JPH04146927A - 新規なカチオン性界面活性剤及びその製造方法 - Google Patents

新規なカチオン性界面活性剤及びその製造方法

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JPH04146927A
JPH04146927A JP2270110A JP27011090A JPH04146927A JP H04146927 A JPH04146927 A JP H04146927A JP 2270110 A JP2270110 A JP 2270110A JP 27011090 A JP27011090 A JP 27011090A JP H04146927 A JPH04146927 A JP H04146927A
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JP
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acylalkyleneimine
poly
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cationic surfactant
oxazine
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JP2270110A
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Taku Oda
卓 織田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、皮膚に対して温和な作用を示し、繊維・毛髪
に対して良好な柔軟性、帯電防止性を与え、浸透性、界
面活性能に優れた新規カチオン性界面活性剤及びその製
造方法に関する。
〔従来の技術〕
カチオン性界面活性剤は、繊維・毛髪に対して良好な柔
軟性、帯電防止性、殺菌性などの優れた特性を与えるこ
とから、繊維仕上剤、ヘアリンス、ヘアコンディショナ
ー、染色助剤、化粧品、医薬品分野などに広く用いられ
ている。
従来使用されているカチオン性界面活性剤は第4級アン
モニウム塩型あるいはアミン型のものが大部分を占めて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
これらのカチオン性界面活性剤は、いずれも皮膚に対す
る刺激が強く、毒性も強い等の欠点を有する。
従って、カチオン性界面活性剤としての特性を保持し、
皮膚に対する刺激が弱く、毒性も弱いカチオン性界面活
性剤の開発が望まれていた。
〔課題を解決するための手段〕
上記実情に鑑み、本発明者らは、カチオン性界面活性剤
としての優れた特性を具備し、皮膚等に対して温和な作
用を有するカチオン性界面活性剤を得るべく鋭意研究し
た結果、本発明を完成するに到った。
即ち、本発明は、一般式(I) R1−NEXT)TR4(I) ○ R,Y 〔式中RI+ Rz及びR3はそれぞれ同一あるいは異
なる水素原子、炭素数1〜3のアルキル基のいずれかを
表し、かつ三者のうち少なくとも一つは炭素数1〜3の
アルキル基である。R4は水素原子、炭素数1〜3のア
ルキル基のいずれかを表し、Yは四級アンモニウム塩の
対イオンを表し、XはN−アシルアルキレンイミンの繰
り返し単位を表し、Iはポリ(N−アシルアルキレンイ
ミン)の重合度を表す。〕 で表され、分子量が200〜20 、000であるポリ
(N−アシルアルキレンイミン)誘導体からなる新規な
カチオン性界面活性剤及びその製造方法を提供するもの
である。
本発明のカチオン性界面活性剤はいずれも文献未記載の
新規物質であり、従来のカチオン性界面活性剤にみられ
るような皮膚刺激性、皮膚感作性はなく、繊維・毛髪に
対する柔軟性、帯電防止性、浸透性、界面活性能等に於
いても良好な性能を有するものである。
以下本発明の詳細な説明する。
前記式(I)のXで表されるN−アシルアルキレンイミ
ンの繰り返し単位からなるポリ(N−アシルアルキレン
イミン)のセグメントは、下記式(II) 人ノ R,0 (式中、R5は水素原子、炭素数1〜22のアルキル基
、シクロアルキル基、アラルキル基、アリール基のいず
れかを表し、nは2又は3である。
で表される環状イミノエーテル化合物の開環重合により
得られる。
式(n)で表される環状イミノエーテル化合物は、以下
に例示するような2−オキサゾリン類或いは2−オキサ
ジン類である。即ち、2−オキサゾリン、2−メチル−
2−オキサゾリン、2−エチル−2−オキサプリン、2
−プロピル2−オキサゾリン、2−ブチル−2−オキサ
ゾリン、2−ベンチルー2−オキサゾリン、2ヘプチル
−2−オキサゾリン、2−オクチル2−オキサゾリン、
2−ノニル−2−オキサゾリン、2−デシル−2−オキ
サゾリン、2ウンデシル−2−オキサゾリン、2−ドデ
シル2−オキサゾリン、2−トリデシル−2−オキサゾ
リン、2−テトラデシル−2−オキサゾリン、2−ペン
タデシル−2−オキサプリン、2−ヘキサデシル−2−
オキサプリン、2−ヘプタデシル−2−オキサゾリン、
2−オクタデシル−2−オキサゾリン、2−ノナデシル
−2−オキサヅリン、2−エイコシル−2〜オキサゾリ
ン、2−ヘンエイコシル−2−オキサプリン、2−トコ
シル−2−オキサプリン、2−ヘンシル−2−オキサゾ
リン、2−フェニル−2−オキサゾリン、2−ナフチル
−2−オキサゾリン、2−アンスリル−2−オキサプリ
ン、2−ピレニル−2−オキサゾリン、2−ペリレニル
−2−オキサゾリン、2−オキサジン、2−メチル−オ
キサジン、2−エチル−2−オキサジン、2−プロピル
−2−オキサジン、2−ブチル−2〜オキサジン、2−
ベンチルー2−オキサジン、2−へキシル−2−オキサ
ジン、2−へブチル−2−オキサジン、2−オクチル−
2−オキサジン、2−ノニル−2−オキサジン、2−デ
シル−2−オキサジン、2−ウンデシル−2−オキサジ
ン、2−ドデシル−2−オキサジン、2−トリデシル−
2−オキサジン、2テトラデシル−2−オキサジン、2
−ペンタデシル−2−オキサジン、2−ヘキサデシル−
2−オキサジン、2−ヘプタデシル−2−オキサジン、
2−オクタデシル−2−オキサジン、2−ノナデシル−
2−オキサジン、2−エイコシル−2−オキサジン、2
−ヘンエイコシル−2−オキサジン、2−トコシル−2
−オキサジン、2−ベンジル−2−オキサジン、2−フ
ェニル−2−オキサジン、2−ナフチル−2−オキサジ
ン、2−アンスリル−2−オキサジン、2ピレニル−2
−オキサジン、2−ペリレニル2−オキサジンなどが挙
げられる。
これらの環状イミノエーテルは例えばLiebigsA
nn、 Chew、、 p 996〜plo09 (I
974)に記載の方法によって作ることができる。
これらの化合物は、開環重合のモノマーとして1種のみ
を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用い
てもよい。
上記環状イミノエーテルを開環重合させる重合開始剤は
、例えばトルエンスルホン酸アルキルエステル、硫酸ジ
アルキルエステル、トリフルオロメタンスルホン酸アル
キルエステル、アルキルハライド;p−)ルエンスルホ
ン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、トリフルオロ酢
酸等のプロトン酸等が挙げられるが、これらに限定され
るものではない。これら開始剤は単独あるいは混合物で
用いることができる。
これらの開始剤を用いて前記式(II)で表される環状
イミノエーテル化合物を開環重合させることにより、式
(I)のXで表されるN−アシルアルキレンイミンの繰
り返し単位からなるポリ(N−アシルアルキレンイミン
)のセグメントを得ることができるが、このセグメント
は単独重合体鎖でも共重合体積でもよく、該共重合体積
はランダム共重合体鎖でもブロンク共重合体鎖でもよい
ポリ(N−アシルアルキレンイミン)のセグメントの分
子量は100以上、15000以下が好ましいが、更に
好ましくは140以上、5000以下が適当である。分
子量が100より小さいとポリ(Nアシルアルキレンイ
ミン)の性質を失い、また15000より大きいとべた
つきが目立つようになり、感触が悪くなるため好ましく
ない。
本発明のカチオン性界面活性剤は、前記式(■で表され
る環状イミノエーテル化合物を開環重合させることによ
り生成する重合活性種と、炭素数1〜3のアルキル基を
少なくとも一つ有するアミン化合物とを反応することに
より得ることができる。
〕 上記重合活性種は、開始剤の種類によって下記一般式(
III)又は(IV) R4−(X’→−N−(−CH2±「BC=O(IV) (式中、Xoはポリ(N−アシルアルキレンイミン)鎖
を表し、nは2又は3の整数を表し、R1は水素原子、
炭素数1〜22のアルキル基、シクロアルキル基、アラ
ルキル基、又はアリール基を表し、R4+ A、 Bは
それぞれ開始剤Ra  A又はR4Bの残基を表す。) で表されるイオン結合種(II[)及び共有結合種(I
V)のタイプに分かれると言われている(小林、三核、
マクロモレキュラヶミストリー・サブラメシト12巻、
  plH1985))。
上記重合活性種は、−級、二級又は三級アミノ基、メル
カプト基、ヒドロキシル基、カルボキシレート基等の官
能基と反応して重合を停止することができるが、本発明
においては、特に炭素数1〜3のアルキル基を少なくと
も一つ有する一級、二級又は三級アミン化合物と反応さ
せるのが好ましい。
本発明に用いられる炭素数1〜3のアルキル基を少なく
とも一つ有するアミン化合物としては、トリメチルアミ
ン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、メチルア
ミン、ジメチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン
、プロピルアミン、ジプロピルアミン等が挙げられる。
上記アミンと、上記式(II)で表される環状イミノエ
ーテルを開環重合させることにより得たポリ(N−アシ
ルアルキレンイミン)の重合活性種との反応は、以下の
ようにして行うことができる。
開始剤を極性溶媒、好適にはアセトニトリル、バレロニ
トリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド
、クロロホルム、塩化メチレン、塩化エチレン、酢酸エ
チル等の単独溶媒、あるいは必要に応じて他の溶媒との
混合溶媒に溶かし、40〜150°C1好適には60〜
100°Cに昇温する。そこに上記一般式(II)で表
される環状イミノエーテルを一括投入、あるいは反応が
激しい場合には滴下し、重合を行う。重合の進行はガス
クロマトグラフィーなどの分析機器でモノマーである環
状イミノエーテルの残存量を定量することにより追跡す
ることができる。環状イミノエーテルが消費され重合が
終了しても、生長末端の活性種は反応性を維持している
。ポリマーを単離することなく、引き続き、このポリマ
ー溶液と上記アミンを等モル混合し、5〜100°C1
好ましくは20〜80°Cの条件で反応させる。
反応を完全に行うために、ポリ(N−アシルアルキレン
イミン)とアミンのどちらかを1.2倍程度過剰に仕込
んでも良い。過剰な分は、後の精製の時に除去すること
ができる。
尚、反応系中に水が存在するとポリ(N−アシルアルキ
レンイミン)の反応性末端が反応し、対応するアルコー
ルなどを生成するので好ましくなく、反応系から水分を
ほぼ完全に取り除くことが望ましい。従って、反応中も
窒素などの不活性ガスの雰囲気下とすることが望ましい
上記の反応を更にわかりやすく説明するため、トリエチ
ルアミンとポリ(N−アシルアルキレンイミン)の反応
性末端との反応を例にとり以下に示す。
(III) Js R4−(X’−)−N−(−CH2÷、NCzHsC=
O Js (V) (rV) zL ■ → R4(X’+ N + C)+2±「NC21(S
C= OC2Hs   (3 (Vl) (式中、n+ R4+ Rs+ A、 B及びX゛は上
述したとおりである。) 一般式(V)、(Vl、)で表される化合物を更にエタ
ノール、水などの溶媒に溶かし、アニオン交換樹脂(例
えばアンバーリストA−21;ローム・アンド・ハース
社製)に通し、更に適当な酸で対イオンを交換すること
もできる。
本発明の新規なカチオン性界面活性剤は、アミンの種類
、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントの種
類、分子量、及び両者の組み合わせの違いによって粘稠
なオイルから固体状樹脂に渡る様々な状態を示すもので
ある。
本発明の新規なカチオン性界面活性剤の分子量は200
〜20000の範囲が実用的であり、より好ましくは2
50〜6000の範囲である。尚、分子量はVPO(蒸
気圧測定法)又はGPC(ゲルパーミェーションクロマ
トグラフィー)等によって求めることができる。
このようにして得られたカチオン性界面活性剤の注目す
べき点は、後記実施例に示すように、カチオン性界面活
性剤としての特徴である繊維毛髪柔軟性、帯電防止性が
優れているだけでなく、皮膚感作性及び皮膚刺激性が全
く認められず、安全性が極めて高い点である。また流動
パラフィン、脂肪酸、高級アルコール、モノグリセリド
、ラノリン誘導体等の油溶性物質を安定に水に乳化する
ことが可能である。
従って、ヘアーリンス剤、繊維仕上げ剤、シャンプー、
セッケン等の化粧品原料として好適に使用することがで
きる。
また、防曇剤、帯電防止剤といったプラスチックス改質
剤としての用途にも使用できる。
〔実施例〕
以下、実施例によって本発明を更に詳細に説明するが、
゛本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1 温度計、滴下ロート、還流冷却器及び撹拌装置を付した
300−四つロフラスコを乾燥窒素にて置換した後、酢
酸エチル50@!、ジエチル硫酸18.22g (0,
12モル)を仕込んだ。撹拌を開始し、油浴にて系を昇
温した。還流下、2−ヘプチル2−オキサゾリン100
g (0,59モル)を2時間かけて滴下し、更に5時
間還流させる。重合後、40°Cまで冷却しトリエチル
アミン14.34g (0,14モル)をクロロホルム
10@lに熔かした溶液を加える。その後、5時間還流
する。冷却後、溶媒をエバポレートし、60°C/10
mmHgにて揮発分を完全に除去すると、黄色の粘稠な
液体が得られた。重合体の組成をプロトンNMR装置(
溶媒重水素化クロロホルム)にて、分子量をGPC法(
溶媒DMF、ポリエチレングリコール換算)、及び蒸気
圧オスモメーター(VPO法/溶媒クロロホルム)にて
測定した。
結果を表1に示す。
実施例2 温度計、滴下ロート、還流冷却器及び撹拌装置を付した
300rL!四つロフラスコを乾燥窒素にて置換した後
、酢酸エチル50−、ジエチル硫酸17.11g (0
,11モル)を仕込んだ。撹拌を開始し、油浴にて系を
昇温した。還流下、2−ウンデシル−2−オキサゾリン
100g (0,44モル)を1時間かけて滴下し、更
に7時間還流させ第一段重合を行った。次いで2−メチ
ル−2−オキサゾリン28.33g (0,33モル)
と酢酸エチル50a7の混合物を2時間かけて滴下し、
更に5時間還流させ第2段重合を行った。40°Cまで
冷却後、トリエチルアミン13.47g (0,13モ
ル)をクロロホルム10tLlに溶かした溶液を加え、
5時間還流する。
冷却後、溶媒をエバポレートし、60°C/ 10mm
Hgにて揮発分を完全に除去すると、黄色の粘稠な液体
が得られた。得られた重合体の組成、及び分子量を実施
例1と同様の方法により測定した。
結果を表1に示す。
実施例3 温度計、滴下ロート、還流冷却器及び撹拌装置を付した
500−四つロフラスコを乾燥窒素にて置換した後、酢
酸エチル100wLl、ジメチル硫酸17.21g (
0,14モル)を仕込んだ、撹拌を開始し、油浴にて系
を昇温した。還流下、2−へブチル−2−オキサジン1
00g (0,55モル)を1時間かけて滴下し、更に
7時間還流させ第一段重合を行った0次いで2−エチル
−2−オキサジン46.31g (0,41モル)と酢
酸エチル50wL1の混合物を2時間かけて滴下し、更
に7時間還流させ第2段重合を行った。50℃まで冷却
後、n−プロピルアミン10.03g (0,17モル
)を加え、5時間還流する。冷却後、溶媒をエバポレー
トし、60°C/ 1(IwwHgにて揮発分を完全に
除去すると、黄色の粘稠な液体が得られた。得られた重
合体の組成、及び分子量を実施例1と同様の方法により
測定した。
結果を表1に示す。
実施例4 実施例3で得た粘稠な液体50gを50−のイソプロピ
ルアルコールに溶かし、水酸化ナトリウム1.6g (
0,04モル)を5−の水に溶かしたものを加える。こ
れにジメチル硫酸7.56g(0,06モル)を加え、
60°Cで8時間加熱することにより四級化する0反応
液をエバポレートし、水洗、乾燥することにより、黄色
の粘稠な液体を得た。得られた重合体の組成、及び分子
量を実施例■と同様の方法により測定した。
結果を表1に示す。
実施例5(溶解性テスト) 実施例1〜4で得られたカチオン性界面活性剤の溶解性
をみるため、表2に示す各種溶媒の1、%溶液における
25゛Cの溶解性を評価した。結果を表2に示す。
面、比較のためにジステアリルジメチルアンモニウムク
ロライドの溶解性の結果も表2に示した。
表   2 注) 表中の略号 ◎ 溶解 O青白く分散(はぼ透明状) Δ 乳化 × 不溶 実施例6(帯電防止能試験) 実施例1〜4で得られたカチオン性界面活性剤又はジス
テアリルジメチルアンモニウムクロライド(比較品) 
0.25gを水100献に溶解(又は分散)する。これ
に10cm X 10c+wの羊毛布を1分間浸漬した
後、気温25°C1湿度75%の恒温、恒温度室にて風
乾する。
表面抵抗測定機を用いて、その羊毛布の表面抵抗を測定
する。帯電防止能は、固有抵抗値Ω(I8,8X表面抵
抗値Ω)で表現し、その値が小さいほど、帯電防止能が
強いことを表す。
結果を表3に示す。
表 実施例7(毛髪柔軟性テスト) 実施例1〜4で得られたカチオン性界面活性剤又はジス
テアリルジメチルアンモニウムクロライド(比較品)の
1%水溶液500 @Zに、市販のシャンプーで処理し
た毛髪の束(長さ20cn+重さ20g、以下ドレスと
称する)2本を30秒間浸漬し、30秒間流水ですすい
だ。これをタオルで水切りし、湿時、並びにこれをドラ
イヤーにて乾燥した時のドレスについて次の方法により
毛髪柔軟性を評価した。
結果を表4に示す。
〈評価方法〉 し  と    しな   )なjき11:女性パネラ
−10名に処理ドレスにされらせてジステアリルジメチ
ルアンモニウムクロライド処理ドレス(比較品)と比べ
どちらが感触的に優れているかを判断させた。実施例で
得られたカチオン性界面活性剤処理ドレスが優れている
と判断したパネルの人数を表4中に示した。
ふ旦盪店カニ トレスをストレインゲージに吊し、目の細かい(間隔約
III1ml)<シで1回1秒の゛速度でくしどき、そ
の際ドレスにかかる力を測定した。
表 実施例8(繊維柔軟性テスト) 0.2%ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ水溶液にて
2回洗濯した綿の市販タオルを、実施例1〜4で得られ
たカチオン性界面活性剤又はジステアリルジメチルアン
モニウムクロライド(比較品)の0.02%水溶液に5
分間浸漬し、3分間脱水した後風乾し、試験用タオルと
した。
純曲げ試験機にて曲げヒステリシス2Hm(g・cm/
cm)を求めた。
結果を表5に示す。
曲げヒステリシスの値が小さい方が柔らかく惑しられる
表   5 実施例9(乳化安定性テスト) 実施例1〜4で得られたカチオン性界面活性剤又はジス
テアリルジメチルアンモニウムクロライド(比較品)5
重量部を流動パラフィン65重量部に溶解(又は分散)
シフ0°Cに昇温する。
水30重量部を30分で滴下し、ゆっくりと放冷するこ
とにより、−70型エマルジヨンを得た。エマルジョン
の安定性を下記基準により評価した。
結果を表6に示す。
〈評価基準〉 O:48時間後も分離が認められない。
△:48時間後に少し分離した。
×:48時間以内に分離した。
表    6 実施例10(皮膚刺激性試験) パネラ−10人に対して、実施例1〜4で得られたカチ
オン性界面活性剤又はジステアリルジメチルアンモニウ
ムクロライド(比較品)の10%水溶液10I117で
カップシエイキングを行い、時間後に下記基準で皮膚刺
激性を判定した。
結果を表7に示す。
〈判定基準〉 ○:皮膚に全く光斑がみられない △:皮膚にほんの少し光斑がみられる ×:皮膚に光斑がみられる 表   7 実施例11(皮膚感作性テスト) モルモットを使ったGPMT法で実施例1〜4で得られ
たカチオン性界面活性剤の皮膚感作性を下記方法で評価
した。
結果を表8に示す。
く評価方法〉 感作条件;皮膚内感作0.5%生理食塩水溶液接触感作
10%水溶液 濃度10%にて惹起48時間後に於ける皮膚表面の色調
変化から感作性を判定した。()内は擬陽性以上の陽性
例を示す。
表   8

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中R_1、R_2及びR_3はそれぞれ同一あるい
    は異なる水素原子、炭素数1〜3のアルキル基のいずれ
    かを表し、かつ三者のうち少なくとも一つは炭素数1〜
    3のアルキル基である。 R_4は水素原子、炭素数1〜3のアルキル基のいずれ
    かを表し、Y^■は四級アンモニウム塩の対イオンを表
    し、XはN−アシルアルキレンイミンの繰り返し単位を
    表し、mはポリ(N−アシルアルキレンイミン)の重合
    度を表す。〕で表され、分子量が200〜20,000
    であるポリ(N−アシルアルキレンイミン)誘導体から
    なる新規なカチオン性界面活性剤。 2、炭素数1〜3のアルキル基を少なくとも一つ有する
    アミン化合物と、式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R_5は水素原子、炭素数1〜22のアルキル
    基、シクロアルキル基、アラルキル基、アリール基のい
    ずれかを表し、nは2又は3である。) で表される1種又は2種以上の環状イミノエーテル化合
    物を開環重合して得られる、ポリ(N−アシルアルキレ
    ンイミン)とを反応させることを特徴とする請求項1記
    載の新規なカチオン性界面活性剤の製造方法。
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