JPH04143532A - 冷暖房装置 - Google Patents
冷暖房装置Info
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- JPH04143532A JPH04143532A JP26538190A JP26538190A JPH04143532A JP H04143532 A JPH04143532 A JP H04143532A JP 26538190 A JP26538190 A JP 26538190A JP 26538190 A JP26538190 A JP 26538190A JP H04143532 A JPH04143532 A JP H04143532A
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- Japan
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- air
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- heat
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 title abstract description 7
- 239000002689 soil Substances 0.000 claims abstract description 23
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 22
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims description 6
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- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
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Landscapes
- Central Air Conditioning (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、土壌の熱源を用いて冷房または暖房を行う装
置に関する。
置に関する。
従来の技術
典型的な先行技術はたとえば、空気調和 衛生工学会学
術講演会講演論文集 1989年10月4日〜10月6
日(名古屋)第569頁〜第572頁に開示されている
。この先行技術では、給湯加温と暖房、とを行うための
圧縮機を有するし−トポンプの熱源として、土壌の不易
層以下の土壌の地熱を利用し、この土壌中に、外管径が
呼び径50A、内管径が呼び径25Aであって全長10
0mもの長大な伝熱管を深さ30〜90mに亘って設け
、この伝熱管内にヒートポンプのブラインである熱媒体
を導いている。
術講演会講演論文集 1989年10月4日〜10月6
日(名古屋)第569頁〜第572頁に開示されている
。この先行技術では、給湯加温と暖房、とを行うための
圧縮機を有するし−トポンプの熱源として、土壌の不易
層以下の土壌の地熱を利用し、この土壌中に、外管径が
呼び径50A、内管径が呼び径25Aであって全長10
0mもの長大な伝熱管を深さ30〜90mに亘って設け
、この伝熱管内にヒートポンプのブラインである熱媒体
を導いている。
このような先行技術は、ヒートポンプの熱媒体と空気と
の熱交換を行う凝縮器または蒸発器などの熱交換器を必
要とし、したがってコストアップにつながり、また構成
が大形化し、必要なスペースが大きくなり、構成が複雑
である。
の熱交換を行う凝縮器または蒸発器などの熱交換器を必
要とし、したがってコストアップにつながり、また構成
が大形化し、必要なスペースが大きくなり、構成が複雑
である。
本発明の目的は、構成が簡単であり、小形化が可能であ
り、コストの低減が図られるようにした土壌の地熱を利
用する冷暖房装置を提供することである。
り、コストの低減が図られるようにした土壌の地熱を利
用する冷暖房装置を提供することである。
課題を解決するための手段
本発明は、上下に延び、地中に埋設さノ1−る伝熱管と
、 伝熱管内にほぼ同軸に挿入される仕切り管であって、伝
熱管の内周面と仕切り管の外周面との間の第1通路と、
仕切り管内の第2通路とが伝熱管の下部で連通して2重
管構造とする仕切り管とを含み、 第1通路および第2通路の一方から空気を圧送して土壌
との熱交換を行い、第1通路および第2通路の他方から
の空気を冷房または暖房すべき空間に供給することを特
徴とする冷暖房装置である作 用 本発明に従えば、土壌中に上下に延びる伝熱管を打込む
などして埋設し、この伝熱管内には、はぼ同軸に仕切り
管か挿入されて、伝熱管の内周面と仕切り管の外周面と
の間に第1の通路が形成され、また仕切り管内に第2通
路が形成され、伝熱管の下部では、これらの第1および
第2通路が連通しており、第1通路および第2通路の一
方から空気を導入して他方から冷房または暖房すべき家
屋の部屋などの空間に供給し、こうして伝熱管内で土壌
との熱交換を行う。こうしてたとえば夏には外気温度よ
りも低い温度を有する空気を得ることができて冷房が可
能となり、また冬には外気温度よりも高い温度を有する
空気を得ることができて暖房を行うことが可能となる。
、 伝熱管内にほぼ同軸に挿入される仕切り管であって、伝
熱管の内周面と仕切り管の外周面との間の第1通路と、
仕切り管内の第2通路とが伝熱管の下部で連通して2重
管構造とする仕切り管とを含み、 第1通路および第2通路の一方から空気を圧送して土壌
との熱交換を行い、第1通路および第2通路の他方から
の空気を冷房または暖房すべき空間に供給することを特
徴とする冷暖房装置である作 用 本発明に従えば、土壌中に上下に延びる伝熱管を打込む
などして埋設し、この伝熱管内には、はぼ同軸に仕切り
管か挿入されて、伝熱管の内周面と仕切り管の外周面と
の間に第1の通路が形成され、また仕切り管内に第2通
路が形成され、伝熱管の下部では、これらの第1および
第2通路が連通しており、第1通路および第2通路の一
方から空気を導入して他方から冷房または暖房すべき家
屋の部屋などの空間に供給し、こうして伝熱管内で土壌
との熱交換を行う。こうしてたとえば夏には外気温度よ
りも低い温度を有する空気を得ることができて冷房が可
能となり、また冬には外気温度よりも高い温度を有する
空気を得ることができて暖房を行うことが可能となる。
実施例
第1図は、本発明の一実施例の簡略化した断面図である
。家屋lの冷房または暖房すべき部屋である空間2には
、本発明に従う冷暖房装置3によって空気が供給され、
冷房または暖房を行うことができる。
。家屋lの冷房または暖房すべき部屋である空間2には
、本発明に従う冷暖房装置3によって空気が供給され、
冷房または暖房を行うことができる。
第2図は、第1図に示される実施例の配管系統図である
。複数(この実施例では3)のグループA、B、C毎に
複数(この実施例では5)の熱交換ユニットA1〜A5
.Bl〜B5.C1〜C5が備えられ、各グループA、
B、C毎に管路45に共通に接続される。
。複数(この実施例では3)のグループA、B、C毎に
複数(この実施例では5)の熱交換ユニットA1〜A5
.Bl〜B5.C1〜C5が備えられ、各グループA、
B、C毎に管路45に共通に接続される。
フィルタなどを備える空気取入れ口5aがらの空気は、
管路6から切換弁7を介して管路4または5のいずれか
一方に供給され、管路4,5のいずれか他方からの空気
は管路8を経てファン9によって吸引され、空間2内に
供給される。
管路6から切換弁7を介して管路4または5のいずれか
一方に供給され、管路4,5のいずれか他方からの空気
は管路8を経てファン9によって吸引され、空間2内に
供給される。
ファン9は、空間2内に設けられたハウジング10に収
納されている。暖房を行うために、ガスバーナなどの補
助熱源11が設けられていてもよいけれども、省略され
てもよい。
納されている。暖房を行うために、ガスバーナなどの補
助熱源11が設けられていてもよいけれども、省略され
てもよい。
第3図は、熱交換ユニットA1の縦断面図である。残余
の熱交換ユニットA2〜A5.Bl〜BS、C1〜C5
もまた同様な構成を有する。この熱交換ユニットA1は
基本的には、鋼鉄製の上下に延びる直円筒状の伝熱管1
2と、その伝熱管12内にほぼ同軸に挿入される仕切り
管13とを有する。伝熱管12の先端部14は、先細状
とし、これによって伝熱管12を地面15よりも上方か
ら打込んで地中に埋設することが容易となる。伝熱管1
2の内径は、たとんば10〜15cmであり、空気を伝
熱管12内に通すための通路断面積をできるだけ大きく
することができるとともに、伝熱管12を土壌15内に
打込む施工を容易にする。仕切り管13は、直円筒状で
あり、その外径は6〜12cmである。伝熱管12の断
熱材17と仕切り管13の間隙は、たとえば1〜2cm
である8仕切り管13は熱伝導率の小さい断熱材料、た
とえば発泡ポリウレタンなどから成る。伝熱管12の土
壌15内の長さ11は約9〜10mに定められる。これ
によって伝熱管12の先端部14とその付近は、土壌1
5の年間を通じて地表の温度の影響を受けない不易層内
にある。
の熱交換ユニットA2〜A5.Bl〜BS、C1〜C5
もまた同様な構成を有する。この熱交換ユニットA1は
基本的には、鋼鉄製の上下に延びる直円筒状の伝熱管1
2と、その伝熱管12内にほぼ同軸に挿入される仕切り
管13とを有する。伝熱管12の先端部14は、先細状
とし、これによって伝熱管12を地面15よりも上方か
ら打込んで地中に埋設することが容易となる。伝熱管1
2の内径は、たとんば10〜15cmであり、空気を伝
熱管12内に通すための通路断面積をできるだけ大きく
することができるとともに、伝熱管12を土壌15内に
打込む施工を容易にする。仕切り管13は、直円筒状で
あり、その外径は6〜12cmである。伝熱管12の断
熱材17と仕切り管13の間隙は、たとえば1〜2cm
である8仕切り管13は熱伝導率の小さい断熱材料、た
とえば発泡ポリウレタンなどから成る。伝熱管12の土
壌15内の長さ11は約9〜10mに定められる。これ
によって伝熱管12の先端部14とその付近は、土壌1
5の年間を通じて地表の温度の影響を受けない不易層内
にある。
後述の第1および第2通路18.19内に空気が通過す
ることによって、たとえば夏にドレンが発生すると、そ
のドしンは伝熱管12内の先端部14付近に貯留する。
ることによって、たとえば夏にドレンが発生すると、そ
のドしンは伝熱管12内の先端部14付近に貯留する。
したがってこの先端部14付近に貯留したドレンをポン
プなどて地上に吸い上げるために、伝熱管12の長さ1
1は上述のように約10m以下に定められる。不易層は
、一般的には地下7mよりも深い範囲であり、Llコか
って伝熱管12の土壌との熱交換を行う範囲は、この不
易層にある長さf2の範囲であり、残余の長さ13の範
囲では、土壌との熱交換が行われないようにするために
、熱伝導率の低い断熱材17が伝熱管12の内周面に密
着して設けられる。
プなどて地上に吸い上げるために、伝熱管12の長さ1
1は上述のように約10m以下に定められる。不易層は
、一般的には地下7mよりも深い範囲であり、Llコか
って伝熱管12の土壌との熱交換を行う範囲は、この不
易層にある長さf2の範囲であり、残余の長さ13の範
囲では、土壌との熱交換が行われないようにするために
、熱伝導率の低い断熱材17が伝熱管12の内周面に密
着して設けられる。
第4図は、第3図の切断面線IV−■から見た断面図で
ある。断熱材17は、たとえば発泡ポリウレタンなどの
材料から成る。
ある。断熱材17は、たとえば発泡ポリウレタンなどの
材料から成る。
伝熱管12の内周面と仕切り管13の外周面との間には
第1通路18が形成され、仕切り管13内には第2通路
19が形成される。第1通路18は、伝熱管12の上部
で接続管20に接続され、また仕切り管13はその上部
で接続管21に連なる。接続管20.21は、熱伝導率
の小さい断熱材料、たとえば発泡ポリウレタンなどの材
料から成る断熱材22によって被覆される。仕切り管1
3の下端部23は伝熱管12の先端部14よりも上方に
間隔をあけて配置されており、これによって第1通路1
8と第2通路19とが連通ずる。接続管20は第1図お
よび第2図に示される管n4に接続される。接続管21
は、グループALニア)隣接する熱交換ユニットA2の
第1通路18aに接続され、空気は第2通路19aから
排出され、このようにして各熱交換ユニット八1〜A5
は直列に接続される。このようにしてファン9を駆動す
ることによって空気取入れ口5からの空気は管路6を経
て切換弁7から管路4に導かれ、さらにグループAの熱
交換ユニットA1〜A5を通り、またグループB、Cの
熱交換ユニットB1〜B5.C1〜C5を同様にして通
り、管路5から切換弁7を経て管路8からファン9に吸
引され、空間2内に導かれる。このようにして、土壌1
5の不易層の温度を有する空気が空間2内に供給され、
夏には冷房が行われ、また冬には暖房が行われる。
第1通路18が形成され、仕切り管13内には第2通路
19が形成される。第1通路18は、伝熱管12の上部
で接続管20に接続され、また仕切り管13はその上部
で接続管21に連なる。接続管20.21は、熱伝導率
の小さい断熱材料、たとえば発泡ポリウレタンなどの材
料から成る断熱材22によって被覆される。仕切り管1
3の下端部23は伝熱管12の先端部14よりも上方に
間隔をあけて配置されており、これによって第1通路1
8と第2通路19とが連通ずる。接続管20は第1図お
よび第2図に示される管n4に接続される。接続管21
は、グループALニア)隣接する熱交換ユニットA2の
第1通路18aに接続され、空気は第2通路19aから
排出され、このようにして各熱交換ユニット八1〜A5
は直列に接続される。このようにしてファン9を駆動す
ることによって空気取入れ口5からの空気は管路6を経
て切換弁7から管路4に導かれ、さらにグループAの熱
交換ユニットA1〜A5を通り、またグループB、Cの
熱交換ユニットB1〜B5.C1〜C5を同様にして通
り、管路5から切換弁7を経て管路8からファン9に吸
引され、空間2内に導かれる。このようにして、土壌1
5の不易層の温度を有する空気が空間2内に供給され、
夏には冷房が行われ、また冬には暖房が行われる。
本発明のさらに他の実施例として、土壌15の蓄熱作用
を用いて、夏には一層、低温度の空気を得ることができ
るようにし、また冬には一層、高温度の空気が得られる
ようにすることもできる。
を用いて、夏には一層、低温度の空気を得ることができ
るようにし、また冬には一層、高温度の空気が得られる
ようにすることもできる。
このために、直列に接続されている熱交換ユニツ)Al
〜A5のうち、夏には比較的高温度の外気の空気を、管
路4を経て熱交換ユニットA1が設けられている土壌1
5の領域26に導き、これによって領域26における不
易層付近を比較的高温度とする。また冬には切換弁7を
操作して、低温度の外気を管路5から供給し、熱交換ユ
ニットA5が設けられている土壌15の領域27の不易
層を比較的低温度とし、このようにして土壌15に蓄熱
を行う、その他のグループB、Cにおいて、熱交換ユニ
ットBl、C1は熱交換ユニットAl付近の領域26に
設けられ、熱交換ユニットB5゜C5は熱交換ユニット
A5付近の領域27に設けられる。このようにして、夏
には領域27で冷却された一層低温度の空気を空間2に
供給することができ、また冬には領域26において昇温
されな一層高温度の空気を空間2に供給して暖房を行う
ことができる。
〜A5のうち、夏には比較的高温度の外気の空気を、管
路4を経て熱交換ユニットA1が設けられている土壌1
5の領域26に導き、これによって領域26における不
易層付近を比較的高温度とする。また冬には切換弁7を
操作して、低温度の外気を管路5から供給し、熱交換ユ
ニットA5が設けられている土壌15の領域27の不易
層を比較的低温度とし、このようにして土壌15に蓄熱
を行う、その他のグループB、Cにおいて、熱交換ユニ
ットBl、C1は熱交換ユニットAl付近の領域26に
設けられ、熱交換ユニットB5゜C5は熱交換ユニット
A5付近の領域27に設けられる。このようにして、夏
には領域27で冷却された一層低温度の空気を空間2に
供給することができ、また冬には領域26において昇温
されな一層高温度の空気を空間2に供給して暖房を行う
ことができる。
実施例の一例を述べると、第5図(1)で示されるよう
に、土壌15の領域26.27を含む不易層の温度が1
5℃で一定であるものとし、冬に5℃の空気を空気取入
れ口5から入れて、管路4に導き、熱交換ユニットA1
〜A5をこの順序で経て、領域27から約10℃の空気
を得ることができ、このときの対数平均温度差Δt1を
求めると第1式のとおりとなる。
に、土壌15の領域26.27を含む不易層の温度が1
5℃で一定であるものとし、冬に5℃の空気を空気取入
れ口5から入れて、管路4に導き、熱交換ユニットA1
〜A5をこの順序で経て、領域27から約10℃の空気
を得ることができ、このときの対数平均温度差Δt1を
求めると第1式のとおりとなる。
また第5図(2)で示されるように、領域26の温度が
17.5℃とし、領域27の温度が125℃とするよう
に蓄熱を行って不易層に温度勾配を形成し、5℃の空気
を熱交換ユニットA5がら熱交換ユニットA1にこの順
序で導いて、管路8から10℃の空気を取出すようにし
たとき、その対数平均温度差Δt2は、 Δt2 = 7.5℃ ・・・(
2)となる、したがって土壌15中に温度勾配があると
きには対数平均温度差Δt2を大きくとれることが判る
。これは、同じ量の熱量を地中から受取るときに、温度
勾配のない構成に比べて伝熱面積が少なくてすむことを
意味する。このことはまた、同じ伝熱面積であれば、同
じ流量のときに、温度勾配がある構成の方が、温度勾配
のない構成に比べて大きな温度差が得られることを意味
する。
17.5℃とし、領域27の温度が125℃とするよう
に蓄熱を行って不易層に温度勾配を形成し、5℃の空気
を熱交換ユニットA5がら熱交換ユニットA1にこの順
序で導いて、管路8から10℃の空気を取出すようにし
たとき、その対数平均温度差Δt2は、 Δt2 = 7.5℃ ・・・(
2)となる、したがって土壌15中に温度勾配があると
きには対数平均温度差Δt2を大きくとれることが判る
。これは、同じ量の熱量を地中から受取るときに、温度
勾配のない構成に比べて伝熱面積が少なくてすむことを
意味する。このことはまた、同じ伝熱面積であれば、同
じ流量のときに、温度勾配がある構成の方が、温度勾配
のない構成に比べて大きな温度差が得られることを意味
する。
発明の効果
以上のように本発明によれば、地中に上下に延びて埋設
される伝熱管内に仕切り管が挿入されて、言わば2重管
構造とされ、この内部に空気が圧送されて土壌との熱交
換を行うようにし、こうして得られた空気を冷房または
暖房すべき空間に供給するようにしたので、冷房または
暖房を、簡単な構成で、しかも小形化して実現すること
ができ、しかも原価の低減が可能である。
される伝熱管内に仕切り管が挿入されて、言わば2重管
構造とされ、この内部に空気が圧送されて土壌との熱交
換を行うようにし、こうして得られた空気を冷房または
暖房すべき空間に供給するようにしたので、冷房または
暖房を、簡単な構成で、しかも小形化して実現すること
ができ、しかも原価の低減が可能である。
また本発明では、凝縮器および蒸発器などの熱交換器を
必要とせず、また熱媒体を動かすためのポンプなどの動
力が不要となる。
必要とせず、また熱媒体を動かすためのポンプなどの動
力が不要となる。
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は第1図に
示される実施例の簡略化した配管系統図、第3図は熱交
換ユニットA1の断面図、第4図は第3図の切断面線1
14から見た断面図、第5図は本件発明者の実験結果を
示す図である。 2・・・空間、3・冷暖房装置、7・・・切換弁、12
・・・伝熱管、13・・仕切り管、14・・・先端部、
15・・土壌、17・・・断熱材、18.18a・・・
第1通路、19.19a・・・第2通路、20.21・
・・接続管、22・・・断熱材、A、B、C・・グルー
プ、A1〜A5、B1−B5.C1〜C5・・・熱交換
ユニット代理人 弁理士 画数 圭一部 第 図 第2図 第 図
示される実施例の簡略化した配管系統図、第3図は熱交
換ユニットA1の断面図、第4図は第3図の切断面線1
14から見た断面図、第5図は本件発明者の実験結果を
示す図である。 2・・・空間、3・冷暖房装置、7・・・切換弁、12
・・・伝熱管、13・・仕切り管、14・・・先端部、
15・・土壌、17・・・断熱材、18.18a・・・
第1通路、19.19a・・・第2通路、20.21・
・・接続管、22・・・断熱材、A、B、C・・グルー
プ、A1〜A5、B1−B5.C1〜C5・・・熱交換
ユニット代理人 弁理士 画数 圭一部 第 図 第2図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 上下に延び、地中に埋設される伝熱管と、 伝熱管内にほぼ同軸に挿入される仕切り管であつて、伝
熱管の内周面と仕切り管の外周面との間の第1通路と、
仕切り管内の第2通路とが伝熱管の下部で連通して2重
管構造とする仕切り管とを含み、 第1通路および第2通路の一方から空気を圧送して土壌
との熱交換を行い、第1通路および第2通路の他方から
の空気を冷房または暖房すべき空間に供給することを特
徴とする冷暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26538190A JPH04143532A (ja) | 1990-10-02 | 1990-10-02 | 冷暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26538190A JPH04143532A (ja) | 1990-10-02 | 1990-10-02 | 冷暖房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04143532A true JPH04143532A (ja) | 1992-05-18 |
Family
ID=17416394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26538190A Pending JPH04143532A (ja) | 1990-10-02 | 1990-10-02 | 冷暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04143532A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005098545A (ja) * | 2003-09-22 | 2005-04-14 | Fukui Prefecture | 群杭効果を利用した地中蓄熱装置 |
JP2006258389A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Akira Yokota | 室温調整システム |
JP2012251677A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-20 | Shiraiwa Komusho:Kk | 蓄熱空調システム |
-
1990
- 1990-10-02 JP JP26538190A patent/JPH04143532A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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