JPH04145355A - 計測用回転センサー - Google Patents

計測用回転センサー

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JPH04145355A
JPH04145355A JP27002190A JP27002190A JPH04145355A JP H04145355 A JPH04145355 A JP H04145355A JP 27002190 A JP27002190 A JP 27002190A JP 27002190 A JP27002190 A JP 27002190A JP H04145355 A JPH04145355 A JP H04145355A
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JP
Japan
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electrode
sensor
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cathode
rotating
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JP27002190A
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JPH0810206B2 (ja
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Osamu Hamamoto
修 濱本
Yuji Uchiyama
裕治 内山
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は計測用回転センサーに関し、さらに詳しくはス
ラリー、コロイド溶液、高粘性溶液などの物理的または
化学的特性を連続的に測定するのに好適な計測用回転セ
ンサーに関する。
〔従来の技術〕
従来の回転電極は、電極を回転駆動装置に連結して被測
定液中で回転させ、作用極と対極との間に被測定液の電
解電流を発生させるものであり、該回転電極を利用した
溶液中の溶質濃度の測定法は、溶液中の被定量物質の拡
散層の厚さを均一化して被定量物質の濃度に比例し、安
定した電解電流(限界拡散電流)を得ることができるた
め、電気化学分析において重要な地位を占めている。
この回転電極として、回転ワイヤー電極、回転ディスク
電極、回転リング・ディスク電極などが知られている。
これらの回転電極では、陰極または陽極のいずれかを単
極とした回転極の他に対極として固定極が必要である。
また電極を回転させたり、溶液を動かすことなく電解液
をより3次元の拡散へと近づけ、定常的な電解電流を得
ることができる電極として、マイクロくし形電極等の超
微小電極が知られている。
しかしながら、上記回転電極や超微小電極では、均一な
被測定物質の拡散層を得る必要があるため、拡散層が得
られやすい試料の測定に制約され、拡散層が得にくいス
ラリー、高粘性溶液、コロイド溶液などに含まれる被測
定物質の濃度を精度よく測定することができないという
問題があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者らは、先に、スラリー、高粘性溶液、コロイド
溶液などに含まれる被電解物質の濃度を簡単な装置で高
精度に測定することができる回転電極および濃度測定法
を提案した(特願平2−98376号)。
上記回転電極などの回転センサーを用いてベルトコンベ
ア上の汚泥物質または溝中を流れるスラリーなとの温度
、pH2被電解物質の濃度等の物理的または化学的特性
を連続して正確に測定をするためには、センシング部(
電極部)が常に新しい試料と接触する必要がある。しか
しながら、試料中に繊維状物質が共存すると、これらが
回転センサーにからみつき、回転を妨げ、連続的に正確
な測定ができないという問題があった。
本発明の目的は、上記問題を解決し、試料中に繊維状物
質が共存している場合でも、スラリー、高粘性溶液、コ
ロイド溶液などの物理的または化学的特性を連続的、か
つ正確に測定することができる計測用回転センサーを提
供することにある。
〔課題を解決するための手段] 本発明者等は、前記課題に鑑み鋭意検討した結果、回転
センサーの径および長さを特定することにより、試料中
の繊維状物質が回転センサーにからみつくのを防止し、
連続運転を可能とすることができるのを見出し、本発明
に到達した。
本発明は、電源および計測部にそれぞれ接続された計測
用センシング部を先端に有する回転体の径が25mm以
上で、かつ長さが前記径の2倍以上であることを特徴と
する計測用回転センサーに関する。
本発明に用いられる計測用センシング部に、10以下の
間隔で平行に配置された少な(とも1対の陰極および陽
極からなる回転電極を配置することにより、スラリー、
高粘性溶液、コロイド溶液などの被電解物質の濃度測定
を連続的に行うことができる。また計測用センシング部
に、サーミスタ、ガラス電極、イオン電極(ポテンショ
メトリー検出器)、導電率センサーなどを設置し、試料
の温度、pH,濃度などを連続的に測定することができ
る。
本発明においては、計測用センシング部を有する回転セ
ンサーは、径が25閣以上、長さが上記径の2倍以上と
する必要がある。この範囲より小さいセンサーでは、試
料中に繊維状物質が存在した場合、回転センサーにこれ
らの物質がからみつき、連続的な精度のよい測定が不可
能となる。センサーの製作性および取扱性の点からはセ
ンサーの径は25〜501の範囲が好ましい。
第1図は、本発明の計測用回転センサーの一例である回
転電極の斜視図である。図において、回転電極3は、I
IIII11以下の間隔で平行に設けられた1対の陰極
1および陽極2と、該陰極lおよび陽極2を固定し、か
つこれらの先端部のみを露出させ、他の構成部から絶縁
する絶縁部3Aと、上記陰極1および陽極2をそれぞれ
電源および計測部に接続する集電ブラシ5および給電リ
ング4とからなる。陰極1および陽極2を構成する物質
としては白金等の貴金属が用いられ、陰極にはカーボン
、銅、SUSなどを用いることもできる。絶縁部3Aに
は、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、フェノール樹脂等
の樹脂類やセラミックスなどを用いることができる。
上記陰極Iと陽極2は、測定精度の点から1+++m以
下の間隔で平行に設ける必要がある。電極の間隔が狭い
ほど測定精度は向上するが、試料中のごみ等の影響を受
は易くなりノイズの発生率が大きくなるため、0.75
皿〜0.1Mが好ましく、より好ましくは0.511I
I11−0.3 m程度である。混入物のの少ない均一
な試料に対してはさらに狭い間隔の電極を用いてより高
精度に測定をすることが可能である。少なくとも1対の
陰極1と陽極2は、回転端子の先端に配列される。電極
枚数は多いほど測定精度が高くなるが、多すぎると電極
の一部が試料中からはみ出すことがあり、取扱上注意を
要する。また電極の長さは測定精度の点から短い方が好
ましく、20〜10+m++以下とするのが好ましく、
より好ましくは5ffII11程度である。
また回転電極3の径は25m以上、長さはその径の2倍
以上とされる。回転電極がこの大きさより小さいと、試
料中に繊維状物質が存在した場合、これらが回転電極に
からみつき回転速度が均一でなくなり、連続的な精度の
よい測定が不可能である。
以下、本発明を実施例により詳しく説明する。
〔実施例〕
実施例1.2および比較例1.2 下水処理場のベルトコンベア上の脱水汚泥中に、第2図
に示す回転センサー6を挿入し、該脱水汚泥中の含水率
を24時間連続して測定し、該回転センサー6への繊維
状物質のからみつき状態を観察した。
回転センサー6は、図示しない電源部および計測部に接
続した陰極および陽極からなるセンシング部7をその先
端に有し、駆動部8によって回転される。回転センサー
6の回転部(絶縁部)の材質にはエポキシ系樹脂を用い
、センシング部7の電極には長さ5■、幅0.5 mの
白金電極対を1■間隔で配置した。
含水率の測定は、電極に2.5■の電圧を印加し、含水
率と電流値の比例関係を利用して行った。回転センサー
としては第1表に示す大きさのセンサーを用いた。
第1表 実施例1では、24時間経過後に若干の髪の毛等のから
みつきによる駆動部への汚泥の進入が見られたが、連続
して良好に含水率の測定をすることができた。実施例2
では、24時間経過後もセンサーへの髪の毛等のからみ
つきはまったくなく、連続して良好に含水率の測定をす
ることができた。
比較例1.2では、測定開始数時間後に汚泥中の髪の毛
がセンサーにからみつき、駆動部への汚泥の進入がみら
れ、24時間後にはスムーズにセンサーを回転させるこ
とが不可能になった。
以上の結果から、本発明の回転センサーを用いると、長
時間連続して測定してもセンサーへの髪の毛等のからみ
つきがなく、安定した連続測定ができることがわかった
実施例3および比較例3 第3図に示す回転直方体センサー9をベルトコンベア上
の砂状サンプル中に挿入し、該サンプル中の含水率の変
化を導電率測定により連続的に監視した。回転直方体セ
ンサー9には、底面の一辺の長さが3011IIlのも
の(実施例3)および20mmのもの(比較例3)を用
いた。該センサー9の先端には、導電率測定用電極10
と、温度補正を行うためのサーミスタ11が設置されて
いる。
実施例3では、導電率の測定値のばらつきが5%内と少
なかったが、比較例3では、センサー9に繊維状物質が
からみつき、測定値のばらつきが15%と大きかった。
以上の結果から、本発明の回転センサーを用いると、正
確な測定が可能であることがわかった。
(発明の効果) 本発明の計測用回転センサーによれば、センサーに試料
中の繊維状物質がからみつくことがなく、センサー先端
に設置されたセンシング部が常に新しいサンプルと接触
することが可能であるため、連続的にかつ高精度にスラ
リー、高粘性溶液、コロイド溶液などの物理的または化
学的特性を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の計測用回転センサーの一例である回
転電極の斜視図、第2図は、本発明の一実施例を示す回
転電極を内蔵した計測用回転センサーの説明図、第3図
は、本発明の他の実施例を示す導電率測定用電極とサー
ミスタを内蔵した直方体回転センサーの説明図である。 1・・・陰極、2・・・陽極、3・・・回転電極、3A
・・・絶縁部、4・・・給電リンク、5・・・集電ブラ
シ、6・・・回転センサー、7・・・センシング部、訃
・・駆動部、9.・・回転直方体センサー 10・・・
導電率測定用電極、11・・・サーミスタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電源および計測部にそれぞれ接続された計測用セ
    ンシング部を先端に有する回転体の径が25mm以上で
    、かつ長さが前記径の2倍以上であることを特徴とする
    計測用回転センサー。
  2. (2)前記計測用センシング部が、1mm以下の間隔で
    平行に配置された少なくとも1対の陰極および陽極から
    なることを特徴とする請求項(1)記載の計測用回転セ
    ンサー。
JP27002190A 1990-10-08 1990-10-08 計測用回転センサー Expired - Lifetime JPH0810206B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27002190A JPH0810206B2 (ja) 1990-10-08 1990-10-08 計測用回転センサー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27002190A JPH0810206B2 (ja) 1990-10-08 1990-10-08 計測用回転センサー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04145355A true JPH04145355A (ja) 1992-05-19
JPH0810206B2 JPH0810206B2 (ja) 1996-01-31

Family

ID=17480436

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27002190A Expired - Lifetime JPH0810206B2 (ja) 1990-10-08 1990-10-08 計測用回転センサー

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JP (1) JPH0810206B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001056309A (ja) * 1999-08-20 2001-02-27 Tic Keisokuki Kogyo Kk 導電率検出電極およびそれを用いた導電率測定装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001056309A (ja) * 1999-08-20 2001-02-27 Tic Keisokuki Kogyo Kk 導電率検出電極およびそれを用いた導電率測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0810206B2 (ja) 1996-01-31

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