JPH04144803A

JPH04144803A - 自動倉庫

Info

Publication number: JPH04144803A
Application number: JP26845890A
Authority: JP
Inventors: Takashi Watanabe; 尚渡辺
Original assignee: Murata Machinery Ltd
Current assignee: Murata Machinery Ltd
Priority date: 1990-10-08
Filing date: 1990-10-08
Publication date: 1992-05-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は手押し台車収納用の自動倉庫に関する。

特に、手押し台車搭載用のパレットを棚内に収納してお
き、手押し台車を棚内に収納するときにパレットを棚か
ら出してくるようにした自動倉庫に関するものである。

（従来の技術）従来、倉庫や工場等における自動倉庫への荷の収納は第
７図に示すように行なわれていた。

同図において、１０は手押し台車である。

この手押し台車１０は、荷を搭載する基台１１の下部１
２に左右方向回動自在なキャスター車輪１３が設けられ
ており、人力により台車を簡単に移動することができる
ようになっている。

１４は荷を搭載するパレット、１５はパレットを床面か
ら持ち上げて搬送するフォークリフトである。１６は自
動倉庫であり、パレットに搭載された荷は、手前側に設
けられたクレーン１６ａにより各収納棚へ収納されるよ
うになっている。

次に、手押し台車により運ばれてきた荷を自動倉庫に収
納する際の作業の流れを説明する。

手押し台車１０により運ばれてきた荷は、倉庫内の荷の
積み換え場所に運ばれ、人手によりパレット１４に積み
換えられる。その後、パレット１４はフォークリフト１
５により持ち上げられ、自動倉庫のステーションＳに搬
送される。そして、ステーションＳから自動倉庫の収納
棚に収納されることとなる。

（発明が解決しようとする課題）上述した従来の自動倉庫への荷の収納には、次のような
問題点があった。

荷は手押し台車１０からパレット１４に積み換えられた
後、パレット１４に搭載された状態で自動倉庫に収納さ
れるようになっていた。したがって、荷を収納するため
のパレット１４を常時複数個保管しておかなければなら
ず、パレット１４の管理が煩雑であるとともに、保管の
ためのスペースが必要となり、スペースの有効利用を図
れないという問題があった。

本発明の目的は、以上のような従来の問題点を解決し、
パレットの管理を容易に行なうことができるとともに、
保管のためのスペースを必要とせず、スペースの有効利
用を図ることができる自動倉庫を提供することにある。

（課題を解決するための手段）上記目的を達成するために本発明は、手押し台車収納用
の自動倉庫であって、手押し台車搭載用のパレットを、
自動倉庫の棚の数に合わせて棚にそれぞれ配置した構成
とした。

（作用効果）本発明は、上記の構成としたので次のような作用効果を
奏する。

すなわち、手押し台車搭載用のパレットは、自動倉庫の
棚の数に合わせて棚にそれぞれ配置しであるので、使用
しない場合には棚にそれぞれ収納しておくことができ、
また、パレットの個数を管理する必要がない。

したがって、本発明の自動倉庫によれば、パレットの管
理を容易に行なうことができるとともに、保管のための
スペースを必要とせず、工場内等のスペースの有効利用
を図ることができるという効果がある。

（実施例）以下、図示の実施例について説明する。

第１図は本発明に係る自動倉庫の一実施例を示す概略正
面図、第２図は同じ（概略平面図、第３図は第１図のＡ
−Ａ線矢視図である。なお、自動倉庫に収納するパレッ
トとしては、第４図〜第６図に示すような手押し台車専
用のパレットＰを使用する。

これらの図面において、本実施例の自動倉庫は、フロア
Ｆより一段低い床面ＦＬに設けてあり、第１のクレーン
部ｌ、台車入庫部２、台車出庫部３、第２のクレーン部
４、収納棚５とからなっている。

第１のクレーン部１は、４本のマスト６と、これらのマスト６の内側を昇降する昇降台７と、
昇降装置８とからなっている。

昇降台７のパレット搭載部７ａには、ローラコンベア７
ｂが設けてあり、台車入庫部２、台車出庫部３、あるい
は隣接して設けた出入庫ステーションＳとの間でパレッ
トＰを受渡しすることができるようになっている。

このローラコンベア７ｂは、下部に設けられた駆動モー
タ９により駆動するようになっており、駆動モータタの
回転方向によってパレットＰは昇降台７に出し入れされ
る。

昇降装置８は、昇降上−タ１０、減速機１１、減速機１
１に接続された巻取機構１２、ワイヤ１３、およびプー
リ１４とからなっている。巻取機構１２に巻き付けられ
たワイヤ１３の両端部は、昇降台７に立設されたフレー
ム７ｃ、７ｃに接続してあり、巻取機構１２の作動によ
り昇降台７が昇降動するようになっている。

このような第１のクレーン部１は、昇降台７を上動して
台車出庫部３よりパレットＰを受取り、その後、昇降台
７を下降して隣接する出入庫ステーションＳにパレット
Ｐを出庫するようになっている。

台車入庫部２は、コンベア部１４、コンベア駆動部１５
、およびジヤツキアップ部１６からなっている。コンベ
ア部１４の設置高さは、隣接する第１のクレーン部１が
下降したときのローラコンベア７ｂの設置高さと同じに
しである。

コンベア部１４に載置されたパレットＰは、コンベア駆動部１５により、図中矢印Ｘ方向に移
動するようになっている。

ジヤツキアップ部１６は、ジヤツキ部１７と、ジヤツキ部１７の上部に設けられたパレット支
持部１８とからなっている。

ジヤツキ部１７は、図示しないシリンダ装置により伸縮
するようになっており、コンベア部１４により搬送され
てきたパレットＰを、パレット支持部１８で持ち上げて
支持するようになっている。ａはジヤツキアップにより
、形成された空間であり、後述する第２のクレーン部４
のフォークが挿入されるようになっている。

台車出庫部３は、コンベア部１９、コンベア駆動部２０
、およびジヤツキアップ部２１からなっている。コンベ
ア部１９の設置高さは、隣接する第１のクレーン１の昇
降台７が上動したときのローラコンベア７ｂの設置高さ
と同じになるようにしである。

コンベア部１９に載置されたパレットＰは、コンベア駆動部２０により、図中矢印Ｙ方向に移
動するようになっている。

ジヤツキアップ部２１は、上述したジヤツキアップ部１
６と同様の構成である。

第２のクレーン部４は、第２図に示すように、台車入庫
部２及び台車出庫部３に沿わせて設けられている。この
第２のクレーン部４は、２本のマスト２２．２２と、こ
れら２本のマスト２２．２２に沿って昇降する昇降台２
３と、この昇降台２３に設けられたスライドフォーク２
４とからなっており、床面ＦＬに敷かれたシーｌｖＲ上
を図中Ｘ１方向に走行するようになっている。

このような第２のクレーン部４は、台車入庫部２および
台車出庫部３と収納棚５との間でパレットＰを出し入れ
するようになっている。

収納棚５は、床面ＦＬに立設された複数本の柱２５と、
この柱２５に一定の間隔を置いて設けられた複数個のパ
レット支持部材２６とからなっている。収納棚５には、
第１図に示すように、それぞれ棚にパレットＰが収納さ
れている。このように、パレットＰは、棚の数に合わせ
て１対１の関係に収納されており、棚構成部材の一部と
して利用されている。

本実施例のステーションに使用するパレットＰは、第４
図〜第６図に示すように、台車りを搭載して固定できる
ようになっている。

すなわち、第４図〜第６図において、３０はパレットのベース部であり、手押し台車を搭載す
ることのできる大きさに形成しである。

３１．３１はベース部３０の両側に立設した車輪案内板
であり、ベース部３０上に搭載された台車の車輪３２．
３２を第４図中矢印Ｘ方向に案内するようになっている
。

３３．３３は、車輪保持部であり、ベース部３０上に搭
載された台車の車輪３２゜３２を保持するようになって
いる。

３４はベース部３０上に搭載された台車に係止するスト
ッパであり、台車がベース部３０上から抜は落ちないよ
うに固定する。

次に、本実施例の自動倉庫の作用を説明する。

自動倉庫の収納棚５に収納されているパレットＰを、出
入庫ステーションＳへ出庫する場合には、次のように行
なう。

まず、第２のクレーン部４を収納棚５へ走行させた後、
昇降台２３のスライドフォーク２４により収納棚５から
パレットＰを引き出す、その後、第２のクレーン部４を
台車出庫部３へ走行させて停止し、第２のクレーン部４
のジヤツキアップ部２１の上方にパレットＰを配置する
。そして、ジヤツキアップ部２１のジヤツキ部１７を作
動させる。これにより、パレットＰは、スライドフォー
ク２４からパレット支持部材１８に受は渡される。

その後、スライドフォーク２４を昇降台２３上に戻し、
ジヤツキ部１７を下降させる。そして、コンベア部１９
によりパレットＰを第１図中矢印Ｘ方向に搬送し、あら
かじめ待機させておいた第１のクレーン部１の昇降台７
にパレットＰを収納する。

そして、昇降台７を下降させた後、駆動モータ９を駆動
して、パレットＰを出入庫ステーションＳ側に送り出す
、このようにして、収納棚５からパレットＰが出庫され
る。

次に、出庫したパレットＰに台車りを搭載し、収納棚５
に入庫する際の作用を説明する。

まず、出入庫ステーションＳに出庫したパレットＰに、
フロアＦから人手により台車りを移動させて搭載する。

その後、出入庫ステーションＳのコンベア部ＳＬ、第１
のクレーン部１のローラコンベア７ｂ、および台車入出
庫部２のコンベア部１４をそれぞれ駆動し、台車りを第
１図中矢印Ｘ方向に搬送する。そして、パレットＰが台
車入庫部２のジヤツキアップ部１６に搬送されてきたと
ころでコンベア部１４を停止し、ジヤツキ部１７により
パレットＰをジヤツキアップする。その後、第２のクレ
ーン部４の昇降台２３をこのジヤツキアップしたパレッ
トＰのところまで移動させ、スライドフォーク２４でパ
レットＰを昇降台２３上に搭載する。その後、第２のク
レーン部４を収納棚５側へ走行させ、先はどパレットＰ
を引き出した棚のところまで昇降台２３を昇降動させる
。そして、スライドフォーク２４によりパレットＰを棚
に入庫し、パレットＰをパレット支持部材２６上に支持
する。

このようにして、台車りを搭載したパレットＰを収納棚
５に入庫することができる。

以上のように、本実施例の自動倉庫によれば、パレット
Ｐは収納棚５の棚の数に合わせて棚にそれぞれ配置しで
あるので、台車りを棚に収納する場合には、必要な数の
パレットＰを棚から出庫した後、もとの棚に台車りを搭
載して入庫すればよく、パレットの数に狂いが生じない
、また、パレットＰを使用しな４゜い場合には、棚にそれぞれパレットＰを収納しておくこ
てができる。

したがって、本実施例の自動倉庫によればパレットの管
理を容易に行なうことができるとともに、保管のための
スペースを必要とせず、工場内等のスペースの有効利用
を図ることができる。

以上、本発明の実施例について説明したが本発明は上記
実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲
内において適宜変形実施可能である。

例えば、フロアＦとステーションＳとの間に、第２図に
示すような台車りの出し入れに連動して出没する台車の
渡し板６ｏを設ければ、台車の出し入れを一層スムーズ
に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る自動倉庫の一実施例を示す概略正
面図、第２図は同じく概略平面図、第３図は第１図のＡ
−Ａ線矢視図、第４図は本発明に使用するパレットの平
面図、第５図は同じく正面図、第６図は同じく台車を搭
載した状態を示す左側面図、第７図は従来のパレットに
よる荷の搬送手段を示す説明図である。１・・・第１のクレーン部、２・・・台車入庫部、３・
・・台車出庫部、４・・・第２のクレーン部、５・・・
収納棚、Ｄ・・・台車、Ｐ・・・パレット。

Claims

【特許請求の範囲】

手押し台車収納用の自動倉庫であって、手押し台車搭載
用のパレットを、自動倉庫の棚の数に合わせて棚にそれ
ぞれ配置したことを特徴とする自動倉庫。