JPH04143314A - アンカ固着用カプセル - Google Patents
アンカ固着用カプセルInfo
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- JPH04143314A JPH04143314A JP26582190A JP26582190A JPH04143314A JP H04143314 A JPH04143314 A JP H04143314A JP 26582190 A JP26582190 A JP 26582190A JP 26582190 A JP26582190 A JP 26582190A JP H04143314 A JPH04143314 A JP H04143314A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はアンカを用いて建築材などをコンク)−ト、岩
盤などの母材に取付ける際に用いられるアンカ固着用カ
プセル、殊に不飽和ポリエステル樹脂を王剤としたアン
カ同着用カプセルに関するものである。
盤などの母材に取付ける際に用いられるアンカ固着用カ
プセル、殊に不飽和ポリエステル樹脂を王剤としたアン
カ同着用カプセルに関するものである。
[従来の技術〕
コンクリート、岩盤その他のf3N4に種々の建築材を
取付ける際に、施工が迅速且つ容易で母材ならびに取付
位置を選ばず、均一で安定した固着力が得られ、また耐
震性、耐久性に優れているなどの理由から樹脂アンカが
多用されている。
取付ける際に、施工が迅速且つ容易で母材ならびに取付
位置を選ばず、均一で安定した固着力が得られ、また耐
震性、耐久性に優れているなどの理由から樹脂アンカが
多用されている。
かかる樹脂アンカは、アンカボルト、異形棒鋼などのア
ンカと、未硬化の樹脂からなる主剤とその硬化剤とを隔
離した状態で、必要により骨材と一緒に例えばガラスや
合成樹シートにより形成された筒状のカプセル容器内に
封入してなるアンカ固着用カプセルとから構成され、母
材のアンカ取付は位置に形成されたアンカポルト挿通孔
にアンカ固着用カプセルを挿入し、その上から差し込ん
だアンカによりアンカ固着用カプセルを破壊して未硬化
接着剤とその硬化剤とを混合させて主剤を硬化させアシ
力を固着するものである。
ンカと、未硬化の樹脂からなる主剤とその硬化剤とを隔
離した状態で、必要により骨材と一緒に例えばガラスや
合成樹シートにより形成された筒状のカプセル容器内に
封入してなるアンカ固着用カプセルとから構成され、母
材のアンカ取付は位置に形成されたアンカポルト挿通孔
にアンカ固着用カプセルを挿入し、その上から差し込ん
だアンカによりアンカ固着用カプセルを破壊して未硬化
接着剤とその硬化剤とを混合させて主剤を硬化させアシ
力を固着するものである。
そして、従来からエポキシ樹脂に比べて安価に提供され
る不飽和ポリエステル樹脂を主剤としたアンカ固着用カ
プセルが知られており、その硬化剤として過酸化ベンゾ
イルが用いられていた。また、飽和ポリエステル樹脂は
疎水性を示すのに対して過酸化ベンゾイルは親水性であ
り、硬化剤を液状にすると両者の混和が困難であるため
粉末状の硬化剤が用いられている。
る不飽和ポリエステル樹脂を主剤としたアンカ固着用カ
プセルが知られており、その硬化剤として過酸化ベンゾ
イルが用いられていた。また、飽和ポリエステル樹脂は
疎水性を示すのに対して過酸化ベンゾイルは親水性であ
り、硬化剤を液状にすると両者の混和が困難であるため
粉末状の硬化剤が用いられている。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、粉末状の硬化剤は比重が小さく粘性、表面張
力が大きい主剤と混和しにくい。
力が大きい主剤と混和しにくい。
従って、固着作業時においてカプセルが破壊したときに
アンカを差込むだけでは両者がカプセル全域で混和しに
くく局部的に混和するだけである。
アンカを差込むだけでは両者がカプセル全域で混和しに
くく局部的に混和するだけである。
そのためアンカをハンマドリルなどに取付けて振動、回
転などにより主剤と硬化剤とを充分に混和させなければ
ならず固着作業が容易でないという問題がある。
転などにより主剤と硬化剤とを充分に混和させなければ
ならず固着作業が容易でないという問題がある。
本発明はかかる課題を解決するためになされたものであ
って、アンカを打込むだけの簡単な作業で主剤と硬化剤
とを容易且つ広範囲に亘って混和させることができ、従
って、ドリルなどの電動工具を用いることなくきわめて
簡単に固着作業が行なえるアンカ固着用カプセルを提供
するものである。
って、アンカを打込むだけの簡単な作業で主剤と硬化剤
とを容易且つ広範囲に亘って混和させることができ、従
って、ドリルなどの電動工具を用いることなくきわめて
簡単に固着作業が行なえるアンカ固着用カプセルを提供
するものである。
[課題を解決するための手段]
本発明における前記課題を解決するための第の手段は、
カプセル本体内に未硬化の不飽和ポリエステル樹脂なら
びにその硬化剤が互いに隔離状態で充填密封されたアン
カ固着用カプセルにおいて、前記硬化剤が過酸化ベンゾ
イル水溶液および乳化剤の混合物からなる構成、第二の
手段は、カプセル本体内に未硬化の不飽和ポリエステル
樹脂ならびにその硬化剤が互いに隔離状態で充填密封さ
れたアンカ固着用カプセルにおいて、前記硬化剤が過酸
化ベンゾイル水溶液、乳化剤および拡散剤の混合物から
なる構成、第三の手段は、カプセル本体内に未硬化の不
飽和ポリエステル樹脂ならびにその硬化剤が互いに隔離
状態で充填密封されたアンカ固着用カプセルにおいて、
前記硬化剤が過酸化ベンゾイル水溶液、乳化剤、拡散剤
および可塑剤の混合物からなる構成である。
カプセル本体内に未硬化の不飽和ポリエステル樹脂なら
びにその硬化剤が互いに隔離状態で充填密封されたアン
カ固着用カプセルにおいて、前記硬化剤が過酸化ベンゾ
イル水溶液および乳化剤の混合物からなる構成、第二の
手段は、カプセル本体内に未硬化の不飽和ポリエステル
樹脂ならびにその硬化剤が互いに隔離状態で充填密封さ
れたアンカ固着用カプセルにおいて、前記硬化剤が過酸
化ベンゾイル水溶液、乳化剤および拡散剤の混合物から
なる構成、第三の手段は、カプセル本体内に未硬化の不
飽和ポリエステル樹脂ならびにその硬化剤が互いに隔離
状態で充填密封されたアンカ固着用カプセルにおいて、
前記硬化剤が過酸化ベンゾイル水溶液、乳化剤、拡散剤
および可塑剤の混合物からなる構成である。
[作用]
母材に穿孔されたカプセル挿入孔に挿入されたアンカ固
着用カプセルの基端IIからアンカを打込んだとき、カ
プセル本体および硬化剤カブセルが破壊され、液状の硬
化剤がカプセル挿入孔の全域に亘って分散し主剤と接触
する。また、硬化剤中の乳化剤が主剤と過酸化ベンゾイ
ル水溶液との界面エネルギーを低下させて両者が混和す
る。また、硬化剤中に分散剤が混入されている場合には
これが打込まれたアンカによって運ばれ、過酸化ベンゾ
イル水溶液ならびに乳化剤を挿入孔の全域に亘って分散
させる作用をする。更に、硬化剤中に可塑剤が混入され
ている場合にはこれが主剤の硬化速度を制御して硬化し
た主剤が脆弱化するのを防止する。
着用カプセルの基端IIからアンカを打込んだとき、カ
プセル本体および硬化剤カブセルが破壊され、液状の硬
化剤がカプセル挿入孔の全域に亘って分散し主剤と接触
する。また、硬化剤中の乳化剤が主剤と過酸化ベンゾイ
ル水溶液との界面エネルギーを低下させて両者が混和す
る。また、硬化剤中に分散剤が混入されている場合には
これが打込まれたアンカによって運ばれ、過酸化ベンゾ
イル水溶液ならびに乳化剤を挿入孔の全域に亘って分散
させる作用をする。更に、硬化剤中に可塑剤が混入され
ている場合にはこれが主剤の硬化速度を制御して硬化し
た主剤が脆弱化するのを防止する。
[実施例]
次に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ならびに第2図は本発明の第一実施例を示すもの
であり、アンカ固着用カプセル1は紫外線の透過を防止
するための着色を施したガラス製の密封状態の円筒状の
カプセル本体2内に未硬化状態のポリエステル樹脂から
なる主剤3と、ガラス製の細管により形成された硬化剤
カプセル4に封入された硬化剤5とが封入されている。
であり、アンカ固着用カプセル1は紫外線の透過を防止
するための着色を施したガラス製の密封状態の円筒状の
カプセル本体2内に未硬化状態のポリエステル樹脂から
なる主剤3と、ガラス製の細管により形成された硬化剤
カプセル4に封入された硬化剤5とが封入されている。
また、硬化剤5は第一発明にあっては例えば過酸化ベン
ゾイル(30重量%)、水(60重量%)、ステアリン
酸塩などの乳化剤(10重量%)の混合物からなる。ま
た、第二発明にあっては例えば過酸化ベンゾイル(15
重量%)、水(30重量%)、ステアリン酸塩などの乳
化剤(5重量%)、微細な硫酸カルシウムならびに硫酸
マグネシウムなどからなる拡散剤(50重量%)の混合
物からなる。更に第三発明にあっては例えば過酸化ベン
ゾイル(15重量%)、水(30重量%)、ステアリン
酸塩などの乳化剤(5重量%)、微細な硫酸カルシウム
ならびに硫酸マグネシウムなどからなる拡散剤(50重
量%)およびフタル酸エステルなどの可塑剤の混合物か
らなる。
ゾイル(30重量%)、水(60重量%)、ステアリン
酸塩などの乳化剤(10重量%)の混合物からなる。ま
た、第二発明にあっては例えば過酸化ベンゾイル(15
重量%)、水(30重量%)、ステアリン酸塩などの乳
化剤(5重量%)、微細な硫酸カルシウムならびに硫酸
マグネシウムなどからなる拡散剤(50重量%)の混合
物からなる。更に第三発明にあっては例えば過酸化ベン
ゾイル(15重量%)、水(30重量%)、ステアリン
酸塩などの乳化剤(5重量%)、微細な硫酸カルシウム
ならびに硫酸マグネシウムなどからなる拡散剤(50重
量%)およびフタル酸エステルなどの可塑剤の混合物か
らなる。
これらの硬化剤5は主剤3に対して例えば過酸化ベンゾ
イル濃度に換算して例えば1〜6重量%程度の割合で使
用される。
イル濃度に換算して例えば1〜6重量%程度の割合で使
用される。
以上の構成を有する各実施例を使用するには、第2図に
示すように、先ず、従来と同様に母材6に穿設したカプ
セル挿入孔7内にアンカ固着用カプセル1を挿入する。
示すように、先ず、従来と同様に母材6に穿設したカプ
セル挿入孔7内にアンカ固着用カプセル1を挿入する。
そして、その上から固着しようとするアンカ8の固着端
部81を当接させて、図示しないハンマなどによりアン
カ8の基端を叩打すると、固着端部81がカプセル本体
2および硬化剤カプセル4を破壊し、カプセル本体2お
よび硬化剤カプセル4内に充填されていた主剤3と硬化
剤5とが互いに接触する。
部81を当接させて、図示しないハンマなどによりアン
カ8の基端を叩打すると、固着端部81がカプセル本体
2および硬化剤カプセル4を破壊し、カプセル本体2お
よび硬化剤カプセル4内に充填されていた主剤3と硬化
剤5とが互いに接触する。
このとき、各実施例における硬化剤5は液状でありカプ
セル挿入孔7の全域に亘って分散し主剤3と接触する。
セル挿入孔7の全域に亘って分散し主剤3と接触する。
そして、各実施例では硬化剤5中の乳化剤が主剤3と硬
化剤5中の過酸化ベンゾイル水溶液との界面エネルギー
を低下させて両者が容易に混和する。殊に、第二ならび
に第三発明の実施例では硬化剤中に分散剤が混入されて
おり、これが打込まれたアシ力によってカプセル挿入孔
7の全域に亘って運ばれ、過酸化ベンゾイル水溶液なら
びに乳化剤を挿入孔7の全域に亘って分散させる作用を
する。従って、更に両者の混和が良好且つ迅速に行なわ
れる。
化剤5中の過酸化ベンゾイル水溶液との界面エネルギー
を低下させて両者が容易に混和する。殊に、第二ならび
に第三発明の実施例では硬化剤中に分散剤が混入されて
おり、これが打込まれたアシ力によってカプセル挿入孔
7の全域に亘って運ばれ、過酸化ベンゾイル水溶液なら
びに乳化剤を挿入孔7の全域に亘って分散させる作用を
する。従って、更に両者の混和が良好且つ迅速に行なわ
れる。
そして、アンカ8が深く挿入されるに伴ってカプセル挿
入孔7の底に押付けられたカプセル本体2および硬化剤
カプセル4の破片からなる骨材ならびに硬化剤5が混和
した状態の主剤3は互いに混じり合いなからアンカ8と
カプセル挿入孔7どの間に形成される隙間に進入して均
一に分散混和した状態で隙間を埋め、所定時間の経過に
より主剤3が硬化してアンカ8が母材6に固着される。
入孔7の底に押付けられたカプセル本体2および硬化剤
カプセル4の破片からなる骨材ならびに硬化剤5が混和
した状態の主剤3は互いに混じり合いなからアンカ8と
カプセル挿入孔7どの間に形成される隙間に進入して均
一に分散混和した状態で隙間を埋め、所定時間の経過に
より主剤3が硬化してアンカ8が母材6に固着される。
また、第三発明の実施例では硬化剤5中に可塑剤が混入
されており、可塑剤が主剤3の硬化速度を制御し主剤3
がきわめて急速に硬化して脆弱化するのを防止する。
されており、可塑剤が主剤3の硬化速度を制御し主剤3
がきわめて急速に硬化して脆弱化するのを防止する。
かかる実施例によれば、硬化剤5が液状であためアンカ
8を打込む簡単な作業で主剤3、硬化剤5が容易且つ広
範囲に亘って主剤3と混和させることができ、更にカプ
セル本体2ならびに硬化剤カプセル4の破片からなる骨
材が均一に混和する。従って、電動ドリルなどの電動工
具を用いることなくきわめて簡単に固着作業が行なえ、
所定の引抜き強度でアンカ8を固着することができる。
8を打込む簡単な作業で主剤3、硬化剤5が容易且つ広
範囲に亘って主剤3と混和させることができ、更にカプ
セル本体2ならびに硬化剤カプセル4の破片からなる骨
材が均一に混和する。従って、電動ドリルなどの電動工
具を用いることなくきわめて簡単に固着作業が行なえ、
所定の引抜き強度でアンカ8を固着することができる。
尚、前記各実施例に示した主剤に対する硬化剤5の割合
、硬化剤5に用いる乳化剤、拡散剤ならびに可塑剤の種
類と用量は一例であり、使用するアンカ8や母材6の種
類などによって適宜定める。また、前記各実施例ではア
ンカ8をハンマなどにより打込むだけの簡単な作業で固
着することができるため、きわめて作業性がよいが、従
来と同様にアンカ8をハンマドリルなどを用いて衝撃、
回転を与えながら固着作業を行なうと更に混和が促進さ
れて固着強度が増大する。更に、本実施例では粉砕され
たカプセル本体2更には硬化剤カプセル4が確実に細片
になって分散するため別途に骨十Aを充填していないが
、使用するアンカ8や母材6の種類などによっては適・
宜必要な骨相を加えてもよい。
、硬化剤5に用いる乳化剤、拡散剤ならびに可塑剤の種
類と用量は一例であり、使用するアンカ8や母材6の種
類などによって適宜定める。また、前記各実施例ではア
ンカ8をハンマなどにより打込むだけの簡単な作業で固
着することができるため、きわめて作業性がよいが、従
来と同様にアンカ8をハンマドリルなどを用いて衝撃、
回転を与えながら固着作業を行なうと更に混和が促進さ
れて固着強度が増大する。更に、本実施例では粉砕され
たカプセル本体2更には硬化剤カプセル4が確実に細片
になって分散するため別途に骨十Aを充填していないが
、使用するアンカ8や母材6の種類などによっては適・
宜必要な骨相を加えてもよい。
尚また、本発明におけるアンカ固着用カプセルはカプセ
ル本体内2に未硬化の主剤3ならびにその硬化剤5が互
いに隔離状態で充填密封された構成を有するものであれ
ばよく、例えば第4図に示すようなカプセル本体2の内
径にほぼ等しい外形を有する例えばセラミックス、硬質
合成樹脂などの薄板11の表面に多数の切れ目12を形
成した構成とした仕切板1oを、そのまま或いは第5図
に示すように隙間の発生を阻止する軟質のポリエチレン
フィルム13などを介して圧入することで第3図に示す
ようにカプセル本体2内部の所定位置に配置されて先端
側の区画室2Aと基端側の区画室2Bの二基に区画され
ており、先端側の区画室2Aには例えば未硬化状態の主
剤3が充填されており、仕切板10を挟んで対向する基
端側の区画室2Bにその硬化剤5がそれぞれ充填されて
いる構成、或いは第6図に示すように両端を結紮した軟
質の合成樹脂シートからなる円筒状のカプセル本体2内
に例えば前記第1図に示した実施例と同様に未硬化状態
の主剤3と、ガラス製の細管により形成された硬化剤カ
プセル4に封入された硬化剤5とが封入されている構成
など他の種類のアンカ固着用カプセルについても同様に
実施することができる。
ル本体内2に未硬化の主剤3ならびにその硬化剤5が互
いに隔離状態で充填密封された構成を有するものであれ
ばよく、例えば第4図に示すようなカプセル本体2の内
径にほぼ等しい外形を有する例えばセラミックス、硬質
合成樹脂などの薄板11の表面に多数の切れ目12を形
成した構成とした仕切板1oを、そのまま或いは第5図
に示すように隙間の発生を阻止する軟質のポリエチレン
フィルム13などを介して圧入することで第3図に示す
ようにカプセル本体2内部の所定位置に配置されて先端
側の区画室2Aと基端側の区画室2Bの二基に区画され
ており、先端側の区画室2Aには例えば未硬化状態の主
剤3が充填されており、仕切板10を挟んで対向する基
端側の区画室2Bにその硬化剤5がそれぞれ充填されて
いる構成、或いは第6図に示すように両端を結紮した軟
質の合成樹脂シートからなる円筒状のカプセル本体2内
に例えば前記第1図に示した実施例と同様に未硬化状態
の主剤3と、ガラス製の細管により形成された硬化剤カ
プセル4に封入された硬化剤5とが封入されている構成
など他の種類のアンカ固着用カプセルについても同様に
実施することができる。
[発明の効果]
以上の構成を有する本発明によれば、硬化剤が液状であ
るためアンカを打込むだけの簡単な作業で主剤と硬化剤
とが容易且つ広範囲に亘って混和させることができ、従
って、ドリルなどの電動工具を用いることなくきわめて
簡単に固着作業が行なえる。また、硬化剤に拡散剤を混
入した構成では硬化剤が更に効率よく主剤に拡散混和し
てアンカをより迅速且つ確実に固着することができる。
るためアンカを打込むだけの簡単な作業で主剤と硬化剤
とが容易且つ広範囲に亘って混和させることができ、従
って、ドリルなどの電動工具を用いることなくきわめて
簡単に固着作業が行なえる。また、硬化剤に拡散剤を混
入した構成では硬化剤が更に効率よく主剤に拡散混和し
てアンカをより迅速且つ確実に固着することができる。
更に、硬化剤に可塑剤を混入した構成ではこれが主剤の
硬化速度を制御して硬化した主剤が脆弱化するのを防止
する。
硬化速度を制御して硬化した主剤が脆弱化するのを防止
する。
第1図ならびに第2図は本発明の一実施例を示すもので
あり、第1図は一部を切截した斜視図、第2図は使用状
態を示す説明図、第3図乃至第5図は本発明の異なる実
施例を示すものであり、第3図は一部を切截した斜視図
、第4図は仕切板の一実施例を示す斜視図、第5図は仕
切板の異なる実施例を示す断面部分図、第6図は本発明
の更に異なる実施例を示す一部を切截した斜視図である
。
あり、第1図は一部を切截した斜視図、第2図は使用状
態を示す説明図、第3図乃至第5図は本発明の異なる実
施例を示すものであり、第3図は一部を切截した斜視図
、第4図は仕切板の一実施例を示す斜視図、第5図は仕
切板の異なる実施例を示す断面部分図、第6図は本発明
の更に異なる実施例を示す一部を切截した斜視図である
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、カプセル本体内に未硬化の不飽和ポリエステル樹脂
ならびにその硬化剤が互いに隔離状態で充填密封された
アンカ固着用カプセルにおいて、前記硬化剤が過酸化ベ
ンゾイル、水および乳化剤の混合物からなることを特徴
とするアンカ固着用カプセル。 2、カプセル本体内に未硬化の不飽和ポリエステル樹脂
ならびにその硬化剤が互いに隔離状態で充填密封された
アンカ固着用カプセルにおいて、前記硬化剤が過酸化ベ
ンゾイル、水、乳化剤および拡散剤の混合物からなるこ
とを特徴とするアンカ固着用カプセル。 3、カプセル本体内に未硬化の不飽和ポリエステル樹脂
ならびにその硬化剤が互いに隔離状態で充填密封された
アンカ固着用カプセルにおい、前記硬化剤が過酸化ベン
ゾイル、水、乳化剤、拡散剤および可塑剤の混合物から
なることを特徴とするアンカ固着用カプセル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26582190A JPH04143314A (ja) | 1990-10-03 | 1990-10-03 | アンカ固着用カプセル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26582190A JPH04143314A (ja) | 1990-10-03 | 1990-10-03 | アンカ固着用カプセル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04143314A true JPH04143314A (ja) | 1992-05-18 |
Family
ID=17422526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26582190A Pending JPH04143314A (ja) | 1990-10-03 | 1990-10-03 | アンカ固着用カプセル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04143314A (ja) |
-
1990
- 1990-10-03 JP JP26582190A patent/JPH04143314A/ja active Pending
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