JPH04146412A - 眼の輻輳調節用眼鏡 - Google Patents
眼の輻輳調節用眼鏡Info
- Publication number
- JPH04146412A JPH04146412A JP27025690A JP27025690A JPH04146412A JP H04146412 A JPH04146412 A JP H04146412A JP 27025690 A JP27025690 A JP 27025690A JP 27025690 A JP27025690 A JP 27025690A JP H04146412 A JPH04146412 A JP H04146412A
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- JP
- Japan
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- prisms
- eyes
- screen
- target
- prism
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- Pending
Links
- 210000001508 eye Anatomy 0.000 title claims abstract description 21
- 210000005252 bulbus oculi Anatomy 0.000 claims abstract description 15
- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract description 14
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 abstract description 2
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
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- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
写真、印刷物、テレビ画像等の二次元画像を観察する眼
鏡に関する。特にプリズムを利用した二次元画像を観察
する眼鏡に関する。
鏡に関する。特にプリズムを利用した二次元画像を観察
する眼鏡に関する。
(従来の技術)
従来、写真、印刷物、テレビ画像等の二次元画像を比較
的近距離で見る場合、第4図に図示のように、画像の内
容は遠方の風景でも、両眼2.2の視線4は目標物画面
l上で交叉するように、輻輳させている。また眼球2の
焦点も目標物画面l上に合せている。
的近距離で見る場合、第4図に図示のように、画像の内
容は遠方の風景でも、両眼2.2の視線4は目標物画面
l上で交叉するように、輻輳させている。また眼球2の
焦点も目標物画面l上に合せている。
(発明が解決しようとする課題)
このような状況では、両眼の輻輳を起す眼球の筋肉の作
用から、画面が近距離に在ることを知覚するため、二次
元画像が本来持っている遠近感(奥行感)が十分発揮さ
れず、平面的にのみ知覚される欠点があった。
用から、画面が近距離に在ることを知覚するため、二次
元画像が本来持っている遠近感(奥行感)が十分発揮さ
れず、平面的にのみ知覚される欠点があった。
(課題を解決するための手段)
本発明は前記課題を解決すべくなされたもので、実施例
に対応する添付図面で説明すると、本発明による眼の輻
輳調節用眼鏡は、一対の透明体プリズム3の頂角Δを互
いに外側に位置せしめ、観察者の鼻の縁に対してほぼ対
称的にリムRに取りつけた眼の輻輳調節用眼鏡であり、
前記プリズム3と視度調整用レンズとを一体化すること
も可能であり、更に眼球2と目標物lとの距離を50c
m、眼中を6.5 amとした場合、屈折率1.5.頂
角7.4°を具えたプリズム3を採用した眼の輻輳調節
用眼鏡である。
に対応する添付図面で説明すると、本発明による眼の輻
輳調節用眼鏡は、一対の透明体プリズム3の頂角Δを互
いに外側に位置せしめ、観察者の鼻の縁に対してほぼ対
称的にリムRに取りつけた眼の輻輳調節用眼鏡であり、
前記プリズム3と視度調整用レンズとを一体化すること
も可能であり、更に眼球2と目標物lとの距離を50c
m、眼中を6.5 amとした場合、屈折率1.5.頂
角7.4°を具えたプリズム3を採用した眼の輻輳調節
用眼鏡である。
(作 用)
遠方の物体を見る状態では、はぼ平行に形成されている
両眼の視線な本発明のプリズム3により内側に偏向させ
、目標物画面1上で交叉させる。
両眼の視線な本発明のプリズム3により内側に偏向させ
、目標物画面1上で交叉させる。
この状態では、生理光学の教えるところによれば。
画面lの位置を明確に知覚できないので、観察者は二次
元画像の本来持っている遠近の感知覚機能を発揮するよ
うになる。従って画面は遠近感のある画像として知覚さ
れる。
元画像の本来持っている遠近の感知覚機能を発揮するよ
うになる。従って画面は遠近感のある画像として知覚さ
れる。
(実施例)
以下添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図(A)は本発明に用いる眼鏡の外観な図示するも
ので、リムRに一対のプリズム3を取りつけたものであ
る。
ので、リムRに一対のプリズム3を取りつけたものであ
る。
第1図CB)は第1図(A)に図示の眼鏡の作用を示す
もので、通常のレンズの代りに硝子又は透明プラスチッ
クよりなる一対のプリズム3を眼球2に近接して配設し
たもので、これらのプリズム3を通して目標物1を見る
ものである。
もので、通常のレンズの代りに硝子又は透明プラスチッ
クよりなる一対のプリズム3を眼球2に近接して配設し
たもので、これらのプリズム3を通して目標物1を見る
ものである。
第1図(B)に図示のように、屈折率nの材料で作られ
た、比較的小さな頂角Δのプリズム3による光の偏向角
θは近似的に θ=(n−1)Δの式で表わされる。
た、比較的小さな頂角Δのプリズム3による光の偏向角
θは近似的に θ=(n−1)Δの式で表わされる。
眼球2と目標物1の距離なL、眼中を2Wとすれば、第
1図(B)から明かなように、tanθ=W/Lの関係
が得られる。これらの関係から、眼球2と目標物1、例
えば画面との距離りを50C■にとれば眼中2Wが6.
5 cmのとき、両眼2.2の平行な視線を目標物lで
合致させるためには。
1図(B)から明かなように、tanθ=W/Lの関係
が得られる。これらの関係から、眼球2と目標物1、例
えば画面との距離りを50C■にとれば眼中2Wが6.
5 cmのとき、両眼2.2の平行な視線を目標物lで
合致させるためには。
プリズム3の材料の屈折率を1.5とすれば、その頂角
は7.46となる。又眼球2と目標物lの距離を250
1とすれば、頂角は14.8°となる。
は7.46となる。又眼球2と目標物lの距離を250
1とすれば、頂角は14.8°となる。
以上の原理を簡単化して頂角14.8 @のプリズム3
を一個の眼球2のみに配設して、50cmの距離を有す
る目標物lを見た場合を第1図(C)に示す。
を一個の眼球2のみに配設して、50cmの距離を有す
る目標物lを見た場合を第1図(C)に示す。
又若し観察者が視度調整用眼鏡を使用している場合には
、この眼鏡をプリズム3に重ねて使用してもよい、又視
度調整用眼鏡をプリズムと一体化しても、前記と同様な
効果が得られる。
、この眼鏡をプリズム3に重ねて使用してもよい、又視
度調整用眼鏡をプリズムと一体化しても、前記と同様な
効果が得られる。
第2図は焦点距離が眼球2と目標物lの距離とほぼ等し
い凸レンズ5を用いて本発明の両眼用プリズムを切り出
した実施例を図示する。
い凸レンズ5を用いて本発明の両眼用プリズムを切り出
した実施例を図示する。
又状の第3図に示す実施例では、視度調整用レンズを眼
鏡枠に偏心して取付け、モのプリズム作用により輻糠を
調整するものである。
鏡枠に偏心して取付け、モのプリズム作用により輻糠を
調整するものである。
第3図(A)に示すように、通常は直径6〜7C@の大
きな形状の視度補正レンズ8の光軸Aと両眼の中心軸a
(間隔2W)を合せて、眼鏡枠に合せた形状のレンズを
切出して、枠に取り付けている。輻輸を調整するために
は、凸レンズの場合はレンズ8の光軸Aを第3図(B)
図のようにそれぞれ水平方向に眼の中心軸aからEだけ
内側に片寄せて位置な設定し、レンズを切出して、枠に
取り付ける。
きな形状の視度補正レンズ8の光軸Aと両眼の中心軸a
(間隔2W)を合せて、眼鏡枠に合せた形状のレンズを
切出して、枠に取り付けている。輻輸を調整するために
は、凸レンズの場合はレンズ8の光軸Aを第3図(B)
図のようにそれぞれ水平方向に眼の中心軸aからEだけ
内側に片寄せて位置な設定し、レンズを切出して、枠に
取り付ける。
この眼鏡を着用すると、眼球2の視線は平行でも眼鏡を
通過後の視線は内側に輻輳する。又特別の場合としては
、E−Wの場合には、二つのレンズは合体し、一つの大
型のレンズを用いて、第2図に図示の左右のレンズ5.
5を切出すことになる。
通過後の視線は内側に輻輳する。又特別の場合としては
、E−Wの場合には、二つのレンズは合体し、一つの大
型のレンズを用いて、第2図に図示の左右のレンズ5.
5を切出すことになる。
この場合このレンズ5の焦点の位置に視線が輻輳する。
次に凹レンズの場合は、第3図(C)図のように、凹レ
ンズ10の光軸Aを水平方向に眼の中心軸aの外側にE
だけずらせて位置を設定すれば、第3図(B)の凸レン
ズ8の場合と同様の効果が得られる。
ンズ10の光軸Aを水平方向に眼の中心軸aの外側にE
だけずらせて位置を設定すれば、第3図(B)の凸レン
ズ8の場合と同様の効果が得られる。
(効 果)
本発明によれば、両眼の輻輳を遠方に合せることにより
1画面の位置を知覚しないようにすることにより、二次
元画像が本来持っている遠近感に関連する透視図的効果
、照明効果、色彩、コントラスト等を観察者に知覚せし
めることが可能である。
1画面の位置を知覚しないようにすることにより、二次
元画像が本来持っている遠近感に関連する透視図的効果
、照明効果、色彩、コントラスト等を観察者に知覚せし
めることが可能である。
更に両眼視の効果である弁別機能、輝度検出能力、解像
力等の向上に資する効果がある。
力等の向上に資する効果がある。
又本発明の眼鏡を使って、小型テレビを近距離で見ると
、眼の視線は遠方に輻輳しているので、大型テレビを離
れて見るのと同様の状況になっているため、臨場感が得
られる効果がある。
、眼の視線は遠方に輻輳しているので、大型テレビを離
れて見るのと同様の状況になっているため、臨場感が得
られる効果がある。
第1図(A)は本発明に係る眼鏡の斜視図。
第1図(B)はプリズムを採用した本発明の一実施例の
作用を示す路線図、第1図(C)は単眼にプリズムを使
用した作用の路線図、第2図は凸レンズを採用した場合
の説明図、第3図(A)、CB)は視度調整用凸レンズ
を用いて、眼の輻輳を調整する場合の説明図、第3図(
C)は視度調整用凹レンズを用いて眼のiii*を調整
する場合の説明図。 第4図は従来例の眼鏡を用いた場合の説明図。 l・・・目標物、2・・・眼球、3・・・プリズム、4
・・・視線、5・・・凸レンズ、8・・・凸レンズ、l
O・・・凹レンズ、A・・・レンズの光軸、a・・・眼
球の中心軸第1図 (A) 幌!泉 第 図 凸レンズ 第 図 第 図
作用を示す路線図、第1図(C)は単眼にプリズムを使
用した作用の路線図、第2図は凸レンズを採用した場合
の説明図、第3図(A)、CB)は視度調整用凸レンズ
を用いて、眼の輻輳を調整する場合の説明図、第3図(
C)は視度調整用凹レンズを用いて眼のiii*を調整
する場合の説明図。 第4図は従来例の眼鏡を用いた場合の説明図。 l・・・目標物、2・・・眼球、3・・・プリズム、4
・・・視線、5・・・凸レンズ、8・・・凸レンズ、l
O・・・凹レンズ、A・・・レンズの光軸、a・・・眼
球の中心軸第1図 (A) 幌!泉 第 図 凸レンズ 第 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一対の透明体プリズムの頂角を互いに外側に位置せ
しめ、観察者の鼻に対してほぼ対称的にリムに取りつけ
た眼の輻輳調節用眼鏡。 2、前記プリズムと視度調整用レンズとを一体化した第
1項に記載の眼の輻輳調節用眼鏡。 3、眼球と目標物との距離を50cm、眼巾を6.5c
mとした場合、屈折率1.5、頂角7.4゜を具えたプ
リズムを採用した第1項記載の眼の輻輳調節用眼鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27025690A JPH04146412A (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 眼の輻輳調節用眼鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27025690A JPH04146412A (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 眼の輻輳調節用眼鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04146412A true JPH04146412A (ja) | 1992-05-20 |
Family
ID=17483715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27025690A Pending JPH04146412A (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 眼の輻輳調節用眼鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04146412A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0682622U (ja) * | 1993-05-08 | 1994-11-25 | 龍生 藤川 | 耐疲労眼鏡用レンズおよびそれを用いた眼鏡 |
JP6007383B1 (ja) * | 2015-12-26 | 2016-10-12 | ハートランド株式会社 | 眼精疲労の軽減方法及び眼精疲労軽減眼鏡 |
-
1990
- 1990-10-08 JP JP27025690A patent/JPH04146412A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0682622U (ja) * | 1993-05-08 | 1994-11-25 | 龍生 藤川 | 耐疲労眼鏡用レンズおよびそれを用いた眼鏡 |
JP6007383B1 (ja) * | 2015-12-26 | 2016-10-12 | ハートランド株式会社 | 眼精疲労の軽減方法及び眼精疲労軽減眼鏡 |
WO2017111104A1 (ja) * | 2015-12-26 | 2017-06-29 | ハートランド株式会社 | 眼精疲労の軽減方法及び眼精疲労軽減眼鏡 |
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