JPH04157406A - 光結合系の固定方法 - Google Patents

光結合系の固定方法

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JPH04157406A
JPH04157406A JP28194390A JP28194390A JPH04157406A JP H04157406 A JPH04157406 A JP H04157406A JP 28194390 A JP28194390 A JP 28194390A JP 28194390 A JP28194390 A JP 28194390A JP H04157406 A JPH04157406 A JP H04157406A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、光出射素子からの光を光入射素子へ結合させ
る光結合性の固定方法に関する。
〈従来の技術とその課題〉 半導体レーザ(LDとも表わす)と単一モード光ファイ
バとの光結合系にあっては、従来より種々の構成が提案
されているが、発明者は結合効率が高くかつモジュール
の製作時における軸ずれトレランスが緩い擬似共焦点複
合レンズ系を提案し[河野他、光結合方法:特願昭58
−169383] 、そのモジニールの特性について報
告した[河野他、Efficientand high
ly 5table 1aser diode mod
ule for single−tode fiber
employing combination of 
hemispherical−ended GRIN 
rod 1enseand  single−mode
  fiber、  人pp1.  opt、  vo
l、2&  pp、201L  1989コ  。
第2図はこの擬似共焦点複合レンズ系(以下、擬似共焦
点系と略す)を用いた半導体レーザモジニールの模式図
を示す。同図にオし)て、10は半導体レーザ、1は第
ルンズ、2は第2レンズ、4は単一モード光ファイバ、
5は中子、6は一体化ホルダ、7は一体化ホルダのガイ
ド、8は光ファイバ4のナイロンコード、9はステムを
示している。かかる光結合系の製作に当っては、半導体
レーザ10はステム9に人間の手でボンディングされて
固定され、この半導体レーザ10に対しその基準面に基
づき先球GRINロッドレンズである第2レンズ2が位
置固定される。
このような半導体レーザ10及び第ルンズを有する光出
力系に対し、光ファイバ4の端面に密着しその端面に光
を収束する第2レンズ2と単一モード光ファイバ4を固
定した中子5とがホルダ6に一体化された一体化部をガ
イド7に配置する。この場合、一体化部は、モジュール
を簡単に製作するため単体として一体化され、光出力系
に一体化部を位置合わせするだけでLDモジュールが形
成されるようになっている。
ここで、擬似共焦点系におけろ光結合の原理を第3図を
も参照して説明する。この擬似共焦点系では、半導体レ
ーザ端面と第ルンズ1との距離を焦点距離よりも長くと
っており、スポットサイズがWLoの半導体レーザ10
からの出力光を第ルンズ1によりスポットサイズがW 
′となるようやや絞りぎみのビームに変換する。一方、
中子5に固定されたスポットサイズWの単一モード光フ
ァイバ4から、この単一モード光ファイバ4と同じく一
体化部として組合せられた第2レンズ(GRINロッド
レンズ)2に第3図(b)の如く光を注入した場合を考
えるとき、第2レンズ2の存在によってこの逆方向の光
が拡げられ、スポットサイズW、が一体化部のスポット
サイズとしてはW′の仮想ファイバとみなせることがで
きる。
そして、この第ルンズ1による絞りぎみビームを一体化
部である仮想ファイバに入射させることにより、半導体
レーザ10の出射光を単一モード光ファイバ4に入射さ
せることになる。このことは、換言すれば、スポットサ
イズWLo′の第ルンズ1出射後のビームとスポットサ
イズW、′の仮想ファイバとの結合であり、よって、W
Lo′ とWF′ との両スポットサイズが一致するよ
うに設計すれば、高い結合効率が実現できることとなる
そして、この両スポットサイズW  J 、 WF/は
単一モード光ファイバ4のスポットサイズWFより大き
いため、固定部である光出射系に対し一体化部である仮
想ファイバの軸ずれのトレランスは緩和され、半導体レ
ーザモジュールの輩作許容性の大幅な緩和につながる。
他方、ここで第ルンズ1の位置ずれの発生を数式により
示せば、第ルンズ1が光軸方向に所定の位置からγだけ
位置ずれしたとすると、第ルンズ1の出射後のビームウ
ェスト(スポットサイズWLo′の部分)は光軸方向に
次式ΔZだけ位置ずれする。
△Z = −m  γ     ・・(1)ここで、m
は第ルンズ1による半導体レーザのスポットサイズの像
倍率であり次式(2)%式% スポットサイズが余り大きくなると角度ずれのトレラン
スが厳しくなるので、擬似共焦点系では、一般に13か
ら20程度の像倍率に選ばれる。通常、半導体レーザ1
0のスポットサイズWLI、は1μm程度であるのでビ
ームウェストのスポットサイズW ′は13μm〜20
μm程度となっている。
半導体レーザモジュールの製作に当っては、前述の如く
半導体レーザ1tマステム9にボンデインクされ、この
場合、所望の固定位置に対し光軸方向に実際上的±10
μm(すなわち、γ=±10μm)程度のばらつきが生
じる。そして、擬似共焦点系においては、この第ルンズ
1を光軸方向に所定位置に調整することは、半導体モジ
ュールの構造上困難である。
この結果、擬似共焦点系におけろ従来の固定方法では、
第ルンズ1の位置ずれのばらつきにより、第ルンズ出射
後のビームの拡がりがばらつくことにな9、第ルンズ1
を含む光出射系に対して一体化部である仮想ファイバの
最適位置は±1.69mから±4m程度光軸方向にばら
つくことになる。ところが、この位置ずれにより仮想フ
ァイバが一律化ホルダのガイド7から光軸方向に抜は出
てしまうという問題が生ずる。
そして、この半導体レーザモジュールの製作の不具合は
高価な通信用半導体レーザを用いたレーザモジュールの
歩留りを悪化させるという問題を生起する。
また、上述の第ルンズ1の位置ずれに基づき、この位置
ずれを補う一体化部の位置決めを行なう場合には、第ル
ンズ1によるスポットサイズW ′と一体化部のスポッ
トサイズWF′の整合がとれないという光結合効率の問
題ともなる。
第2図は擬似共焦点系の半導体レーザモジュールにつき
示し、それに基づき説明してきたが、上述の問題は、第
4図に示す第2レンズ分割形共焦点複合レンズ系を用い
た半導体レーザモジュールにも云える。第4図は第2レ
ンズ分割型共焦点複合レンズ系半導体レーザモジュール
[河野他: La5er diode m0dle f
or 51g1e−tode fiber based
 on new eonfocal combinat
ion 1ens method:IEEEJourn
al of Lightwave Technol、 
vol、LT−4pp、 1407.1986 ]の模
式図を示す。この第2レンズ分割形共焦点被合レンズ系
では半導体レーザ10から出射された光半導体レーザ1
0に対してほぼ焦点の位置に配置された球レンズである
第ルンズ1によりほぼ平行光に変換されろ。この平行光
はGRINロッドレンズである第2レンズ2で、第1図
の擬似共焦点系におけろ第ルンズ出射後のビームと同程
度の絞りぎみのビームとする。つまり、第2レンズ分割
系の光結合は、擬似共焦点系の場合と同様に、この第2
レンズ2による絞りぎみのビームと第3レンズ(GRI
Nロッドレンズ)3及び単一モード光ファイバ4からな
る仮想ファイバとの結合と考えることができる。
第2レンズ分割系の場合に、半導体レーザ10と第ルン
ズ1との光軸方向における相互位置の設定誤差γと第2
レンズ2を出射した後のビームウェストの光軸方向にお
ける位置ずれ△2は、擬似共焦点系の場合と同様に式(
1)で示され、第2レンズ2の光軸方向の設定誤差の影
響は擬似共焦点系と同様に第2レンズ分割系においても
重要とな9、かつ擬似共焦点系と同様の問題を生ずる。
本発明は、上述の問題に鑑み、光出射素子と第ルンズと
の光軸方向の相互位置のずれの影響である歩留9や結合
効率の悪化を解消するようにした光結合系の固定方法の
提供を目的とする。
く課題を解決するための手段〉 上述の目的を達成する本発明の構成は、(1)  レン
ズと光入射素子とを光出射素子を有する光出射系に位置
1iiut、て固定する方法において、 前記光入射素子と前記レンズとを相互に移動可能に別々
に配置し、前記光出射系からの前記光入射素子への光を
最適に結合させた後、前記レンズと前記光入射素子との
相互位置を固定し、ついでこの位置固定した前記レンズ
と前記光入射素子との一体化部を光軸垂直方向に位置調
整した後固定したことを特徴とし、 (2)光出射素子、第ルンズ、第2レンズ、及び光入射
素子をこの順序に配列し、前記光出射素子と前記第ルン
ズとの距離をこの第ルンズの焦点距離よりも大またば小
とするように配置することにより、前記光出射素子から
出射した光線を前記第ルンズ出射後に収束ぎみのビーム
または発散ぎみのビームとして形成した光結合系にあっ
て、前記光出射素子をステムに固定し、その後第ルンズ
を前記光出射素子に対して位置固定し、次に前記第2レ
ンズと前記光入射素子とを前記光出射素子からの出射光
に対して結合効率が最適となるように位置lll1整し
た後、前記第2レンズと前記光入射素子との相対位置を
固定し、この後位置固定した前記第2レンズと前記光入
射素子との一体化部を前記第ルンズ出射後の収束ぎみま
たは発散ぎみにビームに対して光軸垂直方向に位置調節
した後固定したことを特徴とし、 (3)光出射素子、第ルンズ、第2レンズ、第3レンズ
及び光入射素子をこの順序に配列し、前記光出射素子と
前記第ルンズとの距離をこの第ルンズの焦点距離に近(
なるように配置することにより、前記光出射素子から出
射した光線を前記第ルンズ出射後にほぼ平行ビームとし
て形成し、前記第2レンズ出射後に収束ぎみのビームま
たは発散ぎみのビームとして形成した光結合系にあって
、前記光出射素子をステムに固定した後、前記第ルンズ
もしくはこの第ルンズを保持するホルダを前記光出射素
子に対して位置固定し、次に前記第2レンズを位置調整
した後固定し、次に前記第3レンズと前記光入射素子と
を前記光出射素子からの出射光に対して結合効率が最適
となるように位置調整した後、前記第3レンズと前記光
入射素子との相対位置を固定し、この後位置固定した前
記第3レンズと前記光入射素子との一体化部を前記第2
レンズ出射後の前記収束ぎみまたは発散ぎみのビームに
対して光軸垂直方向に位置調整した後固定したことを特
徴とし、 (4)光出射素子、第ルンズ、第2レンズ、及び光入射
素子をこの順序に配列し、前記光出射素子と前記第ルン
ズとの距離をこの第ルンズのほぼ焦点距離とするように
配置することにより、前記光出射素子から出射した光線
を前記第ルンズ出射後にほぼ平行ビームとして形成した
光結合系にあって、前記光出射素子をステムに固定した
後、前記第ルンズを前記光出射素子に対して位置固定し
、次に前記第2レンズと前記光入射素子とを前記光出射
素子からの出射光に対して結合効率が最適となるように
位置調整した後、前記第2レンズと前記光入射素子との
相対位置を固定し、この後位置固定した前記第2レンズ
と前記光入射素子との一体化部を前記第ルンズ出射後の
ほぼ平行ビームに対して光軸垂直方向に位置調整した後
固定したことを特徴とし、(5)光出射素子と光入射素
子との配置を入れ替で行なうことを特徴とする。
く作   用〉 本発明はレンズと光入射素子とからなる仮想ファイバを
用いる光結合系において、まず光入射素子とレンズ間の
距離を調整することにより、レンズに入射する光を光入
射素子に結合させた後、それらの相互位冒を固定し、こ
れにより形成したレンズと光入射素子の一体化部、即ち
仮想ファイバを光軸垂直方向に位置調整することにより
、光入射素子を位置!l整することができて、像倍率m
を小さくすることができ、光出射系の光軸方向の設定誤
差を容易に解消できる。
〈実 施 例〉 ここで、第1図を参照して本発明の詳細な説明する。第
1図は擬似共焦点系の半導体レーザそジュールの模式図
を示す。同図において、第2図と同一部分には同符号を
付す。
すなわち、10は光出射系の一部である半導体レーザ、
1は先球GRINロッドレンズである第ルンズ、2はG
RINロッドレンズである第2レンズ、4は光入射素子
である単一モード光ファイバ、5は中子、6は一律化ホ
ルダ、8はナイロンコード、9はステムである。
かかる半導体レーザモジュールを製作するに当っては、
半導体レーザ10をステム9に固定し第ルンズ1を固定
するまでは従来方法と同じである。
かかる光出射系に対して一体化部の固定は従来と異なる
。すなわち、まず、第2レンズ2を一律化ホルダ6に固
定しておく。この−体化ホルダ6に対して固定された第
2レンズ2が存在する反面、この一体化ホルダ6に対し
て中子5に固定された単一モード光ファイバ4が動き得
る乙とになる。
そして、この単一モード光ファイバ4を中子5内で光軸
方向に動かしつつ一律化ホルダ6を面内調整することに
より光出射系に対して最大結合効率が得られる状態とす
る。かかる状態において、中子5を一律化ホルダ6に固
定する。
この結果、第2レンズ2と単一モード光ファイバ4の光
軸方向の相対位置が決まり、第2レンズ2と単一モード
光ファイバ4とによる仮想ファイバが形成される。ここ
で、本実施例においても第ルンズ1の固定までは従来の
方法と同じであるため、光軸方向における第ルンズ1の
位置設定誤差γは±10μm程度存在する。
ところが、本例では単一モード光ファイバ4を光軸方向
に位置調整することができるので、前述の式(1)の像
倍率mを、単一モード光ファイバ4のスポットサイズ岑
を例えば5.5μmとするとWLoを1μmとしてWL
o′/WLb=mであるm=5.5とすることができ、
従来に比してmを非常に小さくすることができ、この結
果、式(1)の△2は±300μmとなって、第2レン
ズ2による光軸方向の設定誤差を容易に解消できる。
そして、乙の場合にも単一モード光ファイバ4の軸ずれ
トレランスは緩いため、例えば星−モード光ファイバ4
の固定にはレーザ溶接などが適用できることとなる。
一体化ホルダ6にて一体化された単一モード光ファイバ
4と第2レンズ2との仮想ファイバは、その後光軸垂直
方向に位置固定されて半導体レーザモジュールが作製さ
れる。
第1図は擬似共焦点系につき示したのであるが第4図に
示す第2レンズ分割系の場合にも、一体化部を擬似共焦
点系に係る前記実施例と同じ構成にすることにより、本
発明を適用できる。また、図示せずも第ルンズと第2レ
ンズを用い、レンズ間のビームがほぼ平行光である従来
の共焦点複合レンズ系について、レンズと単一モード光
ファイバを一体化する場合にも、本発明を適用できる。
なお、擬似共焦点系、第2レンズ分割形共焦点系、従来
の共焦点系、す外の構成においても、レンズと単一モー
ド光ファイバを一体化した仮想ファイバを用いろ光結合
系であれば本発明を適用できる。また、光入射素子とし
て、単一モード光ファイバの場合について説明したが、
光導波路を用いる場合についても同様であることは言う
までもない。
上記例では光出射素子として半導体レーザを用いた場合
について説明したが、それ以外光変調素子のような半導
体光波路など、他の光出射素子を用いても同様である。
また、光ファイバを光入射素子とせず、光ファイバから
の出射光をレンズを介して受光素子に入射させる構成と
して本発明の適用が可能である。
〈発明の効果〉 以上実施例にて説明したように本発明によれば、光入射
素子をレンズに対して位置調整するため、仮想ファイバ
全体を光軸方向に大きく変位させることなく、光を光入
射素子に結合でき、製品としてのモジュールの歩留りを
向上させかつ結合効率を悪化させることがない。なお、
固定後はレンズと光入射素子の固定後は仮想ファイバを
構成するため、スポットサイズ拡大に伴う軸ずれのトレ
ランスの緩和効果をそのまま維持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の固定方法にて製作した擬似共焦
点系半導体レーザモジュールの構成図、第2図は、従来
の固定方法で製作した擬似共焦点系半導体レーザモジュ
ールの構成図、第3図は、擬似共焦点系の原理を説明す
る図、第4図は従来の固定方法で製作した第2レンズ分
割形共焦点系半導体レーザモジュールの構成図である。 図 中、 1は擬似共焦点系又は第2レンズ分割系における第ルン
ズ、2は第2レンズ、3は第2レンズ分割系におけろ第
3レンズ、4は単一モード光ファイバ、5は中子、6は
一体化ホルダ、7は一体化ホルダのガイド、58はナイ
ロンコード、9はステム、10ば半導体レーザである。 特  許  出  願  人 日本電信電話株式会社 代    理    人

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レンズと光入射素子とを光出射素子を有する光出
    射系に位置調整して固定する方法において、 前記光入射素子と前記レンズとを相互に移動可能に別々
    に配置し、前記光出射系からの前記光入射素子への光を
    最適に結合させた後、前記レンズと前記光入射素子との
    相互位置を固定し、ついでこの位置固定した前記レンズ
    と前記光入射素子との一体化部を光軸垂直方向に位置調
    整した後固定したことを特徴とする光結合系の固定方法
  2. (2)光出射素子、第1レンズ、第2レンズ、及び光入
    射素子をこの順序に配列し、前記光出射素子と前記第1
    レンズとの距離をこの第1レンズの焦点距離よりも大ま
    たは小とするように配置することにより、前記光出射素
    子から出射した光線を前記第1レンズ出射後に収束ぎみ
    のビームまたは発散ぎみのビームとして形成した光結合
    系にあって、前記光出射素子をステムに固定し、その後
    第1レンズを前記光出射素子に対して位置固定し、次に
    前記第2レンズと前記光入射素子とを前記光出射素子か
    らの出射光に対して結合効率が最適となるように位置調
    整した後、前記第2レンズと前記光入射素子との相対位
    置を固定し、この後位置固定した前記第2レンズと前記
    光入射素子との一体化部を前記第1レンズ出射後の収束
    ぎみまたは発散ぎみにビームに対して光軸垂直方向に位
    置調節した後固定したことを特徴とする光結合系の固定
    方法。
  3. (3)光出射素子、第1レンズ、第2レンズ、第3レン
    ズ及び光入射素子をこの順序に配列し、前記光出射素子
    と前記第1レンズとの距離をこの第1レンズの焦点距離
    に近くなるように配置することにより、前記光出射素子
    から出射した光線を前記第1レンズ出射後にほぼ平行ビ
    ームとして形成し、前記第2レンズ出射後に収束ぎみの
    ビームまたは発散ぎみのビームとして形成した光結合系
    にあって、前記光出射素子をステムに固定した後、前記
    第1レンズもしくはこの第1レンズを保持するホルダを
    前記光出射素子に対して位置固定し、次に前記第2レン
    ズを位置調整した後固定し、次に前記第3レンズと前記
    光入射素子とを前記光出射素子からの出射光に対して結
    合効率が最適となるように位置調整した後、前記第3レ
    ンズと前記光入射素子との相対位置を固定し、この後位
    置固定した前記第3レンズと前記光入射素子との一体化
    部を前記第2レンズ出射後の前記収束ぎみまたは発散ぎ
    みのビームに対して光軸垂直方向に位置調整した後固定
    したことを特徴とする光結合系の固定方法。
  4. (4)光出射素子、第1レンズ、第2レンズ、及び光入
    射素子をこの順序に配列し、前記光出射素子と前記第1
    レンズとの距離をこの第1レンズのほぼ焦点距離とする
    ように配置することにより、前記光出射素子から出射し
    た光線を前記第1レンズ出射後にほぼ平行ビームとして
    形成した光結合系にあって、前記光出射素子をステムに
    固定した後、前記第1レンズを前記光出射素子に対して
    位置固定し、次に前記第2レンズと前記光入射素子とを
    前記光出射素子からの出射光に対して結合効率が最適と
    なるように位置調整した後、前記第2レンズと前記光入
    射素子との相対位置を固定し、この後位置固定した前記
    第2レンズと前記光入射素子との一体化部を前記第1レ
    ンズ出射後のほぼ平行ビームに対して光軸垂直方向に位
    置調整した後固定したことを特徴とする光結合系の固定
    方法。
  5. (5)光出射素子と光入射素子との配置を入れ替て行な
    うことを特徴とする請求項1、2、3又は4項記載の光
    結合系の固定方法。
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