JPH04145800A - 光通信システム - Google Patents

光通信システム

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Publication number
JPH04145800A
JPH04145800A JP2270267A JP27026790A JPH04145800A JP H04145800 A JPH04145800 A JP H04145800A JP 2270267 A JP2270267 A JP 2270267A JP 27026790 A JP27026790 A JP 27026790A JP H04145800 A JPH04145800 A JP H04145800A
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JP
Japan
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optical
wavelength
node
signal
optical signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP2270267A
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English (en)
Inventor
Hideaki Okayama
秀彰 岡山
Kiyoshi Nagai
長井 清
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP2270267A priority Critical patent/JPH04145800A/ja
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  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、波長多重を用いた光通信システム、特に公衆
光通信システム及び非公衆光通信システム等における光
通信網の構成に関するものである。
(従来の技術) 光通信システムは、情報の伝送媒体として光信号を用い
たシステムであり、適用分野でみると公衆光通信システ
ムと非公衆光通信システムに大別される。
公衆光通信システムは、光伝送方式を用いた電話通信、
データ通信及びファクシミリ通信などの通信システムで
あり、その通信網には、市外伝送系及び基幹伝送系等の
中継1云送系や、加入者端末側の加入者伝送系などがあ
る。その通信網構成は、例えば星(スター)型網の1借
層暢成を基本に、斜め回線など網(メツシュ)状の特性
をもたせた複合網となっている。
非公衆光通信システムは、例えば光伝送方式を地域ネッ
トワークへ導入したLAN (LocalArea  
Network)及びCATV (Cable  Te
1evision)等や、電力関連事業、鉄道関連及び
道路関連などに適用さiする制御・監視・管理システム
等の専用光通信システムなどであり、その通信網には、
例えばLAN等に用いられるような一方向の環状伝送路
にノードを介して各端末が接続されたリング型や、−本
の伝送路に複数のノートを介して各端末が接続されたバ
ス型、及び沖央ノードに各端末が接続されたスター型な
どがある。
このような光通信システムでは、近年様々な技術開発が
行われており、例えばスター型のLANあるいは加入者
伝送系などのようなシステムに適用さhる技術として、
特開昭63−245027号公報に記載されるような光
通信システムが提案されている。
この公報に記載された光通信システムは、波長多重可能
な中央の光カプラにスター状にそれぞれ接続された光送
信部と複数のユーザ側通信端末(加入者端末)からなり
、その光送信部は、波長の異なる複数の光信号を光カプ
ラ側へ出力する機能を有し、各ユーザ側通信端末は、光
カプラにより波長多重された多重信号を受信する機能と
共に、光カプラで波長多重可能な所定の光信号を該光カ
プラを介して他のユーザ側通信端末へ送信する機能を有
している。
よって、光送信部から波長の責なる複数の光信号が光カ
プラへ出力されると、光カプラによりそれらの光信号が
波長多重されて多重信号が各ユーザ側通信端末へ出力さ
れる。これにより、各ユーザ側通信端末では、多重信号
のうち所望の光信号を選択して取り出すことかできる。
一方、あるユーザ側通信端末と他のユーザ側通信端末と
の間で通信を行う場合、送信を行うユーザ側通信端末か
ら所定の光信号を光カプラを介して受信を行う他のユー
ザ側通信端末へ送信することにより、ユーザ側通信端末
間相互の通信を行うことができる。
この光通信システムによれば、一つの光カプラ(交換局
)を介して、光送信部から各ユーザ側通信端末へ、例え
ば映像信号のような高速・広帯域信号を多チヤネル伝送
でき、しかもユーザ側通信端末間相互の光通信も行うこ
とができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の光通信システムでは、次のような
課題があった。
従来の光通信システムは、加入者伝送系やM対Nのスタ
ー型の通信網等における光通信システムであり、市外伝
送系や基幹伝送系を音む中継伝送系等までが考慮された
システムではなかった。
一方、中継伝送系における光伝送システムの導入として
は、例えば中継局間の光フアイバ通信等を用いた情報の
伝送が行われている。
このような従来の光通信システムを加入者伝送系及び中
継伝送系を含む実際の網状の公衆光通信網及び非公衆光
通信網等に適用しようとした場合、交換局及び沖継局等
において光交換処理を行わなければならず、信号処理量
が増大してしまう。
本発明は、前記従来技術が持っていた課題として、網状
の公衆、非公衆光通信網等において光交換処理に起因し
て信号処理量が増大してしまう点について解決した光通
信システムを提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、前記課題を解決するなめに、伝送回線によっ
て互いに結ばれ、それぞJzが固有の光波長を割当てら
れて該光波長の光信号を送受信し、かつ入力された他の
光波長の光信号を分配して出力する複数のノードと、前
記ノード間を結ぶ伝送回線中に設けられ1つまたは複数
の所定光波長の光信号のみを通す光フィルタとを、設け
て光通信システムを構成したものである。
(作用) 本発明によれば、以上のように光通信システムを構成し
たので、前記複数のノードは、それぞれが割当てられた
固有の光波長の光信号のみを送受信し、他の光波長を有
する光信号が入力されると、他のノードff1(J /
\分配して出力する。
前記光フィルタは、組合わせが固定または可変の1つi
たはTSj、数の所定光波長の光信号のみを通す。これ
により、光信号自信が経路を選択ししかも柔軟な回線変
更を行える。
従って、前記課題を解決できるのである。
(実施例) 第1図は、本発明の第1の実施例を示す光通信システム
の概略の梧成図、第2図は、第1図中のノードの暢成図
である。
この光通信システムは、物理的には綱状の通信網であり
、論理的には1つのノートに注目するとスター型の通信
網であって、伝送回線1a、lb。
lc、ld、leにより互いに結ばれた複数のノート2
a、2b、2c、2d、及びそれぞれ伝送回線1a〜1
d中に設けられた光フィルタ3a。
:3b、3c、3d、3eを有している。
ノード2a〜2dは、受信用光信号の波長としてそれぞ
れ特定の光波長(以下、波長という)λ1〜λ4が割当
てられており、それぞれその特定波長の光信号のみを受
信しかつ他の波長の光信号はそのまま通過させる機能を
有しており、各ノード2a〜2dは、はぼ同様に構成さ
れ、例えばノート2a(及び2c)は、第2図に示すよ
うな構成を有している。
即ち、ノート2a(及び2c)は、伝送回線との間で光
信号の入出力を行うための入出力ポート11a、llb
、llcを有しており、この入出力ポートlla〜ll
cには、伝送回線及びノート間で光信号の分配を行うた
めの分配器12が接続されている。分配器12には、ノ
ード固有の波長λ1の光信号のみをカットする波長フィ
ルタ13a、13b、13cが設けられており、さらに
、ノートからの送信信号を出力するためのノード送信ポ
ート14が接続されると共に、ノート固有の波長λiの
光信号のみを通過させる波長フィルタ15を介してノー
ド受信ポート16が接続されている。このノート受信ポ
ート16には、ノード受信ボート16からの信号を各波
長λ白〜λiN毎に蓄積するバッファ17が接続されて
いる。
以上のように構成されるノード2a(及び2c)と同様
にノード2b、2dは、例えば第2図の構成において例
えは入出力ポートllb及び波長フィルタ13a、13
bを省略した構成を有している。
ここで、各ノード2a・〜2dに割当てられる光波長の
一例を第3図に示す。なお、第3図は、第1図中の各ノ
ートに固有の光波長の一例を示す図である。
この図に示されるように、各ノード2a〜2dに固有の
波長λ1〜λ4は、ある波長帯幅を有し、その波長帯内
でさらに他のノー1ζ数分だけ分割されている。例えば
波長λ1は波長λ12.λ13.λ14に、波長λ2は
波長λ21.λ23.λ24に、波長λ3は波長λ31
.λ32.λ34に、波長λ4は波長λ41.λ42.
λ43にそれぞれ分割されているが、波長λijにおい
て、iは受信側ノードのノード番号であり、jは送信側
ノードのノート番号である。
一方、光フィルタ3a〜3eは、それぞれに設定された
特定の波長の組の光信号のみを、例えば第1図中に矢印
で示す特定の方向のみに通すフィルタである。光フィル
タ3aは、波長λ2.λ1゜λ4の光信号を通過させる
フィルタ索子3a−1゜3a−2,3a−3と、分岐合
流部3a−4,3a−5で構成されている。光フィルタ
3b〜3dも、光フィルタ3aと同様に、光フィルタ3
bが、それぞれ波長λ2.λ3の光信号を通過させるフ
ィルタ素子3b−1,’3b−2と、分岐合流部3b−
3,3b−4で、光フィルタ3cが、それぞれ波長λ2
.λ3.λ4の光信号のみを通すフィルタ素子3cm1
,3cm2,3cm3と、分岐合流部3cm4,3cm
5で、光フィルタ3dが、それぞれ波長λ1.λ4の光
信号を通すフィルタ素子3d−1,3d−2と、分岐合
流部3d−3゜3d−4で、光フィルタ3eが、それぞ
れ波長λ1、λ3の光信号のみを通すフィルタ素子3 
e−1,3e−2と、分岐合流部3e−3,3e4で、
それぞれtM成されている。
次に、この光通信システムにおいて光jm信を行う際の
動作例を、動作■、■の場合について、第4図(a)、
(b)、  〈c)を用いて説明する。
ここで、第4図(a)、(b)、(c)は、第1図の光
通信システムにおける光伝送を説明するための図であり
、同図(a)、(c)は光通信シスデム全体の光伝送を
説明するための図であり、同図(b)はノードでの光伝
送を説明するための図である。
動作■ 第4図(a>においてノード2a及びノード2
c間で通信を行う場合、例えばソード2aてソー]・送
信ポー1へ14から分配器12へ光波長λ31の光信号
L1を発信すると、その光信号L1は、入出力ポートl
la〜llcを介して伝送回線1a、ld、leへ送出
される。伝送回線1aに送出された光信号L1は、光フ
ィルタ3aが波長λ3の光信号を通さないためにそこで
伝送回線1a側に経路か開かれず、また伝送回線1dに
送出された光信号L1も、光フィルタ3dが波長λ3の
光信号を通さないためにそこで伝送回線1d側に経路が
開かれない。一方、伝送回線1eに送出された光信号し
、1は、光フィルタ3eにおいて分岐合流部3e−4で
分流され、それぞれフィルタ素子3e−1,3e−2に
入力される。すると、フィルタ素子3e−1は波長λ1
の光信号しか通さないために光信号L1を通さないが、
フィルタ素子3e−2は波長λ31の光信号L1を通す
フィルタ素子3e−2を通った光信号L1は、分岐合流
部3e−3を介してノード2Cに入力される。
ノード2Cに入力された光信号L1は、入出カポ−1−
1l bを通って分配器12で3方へ分配される。この
時、波長フィルタ13a、13bが波長λ3の光信号を
ブロックするため、光信号し1は波長フィルタ15を通
過しノード受信ポート16を介してバッファ17へ入力
される。バッファ17に入力された光信号L1は、バッ
ファ17に蓄積され、必要に応じて例えば所定の信号処
理が施され、他へ送り出される。
このようにして、ノード2Cに入力された光信号L1は
、伝送回線lb、lc側へ再度出力されるようなことな
く、ノード2Cにより受信される。
また、第1図のように光フィルタ3a〜3eの透過波長
の組を設定しているので、ノード2Cから送信される波
長λ13の光信号についても同様にして伝送回線1eを
通り光フィルタ3eを経由してノード2aで受信される
従って、ノード2a及びノード2C間は、伝送回線1e
によって接続されることになり、その間の通信が行われ
る。
動作■ 第4図(d)においてノード2b及びノード2
d間で通信を行う場合、例えばノード2bてソード送信
ポート14から分配器12へ波長λ42の光信号L2を
発信すると、その光信号L2は、入出カポ−t・11a
、llcを介して伝送回線1a、lbに送出される。伝
送回線11′)に送出された光信号L2は、光フィルタ
3bが波長λ4の光信号を通さないためにそこで伝送回
線1b側に経路か開かれない。一方、伝送回線1aに送
出された光信号L2は、光フィルタ3aにおいて分岐合
流部3a−5で分流されると、それぞれフィルタ素子3
a−1,3a−2,3a−3に入力される。すると、フ
ィルタ素子3a−1,3a−2はそれぞれ波長λ2.λ
1の光信号しか通過させないので光信号L2を通さない
が、フィルタ素子3a−3は、波長λ42の光信号L2
を通す。フィルタ素子3e−3を通った光信号L2は、
分岐合流部3a−4を介してノード2aに入力される。
ノード2aに入力された光信号L2は、入出カポ−t・
11 cを通って分配器12で3方へ分配される。する
と、波長フィルタ15が波長λ4の光信号を通さず、ま
た波長フィルタ13a、13bが波長λ4の光信号を通
すため、ノード2aに入力された光信号L2は、ノード
2aには受信されす、ノーt−’ 2 aを通過して伝
送回線1e及び1dに分配して出力される。
伝送回線1eに出力された光信号[72は、光フィルタ
3eが波長λ4の光信号を通さないために伝送回線1e
側に経路が開かれない。一方、伝送回線1dに出力され
た光信号L2は、光フィルタ3dにおいて分岐合流部3
d−3で分流されると、それぞれフィルタ素子3d−1
,3d−2に入力される。すると、フィルタ素子3d−
1は波長λ1の光信号しか通さないので光信号L2を通
過させないが、フィルタ素子3d−2は、波長λ42の
光信号L2を通す。フィルタ素子3d−2を通った光信
号L2は、分岐合流部3d−4を介してノード2dに入
力される。
ノード2dに入力された光信号L2は、入出カポ−t−
11cを通って分配器12で3方へ分配される。この時
、波長フィルタ13cが波長λ4の光信号をブロックす
るため、光信号L2は波長フィルタ15を通過してバッ
ファ17へ入力され、例えば動作■の場合と同様の処理
カ劾越される。
このようにして、ノード2dに入力された光信号L2は
、伝送回線1 c (j1’\再度出力されることなく
、ノード2dにより受信される。同様にして、ノード2
dから送信される波長λ21の光信号は、伝送回線1c
、lbを通り光フィルタ3c、3bを経由してノード2
bで受信される。
従って、ノード2b及び2d間は、伝送回線1a、ld
及び伝送回線1c、lbによって接続されることになり
、その間の通信が行われる。
本実施例では、次のような利点を有している。
(a)本実施例の光通信システムでは、各ノード2a〜
2dに固有の波長λ1〜λ4を割当て、各ノード2a〜
2dは割当てられた固有の波長の光信号のみを送受信す
ると共に、入力した他の波長の光信号については、受信
せずに分配して出力するようにしている。従って、波長
多重によって伝送回線の有効利用が図れると共に、通信
網中で複数の送信(F4jJノードから送信された複数
の光信号が受信ノート側で重なって受信されたとしても
区別できなくなることがなくなる。
(b)伝送回線1a〜1e中にそれぞれ光フィルタ3a
〜3eを設け、この光フィルタ3a〜3eがそれぞれ特
定の波長の組の光信号のみを通ず構成にしている。その
ため、通信を行うノート間の回線の接続状態は、各光フ
ィルタ3a〜3eの透過波長の組合わせを変えることに
より自在に設定・変更でき、回線設定において高い自由
度が得られる。また、光フィルタ3a〜3eの透過波長
及び透過方向等を変更できるように構成して回線設定を
半固定式にしておけば、例えば所定ノート間を結ぶある
伝送回線に故障等か生じた場りても他の伝送回線により
該所定ノード間の通信を行うようなことも可能となる。
(c)本実施例のノート2a〜2eては、各割当てられ
た固有波長の光信号のみを処理すhばよく、他のノート
への光信号はそのまま通過するため、信号処理の数を他
のノード数分たけ低減させることか可能となる。
第5図は、本発明の第2の実施例を示す光通信システム
の概略の構成図、第6図は、第5図中のノートの構成図
、第7図は、第6図のノードの部分構成図である。
この第2の実施例は、第1の実施例の場合のように各ノ
ード毎に割当てられた波長λiをさらに他のノード数分
だけ分割して用いる必要がなく、例えば1つのノードに
最小で1つの光波長を割当てればよく、論理的にはバス
型の光通信システムである。この光通信システムは、伝
送回線21a21+)、21C,21d、21eにより
互いに結ばれた複数のノート22a、22b、22c、
22d、及びそれぞれ伝送回線21a〜21e中に設け
られ所定の組の光波長の光信号のみを通過させる光フィ
ルタ23a、23b、23c、23d23eで構成され
ている。
ノート22a〜22dには、そhぞれ受信用として固有
の波長λ5.λ6.λ7.λ8が割当てられており、こ
の受信側ノードに固有の各波長は、それぞれ複数の送信
側ノードにより共用されるものである。また、各ノード
22a〜22dは、はぼ同様に構成され、例えばノード
22a(及び22c)は、第6図に示すような構成を有
している。
即ち、ノード22a(及び22c)は、伝送回線との間
で光信号の入出力を行うための入出カポ−h31a、3
1b、31cを有している。入出力ポート31aには、
分岐部32aを介して下り用パス33a及び上り用パス
34aが接続さh、入出カポ−1−3l bには、分岐
部32bを介して下り用パス33b及び上り用パス34
bが、入出カポ−h 31 cには、分岐部32cを介
して下り用パス33c及び上り用パス34cがそれぞれ
接続されている。下り用パス33a、33b、33Cは
、多波長受信器35に接続され、その゛多波長受信器3
5には、ノート受信ポート36及び情報処理装置37か
接続されている。さらに、情報処理装置37には、上り
用パス34a〜34cに繋がる多波長送信器38か接続
され、その多波長送信器38には、ノード送信ポート3
つが接続されている。
ここで、多波長受信器35は、第7図に示すように、下
り用パス33a〜33cがらの光信号のうちノードに固
有の波長λiの光信号を受信してノード受信ポート36
側へ出力すると共に、固有の波長λi以外の光信号を情
報処理装置37へ出力するものであり、それぞれ下り用
パス33a〜33Cに接続され光信号を波長λi〜λN
毎に分ける波長分波器35−1a、35−1b、35−
ICと、波長分波器35−1a 〜35−1cの出力の
うち固有波長λiの光信号以外の各出力を通過信号とし
て波長毎にそれぞれ電気信号に変換する光/電気変換器
35−2a、35−2b、352Cと、波長分波器35
−1a〜35−1cから出力された固有波長λiの光信
号を入力し所定の処理が施された後ノート受信ポート3
6側へ出力する受信信号用バッファ35−3とで構成さ
れている。
情報処理装置37は、電気的な情報処理を行うものであ
り、例えば通過信号用バッファ37−1等で構成されて
いる。
多波長送信器38は、情報処理装置37がらの通過信号
と、ノード送信ポート39がらの送信信号とを組合わせ
て上り用パス34a〜34cへ送出するための回路であ
り、ノード送信ポート39からの送信信号を波長毎に選
択して出力する出力波長選択用スイッチ38−1と、そ
れぞれ所定のタイミングで出力された出力波長選択用ス
イッチ38−1の出力とバッファ37−1からの通過信
号とをそれぞれ波長λ1〜λN毎に組合わせて合流させ
るための合流部38−2と、合流部38−2の出力を波
長λ1〜λN毎に光信号に変換する電気/光変換器38
−3と、電気/光変換器383の出力を上り用パス34
a〜34cへ出力するスターカブラ38−4とて゛構成
されている。
以上のように構成されるノード22a(及び22c)と
同様にノード22b及び22dは、例えばフード22a
において入出力ポート31b、分岐部32b、下り用パ
ス33b、上り用パス34b、波長分波器35−’ib
、光/電気変換器352bを省略すると共に、情報処理
装置37及び多波長送信器38の一部を変更した構成と
なっている。
次に、この光通信システムの動作を第5図、第6図及び
第7図を参照しつつ説明する。
例えはノード22a、22b、22cからノート22d
へ波長λ4の光信号L3を用いて同時に通信を行い、か
つノード22c及び22bからノード22a/\波長λ
1の光信号L4で通信を行う場合、例えば光フィルタ2
3a〜23eの透過波長の設定により、第5図中に矢印
で示すように、光信号L3については、伝送回線21a
、21dからなる経f[’JALと、伝送回線21cか
らなる経BA2とを設定し、光信号L4については、経
路A1の伝送回線21aの部分の経路と、伝送回線21
eからなる経路A3とを設定する。すると、ノード22
cから送信された波長λ4の光信号L3は、経路A2を
通って、ノート22dに入力され、その人出カポ−t□
 31 c 、分岐部32a、下り用パス33a及び多
波長受信器35等を介してノート受信ポート36へ入力
されることにより、ノード22dで受信される。
一方、ノート22bから送信された波長λ4の光信号L
3及び波長λ1の光信号L4と、ノード22Cから送信
された波長λ1の光信号L4とは、それそ゛れノード2
2aに入力され、ノート22bからの光信号L3.L4
が、それぞれ入出力ポート31c、分岐部32c、及び
下り用パス33cを介して多波長受信器35/\入力さ
れ、ノード22cからの光信号L4が、入出力ポート3
 l b、分岐部32b、及び下り用パス33bを介し
て多波長受信器35へ入力される。
下り用パス33cを介して多波長受信器35に入力され
たノード22bがらの光信号L3(λ4)。
L4(λ1)は、波長分波器3ら−10で光−信号L3
と光信号L4に分波され、ノード22aの固有の波長λ
1を有する光信号L4がバッファ35−3へ、光信号L
3が光/電気変換器35−2cで電気信号に変換されて
通過信号としてバッファ37−1へ送られいったん蓄積
される。また、下り用パス33bを介して多波長受信器
35に入力されたノート22cからの光信号L4は、波
長分波器35−1bを介してバッファ35−3へ送られ
る。
バッファ35−3に送られたノード22b及び22cか
らの光信号L4 (λ1)は、例えばパケットの組み直
し等を行った上でノード受信ポート36側へ送られる。
このようにして、光信号L4がノード22aにより受信
される。
また、ノード22aからノード22dへ送信される波長
λ4の光信号L3は、ノード送信ポート39を介して発
信され、出力波長選択用スイッチ38−1で波長に応じ
て宛先が選定されて合流部38−2へ送られるが、タイ
ミングを図りながらバッファ37−1から出力される通
過信号と時間的に多重され、電気/光変換器38−3、
スターカプラ38−4、上り用パス34a〜34bを介
して伝送回線21a、21d、21eへ送出される。時
間的に多重化された波長λ4の光信号L3は、波長λ4
に対しては経路A1のみが有効であるために経路A1を
通ってノード22dへ入力される。
ノード22dに入力されたこの光信号L3は、ノート2
2dにおける入出力ポート31c、分岐部32c、及び
下り用パス33C5波長分波器35−.Lcを介してバ
ッファ35−3 (j’l、tlへ送られて、ノード2
2dにより受信される。
この第2の実施例では、第1の実施例と同様に回線設定
を自在に設定可能であると共に、次のような利点が得ら
れる。即ち、本実施例では、時分割、パケット等の多重
法を用いて1つの波長を複数のノートで共用するために
、波長の有効利用を促進できる。さらには、多波長受信
器35、情報処理装置37、及び多波長送信器38て通
過信号及び送受信信号の情報処理を行っているが、これ
は信号の挿入及び収り出しのみであり、交換は行ってい
ない。そのため、本実施例では、通常の交換機よりも情
報の処理量は少なくてすむ。
第8図は、本発明の第3の実施例を示す光通信シスムの
ノートの部分構成図である。
このノードは、例えば第6図及び第7図に示されるノー
トに代えて第5図の光通信システムに設けられるもので
あり、第6図及び第7図で示されるノードにおいて、多
波長受信器35及び情報処理装置37に代えて多波長受
信器35A及び情報処理装置37Aを設けて構成したも
のである。
多波長受信器35Aは、下り用パス33a〜33cから
それぞれ入力された光信号をそれぞれノード固有の波長
λiの光信号とそh以外の光信号とに分けて収り出す分
波器35−4a、35−4b、35−4cと、その波長
λiの光信号を入力するバッファ35−5と、分波器3
5−4a〜35−40からの固有の波長λi以外の光信
号を合流させる合流部35−6と、合流部35−6から
の光信号を波長λ1〜λN毎に分ける波長分波器35−
7と、波長分波器35−7の出力を波長λ1〜λN毎に
それぞれ電気信号に変換する光/電気変m器35−8と
で構成されている。
情報処理装置37は、光/電気変換器35−8からの電
気信号を通過信号として所定のタイミングで多波長送信
器38側に出力するための通過信号用バッファ37−2
で構成されている。
この第3の実施例では、例えば第5図の光通信システム
において、光フィルタ23 a〜23eの透過波長等の
設定による経路の選定の仕方により、1つの7−ドく例
えばソー1’ 22 a )にそのノートの固有波長で
はない同一の波長(例えばλ4)の光信号か下り用パス
33a〜33cのうちの複数から入力されないようにし
た場合に、第2の実施例とほぼ化1様の作用、効果が得
られる。さらに、本実施例では、下り用パス33 a〜
33cの複数に同一の波長の光信号が入力されないため
に、多波長分波t?35 7を1藺のみとすることがで
き、第2の実施例に比べてノードの構成を簡単化できる
という利点が得られる。
第9図は、本発明の第4の実施例を示す光通信システム
のノートの部分構成図である。
このノートは、例えば第6図及び第7図に示されたノー
トに代えて第5図の光通信システj\に設けら1するも
のであり、第6図及び第7図で示さノするノードにおい
て、多波長受信器35及び情報処理装置37に代えて多
波長受信器35B及び情報処理装置37Bを設けて構成
したものである。
多波長受信器35Bは、下り用パス33a〜33cから
の光信号をそれぞれ波長λ1〜λN毎に分ける波長分波
器35−9a〜35−9cと、波長分波器35−9a〜
35−9bの各出力を波長λ1〜λN毎に電気信号に変
換する光/電気変換器35 10a〜35−10cと、
光/電気変換器35−10〜35−10cの出力のうち
例えば゛固定的あるいは可変的に割当てられたノード固
有の波長に相当する信号を取り出してノート受信ポー 
)・36へ出力し、他の信号を情報処理装置37Bへ出
力する信号収出部35−11とで構成されている。
情報処理装置37Bは、信号取出部35−11からの出
力をノード送信ポート39からの送信信号とのタイミン
グを図って出力するための通過信号用バッファ37−3
で構成されている。
この第4の実施例では、・□第2の実施例とほぼ同様の
作用、効果が得られる。さらに、本実施例では、信号取
出部35−11と情報処理装置37Bの間の若干の回線
交換を導入することにより、例ぇば固定的に割当てられ
た固有の波長以外に可変的に割当てられた自分あての固
有の波長の光信号を収り出して受信することができる。
そのため、例えばノード22b及び22d間で波長λ4
の光信号による通信を行っていない場合に、波長λ4の
光信号を使ってノード22b及び22c間の通信を行う
ことが可能となり、波長の使用効率を向上させることが
できる。また、本実施例では、信号取出部35−11に
より任意の波長の信号を取り出すようにすることかて゛
きる。
第10図は、本発明の第5の実施例を示す光通信システ
ムのノードの構成図である。
このノードは、例えば第5図の光通信システムに第6図
のノートに代えて設けられるものであり、第6図のノー
ドとほぼ同様の構成を有している。
このノートが第6図のノードと異なる点は、入出カポ−
F−31a〜31ぐ側に、ノートで情報処理を行う波長
の光信号と情報処理を行わない波長の光信号とを分渡し
入出力する波長分波器41a。
41b、41cと、情報処理を行わない波長の光信号を
他のノードへ出力するバイパス43及び分岐合流部42
a〜42cとを新たに設けて構成したことである。ここ
で、各波長分波器41a〜41Cは、例えば情報処理を
行う波長と行わない波長の組合わせの設定を電気的に変
更できる装置、−例としては分岐及び可変波長フィルタ
を組合わせたものなどで構成しておくことにより、回線
の接続状態の変更に容易に対応することができる。
この第5の実施例では、例えばノードに情報処理を行う
波長の光信号が入力されると、その光信号は、波長分波
器41a〜41cを介して多波長受1言器35側へ入力
され、受信信号の場合には受信処理、及び通信信号の場
合にはノードからの送信信号との時間的多重化処理など
の情報処理が施される。また、ノートで情報処理を行わ
ない波長の光信号が入力されると、その光信号は、多波
長受信器35側に入力されず、波長分波器41a〜41
c、分岐合流部42a〜42c及びバイパス43により
他のノード(則へ出力される。
本実施例のノードは、第1の実施例のノートと第2〜第
4の実施例の)−ドのいわば中間型であり、第1の実施
例とほぼ同様に1つのノードに複数の波長を割当てる。
しかし、1つのノード当たりに割当てられる波長数は、
全受信側ノート数よりも少なくてすむ。これは、第2・
〜第4の実施例と同様に、ノート内で送信信号と通過信
号との時間的多重化を行うことにより1つの波長を複数
のノードで共有できるためである。従って、本実施例の
ノード構成によれは、第1の実施例に比べて波長の有効
利用を促進でき、第2〜第4の実施例に比べて情報処理
量の低減を図ることができる。
第11図は、本発明の第6の実h(j、例を示す光通信
システムの概略的な構成図である。
この光通信システムは、伝送回線51a〜51eにより
互いに結ばれたノード52a〜52fを有している。こ
こで、各ノード52a〜52fは、それぞh第10図に
示したノード構成を有しており、例えばノード52aに
は波長λ11.λ12.λ13の光信号が受信用として
割当てられている。また、第11図は、概略的なもので
あり、例えば各ノード52a〜52fにさらに接続され
る伝送回線、及び各伝送回線51a〜51f等に設けら
れる光フィルタについての説明は省略している。
この光通信システムにおいてノード52b、52c、5
2d、52e、52fのそれぞれからノード52aへ送
信を行う場合、例えばノード52bが波長λ11、ノー
ド52c、52dが波長λ12、ノード52e、52f
が波長λ13の光信号でそれぞれ送信を行うと、ノード
52bから送信された波長λ11の光信号は、伝送回線
51aを通ってノード52aにより受信される。また、
ノード52dから送信された波長λ12の光信号は、先
ず伝送回線51cを通ってノード52cに入力されると
、ノード52cにおいて波長分波器41(41a。
41b、41c)を介して多波長受信器35及び情報処
理装置37へ順次送られ、多波長送信器38てソード5
2cから送信される波長λ12に相当する信号と時間的
に多重化されて伝送回線51bを通ってノード52aに
よって受信される。さらに、ノード52fから送信され
た波長λ13の光信号は、先ず伝送回線51eを通って
ノード52eに入力されると、ノード52eにおいて波
長分波器41を介して多波長受信器35及び情報処理装
置37へ順次送られ、多波長送信器38てソード52e
から送信される波長λ13に相当する信号と時間的に多
重化されて伝送回線51dを通ってノード52cに入力
される。ノード52cに入力された波長λ13の光信号
は、ノード52cで情報処理を行わない信号とみなされ
て波長分波器41、分岐合流部42 (42a、42b
、42c)及びバイパス43を介して伝送回線ら1t)
へ出力され、伝送回線51bを通ってノード52aによ
り受信される。
この第6の実施例で示した光通信システムでは、ノード
52f、52eから送信されてノード52e″′C′多
重化された波長λ13の光信号は、ノード52cにおい
て情報処理されずにバイパス43等を通過するのみなの
で、その分ノード42cにおける情報処理量を低減する
ことができるという利点が得られる。
以上のような第1〜第6の実施例では、ノード固有の波
長を受信用として割当てていたが、それとは逆に送信用
としてノード固有の波長を割当てることができ、その場
合の例を以下に示す。
第12図は、本発明の第7の実施例を示す光通信システ
ムの概略的な構成図である。
この光通信システムは、伝送回線61a〜61eにより
互いに結ばれたノード62a〜62dと、伝送回線61
a〜61e中に設けられ所定の組の波長の光信号のみを
通す光フィルタ63a〜63eを有している。ここで、
例えば各ノード62a〜62dには、送信用としてそれ
ぞれ波長大1人2.^3.λ4の光信号が割当てられて
いる。
また、例えば、光フィルタ63c、63eは、波長λ2
の光信号を通さないように設定され、光フィルタ63a
、63b、63dは、方向性を持って波長λ2の光信号
を通ずように設定されている。
ここで、第12図中の7−ドの構成を第13図に示す。
なお、第13図は、第12図中のノートの構成図であり
、例えばノード62a(及び62C)の構成を示すもの
である。
このノードは、伝送回線及びソード間の光信号の入出力
を行うための入出カポ−ドア 1 a〜71C、バイパ
ス72、及び分岐合流部73a〜73Cと、分岐合流部
73a〜73cにそれぞれ接続される下り用パス74a
〜74c及び上り用パス75a〜75cと、下り用パス
74a〜74cに順次接続された光信号を波長λ1〜λ
N毎に分ける波長分波器76、波長分波器76で分けら
れ波長毎の信号をそれぞれ蓄積するバッファ77及びノ
ード受信ポート78と、上り用パス75a〜75cに順
次接続され、送信用電気信号をノード固有の波長λiの
光信号に変換する電気/光変換器79a〜79c、合流
部80及びノード送信ポート81とを有している。
以上のように構成されるノート62a(及び62c)と
同様にノード62b、62dは、例えばノード62aに
おいて入出カポ−1−7l b、バイパス72の一部、
分岐合流部73b、下り用パス74b、上り用パス75
b及び電気/光変換器79bを省略するなどの構成を有
している。
この光通信システムにおいて、例えばノード62bから
波長λ2の光信号L5により伝送回線61a及び61b
側へ送信を行う場合、ノード62bにおけるノード送信
ポート81、合流部80、を介して送信用電気信号を発
信し、電気/光変換器79a、79cのそれぞれでその
電気信号を波長λ2の光信号L5に変換して、その光信
号L5を上り用パス75a、75c及び分岐合流部73
a、73cを介して伝送回線61a及び61b側へ送信
する。すると、光フィルタ63bが波長λ2の光信号を
通すため、その光信号L5は第12図中に矢印で示すよ
うな経路Allを通ってノード62cに入力される。そ
の光信号L5は、一部が例えばノード62cの入出カポ
−ドア1a、分岐合流部73a、下り用パス74a、及
び波長分波器76を介してバッファ”′77に入力され
る。このようにして、光信号を入力したバッファ77は
、自分あての信号のみを選びだしてノード受信ポート7
8側へ出力する。以上のようにして、ノード62cに入
力された光信号L5は、一部がノード62cにより受信
されたが、−他はバイパス72及び入出カポ−ドア1b
、71cを介して伝送回線61d、61eに出力される
。ところが、光ファイバ63c、63eの透過波長の設
定により、波長λ2の光信号L5は、伝送回線61c、
61e側には経路が開かれず、他へは回り込まない。
一方、ノード62bから送信され伝送回線61a側へ送
出された光信号L5は、第12図中に矢印で示すような
経路A12が開かれ、光フィルタ63aを通ってノード
62aに入力され、その−部がノード62aで受信され
ると共に、他がバイパス72等を介して伝送回線61d
側へ出力され光フィルタ63dを通ってノード62dに
入力されて、光フィルタ63cにより伝送回線61 C
(!I、!1に経路が開かれることなく、ノード62d
により受信される。     lll。
この第7の実施例では、各ノード62a〜62dで、入
力した光信号のうち自分あての信号のみをノード受信ポ
ート78を介して受信することができ、第1の実施例と
ほぼ同様の効果が得られる。
特に、本実施例では、各ノードで通過信号の情報処理が
行われるが、信号の挿入及び取り出しだけであり、回線
交換は行っておらず、情報処理量は少なくてすむ。これ
は、波長毎にパスの設定を行うために、波長多重と一種
の空間分割を使っているからである。
第14図は、本発明の第8の実施例を示す光通1ニジス
テムの概略の構成図、第15図は、第14図中のノード
の構成図である。
この光通信システムは、伝送回線91a〜91fにより
互いに結ばれたノード92a〜92gを有している。こ
こで、例えばノード92aは、送信用として波長λ1の
光信号が割当てられている。
また、第14図は、概略的なものであり、図中光フィル
タの記載は省略している。
各ノード92a〜92gは、はぼ同様の構成を有してお
り、伝送回線及びノード間の光信号の入出力を行うため
の入出力ポート101a〜101C1分岐合流部102
a〜102C1下り用パス103a〜103c及び上り
用パス104a〜104cを備えている。下り用パス1
03a〜103Cには、入力された光信号を波長λ1〜
λN毎に分ける波長分波器105、波長分波器105の
出力を波長毎の信号として蓄積するバッファ106、及
び入出力部107が順次接続されている。
入出力部107は、バッファ106に蓄積された信号を
入力して、そのノードあての信号(受信信号)と他のノ
ードあての信号(通過信号)とを分けて出力すると共に
、そのノードからの送信信号をパケットあるいは時分割
多重等によりバッファ106からの通過信号とのタイミ
ングを合わせて出力するものであり、受信信号が入力さ
れるノード受信ボー1−10 &、及び送信信号を入出
力部107へ送るノート送信ポート109が接続されて
いる。さらに、入出力部107には、波長λ1〜λN毎
に入出力部107かちの電気信号を光信号に変換する多
波長用の電気/光変換器110、及び電気/光変換器1
10がらの光信号を上り用パス104a〜104cへ出
力するスターカプラ111が順次接続されている。
この光通信システムにおいてノード92aからノード9
2d/\送信を行う場合、例えはソード92aにおいて
ノード送信ポー?−109より入出力部107、電気、
/光変換器110、スターカプラ111、上り用パス1
04 a〜104 c 、分岐合流部102a〜102
C及び入出力ポート101a〜101Cを介して、波長
λ1の光信号L6を伝送回線91a〜91bへ送出する
。すると、伝送回線91a、91bに送出された光信号
L6は、ノード92b、92cに入力されるが、例えば
バッファ106及び入出力部107等により、それらの
7−ド受信ポート108を介して受信されず、また入出
力部107へは送出されず、ノード92b、92cでは
受信されない。また、それらの光信号L6は、各ノード
92b、92cの入出力部107を介して通過信号とし
ての出力もなされない。
一方、ノード92aから伝送回線91cに送出さizな
光信号L6は、伝送回線91cを通ってノード92dに
入力されると、ノード92dの波長分波器105等を通
り、バッファ106及び入出力部107を介してノート
受信ポート108に送出され、ノード92dで受信され
る。このようにして、光信号L6は、ノード92dによ
り受信されるが、入出力部107等により通過信号とし
ては出力されない。
この第8の実施例では、第7の実施例とほぼ同様の効果
が得られると共に、次のような利点を有している。例え
ば第14図の光通信システムにおいて、ノード92a〜
92gを第13図に示すような構成にした場合、例えば
ソード92aから送信された波長λ1の光信号L6は、
光フィルタを考慮しないと、伝送回線91d、91e、
91fを通ってノード92e、92f、92gにまで送
られてしまう。ところが、本実施例のノード構成によれ
ば、入出力部107から送り出される信号を通過信号と
送信信号のみとすることができ、他の余分な信号の通過
を阻止できるので、光フィルタを名産しなくても、ノー
ド92aから送信された光信号L6が伝送回線91[,
91e、91gに送られることがなくなる。
そのため、本実施例のノード構成によれば、第13図に
示したノード構成に比べて、例えば第14図における伝
送回線91d、91e、91fによる経路の有効利用を
図れる。例えば、電気/光変換器110が多波長に対し
て適用されるので、入出力部107で若干の回線交換を
行うことにより、ノード92dから波長λ1の光信号を
用いてノート92e、92f、92gとの通信を行うこ
とができる。
このように、第14図のような光通信システムにおいて
、第15図に示すノードを用いた場合、送信側ノードか
ら各受信側ノードに至る基本的な経路は、送信側ノード
に割当てられた固有の波長の光信号を通過させる伝送回
線(及び光ファイバ)によって設定されるが、入出力部
107に、若干の回線間の交換機能をもたせたり、電気
/光変換器110を波長可変にしたりすることにより、
その固有の波長が割当てられた送信側ノード以外のノー
ドでも該固有の波長の光信号を用いてあたかもその送信
側ノードのように該伝送回線を利用することができる。
従って、大規模な回線交換を行うことなく、伝送回線及
び波長の有効利用の一層の向上を図れる。
さらに、本実施例のノード構成では、伝送回線91a、
91bによる経路の有効利用を行う余地が残されるが、
これは、例えば電気/光変換器110を入出力ポート1
o1a〜101c毎に用意したりすることにより、伝送
回線91a、91bの有効利用を図ることができる。し
がし、例えば伝送回線91aまたは91bの波長の利用
率を見た場合、波長の多重度をN、有効利用されていな
い分岐数をSとすれば、S/Hの割合だけムダとなって
いるが、Nが十分に大きければ、この割合は無視できる
程度のものである。また、ノートの処理能力が同一の場
合で比較すると、回線網全体の情報伝送能力は変わらな
い。
第16図は、本発明の第9の実施例を示す光通信システ
ムの概略の構成図である。
この光通信システムは、例えば第1〜第8の実施例で示
した回線網(通信網)を空間多重的に重ね合わせたもの
である。
この光通信システムは、例えば重ね合わされた2つの回
線網120,130を有している。
回線14120は、伝送回線121により互いに結ばれ
たノード122a〜122dと、伝送回線121中に設
けられた光フィルタ123とを備えている。
回線網130は、伝送回線131により互いに結ばれた
ノード132a〜132eと、伝送回線131中に設け
られた光フィルタ133とを備えている。
回線網120及び130において、ノード122aとノ
ード132a、ノード122bとノード132eは、そ
れぞれ同一地点、例えば同一局内にあって情報のやりと
りを行う。ここで、それらの同一局間は1つのバンドル
ファイバ140により結ばれている。
この第9の実施例では、各回線網120.130で上記
第1〜8の実施例で説明したような光伝送が行われ、は
ぼ同様の利点が得られる。さらに、本実施例では、使用
する波長数の低減及び総情報伝送量の増加を図ることが
でき、少ない波長数でノード数を増加させることができ
る。例えばバンドルファイバ140は、空間多重的に情
報を伝送するため、この部分の情報伝送量を多重度だけ
増加させることができる。
第17図は、本発明の第10の実施例を示す光通信シス
テムの概略の構成図である。
この光通信システムは、例えば第1〜第8の実施例に示
した回線網を第9の実施例と同様に空間多重的に重ね合
わせたものであり、回線網150゜160を有している
回線網150は、伝送回線151によって互いに結ばれ
たノード152a〜152dと、伝送回線151中に設
けられた光フィルタ153とを備え、回線網160は、
伝送回線161によって互いに結ばれたノード162a
〜162dと、伝送回線161中に設けられた光フィル
タ163とを備えている。また、回線網150及び16
0において、ノード152aとノード162a、ノード
152bとノード162b、ノード152Cとノード1
62c、ノード152dとノード162dは、それぞれ
同一地点、例えば同一局内にあって相互に情報のやりと
りを行う。また、各局間は、それぞれバンドルファイバ
170a〜170dによって結ばれている。
本実施例によれば、第9の実施例とほぼ同様の作用、効
果が得られると共に、情報伝送量をさらに増大できるな
どの利点が得られる。
なお、本発明は、図示の実施例に限定されず、種々の変
形である。その変形例としては、例えば次のようなもの
が挙げられる。
(I)上記第1〜第10の実施例に示した光通信システ
ムは、概略的に示したものであり、それぞれの伝送回線
、ノード、及び光フィルタ等の構成や伝送方法の変更、
他の構成の付加、あるいは各ノードI\の光波長の割当
ての設定等を適宜行うことができる。
また、伝送回線は、光ファイバでも、光フアイバ以外の
伝送媒体を用いてもよいし、例えば海底光ケーブルなど
であってもよい。光フィルタは、透過方向の設定を方向
性を持たせたりあるいは双方向性にしたりしてもよいし
、透過波長及び透過方向の設定を固定、半固定にしたり
、あるいは回線の接続状態がパケット毎に設定されるよ
うな構成にしたりしてもよい。光フィルタによる回線の
接続状態をパケット毎に変更する場合には、パケット毎
にどの光フィルタを開けるかの情報信号をのせておくよ
うにすればよい。この光フィルタは、必要な伝送回線に
設ければよいし、また設置構成等も種々の変形が考えら
れる。
第7及び第8の実施例に示したノードでは、第5の実施
例に示したノードと同様にバイパスを設け、1つのノー
ド当たりの波長数を増加すること、及び波長光たりの共
用ノード数の減らずことが可能である。
第9及び第10の実施例では、回線網を空間多重的に重
ね合わせた場合として2重構造の場合を例示したが、こ
れはさらに多重度を増やしなりあるいは種々の多様化を
図ったりすることが可能である。
上記第1〜第10の実施例では、ノード間の伝送回線の
途中に光フィルタを設けたが、これを領域的にノードの
領域に組込むことができる。この場合に、例えば第6図
、第10図のノードにおいて、多波長受信器35、情報
処理装置37等及び多波長送信器38を、例えば文献「
電子情報通信学会技術研究報告J 89 [365コ 
(1990−1−17)ρ、49−54に記載されるよ
うな光交換機で構成するようにしてもよい。ここで、こ
の光交換機は、非閉塞型であればよく構成は特に限定さ
れない。この構成のノートは、上記第1〜第10の実施
例のすべてのシステムに対して適用可能である。この時
、光交換機は、経路の設定が、半固定となるために、情
報の処理量が低減される。
(II)本発明の光通信システムは、公衆光通信システ
ムのみならず、LAN等の非公衆光通信システムを含む
幅広い光通信システムに対して適用が可能である。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、複数のノ
ードにそれぞれ固有の光波長を割当て、各ノートは割当
てられた光波長の光信号を送受信すると共に、入力した
他の波長の光信号は分配して出力するようにし、かつ各
ノード間を結ぶ伝送回線中に所定の1つまたは複数組の
光波長の光信号のみを通す光フィルタを設けて光通信シ
ステムを構成した。
従って、本発明の光通信システムによれば、光波長を決
定すると光信号自信が経路を選択し、しかも柔軟に回線
を変更できると共に、各ノードは、割当てられた波長の
光信号のみを受信してその処理を行えばよく、入力した
他のノートへの光信号はそのまま通過させるようにでき
るため、信号処理の数を他のノート数分だけ減らすこと
ができ、信号処理量の低減化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す光通信システムの
概略の構成図、第2図は第1図中のノードの構成図、第
3図は第1図中の各ノードに固有の光波長の一例を示す
図、第4図(a)〜(C)は第1図の光通信システムに
おける光伝送を説明するための図、第5図は本発明の第
2の実施例を示す光通信システムの概略の構成図、第6
図は第5図中のノートの構成図、第7図は第6図のノー
トの部分構成図、第8図及び第9図はそれぞれ本発明の
第3及び第4の実施例を示す光通信システムのノードの
部分構成図、第10図は本発明の第5の実施例を示す光
通信システムのノートの構成図、第11図及び第12図
はそれぞれ本発明の第6及び第7の実施例を示す光通信
システムの概略のに74成図、第13図は第12図中の
ノードの構成図、第14図は本発明の第8の実施例を示
す光通信システムの概略の構成図、第15図は第14図
中のノートの構成図、第16図及び第17図は本発明の
第9及び第10の実施例を示す光通信システムの概略の
構成図である。 1a〜le、21a〜21e、51a〜51e。 6La〜61e、91a〜91f、121,131.1
51,161−・・伝送回線、21a 〜2d。 22a〜22d、52a〜52f、62a 〜62d、
92a 〜92g、122a〜122d、132a〜1
32d、152a〜152d、162a〜162d、、
、ノード、3a〜3e、23a〜23e、63a〜63
e、123,133,153゜163・・・光フィルタ
、λ1〜λ4・・・ノードに固有の光波長。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 伝送回線によって互いに結ばれ、それぞれが固有の光波
    長を割当てられて該光波長の光信号を送受信し、かつ入
    力された他の光波長の光信号を分配して出力する複数の
    ノードと、前記ノード間を結ぶ伝送回線中に設けられ1
    つまたは複数の所定光波長の光信号のみを通す光フィル
    タとを、 備えたことを特徴とする光通信システム。
JP2270267A 1990-10-08 1990-10-08 光通信システム Pending JPH04145800A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5583683A (en) * 1995-06-15 1996-12-10 Optical Corporation Of America Optical multiplexing device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5583683A (en) * 1995-06-15 1996-12-10 Optical Corporation Of America Optical multiplexing device

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