作
業を行うことにより、金属探知センサを収納した
歯先が円を描いて回転するとともに、この歯先に
より土砂が堀削されてドリルが地中に進入し、歯
先に金属が接近すると金属探知センサにより検出
され、かつ、歯先のホルダへの取付け部は弾性体
によつて保護される。
業を行うことにより、金属探知センサを収納した
歯先が円を描いて回転するとともに、この歯先に
より土砂が堀削されてドリルが地中に進入し、歯
先に金属が接近すると金属探知センサにより検出
され、かつ、歯先のホルダへの取付け部は弾性体
によつて保護される。
(6) 実施例
以下、図面により本考案の実施例について説明
する。
する。
第2図に示すように、穴堀装置のドリルは、ド
リルシヤフト1の先端にセンタビツト3が取付け
られ、ドリルシヤフト1の外周に螺旋状に固着さ
れたブレード2の先端には歯先であるビツト4及
びビツト5が取付けられており、ドリルシヤフト
1を駆動装置(図示せず)により回転させるとと
もに、下方に押込むことにより、ドリルが地中に
進入して穴を堀削するものである。
リルシヤフト1の先端にセンタビツト3が取付け
られ、ドリルシヤフト1の外周に螺旋状に固着さ
れたブレード2の先端には歯先であるビツト4及
びビツト5が取付けられており、ドリルシヤフト
1を駆動装置(図示せず)により回転させるとと
もに、下方に押込むことにより、ドリルが地中に
進入して穴を堀削するものである。
外側のビツト5は強靱なジルコニア系のセラミ
ツク材料により成形され、第1図に示すように、
ビツト5の内部には空間50が設けられ、この空
間50には金属探知センサ6が収納されており、
ビツト5はブレード2の先端に固着されたホルダ
12内にその基端側が挿入され、ビツド5の外周
面とホルダ12の内周面の間にはゴム等の弾性体
13が介在され、ホルダ12とビツト5の上面と
下面に同軸上に設けられた穴17,18に通され
たボルト14によりビツト5はホルダ12に固定
されており、ボルト14の軸部の外周にはゴム等
の弾性体15が巻付けられ、ビツト5が直接ボル
ト14と接触しないようにされている。
ツク材料により成形され、第1図に示すように、
ビツト5の内部には空間50が設けられ、この空
間50には金属探知センサ6が収納されており、
ビツト5はブレード2の先端に固着されたホルダ
12内にその基端側が挿入され、ビツド5の外周
面とホルダ12の内周面の間にはゴム等の弾性体
13が介在され、ホルダ12とビツト5の上面と
下面に同軸上に設けられた穴17,18に通され
たボルト14によりビツト5はホルダ12に固定
されており、ボルト14の軸部の外周にはゴム等
の弾性体15が巻付けられ、ビツト5が直接ボル
ト14と接触しないようにされている。
金属探知センサ6は、第3図に示すように、発
信部7と受信部8を備えており、発信部7と受信
部8はそれぞれ位相比較器9に連結され、位相比
較器9は穴堀装置の作動停止装置10に連結され
ており、発信部7から発信された信号と受信部8
において受信された信号の位相がずれると位相比
較器9が出力して、作動停止装置10により穴堀
装置の作動を停止するものである。
信部7と受信部8を備えており、発信部7と受信
部8はそれぞれ位相比較器9に連結され、位相比
較器9は穴堀装置の作動停止装置10に連結され
ており、発信部7から発信された信号と受信部8
において受信された信号の位相がずれると位相比
較器9が出力して、作動停止装置10により穴堀
装置の作動を停止するものである。
上記の構成により、第2図に示すドリルのドリ
ルシヤフト1を回転させながら、地面に押込むこ
とにより、センタビツト3及びビツト4,5によ
り堀削された土砂がブレード2上に送られて、ド
リルが地中に進入し、穴が堀削されるのであり、
回転するビツト5から所定の距離離れた範囲内に
金属でできた埋設物が存在しない状態において
は、発信部7から発信された信号と受信部8にお
いて受信された信号の位相が一致するため、位相
比較器9は出力せず、作動停止装置10は作動し
ないが、回転するビツト5から所定の距離離れた
範囲内にケーブルあるいは配管等の金属でできた
埋設物11が接近すると、発信部7から発信され
た信号により埋設物11に渦電流が流れ、渦電流
により磁束が発生するため、受信部8において受
信される信号が影響を受け、発信部7から発信さ
れた信号と受信部8において受信された信号の位
相がずれ、位相比較器9が出力するため、作動停
止装置10が作動して、穴堀装置の作動が停止
し、ドリルによる埋設物11の破損が防止される
のであり、また、ビツト5に作用する力は弾性体
13を介してホルダ12により支持され、ビツト
5における応力集中を防止する。
ルシヤフト1を回転させながら、地面に押込むこ
とにより、センタビツト3及びビツト4,5によ
り堀削された土砂がブレード2上に送られて、ド
リルが地中に進入し、穴が堀削されるのであり、
回転するビツト5から所定の距離離れた範囲内に
金属でできた埋設物が存在しない状態において
は、発信部7から発信された信号と受信部8にお
いて受信された信号の位相が一致するため、位相
比較器9は出力せず、作動停止装置10は作動し
ないが、回転するビツト5から所定の距離離れた
範囲内にケーブルあるいは配管等の金属でできた
埋設物11が接近すると、発信部7から発信され
た信号により埋設物11に渦電流が流れ、渦電流
により磁束が発生するため、受信部8において受
信される信号が影響を受け、発信部7から発信さ
れた信号と受信部8において受信された信号の位
相がずれ、位相比較器9が出力するため、作動停
止装置10が作動して、穴堀装置の作動が停止
し、ドリルによる埋設物11の破損が防止される
のであり、また、ビツト5に作用する力は弾性体
13を介してホルダ12により支持され、ビツト
5における応力集中を防止する。
(7) 考案の効果
以上のように、本考案は、金属探知センサに影
響を与えず、しかも強度上金属に劣らない性質を
持つセラミツクにより穴堀装置の歯先を製作し、
この歯先内に金属探知センサを収納し、歯先とこ
の歯先が取付けられるホルダの間に弾性体を介在
させるとともに、ホルダと歯先を貫通して歯先を
ホルダに固定するボルトの表面に弾性体を巻付け
たものであるため、本考案により、歯先の強度が
十分あり、しかも、穴堀作業中に歯先に応力が集
中して歯先が破損する恐れがないばかりでなく、
金属探知センサを収納した歯先は円周上を回転す
るので、埋設物の感知範囲が広く、したがつて、
ドリルの外周部への埋設物の接近を感知すること
ができる穴堀装置の埋設物探知装置が提供され、
本考案は穴堀装置による埋設物破損事故の防止に
有効である。
響を与えず、しかも強度上金属に劣らない性質を
持つセラミツクにより穴堀装置の歯先を製作し、
この歯先内に金属探知センサを収納し、歯先とこ
の歯先が取付けられるホルダの間に弾性体を介在
させるとともに、ホルダと歯先を貫通して歯先を
ホルダに固定するボルトの表面に弾性体を巻付け
たものであるため、本考案により、歯先の強度が
十分あり、しかも、穴堀作業中に歯先に応力が集
中して歯先が破損する恐れがないばかりでなく、
金属探知センサを収納した歯先は円周上を回転す
るので、埋設物の感知範囲が広く、したがつて、
ドリルの外周部への埋設物の接近を感知すること
ができる穴堀装置の埋設物探知装置が提供され、
本考案は穴堀装置による埋設物破損事故の防止に
有効である。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は金属探
知センサを収納した歯先(ビツト)取付け部の断
面図、第2図は穴堀装置のドリルの部分側面図、
第3図は金属探知センサを用いた安全装置の構成
を示すブロツク線図である。 1……ドリルシヤフト、2……ブレード、3…
…センタビツト、4,5……歯先(ビツト)、6
……金属探知センサ、12……ホルダ、13……
弾性体、14……ボルト、15……弾性体、16
……ナツト、17,18……穴、50……空間。
知センサを収納した歯先(ビツト)取付け部の断
面図、第2図は穴堀装置のドリルの部分側面図、
第3図は金属探知センサを用いた安全装置の構成
を示すブロツク線図である。 1……ドリルシヤフト、2……ブレード、3…
…センタビツト、4,5……歯先(ビツト)、6
……金属探知センサ、12……ホルダ、13……
弾性体、14……ボルト、15……弾性体、16
……ナツト、17,18……穴、50……空間。
Claims (1)
- 穴堀装置のドリルの歯先をセラミツク材料によ
り製作し、この歯先の内部に空間を設け、この空
間に金属探知センサを収納し、歯先とこの歯先が
取付けられるホルダの間に弾性体を介在させると
ともに、ホルダと歯先を貫通して歯先をホルダに
固定するボルトの表面に弾性体を巻付けたことを
特徴とする埋設物探知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5245987U JPH0416234Y2 (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5245987U JPH0416234Y2 (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63159788U JPS63159788U (ja) | 1988-10-19 |
JPH0416234Y2 true JPH0416234Y2 (ja) | 1992-04-10 |
Family
ID=30877644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5245987U Expired JPH0416234Y2 (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0416234Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5859079B2 (ja) * | 2014-09-03 | 2016-02-10 | 有限会社清和実業 | オーガスクリュー |
-
1987
- 1987-04-06 JP JP5245987U patent/JPH0416234Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63159788U (ja) | 1988-10-19 |
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