JPH0414692A - 磁気テープ記憶装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、大量の情報を記憶する磁気テープ記憶装置の
うち、特に、磁気テープに記録されている情報を高速に
検索する磁気テープ記憶装置に関する。

（従来の技術） 従来の磁気テープ記憶装置は、第２図に示すテープトラ
ック構成図のデータ（情報）の読取り又は書込む磁気ヘ
ッドの読取り位置がトラック３のＡであり、アクセスす
るデータがトラック４のＢの場合、当該磁気ヘッドのト
ラック３のＡからアクセスするトラック４まてサーチし
て、トラック４のＢからデータをアクセスする。

上記アクセスするデータがトラック１のＣの場合、磁気
テープ記憶装置は、磁気ヘッドの読取り位置のＡからト
ラックｎまでサーチした後にトラック０の磁気テープの
始端を示すＢＯＴ（Ｂｅｇｉｎｎｉｎｇ　ｏｆ　ｔａｐ
ｅ　５ｔａｒｋｅｒ　　）から順次サーチしてトラック
１のＣをアクセスしてデータの読取り又は書込みを行な
う。上記磁気ヘッドの読取り位置Ａから離れているデー
タをアクセスする場合は、迅速にアクセスするのが容品
ではなかった。

（発明が解決しようとする課題） 従来の磁気テープ記憶装置は、例えば、磁気ヘッドの読
取り位置がトラック０て、アクセスするトラックがｎの
場合には、トラック０からアクセスするトラックｎまで
順次、サーチするため、アクセスするまで時間を要する
。アクセスするまでに時間を要すると磁気テープにデー
タの読出し又は書込みの処理の遅延を招来するおそれが
あり、その対策が切望されていた。

本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的
は、アクセスするトラックに磁気ヘッドの読取り位置の
トラックを切替えて、アクセスする位置まで磁気テープ
を高速に走行させることにより、所望の情報の読出し又
は書込むアクセスを迅速に処理し、装置の処理を高速に
実行して装置の機能を向上する磁気テープ記憶装置に関
する。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本発明は、磁気テープのトラ
ックに対する磁気へ・ソドの読取り位置を検出するヘッ
ド読取り位置検出手段と、このヘッド読取り位置検出手
段により検出された磁気ヘッドの読取り位置のトラ・ツ
クとアクセスするトラックとを比較して、当該磁気へ・
ソドの読取り位置のトラックをアクセスするトラックに
切替えるトラック切替手段と、 前記磁気テープのファイルマークからアクセスする位置
の方向に対する当該磁気テープの走行方向を検出するテ
ープ走行検出手段と、 このテープ走行検出手段により検出された磁気テープの
走行方向からアクセスする位置まで高速に磁気テープを
走行させるテープ高速走行手段と、を備えたことを要旨
とする。

（作用） 上記構成を備えた磁気テープ記憶装置においては、磁気
テープのトラックに対する磁気ヘッドの読取り位置のト
ラックを検出して、当該磁気ヘッドの読取り位置のトラ
ックとアクセスするトラックとを比較する。比較により
磁気ヘッドの読取り位置のトラックをアクセスするトラ
ックに切替える。そして、磁気テープのファイルマーク
からアクセスする位置の方向に対する当該磁気テープの
走行方向を検出して、アクセスする位置まで磁気テープ
を高速に回転駆動させるので、アクセスを迅速にできる
。

（実施例） 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の磁気テープ記憶装置に係る一実施例の
構成を示すブロック図である。

上記磁気テープ記憶装置１は、装置全体を制御する磁気
テープコントロール部３を有して、テープ機構部５に接
続している。

上記テープ機構部５は、磁気テープの走行方向の正転又
は反転等の回転駆動を制御する。

磁気テープコントロール部３は、トラック位置検出部７
、トラック切替部９およびファイルマーク検出部１１を
有する。

トラック位置検出部７（ヘッド読取り位置検出手段）は
、磁気ヘッド（図示せず）から読取られたトラックが記
憶されている後述するテープデータアドレス検出記憶部
１３から磁気ヘッドの読取り位置のトラックを検出する
。

ここで、第２図の磁気テープのテープトラック構成図を
用いて説明するとトラック位置検出部７は、磁気ヘッド
の読取り位置であるトラック３の図中、略中央部Ａを検
出する。上記磁気ヘッドの読取り位置Ａに対して図中左
側には磁気テープの始端を示す反射マーカのＢ　ＯＴ　
（Ｂｅｇｊｎｎｊｎｇ　ｃｉ「ｔａｐｅ　ｍａｒｋｅｒ
　）　、図中右側には磁気テープの終端を示す反射マー
カのＥ　ＯＴ　（Ｅｎｄ　ｏｆ　ｍａｒｋｅｒ　）が配
置されている。なお、上記磁気ヘッドの読取り位置Ａの
トラック３に対し、図中上部からトラック０、トラック
２、トラック４、トラックｎ１　トラック３およびトラ
ック５が配置されている。

第１図に戻り、トラック切替部９（トラック切替手段）
は、上記トラック位置検出部７により検出された磁気ヘ
ッドの読取り位置Ａと後述するテ−ブデータアドレス検
出記憶部１３に記憶されているアクセスするトラックと
を比較して、当該磁気ヘッドの読取り位置をアクセスす
るトラックに切替える。例えば、第２図に示した磁気ヘ
ッドの読取り位置がトラック３の略中央部のＡて、トラ
ック４のＢをアクセスする場合、トラック切替部９は、
磁気ヘッドの読取り位置をトラック４に切替える。　フ
ァイルマーク検出部１１（テープ走行検出手段）は、ユ
ーザーにより指定されるファイルマークおよびＩＲＧを
検出する。ここで、第２図のテープトラック構成図の各
トラックの構成を第３図のトラック構成図を用いてファ
イルマーク検出部１１を説明する。

同図において、各トラックにはレコード間隔を示すＩ　
ＲＧ　（Ｉｎｔｅｒ　ｒｏｃｋ　ｇａｐ）　１７　ａお
よびデータの記憶されているデータ部１９ａがブロック
単位により記憶され、同様にＩＲＧ１７ｂ〜１７ｅおよ
びデータ部１９ｂ〜１９ｅがブロック単位で記憶されて
いる。上記データ１９ｄとＩＲＧ１７ｅとの間には、例
えばユーザーにより指定されたファイルマーク２１が記
憶されている。上記ファイルマーク検出部１１は、各ト
ラックのファイルマーク２１を検出して、磁気ヘッドの
読取り位置が当該ファイルマーク２１より図中左側のＢ
ＯＴ側又は図中右側のＥＯＴ側にあるかを検出し、後述
するテープデータアドレス検出記憶部１３の所定アドレ
スに記憶する。

再び、第１図に戻り、テープデータアドレス記憶部（以
下、アドレス記憶部という。）１３は、磁気ヘッドから
読取られた磁気テープのトラック０〜トラツクｎを記憶
するメモリである。また、アドレス記憶部１３は、ファ
イルマーク検出部１１により検出されたファイルマーク
２１、ＩＲＧ１７ａ〜１７ｅおよび磁気ヘッドによりア
クセスするトラック１のＣ，トラック４のＢのアドレス
を所定アドレスに記憶する。

早送り早春機構部１５（テープ高速走行手段）は、磁気
テープを通常のテープ走行速度の、例えば、３倍程度に
高速に正転又は反転方向に走行させるものである。例え
ば、トラック４のＢをアクセスする場合、磁気ヘッドの
読取り位置がトラック４に切替えられてＥＯＴ側に走行
された後に早送り早春機構部１５は、上記アドレス記憶
部１３の所定アドレスに記憶されているアクセスするア
ドレスのＢまでＥＯＴ側に磁気テープを早巻き走行させ
る。

次にこの実施例の作用を第４図の処理フローチャートを
用いて説明する。

まず、装置に電源投入後、磁気テープコントロール部３
のトラック位置検出部７は、アドレス記憶部１３から磁
気ヘッド（図示せず）の読取り位置であるトラック３の
Ａを検出する。検出後、トラック切替部９は、アドレス
記憶部１３の所定アドレスからアクセスするトラック４
を読出す。読出したトラック４にトラック切替部９は、
磁気ヘッドの読取り位置を切替える（ステップ１００〜
１２０）。

磁気ヘッドの読取り位置がトラック４に切替えられると
ファイルマーク検出部１１は、磁気テープの走行方向を
検出して、当該磁気テープの走行方向がＢＯＴ側又はＥ
ＯＴ側かを判別する。磁気テープの走行方向がＢＯＴ側
のときテープ機構部５は、ＢＯＴ側に磁気テープを走行
させ、一方、磁気テープの走行方向がＥＯＴ側のときＥ
ＯＴ側に磁気テープを走行させる。走行後、ファイルマ
ーク検出部１１は、検出したＩＲＧとファイルマーク２
１のアドレスがアドレス記憶部１３の所定アドレスに記
憶して、アクセスするトラック４のＢのアドレスと比較
する（ステップ１３０〜１６０）。

比較により、アクセスするトラック４のＢが磁気ヘッド
の読取り位置ＡよりＥＯＴ側のとき早送り早春機構部１
５は、ＩＲＧの値（アドレス）とアクセス値であるトラ
ック４のＢのアドレとが等しくなるまで磁気テープを早
送り走行させて、ステップ２３０に進む。一方、アクセ
スするトラック４のＢが磁気ヘッドの読取り位置よりＢ
ＯＴ側のとき早送り早春機構部１５は、アクセスするト
ラック４のＢの１つ先のＩＲＧ（ＩＲＧの値がアクセス
値のマイナス１の値）まで、磁気テープの早春き走行を
行なう。上記早春の終了後、テープ機構部５は、磁気テ
ープの回転方向を反転させてステップ２３０に進む（ス
テップ１７０〜２２０）。

ステップ２３０に進むとテープ機構部５は、磁気テープ
を標準速に切換えて、磁気テープコントロール部３によ
りトラックのデータ部からデータのリード又はライトが
行なわれる（ステップ２３０〜２４０）。

これにより、読出し又は書込むデータを迅速にアクセス
できるため、装置の処理を高速に処理できる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、アクセスするト
ラックに磁気ヘッドの読取り位置のトラックを切替えて
、アクセスする位置まで磁気テープを高速に走行させる
ことにより、所望の情報の読出し又は書込むアクセスを
迅速に処理し、装置の処理の高速を実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の磁気テープ記憶装置の一実施例に係る
制御を示すブロック図、第２図は磁気テープのテープト
ラック構成図、第３図は磁気テープのトラック構成図、
第４図は本発明の動作を示すフローチャートである。 ５・・・テープ機構部 ７・・・トラック位置検出部 ９・・・トラック切替部 １１・・・ファイルマーク検出部 １３・・・テープデータアドレス検出記憶部１５・・・
早送り早春機構部 １７　ａ　〜１７　ｅ　＝・Ｉ　ＲＧ ２１・・・ファイルマーク

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 磁気テープのトラックに対する磁気ヘッドの読取り位置
   を検出するヘッド読取り位置検出手段と、このヘッド読
   取り位置検出手段により検出された磁気ヘッドの読取り
   位置のトラックとアクセスするトラックとを比較して、
   当該磁気ヘッドの読取り位置のトラックをアクセスする
   トラックに切替えるトラック切替手段と、 前記磁気テープのファイルマークからアクセスする位置
   の方向に対する当該磁気テープの走行方向を検出するテ
   ープ走行検出手段と、 このテープ走行検出手段により検出された磁気テープの
   走行方向からアクセスする位置まで高速に磁気テープを
   走行させるテープ高速走行手段と、を備えたことを特徴
   とする磁気テープ記憶装置。