JPH04158384A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH04158384A
JPH04158384A JP28523790A JP28523790A JPH04158384A JP H04158384 A JPH04158384 A JP H04158384A JP 28523790 A JP28523790 A JP 28523790A JP 28523790 A JP28523790 A JP 28523790A JP H04158384 A JPH04158384 A JP H04158384A
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JP
Japan
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layer
magnetic field
field generating
toner
developer carrier
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Application number
JP28523790A
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English (en)
Inventor
Yasuhito Hirashima
平島 安人
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、磁性トナーを使用する現像装置に関し、さら
に詳しくは、弾性層及び磁界発生層を有する現像剤担持
体により磁性トナーを搬送し現像する現像装置に関する
[従来の技術] 従来の現像装置は、USP−4121931t、:開示
されるように、非磁性円筒状のスリーブの内部に磁石ロ
ーラを有する現像剤担持体を用いて磁性トナーによる磁
気ブラシをスリーブ上に形成し、磁性トナーの搬送及び
現像を行うものであり、−成分磁気ブラシ現像法として
公知である。
また、上記の一成分磁気ブラシ現像法を改良する現像法
として、USP−4564285に開示されるような現
像剤担持体にフローティング電極を設けてライン画像と
ソリッド画像の画質を向上したFEED現像法や、US
P−4851874に開示されるような磁石ローラの表
面で薄層化したトナーを搬送しベルト状の潜像担持体に
現像する現像装置が提案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、前述の従来技術のうち一成分磁気ブラシ現像法
やFEED現像法では、現像剤担持体が現像スリーブと
磁石ローうにより構成されており、構造が複雑で大型で
コストが高く、磁石ローラの磁界変動に伴う温度ムラや
画像端部の尾引き等の画質劣化要因が多いという問題点
を有していた。
また、磁石ローラ表面で薄層化したトナーを搬送し現像
する現像法でも、磁石ローラの磁界変動に伴う画質の劣
化は同様に起こり、ベルト状の潜像担持体を使用するた
めに装置が複雑化・大型化するという問題点を有してい
た。
本発明はこのような問題点を解決するもので、その目的
とするところは、磁性トナーを現像するのに好適な現像
装置を提供するところにある。さらに他の目的は、構造
が簡単で製造が容易であり、小型低コストで長寿命の現
像装置を提供するところにある。さらに他の目的は、高
解像で高画質の現像装置を提供するところにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の現像装置は、現像剤担持体により磁性トナーを
搬送し、磁性トナーを潜像担持体に現像する現像装置に
おいて、現像剤担持体は磁界発生層及び磁界発生部材担
持層を少なくとも有し、磁界発生部材担持層表面には選
択的に微小な凹部を設け、磁界発生部材を磁界発生部材
担持層表面の凹部に配設して磁界発生層を構成したこと
を特徴とする。
また、本発明の現像装置は、現像剤担持体が、潜像担持
体に圧接されることを特徴とする。
さらに、本発明の現像装置は、磁界発生部材担持層は、
少なくとも潜像担持体との圧接部において弾性的に変形
可能であることを特徴とする。
さらに、本発明の現像装置は、現像剤担持体と潜像担持
体との間の空隙が、現像剤担持体上の磁性トナーの層厚
よりも大きいことを特徴とする。
さらに、本発明の現像装置は、現像剤担持体が、導電層
を有することを特徴とする。
さらに、本発明の現像装置は、現像剤担持体が、絶縁層
を有することを特徴とする。
[作用] 本発明の上記の構成によれば、薄層の磁界発生層の表面
近傍でトナーを搬送し現像剤担持体を単一の回転体で構
成することにより、現像剤担持体の構造を簡略化するだ
けでなく小型軽量低コストの現像剤担持体を得ることが
できる。また、薄層の磁界発生層に微小ピッチで磁界発
生部材を選択的に配置し着磁をすることにより、静的磁
場による着磁が可能なため着磁が容易であり、現像剤担
持体上に均一で薄層のトナー層(或は微小ピッチの磁気
ブラシ薄層)を形成することができ、磁界の変動やトナ
ー層厚の変動による温度ムラ等を低減し、高解像の現像
を行うことができる。また、磁界発生部材担持体表面に
選択的に配置された微小凹部に磁界発生部材を配設する
ことにより、全面に形成する場合に比べて磁界発生部材
の使用量を半減することができ、しかも磁界発生部材を
摩擦などの機械的負荷から保護できるので長寿命である
また、本発明の上記の構成によれば、接触現像、非接触
現像の如何を問わず、現像剤担持体上に均一で薄層のト
ナー層を形成して、現像剤担持体上のトナー層厚の変動
による温度変動を低減することができる。
さらに、現像剤担持体に導電層を設けることにより、現
像電極効果による高解像の画像を得ることができる。
さらに、現像剤担持体に絶縁層を設けることにより、現
像剤担持体とトナーとの摩擦帯電を安定に行い現像温度
の時間的変動を軽減することができる。
以下、実施例により本発明の詳細な説明する。
[実施例コ 第1図は本発明の現像装置を用いた画像形成装置の断面
概観図であって、潜像担持体1は、導電性の支持部2の
上に有機または無機の光導電性を有する感光体で感光層
3を塗膜したものであって、感光層3をコロナ帯電器や
帯電ローラ等の帯電器4を用いて帯電した後に、レーザ
ーやLED等の光源5から出た光を結像光学系6を通し
て感光層3に画像に応じて選択的に光照射して電位コン
トラストを得て静電潜像を形成する。一方、現像装置7
は磁性のトナー8を搬送し現像するものであって、トナ
ー8を搬送する現像剤担持体9は、シャフト10の外周
に弾性層11及び磁界発生層12をそれぞれ同心円状に
配設したもので、磁界発生層12は弾性層11表面に選
択的に設けられた微小凹部に磁界発生部材12aを配設
して構成されている。磁界発生層12の外周の漏洩磁束
により磁性のトナニ8を現像剤担持体9上に直接保持し
、非磁性または磁性の金属や樹脂で構成される板状のブ
レード13で適量に規制した状態で現像剤担持体9を回
転させて薄層のトナー8を搬送す′るものである。潜像
担持体1と現像剤担持体9が近接する現像ギャップ部ま
でトナー8が搬送されると潜像担持体1の電位コントラ
スト及び現像バイアス印加手段14により現像電界が形
成され、現像電界に応じて帯電したトナー8が潜像担持
体1に付着し静電潜像が顕像化される。さらに、コロナ
転写器や転写ローラ等の転写器15を用いて記録紙16
上にトナーによる像を転写し、熱や圧力を用いてトナー
を記録紙に定着し所望の画像を記録紙上に得るものであ
る。第1図に示されるような画像形成装置を用いて、6
00 [DPI]のライン画像及び文字画像及びソリッ
ド画像を10000枚にわたり連続形成したところ、6
00[DP I ]のライン画像が線太りすることなく
安定して形成され、画像端部の尾引きや地力ブリがなく
、oD値1.4以上の高温度なソリッド画像を安定して
形成することができ、記録紙上に地力ブリがないのはも
ちろん潜像担持体上にも地力ブリがなく廃トナー量を大
幅に低減することができた。
第2図は本発明の他の実施例における現像装置を用いた
画像形成装置の断面概観図であって、第1図と略同−機
能同−名称の部材には同一番号を付して説明を省略する
。現像装置21は磁性のトナー8を搬送し現像するもの
であって、トナー8を搬送する現像剤担持体9は、磁界
発生層12の外周の漏洩磁束により磁性のトナー8を現
像剤担持体9上に直接保持し、非磁性または磁性の金属
や樹脂で構成される薄板バネ状の弾性ブレード22で適
量に薄層化して、現像剤担持体9を回転させて薄層のト
ナー8を搬送するものである。現像剤担持体9は潜像担
持体1に所定の圧、力で圧接されており、現像剤担持体
9上のトナー8が圧接部に搬送されると、潜像担持体1
の電位コントラスト及び現像バイアス印加手段14によ
る現像電界に応じて帯電したトナー8が潜像担持体1に
付着し静電潜像が顕像化される。第2図に示されるよう
な画像形成装置を用いて、600 [DPI]のライン
画像及び文字画像及びソリッド画像を10000枚にわ
たり連続形成したところ、600[DPI]のライン画
像が線太りすることなく安定して形成されラインペア画
像の解像度が最も大きくとれ、画像端部の尾引きや地力
ブリがなく、OD値1.4以上の高温度なソリッド画像
を安定して形成することができ、記録紙上に地力ブリが
ないのはもちろん潜像担持体上にも地力ブリがなく廃ト
ナー量を大幅に低減することができた。
第3図は本発明のさらに他の実施例における現像装置を
用いた画像形成装置の断面概観図であって、第1図と略
同−機能同−名称の部材には同一番号を付して説明を省
略する。現像装置31は磁性のトナー8を搬送し現像す
るものであって、トナー8を搬送する現像剤担持体9は
、磁界発生層12の外周の漏洩磁束により磁性のトナー
8を現像剤担持体9上に直接保持し、バネ等に懸架され
た非磁性または磁性の金属や樹脂で構成されるブレード
32を現像剤担持体9に圧接することにより適量に薄層
化して、現像剤担持体9を回転させて薄層のトナー8を
搬送するものである。現像剤担持体9は潜像担持体1に
所定の空隙(現像剤担持体9上のトナー8の層厚よりも
大きい長さの空隙)を介して配設されており、潜像担持
体1と現像剤担持体9とが近接する現像ギャップ部にト
ナー8が搬送されると、潜像担持体1の電位コントラス
ト及び現像バイアス印加手段14による現像電界に応じ
て帯電したトナー8が潜像担持体1に転移し静電潜像が
顕像化される。第3図に示されるような画像形成装置を
用いて、600 [DPI]のライン画像及び文字画像
及びソリッド画像を10000枚にわたり連続形成した
ところ、300[DP I ]のライン画像が線太りす
ることなく安定して形成され、画像端部の尾引きや地力
ブリがなく、OD値1.4以上の高濃度なソリッド画像
を安定して形成することができ、記録紙上に地力ブリが
ないのはもちろん潜像担持体上にも地力ブリがなく廃ト
ナー量を大幅に低減することができた。
第4図は本発明のさらに他の実施例における現像装置を
用いた画像形成装置の断面概観図である。
第1図と略同−機能同−名称の部材には同一番号を付し
て説明を省略する。一方、現像装置41は磁性のトナー
8を搬送し現像するものであって、トナー8を搬送する
現像剤担持体9は、回転駆動され外周に摩擦部等を有す
る駆動ローラ17及び駆動ローラ17の外周に余剰長を
残して外装された非磁性の金属あるいは樹脂からなる筒
状の非磁性薄膜部材18により構成され、非磁性薄膜部
材18上には磁界発生層12が配設され、磁界発生層1
2の外周の漏洩磁束により磁性のトナー8を現像剤担持
体9上に直接保持し、非磁性または磁性の金属や樹脂で
構成される薄板バネ状のブレード13で適量に規制した
状態で現像剤担持体9を回転させて薄層のトナー8を搬
送するものである。
現像剤担持体9は潜像担持体1に所定の圧力で圧接され
ており、現像剤担持体9上のトナー8が圧接部までトナ
ー8が搬送されると潜像担持体1の電位コントラスト及
び現像バイアス印加手段14により現像電界が形成され
、現像電界に応じて帯電したトナー8が潜像担持体1に
付着し静電潜像が顕像化される。さらに、コロナ転写器
や転写ローラ等の転写器15を用いて記録紙16上にト
ナーによる像を転写し、熱や圧力を用いてトナーを記録
紙に定着し所望の画像を記録紙上に得るものである。第
4図に示されるような画像形成装置を用いて、600 
[DPI]のライン画像及び文字画像及びソリッド画像
を10000枚にわたり連続形成したところ、600 
[DPI]のライン画像が線太りすることなく安定して
形成され、画像端部の尾引きや地力ブリがなく、OD値
1,4以上の高濃度なソリッド画像を安定して形成する
ことができ、記録紙上に地力ブリがないのはもちろん潜
像担持体上にも地力ブリがなく廃トナー量を大幅に低減
することができた。
第1図〜第3図において、弾性層11は磁界発生部材担
持層として機能し、天然ゴム、シリコンゴム、ウレタン
ゴム、ブタジェンゴム、クロロブレンゴム、ネオブレン
ゴム、イソプレンゴム、NBR等を用い、弾性層の形態
としては、ゴム、発泡体、スポンジ等の形態にして用い
、弾性層11の層厚は、現像方法やトナー搬送量の規制
方法により異なるが十分な弾性変位を得るためには50
0[μm]以上とした方が望ましい。また例えば第3図
の例では弾性層11は必ずしも弾性部材で構成しなくて
もよく、剛性部材すなわち変形しにくい部材で構成して
もよい。その場合には金属や樹脂など種々の材料が使用
可能である。第4図において、駆動ローラ17は樹脂や
金属のシャフトの外周に天然ゴム、シリコンゴム、ウレ
タンゴム、ブタジェンゴム、クロロブレンゴム、ネオブ
レンゴム、イソプレンゴム、NBR等を用いて摩擦部を
配設したもので、非磁性薄膜部材18を駆動ローラ17
に押圧して回転駆動力を伝達するものである。また、非
磁性薄膜部材18は、磁界発生部材担持層として機能し
、非磁性材料であるリン青銅、銅、ステンレス等の金属
薄膜やナイロン、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレ
ート等の樹脂薄膜材料を用いることができる。非磁性薄
膜部材18の膜厚は、材質により異なるが潜像担持体と
の十分な圧接状態を得るためには10〜500[μm]
程度とした方が望ましい。磁界発生部材担持層の表面へ
選択的に微小な四部を設ける方法あるいは微小な凸部を
設は相対的に凹部を形成する方法としてはエツチング、
フォトレジスト、印刷、機械的模様転写等の方法や材料
自身を発泡、焼結などの製法により多孔質とする方法が
ある。
第1図〜第4図において磁界発生層12は磁界発生部材
12aを選択的に配設して形成される。
また、磁界発生部材12aは、磁気記録材料や磁石材料
として公知のものを用いることができ、より詳しくは、
Fe、Ni%Co、MnS Crのうち少なくとも一種
類の元素を含有する磁性材料、例えば、7− F e 
203、Ba−Fe、  Ni−Co、Co−Cr、M
n−A1等が使用可能で、層厚は100[μmコ以下望
ましくは10[μm1前後に薄層化し、磁界発生部材配
設ピッチを200[μm]以下に配設し着磁する事によ
り、トナーを均一に薄層化すると同時に磁気ブラシ形成
による現像剤担持体上のトナー搬送量の変動を微小ピッ
チに抑えて濃度ムラを低減することができる。
さらに、本発明に使用するトナーとしては、磁性トナー
として公知の全てのトナーを使用することができ、レジ
ン系トナー、ワックス系トナーの何れでも良い、現像剤
の組成は、公知のように、樹脂に磁性粉や着色剤や外添
剤やその他の添加剤を加えたもので、粉砕法や重合法等
で作成される。
なお、第1図〜第4図において、図中の構成のみで本発
明を限定するものではない、また、矢印はそれぞれの部
材の回転方向を示すが本発明を限定するものではない。
さらに、現像方法も、正規現像、反転現像の別を問うこ
となく使用することができる。
第5図〜第10図に本発明の実施例における現像剤担持
体の層構成図を示す。
第5図は本発明の実施例における現像剤担持体の層構成
を示す図であって、シャフト等の基体51上にゴム状部
材を主成分とする弾性層52を形成し、弾性層52上に
磁界発生層53を形成して現像剤担持体としたものであ
る。第5図(a)は弾性層52表面に感光性樹脂54を
薄膜となるように塗布しフォトレジスト法により選択的
に感光性樹脂54を除去して微小ピッチの凹部を設けた
ものである。第5図(b)は弾性層52の材料を発泡さ
せて気泡55を分散させ、表面付近に微小ピッチの凹部
を設けたものである。何れの場合も磁界発生層53は磁
界発生部材53aを凹部の深さすなわち層厚dが100
[μm]以下望ましくは10[μm1前後とし、凹部配
設ピッチpが200[μm]以下になるように配設し、
水平方向に磁化することにより、磁界発生層53上には
トナー56による微小なトナーチエインが形成され薄層
で安定なトナー層が得られる。水平方向に磁化する場合
には弾性層52を非磁性部材で構成すれば、磁界発生層
53からの磁束がトナー層に集中するので磁気力が効率
的に利用でき、磁界発生層53の着磁の際も着磁磁束が
磁界発生部材53aに集中するので着磁が容易である。
磁界発生層53をこのような構造にすることにより、凹
部に磁界発生部材があるので、ブレードによる規制部や
潜像担持体との現像部位における機械的負荷を受は難く
なり、磁界発生層53が機械的損傷に対して長寿命とな
る。また、カーボンブラック等の導電性材料をゴム状部
材中に分散させて弾性層52を形成することにより、現
像バイアス電圧を弾性層52に印加して現像電極効果を
向上して高解像の画像を得ることができる。なお、図中
の矢印は磁化の方向を示す。
第6図は本発明の他の実施例における現像剤担持体の層
構成を示す図であって、シャフト等の基体61上に発泡
性の樹脂による弾性層62を形成し、弾性層62上に導
電層63を形成し、導電層63上に磁界発生層64を形
成して現像剤担持体としたものである。導電層63上に
フォトレジストにより薄層の感光性樹脂65で選択的で
微細ビツチな凹凸パターンを形成し、凹部に磁界発生部
材64aを配設し、水平方向に磁化することにより、磁
界発生層64上にはトナー66による微小なトナーチエ
インが形成され薄層で安定なトナー層が得られる。従っ
て、現像バイアス電圧を導電層63に印加して現像電極
効果を向上して高解像の画像を得ることができる。導電
層63の材質としては、AI、Ni、SUS、Cu等(
7)I電性金属を含む材料の他に、カーボンブラック等
の導電性材料を使用することができ、接着や塗布やメツ
キ等の手段により導電層63を形成することができる。
なお、図中の矢印は磁化の方向を示す。
第7図は本発明のさらに他の実施例における現像剤担持
体の層構成を示す図であって、シャフト等の基体71上
にスポンジ等による弾性層72を形成し、弾性層72上
に磁界発生層73を形成し、磁界発生層73上に導電層
74を形成して現像剤担持体としたものである。磁界発
生層73は気泡75を有する弾性層72の表面凹部に磁
界発生部材73aを配設し、磁化することにより、磁界
発生層73上にはトナー76による微小なトナーチエイ
ンが形成され薄層で安定なトナー層が得られる。導電層
74を非磁性部材で形成することにより、磁界発生層7
3からの漏洩磁束がトナー層に集中するので磁気力の利
用効率が高くなる。現像バイアス電圧を導電層74に印
加して現像電極効果を向上して高解像の画像を得ること
ができ、導電層74をNiやCr等を含む金属薄膜で形
成すれば、磁界発生層73の保護膜として導電層74が
機能し現像剤担持体を長寿命化することができる。なお
、図中の矢印は磁化の方向を示す。
第8図は本発明のさらに他の実施例における現像剤担持
体の層構成を示す図であって、シャフト等の基体81上
に弾性樹脂を主成分とする弾性層82を形成し、弾性層
82上に磁界発生層83を形成し、磁界発生層83上に
絶縁層84を形成して現像剤担持体としたものである。
弾性層82上にフォトレジストにより薄層の感光性樹脂
85で選択的で微細ピッチな凹凸パターンを形成し、凹
部に磁界発生部材83aを配設し、水平方向に磁化する
ことにより、前述の実施例と同様に、磁界発生層83上
にはトナー86による微小なトナーチエインが形成され
薄層で安定なトナー層が得られる。絶縁層84をトナー
86との接触部に設けることにより、トナー86の帯電
極性の制御や帯電量の制御ができるだけでなく、フッソ
樹脂等の耐摩耗性に優れた樹脂を絶縁層84に用いるこ
とにより磁界発生層83の保護層とすることもできる。
なお、図中の矢印は磁化の方向を示す。
第9図は本発明のさらに他の実施例における現像剤担持
体の層構成を示す図であって、シャフト等の基体91上
に弾性樹脂を主成分とする弾性層92を形成し、弾性層
92上に磁界発生層93を形成し、磁界発生層93上に
導電層94を形成し、導電層94上に絶縁層95を、形
成して現像剤担持体としたものである。前述の実施例と
同様に、磁界発生層93上にはトナー96による微小な
トナーチエインが形成され薄層で安定なトナー層が得ら
れる。従って、現像バイアス電圧を導電層94に印加し
て現像電極効果を向上して高解像の画像を得ることがで
き、絶縁層95をトナー96との接触部に設けることに
より、トナー96の帯電極性の制御や帯電量の制御がで
きるだけでなく、フッソ樹脂等の耐摩耗性に優れた樹脂
を絶縁層95に用いることにより導電層94の保護層と
して安定な現像電極効果を保つことができる。なお、図
中の矢印は磁化の方向を示す。
第10図は本発明のさらに他の実施例における現像剤担
持体の層構成を示す図であって、シャフト等の基体10
1上に弾性樹脂を主成分とする弾性層102を形成し、
弾性層102上に導電層103を形成腰導電層103上
に磁界発生層104を形成し、磁界発生層104上に絶
縁層105を形成して現像剤担持体としたものである。
前述の実施例と同様に、磁界発生層104上にはトナー
106による微小なトナーチエインが形成され薄層で安
定なトナー層が得られる。従って、現像バイアス電圧を
導電層103に印加して現像電極効果を向上して高解像
の画像を得ることができ、絶縁層105をトナー106
との接触部に設けることにより、トナー106の帯電極
性の制御や帯電量の制御ができるだけでなく、フッソ樹
脂等の耐摩耗性に優れた樹脂を絶縁層105に用いるこ
とにより磁界発生層104の保護層として安定なトナー
層を保つことができる。なお、図中の矢印は磁化の方向
を示す。
以上の層構成例の他に複数層の機能を融合して一層とす
る構成や各層間に層間の接合を容易にする中間層を設け
る層構成等種々の層構成が可能であり、フローティング
電極を所定の層に配設して現像電極効果を向上させる構
成も可能である。
第11図は本発明における磁界発生部材担持層の凹部へ
の磁界発生部材の配設方法を示す構造断面図である。現
像剤担持体111はシャフト112の外周にローラ形状
となるように弾性層113を配設しである。磁界発生部
材担持層である弾性層113表面にはフォトレジストに
より感光性樹脂114を用いて選択的で微小ピッチの薄
層凹凸パターンがすでに形成されている。磁界発生部材
を含む磁性塗料液115で弾性層113外周表面を濡ら
しながらシャフト112を図中矢印方向に回転させる。
この時、板状のドクタ116を弾性層113外周表面に
押しつけることにより磁性塗料液115は弾性層113
外周表面の凹部にのみ残り、四部に残った磁性塗料液1
15を自然にあるいは熱や光によって乾燥硬化させて磁
界発生層117が形成される。
第12図は本発明における現像剤担持体121の磁界発
生層122の着磁方法の一実施例を示す断面図である。
永久磁石123とヨーク124からなる着磁ヘッド12
5を現像剤担持体121にほぼ接した状態で対向させ、
現像剤担持体121を図中矢印のように回転させる。ヨ
ーク124の先端には微小な隙間が設けてあり、この隙
間からの漏洩磁束により磁界発生部材122aは水平−
方向に着磁される。効率的な着磁のためにはヨーク12
4先端の隙間を磁界発生部材122aの配設一区間の長
さと概略同一とするとよい。
本発明では磁界発生層を磁界発生部材配設ピッチが十分
小さく(例えば200[μm]以下)なるように選択的
に配設し、磁界発生層を着磁することにより安定なトナ
ー薄層を現像剤担持体上に形成でき、特に着磁状態には
依存しない。また、着磁は現像剤担持体に直接行っても
フィルム状の磁界発生層に予め着磁したものを現像剤担
持体に接着等の手段により適宜配設しても良い。
以上実施例を述べたが、本発明は以上の実施例のみなら
ず、広く電子写真等の現像装置に応用することができ、
特にプリンタや複写機やファクシミリやデイスプレィに
応用すれば有効である。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、磁界発生層と磁界発
生部材担持層を少なくとも有し、磁界発生部材担持層表
面には選択的に微小な凹部を設け、磁界発生部材を磁界
発生部材担持層表面の凹部に配設して構成した磁界発生
層を有する現像剤担持 −体により現像することにより
、構造が簡単で磁界発生部材の使用量が少なく着磁が容
易にでき、小でき、高解像で高画質の画像を安定して形
成できるという効果を有する。また、接触現像、圧接現
像、非接触現像の何れにも対応可能な現像装置が提供可
能で、特に圧接現像を用いると現像電極効果を最大限に
引き出し最も高解像の画像を形成することができる。さ
らに、導電層や絶縁層を設けることにより、現像電極効
果の向上や耐久性の向上が可能である。
従って、本発明の現像装置は、磁性現像法において、地
力ブリや尾引きのような画像欠陥が少なく高解像の画像
が得られる現像装置を提供できるという優れた効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の現像装置を用いた画像形成装置の断面
概観図、第2図は本発明の他の実施例における現像装置
を用いた画像形成装置の断面概観図、第3図は本発明の
さらに他の実施例における現像装置を用いた画像形成装
置の断面概観図、第置を用いた画像形成装置の断面概観
図、第5図は本発明の実施例における現像剤担持体の層
構成を示す図、第6図は本発明の他の実施例における現
像剤担持体の層構成を示す図、第7図は本発明のさらに
他の実施例における現像剤担持体の層構成を示す図、第
8図は本発明のさらに他の実施例における現像剤担持体
の層構成を示す図、第9図は本発明のさらに他の実施例
における現像剤担持体の層構成を示す図、第10図は本
発明のさらに他の実施例における現像剤担持体の層構成
を示す図、第11図は本発明の実施例における現像剤担
持体の磁界発生層の形成方法例を示す構造断面図、第1
2図は本発明の現像剤担持体の着磁方法を示す断面図。 1  ・・・ 潜像担持体 7  ・・・ 現像装置 8   ・・・ トナー 9  ・・・ 現像剤担持体 11 ・・・ 弾性層 12 ・・・ 磁界発生層 12a・・ 磁界発生部材 以  上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士 鈴木 喜三部(ft!!1名)第1図 第2図 (a) 第5図 (b) 第5図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)現像剤担持体により磁性トナーを搬送し、前記磁
    性トナーを潜像担持体に現像する現像装置において、前
    記現像剤担持体は磁界発生層及び磁界発生部材担持層を
    少なくとも有し、前記磁界発生部材担持層表面には選択
    的に微小な凹部を設け、磁界発生部材を前記磁界発生部
    材担持層表面の凹部に配設して前記磁界発生層を構成し
    たことを特徴とする現像装置。
  2. (2)前記現像剤担持体が、前記潜像担持体に圧接され
    ることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. (3)前記磁界発生部材担持層は、少なくとも前記潜像
    担持体との圧接部において弾性的に変形可能であること
    を特徴とする請求項2記載の現像装置。
  4. (4)前記現像剤担持体と前記潜像担持体との間の空隙
    が、前記現像剤担持体上の前記磁性トナーの層厚よりも
    大きいことを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  5. (5)前記現像剤担持体が、導電層を有することを特徴
    とする請求項1または2または3または4記載の現像装
    置。
  6. (6)前記現像剤担持体が、絶縁層を有することを特徴
    とする請求項1または2または3または4または5記載
    の現像装置。
JP28523790A 1990-10-23 1990-10-23 現像装置 Pending JPH04158384A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5965329A (en) * 1996-08-05 1999-10-12 Canon Kabushiki Kaisha Method of manufacturing a developing agent bearing member

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