JPH04149042A - 漏洩油検知光ファイバセンサ用被覆材 - Google Patents

漏洩油検知光ファイバセンサ用被覆材

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JPH04149042A
JPH04149042A JP2270595A JP27059590A JPH04149042A JP H04149042 A JPH04149042 A JP H04149042A JP 2270595 A JP2270595 A JP 2270595A JP 27059590 A JP27059590 A JP 27059590A JP H04149042 A JPH04149042 A JP H04149042A
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JP
Japan
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optical fiber
monomer
coating material
group
fiber sensor
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Application number
JP2270595A
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English (en)
Inventor
Takehiko Muramatsu
村松 岳彦
Hiroyuki Shiozaki
宏行 塩崎
Takakiyo Goto
後藤 隆清
Yoshiyuki Hozumi
穂積 義幸
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IHI Corp
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
IHI Corp
Nippon Shokubai Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04149042A publication Critical patent/JPH04149042A/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M3/00Investigating fluid-tightness of structures
    • G01M3/02Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum
    • G01M3/04Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point
    • G01M3/042Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point by using materials which expand, contract, disintegrate, or decompose in contact with a fluid
    • G01M3/045Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point by using materials which expand, contract, disintegrate, or decompose in contact with a fluid with electrical detection means
    • G01M3/047Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point by using materials which expand, contract, disintegrate, or decompose in contact with a fluid with electrical detection means with photo-electrical detection means, e.g. using optical fibres
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C25/00Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
    • C03C25/10Coating
    • C03C25/104Coating to obtain optical fibres
    • C03C25/106Single coatings

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は光ファイバ中に発生する光の伝播損失量の変化
や後方散乱光の強度の変化を利用して光ファイバに沿っ
た漏洩油を検知する装置に使用する光ファイバセンサ用
被覆材に間するものである。
[従来の技術] 光ファイバ中に発生する光の伝播損失量の変化や後方散
乱光強度の変化を、光パワーメーターやOTDR(Op
tical Time Dolain Reflect
oieter)の手法にて計測する漏洩油検知装置は、
その本質なる安全防爆性により、石油タンクやパイプラ
インなどの漏洩監視及び海(水)中・海(水)上の汚染
監視に有用であり、安全且つ確実に行なうことができる
利点を有する。
従来、漏洩油検知光ファイバには、漏洩油の屈折率で光
線の臨界角が変化することおよび油付着に起因するファ
イバ光の伝播損失量の増加を利用したバンドル光ファイ
バやクラッド剥離型多モード光ファイバなどがあり、油
の漏洩を遠隔より検知する目的で利用されてきた。
[発明が解決しようとする課題] しかし、従来の漏洩油検知光ファイバは、環境東件の悪
い所に設置される可能性が大きい漏洩油検知装置には適
応が困離であったり、被覆材を被覆した場合には当該被
覆材が漏洩油との親和性に欠け、漏洩油の検知感度が低
かったり検知に長時間を要するなどの問題点を有してい
た。
従って、本発明の目的は、光ファイバ中に発生する光の
伝播損失量や後方散乱光強度の変化を利用して光ファイ
バに沿った漏洩油を検知する装置において、長距離に渡
った漏洩および漏洩位置の計測を高感度で安定して行な
うことができるよう、漏洩油と接触した際速やかに応答
することが可能な漏洩油検知光ファイバセンサ用被覆材
を提供することにある。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明者らは、
特定の単量体を重合して得た重合体が、広範な油に対し
て良好な溶解性もしくは膨潤性を有し、当該重合体が当
該漏洩油検知光ファイバセンサ用被覆材として極めて効
果的であることを見いだし、本発明を完成するに至った
すなわち、本発明は、光ファイバ中に発生する光の伝播
損失量や後方散乱光強度の変化を利用して光ファイバに
沿った漏洩油を検知する装置に使用する光ファイバセン
サ用被覆材であって、当該被覆材が被覆しようとする光
ファイバを構成するコア材またはクラッド材の屈折率以
下の屈折率を有し、且つ溶解度パラメーター(SP値)
が9以下の単量体および/またはポリアルキルシロキサ
ン基もしくはフルオロ炭化水素基を有する単量体からな
る分子中に1個の重合性不飽和基を有する単量体を主成
分とした単量体(A)を重合して得られる当該漏洩油に
溶解または当該漏洩油を吸収する重合体(I)からなる
ことを特徴とする漏洩油検知光ファイバセンサ用被覆材
に関する(請求項1)。
本発明において溶解度パラメーター(SP値)は、化合
物の極性を表す尺度として一般に用いられており、本発
明では5nallの計算式にHoyの凝集エネルギ一定
数を代入して導いた値を適用するものとし、単位は(c
at/cP) I/2で表される。
本発明で用いられる単量#(A)の主成分を構成する単
量体は、溶解度パラメーター(SP値)が9以下の単量
体および/またはポリアルキルシロキサン基もしくはフ
ルオロ炭化水素基を有する単量体(これらにはHoyの
凝集エネルギ一定数は与えられていないが実質的に溶解
度パラメーターが9以下の単量体)からなる分子中に1
個の重合性不飽和基を有する単量体を主成分としてなる
ものである。これらを重合して得られる当該漏洩油に溶
解または当該漏洩油を吸収する重合体の中から、当該被
覆材を被覆しようとする光ファイバを構成するコア材ま
たはクラッド材の屈折率に応じて適宜選択し用いること
ができる。溶解度パラメーター(SP値)が9を越える
単量体を単量体(A)の主成分に用いると、漏洩油に対
する溶解性や膨潤性の著しく劣った重合体しか得られな
いため好ましくない。
溶解度パラメーター(SP値)が9以下で分子中に1個
の重合性不飽和基を有する単量体および/まなはポリア
ルキルシロキサン基もしくはフルオロ炭化水素基を有す
る単量体の例としては、たとえば、メチル(メタ)アク
リレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ
)アクリレート、1−ブチル(メタ)アクリレート、2
−エチルヘキシル(メタ)アクリレ−)−1n−オクチ
ル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレー
ト、ステアリル(メタ)アクリレート、フェニル(メタ
)アクリレート、オクチルフェニル(メタ)アクリレー
ト、ノニルフェニル(メタ)アクリレート、ジノニルフ
ェニル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)
アクリレート、メンチル(メタ)アクリレート、インボ
ルニル(メタ)アクリレート、ジブチルマレエート、ジ
ドデシルマレエート、ドデシルクロトネート、ジドデシ
ルイタコネートなどの不飽和カルボン酸エステル; (
ジ)ブチル(メタ)アクリルアミド、(ジ〉ドデシル(
メタ)アクリルアミド、(ジ)ステアリル(メタ)アク
リルアミド、(ジ)ブチルフェニル(メタ)アクリルア
ミド、(ジ)オクチルフェニル(メタ)アクリルアミド
などの炭化水素基を有する(メタ)アクリルアミド;1
−ヘキセン、1−オクテン、インオクテン、1−ノネン
、1−デセン、1−ドデセンなどのα−オレフィン;ビ
ニルシクロヘキサンなどの脂環式ビニル化合物ニドデシ
ルアリルエーテルなどの脂肪族炭化水素基を有するアリ
ルエーテル;カプロン酸ビニル、ラウリン酸ビニル、バ
ルミチン酸ビニル、ステアリン酸ビニルなどの脂肪族炭
化水素基を有するビニルエステル;ブチルビニルエーテ
ル、ドデシルビニルエーテルなどの脂肪族炭化水素基を
有するビニルエーテル;スチレン、t−ブチルスチレン
、オクチルスチレンなどの芳香族ビニル化合物;ポリジ
メチル((メタ)アクリロキシ10ビル)シロキサン等
のシリコン系化合物:テトラフルオロエチル(メタ)ア
クリレート、オクタフルオロペンチル(メタ)アクリレ
ート、ヘプタデカフルオロデシル(メタ)アクリレート
などのフッソ系化合物をあげることができ、これらの単
量体を1種または2種以上用いることができる。
これらの中でも、炭素数3〜30の脂肪族炭化水素基、
炭素数6〜30の脂環式炭化水素基、縮合度3〜100
のポリアルキルシロキサン基および炭素数3〜30のフ
ルオロ炭化水素基からなる群より選ばれる少なくとも1
種の基を有するアルコールのモノ(メタ)アクリル酸エ
ステル(a)が特に好ましい(請求項2)。
このような溶解度パラメーター(SP値)が9以下の単
量体および/またはポリアルキルシロキサン基またはフ
ルオロ炭化水素基を有する単量体の単量体(A)中にお
ける使用量は、単量体(A)の全体量に対して50重量
%以上、より好ましくは70重量%以上となる割合であ
る(請求項3)。該溶解度パラメーター(SP値)が9
以下の単量体および/、tたはポリアルキルシロキサン
基もしくはフルオロ炭化水素基を有する単量体の単量体
(A)中の使用量が50重量%未満では漏洩油に対する
溶解性や膨潤性の著し7く劣つた重合体しか得られない
ため好ましくない。
したがって、本発明では、単量体(A)中に溶解度パラ
メーター(SP値)が9以下の単量体および/まなはポ
リアルキルシロキサン基もしくはフルオロ炭化水素基を
有する単量体が50重量%以上含有される必要があるか
、単量体(A)中に50重量%以下の割合で例えば溶解
度パラメーター(SP値)が9を越える単量体等のその
他の単量体が含有されてもよい。このような単量体とし
て、後述する分子中に少なくとも2個の重合性不飽和基
を有する架橋性単量体fb)や分子中に少なくとも1個
の縮合性官能基を有し且つ1個の重合性不飽和基を有す
る単量体(C)があり、またメトキシポリエチレングリ
コール(メタ)アクリレート、フェノキシポリエチレン
グリコール(メタ)アクリレートなどをあげることがで
きる。
重合体(I)は、上記単量体をラジカル重合、光重合、
電子線重合、放射線重合、プラズマ重合や後述する架橋
重合法等の公知の方法により重合する事により得られる
当該漏洩油に溶解する重合体(I)は、前記単量体(A
)をラジカル重合、光重合、電子線重合、放射線重合、
プラズマ重合などの重合方法を用いて非架橋重合体(I
−1)を重合することにより得られる。
ラジカル重合によれば、重合開始剤を用いて前記単量体
(A)を重合させればよい。重合は、溶媒中での重合、
懸濁重合あるいは塊状重合などの公知の方法により行う
ことができる。
溶液重合は、エタノール、イソプロピルアルコールなど
のアルコール類、ベンゼン、トルエン、キシレン、シク
ロヘキサン、n−ヘキサンなどの芳香族あるいは脂肪族
化合物、メチルエチルゲトンなどのケトン類、酢酸エチ
ルなどのエステル類などの溶媒中、たとえばベンゾイル
パーオキシド、ラウロイルパーオキシド、クメンハイド
ロパーオキシドなどの有機過酸化物、2,2′−アゾビ
スイソブチロニトル、2.2′ −アゾビスジメチルバ
レロニトリルなどのアゾ化合物などの重合開始剤の存在
下で行うことができる6重合温度は通常0〜150℃の
範囲であり、重合装置は撹拌槽を用いてもよく、ニーダ
−を用いてもよい。このようにして目的とする非架橋重
合体(I−1)を含有した粘稠液状物を得ることができ
る。
懸濁重合は、例えば、高HL B値を有する乳化剤やポ
リビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、ゼ
ラチンなどの保護コロイド剤を使用し、単重量体成分を
水中に懸濁させ、上記溶媒中での重合の場合と同様の油
溶性重合開始剤の存在下で重合すればよい4重合温度は
0〜150℃の範囲が好ましい。得られた1〜1000
μ程度の微粒状樹脂の水性懸濁液をろ過乾燥することに
より粒状の非架橋重合体(I−1)が得られる。
塊状重合は、たとえば、単量体成分を上記重合開始剤の
存在下、型に流し込み0〜150℃の条件下にて重合を
行うことにより目的の非架橋重合体(I−1)が得られ
る。
こうして得られた非架橋重合体(I−1)は必要により
溶剤で粘度を調整した後、光ファイバを構成するコア材
またはクラッド材にコーティングし、その後溶剤を乾燥
することによりコアまたはクラッド上に被覆することが
できる。
また、前記単量体(A)に重合開始剤や重合促進刑を添
加し、光ファイバを構成するコア材またはクラッド材に
コーティングした後、加熱や、光、電子線、放射線、プ
ラズマ等を照射しコア材またはクラッド材上で直接重合
し非架橋重合体(I−1)で被覆された光ファイバを得
ることもできる。
当該漏洩油を吸収する重合体(I)は、上記単量体(A
)を架1fRjJL合して架橋重合体(I−2)を合成
することにより得られる。架橋重合体+1−2)を架橋
重合して架橋重合体(I−2)を得るには、例えば、分
子中に少なくとも2個の重合性不飽和基を有する架橋性
単量体(b)を含有する単量体fA)を前記重合法によ
り共重合して架橋重合体(I[>を得る方法や、分子中
に少なくとも1個の縮合官能基(X)を有し且つ1個の
重合性不飽和基を有する単量体(C)を含有する単量体
(A)を共重合して得られるプレポリマーを、縮合官能
性基(X)と縮合し得る縮合性官能基(Y)を分子中に
少なくとも2個有する架橋性縮合剤fB)により後架橋
して架ti#重合体(II)を得る方法などにより得ら
れる。
架橋性単量体(b)の例としては、エチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ポリプロレングリコールジ(メタ)
アクリレート、ポリエチレングリコールポリプロピレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ボリプロビレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、1.3−ブチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ネオベンチルグリコールジ
(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンシオールジ(
メタ)アクリレート、N、N’ −メチレンビスアクリ
ルアミド、N、N’ −プロピレンビスアクリルアミド
、グリセリントリ(メタ)アクリレート、トリメチロー
ルプロパントリ(メタ)アクリレート、テトラメチロー
ルメタンテトラ(メタ)アクリレート、多価アルコール
(たとえばグリセリン、トリメチロールプロパンあるい
はテトラメチロールメタン)のアルキレンオキシド付加
物と(メタ)アクリル酸とのエステル化によって得られ
る多官能(メタ)アクリレートやジビニルベンゼンなど
をあげることができ、これらの架橋性単量体を1種また
は2種以上用いることができる。
架1f#重合体(II)を製造する際に用いられる単量
体成分中の架橋性単量体fb)の使用割合は、単量体(
A)中0.001〜10重量%の範囲が好ましい。
より好ましくは前記した単量体(a)および架橋性単量
体(b)の比率が、単量体(a)および架橋性単量体(
I))の合計に対して、単量体(a)が90〜99、9
99重量%の範囲、架橋性単量体(b)がo、ooi〜
10重量%の範囲である(請求項6)。
架橋性単量体(b)が単量体(A)中10重量%を越え
ると、得られる架橋重合体の架橋密度が高くなりすぎて
当該漏洩油の吸収倍率の低い被覆材しか得られず好まし
くない。また、架橋性単量体(b)が0.001重量%
未満では、架橋重合体は当該漏洩油に溶解するタイプの
被覆材となる。
また、架橋重合体(n)を製造し光ファイバに被覆する
には、架橋性単量体(b)を含有する単量体(A)に重
合開始剤や重合促進剤を添加し光ファイバを構成するコ
ア材またはクラッド材にコーティングした後、加熱や、
光、電子線、放射線、プラズマ等を照射しコア材または
クラッド材上で直#重合する方法などにより行うことも
できる。
分子中に少なくとも1個の縮合性官能基(X)を有し、
且つ1個の重合性不飽和基を有する単量体(C)は、後
述する架橋性縮合剤(B)中の縮合官能基(Y)と縮合
して結合を形成する縮合官能基(X)を有する化合物で
あり、このような単量体(c)の例としては(メタ)ア
クリル酸、フマル酸、イタコン酸などのカルボキシル基
を有するビニル系単量体;ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アク
リレート、プロピレングリコールモノ(メタ)アクリレ
ート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレ
ート、グリセリンモノ(メタ)アクリレート、トリメチ
ロールプロパンモノ(メタ)アクリレート、ヒドロキシ
スチレンなどのヒドロキシル基を有するビニル系単量体
:ビニルメルカプタン、メルカプトエチル(メタ)アク
リレートなどのメルカプト基を有するビニル系単量体;
 (メタ)アクリロニトリルなどの二トル基を有するビ
ニル系単量体;アミノエチル(メタ)アクリレート、ビ
ニルピリジンなどのアミノ基を有するビニル系単量体;
(メタ)アクリルアミドなとのアミド基を有するビニル
系単量体;ビニルイソシアナートなどのインシアナート
基を有するビニル系単量体ニゲリシジル(メタ)アクリ
レートなどのエポキシ基を有するビニル系単量体;無水
マレイン酸などの重合性不飽和基を有する酸無水物など
をあげることができ、これらの単量体を1種または2種
以上用いることができる。
プレポリマーを製造する際に用いられる単量体成分中単
量体(C)の使用割合は、単量体(A)中o、 oos
〜10重量%の範囲が好ましい。より好ましくは前記し
た単量体(a)および単量体(C)の比率が、単量体(
a)および単量体(C)の合計量に対して、単量体(a
)が90〜99.995重量%の範囲、単量体(C)が
0.005〜10重量%の範囲である(請求項7)。
単量体(C)が単量体(A)中10重量%を越えると、
後に架橋性縮合剤(B)を添加して得られる架W#重合
体の架橋密度が増加し過ぎたり残存する縮合性官能基が
増大し、吸油性能が著しく低下した被覆材しか得られな
いため好ましくない。また、単量体(C)が0.005
重量%未満では、架橋重合体は当該漏洩油に溶解するタ
イプの被覆材となる。
プレポリマーを製造するには、重合開始剤を用いて、単
量体(C)を含有する単量体(A)を共重合させればよ
い。共重合は、溶媒中での重合、懸濁重合、塊状重合な
どの公知の方法により行うことができる。
溶液重合は、エタノール、イソプロピルアルコールなど
のアルコール類、ベンゼン、トルエン、キシレン、シク
ロヘキサン、n−ヘキサンなどの芳香族あるいは脂肪族
化合物、メチルエチルケトンなどのケトン類、酢酸エチ
ルなどのエステル類などの溶媒中、たとえばベンゾイル
パーオキシド、ラウロイルパーオキシド、クメンハイド
ロパーオキシドなどの有機過酸化物、2,2−−アゾビ
スイソブチロニトリル、2.2−一アゾビヌジメチルバ
レロニトリルなどのアゾ化合物などの重合開始剤の存在
下で行うことができる。重合温度は通常O〜150℃の
範囲であり、重合装置は攪拌槽を用いてもよく、ニーダ
−を用いてもよい、このようにして目的とするプレポリ
マーを含有した粘稠液状物が得られ、それを乾燥するこ
とによりプレポリマーを得ることができる。
懸濁重合は、例えば、高HLB値を有する乳化剤や、ポ
リビニルアルコール、しドロキシエチルセルロース、ゼ
ラチンなどの保護コロイド剤を使用し、単量体成分を水
中に懸濁させ、上記の溶媒中での重合の場合と同様の油
溶性重合開始剤の存在下で重合すればよい。重合温度は
0〜150℃の範囲が好ましい、得られた1〜1000
μ程度の微粒状ポリマーの水性懸濁液をろ過乾燥して粒
状のプレポリマーが得られる。
塊状重合は、たとえば、単量体成分を上記重合開始剤の
存在下、型に流し込み、0〜150℃の条件下にて重合
を行うことにより目的のプレポリマーが得られる。
本発明で用いられる縮合性官能基(Y)を分子中に少な
くとも2個有する架橋性縮合剤(8)は、プレポリマー
中に含有される単量体(C)に基づく縮合性官能基(X
)と縮合し架橋剤として働く化合物であり、プレポリマ
ーに含有される縮合性官能基(X)に応じて適宜選定で
きる。このような架橋性縮合剤(B)の例としては、た
とえば、縮合性官能基(X)がカルボキシル基、メルカ
プト基、ニトリル基、エポキシ基である場合に縮合可能
な、ジメチロールフェノールやポリメチロールフェノー
ルなどのフェノール樹脂;縮合性官能基(X)がカルボ
キシル基、ヒドロキシル基である場合に縮合可能な、メ
ラミンやベンゾグアナミンや尿素などのアミノ化合物と
ホルムアルデヒドやアルコールとを付加縮合しなアミノ
樹脂;縮合性官能基(X)がカルボキシル基、イソシア
ナート基、エポキシ基である場合に縮合可能な、ヘキサ
メチレンジアミンやりエチレントリアミンやテトラエチ
レンペンタミンなどの多価アミノ化合物;縮合性官能基
fX)がカルボキシル基、ヒドロキシル基、メルカブト
基、イソシアナート基、アミド基、アミノ基、エポキシ
基である場合に縮合可能な、ヘキサメチレンジイソシア
ナート、インホロンジイソシアナート、P−フェニレン
ジイソシアナート、2,4−トルエンジイソシアナート
、2.6−トルエンジイソシアナート、1,5−ナフタ
レンジイソシアナート、これらのイソシアナートとメタ
ノールやフェノールなどを縮合させたブロックドイツシ
アナートなどのイソシアナート化合物−縮合性官能基T
X)がエポキシ基、インシアナート基である場合に縮合
可能な、マロン酸、コハク酸やアジピン酸やフタル酸や
テレフタル酸などの多価カルボン酸;縮合性官能基(X
)がヒドロキシル基、インシアナート基、エポキシ基で
ある場合に縮合可能な、無水フタル酸やピロメリット酸
無水物やベンゾフェノンテトラカルボン酸無水物などの
酸無水物;縮合性官能基(X)がヒドロキシル基、メル
カプト基、アミノ基、アミド基である場合に縮合可能な
、グリオキザルやテレフタルアルデヒドなどのアルデヒ
ド化合物:1m合性官能基fX)がヒドロキシル基、イ
ンシアナート基、エポキシ基である場合に縮合可能な、
エチレングリコールやジエチレングリコールやプロピレ
ングリコールやヘキサンジオールなどの多価アルコール
;縮合性官能基(X)がカルボキシル基、ヒドロキシル
基、メルカプト基、インシアナート基である場合に縮合
可能な、トルエンジグリシジエーテルやヘキサメチレン
ジグリシジルエーテルやビスフェノールAジグリシジル
エーテルやポリプロピレングリコールジグリシジルエー
テルなどのエポキシ化合物などをあげることができプレ
ポリマーに含有されている縮合性官能基(X)の種類に
より、その組合せは適宜室められ、これらの1種または
2種以上用いることができる。
これらの中でも特に好ましい縮合性官能基fX)と縮合
性官能基(Y)の組合せは、カルボキシル基、ヒドロキ
シル基、メルカプト基、アミノ基及びアミド基からなる
群より選ばれる少なくとも1つの官能基とイソシアナー
ト基、エポキシ基および無水カルボン酸基からなる群よ
り選ばれる少なくとも1つの官能基との組合せである。
架橋を行う際に用いられるプレポリマーおよび架橋性縮
合剤(8)の比率は、プレポリマーの構成単位である単
量体(C)に基づく縮合性官能基[X)のモル数と架橋
性縮合剤+8)が有する縮合性官能基(Y)のモル数の
関係から決定され、縮合性官能基(X)1モルに対する
縮合性官能基(Y)のモル数が0.1〜10モルの範囲
であることが好ましい。
縮合性官能基(Y)のモル数が、縮合性官能基(X)の
モル数1に対して0.1未満であったり10を越えると
、架橋が充分に行えず強度の低い架橋重合体しか得られ
なかったり、架橋重合体が形成されなくなるので好まし
くない。
架橋重合体<m>を製造し光ファイバを構成するコア材
またはクラッド材に被覆するには、プレポリマーと架橋
性縮合剤(B)とを混合した後、架橋反応が進行する前
にコア材またはクラッド材上にコーティングした後、加
温条件下で架橋反応をせしめればよい、また、必要に応
じて各種反応を促進する触媒を選択し用いることにより
反応速度を速めることも可能である。まなプレポリマー
を縮合性官能基(X)や縮合性官能基(Y)と縮合しな
い不活性溶剤により希釈して粘度を調整した後、架橋反
応が進行する前にコア材またはクラッド材上にコーティ
ングし、その後加温条件下で架橋反応を進行させ、その
後溶剤を乾燥により除去することも可能である。
本発明の漏洩油検知光ファイバセンサ用被覆材は、光フ
ァイバ中に発生する光の伝播損失量や後方散乱光強度の
変化を利用して光ファイバに沿って発生した漏洩油を検
知する装置に使用する光ファイバセンサ用被覆材であっ
て、当該被覆剤が被覆しようとする光ファイバを構成す
るコア材またはクラッド材の屈折率以下の屈折率を有す
ることが必要である。このような被覆材は、当該漏洩油
に溶解または当該漏洩油を吸収する重合体(I)の中か
ら当該光ファイバを構成するコア材またはクラッド材の
屈折率に応じて適宜選択することができる。
本発明の被覆材は、光ファイバ中に発生する光の伝播損
失量や後方散乱光強度の変化を、光パワーメーターやO
TDRの手法にて計測する漏洩油検知装置に用いる光フ
ァイバを構成する被覆材として一般に用いることができ
る。
光パワーメーターを用いる漏洩油検知装置は、例えば従
来一般に用いられている光ファイバのコア上にその屈折
率以下の屈折率を有する重合体(I)を被覆することに
より光ファイバセンサを構成し、その一端より光を入射
し、もう一端に到達する光の強度を光パワーメーターで
測定するものをあげることができる。この場合、光ファ
イバセンサの一部に漏洩油が付着すると、本発明の被覆
材が当該漏洩油に溶解もしくは当該漏洩油を吸収してコ
ア表面の屈折率が変化し光が漏洩するため、光パワーメ
ーターで観測している光伝播損失量の強度が変化し、漏
洩を検知することができる。
OTDR(Optical Time Donain 
Reflectoieter)の手法をもちいる漏洩油
検知装置は、たとえばクラッドの厚みをエバネッセント
波がしみだす程度に充分薄くした石英光ファイバのクラ
ッド上にその屈折率以下の屈折率を有する重合体fl)
を被覆することにより光ファイバセンサを構成し、その
−端より入射した光の後方散乱光を0TDHの手法によ
り計測するものをあげることができる。
本装置に使用する光ファイバとして、特に偏心コア光フ
ァイバを用いることが好ましい。偏心コア光ファイバは
、通常の光ファイバ母材を予めコアの偏心した母材の形
に加工しこれを線引きすることにより得られる。偏心コ
ア光ファイバを用いると、コアがクラッド中に同心的に
位置する構造の光ファイバをセンサに用いた場合よりも
、高感度である。さらにコアとクラッドの間隔の程度を
調整することで特に高感度とし得る。
この偏心コア光ファイバは、当該光ファイバのクラッド
材以下の屈折率を有し且つ検知すべき漏洩油に溶解もし
くは漏洩油を吸収する重合体(I)で被覆されているた
め偏心コア光ファイバよりしみだしたエバネッセント波
が被覆材より漏洩することはない。また被覆材は信心コ
ア光ファイバに対し補強材となっているなめ、石英ガラ
ス製の光ファイバを用いても破断確率は増加しない。
上記本発明の被覆材で被覆された鋼心コア光ファイバセ
ンサからなる漏洩油検知装置は、当該漏洩油に接触した
場合に、被覆材が当該漏洩油を吸収もしくは当該漏洩油
に溶解し、偏心コア光ファイバのクラッド周囲の屈折率
が変化するため、その漏洩及び漏洩位置が0TDHの手
法により、後方散乱光の強度変化として検出される。
本発明の漏洩油検知光ファイバセンサ用被覆材は、光フ
ァイバを構成するコア材またはクラッド材の屈折率以下
の屈折率を有し、且つ当該漏洩油に溶解もしくは当該漏
洩油を吸収する重合体であるが、当該重合体が充分な機
械的強度を有していない場合、必要に応じて更に第二被
覆材により被覆することができる。このような第二被覆
材としては当該漏洩油に溶解もしくは当該漏洩油を吸収
もしくは当該漏洩油を容易に通過させる樹脂であれば特
に制限はない、当該漏洩油に溶解もしくは当該漏洩油を
吸収する樹脂としては本発明の被覆材で挙げた重合体(
I)の中から屈折率に関係なく要求される機械的強度に
応じて適宜選択することができる。また当該漏洩油を容
易に通過する樹脂としては、例えばネット状や多数の細
孔を有する樹脂などを用いることができる。
[実施例] 以下本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図は、光パワーメーターを用いて漏洩油の検知を行
う場合のブロック図である。
パルス光源1から出力される光パルスは、通常のシング
ルモード光ファイバ2、セレクタ3を経由して、通常の
シングルモード光ファイバ4及びこれにコネクター接続
ジされたセンサファイバ6へ導かれる6さらにセンサフ
ァイバ6の他端のコネクター7により通常のシングルモ
ード光ファイバ8、セレクタ9、通常のシングルモード
光ファイバ10を経由して光パワーメーター11へと導
かれる。尚、セレクタ3および9は、パルス光源および
光パワーメーターそれぞれ1台で複数のセンサファイバ
6の計測及び監視を可能とするなめに設けられている。
第2図は、上記センサファイバ6の断面構造を示す0図
示の如く、センサファイバ6は、コア12およびこれを
覆う被覆材13(必要により第二被覆材14)で構成さ
れている。コア12を覆う被覆材13は、その屈折率n
2がコア12の屈折率n1以下であり、且つ油溶解性も
しくは油吸収性のある本発明における重合体(I)から
なり、またさらに第二被覆する場合、第二被覆材14は
油を吸収もしくは油に溶解もしくは油を容易に透過する
材料からなる。屈折率はn+>niとなっている。コア
12の屈折率より被覆材13の屈折率n2の方が小さい
のでコア12を伝播する光が被覆材13より外へ洩れ出
すことはない。
上記構成のセンサファイバ6は、例えば第5図に示すご
とく原油タンクからのパイプライン26の下面に沿って
樋27とともに布設される。
パイプライン26に油洩れがあると樋27内への漏洩油
がセンサファイバ6に接触し、被覆材が当該漏洩油に溶
解もしくは当該漏洩油を吸収する。
第二被覆されている場合は第二被覆材14が漏洩油を吸
収もしくは透過、あるいは第二被覆材14が漏洩油中に
溶解したのち、第一被覆材13が当該漏洩油に溶解もし
くは当該漏洩油を吸収する。
これによりそれまで屈折率がn2であった被覆材13部
分の屈折率が油の屈折率に近い値に変化し、光が漏洩す
る。従って、コア12を伝播する光パルスの光強度を、
光パワーメーター11で受信することにより、油の漏洩
が監視及び計測される。
以上原油タンクからのパイプラインの漏洩油検知を例に
本発明の説明を行ったが、被覆材13の屈折率以上の油
類(原油、重油、軽油、等の各種石油類及びベンゼン、
トルエン、キシレン等の各種溶剤)についても同様にし
て検知できるものである。
第3図は、OTDR(Optical Tine Do
main Reflectometer)の手法により
光パルスの後方散乱光を利用して、漏洩油の検知を行う
場合のブロック図である。
OTDR装置15内のパルス光源から出力される光パル
スは、通常のシングルモード光ファイバ16、セレクタ
17を経由して、通常のシングルモード光ファイバ18
及びこれに融着接続19されたセンサファイバ20へ導
かれる。
一方、センサファイバ20の中で発生した後方散乱光は
、OTDR装置15の光受信回路で受信、処理され、そ
の損失発生位置及び光強度から、センサファイバ20の
長さ方向の漏洩分布が求められる。尚、セレクタ17は
、−台のOTDR装置15で複数のセンサファイバ20
の計測及び監視を可能とするために設けられている。
第4図は、上記センサファイバ20の断面構造を示す0
図示の如く、センサファイバ20は、コア21がクラッ
ド22の中心からずれた偏心コア光ファイバ23と、こ
れを覆う被覆材24(必要により第二被覆材25)で構
成されている。
偏心コア光ファイバ23は、通常のシングルモード光フ
ァイバ(I6,18)とは異なり、コア21がクラッド
22の中心からずれていて、コア21を覆っているクラ
ッド22の最薄部の厚さは、コア22を伝播する光のエ
バネッセント波のしみだし効果が得られる程度まで薄く
なっている。このような偏心コア光ファイバ23は、通
常の光ファイバ母材を予めコアの偏心した母材の形に加
工し、これを線引きすることで得られる。ただし、この
ようなコアの偏心した光ファイバをセレクタ17に直接
コネクタ接続することは芯合わせが非常に困難であるた
め、通常のシングルモード光ファイバ18のコアに傷心
コア光ファイバ23のコア21を芯合わせして予め融着
した上で、このシングルモード光ファイバ18をセレク
タ17に直接コネクタ接続している。
次に上記偏心コアファイバ23を覆う被覆材24はその
屈折率n、がクラッドの屈折率n4以下であり、且つ油
溶解性もしくは油吸収性のある本発明における重合体(
I)からなり、またさらに第二被覆する場合、第二被覆
材25は油を吸収もしくは油に溶解もしくは油を容易に
透過する材料からなる。屈折率はns>n4>nt+と
なっている。クラッドの屈折率より被覆材24の屈折率
n5の方が小さいのでコア22よりしみだした工バネッ
セント波が、被覆材24より外へ洩れ出すことはない。
上記構成のセンサファイバ20は、例えば第5図に示す
ごとく原油タンクからのパイプライン26の下面に沿っ
て樋27と共に布設される。
バイグライン26に油洩れがあると樋27内への漏洩油
がセンサファイバ20に接触し、被覆材が当該漏洩油に
溶解もしくは当該漏洩油を吸収する。第二被覆されてい
る場合は第二被覆材25が漏洩油を吸収もしくは、透過
、あるいは第二被覆材が漏洩油中に溶解したのち、第一
被覆材24が当該漏洩油に溶解もしくは当該漏洩油を吸
収する。
これによりそれまで屈折率がn、であった被覆材24部
分の屈折率が油の屈折率に近い値に変化し、偏心コア光
ファイバ23の油付着による光量損失の増大、つまりコ
ア21からクラッド22の最薄部を経てしみだす光の量
が多くなる。従って、コア21を伝播する光パルスによ
り、偏心コア光ファイバ23の中に発生する後方散乱光
を、OTDR装置15で受信、処理することにより、油
の漏洩及び漏洩位置の分布が監視及び計測される。
以上原油タンクからのパイプラインの漏洩油検知を例に
本発明の説明を行ったが、クラッド22の屈折率以上の
油類(原油、重油、軽油、等の各種石油類及びベンゼン
、トルエン、キシレン等の各種用材〉についても同機に
して検知できるものである。
次に、本発明について、具体例をあげて詳細に説明する
が、本発明はこれだけに限定されるものではない。なお
、例中に特に断わりのない限り「部Jは重量部を表すも
のとする。
実施例 1 温度計、攪拌機、ガス導入管および還流冷却器を備えた
5001 フラスコに、ポリビニルアルコール3部を水
300部に溶解して仕込み、撹拌したフラスコ内を窒素
置換し、窒素気流下に40’Cに加熱した。その後、単
量体FA)としてイソボルニルアクリレート70.0部
およびIH,IH,5H−オクタフルオロペンチルアク
リレート30.0部、重合開始剤としてベンゾイルパー
オキシド0.5部からなる溶液をフラスコ内に一度に加
え、4QOrl)Itの条件下で激しく攪拌した。つい
で、フラスコ内の温度を80°Cに昇温し、同温度で、
2時間維持して重合反応を行い、その後さらにフラスコ
内を90°Cに昇温し、2時間維持して重合を完了させ
た。重合完了後、粒状の生成物をろ別し、水で洗浄した
後60°Cで乾燥させることにより、粒径100〜10
00μmの屈折率1.450の重合体(I)を得た6本
重合体(I) 30部を酢酸エチル70部に溶解させ、
直径125μm、長さ1mの石英ファイバ(屈折率1.
490 )上に塗布し酢酸エチルを乾燥させることによ
り光ファイバセンサ(I)を得た。このとき石英ファイ
バ上に被覆した重合体(I)の厚みは、50μmであっ
た。この光ファイバセンサ(I)を前記光パワーメータ
ーを用いる漏洩油検知装置に接続し、光ファイバセンサ
(I)の一部にトルエンを接触させたところ、15分で
光強度変化が観測された。
実施例 2 単量体(A)としてポリジメチル(メタアクリロ”r 
シフo ヒル) シo*? ン(MWlooo) 70
.0部、ドテシルアクリレート30.0部、架橋性単量
体(b)に相当する1、6−ヘキサンジオールジアクリ
レート0.110部および重合開始剤としてアゾビスジ
メチルバレロニトリル0.5部からなる溶液を直径12
5μm、長さ1mの石英ファイバ(屈折率1.490)
上に塗布し窒素中60″Cの条件下で重合し、重合体(
2)(屈折率1.430)で被覆されたファイバを得た
得られたファイバにさらにポリスチレン30部トルエン
70部からなる溶液を塗布しトルエンを乾燥することに
より、被覆材および第二被覆材で被覆された光ファイバ
センサ(2)を得た。このときの第一被覆および第二被
覆の厚みはそれぞれ30部mおよび30μmであった。
この光ファイバセンサ(2)を前記光パワーメーターを
用いる漏洩油検知装置に接続し、光ファイバセンサ(2
)の一部にキシレンを接触させたところ、20分で光強
度変化が観測された。
実施例 3 温度計、攪拌機、2本の滴下ロート、ガス導入管および
還流冷却器を備えたフラスコにトルエン20部を仕込み
攪拌したフラスコ内を窒素置換し、窒素気流下に80°
Cに加熱した。その後、窒素気流下に同温度に維持しな
がら単量体(A)としてポリジメチル(メタアクリロキ
シプロピル)シロキサン(H臀1000)70.0部、
デシルアクリレート30.0部、単量体(C)に相当す
るヒドロキシエチルアクリレート1゜566部およびト
ルエン50部からなる単量体混合溶液を2時間かけて滴
下し、同時にもう一方の滴下ロートから、アゾビスジメ
チルバレロニトリル0.5部及びトルエン80部からな
る重合開始剤溶液を3時間かけて滴下した。滴下終了後
さらに同温度で1時間維持して重合を完了させた後、減
圧した溶媒を留去することによりプレポリマー(I)を
得た。
次いで、プレポリマー(I) 100部、架橋性縮合材
(B)としてヘキサメチレンジイソシアナート2.23
3部および触媒としてジ−n−ブチルスズジラウレート
0.1部からなる混合溶液を下記偏心コアファイバに塗
布し150℃で縮合反応をせしめることにより、重合体
(3)(屈折率1.440 )で被覆された光ファイバ
センサ(3)を得な、このときの被覆材の厚みは50μ
mであった。この光ファイバセンサ(3)を前記OTD
Rを用いる漏洩油検知装置に接続し、光ファイバセンサ
(3)の中央部に原油を接触させたところ、10分で光
強度変化及びその位置が観測された。
ここでは偏心コア光ファイバとして次に示す構成のファ
イバを用いた。
コア径=7.3μm クラッド径:123μm バッファ層の厚み:3.0μm クラッドの屈折率: 1.458 クラッドに対するコアの比屈折率差Δ: 0.31長さ
: 500 m 実施例 4 実施例3において単量体(A)としてドデシルアクリレ
ート60.0部、1H,IH,5H−オクタフルオロペ
ンチルアクリレート40.0.部、および単量体(C)
に相当するアクリルFi1.792部を代わりに用いた
以外は、実施例3と同様の方法によりプレポリマ−(2
)を得た。
次いで、プレポリマー(2) 100部、架橋性縮合材
[B)として1.6−へキサメチレンジグリシジルエー
テル5.624部及び触媒として246−トリス(ジメ
チルアミノメチル)フェノール0.1部からなる混合溶
液を実施例3と同様の方法により偏心コアファイバ上で
縮合させ、重合体(4)(屈折率1゜450)で被覆さ
れた光ファイバセンサ(4)を得た。このときの被覆材
の厚みは50μmであった。この光ファイバセンサ4を
前記OTDRを用いる漏洩油検知装置に接続し、光ファ
イバセンサ4の中央部にA重油を接触させたところ、1
0分で光強度変化及びその位置が観測された。
[発明の効果] 本発明の漏洩油検知光ファイバセンサ用被覆材は、特定
の単量体を重合して得られる広範囲な種類の油に対して
良好な溶解性もしくは膨潤性を有する重合体からなり、
この重合体を光ファイバ中に発生する光の伝播損失量や
後方散乱光強度の変化を利用して光ファイバに沿って発
生した漏洩油を検知する装置に使用する光ファイバセン
サ用被覆材として用いた場合、次のようなすぐれた性能
を発現する。
すなわち、本発明の漏洩油検知光ファイバセンサ用被覆
材は光ファイバを構成するコア材またはクラッド材の屈
折率以下の屈折率を有し、且つ当該漏洩油に溶解もしく
は当該漏洩油を吸収する重合体であるため、光ファイバ
のコアを伝播する光が被覆材より漏洩することはない。
また被覆材は光ファイバの補強材となっているため石英
ガラス製の細芯なる光ファイバを使用しても破断確率は
増加しない。しかも、漏洩油があった場合には、本発明
の被覆材は速やかに当該漏洩油に溶解もしくは当該漏洩
油を吸収し、光ファイバ上の屈折率が変化して光が漏洩
するため、その伝播損失量や後方散乱光の強度が変化し
、その漏洩及び漏洩位置を光パワーメーターやOTDR
の手法により高感度で検出できる。従って、長距離に渡
った漏洩監視及び漏洩位置の計測を高感度で安定して行
うことができ、産業の発展に大きく貢献できるものであ
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す漏洩油検知装置の略図
、第2図はそのセンサファイバの拡大断面図、第3図は
本発明の他の実施例を示す漏洩油検知装置の略図、第4
図はのそのセンサファイバの拡大断面図、第5図はセン
サファイバを原油パイプラインに適用した状態を示す断
面図である。 図中、6,20はセンサファイバ 1221はコア、1
3.24は被覆材、14.25は第二被覆材を示す

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光ファイバ中に発生する光の伝播損失量の変化や後
    方散乱光強度の変化を利用して漏洩油を検知する装置に
    使用する光ファイバセンサ用被覆材であって、当該被覆
    材が被覆しようとする光ファイバを構成するコア材また
    はクラッド材の屈折率以下の屈折率を有し、且つ溶解度
    パラメーター(SP値)が9以下の単量体および/また
    はポリアルキルシロキサン基もしくはフルオロ炭化水素
    基を有する単量体からなる分子中に1個の重合性不飽和
    基を有する単量体を主成分とした単量体(A)を重合し
    て得られる当該漏洩油に溶解または当該漏洩油を吸収す
    る重合体( I )からなることを特徴とする漏洩油検知
    光ファイバセンサ用被覆材。 2、単量体(A)が、炭素数3〜30の脂肪族炭化水素
    基、炭素数6〜30の脂環式炭化水素基、縮合度3〜1
    00のポリアルキルシロキサン基および炭素数3〜30
    のフルオロ炭化水素基からなる群より選ばれる少なくと
    も1種の基を有するアルコールのモノ(メタ)アクリル
    酸エステル(a)を主成分としてなるものである請求項
    1記載の漏洩油検知光ファイバセンサ用被覆材。 3、単量体(A)が、請求項2記載のモノ(メタ)アク
    リル酸エステル(a)を単量体(A)中に50重量%以
    上含有してなるものである請求項2記載の漏洩油検知光
    ファイバセンサ用被覆材。 4、当該被覆材が、請求項1記載の単量体(A)を重合
    して得られる当該漏洩油に溶解する非架橋重合体( I
    −1)からなるものである請求項1記載の漏洩油検知光
    ファイバセンサ用被覆材。 5、当該被覆材が、請求項1記載の単量体(A)を架橋
    重合して得られる当該漏洩油を吸収して膨潤する架橋重
    合体( I −2)からなるものである請求項1記載の漏
    洩油検知光ファイバセンサ用被覆材。 6、架橋重合体( I −2)が、請求項2記載の単量体
    (a)90〜99.999重量%および分子中に少なく
    とも2個の重合性不飽和基を有する架橋性単量体(b)
    0.001〜10重量%(ただし単量体(a)と単量体
    (b)の合計は100重量%である)からなる単量体成
    分を共重合して得られる架橋重合体(II)である請求項
    5記載の漏洩油検知光ファイバセンサ用被覆材。 7、架橋重合体( I −2)が、請求項2記載の単量体
    (a)90〜99.995重量%および分子中に少なく
    とも1個の縮合性官能基(X)を有し且つ1個の重合性
    不飽和基を有する単量体(c)0.005〜10重量%
    (ただし単量体(a)および(c)の合計は100重量
    %である)からなる単量体成分を共重合して得られるプ
    レポリマーを、縮合性官能基(X)と縮合し得る縮合性
    官能基(Y)を分子中に少なくとも2個有する架橋性縮
    合剤(B)により架橋することによって得られる架橋重
    合体(III)である請求項5記載の漏洩油検知光ファイ
    バセンサ用被覆材。 8、当該被覆材をコア材上又はクラッド材上に被覆して
    光ファイバを構成し、当該光ファイバ中に発生する光の
    伝播損失量の変化を光パワーメーターの手法で計測する
    漏洩油検知装置の光ファイバセンサとして用いることを
    特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の漏洩油検知
    光ファイバセンサ用被覆材。 9、当該被覆材を偏心コア光ファイバを構成するクラッ
    ド上に被覆し、当該光ファイバ中に発生する後方散乱強
    度の光変化を利用して光ファイバに沿った漏洩油分布を
    OTDRの手法で計測する漏洩油検知装置の光ファイバ
    センサとして用いることを特徴とする請求項1〜7のい
    ずれかに記載の漏洩油検知光ファイバセンサ用被覆材。
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