JPH04160735A - 進行波管 - Google Patents
進行波管Info
- Publication number
- JPH04160735A JPH04160735A JP2284174A JP28417490A JPH04160735A JP H04160735 A JPH04160735 A JP H04160735A JP 2284174 A JP2284174 A JP 2284174A JP 28417490 A JP28417490 A JP 28417490A JP H04160735 A JPH04160735 A JP H04160735A
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- JP
- Japan
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- circuit
- output end
- directional coupler
- input
- slow
- Prior art date
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- Granted
Links
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Landscapes
- Microwave Amplifiers (AREA)
- Microwave Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高周波化に伴ない基板上に導体パターンで形
成した回路を遅波回路として、その上を走行する電子ビ
ームと相互作用させる進行波管、特に、その出力端から
反射される不整合電力によって生ずる発振等を防止する
手段に関する。
成した回路を遅波回路として、その上を走行する電子ビ
ームと相互作用させる進行波管、特に、その出力端から
反射される不整合電力によって生ずる発振等を防止する
手段に関する。
通常、進行波管は、電子ビームを射出する電子銃と、入
力端から入力したマイクロ波を電子ビームと相互に作用
させて増幅し出力端から出力させる遅波回路と、遅波回
路から出てきた電子ビームを捕捉するコレクタと、遅波
回路を進行する電子ビームを集束する集束装置とで構成
されており、遅波回路は、ヘリックス型と空胴結合型の
ものが多い。
力端から入力したマイクロ波を電子ビームと相互に作用
させて増幅し出力端から出力させる遅波回路と、遅波回
路から出てきた電子ビームを捕捉するコレクタと、遅波
回路を進行する電子ビームを集束する集束装置とで構成
されており、遅波回路は、ヘリックス型と空胴結合型の
ものが多い。
近時、小型の進行波管で、セラミック基板上に導体パタ
ーンによって形成した遅波回路が使用されるようになっ
てきた。
ーンによって形成した遅波回路が使用されるようになっ
てきた。
第4図は従来のこの種の進行波管の遅波回路部の一例を
示す。
示す。
図において21はセラミック基板、22は入力端、23
は出力端、24は遅波回路、25は減衰体である。
は出力端、24は遅波回路、25は減衰体である。
セラミック基板21が真空容器内に封入されていて、電
子銃から射出された電子ビームは遅波回路24直上を進
行し、入力端22から入力したマイクロ波が電子ビーム
と相互に作用して増幅され、出力端23から取出される
。
子銃から射出された電子ビームは遅波回路24直上を進
行し、入力端22から入力したマイクロ波が電子ビーム
と相互に作用して増幅され、出力端23から取出される
。
この時、入力端22、出力端23に不整合が存在すると
、増幅されつつ出力端23へ向かった進行波が出力端2
3で反射されて後進波となり、入力端22と出力端23
の間で増幅がくり返えされ、発振を起こすことが考えら
れる。
、増幅されつつ出力端23へ向かった進行波が出力端2
3で反射されて後進波となり、入力端22と出力端23
の間で増幅がくり返えされ、発振を起こすことが考えら
れる。
この発振を防止するため、従来は、第4図に示すように
、遅波回路24の中に減衰体25を設け、減衰体25で
反射波を減衰させて、発振を防止する構成が採られてき
た。
、遅波回路24の中に減衰体25を設け、減衰体25で
反射波を減衰させて、発振を防止する構成が採られてき
た。
上記のように、遅波回路の中に減衰体を設け、反射波電
力を減衰体で減衰させ、発振の発生を防止する構成の従
来の進行波管では、進行波電力も減衰体で減衰され、投
入された電力が有効に利用されていないという問題があ
った。
力を減衰体で減衰させ、発振の発生を防止する構成の従
来の進行波管では、進行波電力も減衰体で減衰され、投
入された電力が有効に利用されていないという問題があ
った。
本発明は上記の問題を解消するためになされたもので、
入力マイクロ波の有効利用が損なわれることなく、発振
等を有効に防止されるものを提供することを目的とする
。
入力マイクロ波の有効利用が損なわれることなく、発振
等を有効に防止されるものを提供することを目的とする
。
本発明の進行波管は、遅波回路をフェライト基板上に導
体パターンによって形成し、入力端と出力端にそれぞれ
方向性結合器を配設して4端子回路として分岐回路を設
け、上記フェライト基板に平行に直流磁界を印加して上
記基板上回路を非可逆移相器として動作させ、上記遅波
回路と分岐回路を通過した反射波の位相差が180°C
となるように両回路長を設定し、出力端で反射される不
整合電力がすべて上記入力端に配設した方向性結合器の
別の端子から取出せる構成としたものである。
体パターンによって形成し、入力端と出力端にそれぞれ
方向性結合器を配設して4端子回路として分岐回路を設
け、上記フェライト基板に平行に直流磁界を印加して上
記基板上回路を非可逆移相器として動作させ、上記遅波
回路と分岐回路を通過した反射波の位相差が180°C
となるように両回路長を設定し、出力端で反射される不
整合電力がすべて上記入力端に配設した方向性結合器の
別の端子から取出せる構成としたものである。
上記のような構成にすることにより、進行波に対しては
入力側方向性結合器で分岐したマイクロ波出力は両回路
間で移相差が生ぜず、出力側方向性結合器で全て出力端
3に合成され、出力端3で反射したマイクロ波電力は出
力側方向性結合器で分岐し、遅波回路と分岐回路を伝搬
する間に移相差が180°生じるため入力側方向性結合
器で入力端2側には丁度打ち消されて戻らず、別の端子
8に全て合成される。
入力側方向性結合器で分岐したマイクロ波出力は両回路
間で移相差が生ぜず、出力側方向性結合器で全て出力端
3に合成され、出力端3で反射したマイクロ波電力は出
力側方向性結合器で分岐し、遅波回路と分岐回路を伝搬
する間に移相差が180°生じるため入力側方向性結合
器で入力端2側には丁度打ち消されて戻らず、別の端子
8に全て合成される。
第1図は本発明の進行波管の遅波回路部の一例を示す。
図において1はフェライト基板、2は入力端、3は出力
端、4は遅波回路、5は入力側方向性結合器、6は出力
側方向性結合器、7は分岐回路、8は入力側方向性結合
器5の別の端子で不整合電力取出し端子、9は出力側方
向性結合器の別の端子で無反射終端である。
端、4は遅波回路、5は入力側方向性結合器、6は出力
側方向性結合器、7は分岐回路、8は入力側方向性結合
器5の別の端子で不整合電力取出し端子、9は出力側方
向性結合器の別の端子で無反射終端である。
表面に導体パターンによって遅波回路部が形成されたフ
ェライト基板1が真空容器内に封入されていて、電子銃
からの電子ビームが遅波回路4直上を進行する構成にな
っている。
ェライト基板1が真空容器内に封入されていて、電子銃
からの電子ビームが遅波回路4直上を進行する構成にな
っている。
入力端2から入力したマイクロ波は、入力側の方向性結
合器5によって分岐回路7と遅波回路4に分岐される。
合器5によって分岐回路7と遅波回路4に分岐される。
遅波回路4に導かれたマイクロ波は遅波回路4直上を進
行する電子ビームと相互に作用して増幅され、増幅され
たマイクロ波と分岐回路7により伝送されたマイクロ波
が出力側の方向性結合器6で結合され、出力端3に出力
される。
行する電子ビームと相互に作用して増幅され、増幅され
たマイクロ波と分岐回路7により伝送されたマイクロ波
が出力側の方向性結合器6で結合され、出力端3に出力
される。
出力端3に不整合がある場合は、出力端3で反射波が生
じ、出力側方向性結合器6によって分岐され、遅波回路
4と分岐回路7とを後進する。この場合は、遅波回路4
及び分岐回路7部がフェライト基板1上に形成されてい
て、フェライト基板1に平行に直流磁界が印加されてい
るので、非可逆移相器として動作し、後進する反射波は
位相差を生じ、両者の線路長が丁度180°の位相差を
生じるように設定しているため、反射された不整合電力
をすべて不整合電力取出し端子8から取出せる。この端
子8に電波吸収体を配置すれば、反射電力のみを消滅さ
せることもできる。
じ、出力側方向性結合器6によって分岐され、遅波回路
4と分岐回路7とを後進する。この場合は、遅波回路4
及び分岐回路7部がフェライト基板1上に形成されてい
て、フェライト基板1に平行に直流磁界が印加されてい
るので、非可逆移相器として動作し、後進する反射波は
位相差を生じ、両者の線路長が丁度180°の位相差を
生じるように設定しているため、反射された不整合電力
をすべて不整合電力取出し端子8から取出せる。この端
子8に電波吸収体を配置すれば、反射電力のみを消滅さ
せることもできる。
従って、マイクロ波が減衰されることなく、かつ、発振
等の異常動作が発生することなく増幅され、従来の構造
のものより、投入マイクロ波の有効利用度が上がる。
等の異常動作が発生することなく増幅され、従来の構造
のものより、投入マイクロ波の有効利用度が上がる。
第2図、第3図はそれぞれ本発明の進行波管の遅波回路
部の他の例を示す。
部の他の例を示す。
各符号は第1図の同一符号と同一または相当するものを
示す。
示す。
第2図に示すものは、第1図に示すものの分岐回路7を
遅波回路で構成したもので、この構成によれば、両遅波
回路に電子ビームを走行させることにより両遅波回路か
ら増幅出力を得ることができる。
遅波回路で構成したもので、この構成によれば、両遅波
回路に電子ビームを走行させることにより両遅波回路か
ら増幅出力を得ることができる。
この場合両遅波回路の線路長を同一にして導体パターン
を左右逆にすることにより180°の位相差を生じさせ
ることができる。
を左右逆にすることにより180°の位相差を生じさせ
ることができる。
第3図に示すものは、第1図に示すものを2段に接続し
た例である。
た例である。
以上説明したように、本発明によれば、マイクロ波が減
衰されることなく増幅され、出力端から反射される不整
合電力を入力端、出力端以外の端子から取り出すことが
でき、投入マイクロ波の有効利用度が上がるという効果
がある。
衰されることなく増幅され、出力端から反射される不整
合電力を入力端、出力端以外の端子から取り出すことが
でき、投入マイクロ波の有効利用度が上がるという効果
がある。
第1図は本発明の進行波管の遅波回路部の一例を示す斜
視図、第2図、第3図はそれぞれ本発明の進行波管の遅
波回路部の他の例を示す斜視図、第4図は従来のこの種
の進行波管の遅波回路部の一例を示す斜視図である。 1・・・フェライト基板、2・・・入力端、3・・・出
力端、4・・・遅波回路、5・・・入力側方向性結合器
、6・・・出力側方向性結合器、7・・・分岐回路、8
・・・不整合電力取出し端子、9・・・無反射終端。 特許出願人 新日本無線株式会社
視図、第2図、第3図はそれぞれ本発明の進行波管の遅
波回路部の他の例を示す斜視図、第4図は従来のこの種
の進行波管の遅波回路部の一例を示す斜視図である。 1・・・フェライト基板、2・・・入力端、3・・・出
力端、4・・・遅波回路、5・・・入力側方向性結合器
、6・・・出力側方向性結合器、7・・・分岐回路、8
・・・不整合電力取出し端子、9・・・無反射終端。 特許出願人 新日本無線株式会社
Claims (1)
- マイクロ波を電子ビームと相互に作用させてマイクロ波
を増幅する遅波回路を、フェライト基板上に導体パター
ンによって形成し、入力端と出力端にそれぞれ方向性結
合器を配設して4端子回路として分岐回路を設け、上記
フェライト基板に平行に直流磁界を印加して上記基板上
回路を非可逆移相器として動作させ、上記遅波回路と分
岐回路を通過した反射波の位相差が180°となるよう
に両回路長を設定し、出力端で反射される不整合電力が
すべて上記入力端に配設した方向性結合器の端子から取
出せる構成としたことを特徴とする進行波管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2284174A JP3068171B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 進行波管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2284174A JP3068171B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 進行波管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04160735A true JPH04160735A (ja) | 1992-06-04 |
JP3068171B2 JP3068171B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=17675141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2284174A Expired - Lifetime JP3068171B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 進行波管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3068171B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5923228A (en) * | 1996-03-08 | 1999-07-13 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Magnetostatic wave distributor, synthesizer and S/N enhancer |
CN105489458A (zh) * | 2016-01-15 | 2016-04-13 | 电子科技大学 | 一种平面环型微带慢波结构 |
-
1990
- 1990-10-24 JP JP2284174A patent/JP3068171B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5923228A (en) * | 1996-03-08 | 1999-07-13 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Magnetostatic wave distributor, synthesizer and S/N enhancer |
CN105489458A (zh) * | 2016-01-15 | 2016-04-13 | 电子科技大学 | 一种平面环型微带慢波结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3068171B2 (ja) | 2000-07-24 |
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