JPH04149408A - 光変調素子 - Google Patents
光変調素子Info
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- JPH04149408A JPH04149408A JP27434690A JP27434690A JPH04149408A JP H04149408 A JPH04149408 A JP H04149408A JP 27434690 A JP27434690 A JP 27434690A JP 27434690 A JP27434690 A JP 27434690A JP H04149408 A JPH04149408 A JP H04149408A
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- Optical Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電界印加により屈折率が変化する材料を利用し
た光変調素子に関する。
た光変調素子に関する。
本発明は、電界印加により屈折率が変化する光導波路に
絶縁バッファ層を介して高周波電界を印加する構造の光
変調素子において、 電極を導波路側に凸形状とすることにより、光の強度が
強い場所に強い変調電界を印加できるようにするもので
ある。
絶縁バッファ層を介して高周波電界を印加する構造の光
変調素子において、 電極を導波路側に凸形状とすることにより、光の強度が
強い場所に強い変調電界を印加できるようにするもので
ある。
ニオブ酸リチウムやタンタル酸リチウムは、電界を印加
することにより屈折率が変化する電気光学効果を示すこ
とから、このような性質を利用した光変調素子が従来か
ら知られている。
することにより屈折率が変化する電気光学効果を示すこ
とから、このような性質を利用した光変調素子が従来か
ら知られている。
第3図はニオブ酸リチウムを用いた従来例光変調素子の
断面図である。
断面図である。
ニオブ酸リチウム基板1には光導波路2が形成され、基
板1の表面には5in2絶縁バッファ層3が形成され、
この絶縁バッファ層3を介して光導波路2に高周波電界
を印加するため、絶縁バッファ層3の表面に電極4.4
′が設けられている。
板1の表面には5in2絶縁バッファ層3が形成され、
この絶縁バッファ層3を介して光導波路2に高周波電界
を印加するため、絶縁バッファ層3の表面に電極4.4
′が設けられている。
電極4.4′間に高周波、特にマイクロ波を供給すると
、光導波路2の部分に高周波電界が印加される。この電
界により光導波路2の屈折率が変化し、その内部を伝搬
する光に位相変調を施すことができる。
、光導波路2の部分に高周波電界が印加される。この電
界により光導波路2の屈折率が変化し、その内部を伝搬
する光に位相変調を施すことができる。
しかし、従来の構造の光変調素子では、電極の下に印加
される電界強度が弱く、しかも、光の強度分布に対して
電界分布が整合していなかった。
される電界強度が弱く、しかも、光の強度分布に対して
電界分布が整合していなかった。
本発明は、以上の課題を解決し、光の強度が強い場所に
強い変調電界を印加できる光変調素子を提供することを
目的とする。
強い変調電界を印加できる光変調素子を提供することを
目的とする。
本発明の光変調素子は、光導波路の近傍の絶縁バッファ
層の表面に光導波路に沿って一以上の溝が設けられ、電
極にはこの溝と相補的な凸形状が設けられたことを特徴
とする。
層の表面に光導波路に沿って一以上の溝が設けられ、電
極にはこの溝と相補的な凸形状が設けられたことを特徴
とする。
電極が光導波路側に凸形状となっているため、電界を光
導波路に集中させることができる。これにより、変調効
率を高めることができ、駆動電圧を引き下げることがで
きる。
導波路に集中させることができる。これにより、変調効
率を高めることができ、駆動電圧を引き下げることがで
きる。
第1図は本発明第一実施例の光変調素子の斜視図を示し
、第2図は断面図を示す。
、第2図は断面図を示す。
この実施例は、電界印加により屈折率が変化する材料と
してニオブ酸リチウムいNbO,を用い、LiNb0.
基板1の一部に光導波路2を形成したものである。この
光変調素子はさらに、光導波路2に沿って配置されこの
光導波路2に高周波電界を印加する実質的に平行な二つ
の電極4.4′と、この二つの電極4.4′のそれぞれ
と光導波路2との間に設けられたSin、絶縁バッファ
層3とを備える。
してニオブ酸リチウムいNbO,を用い、LiNb0.
基板1の一部に光導波路2を形成したものである。この
光変調素子はさらに、光導波路2に沿って配置されこの
光導波路2に高周波電界を印加する実質的に平行な二つ
の電極4.4′と、この二つの電極4.4′のそれぞれ
と光導波路2との間に設けられたSin、絶縁バッファ
層3とを備える。
電極4.4′の一端には電源5が接続され、他端には終
端抵抗6が接続される。
端抵抗6が接続される。
電極4.4′の一端に電源5から高周波、特にマイクロ
波を入力すると、この高周波は電極4.4′に沿って伝
搬し、電極4.4′の他端に接続された終端抵抗6に伝
わる。このとき、高周波の電界が絶縁バッファ層3を通
って光導波路2に伝わり、その領域の屈折率を変化させ
る。これにより、光導波路2を伝搬する光の位相が変化
する。
波を入力すると、この高周波は電極4.4′に沿って伝
搬し、電極4.4′の他端に接続された終端抵抗6に伝
わる。このとき、高周波の電界が絶縁バッファ層3を通
って光導波路2に伝わり、その領域の屈折率を変化させ
る。これにより、光導波路2を伝搬する光の位相が変化
する。
このときの変調感度は、光のパワー分布と高周波電界と
の重なりの状態によって決まり、光のより強い部分に強
い高周波電界を集中させると、低電圧駆動が可能となる
。
の重なりの状態によって決まり、光のより強い部分に強
い高周波電界を集中させると、低電圧駆動が可能となる
。
そこで本実施例では、光導波路2の近傍の絶縁バッファ
層30表面に光導波路2に沿って溝7を設け、電極4に
はこの溝7と相補的な凸形状を設けている。
層30表面に光導波路2に沿って溝7を設け、電極4に
はこの溝7と相補的な凸形状を設けている。
この構造により、絶縁バッファ層3の真下、すなわち光
導波路2の部分に高周波電界が効率的に印加され、変調
効率が高まる。
導波路2の部分に高周波電界が効率的に印加され、変調
効率が高まる。
第1図および第2図には光導波路2に隣接する部分に溝
および凸形状を設けた例を示したが、これに加えて、光
導波路2と離れた電極4′の側にも溝および凸形状を設
けてもよい。
および凸形状を設けた例を示したが、これに加えて、光
導波路2と離れた電極4′の側にも溝および凸形状を設
けてもよい。
第4図ないし第6図は電極4および溝7の形状の変形例
を示す。
を示す。
第1I!lおよび第2図では、溝の断面形状が矩形の場
合の例を示した。本発明はこの形状に限定されるもので
はなく、例えば第4図の例では、溝の断面形状および電
極の凸形状が三角形である。また、第5図の例では、矩
形の角が切り取られた形状である。第6図の例では、溝
の断面形状および電極の凸形状は矩形であるが、電極の
他の部分が絶縁バッファ層から離れた形状である。
合の例を示した。本発明はこの形状に限定されるもので
はなく、例えば第4図の例では、溝の断面形状および電
極の凸形状が三角形である。また、第5図の例では、矩
形の角が切り取られた形状である。第6図の例では、溝
の断面形状および電極の凸形状は矩形であるが、電極の
他の部分が絶縁バッファ層から離れた形状である。
第7図は本発明第二実施例の光変調素子を示す断面図で
ある。
ある。
この実施例は、MZ型強度変調器に本発明を実施したも
のであり、入力側で光導波路2から分岐して電極4′側
を通過した後に再び光導波路2と合流する光導波路2′
を備え、絶縁バッファ層3の光導波路2′の近傍の表面
には光導波路2′に沿って溝7′を備え、電極4′には
この溝7′と相補的な凸形状が設けられていることが第
一実施例と異なる。
のであり、入力側で光導波路2から分岐して電極4′側
を通過した後に再び光導波路2と合流する光導波路2′
を備え、絶縁バッファ層3の光導波路2′の近傍の表面
には光導波路2′に沿って溝7′を備え、電極4′には
この溝7′と相補的な凸形状が設けられていることが第
一実施例と異なる。
MZ型強度変調器は分岐干渉型変調器とも呼ばれ、入力
側で光を二つに分岐し、少なくともその一方の位相を変
化させた後に二つの光を合波して干渉させるものである
。第7図には、光導波路が二つに分岐した部分の断面を
示した。このような変調器の詳細は、例えば、西原他共
著、オーム社刊、光集積回路、第1版、第300頁ない
し第301頁に示されている。
側で光を二つに分岐し、少なくともその一方の位相を変
化させた後に二つの光を合波して干渉させるものである
。第7図には、光導波路が二つに分岐した部分の断面を
示した。このような変調器の詳細は、例えば、西原他共
著、オーム社刊、光集積回路、第1版、第300頁ない
し第301頁に示されている。
第8図は本発明第三実施例の光変調素子を示す断面図で
ある。
ある。
この実施例は、絶縁バッファ層3が電極4.4′より狭
い幅に形成され、電極4.4′のそれぞれの側の絶縁バ
ッファ層3にそれぞれ溝7.7′が設けられ、これに対
応して電極4.4′のそれぞれに凸形状が設けられたこ
とが第一実施例と異なる。絶縁バッファ層30幅が電極
4.4′より狭い構造の光変調素子については、本願出
願人によりすでに特許出願されている(特願平1−21
1013、特願平1−311467)。本実施例は、こ
の先の特許出願で示された構造に本発明を組み合わせた
ものである。
い幅に形成され、電極4.4′のそれぞれの側の絶縁バ
ッファ層3にそれぞれ溝7.7′が設けられ、これに対
応して電極4.4′のそれぞれに凸形状が設けられたこ
とが第一実施例と異なる。絶縁バッファ層30幅が電極
4.4′より狭い構造の光変調素子については、本願出
願人によりすでに特許出願されている(特願平1−21
1013、特願平1−311467)。本実施例は、こ
の先の特許出願で示された構造に本発明を組み合わせた
ものである。
電気光学効果を利用した光変調素子の変調感度、すなわ
ちπの位相変化を生じさせるのに要する駆動電圧(以下
「半波長電圧」という)Vπは、1/Vyrocff
E(x、y) P(x、y) dxdyと表される。
ちπの位相変化を生じさせるのに要する駆動電圧(以下
「半波長電圧」という)Vπは、1/Vyrocff
E(x、y) P(x、y) dxdyと表される。
ただし、
E (x、 y) :変調電界分布
P (x、 y) :光の強度分布
である。
すなわち、光の強度の強い場所に強い変調電界が印加さ
れるように変調電界分布を制御できれば、半波長電圧V
πを下げることができる。実際に、光導波路内での光の
強度分布はその光導波路の中央付近に集中するため、こ
の部分に強い電界を印加すれば、半波長電圧Vπを下げ
ることができる。
れるように変調電界分布を制御できれば、半波長電圧V
πを下げることができる。実際に、光導波路内での光の
強度分布はその光導波路の中央付近に集中するため、こ
の部分に強い電界を印加すれば、半波長電圧Vπを下げ
ることができる。
第9図および第10図は電界分布の計算値を示す。
第9図は従来例の電界分布であり、第10図は第三実施
例の電界分布である。この計算は有限要素法により行っ
た。この計算において、基板1および光導波路2の材質
をLiNbO2、絶縁バッファ層3の材質をSin、、
電極4.4′の材質を金へ〇とした。
例の電界分布である。この計算は有限要素法により行っ
た。この計算において、基板1および光導波路2の材質
をLiNbO2、絶縁バッファ層3の材質をSin、、
電極4.4′の材質を金へ〇とした。
また、各部の寸法は、
電極4の幅W=10μs
電極4.4′の間隔G=10.ccm
電極4.4′の厚さt+=10μm
絶縁バッファ層3の厚さt 2 =1.2 tan (
第9図)絶縁バッファ層3の厚い部分の厚さ tz =1.6 tttn (第10図)絶縁バッファ
層3の薄い部分の厚さ t3=0.4μs 電極4の下の絶縁バッファ層3の輻a+=8μs溝70
幅a2=2μm とし、第10図の場合には、絶縁バッファ層3が電極4
の中央に配置され、溝7が絶縁バッファ層3の中央に配
置されているものとした。
第9図)絶縁バッファ層3の厚い部分の厚さ tz =1.6 tttn (第10図)絶縁バッファ
層3の薄い部分の厚さ t3=0.4μs 電極4の下の絶縁バッファ層3の輻a+=8μs溝70
幅a2=2μm とし、第10図の場合には、絶縁バッファ層3が電極4
の中央に配置され、溝7が絶縁バッファ層3の中央に配
置されているものとした。
第9図に示したように、従来例の場合には、電界分布は
電極の真下の部分において均一で、不要な部分にも電界
が印加される結果となっている。
電極の真下の部分において均一で、不要な部分にも電界
が印加される結果となっている。
これに対して第10図に示した実施例では、凸型形状を
取り入れることにより、凸の真下に強い電界が印加され
る。この効果を利用して、光導波路を凸の真下に配置す
れば、半波長電圧Vπを低下させることが可能となる。
取り入れることにより、凸の真下に強い電界が印加され
る。この効果を利用して、光導波路を凸の真下に配置す
れば、半波長電圧Vπを低下させることが可能となる。
第11図ないし第13図は、光と変調電界との相互作用
長を1cmとしたときの半波長電圧Vπ、特性インピー
ダンスZ。、変調帯域Δfの関係を示す。
長を1cmとしたときの半波長電圧Vπ、特性インピー
ダンスZ。、変調帯域Δfの関係を示す。
第11図は、第3図に示した従来例の構造について、絶
縁バッファ層3の厚さt2をパラメータとして計算によ
り求めた値である。また、第12図および第13図は、
第8図に示した第三実施例の構造について、絶縁バッフ
ァ層3の薄い部分の厚さt3および溝7の幅a2をそれ
ぞれパラメータとして求めた値である。
縁バッファ層3の厚さt2をパラメータとして計算によ
り求めた値である。また、第12図および第13図は、
第8図に示した第三実施例の構造について、絶縁バッフ
ァ層3の薄い部分の厚さt3および溝7の幅a2をそれ
ぞれパラメータとして求めた値である。
第12図および第13図の値は、
電極4の幅W=10μ■
電極4.4′の間隔G=10uJ
電極4.4′の厚さt1=10JIJIJ絶縁バッファ
層3の厚い部分の厚さ t2=2μm(第12図、第13図) 絶縁バッファ層3の薄い部分の厚さ t3 =0.4μs(第13図) 電極4の下の絶縁バッファ層30幅 a1=8即く第12図、第13図) 溝70幅a2=4p(第12図) とし、第12図、第13図の場合には、絶縁バッファ層
3が電極4の中央に配置され、溝7が絶縁バッファ層3
の中央に配置されているものとして求めた。
層3の厚い部分の厚さ t2=2μm(第12図、第13図) 絶縁バッファ層3の薄い部分の厚さ t3 =0.4μs(第13図) 電極4の下の絶縁バッファ層30幅 a1=8即く第12図、第13図) 溝70幅a2=4p(第12図) とし、第12図、第13図の場合には、絶縁バッファ層
3が電極4の中央に配置され、溝7が絶縁バッファ層3
の中央に配置されているものとして求めた。
また、半波長電圧Vπの計算については、深さ5.5癖
、幅11μ0のスポットサイズで光導波路2を伝搬する
光を対象とした。
、幅11μ0のスポットサイズで光導波路2を伝搬する
光を対象とした。
ここで、特性インピーダンス50Ωとして第11図ない
し第13図を参照すると、半波長電圧Vπおよび変調帯
域Δfは次の表のようになる。
し第13図を参照すると、半波長電圧Vπおよび変調帯
域Δfは次の表のようになる。
半波長電圧Vπ、変調帯域Δfは、どちらも相互作用長
に反比例するため、同じ変調帯域Δfで半波長電圧Vπ
を比較すると、実施例の構造により半波長電圧Vπを半
分以下に下げることができる。
に反比例するため、同じ変調帯域Δfで半波長電圧Vπ
を比較すると、実施例の構造により半波長電圧Vπを半
分以下に下げることができる。
以上の説明では、電界印加により屈折率が変化する材料
としてLiNb0.を用いた例を示したが、タンタル酸
リチウムLiTa0.を用いても本発明を同様に実施で
きる。
としてLiNb0.を用いた例を示したが、タンタル酸
リチウムLiTa0.を用いても本発明を同様に実施で
きる。
また、このような材料の基板に光導波路を形成するには
、通常はTi拡散が用いられ、基板の一部の屈折率を変
化させている。したがって、光導波路は基板内に形成さ
れる。しかし、基板上に光導波路を積層させることもで
き、その場合にも本発明を同様に実施できる。
、通常はTi拡散が用いられ、基板の一部の屈折率を変
化させている。したがって、光導波路は基板内に形成さ
れる。しかし、基板上に光導波路を積層させることもで
き、その場合にも本発明を同様に実施できる。
絶縁バッファ層としては、5in2の他に、アルミナや
窒化膜を用いることができる。
窒化膜を用いることができる。
本発明の光変調素子は、それ自体が光位相変調として用
いられるだけでなく、マツハツエンダ干渉計の一方の光
路に挿入されて光強度変調器の構成要素として用いられ
る。
いられるだけでなく、マツハツエンダ干渉計の一方の光
路に挿入されて光強度変調器の構成要素として用いられ
る。
以上の実施例では溝7が一つの場合について示したが、
本発明は、溝の本数が複数でも同様に実施でき、電界強
度分布プロファイルをさらに変化させることができる。
本発明は、溝の本数が複数でも同様に実施でき、電界強
度分布プロファイルをさらに変化させることができる。
光導波路に沿って三本の溝を設けた場合の電界分布の計
算値を第14図に示す。
算値を第14図に示す。
以上説明したように、本発明の光変調素子は、変調効率
が高く、小さな変調電圧(電力)で動作させることが可
能となる効果がある。また、絶縁バッファの溝および電
極の形状を選択することにより、電圧強度分布プロファ
イルを所望の形状に設定できる効果がある。
が高く、小さな変調電圧(電力)で動作させることが可
能となる効果がある。また、絶縁バッファの溝および電
極の形状を選択することにより、電圧強度分布プロファ
イルを所望の形状に設定できる効果がある。
4、
第1図は本発明第一実施例光変調素子の斜視図。
第2図は断面図。
第3図は従来例光変調素子の断面図。
第4図ないし第6図は電極および溝の形状の変形例を示
す図。 第7図は本発明第二実施例の光変調素子を示す断面図。 第8図は本発明第三実施例の光変調素子を示す断面図で
ある。 第9図は従来例における電界分布の計算値を示す図。 第10図は第三実施例における電界分布の計算値を示す
図。 第11図は従来例における半波長電圧Vπ、特性インピ
ーダンスZ0および変調帯域Δfの関係を示す図。 第12図は第三実施例における半波長電圧Vπ、特性イ
ンピーダンス2゜および変調帯域Δfの関係を示す図。 第13図は第三実施例における半波長電圧Vπ、特性イ
ンピーダンスZ。および変調帯域Δfの関係を示す図。 第14図は溝が複数の場合の電界分布の計算値を示す図
。 1・・・基板、2.2′・・・光導波路、3・・・絶縁
バッファ層、4.4′・・・電極、5・・・電源、6・
・・終端抵抗、7.7′・・・溝。 特許出願人 光計測技術開発株式会社 代理人 弁理士 井 出 直 孝 芹−失語例 晃 1 回 兇 ろ 口 第 図 纂 圏 あ 図 昂二夷記りj 亮 7 M 扇三夫i汐1 3158 回 手続補正書 平成2年11月28E
す図。 第7図は本発明第二実施例の光変調素子を示す断面図。 第8図は本発明第三実施例の光変調素子を示す断面図で
ある。 第9図は従来例における電界分布の計算値を示す図。 第10図は第三実施例における電界分布の計算値を示す
図。 第11図は従来例における半波長電圧Vπ、特性インピ
ーダンスZ0および変調帯域Δfの関係を示す図。 第12図は第三実施例における半波長電圧Vπ、特性イ
ンピーダンス2゜および変調帯域Δfの関係を示す図。 第13図は第三実施例における半波長電圧Vπ、特性イ
ンピーダンスZ。および変調帯域Δfの関係を示す図。 第14図は溝が複数の場合の電界分布の計算値を示す図
。 1・・・基板、2.2′・・・光導波路、3・・・絶縁
バッファ層、4.4′・・・電極、5・・・電源、6・
・・終端抵抗、7.7′・・・溝。 特許出願人 光計測技術開発株式会社 代理人 弁理士 井 出 直 孝 芹−失語例 晃 1 回 兇 ろ 口 第 図 纂 圏 あ 図 昂二夷記りj 亮 7 M 扇三夫i汐1 3158 回 手続補正書 平成2年11月28E
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、電界印加により屈折率が変化する材料で形成された
光導波路と、 この光導波路に沿って配置されこの光導波路に高周波電
界を印加する実質的に平行な二つの電極と、 この二つの電極のそれぞれと前記光導波路との間に設け
られた絶縁バッファ層と を備えた光変調素子において、 前記光導波路の近傍の前記絶縁バッファ層の表面には前
記光導波路に沿って一以上の溝が設けられ、 前記二つの電極のうち前記溝に接する電極にはその溝と
相補的な凸形状が設けられた ことを特徴とする光変調素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27434690A JPH04149408A (ja) | 1990-10-12 | 1990-10-12 | 光変調素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27434690A JPH04149408A (ja) | 1990-10-12 | 1990-10-12 | 光変調素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04149408A true JPH04149408A (ja) | 1992-05-22 |
JPH0477293B2 JPH0477293B2 (ja) | 1992-12-08 |
Family
ID=17540380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27434690A Granted JPH04149408A (ja) | 1990-10-12 | 1990-10-12 | 光変調素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04149408A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09197358A (ja) * | 1996-01-19 | 1997-07-31 | Nec Corp | 導波型光デバイス |
JPH10274758A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-13 | Sumitomo Osaka Cement Co Ltd | 導波路型光変調器 |
US6021232A (en) * | 1996-05-10 | 2000-02-01 | Nec Corporation | Wide band and low driving voltage optical modulator with an improved dielectric buffer layer |
WO2000010052A1 (fr) * | 1998-08-10 | 2000-02-24 | Sumitomo Osaka Cement Co., Ltd. | Modulateur de lumiere du type guide d'ondes |
WO2001057586A1 (en) * | 2000-02-01 | 2001-08-09 | Sdl Integrated Optics Limited | Optical components |
FR2852109A1 (fr) * | 2003-03-06 | 2004-09-10 | Centre Nat Rech Scient | Systeme d'electrode pour modulateur electro-optique a onde progressive |
-
1990
- 1990-10-12 JP JP27434690A patent/JPH04149408A/ja active Granted
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09197358A (ja) * | 1996-01-19 | 1997-07-31 | Nec Corp | 導波型光デバイス |
JP2850950B2 (ja) * | 1996-01-19 | 1999-01-27 | 日本電気株式会社 | 導波型光デバイス |
US6021232A (en) * | 1996-05-10 | 2000-02-01 | Nec Corporation | Wide band and low driving voltage optical modulator with an improved dielectric buffer layer |
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WO2000010052A1 (fr) * | 1998-08-10 | 2000-02-24 | Sumitomo Osaka Cement Co., Ltd. | Modulateur de lumiere du type guide d'ondes |
US6522792B1 (en) | 1998-08-10 | 2003-02-18 | Sumitomo Osaka Cement Co., Ltd. | Light modulator of waveguide type |
WO2001057586A1 (en) * | 2000-02-01 | 2001-08-09 | Sdl Integrated Optics Limited | Optical components |
US6473547B2 (en) | 2000-02-01 | 2002-10-29 | Jds Uniphase Corporation | Optical components |
FR2852109A1 (fr) * | 2003-03-06 | 2004-09-10 | Centre Nat Rech Scient | Systeme d'electrode pour modulateur electro-optique a onde progressive |
WO2004081639A1 (fr) * | 2003-03-06 | 2004-09-23 | Centre National De La Recherche Scientifique | Systeme d'electrode pour modulateur electro-optique a onde progressive |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0477293B2 (ja) | 1992-12-08 |
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