JPH04160665A - 非同期サービス処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 計算機において、サービス要求元と非同期に発生するサ
ービスの処理に関し、 サービス要求に対して返されるサービス通知と、該サー
ビス要求との対応の識別のためのオーバヘッドを削減で
きる非同期サービス処理装置を目的とし、 サービス提供部が、サービス利用部の要求するサービス
単位から非同期に発生するサービスを、該発生の都度、
該サービス利用部に通知し、該サービス利用部は、該通
知に基づいて該サービス単位に関する処理を行う計算機
において、該サービス利用部は、所要の該サービス単位
についてのサービスを要求する場合に、所定の制御表の
項に、該サービス単位を識別する所定の識別情報を設定
し、当該項の項番号を付してサービス要求を該サービス
提供部に発行し、該サービス提供部は、該サービス要求
によって指定された該サービス単位について該サービス
通知を行う場合に、該サービス要求に付された該順番号
を付して通知するように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、計算機において、サービス要求元と非同期に
発生するサービスを処理する非同期サービス処理装置に
関する。

〔従来の技術〕

第３図は計算機の構成例を示すブロック図であり、計算
機で実行される応用プログラム等のサービス利用部１と
、例えば通信制御機能を実行するサービス提供部２と、
サービス提供部２の制御のもとに通信等を実行する複数
の通信回線対応部に相当するサービス単位３とを有する
。

サービス利用部１は、必要なサービス単位３についての
データ送受信等のサービス要求をサービス提供部２に発
行し、その後その要求によって行われた送信の終了状況
通知、受信データ等のサービス通知を受は取る。ここで
、いわゆる非同期処理の場合に、サービス利用部１は複
数のサービス単位３についての個別のサービス要求を次
々に発行して、必要なら別の処理を実行し、その後各サ
ービス要求に対応して非同期に発生ずる各サービス通知
を受は取って、それぞれサービス通知ごとに対応するサ
ービス単位によって定まる処理を行う必要がある。

そこでサービス提供部２は、サービス利用部１からサー
ビス要求を受けると、そのサービスを識別するための識
別子をサービス利用部１に返しておき、サービス通知に
は該当する識別子を付けてサービス利用部１に渡す。

サービス利用部１はそのために索引表４を設けて、サー
ビス要求時に返される識別子と該当するサービス単位に
関する情報とを対応付けて索引表４に記憶しておく。サ
ービス単位に関する情報は例えばそのサービス単位のた
めの制御情報へのボインクが使われる。

ソノ後、サービス通知を受けるとサービス利用部ｌは、
それに付けられた識別子によって索引表４を検索し、そ
の識別子に対応して記憶しであるポインタ等によって、
該当するサービス単位に応じた情報を得、サービス通知
を処理する。

〔発明が解決しようとする課題〕

前記のようにサービス利用部ｌは、サービス通知を受け
た場合に、サービス通知に付された識別子で索引表４を
検索する必要があり、検索処理は比較的大きなオーバヘ
ッドを発生する。

本発明は、サービス要求に対して返されるサービス通知
と、該サービス要求との対応の識別のためのオーバヘッ
ドを削減できる非同期サービス処理装置を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は、本発明の構成を示すブロック図である。図は
非同期サービス処理装置の構成であって＝４− サービス提供部１０が、サービス利用部１１の要求する
サービス単位３から非同期に発生するサービスを、該発
生の都度、サービス利用部１１に通知し、サービス利用
部１１は、該通知に基づいてサービス単位３に関する処
理を行う計算機において、サービス利用部１１は、所要
のサービス単位３についてのサービスを要求する場合に
、所定の制御表１２の項１３に、サービス単位３を識別
する所定の識別情報を設定し、当該項の順番号を付して
サービス要求をサービス提供部１・０に発行し、サービ
ス提供部１０は、該サービス要求によって指定されたサ
ービス単位３について該サービス通知を行う場合に、該
サービス要求に付された該順番号を付して通知する。

〔作　用〕

本発明の非同期サービス処理装置により、サービス利用
部１１は、サービス提供部ｌＯからサービス通知に制御
表１２の順番号を付けて受は取るので、そのサービス通
知に関わるサービス単位の制御情６一 報へのポインタを設定しである制御表１２の項のアドレ
スを、その項番号から直接求めることができ、従来の索
引表検索のオーバヘッドと比較して、極めて僅かの処理
時間で、所要のサービス単位の情報にアクセスすること
ができるようになる。

〔実施例〕

第１図において、サービス利用部１１は、従来のサービ
ス利用部１と同様に、必要なサービス単位３についての
データ送受信等のサービス要求をサービス提供部１０に
発行し、その後その要求によって行われた送信の完了通
知、受信データ等のサービス通知を受は取る。

但し、サービス利用部１１は制御表１２を持ち、サービ
ス要求発行時に、その空きの項に所要のサービス単位３
の制御情報へのポインタを設定し、その項番号をサービ
ス要求に付けてサービス提供部１０へ送る。

そこでサービス提供部１０は、サービス利用部１１から
サービス要求を受けると、従来と同様にサービス要求を
処理するが、その場合に同時に受は取った項番号を前記
識別子と関連させて保存しておき、その後当該サービス
要求に対するサービス通知をサービス利用部１１に返す
とき、保存しである項番号をサービス通知に付けて渡す
。

サービス利用部１１はサービス通知と共に受は取った項
番号によって制御表１２内の項の先頭アドレスを生成し
て当該項に保持するポインタを得、以後従来と同様にサ
ービス通知の処理を進める。

なお、何らかの処理のために必要であれば、従来と同様
に識別子の授受を併せて行う。

第２図は本発明の処理の流れの一例を説明する図であり
、サービス利用部１１がサービス要求の処理を開始する
と、先ず処理ステップ２０で制御表１２に所定の空き表
示のある項を見つけて、その項番−号を記憶し、その項
にサービス要求する対象のサービス単位の情報を設定す
る。

図に示す制御表の場合は、既にサービス単位Ａ、Ｂ、Ｃ
のサービス要求が出されている状況を説明的に示し、例
えば空きの第４項が選択されて、例＝７− えばサービス単位りの情報が設定される。処理ステップ
２１で、必要なサービス要求に、前記の記憶しである項
番号を付けて発行する。

サービス提供部１０は、処理ステップ２２でサービス要
求を受は取ると、処理ステップ２３で指定されたサービ
ス単位に識別子を割り当て、処理ステップ２４で受は取
った項番号と識別子を対応付けて図示のように記憶し、
要求の処理を行う。

このようにして、要求されているサービスのサービス通
知が可能になると、サービス提供部１０は処理ステップ
２５でサービス通知のデータに項番号を付けて、サービ
ス利用部１１に送る。

サービス利用部１１は、サービス通知を処理ステップ２
６で受は取ると、処理ステップ２７で受は取った項番号
から項アドレズを生成し、処理ステップ２８でその項ア
ドレスにより制御表１２の項にアクセスして、所要のサ
ービス単位についてサービス通知の処理を進める。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように本発明によれば、計算機
において、非同期に発生するサービスの、サービス要求
に対して返されるサービス通知と、該サービス要求との
対応の識別のためのオーバヘッドを削減できるので、シ
ステムの処理効率を改善するという著しい工業的効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成を示すブロック図、第２図は本発
明の処理の流れ図、 第３図は従来の構成例を示すブロック図である。 図において、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 サービス提供部（１０）が、サービス利用部（１１）の
   要求するサービス単位（３）から非同期に発生するサー
   ビスを、該発生の都度、該サービス利用部に通知し、該
   サービス利用部は、該通知に基づいて該サービス単位に
   関する処理を行う計算機において、 該サービス利用部（１１）は、所要の該サービス単位（
   ３）についてのサービスを要求する場合に、所定の制御
   表（１２）の項に、該サービス単位を識別する所定の識
   別情報を設定し、当該項の項番号を付してサービス要求
   を該サービス提供部（１０）に発行し、 該サービス提供部（１０）は、該サービス要求によって
   指定された該サービス単位（３）について該サービス通
   知を行う場合に、該サービス要求に付された該項番号を
   付して通知するように構成されている非同期サービス処
   理装置。