JPH04151078A - 燃料コック用ゴムパッキン - Google Patents

燃料コック用ゴムパッキン

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Publication number
JPH04151078A
JPH04151078A JP2271229A JP27122990A JPH04151078A JP H04151078 A JPH04151078 A JP H04151078A JP 2271229 A JP2271229 A JP 2271229A JP 27122990 A JP27122990 A JP 27122990A JP H04151078 A JPH04151078 A JP H04151078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
base polymer
hydrogen
fuel oil
rubber packing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2271229A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiro Ota
太田 典宏
Nobuyuki Takezawa
竹澤 信幸
Shinichi Wakabayashi
伸一 若林
Koji Uomori
魚森 康治
Yuji Kato
雄二 加藤
Koichi Sunakawa
砂川 浩一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Yamashita Rubber Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Yamashita Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Yamashita Rubber Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2271229A priority Critical patent/JPH04151078A/ja
Publication of JPH04151078A publication Critical patent/JPH04151078A/ja
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  • Sealing Devices (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、複数の燃料油通路を備えるコック本体と、前
記各燃料油通路間の連通・遮断を選択的に切換えるべく
該コック本体に回動可能に支承される弁体との間に介設
される燃料コック用ゴムパツキンに関する。
(2)従来の技術 従来、燃料コックに用いられるゴムパブキンは、そのコ
ストおよび耐燃料油性を考慮して、ニトリルゴム(NB
R)、特にニトリル含有量の多い極高ニトリルゴムをベ
ースポリマーとして形成されるものが一般的である。ま
た一部には、耐燃料油性等を考慮してフッ素ゴムをベー
スポリマートシて形成されるものもある。
(3)発明が解決しようとする課題 ところが、極高ニトリルゴムをベースポリマーとして形
成されたゴムパツキンでは、酸敗ガソリン(ガソリンの
長期放置により分子構造の一部に空気中の酸素が結合し
、−00H基や一〇H基を有したガソリン変質物)に対
する物性劣化が大きく、燃料コックの作動により損傷す
ることがあり、しかも低温時のシール性が劣る(−15
°Cが限界)。
またフッ素ゴムをベースポリマーとして形成されたゴム
パツキンでは、コストが高く(原材料比でNBRに対し
て約10倍)、低温時のシール性にも優れているとは言
い難い(−10°Cが限界)。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、酸
敗ガソリンに対す−る耐久信顛性を向上し、低温シール
性に比較的優れ、しかも低コストであル燃料コック用ゴ
ムパツキンを提供することを目的とする。
B8発明の構成 (1)課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明ゴムパツキンは、水
素添加ニトリルゴムをベースポリマーとして形成される
(2)作用 水素添加ニトリルゴムは、その分子構造中に酸化され易
い二重結合部分が少ないため酸敗ガソリンに対する耐久
信鎖性が向上し、また同量のニトリル含有量で比較する
と極高ニトリルゴムに比べて低温脆化が小さく、しかも
コストはフッ素ゴムに比べると低い。
(3)実施例 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について説
明する。
この燃料コックlは、コック本体2と、該コ・ンク零体
2との間に本発明に従って形成されたゴムパツキン3を
介在させて前記コック本体2に回動可能に支承される弁
体4とを備え、図示しない燃料タンクの底部に連結され
る。
コック本体2の側部には、有底の支持穴5を形成する支
持筒部6が突設されており、円盤状に形成された弁体4
が前記支持穴5内に回動可能に嵌合され、弁体4の外周
面には支持穴5の内面に摺接するシール部材7が嵌着さ
れる。また支持穴5の閉塞端と弁体4との間にゴムパツ
キン3が介在せしめられ、支持突部6の外端に固着され
る押さえ板8と弁体4との間にはウェーブワッシャ9が
介装される。しかも弁体4の外端には、押さえ板8を貫
通して外方に延びるレバー10が一体に設けられており
、このレバー10により弁体4を回動操作可能である。
一方、コック本体2には、燃料タンク内に通じる入口側
主燃料油通路11と、この入口側主燃料油通路11より
も低い位置で燃料タンク内に通じる入口側補助燃料油通
路12と、コック本体2の下部に装着されている燃料油
ストレーナ14内に通じる出口側燃料油通路13とが穿
設されており、これらの燃料油通路11,12.13は
、前記支持穴5の底部に開口される。しかもゴムパツキ
ン3には各燃料油通路11〜13に対応した開口が設け
られており、したがって各燃料油通路11〜13はゴム
パツキン3の弁体4に対向する面に開口することになる
。また弁体4のゴムパツキン3に対向する面には、各燃
料油通路11〜13を選択的に連通させるべく円弧状に
形成された連通溝15が穿設されており、弁体4は、連
通溝15を介して入口側主燃料油通路11および出口側
燃料油通路13間を連通させる位置と、連通溝15を介
して入口側補助燃料油通路12および出口側燃料油通路
13間を連通させる位!と、入口側両燃料油通路11.
12および出口側燃料油通路13間を遮断する位置との
間で回動可能である。
またコック本体2には、出口側燃料油通路13からの燃
料油を燃料油ストレーナ14で濾過して導出するための
導出口16が穿設される。
このような燃料コック2において、ゴムパツキン3は、
ベースポリマーとして水素添加ニトリルゴムを用い、さ
らに補強剤、可塑剤、架橋剤、架橋促進荊、架橋助剤お
よび老化防止剤を加えて形成される。
しかも水素添加ニトリルゴムの水素添加率は、酸敗ガソ
リンに対する劣化を考慮して75%以上であることが望
ましく、かつ燃料油に対する膨潤性を考慮して38〜5
0%の含有アクリロニトリル量を有することが望ましい
。また補強剤としては、作動特性(耐久性および作動荷
重)を考慮してカーボンブラックを用いることが望まし
く、このカーボンブラックの添加量はベースポリマーに
対して80〜130重量部であることが望ましい。
さらに可塑剤は、膨潤乾燥後の収縮によるシール漏れを
考慮して全ゴム重量比率で16%以下であることが望ま
しく、しかもフタル酸エステル等の一般材単独配合より
も低温脆化を考慮して脂肪酸エステルと併用されること
が望ましい。
上述のような組成にすると、水素添加ニトリルゴムは、
その分子構造中に酸化され易い二重結合部分が少ないた
めゴムパツキン3の酸敗ガソリンに対する耐久信鯨性が
向上し、また同量のニトリル含有量である極高ニトリル
ゴムをベースポリマーとしたゴムパツキンに比べると、
低温脆化を小さく、かつフッ素ゴムに比べてコストを低
くすることが可能となる。
次に、本発明の一実施例に係るゴムパツキンと、極高ニ
トリルゴムをベースポリマーとした従来のゴムパツキン
(比較例■)ならびにフッ素ゴムをベースポリマーとし
た従来のゴムパツキン(比較例■)とについて、性能比
較テストを行なった結果を表■に示す。
ここで実施例ゴムパツキン、ならびに比較例I■のゴム
パツキンの組成は次の通りである。
〔実施例〕
水素添加ニトリルゴム   100重量部カーボンブラ
ック     100重量部可塑剤         
  30重量部架橋剤その他         9重量
部〔比較例■〕 極高ニトリルゴム   ・ 100重量部カーボンブラ
ック     100重量部可塑剤         
  30重量部架橋剤その他         9重量
部〔比較例■〕 二元系フッ素ゴム カーボンフ゛う・ンク 水酸化カルシウム 酸化マグネシウム 表 ■ 100重量部 15重量部 6重量部 3重量部 上記表■で明らかなように、本発明に従って形成された
ゴムパツキン3は、従来のゴムパツキンに比べて優れた
特性を示すものである。
C9発明の効果 以上のように本発明ゴムパツキンは、水素添加ニトリル
ゴムをヘースポリマーとして形成されるので、酸敗ガソ
リンに対する耐久信頼性および低温シール性を向上させ
ることができ、しかも比較的低コストである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明ゴムパツキンを用いた燃料コックの縦断側
面図である。 1・・・燃料コック、2・・・コック本体、3・・・ゴ
ムパツキン、4・・・弁体、11,12.13・・・燃
料油通路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の燃料油通路(11、12、13)を備えるコック
    本体(2)と、前記各燃料油通路(11〜13)間の連
    通・遮断を選択的に切換えるべく前記コック本体(2)
    に回動可能に支承される弁体(4)との間に介設される
    燃料コック用ゴムパッキンにおいて、水素添加ニトリル
    ゴムをベースポリマーとして形成されることを特徴とす
    る燃料コック用ゴムパッキン。
JP2271229A 1990-10-09 1990-10-09 燃料コック用ゴムパッキン Pending JPH04151078A (ja)

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JP2271229A JPH04151078A (ja) 1990-10-09 1990-10-09 燃料コック用ゴムパッキン

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JP2271229A JPH04151078A (ja) 1990-10-09 1990-10-09 燃料コック用ゴムパッキン

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ID=17497154

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JP2271229A Pending JPH04151078A (ja) 1990-10-09 1990-10-09 燃料コック用ゴムパッキン

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012070677A1 (ja) * 2010-11-26 2012-05-31 内山工業株式会社 耐摩耗性に優れたシール部材及びそれを用いたシール構造
WO2014050853A1 (ja) * 2012-09-26 2014-04-03 日本ゼオン株式会社 架橋性ゴム組成物およびゴム架橋物

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