JPH04147218A - カラー液晶パネル装置 - Google Patents
カラー液晶パネル装置Info
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- JPH04147218A JPH04147218A JP2272574A JP27257490A JPH04147218A JP H04147218 A JPH04147218 A JP H04147218A JP 2272574 A JP2272574 A JP 2272574A JP 27257490 A JP27257490 A JP 27257490A JP H04147218 A JPH04147218 A JP H04147218A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はカラー液晶パネル装置に関し、特にパネル装置
を構成するカラーフィルタ基板の周辺シール部の構造の
改良に関する。
を構成するカラーフィルタ基板の周辺シール部の構造の
改良に関する。
近年、平板形の表示パネルがOA機器、可搬型のテレビ
など従来のCRTに代り有効な情報端末として実用化が
進んでいる。平板形であるため奥行が小さく総合的に使
い易く低価格になるがらである。中でも液晶パネル装置
は消費電力が小さく、フルカラー表示も可能であり広く
普及されつつある。
など従来のCRTに代り有効な情報端末として実用化が
進んでいる。平板形であるため奥行が小さく総合的に使
い易く低価格になるがらである。中でも液晶パネル装置
は消費電力が小さく、フルカラー表示も可能であり広く
普及されつつある。
基本的なカラー液晶パネル装置の構造は、薄膜能動素子
をマトリクス状に配列した透明基板に、緑、赤、青、各
色に分離したカラーフィルタ基板を対向させて配置し、
その間隙に液晶を充填して構成される。間隙を約5μm
に保持するために、周辺シール材には一定径のガラスフ
ァイバを混入させると同時に、液晶セル部分にも同様に
球形のスペーサを配置させ固着する0周辺シール部と、
カラーフィルタが構成されている表示部との距離は通常
基板の利用効率を上げるために、非常に小さい値に設計
される。例えば11程度の距離となる。そして、この部
分には外部回路への電気的接続のための電極端子がマト
リクスの行列の数、すなわち、基板の周囲にわたり10
00個以上配置された部分にシール材が載1され、2枚
の基板が固着されることになる。
をマトリクス状に配列した透明基板に、緑、赤、青、各
色に分離したカラーフィルタ基板を対向させて配置し、
その間隙に液晶を充填して構成される。間隙を約5μm
に保持するために、周辺シール材には一定径のガラスフ
ァイバを混入させると同時に、液晶セル部分にも同様に
球形のスペーサを配置させ固着する0周辺シール部と、
カラーフィルタが構成されている表示部との距離は通常
基板の利用効率を上げるために、非常に小さい値に設計
される。例えば11程度の距離となる。そして、この部
分には外部回路への電気的接続のための電極端子がマト
リクスの行列の数、すなわち、基板の周囲にわたり10
00個以上配置された部分にシール材が載1され、2枚
の基板が固着されることになる。
上述した従来のカラー液晶パネル装置は、周辺シール材
を加熱硬化処理する時、シール材の一部が電極端子部の
導入配線に沿って表示部へ浸入してしまう。町な、カラ
ーフィルタの電極との基板間接続用トランスファ材の一
部が同様に表示部へ浸入してしまう。周辺シール部と表
示部、トランスファ部と表示部との距離が近いためと、
表示部を構成するカラーフィルタは通常厚みが2μm程
度あるため周辺シール部より間隙が小さく毛細管現象に
より広い範囲にわたり浸入し易くなる。したがって、液
晶が配向しない部分が表示部周辺に広くできてしまい、
薄膜能動素子を時系列に動作させても、いわゆる白抜は
現象と言われる表示不良を多発させる欠点がある。
を加熱硬化処理する時、シール材の一部が電極端子部の
導入配線に沿って表示部へ浸入してしまう。町な、カラ
ーフィルタの電極との基板間接続用トランスファ材の一
部が同様に表示部へ浸入してしまう。周辺シール部と表
示部、トランスファ部と表示部との距離が近いためと、
表示部を構成するカラーフィルタは通常厚みが2μm程
度あるため周辺シール部より間隙が小さく毛細管現象に
より広い範囲にわたり浸入し易くなる。したがって、液
晶が配向しない部分が表示部周辺に広くできてしまい、
薄膜能動素子を時系列に動作させても、いわゆる白抜は
現象と言われる表示不良を多発させる欠点がある。
本発明は、複数個の薄膜能動素子をマトリクス状に配列
した第1の透明基板と、この第1の透明基板に対向配置
され、カラーフィルタが設置された第2の透明基板と、
この第2の透明基板と前記第1の透明基板との間隙を保
持するための周辺シール部と、前記間隙に充填された液
晶材とから少なくとも構成されるカラー液晶パネル装置
において、前記第2の透明基板上のカラーフィルタの表
示部と、前記周辺シール部が設置される部分との間に、
前記表示部と同等な高さをもち、かつ前記表示部と分離
されたパターンの補助柵が1個以上形成されていること
を特徴とする。
した第1の透明基板と、この第1の透明基板に対向配置
され、カラーフィルタが設置された第2の透明基板と、
この第2の透明基板と前記第1の透明基板との間隙を保
持するための周辺シール部と、前記間隙に充填された液
晶材とから少なくとも構成されるカラー液晶パネル装置
において、前記第2の透明基板上のカラーフィルタの表
示部と、前記周辺シール部が設置される部分との間に、
前記表示部と同等な高さをもち、かつ前記表示部と分離
されたパターンの補助柵が1個以上形成されていること
を特徴とする。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示す断面概略図である
。第1図において、透明ガラス基板1上に数】O万個の
薄膜能動素子をマトリクス状に形成した表示部2と、外
部回路との電気的接続を行うための電極配線3とが、例
えばCr、ITOなどを導体材料に、Si3 N、、5
i02などを絶縁材料に、アモルファスStを半導体材
料に使用し、高精度に作られている。一方、第2の透明
基板であるカラーフィルタ基板4には表示部に対応して
フィルタ部5が形成され、さらに、そのフィルタ部の周
辺には分離してフィルタ部と同等な高さの補助防止柵6
が設けられている1通常フィルタ部5を構成する色素膜
は2μm程度の膜厚のゼラチン膜に染色して作られるが
、この補助防止柵6も同様にフィルタ部5を作る時に同
時に作られる。実際のカラーフィルタ基板4には、さら
にアクリル、ビニールなどの有機膜によるオーバコート
材の塗布、ITOllKgのスパッタを実施するが、こ
こでは省略している0次に周辺シール部7を設置し、基
板間を接着して液晶材を注入して完成する。
。第1図において、透明ガラス基板1上に数】O万個の
薄膜能動素子をマトリクス状に形成した表示部2と、外
部回路との電気的接続を行うための電極配線3とが、例
えばCr、ITOなどを導体材料に、Si3 N、、5
i02などを絶縁材料に、アモルファスStを半導体材
料に使用し、高精度に作られている。一方、第2の透明
基板であるカラーフィルタ基板4には表示部に対応して
フィルタ部5が形成され、さらに、そのフィルタ部の周
辺には分離してフィルタ部と同等な高さの補助防止柵6
が設けられている1通常フィルタ部5を構成する色素膜
は2μm程度の膜厚のゼラチン膜に染色して作られるが
、この補助防止柵6も同様にフィルタ部5を作る時に同
時に作られる。実際のカラーフィルタ基板4には、さら
にアクリル、ビニールなどの有機膜によるオーバコート
材の塗布、ITOllKgのスパッタを実施するが、こ
こでは省略している0次に周辺シール部7を設置し、基
板間を接着して液晶材を注入して完成する。
このような構造のカラー液晶パネル装置は、周辺シール
部7を加熱硬化処理する時、シール材の表示部2への浸
入は補助防止柵6によって防止され、液晶の配向不良を
発生することが無くなる。
部7を加熱硬化処理する時、シール材の表示部2への浸
入は補助防止柵6によって防止され、液晶の配向不良を
発生することが無くなる。
通常シール材はエポキシ樹脂を使用するが、硬化温度例
えば150℃で処理する場合、硬化温度に達する以前の
80〜100°C程度になると、非常に粘度が小さくな
る領域がある。このためシール材の一部が電極配線3上
を伝播し表示部2に向かって浸入しようとするが、を極
配置!3と補助防止柵6との間隙は、周辺部の他の部分
より狭いためこの対向部分に毛細管現象で溜ってくれる
。したがって、シール材の浸入は表示部2まで進むこと
が無く白抜けによる表示不良がなくなるので、高い歩留
りの液晶パネル装置を得ることができる。
えば150℃で処理する場合、硬化温度に達する以前の
80〜100°C程度になると、非常に粘度が小さくな
る領域がある。このためシール材の一部が電極配線3上
を伝播し表示部2に向かって浸入しようとするが、を極
配置!3と補助防止柵6との間隙は、周辺部の他の部分
より狭いためこの対向部分に毛細管現象で溜ってくれる
。したがって、シール材の浸入は表示部2まで進むこと
が無く白抜けによる表示不良がなくなるので、高い歩留
りの液晶パネル装置を得ることができる。
また、従来は周辺シール部7と表示部2とはこのシール
材の浸入があるために、2m−以上の距離が必要とされ
ていたが、補助防止柵6の幅を例えば0.1mm程度に
すれば1騰■以下の距離にすることも可能になる。した
がって、設計の自由度が増し、例えば周辺シール部7の
幅を大きくすることが可能になることから耐高温高湿性
に富むようになり高信頼のカラー液晶パネル装置を得る
ことができる。
材の浸入があるために、2m−以上の距離が必要とされ
ていたが、補助防止柵6の幅を例えば0.1mm程度に
すれば1騰■以下の距離にすることも可能になる。した
がって、設計の自由度が増し、例えば周辺シール部7の
幅を大きくすることが可能になることから耐高温高湿性
に富むようになり高信頼のカラー液晶パネル装置を得る
ことができる。
第2図は、本発明の第2の実施例を示す平面概略図であ
る。カラーフィルタ基板14に設置しなITOの共通電
極と、薄膜能動素子をマトリクスに設置した表示部との
電気的接続を基板間で行うためにトランスファ電極10
をそれぞれの基板の角部に設は対向している。この部分
には導電性接着剤のAgペースト11が塗布され、周辺
シール材の硬化時に同時に硬化される。
る。カラーフィルタ基板14に設置しなITOの共通電
極と、薄膜能動素子をマトリクスに設置した表示部との
電気的接続を基板間で行うためにトランスファ電極10
をそれぞれの基板の角部に設は対向している。この部分
には導電性接着剤のAgペースト11が塗布され、周辺
シール材の硬化時に同時に硬化される。
第2図において、トランスファ電極10は周辺シール部
17と表示部12との間に存在し、表示部12に近接し
て設置されている。このため、補助防止柵16はトラン
スファ電極10の一部に覆うように設けられ、表示部1
2のフィルタ部と分離されてカラーフィルタ基板14に
設置されている。シール材が硬化されると同時にトラン
スファ導体となるAgペースト11も硬化されるが、こ
の時Agペースト11の接着剤成分が同様に表示部12
に浸入しようとする。とくにトランスファ電極10は他
の部分より間隙が小さいため電極配線13上をAgペー
スト11の接着剤成分が伝播し表示部12へ浸入し易い
、これを防止するのが補助防止柵16である。トランス
ファ電極10の一部に覆うように設けられているためA
gペースト11の余分な接着剤成分は、この間隙の狭い
補助防止柵16のある部分に集中して残り、他の部分に
は流出していき難い、したがって、Agペースト11の
表示部12への浸入によって白抜けの表示不良が発生す
ることが無く、歩留りの高い液晶パネルを得ることがで
きる。
17と表示部12との間に存在し、表示部12に近接し
て設置されている。このため、補助防止柵16はトラン
スファ電極10の一部に覆うように設けられ、表示部1
2のフィルタ部と分離されてカラーフィルタ基板14に
設置されている。シール材が硬化されると同時にトラン
スファ導体となるAgペースト11も硬化されるが、こ
の時Agペースト11の接着剤成分が同様に表示部12
に浸入しようとする。とくにトランスファ電極10は他
の部分より間隙が小さいため電極配線13上をAgペー
スト11の接着剤成分が伝播し表示部12へ浸入し易い
、これを防止するのが補助防止柵16である。トランス
ファ電極10の一部に覆うように設けられているためA
gペースト11の余分な接着剤成分は、この間隙の狭い
補助防止柵16のある部分に集中して残り、他の部分に
は流出していき難い、したがって、Agペースト11の
表示部12への浸入によって白抜けの表示不良が発生す
ることが無く、歩留りの高い液晶パネルを得ることがで
きる。
なお、本発明の上記実施例では補助防止柵は1箇所に1
箇のみの設置としたが、これに限らず、周辺シール部に
わたり段続的に多数個に分けて設置しても良い。また角
部のトランスファ部の補助防止柵もとくにパターンは限
定しなくとも、任意に決めて良く、徐々に表示部がら遠
くなるようなパターンにしても良い。
箇のみの設置としたが、これに限らず、周辺シール部に
わたり段続的に多数個に分けて設置しても良い。また角
部のトランスファ部の補助防止柵もとくにパターンは限
定しなくとも、任意に決めて良く、徐々に表示部がら遠
くなるようなパターンにしても良い。
以上説明したように本発明は、表示部と周辺シール部と
の間にカラーフィルタの材質と同一でかつ分離して補助
防止柵をカラーフィルタ基板に設置することにより、シ
ール材およびAgペーストの一部が表示部へ浸入するの
を防ぎ、表示性能の良いカラー液晶パネルを製作できる
効果がある。
の間にカラーフィルタの材質と同一でかつ分離して補助
防止柵をカラーフィルタ基板に設置することにより、シ
ール材およびAgペーストの一部が表示部へ浸入するの
を防ぎ、表示性能の良いカラー液晶パネルを製作できる
効果がある。
第1図は本発明の第1の実施例を示す概略断面図、第2
図は本発明の第2の実施例を示す概略平面図である。 1・・・透明ガラス基板、2.12・・・表示部、3゜
13・・・電極配線、4,14・・・カラーフィルタ基
板、5・・・フィルタ部、6,16・・・補助防止柵、
7.17・・・周辺シール部、10・・・トランスファ
電極、11・・・Agペースト。
図は本発明の第2の実施例を示す概略平面図である。 1・・・透明ガラス基板、2.12・・・表示部、3゜
13・・・電極配線、4,14・・・カラーフィルタ基
板、5・・・フィルタ部、6,16・・・補助防止柵、
7.17・・・周辺シール部、10・・・トランスファ
電極、11・・・Agペースト。
Claims (1)
- 複数個の薄膜能動素子をマトリクス状に配列した第1
の透明基板と、この第1の透明基板に対向配置されカラ
ーフィルタが設置された第2の透明基板と、この第2の
透明基板と前記第1の透明基板との間隙を保持するため
の周辺シール部と、前記間隙に充填された液晶材とを有
するカラー液晶パネル装置において、前記第2の透明基
板上のカラーフィルタの表示部と、前記周辺シール部が
設置される部分との間に、前記表示部と同等な高さをも
ちかつ前記表示部と分離されたパターンの補助柵が1個
以上形成されていることを特徴とするカラー液晶パネル
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2272574A JPH04147218A (ja) | 1990-10-11 | 1990-10-11 | カラー液晶パネル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2272574A JPH04147218A (ja) | 1990-10-11 | 1990-10-11 | カラー液晶パネル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04147218A true JPH04147218A (ja) | 1992-05-20 |
Family
ID=17515811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2272574A Pending JPH04147218A (ja) | 1990-10-11 | 1990-10-11 | カラー液晶パネル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04147218A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006126755A (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-18 | Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd | 液晶表示装置及びその製造方法 |
WO2007129489A1 (ja) * | 2006-04-11 | 2007-11-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | 表示装置用基板および表示装置 |
JP2012132993A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Japan Display Central Co Ltd | 液晶表示装置 |
JP2013156663A (ja) * | 2013-05-21 | 2013-08-15 | Japan Display Inc | 液晶表示装置 |
-
1990
- 1990-10-11 JP JP2272574A patent/JPH04147218A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006126755A (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-18 | Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd | 液晶表示装置及びその製造方法 |
WO2007129489A1 (ja) * | 2006-04-11 | 2007-11-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | 表示装置用基板および表示装置 |
US8125608B2 (en) | 2006-04-11 | 2012-02-28 | Sharp Kabushiki Kaisha | Board for display device and display device |
JP2012132993A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Japan Display Central Co Ltd | 液晶表示装置 |
US8508707B2 (en) | 2010-12-20 | 2013-08-13 | Japan Display Central Inc. | Liquid crystal display device |
JP2013156663A (ja) * | 2013-05-21 | 2013-08-15 | Japan Display Inc | 液晶表示装置 |
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