JPH0416223B2 - - Google Patents

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JPH0416223B2
JPH0416223B2 JP18801283A JP18801283A JPH0416223B2 JP H0416223 B2 JPH0416223 B2 JP H0416223B2 JP 18801283 A JP18801283 A JP 18801283A JP 18801283 A JP18801283 A JP 18801283A JP H0416223 B2 JPH0416223 B2 JP H0416223B2
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JP
Japan
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time
ultrasonic
setting
total time
scanning
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Application number
JP18801283A
Other languages
English (en)
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JPS6078661A (ja
Inventor
Kei Asai
Hiroto Yamamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
Priority to JP18801283A priority Critical patent/JPS6078661A/ja
Publication of JPS6078661A publication Critical patent/JPS6078661A/ja
Publication of JPH0416223B2 publication Critical patent/JPH0416223B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B17/00Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups
    • B05B17/04Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods
    • B05B17/06Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations
    • B05B17/0607Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations generated by electrical means, e.g. piezoelectric transducers

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 発明の分野 この発明は超音波霧化装置、特に複数個の超音
波振動子を備えた超音波霧化装置に関する。
(ロ) 従来技術とその問題点 一般に、エロゾール療法において、霧化された
液が気道のどの部位に沈着しやすいかは、その粒
子の大きさにより異なり、大きな粒子ほど上部気
道に、小さな粒子ほど下部気道(気管支)、そし
て肺胞に沈着すると云われている。そのため、同
じエロゾール治療を行うにしても、患部が鼻、
喉、肺等のいずれであるかにより異なる粒径の霧
化粒子を吸入してやることが望ましい。また、患
部が気道の各所に及ぶ場合には、種々の粒径の霧
化粒子が吸入されることも必要である。
しかしながら、従来の超音波霧化装置(吸入
器)は、単一の超音波振動子を用いており、した
がつて霧化粒子も、その振動周波数で決まり、患
者や部位に応じ、きめの細かい、効果的な治療を
行うことができなかつた。そこで、従来の超音波
霧化装置の欠点を解消するため、この出願の発明
者等は、共振周波数の異なる複数個の超音波振動
子を備え、これらの超音波振動子を自動走査回路
で走査駆動し、時分割に、すなわち時間順次に振
動させるように超音波霧化装置を創出し、別に出
願した。なお、この超音波霧化装置の自動走査化
の走査時間は固定であつた。
ところで、気道患者の患部は、上記したように
鼻、喉、肺等とまちまちであり、また症状、薬効
に個人差もあり、気道に吸入される霧化粒子も、
粒径の異なるものが常に等量であるよりも、粒径
毎に量を変えた方が治療効果が上がる場合があ
る。しかもその粒径毎の量比は、患者、部位によ
つて相違するから、出来るならこれら粒径毎の配
分比は医者等が外部から任意に変え得た方が望ま
しい。しかるに上記時間順次に振動させる超音波
霧化装置では、自動走査回路の走査時間が固定で
あるため、外部から粒径毎の量比を変更できない
という問題が残されていた。
(ハ) 発明の目的 この発明の目的は、上記に鑑み、種々の粒径を
持つ霧化粒子が得られ、しかも送出される霧化粒
子の粒径の量配分と、時分割間隔を任意に設定し
得る超音波霧化装置を提供することである。
(ニ) 発明の構成と効果 上記目的を達成するために、この発明の超音波
霧化装置は、媒体液を溜める外槽と、この外槽内
に収納され、霧化すべき液を溜める内槽と、前記
外槽の底部に設けられるそれぞれ共振周波数の異
なる複数個の超音波振動子と、これら超音波振動
子を駆動する回路と、前記超音波振動子を時間順
次に振動させる走査手段と、この走査手段による
走査動作のトータル時間を設定する時間設定手段
と、この時間設定手段で設定されるトータル時間
を前記各超音波振動子毎に配分する割合を設定す
る時間配分割合設定手段とから構成され、前記超
音波振動子を前記割合でトータル時間が配分割当
される時間間隔で、時間順次に振動させるように
している。
この発明の超音波霧化装置は、共振周波数の異
なる複数個の超音波振動子を時間順次に振動さ
せ、その時分割走査のトータル時間と、各超音波
振動子の振動時間配分を任意に変え得るものであ
るから、患者に合わせて、症状に合わせて、粒径
毎の霧化時間間隔と粒径毎の量配分を外部から医
者等が調整することができ、きめの細かい、効果
的な治療を行うことができる。
(ホ) 実施例の説明 以下、実施例により、この発明をさらに詳細に
説明する。
第1図は、この発明の1実施例を示す超音波吸
入器の断面図である。同図において、1は外槽で
あつて、この外槽1内には振動エネルギーを伝達
する媒体液としての水が入れられている。
2は内槽であり、霧化すべき水、薬液等が入れ
られる。この内槽2の上面には、送風フアン(図
示外)よりの風を受け入れる送風口2a及び霧化
粒子を出力する出力口2bを備えている。また内
槽2のダイヤフラムで構成される底部2cは、下
方に凸の曲面を形成しており、槽内の略中央で霧
化作用が行われるようになつている。
外槽1の底部1aは摺鉢状に形成されており、
その斜面中央部に2個の穴1bが設けられ、この
各穴1bにそれぞれ超音波振動子ユニツト3が配
設されている。これら超音波振動子ユニツト3
は、超音波振動子4、ゴムリング5、振動子押さ
え6及び電極金具7から構成されている。そして
各超音波振動子4は、外槽1の底部1aの中心よ
り、等距離の同心円上に配され、かつその振動面
が内槽2の底部2cの曲面に接する平面と平行と
なるように配置されている。
8は駆動回路、制御用のCPU、電源回路等を
含む電子回路部であり、この電子回路部8の駆動
回路に、リード線により、超音波振動子4の電極
金具7が接続されている。
電子回路8の電源回路を除く主要部のブロツク
図を第2図に示している。9a,9bは、それぞ
れ超音波振動子4a,4bを駆動するための駆動
回路であり、発振回路を含んでいる。
超音波振動子4aと4bは、共振周波数がそれ
ぞれ0.76MHz、2.8MHzと異なるものが使用され
る。
10a,10bはアナログスイツチであり、こ
れらアナログスイツチがオンされると、対応する
駆動回路9a,9bに電源電圧+Vが供給され、
その駆動回路が作動して対応する超音波振動子4
a,4bが振動するようになつている。
11はアナログスイツチ10a,10bを個別
にオンするための信号Sa,Sbを出力するCPU
(マイクロプロセツサ)である。信号Sa,Sbは時
分割で、すなわち時間順次に出力される。12は
信号Sa,Sbのトータル時間を設定するためのボ
リユウム(時間設定手段)であり、このトータル
時間設定ボリユウム12の設定電圧は、A/D変
換器13でデジタル値に変換され、CPU11に
取込まれるようになつている。14は、トータル
時間設定ボリユウム12で設定されるトータル時
間を、信号SaとSbに配分するための配分比を設
定するためのボリユウム(時間配分割合設定手
段)であり、この配分比設定ボリユウム14の設
定電圧は、A/D変換器15でデジタル値に変換
され、CPU11に取込まれる。CPU11は、ト
ータル時間信号及び配分比信号を受け、トータル
時間を配分比に応じて配分計算し、その配分割当
時間に対応するパルス幅の信号Sa,Sbを出力す
る。
第3図は、上記実施例超音波吸入器のケース側
面の操作部を示しており、12aはトータル時間
設定ボリユウム12のツマミ、14aは配分比設
定ボリユウム14のツマミ、16は電源スイツチ
ボタンである。ツマミ12aを回すことにより、
1から30秒までのトータル時間設定がなされ、ツ
マミ14aを回すことにより、細(小)径と大径
の霧化粒子配分を0%から100%まで設定される
ようになつている。
次に、第4図のフロー図を参照して、上記超音
波吸入器の動作について説明する。
外槽1に媒体液、内槽2に霧化すべき液を入れ
た状態で、電源スイツチボタン16が押され、電
源が投入されると、動作がスタートする。
CPU11は、ステツプST(以下STと略称す
る)1で、トータル時間設定ボリユウム12、
A/D変換器13を経て取込まれるトータル時間
のインターバルTを読込む。続いて、配分比設定
ボリユウム14、A/D変換器15を経て取込ま
れる配分比率%を読込む(ST2)。そしてT×
%/100を算出し(ST3)、さらにトータルのイン
ターバルTから時間Taを減算して、超音波振動
子4bに割当てられる時間Tbを算出する
(ST4)。
次に、CPU11に内蔵のタイマに時間Taをセ
ツトするとともに、信号Saを出力し、アナログ
スイツチ10aをオンする(ST5、ST6)。アナ
ログスイツチ10aのオンにより、駆動回路9a
に電源電圧+Vが与えられ付勢される。そして
0.76MHzの超音波振動子4aが振動する。この振
動が媒体液を通じて内槽2中の薬液に伝達され
て、薬液が霧化され、比較的大径の霧化粒子が送
出される。この状態すなわち超音波振動子4aに
よる霧化作用は、タイマがタイムアツプするまで
(時間Taが経過するまで)続く(ST7)。
タイマがタイムアツプすると、信号Saがオフ
となり、アナログスイツチ10aがオフして、超
音波振動子4aの振動が停止する(ST8)。と同
時にタイマに時間Tbがセツトされ、信号Sbが出
力され、アナログスイツチ10bがオンされる。
(ST9、ST10)。これにより、駆動回路9bに電
源電圧+Vが与えられて付勢される。そして
2.8MHzの超音波振動子4bが振動する。そして
今度は小径の霧化粒子が送出される。この超音波
振動子4bによる霧化作用は、タイマがタイムア
ツプするまで、すなわち時間Tbが経過するまで
継続される(ST11)。
ここでタイマがタイムアツプすると、信号Sb
がオフとなり、アナログスイツチ10bがオフし
て、超音波振動子4bの振動が停止する
(ST12)。そして電源スイツチオフ等による霧化
終了でない限り(ST13)、スタートにリターン
し、以後もST1〜ST12の処理動作が繰り返され
る。すなわちトータル時間をTとし、このトータ
ル時間のインターバルTがTaとTbに配分され、
超音波振動子4aと4bによる霧化作用が繰り返
される。つまり、大径と小径の霧化作用が、Ta
とTbの時間毎に繰り返し送出される。
上記したように、インターバルTはツマミ12
aによつて、1から30秒まで変更可能であり、ま
た時間TaとTbの配分比も、ツマミ14aにより
0から100%まで変更可能であるから、操作者は
ツマミ12aとツマミ14aを調整することによ
り、トータルインターバル30秒以内で、大径と小
径の比率を任意に変えて霧化粒子を気道に吸入す
ることができ、非常にきめの細かい治療を行うこ
とがきる。
なお、上記実施例超音波吸入器において、設定
し得るトータルインターバルは最高30秒としてい
るが、この値は他の適当な値に変更しても良いこ
というまでもない。
また、上記実施例超音波吸入器においては、説
明の便宜上、2つの超音波振動子を時間順次に振
動させる場合について説明したが、この発明は、
共振周波数の異なる超音波振動子を3個以上設け
て、時間順次に動作させる場合にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の1実施例を示す超音波吸入
器の断面図、第2図は同超音波吸入器の電子回路
部を示すブロツク図、第3図は同超音波吸入器の
操作部を示す図、第4図は同超音波吸入器の動作
を説明するためのフロー図である。 1:外槽、1a:外槽の底部、2:内槽、4
a,4b:超音波振動子、9a,9b:駆動回
路、11:CPU、12:トータル時間設定ボリ
ユウム、14:時間配分比設定ボリユウム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 媒体液を溜める外槽と、この外槽内に収納さ
    れ、霧化すべき液を溜める内槽と、前記外槽の底
    部に設けられるそれぞれ共振周波数の異なる複数
    個の超音波振動子と、これら超音波振動子を駆動
    する回路と、前記超音波振動子を時間順次に振動
    させる走査手段と、この走査手段による走査動作
    のトータル時間を設定する時間設定手段と、この
    時間設定手段で設定されるトータル時間を前記各
    超音波振動子毎に配分する割合を設定する時間配
    分割合設定手段とを備え、前記超音波振動子を前
    記割合でトータル時間が配分割当てされる時間間
    隔で、時間順次に振動させることを特徴とする超
    音波霧化装置。
JP18801283A 1983-10-06 1983-10-06 超音波霧化装置 Granted JPS6078661A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4683256B2 (ja) * 2001-08-10 2011-05-18 株式会社フコク 超音波霧化装置
JP2011067763A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Challenge:Kk 霧化装置

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