JPH04148860A - 高速液体クロマトグラフィー用充填剤 - Google Patents

高速液体クロマトグラフィー用充填剤

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JPH04148860A
JPH04148860A JP2274806A JP27480690A JPH04148860A JP H04148860 A JPH04148860 A JP H04148860A JP 2274806 A JP2274806 A JP 2274806A JP 27480690 A JP27480690 A JP 27480690A JP H04148860 A JPH04148860 A JP H04148860A
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filler
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copper
silica gel
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寛 齋藤
Masaki Mifune
御船 正樹
Atsushi Haginaka
淳 萩中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高速if&休ク体りトクラフィー(以十、1(
1−) l Cと称する)用の新規充填剤に関するもの
である。
従来技術と解決すべき課題 1−(1) 1.= Cは、現在、各種化合物の分離手
段として、化′)!分野に限らず、薬学、食品、農学及
び−1−1学分野等に広範囲に汎用されている方法であ
る。
従来、1iPLcての分離には、ノリカケル、活性アル
ミナやガラスピース等の無機材質、ポリビニルアルコー
ルゲルやアクリルアミドゲル等のポーラスポリマー、お
よびイオン交換樹脂、あるいはこれらをアルキル基等で
ト皮覆修飾したものなとか充填剤として用いられてきた
。Hl) 1.、 Cにおける分1q1[機構は、試料
混合物中の各物質(化合物)と充填剤との間の(目互作
用の相違に仄ついている。そのような相互作用には、イ
オン結合、水素結合、フアンデルワールス力、疎水結合
(−fルキル−アルキル結合)、及びπ電子用(f作用
等の物理的な力に基づく相互作用と、分子刃イズに関連
したモレキュラーンーブス効果等に見つく用Lj4作用
とがあり、I’i] Il<) 1する化合物の4.1
f徴に応じて、最も適したものか選択される。
ところて、医学及び薬学の分野においては、有用な医薬
品の大部分か芳香環なとのπ電子を有する化合物で構成
されている。また、腫瘍を誘発する変異原ぐ例えばTr
p−P−2)、発癌物質(例えばα−ベンズピレン)、
及び公害の原因となる汚染物質(例えばP CB )な
どにはπ電子を持つ化合物か多く含まれている。これま
でに、π電子)1互作用にJil)づく分181[を目
的とする充填剤としては、ボリメリ、りODS[サンカ
ー及びワイス(1,、、、C3anger and S
、A、Wise、  Anal、Chcm、、  59
2309(+987)]か報告されているか、この充填
剤は調製が困難て、分離に長時間掛かり、しかも分離が
不充分であるなと、実用性のあるものではなかった。従
って、従来、π電子を有する分子の分離・精製には、主
に1;水結合を分離機構とするl−[PI、0が用いら
れてきた。しかしながら、この従来法では互いに分離で
きないπ電子化合物か多数存在した。そのために、従来
の充填剤を用いてπ電子雲の形状のみが異なる分子等の
π電子化合物を相互に分離するには、誘導体化なとの複
雑な手段を講しる必要があった。このような現状から、
医薬品、農薬、発癌物質、変異原等のπ電子を有する物
質の分離、定量、定性、及び精製に有用な、実用性のあ
るl−1P L C用充填剤の開発か強(望まれていた
課題を解決するための手段 本発明者らは、担体にポルフィリン類またはその金属錯
体を結合させた充填剤によれば、主にπ電1′−相互作
用を分離機構とするl−I P 1. Cで、π電子を
有する分子を容易に/13傭f[できることを見い出(
7、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、ポルフィリン類またはその金属錯体を
担体に結合させてなるi(+1) L C用充填剤を提
供するものである。
本発明の充填剤に用いられるポルフィリン類には、ポル
フィリン化合物及びアザポルフィリン化合物か包含され
る。ポルフィリンの例として、テトラフェニルポルフィ
ン、アザポルフィリンの例どして、フタロシアニンを挙
けることかできる。
また、これらの化合物と錯体を形成する金属としては、
銅、コバルト、鉄、ニッケルやマンガンなとの金属か挙
げられる。上記の組み合わ甘からなるポルフィリン類の
全屈錯体はずへて本発明の■1P i−C用充填剤に用
い得る。
以下に、本発明のHl) L、 C用充填剤について更
に詳細に説明する。以下の文章中、ポルフィリン類の金
属rハ体における金属には水素をも含めることとし、ポ
ルフィリン類およびその金属錯体をまとめて、ポルフィ
リン金属錯体類と呼称する。
本発明のHP 1.、、 C用充填剤に用いるのに好適
なポルフィリン金属錯体類としてデトラフユニルボルフ
ィン、銅テトラフェニルポルフィン、フタロ/アニン、
銅フタロンアニン、コバルトフタロシアニン等を挙げる
ことかできる。その内、銅フタロシアニンが最も好適で
ある。
また、本発明の充填剤に用いられる担体には、/リカケ
ルまたはカラスヒーズ等のl(P 1.、 C用に1−
12度を整えた多孔性押体か包含される。このような押
体は、多数重版されており、それらを、そのまま、ある
いは適宜、化学修飾して本発明の充填剤の原料として用
いることができる。
そのような担体の内、好ましいのは、シリカケルであっ
て、−N H、基を持つよう修飾されたシリカゲル(ア
ミンシリカゲル)が特に好ましい。アミノンリカゲルは
、例えば、デベロシル(N I(25)(野村化学社製
)及びリクロゾーブ−N H2(M erck社製)等
として市販されている。
担体とポルフィリン金属錯体類との結合は、通常の条件
下でのHP L Cの実施に影響を及ぼさない限り、特
に制限されない。しかしながら、上記の担体及びポルフ
ィリン金属錯体類との安定な結合体を得るには、酸アミ
ド結合及びエステル結合が適する。いずれの場合も、結
合に好適な基(以1ζ、結合性残基と称する)を導入し
た担体及びポルフィリン金属錯体類を本発明の充填剤の
製造原料として用いる。そのような結合性残基を有する
担体は、既述のことく各種市販されている。また、結合
性残基を有するポルフィリン金属錯体類は文献記載の方
法で容易に調製することかできる。
例えば、担体の結合性成ム(か水酸基やアミノも(−9
の塩基性ILtであるときには、ポルフィリン金属錯体
類は、スルポン酸や〕3ルホン酸の酸クロリド′;6の
酸性残t、(を有する必要かある1、他方、担体が酸性
残基を有する場r這こけ、適当な塩埜性残基を導入した
ポルフィリン金属錯体類を用いればよい。そのような結
合性残基の組み合わせは当業者に既知である。JEj体
としCアミン化シリカゲルまたはアミノ化)Jラスヒー
スを用いる場合には、文献(例えは、米国性M’1−N
o 2.219.330)記・;戊の方法に従ってポル
フィリン金属錯体類をスルホクロル化し、得られた生成
物を上記担体のアミ7基と酸アミド結合させる。あるい
は、ポルフィリン金1fi f’iff 体mのカルボ
不−1・をチオニルクロライ]・て酸クロライド化し、
得られた生成物を同様に用いることかできる。
担体とポルフィリン金属13y体類との結合によって1
個装された充填剤は、そのままでも本発明の目的に有用
である。しかしながら、適当な後処理を施して担体に残
#する結合性残基を除去すると、I(+、’ 1.、 
Cの分離の良百の判断基準である、分離係数、理論段数
及びピークの対称1)[が改善されるので好ましい。即
し、アミン化シリカゲルやアミノ化ガラスピーズの場合
には、後処理として残存アミ7基に疎水基を導入するこ
とかこれらの改善に効果的である。疎水基としては、メ
チル、エチル等の低級のものからデカノイル化の高級ア
ルキル大E、 Aうるいはベンゾイルなどのπ電子を持
つ基を用いることができる。それらの疎水基のアミ7基
への導入方法は当業者既知である。本発明の充填剤を得
る方法としては、デカン酸りロl用・によるデカノイル
化が好ましい。
発明の作用 本発明の充填剤はガラスピーズ、およびシリカゲル等の
担体にポリフィリン金属錯体類を結合させたことにより
、これらの担体自身の分離機構に、π電子相互作用に基
づく分離機構か付加されていることを特徴とする。その
結果、後述する実験例に記載したように、本発明の充填
剤を用いれば、ポリフィリン金属錯体類が結合しCいな
い担体と比較して、π電子を有する化合物(アントラセ
ンとフェナントレン、あるいはトリフェニレンとAルト
ターフェニル等)を、良好な分離1糸数、理論段数およ
びピークの14 TJx、性をもって明確に分141(
できる。
従って、医薬品、農薬、発癌物質、変巽原等のπ電子を
有する物質の分)加、定[賃、定性、および精製に有用
である。
以下に実施例を挙(′lI、本発明を更に詳しく説明す
る。
実施例1 銅フタロンアニンスルボニル化球状ンノノノ
ケル ])銅フタロンアニンテトラスルー イト 米国特許No.2.2 +. 9.330記載の方法に
従〜テ、銅フタロシアニンテ1へラスルポニルクロライ
トを調製する。即ち、市販の銅フタロシアニン107を
クロルスルホン酸12yi&に溶かし、135〜15o
0Cて1〜2時間711)熱する。反応液を冷却後、水
中に注き、生成する壱緑色の沈澱をろ取上冷水または゛
rセトンで洗浄後、乾燥して紺味をおびた黒色の微粉末
として銅フタロノアニンテトラスルホニルクロライド5
 0 0 mgを得る。
2)銅フタロ/アニンスルボニル化球状シリカゲル 1)で得り銅フタロシアニンスルボニルクロライド10
mgをンオキサン2001ρに溶かし、球状アミノシリ
カケル「テベロンル(N H 、− 5)、野村化学は
;屍129を加え、3時間還流した後、シリカケルろ過
し、メタノールで洗浄し、乾燥して標記の銅フタロ/ア
ニンスルボニル化球状ンリカケルをiワる。
実施例2  銅フタロンアニンスルホニル化破砕状ソリ
カケル 球状アミノ/リカケル[ナベ0/ル(NH25)]ては
なく、破砕状アミノンリカケル(リクロゾーフ−N +
−( 2、Mcrck社製)を用いる他は、実施例1と
同様にして銅フタロシアニンスルボニル化(σν砕状ン
リノノケルを調製する。
実IiI 例3  銅フタロノアニンスルホニル化カラ
スヒース 球状アミノ/すJ)ケルVデヘロ/ル(NH,−5)[
てはなく、多孔1′ロ′ミノ化)Jラスヒース(アミノ
化Sしハラl ])、AX  pc−、ot>8;Il
lγL、径300人、住人化学製)及び銅フタ(j)j
′ニンテトラスル−j冗−ルクロライド29を用いる(
山は、実庫2例1と同(、”(にして銅フタロン゛i′
ニンスルホ:−ル化カラスピースを1、t、+、1 ;
シソする5、実施例・1 デカ/イル化銅フタロシアニ
/スルホニル化球状および破砕状ンリカケル 実施例1または2で得たrl、l]フ、)’ o :/
−アニンスルホニール化ンリカケル29を、オキサン2
00屓ρ(こ1p、rg3 サl、テカン酸り0 ライ
叫CI+ 3(CH?)QCOCθ] 511f2をυ
11えて、2時間還流した後、ソリカケルをろ過し、メ
タノールでljL浄後、乾燥さけテカノイル化銅フタロ
ノアニンスルホニル化球状または破砕状ンリカゲルを1
1Jる。
実IjI 例5  アセチル化銅フタロンアニンスルホ
ニル化球状ンリカケル テカン酸クロライドの代わI)に、アセチルクロライト
511(2を用いる他は、実施例4と同様にしでア七デ
ル化銅フタロシアニンスルボニル化球状シ1カゲルを調
製する。
実権例6  テカノイル化銅フタロシア:−ンスル;l
;ニル化ガラスピース 洞フタロンアニンスルホニル化アミノ/すJ)1ルの代
わりに、銅フタロン7′ニンスルポニル化カラスビーズ
を用いる他は実施例4と同様にしてテノJノイル化銅フ
タロンア:−ンスルポニル化ガラスl二−ス′を3周製
する。
宋1!卸P  テノノ/イルイLコバルトフタロシアニ
ンスルホニル化球状シリカケル 1)コバルトフタロンアニンテトラスルボニルクロライ
ト 市販のコパルトフタロンアニ71.OJ9とクロルスル
ホン酸1.07.+ρを用いる他は、実施例1 − 1
 )ト同様にしてコバルトフタロシアニンテトラスルボ
:−ルクロライドを調”JJ−J−る。
2)コバルトフタロンアニンスルホニー化球状シリツノ
ケル ■2 実施例1−2 )と同(子に、1)て得たコバルトフタ
ロシアニンスルホニルクロライF+2.Qをジオキサン
200締にt容.かし、f束状アミノンリカケル1テベ
ロシル(N i( 2  5 )、野村化学W2!/を
加え、:3時間還メバ1.シた後、ソリカゲルをろ過し
 メタノールテl;し7′/lシ、乾燥して標記のコバ
ルトフタロンアニンスルホニール化球状シリツノケルを
15Iる1、3)テカノイル化コバルトフタロン′アニ
ンスルホニル化球状シリカケル 銅フタロンアニンスルボニル化JJi 状ンリl)ゲル
の代イつりに、コハルトフタロノアニンスルホニル化球
状/リカケルを用いる他は、実施例4と同様にしてテl
)ノイル化コバルトフタロン”i′ニンスルポニル化球
状ンリカケルを調製する。
大旋,4711 B銅テトラフーTニルポルフィン力ル
ホニル化球状ンリカケル 1)銅テトラキス(4−カルボキシフェニル)ポルフィ
ン ポウ11ケ塩1i’ul液(pl−1 ] 1 ) ]
081(と水70rtQ(1:)# A 71νにr1
月板のテトラキス(4 カルボ牛/)□ニル)ポルフィ
ンloozyを加え、溶解するまで加熱還流する。次い
てこの液に酢酸銅50mgを加え、30分間還流した後
、冷却する。反応液に濃塩酸20I(σを加え、生成す
る沈澱をろ取し、希塩酸で洗浄後、水酸化すトリウノ・
土で乾燥させ銅テトラキス(4−カルボキシフェニル)
ポルフィンを得る1、 2)銅テトラフJニルポルフィンテトラカルボニールク
ロライl’ 銅テ[・ラキス(4 − ;/Jルポキンフェニル)ポ
ルフィン50叩をジオキサン]OOzr:!に溶かし、
チオニールクロライl’ ]、 2 vtOを加えた後
、3時間還流する。次いて反応液から、ジオキサンとチ
オニールクロライドを減圧留去し、銅テトラフユニルポ
ルフィンテトラカルホニールクロライド約50mgを得
る。
3)Mテトラフェニルポルフィンカルボニル化球状ンリ
ノノケル 1間フタロンアニンスルボニルクロライく、銅テトラフ
ェニルボルフィンカルホニールクロライトを用いる他は
、実施例I 2)と同様にして4日19トう゛、ノユ:
−ノLポルフィン゛ン2トラノノルポニ−ル化球状ンリ
ノノリルを調※ソする。
以ドの実験例では、−1゛、記実祠例で調製した充填剤
の、π電子を持・)分]′の分1q1[能力を検5・j
シた。
)ご験例にIflいた++ 1) L C装置は島?−
1j、・シリ住所製のS himazu L C(3A
またはL C−9AポンプおよびSPlつ N)16A
7t)夕什イ゛−F’7”レイ検出器(Nr:c  p
c!l)侶301  V−X(・j)からなる装置であ
る。、実施例でKIAI 製した充填n112〜3ノを
+IP I、C用ステンレスカラノ・にスラリー法て充
填し、ド記の条件下で操(’+ した。
+(1) l、Cの分離機能を表ず分1ii11:係故
α(2つのピークの分離を示すV(反)およびhラドの
t’+能を示す理論段数Nは、それぞれ、以下の式に従
って求められる。
N = 5 、54 (L/ Wl、)″式中、tl、
、はカラム充填剤との間に+fll i’f7作用か仝
くない試l1l−’)の保持時間(死空間)、triは
試料の(家持時間、LT++および[14,は試(・−
1143よひ2の保持時間、W、、はビークの半値幅を
表ず3、 実験例1 銅フタロソアニンスルポニル化球状シ1カゲ
ル充填カラムによるπ電子を持つ分子の分]41( 実施例1で調製した充填剤を1−1 [’ l、 C用
ステンレスカラムにスラリー法で充填し、彼検試料とし
て、ヘンセン(500μソ/1.lの、ナフタレン(1
71’i/itの、アントラセン(1ノt9/7りのお
よびフェナントレン(]、25ノ17/sのの谷々を含
有する80%メタノール溶i?&の混合物(1・111
.試料A)20μ夕をカラムに適用し、以ドの条件下で
トI T−)i−cを行−)た。得られたクロマドグラ
ドを第1図に承ず。この場合、いずれの成分も分離した
同様に、トリフェニレン(2μq/ rp(り ト:t
 /l/ I・ターフ1.ニル<2ttg/TJrの、
それぞれの)30%メタノール溶液の混合物(1,:1
.;試料B)20μeを用いてIfl) i、 Cを行
い、第2図のクロマトグラムを(4た。分離係数αは、
約200と極め°C良好であ ・)/こ。
比較例として市販球状シリカゲル1テベロシル(Nl−
■、−5)1を詰めたカラス、を用い、試料AおよびF
3(ンついて、同一・条件−ドC1−1111,、、C
を行った。その結束、いずれの1拭1;・1も保持時間
約32分に単ピークかtLiられ、1斤合物中の各成分
はj″<分p;11しなかった。
また、比較のため、試IEf Aおよび13を用いて種
々の金属フタロシアニンスルホニル化球状ンリカケルを
充填したカラムにより、以下の条件でi(I−)I7C
を行−1た。このようにしてiHられた(家持時間を、
銅フタロンアニンスルホニル化球状ノリ力ゲルカラムを
用いて15I!られた保持時間と比較してド記の人1に
小した。
(以下余白) 表 1 種々の金属フタロシアニンスルボニル化球状ノ
リカケルカラムで得られる1v持時間+−+ p t、
 c条件・カラム、l 50 X 4 vty、 ;移
動相、80%メタ/−ル、流速、0.5aρ/分、検出
波長、230〜270nm 実験例2  銅フタロンアニンスルホニル化破砕状ンリ
カゲル充填ノjラムによるπ電子を持つ分子の分離 実)1!!例2て調製した充填剤と彼険+jj豊1.七
して、ヘンセン(500μy/17&)、ナフタレン(
10)197′・40)才3よひアントラセン(1/1
9/a0)の各々をご号有する80%メタノール溶液の
混合物(1:l:]試料C>20μρを1[1いる他は
実験例1と同一の1−I P L C条件下にHP i
−Cを行った。結果を第3図に示す。
比較のために市販破砕状シリカゲル(リクロゾーブ N
1−12)を用い、試料Cに関して同様に1−41’)
I、Cを行った。その結果、いずれの試(・・目)(v
待時間約32分に単一 ピークか得られ、M9物中の各
l成分は全く分離しなか−)た。
実験例3  銅フタロシアニンスルボニル化カラスビー
ズ充填カラムによるπ電子を持つ分子の分離実施例3で
調製した充填剤と、被検試料としてベンゼン(500μ
9/L・r(り、ナフタレン(ltty/mの、および
アントラセン(25μ9/屑のの各々を含有する80%
メタノール溶液の混合物(1,11、試料1))40.
ilQを用いて実験例1と同様に1(PLCを行った。
その結果を第4図に示す。
比較のために、多孔性アミ/化力゛ラスヒースを詰めた
カラムを用いて、試料りについ゛C5同一条件下でHP
 L Cを行った。その結果、保持時間的31分に中−
ピークか得られ、混合物中の各成分は全く分離しなかっ
た。
実験例4 アルキル化銅フタロシアニンスルボニル化球
状シリカケル充填カラムによるπ電子を持つ分1″−の
分離 実施例4で調製した充填剤を用い、試料A20μeを適
用して実験例1と同一条件下でHT)I= Cを行った
。得られたクロマトダラムを第5図に示す。図から明ら
かなように、実験例1の場合には分離しなかったベンセ
ンとナフタレンが、完全に分離した。
同様にして試料Bを用いた場合に得られたクロマトダラ
ムを第6図に示す。この際の、分離係数αは、35てあ
った。または、いずれのピークも実験例1の場合と比較
し、理論段数は約2倍と優れている」で、テーリングも
認められずピークは左右対称で対称性も優れていた。
比較のために、市販球状シリカケル[テベロンル(NH
9−5)lを実施例4と同様にデカノイル化したものを
カラムに詰め、同様に試1iAを用いてII I) L
 Cを行った。得られたクロマトダラムを第7図に示す
。第7図からも明らかなように、アントラセンどフェナ
ントレンは分離しなかった。同様に、試料Bを用いた場
合のクロマトグラムを第83図に示す。この場合の分離
係数αは2てあり、上記と比較し゛C極端に劣っていた
li例5  アセチル化銅フタロンアニンスルボニル化
球状シリカゲル充填カラムによるπ電子を持つ分子の分
離 実施例5で調製した充填剤を用い、試料A201t(i
を適用して実験例1と同−条件士てI(P I−Cを行
った。得られたクロマトダラムを第9図に示す。第9図
と第6図の比較から、本実験例の場合、実験例4ては完
全に分離したベンゼンとナフタレンの分離は不充分であ
るか、アントラセンとフェナン[・レンとは完全に分離
されたことが分かる。
実験例6 テカノイル化コバルトフタロンアニンスルボ
ニル化球状ンリカケル充填カラ11によるπ電子を持つ
分子の分離 実施例6で調製した充填剤を用い、試料Δ 20μ夕を
適用して実験例1と同一条件下でi(P f−Cを行っ
た。得られたクロマトダラムを第10図に示す。図から
明らかなように、ベンゼンとナフタレンとは分離される
が、アントラセンとフェナントレンとは分離されないこ
とが分かる。
実験例7  銅テトラフェニルポルフィンカルボニル化
球状シリカゲル充填カラムによるπ電子を持つ分子の分
離 実施例8で調製した充填剤を用い、試料A20μρを適
用して実験例1と同一条件下でHP LCを行った。得
られたクロマトダラムを第11図に示す。図から明らか
なように、ベンセンとナフタレンとは分離しなかったが
、アントラセンとフェナントレンとはわずかに分離した
また、試料!320μeを適用して得られたクロマトグ
ラムを第12図に示す。この場合、分離係数αは約24
であった。
カー四の一効沫 本発明の充填剤によれば、従来困難であったπ電子を自
する化合物相L11を、良好な分離係数、ピークの対称
性および理論段数をもって効率よく分離することかでき
、医薬品の調製、代謝および品質管理なとの6ノ[究、
並ひに公害性汚染物質や変異原の分離なとの研究に寄り
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は試料Aを銅フタロンアニンスルボニル化球状シ
リカゲルを充填剤とするII P L Cにかけた場合
のクロマトクラム、第2図は試料Bを、銅フタロシアニ
ンスルボニル化球状シリカゲルを充填剤とするl−(P
 1.、 Cにかけた場合のクロマトクラム、第3図は
試トICを、銅フタロンアニンスルボニル化破砕状ンリ
カケルを充填剤とする1II−” 1.、、 Cにかけ
た場合のクロマトクラム、第4図は試料りを、銅フタロ
ンアニンスルホニル化カラスピースを充填剤とするi(
P L Cにかけた場合のクロマトクラム・、第5図は
試料Aを、テカノイル化銅フタロンアニンスルボニル化
球状ンリカゲルを充填剤とするI(l) 1.、、 C
にかけた場合のクロマトグラム、第6図は試料Bを、デ
カメイル化銅フタロンアニンスルポニル化球状シリカケ
ルを充填剤とするl−1PLCにかけた場合のクロマト
クラム、第7図は試料Aを、デノyノイル化球状シリカ
ゲルを充填剤とするH P i、 Cにかけた場合のク
ロマトグラl\、第8図は試料Bを、デカメイル化法状
ンリカゲルを充填剤どするI−I P L Cにかけた
場合のクロマトクラム、第9図は試料Aを、アセチル化
銅フタロンアニンスルボニル化球状ンリカケルを充填剤
とするF(I) L Cにかけた場合のクロマトグラム
、第10図は試料Aを、デカノイル化コバルトフタロン
アニンスルボニル化球状シリカケルを充填剤とするH 
P L Cにかけた場合のクロマトクラム、第11図は
試料Aを、銅テトラフェニルポルフィンカルボニル化球
状シリカゲルを充填剤とするH PLCにかけた場合の
クロマ)・クラム、第12図は試料Bを、銅テトラフェ
ニルポルフィンカルホニル化球状ンリカケルを充填剤と
するH P L Cにかけた場合のクロマトグラムであ
る。 第7図 ■ ベンゼ゛ン 仔情蒔藺 (min) 第8図 係 侍蒔閂(min)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、担体にポルフィリン類またはその金属錯体を結合さ
    せてなる高速液体クロマトグラフィー用充填剤。 2、ポルフィリン類がポルフィリンまたはアザポルフィ
    リンである請求項1記載の充填剤。 3、金属が、銅、コバルト、鉄、ニッケルおよびマンガ
    ンを含む金属から選択されるものである請求項1記載の
    充填剤。 4、担体が、シリカゲルまたはガラスビーズである請求
    項1または2記載の充填剤。 5、ポルフィリン類またはその金属錯体を結合させた担
    体の遊離の結合性残基がアルキル化されている請求項1
    記載の充填剤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002070122A1 (fr) * 2001-03-06 2002-09-12 Wako Pure Chemical Industries, Ltd. Absorbant pour compose aromatique polycyclique planaire
JP2008224461A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 化学センサー材

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