JPH04153455A - 手摺り - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明はバルコニー、ベランダ等の屋外、室内の建物
に使用される手摺りに関する。

［従来の技術］ 従来から、建物のバルコニー、ベランダあるいは階段、
橋などには、落下防止や安全性の確保のための手摺りが
使用されている。この手摺りを構成する本体枠内に設け
られるものには、縦格子、板面なとがあり、各種の形状
の手摺りが提案されている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、従来の手摺りの場合、本体枠内部に縦格
子、板面なと一体化して製造した一体型の手摺りが一般
的であったため、それら縦格子、板面などの壁面部材の
種類に応じて、別個に手摺り自体を設計する必要があり
、したがって、製造コストが高くなる上、多種類の手摺
りを用意しなければならない問題があった。

また、バルコニー、ベランダ等に使用される手摺りは、
錆びるなどして手摺り壁面部材の強度が落ちたとき、あ
るいは破損したときなどは、安全性の確保のため、手摺
り全体を交換する必要があった。

さらに、例えば、格子型の手摺り壁面部材を有した手摺
りをベランダに取付けた後に、新たに道路又はビルがで
きたりすることによって、防音効果又は人に部屋の内部
をのぞかれないように、格子型の手摺り壁面部材を新た
に平板型にしたいときがあるが、従来のように一体型の
手摺りでは手摺り全体を取替える必要があった。

この発明は、上記従来技術の課題を解決するためになさ
れたもので、多種多様な手摺りを簡単に製造することの
できる手摺りを提供することを目的とする。

また、この発明の別の目的として、手摺り本体枠に設け
られた壁面体取付部に、壁面体を簡単かつ迅速に取替え
ることができる手摺りを提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 」１記課題を解決するため、請求項１記載の発明は、手
摺り本体枠に壁面体取付部を設けるとともに、該壁面体
取付部に壁面体を取り付けた構成となっている。

また、請求項２記載の発明は、請求項１記載の発明にお
いて、前記壁面体が、取替え可能に前記壁面体取付部に
取り付けられている構成となっている。

なお、本明細書において、壁面体とは手摺り本体枠に取
付けられる壁面部材を言い、壁面パネルのほか、縦格子
、横格子などの手摺り子等を含んだ概念として使用して
いる。

［作用］ 請求項１記載の発明によれば、手摺り本体枠に設けられ
た壁面体取付部及びこれに取り付けられる壁面体を一定
規格で作っておくとともに、壁面体の種類、例えば、縦
格子、網目、アルミ平板などを揃えておけば、製造コス
トをかけずに多種多様な手摺りを簡単に製造することが
できる。

また、請求項２記載の発明によれば、壁面体取付部に壁
面体を取替え可能に取り付けるようにしているので、迅
速かつ簡単に壁面体の取替えが可能になる。従って、壁
面体を壁面体取付部に取り付けたあと、破損等の後発的
な理由によって取替えを必要とすることとなっても、新
たな壁面体を迅速かつ簡単に取替えが行なえる。

［実施例コ 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図はこの本発明を建物用手摺りに適用した場合の実
施例を示す正面図である。

この実施例に係る建物用手摺り１は、第１図において示
すように、手摺り本体枠２に設けられた壁面体取付部１
０に壁面体１２が取付けられた構成となっている。手摺
り本体枠２及び壁面体１２は例えば金属などの強度の高
い材料で作られ、その表面には腐蝕防止用の塗装が施さ
れている。

第２図はこの実施例に係る建物用手摺り１において、壁
面体１２を取り外した状態を示す正面図である。

手摺り本体枠２は、例えば、所定間隔で設けられた柱４
，４と、これら柱４，４間に横架された上側横架部材（
笠木）６、下側横架部材（下ざん）８および幕板９等と
から構成されている。図中、４１は仕切り柱である。壁
面体取付部１０ａ、１０ｂはそれぞれ上側横架部材６．
下側横架部材８に設けられ、その壁面体取付部１０ａ、
１０ｂに壁面体１２の外枠が収納されてビス等で固定さ
れるようになっている。

第３図は第１図に示す建物用手摺り１に使用する縦格子
型の壁面体１２の正面図である。

この縦格子型の壁面体１２はパネル外枠１３内に縦格子
１４が所定間隔ごとに立設された構成となっている。

第４図は壁面体１２を外側に外した状態での第１図のＡ
−Ａ断面図、第５図は壁面体１２を取付けた状態での上
側取付部１０ａ、下側取付部１０ｂの拡大断面図である
。

第４図に示すように、壁面体取付部１０は上側横架部材
６．下側横架部材８にそれぞれ設けられた上側取付部材
１０ａ、下側取付部材１０ｂによって構成されている。

また、第５図に示すように上側取付部材１０ａは壁面体
１２の上側外枠１３ａが嵌合される収納部２０を有して
おり、該収納部２０内に収納された上側外枠１３ａは、
上側取付部材１０ａにボルト３０で固定されている。下
側取付部材１０ｂの上面には壁面体１２の下側外枠１３
ｂが当接する固定用立設部材２２が設けられており、該
固定用立設部材２２にも壁面体１２の下側外枠１３ｂと
ともにボルト３２で下側取付部材ｌＯｂに固定されてい
る。

壁面体１２を手摺り本体枠２に取り付ける手順について
説明する。まず、壁面体１２の」二側外枠１３ａを前記
収納　２０に一部嵌め込んだ状態で壁面体１２の下側を
固定用立設部材２２側にスライドさせる。次に、前記壁
面体１２の下端部が固定用立設部材２２に当接したら、
その位置で、その壁面体１２の上側外枠１３ａ及び下側
外枠１３ｂをそれぞれボルト３０．３２により」二側取
付部材１．　Ｏｂおよび下側取り付は部材１０ｂに固定
する。これにより、手摺り本体枠２に体する壁面体１２
の取り付けが完了する。

このように、収納部２０に上側外枠１３ａが嵌合される
構成にすることにより、風９人力などの外力によっても
安定した状態で固定することができる。

また、下側取付部材ｉｏｂに固定用立設部材２２だけを
設けることにより、簡単に壁面体１２の取付けが可能に
なる。

このような実施例によれば、一種類の手摺り本体枠２を
用意し、」〕記した壁面体の種類を取替えることによっ
て、手摺り本体枠２を取替えることなく、手摺りの外観
を全く変えることができ、多種多様な手摺りを低コスト
で迅速かつ用意に製造することができる。

本発明は前記実施例に限らず、本発明の要旨内において
各種の変形が可能である。

例えば、壁面体の種類も図面に示したものだけでなく、
例えば、第６図に示すように、第３図に示すパネル外枠
と同様なパネル外枠１３に網目状鉄線１５を取付けて構
成した壁面体１４、第７図に示すように、同じパネル外
枠１３にアルミ平板１７を取付けて構成した壁面体１６
、あるいは図示しないが、一般の手摺りに使用される手
摺り子の形態を採用したもの、或は模様、絵等が彫られ
たり、描かれたような装飾的な壁面体も採用することが
できる。

また、第４図及び第５図に示した壁面体取付部はパネル
が取替え可能なように構成されているが、安全性の面か
ら固定用ボルトは、自然には緩まない構成にすると良い
。

また、後発的に壁面体を取替える必要がない場合には、
工場出荷段階で壁面体を手摺り本体枠に溶接等により完
全に固着すればよい。

また、製造の単位となる手摺り本体枠に取付ける壁面体
の数も前記実施例のように２個に限定されず、１個或は
３個以上設ける構成にしても良い。

更に、前記実施例では、手摺り本体枠２は所定間隔で設
けられた柱４，４と、該柱４，４間に横架された上側横
架部材６及び下側横架部材８とがら構成されているが、
壁面体１２自体に上側横架部材６或は下側横架部材８の
どちらか一方の横架部材を予め取付けた構成にしても良
い。

さらにまた、上記実施例では、本発明を建物用手摺りに
ついて適用した場合の例で説明しているが、これに限ら
ず、階段や橋に使われる手摺りについても適用可能であ
る。

［発明の効果］ 以上、説明したように請求項１記載の発明によれば、１
つの手摺り本体枠に種類の違う壁面体を取付けるだけで
、製造コストをかけることなく、外観の違う多種多様な
建物用手摺りを迅速かつ簡単に製造することができる。

また、請求項２記載の発明によれば、壁面体が取替えで
きるように構成されているので、工場出荷後の後発的な
理由によって取替えを必要とする事態が生じた場合でも
、迅速かつ用意に、新たな壁面体の取替えを行うことが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの本発明を建物用手摺りに適用した場合の一
実施例を説明するための正面図、第２図はこの実施例に
係る建物用手摺りにおいて壁面体を取り外した状態を示
す正面図、第３図は第１図に示す建物用手摺りに使用し
ている縦格子型の壁面体の正面図、 第４図は壁面体を外側に外した状態での第１図のＡ−Ａ
断面図、 第５図はその上側取付部及び下側取付部の拡大断面図、 第６図及び第７図は壁面体の他の例を示す図である。 １・・・・建物用手摺り、２・・・・手摺り本体枠、４
・・・・柱、６・・・・上側横架部材、８・・・下側横
架部材、１０・・・・壁面体取付部、１２，１４゜６・
・・・壁面体、２０・・・収納部、２２　　固定用立設
部材。 と；Ｚ 図 竿 関

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）手摺り本体枠に壁面体取付部を設けるとともに、
   該壁面体取付部に壁面体を取り付けたことを特徴とする
   手摺り。
2. （２）前記壁面体は、取替え可能に前記壁面体取付部に
   取り付けられていることを特徴とする請求項１記載の手
   摺り。