JPH04157061A - ロータリー式スライデイングノズル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は面圧負荷解除及びプレートレンガの交換が迅
速簡易なロータリー式スライディングノズル装置の提供
に係わる。

「従来の技術」、「発明が解決しようとする問題点」 従来より単にプレートレンガ又はノズルレンガの交換の
みでなく２例えば、プレートレンガが支持物をも包含し
たものをカセット式に交換する方式においては、その着
脱が迅速簡易になし得る様、種々のものが提案されては
いるが、各れもその面圧負荷解除又は操作は複数個所に
配されたボルト等の点個所締結手段を相対的なバランス
に留意しつつ操作するものであり、その間取換え物の支
持が必要であったり、さほど簡易迅速化は果されていな
いのが実状である。

「問題点を解決するための手段」、「作用」本発明は畝
上の点にかんがみワンタンチ操作で極めて簡易迅速に面
圧負荷解除又は操作が成し得る装置を特に、スライディ
ングノズル装置の一部を取換え交換するところの方式の
ものにおいて提供せんとするもので、本発明の要旨とす
るところは、ロータリー式スライディングノズル装置に
於いて、固定プレート側固定金枠に円周方向回動可能に
ローターを設け、該ローターに摺動プレート側金枠を固
定プレートと摺動プレートが摺動面を境に離脱可能に設
け、前記ローターと摺動プレート側金枠が一体的に回動
し得るとしたところにある。

「実施例」 以下、本発明利用の各実施例を図にもとづいて詳細に説
明する。

第１図、第２図に示すものはロータリー式スライディン
グノズル装置において上金枠、固定プレートは容器鉄皮
に固定とし、他方摺動プレート。

下ノズル、摺動プレート止金具、下金枠等の部分をセン
トとしてカセット式に交換するものとした場合で、図中
１は容器鉄皮、２は該容器鉄皮１に溶接された下金枠、
３は核上金枠２に支持されている固定プレートである。

４並びに５は摺動プレート並びに下ノズルレンガを各々
示し、６は該容器鉄皮１に溶接された周枠、７は該周枠
６に係合の取付金枠（ローターとも称する）で、当該係
合接触面にはベアリング等の摺動部８が配され、その内
周面にはバヨネット＋１９が刻設され、また、外周面は
ギヤー１０が設けられている。

１１は底板突出態様の受Ｉ状下金枠兼摺動金枠で、その
筒外周面には前記バヨネット溝９に対応するハヨネッ）
　！１２が刻設され、その底板外周面はギヤー１３とな
っており、筒内面周には後述する摺動プレート止金具の
挿嵌用ガイド縦溝１４が刻設されている。

１５は摺動プレート止金具で、該摺動プレート４を受載
し、かつ、下ノズルレンガ５を嵌着しており、その外周
に設けた突部１６を前記ガイド溝１４に嵌合することに
よって垂直方向に対して摺動部に、かつ、水平回動方向
には掛止効果によって該下金枠兼摺動金枠１１と一体関
係となっている。

１７は咳摺動プレート止金具工５と該下金枠兼摺動金枠
１１との間に介装された面圧付与用のバネである。

かかる摺動プレート止金具１５を挿嵌受載した下金枠兼
摺動金枠１１が本装置に於けるカセット式着脱物である
。

１８は安全ロックとしてのボルトで、これは該下金枠兼
摺動金枠１１の透孔１９を通して該取付金枠７に穿孔し
たビス孔２０に蝦着されて両金枠を一体的に固定して、
後述の摺動プレート４の回転操作の際取付金枠７と下金
枠兼摺動金枠１１とが一体となって作動させるためのも
のである。

２１は該ギヤー１０並びに１３の両者に対して上下に移
動をして各々に対して噛み合うものとした駆動ギヤー、
２２は軸受、２３は減速装置、２４はモーターを示す。

下金枠２、周枠６は一体物でも良く　（これらを固定プ
レート側固定金枠とも称する）、これ等の容器鉄皮１へ
の固定はボルト止めでも良い。これ等は（ｌの実施例で
も同様である。

尚下金枠兼摺動金枠１１、摺動プレート止金具１５等を
摺動プレート側金枠とも称する。

畝上の如き構成により前述カセット式、Ｖａ物は９．１
２のバヨネット機構を介して回動操作をもって着脱し得
、所定位置にまで回動したところで前述の安全ロックを
施こし、駆動ギヤー２１をギヤー１０に噛み合わせて該
カセット式着脱物を回動させるものである。

前述の着脱回動操作は駆動ギヤー２１をギヤー１０噛み
合わせ、他方の噛み合い伝動を受けない部材に図示省略
した回動阻止手段を働らかせつつ伝動を行なうものであ
る。

斯る場合はギヤー１３は無くても良い。

その他取付金枠７を第３図及び第１０図の説明の様に容
器鉄皮側等へ対するロック装置（図示せず）によってロ
ックしておき、その後駆動ギヤー２１をギヤー１３に噛
合せ、下金枠兼摺動金枠１１を回動するか、もしくは下
金枠兼摺動金枠１１を外部より他の手段（図示せず）に
より回動し、着脱回動操作を行う事も出来る。

然る後前述同様安定ロック１８を施こし、一方図示省略
の取付金枠７回動阻止ロック装置を外しカセット式着脱
物を回動させるものである。

なお、当該バヨネットに代えて他の面圧負荷解除機構例
えばネジとしても良いし、バヨネットも図示のものの如
く勾配を有するものあるいは第２”図に示す如くの勾配
を有しないものであっても良いので、同図のものにあっ
ては、下金枠兼摺動金枠１１例のバヨネット溝Ａの入口
部には回動水平面上に突部Ｂが付形されていてこれに、
取付金枠７側のバヨネット突部Ｃが、該下金枠兼摺動金
枠１１！！、バネ１７によって下方に押し下げられるた
めに掛止することとなり安全ロック装置の役をなすもの
である。

該突部Ｂ及びバヨネット突部Ｃの形状が図面では角形に
なっているが勾配や丸みを持たせる事により着脱回動が
容易になる。

該突部Ｂのないときは通常のボルトネジ等による安全ロ
ック装置を施こせば良い。

尚、この第′針図の場合にあっては下金枠兼摺動金枠１
１を外部より他の手段により容器へ押圧し、面圧負荷を
行った後、その状態を保って取付金枠７あるいは下金枠
兼摺動金枠１１を回動させ、バヨネット突部Ｃをバヨネ
ット１！Ａに噛合せるものである。

面圧解除は、この逆手順で行う。

この方法は第１．第２図に附る事なく他の例にも通用さ
れるものである。

畝上の如く当該構成にあっては単にカセット式着脱物へ
回転動を伝達することによってワンタンチでその面圧付
与、解除と同時に着脱作業をなし得てしまい前記従来手
段に比し、はるかに迅速簡易であるほか、１ケの駆動ギ
ヤーを切換えることで面圧負荷解除又はカセット体の着
脱と摺動プレートの回転動とがなし得て極めて便利であ
る。

なお、畝上本発明構成はカセット式に限定使用されるも
のである必要はなく、容器の状態１作業条件によっては
カセットでない使い方をすることができるものであり、
以下に掲げる実施例も同様である。

第３図に示すものは変形例で前述のものと異なり摺動プ
レート、下ノズルを嵌着支持するところの摺動金枠３０
のみを回動させる方式の場合で既述のものに比し構造簡
素、摺動プレートに対するより直接的な伝動化並びに駆
動時の駆動ギヤーの溶湯輻射熱からの遮蔽効果（下金枠
内に隠れることによって）を図ったものであり、構成相
違点としては、その内周面に面圧負荷解除機構３１を設
けた取付金枠（固定プレート側固定金枠とも称する）３
２を回動不要のため直接容器鉄皮に溶接したこと、下金
枠（ローターも兼ねる）３３にあっては、その上部外周
面に該甥合部３１に対応した蜆合部３４を設け、かつ、
その内底周辺部にバネボックス３５を配して、その上に
摺動部３６を介して摺動金枠３０を受載していること等
である。尚、下金枠３３．摺動金枠３０等を摺動プレー
ト側金枠とも称する。

なお、３７は廻り止め用の回動バーの安全ロック装置で
、該下金枠３３の突き出し部３８の係合１！３９に係合
するものであり、又、進退可の傘形の駆動ビニオン４０
は該下金枠３３の側壁に設けた開口４１を貫通して、該
摺動金枠３０の周辺に設けたランクギヤー４２に噛み合
うものとなっている。

当構成の面圧負荷解除又は着脱操作は下金枠３３を適宜
手段をもって所定位置にまで回動して螺合させてから廻
り止め用の回動バー３７を作用させてロックし、回転駆
動力の伝動を行なうもので、逆手順ではずれる。

なお、該蝮合部に代えて他の面圧負荷解除機構としても
良いのは前述のものと同様である。

本例でのローターは面圧負荷解除及び着脱のためのみの
ものである。

第４図、第５図は前述のサイドバネ方式において、当該
号イドバネを可回動ギヤー盤に設置すると共にその内周
面にバヨネットを配することによって同一ギヤーの噛み
合いにより面圧負荷解除又はカセット体の着脱と摺動プ
レートの回動とをなし得るものとして、より便宜化を図
ったものであり、図中６０は容器鉄皮に溶接される周枠
（固定プレート側固定金棒とも称する）、６１はバネボ
ックス６２を間欠配置し、ギヤー６３を周設したところ
のギヤー盤（ローターとも称する）で、当該周枠６０に
摺動部６４を介在して装着されている。

６５は該バネボックス６２内のバネ受筒で、その突出部
６６にはバヨネット６７が刻設されていて、この部分は
該ギヤー盤６１に間欠穿孔された開口６８より突き出て
いる。

６９は下金枠で、該バヨネット６７に対応したバヨネッ
ト７０が刻設されている。

７１は摺動金枠、７２は安全ロック装置である。

尚、下金枠６９、摺動金枠７１等を摺動プレート側金枠
とも称する。

畝上構成により該下金枠６９を固定した状態で該ギヤー
６３に駆動ギヤーよりの動力を伝えればハヨネッｌ−６
７、７０間の面圧負荷解除又は着脱がなされ、また、バ
ヨネット係合後、該安全ロック装置７２によってギヤー
盤６１、下金枠６９、摺動金枠７１の三者を一体化すれ
ば上記動力伝動をもって摺動プレート回動がなされ得る
。

なお、該摺動金枠７１の該下金枠６９に対する受載を摺
動部７３を介在してなすものとし、咳摺動金枠７１にラ
ンクギヤ−７４を設け、かつ、該ギヤー盤６１の容器鉄
皮側に対するロック装置（図示せず）を設けるものとす
れば該安全ロック装置７２のロックをギヤー１１６１と
下金枠６９間のみに働らかせておいて該ランクギヤー７
４に別途設けた駆動ビニオン（図示せず）を噛み合わせ
て摺動金枠７１のみを回動させることも可能である。

安全ロック装置７２は必要により下金枠６９までロック
する場合と摺動金枠７１までロックする場合があり、あ
るいは当初より下金枠６９までしかロックできないよう
に限定しておくこともできる。

なお、バヨネットに代え他の面圧負荷解除機構としても
良いのは既述のものと同様である。

なお第５図はバヨネットを噛合わせる前の状態を示す。

第６図、第７図は変形例で既述のカセット体がヒンジに
よって容器鉄皮側に残置し得るものとしたものをロータ
リー式装置において実現した場合を示し、その特徴構成
点としては容器鉄皮に縦長ピン孔１００を設けた（カセ
ット体着脱時の上下移動に対応するため）軸受体１０１
を固定し、これにビン止め１０２によって枢着される扉
状の開閉中立金枠１０３に同筒状の回動取付金枠（ロー
ターとも称する）１０４が入る円形状の孔をくりぬき、
この円形状の中心を回転軸心として回動取付金枠１０４
を可回動に抱着させる点にあり、図示実施例においては
該回動取付金枠１０４が容器鉄皮に固定の取付金枠（固
定プレート側固定金枠とも称する）１０５との間でバヨ
ネット１０６によって締結合し、また、バネボックス１
０７を介して下金枠１０８を受止し、当該下金枠１０８
が摺動部１０９を介して摺動金枠１１０を受載し、当該
摺動金枠１１０に設けた受動ギヤー１１１に噛み合う駆
動ビニオン１１２は該下金枠１０８並びに該回動取付金
棒１０４の側面開口部１１３゜１１４より差し込みされ
るものとしである。

該駆動ビニオン１１２は開閉中立金枠１０３を開閉時邪
魔にならないように進退自在又は水平回動出来るもので
ある。

なお、図示省略しであるが取付金枠１０５と回動取付金
棒１０４との間には安全ロックが施こされ回動取付金枠
１０４に設けたギヤー１０４゛に駆動ビニオン１１２を
当接して回動させ面圧をかける。尚、下金枠１０８、摺
動金枠１１０等を摺動プレート側金枠とも称する。

畝上構成によりカセット体はバヨネット脱係後にあって
も容器鉄皮側に残置することとなり、しかも内面を露呈
しているので、プレートレンガ等のみの交換が可能とな
っている。

なお、バヨネットに代えて他の面圧負荷解除機構として
も良いのは他の例と同しである。

尚本例でのローターは面圧負荷解除及び着脱のためのみ
のものである。

「発明の効果」 畝上の如く本発明はスライディングノズル装置の面圧付
与解除及びプレートレンガの交換を単なる回動操作のみ
をもって、ワンタンチ式になし得て極めて簡易迅速であ
る。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実ａＳ様を示し、 第１図は縦断面図、第２図は第１図のものの一部破断断
面図、第２′図は構成要部図、第３図は縦断面図、第４
図は部分縦断面図、第５図は第４図のものの底面図、第
６図は第７図中ＸＶ〜χシ線に沿い切断の上矢印方向に
視た断面図、第７図は底面図である。 ８・−・摺動部、９・−バヨネット溝、　１０−ギヤー
。 １２・−バヨネット溝、　　１３−ギヤー、１４・−ガ
イド縦溝、　　２１−駆動ギャー、　Ａ−バヨネット溝
、　　Ｂ−・突部、　Ｃ・−バヨネット突部。 ３１−面圧負荷解除機構、３４・−・螺合部、４２−・
−ラックギヤー、　　６３−＝−ギヤー、６フーバヨネ
フト、７０−バヨネット、　　１０６−バヨネット。 １１１−受動ギャー、　　１１２−駆動ピニオン。 １０４−一回動取付金枠。 ブリ１−一 手　　続　　補　　正　　書 平成３年　７月３１日 昭和６０年　特　許　願　第２２１２３６号２、発明の
名称 ロータリー式スライディングノズル装置３、補正をする
者 事件との関係　　　特許出願人 名　称　　　　　　黒画窯業　株式会社４、代理人　　
■１６４　　置　０３−１３３８２〜６７７１　　（代
）°ｊ ］ ５、補正命令の日付 昭和６１年　１月　８日 孝 へ 町 （１）添付図面の第２°図を削除し、第８図を別紙の如
く付加する。 （２）第１４頁第１１行目の「第２゛図」とあるを「第
８図」と補正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 固定プレート側固定金枠に円周方向回動可能にローター
   を設け、該ローターに摺動プレート側金枠を、固定プレ
   ートと摺動プレートが摺動面を境に離脱可能に設け、前
   記ローターと摺動プレート側金枠が一体的に回動し得る
   ロータリー式スライディングノズル装置。