JPH0414991Y2 - - Google Patents

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JPH0414991Y2
JPH0414991Y2 JP18701585U JP18701585U JPH0414991Y2 JP H0414991 Y2 JPH0414991 Y2 JP H0414991Y2 JP 18701585 U JP18701585 U JP 18701585U JP 18701585 U JP18701585 U JP 18701585U JP H0414991 Y2 JPH0414991 Y2 JP H0414991Y2
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JP
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bale
roll
cutter
supply gutter
cutting
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JP18701585U
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野を] 本考案は、ロールベーラーにより円柱状に巻込
圧縮された牧草や稲藁などのロール状のベール
を、家畜の飼料や敷料、または圃場の肥料等に供
すべく解切するためのロールベール用のカツター
に関するものである。
[従来の技術] ロール状またはブロツク状に成形されたベール
を解きほぐしながら切截するベールカツターは、
従前のものにあつては、機枠内に、高速で回転す
る回転軸を横架し、その回転軸の周面に該回転軸
中心に回転する多数の解切刃を軸方向に並列状態
に装着し、機枠の上面には、それら解切刃の刃先
の回転軌跡の上周側を突出させる窓穴を開設し、
かつ、その機枠の上面側には、上端開口部をベー
ル投入口とした筒状体を、それの下端開口部が前
記機枠上面に開設した窓穴と接続する状態に立設
するとともに上下方向となる該筒状体の軸芯線中
心に低速で回転するように軸架し、機枠の側面に
は、解切刃が切截しながら引き込んだ牧草類の切
截片を放出する放出口を設けておくことで構成し
てある。
そして、ベールの解切作業を行なうときは、ベ
ールがロール状に成形されている場合には、ベー
ルをそれの軸線方向が上下方向となる姿勢として
前述の筒状体内に投入して、それの軸方向の一方
の端面が、機枠の上面の窓穴から並列して突出す
る多数の解切刃の刃先群の上に載る状態とし、こ
の状態で、回転軸の駆動により解切刃を高速回転
させて、ベールを端面側から切截していき、さら
に、その状態において筒状体を低速で回転させて
いくことで、ベールの端面に対する解切刃の切截
部位と切截方向を順次変えていくことにより、解
切刃がベールを切截しながら機枠内に引き込み、
機枠の側方に切截片として放出していくように使
用される。
ベールがブロツク状に成形されている場合は、
それの所望の壁面が、前述の機枠の上面の窓穴か
ら突出する多数の解切刃の刃先の上に載るよう、
所望の姿勢で筒状体内に投入し、ロール状のベー
ルの場合と同様に使用する。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来のベールカツターは、高速回転する多
数の解切刃が、ベールをかきむしるようにして切
断するものであるため、ベールの切断長さがばら
ばらで不正確であり、切断ベールの使用上の問題
があつた。そして、同じく高速回転する多数の解
切刃が、ベールをかきむしる際に激しくたたく作
用をなすため、ベール中にたまつている塵埃を周
囲に飛散させる結果となり、作業の安全衛生上問
題があつた。
また、上記従来のベールカツターは、もつぱら
ベールを切断するだけの特殊なカツターであつた
ため、使用範囲が限定され、価格も高くなつて、
あまり普及してはいなかつた。
本考案は、従来手段に生じている上述の問題を
解消せしめるためになされたものであつて、ベー
ルのうち、ロール状に成形されるものがブロツク
状に成形されるものに比して圧倒的に多いことか
ら、このロール状のベールの解切作業が、切截寸
法を揃え、かつ、作業環境を衛生的に保持する状
態で行なえ、しかも汎用性のある安価なロールベ
ール用カツターを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] そして、本考案においては、上記目的を達成す
るための手段として、回転刃および固定刃を収容
した切截室と、該切截室の入口前面に上下一対の
送込ロールを収容した送込室と、該送込室の入口
前面にベルトコンベアを横架した供給樋とを装設
してなる藁カツターの、前記供給樋の前部または
側部に、ロールベールをそれの軸芯線中心に回転
するよう支持する回転テーブルを並設してなるロ
ールベール用カツターを提起するものである。
[作用] この本考案手段によれば、ロールベールを回転
テーブルに装架して、このロールベールを、機体
の側方に立つ作業者が手作業により端から解きほ
ぐしながら、解きほぐした牧草類を、順次藁カツ
ターのベルトコンベヤ上にのせていくことによ
り、ロールベールから解きほぐして引き出した牧
草類が、ベルトコンベヤにより藁カツターの送込
室に搬送され、そこに軸支してある送込ロールに
より挾圧されて強制的に一定速度で切截室に送込
まれ、回転刃と固定刃とにより一定長さに切断処
理されて放出されるようになる。
[第1実施例] 本考案の第1実施例を第1〜2図とともに説明
する。
aは藁カツターで、回転刃1,1及び固定刃2
を収容した切截室3と、該切截室3の入口前面に
上下一対の送込ロール4,4を収容した送込室5
と、該送込室5の入口前面にベルトコンベヤ6を
横架した供給樋7とを装設してなる通常のもので
ある。
そして、これらの各回転部材の駆動機構は、モ
ーター9がカツター主軸10にVベルト11を介
して連結し、カツター主軸10が送込ロール4お
よびカウンター12にVベルトを介して連結し、
送込ロール4が他方の送込ロール4にギヤを介し
て連結し、カウンター12がプーリー13にVベ
ルトを介して連結してある。なお、図中符号14
は機枠、15は排出樋、16は伝導部の安全カバ
ー、17は脚杆、18は車輪、19は固定足であ
る。以上の構成の藁カツターaは従来公知のもの
と変わりはない。
回転テーブル8は、円盤状に形成されてあり上
記藁カツターaの供給樋7に装着したベルカバー
20により、供給樋7の前部(ベルトコンベヤ6
の始端側)において供給樋7の中間幅位置に平伏
した上向き状態に取着されている。この回転テー
ブル8は、その中心にロールベールWを差し込ん
でロールベールWが回転テーブル8上から離脱し
ないようにするための芯棒21を縦方向に貫通挿
着してあり、該芯棒21を介して上記ベールカバ
ー20に支承されるとともに、該芯棒21の下端
に装着したプーリー22を介して、藁カツターa
のカウンター12からVベルト23、減速機2
4、Vベルト25を経て回転を伝達される。ま
た、この回転テーブル8の周面上には、ロールベ
ールWに食い込んでロールベールWを回転テーブ
ル8とともに強制的に回転させるための三角板状
の掛止爪26…を突設してある。
上記ベールカバー20は、回転テーブル8の芯
棒21を支承すべく供給樋7の前部にネジ止め2
7…された底面部20aと、回転テーブル8上に
支持されたロールベールWを囲うべく彎曲状に形
成された高い前面部20bと、解きほぐされたロ
ールベールWを送込室5に案内すべく供給樋7の
側部にネジ止め28…された低い側面部20c,
20cとからなり、これらは一体的に板金成形さ
れている。
なお、ロールベールWを解きほぐす際に、ロー
ルベールWがベルトコンベヤ6側に引つ張られて
芯棒21から抜け出ることがあるから、これを防
ぐため、第1図に二点鎖線で示すように、回転テ
ーブル8、芯棒21、ベールカバー20の底面部
20aと側面部20bをあらかじめ反対側に任意
角度θだけ傾斜させておくこともある。
[第2実施例] 本考案の第2実施例を第3〜4図とともに説明
すると、円盤状の回転テーブル8は、前記藁カツ
ターaの供給樋7に装着したベールカバー20に
より、供給樋7の前部において供給樋7の側面に
沿う起立した内向き状態に装着されている。これ
に伴なつて、芯棒21も供給樋7の幅方向に沿う
横向きの姿勢となる。また、ベールカバー20
は、回転テーブル8の芯棒21を支承し、かつ、
ロールベールWから解きほぐされた牧草類を送込
室5に案内すべく供給樋7の側部にネジ止め28
…された側面部20cと、回転テーブル8に支持
されたロールベールWを囲うべく湾曲状に形成さ
れて供給樋7の前部にネジ止め27…された前面
部20bとからなり、これらも同じく一体的に板
金成形されている。その他の構成については第1
実施例とほぼ同じである。
[第3実施例] 本考案の第3実施例を第5〜6図とともに説明
すると、円盤状の回転テーブル8は、前記藁カツ
ターaの供給樋7に装着したベールカバー20に
より、供給樋7の側部において供給樋7の幅方向
に沿う起立した前向き状態に装設されている。こ
れに伴なつて、芯棒21も供給樋7の側面に沿う
横向きの姿勢となる。また、ベールカバー20
は、回転テーブル8の芯棒21を支承すべく供給
樋7の側部にネジ止め28…された背面部20d
と、回転テーブル8に支持されたロールベールW
を囲うべく湾曲状に形成されて供給樋7の側部に
ネジ止め28…された側面部20cとからなり、
これもやはり一体的に板金成形されている。
なお、この実施例では、回転テーブル8の回転
駆動装置として、前記藁カツターaの回転駆動装
置とは別のギヤードモーター30を採用してい
る。また、ロールベールWを解きほぐす際に、ロ
ールベールWがベルトコンベヤ6側に引つ張られ
て芯棒21から抜け出ることがあるから、第6図
に二点鎖線で示すように、回転テーブル8、芯棒
21、ベールカバー20を任意角度θだけ上向き
状態に傾斜させることがある。その他の構成につ
いては、第1実施例とほぼ同じである。
[考案の効果] 本考案によるロールベール用カツターは、藁カ
ツターaの供給樋7の前部または側部に、ロール
ベールWを回転自在に支持する回転テーブル8を
並設しておいて、この回転テーブル8にロールベ
ールWを支持せしめて、それから作業者が手で解
きほぐしながら引き出した牧草類を、藁カツター
aの供給樋7内のベルトコンベヤ6に載せていく
ことで、藁カツターaにより切截処理させるよう
にしてあるのだから、ロールベールWを解きほぐ
しながら切截処理する作業が、切截処理する牧草
類の切断長さを一定に揃えた状態で、塵埃の発生
を極力抑えて、衛生的な作業環境として行なえる
ようになる。
また、本考案は、通常の藁カツターaに回転テ
ーブル8を並設することにより、半自動的な簡易
型のロールベール用カツターAを構成するのであ
るから、通常の藁カツターaとしてもロールベー
ル用カツターAとしても使用することができて汎
用性を高めるほか、一般農家が所有している既存
の藁カツターに対しそれの付属作業機としても提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例を示すもので、第1図
はその第1実施例を示す縦断側面図、第2図は同
平面図、第3図はその第2実施例を示す要部の平
面図、第4図は同側面図、第5図はその第3実施
例を示す要部の平面図、第6図は同側面図であ
る。 図面符号の説明、1……回転刃、2……固定
刃、3……切截室、4……送込ロール、5……送
込室、6……ベルトコンベヤ、7……供給樋、8
……回転テーブル、20……ベールカバー、21
……芯棒、26……掛止爪、a……藁カツター、
A……ベールカツター、W……ベール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転刃1,1および固定刃2を収容した切截室
    3と、該切截室3の入口前面に上下一対の送込ロ
    ール4,4を収容した送込室5と、該送込室5の
    入口前面にベルトコンベア6を横架した供給樋7
    とを装設してなる藁カツターaの、前記供給樋7
    の前部または側部に、ロールベールWをそれの軸
    芯線中心に回転するよう支持する回転テーブル8
    を並設してなるロールベール用カツター。
JP18701585U 1985-12-04 1985-12-04 Expired JPH0414991Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18701585U JPH0414991Y2 (ja) 1985-12-04 1985-12-04

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JP18701585U JPH0414991Y2 (ja) 1985-12-04 1985-12-04

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JPS6294747U JPS6294747U (ja) 1987-06-17
JPH0414991Y2 true JPH0414991Y2 (ja) 1992-04-03

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