JPH04141387A - トラス構造物組立てロボット - Google Patents

トラス構造物組立てロボット

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JPH04141387A
JPH04141387A JP25915290A JP25915290A JPH04141387A JP H04141387 A JPH04141387 A JP H04141387A JP 25915290 A JP25915290 A JP 25915290A JP 25915290 A JP25915290 A JP 25915290A JP H04141387 A JPH04141387 A JP H04141387A
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hand
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force sensor
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Seishirou Kibe
木部 勢至朗
Kotaro Matsumoto
松本 甲太郎
Shiro Nagashima
史朗 永嶋
Yoshiteru Nakamura
中村 嘉輝
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Fujitsu Ltd
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National Aerospace Laboratory of Japan
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [概要] トラス構造物を組み立てる ロボットに関し、 トラス構造物組立て 簡単な制御でトラス構造物の組立てを行うことができる
高速動作に適したl・ラス構造物組立でロボットを実現
することを「I的とし、 多関節型ロボットと、多関節をロボットのハンドに加わ
る力・トルクを検出する6軸力センザと、6軸力センザ
の出力に基づき多関節q20ボットのハンドの位置・姿
勢を制御卸してトラス構造物組立て材を嵌合させる制御
を行うロボット制御装置とを備えたl・ラス構造物組立
てロボットにおいて、嵌合部を有するl・ラス構造物組
立て材を嵌合させる時に、6軸センサが受ける力に基づ
き″[i・[11:項とバネ項を除いた粘性項からなる
運動方程式を立ててハンドの速度を算出してハンドの位
置制御を行うように構成される。
[産業上の利用分野1 本発明はトラス構造物を組み存てるトラス構造物組立て
ロボットに関する。
−IIQにトラス構造物の組qてをロボットにより行う
ことは、時間や費用の面から不利であり、従来はこれら
の作業は人手で行われている。しかし例えば宇宙ステー
ションや宇宙プラットボームなどのトラス構造物の組立
てを宇宙で行う場合、人間が行うのでは安全型や作業時
間の制限などの点で問題があり、したがって有人作業を
代()えするトラス構造物組立てロボットが必要とされ
る。
[従来の技術] 従来、トラス構造物の組立て作業をロボットで行うため
の制御手法として、インピーダンス制御とD′f!ばれ
る1lil+御手法が知られている。この;1□II 
ia’ll ’P法は、第9図に示されるように、バネ
とダッシュポンプによって支えられている質量のある物
体の運動を模擬してロボットの手先を動かずものである
またダッシュポンプとバネによる系と等価な制御を、ロ
ボットのハンドの速度・角速度を制御することによって
実現するインピーダンス制御もある。このインピーダン
ス制御は、位置・姿勢に関して各々仮想的に物体の運動
方程式を)′Lでて、それを速度・角速度につき実時間
で解きながらロボットのハンド部分を動かすものである
[発明が解決しようとする課題] 従来の方法で運動方程式を解いて速度・角速度を求めて
ロボット制御を行う手法では、運動方程式が複雑である
ため、これを解くのに時間がかかり、ロボットの高速動
作化に適していない。
したがって本発明の目的は、簡mな制御でトラス構造物
の組立てを行うことができる高速動作に適したトラス構
造物組立てロボットを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明に係る原理説明図である。
本発明に係るトラス構造物組立てロボットは、一つの形
態として、多関節ロボット21と、多関節型口ボッi・
21のハンドル24に加わる力・i・ルクを検出する6
軸力センサ22と、6軸力センザ22の出力に基づき多
関節型ロボット21のハント24の位置・姿勢を制御卸
して!〜ラス構構造物−1’f材を嵌合させる制御を行
うロボット制御装置2:3とを備えたトラス構造物組立
てロボットにおいて、嵌合部を有するトラス構造物絹〜
′1て材を嵌合させる時に、6軸力センザ22が受ける
力に基づき慣性項とバネ項を除いた粘性項からなる運動
ノj稈式をqててハント24の速度を算出してハンド2
4の位置制御を行うように構成される。
本発明に係るトラス構造物組qてロボットは、他の形態
として、多関節型ロボット21と、多関節型ロボット2
1のハンド24に加わる力・トルクを検出する6軸力セ
ンサ22と、6輔カセンザ22の出力に基づき多関節型
ロボット21のハンド24の位置・姿勢を制御してトラ
ス構造物組1′1て材を嵌合させる制御を行うロボッ]
・制御装置23とを備えたトラス構造物組立てロボット
において、6軸力センザ22が受けた力と直交する方向
のうち、予め指定された方向のベクトル成分が正で最大
となる方向を速度方向としてハンド24を移動させるよ
うに構成される。
本発明に係るトラス構造物組立ロボットは、また他の形
態として、多関節型ロボット21と、多関節型ロボット
21のハンド24に加わる力・トルクを検出する6軸力
センザ22と、6軸力センサ22の出力に基づき多関節
型ロボット21のハンド24の位置・姿勢を制御して1
〜クラス造物組立て材を嵌合させる制御を行うロボット
制御装置23とを備えたトラス構造物組存でロボットに
おいて、嵌合部を有するl・ラス構造物組立て材を嵌合
させる時に、6軸力センサ22が受けるトルクに基づき
慣性項とバネ項を除いた粘性項からなる運動方程式を立
ててハンド24の角速度を算出してハンド24の姿勢制
御を行うように構成される。
また本発明に係るトラス構造物組立てロボットは、他の
形態として、」−述の最後の形態のトラス構造物組立て
ロボットにおいて、トラス構造物組立て材の軸方向の角
速度はゼロとして姿勢制御を行うように構成される。
また、本発明に係るトラス構造物組立てロボットは、」
二連の各形態において、トラス構造物組立て材を接近さ
せ、1〜ラス構造物絹玉″fて材の接触を6輔カセンサ
22の出力により検出し、その検出時にはトラス構造物
組)′Lで材を少し連方向に戻してから嵌合させる制御
を行うように構成される。
[作用] トラス構造物組(γて材を多関節型口ボッ]・21のハ
ンドでつかんで移動させてトラス構造物の嵌合部分には
め込む。この嵌合の際のハントの位置制御は、6軸力セ
ンザ22が受けた力に対して゛[口性用とバネ項を除い
た粘性項からなる運動方程式をたてて速度を算出し、そ
の算出された速度でハンド24を移動させることで実現
される。これにより位置制御に必要なhiI算を簡素化
することができ、高速動作が可能となる。
このハンド24の速度に関する位置制御は、見方を代え
れば次のように考えることができる。ずなわち、6軸力
センザ22が受けた力と直交する方向のうち、予め指定
された方向のベクトル成分が正で最大となる方向をハン
ド24を動かずべき速度方向として、その方向にハンド
24を移動させる制御を行う。
また、トラス構造物組立て材の嵌合の際のハンドの姿勢
制御は、6輔カセンザ22が受けたモメントに対して慣
性項とバネ項を除いた粘性項からなる運動方程式をたて
て角速度を算出し、その算出された角速度でハンド24
を動かずことで実現される。これにより姿勢制御に必要
な演算を簡素化することができ、高速動作が可能となる
なお、系によっては、トラス構造物組立て材の軸回りの
回転は起こりえない場合があるので、その時にはその軸
回りの角速度をゼロとすることで、制御に必要な演算を
更に簡略化することができる。
」一連のはめ込み作業を行う1j11処理として、トラ
ス構造物組立て材をトラス構造物の嵌合部分に接近させ
、トラス構造物組立て材がトラス構造物に接触したこと
を6軸力センザ22で検出し、その検出時にはトラス構
造物組立て材を接近方向と+、1逆方向に少し離し、は
め込み作業をやり易くすることができる。
「実施例J 以IJ、図面を参明して本発明の詳細な説明する。
第2図には本発明の一実施例としてのトラス構造物組立
でロボットが示される。第2図において、1は6自由度
の垂直多関節型ロボットの機構部であり、2はその多関
節型ロボット機構部1の駆動を制御するロボット制御装
置である。
この多関節型ロボット機構部1の先端側リンクには6軸
力センサ3が取り付けられている。この6軸力センザ3
は6軸の出力、すなわちx、y、Z軸方向に加わる力と
、これらx、y、z軸の回転方向に加わるモーメントを
検出することができる。この6軸力センサ3からの出力
はセンサ出力読取り部5で6軸の各軸個別の出力に分け
られ並列転送信号線6を介してロボット制御装置2に与
えられる。またロボット制御装置2からは直列転送信号
線7を介してセンサ出力読取り装置5に制御信号が与え
られるようになっている。
6軸力センサ3の先にはハンド4が取り付けられている
。トラス構造物組立てロボットはこのハンド4によりト
ラス構造物組立て材をつかんで組立て作業を行うもので
ある。
第3図にはトラス構造物組立てロボットによるトラス構
造物組立て材の組立ての様子が示される。ここではトラ
ス構造物組立て材としてトラスノード】Oとストラット
】1が用いられている。
これらのトラスノード10とストラット11の先端部分
には雄または雌の嵌合部分が形成されており、ロボット
のハンド部分にストラットを固定し、トラス構造物」二
に固定されたトラスノード部材に対してはめ込み作業を
行う様子を示している。
この組立て作業は概略、第4図に示される手順で行われ
る。すなわち、まずストラットをその軸方向にトラスノ
ードへ接近させる(ステップS] 2 1)。この接近処理は更に詳しくは、ストラットをトラ
スノードに接近させ、ストラットがトラスノードに接触
したら、少し逆方向に戻して両者がすり合っていない状
態にし、次工程のはめ込み作業が可能なようにするもの
である。
ストラットの接近が完了すると、次に嵌合部分のはめ込
みを行う。この処理はストラットの軸方向と垂直方向に
ストラットを下げ、トラスノードの嵌合部分にはめ込ま
せるものである。
−1−記の接近作業とはめ込み作業は6軸力センサ3で
検出される力・トルクをたよりにハンド4の速度・角速
度を算出して、ハンド4の位置・姿勢制御を行うことで
実現される。
以下、このハンド4の速度・角速度を求めるp法と、接
近作業とはめ込み作業を実現する具体的処理[順につい
て述べる。
hl、記号表 ここで用いられる一1モな記号は、以ドの通りである。
なお、これらの記号の理解を助けるために、系の概略と
座標系を示した第3図が参日ぺできる。
C:後退速度比 f2 :軸方向最大力しきい値 f8 :接合部方向最大しきい値 に+x、y方向速度/力変換比 υ に:x。
y方向角速度/モーメント変換比 F3 :6軸力センサに加えられる力 N3 :6軸力センサに加えられるモーメントPニハン
ド座標系でみたハンド座標系の原点からトラス座標系の
原点へのベクトル 1)、、Py、P、:Σ。からみたΣ、の位置α 。
β。
γ : Σ。
からみたΣ。
の姿勢 ffi :マニピュレ 夕の仕様によるΣ。
の姿勢 R1: Σ□ からみたΣ。
の姿勢 =R,II R (Σ。
表示 すまたばh) =6軸力センザの中心位置〔Σ7、表示)■ U :物体の重心の位置の速度 (Σ1表示 i=bまたはh) 112:Z方向初期速度 uX:X方向初期速度 (Σ1表示 i=bまたはh) δ:y方同速度零判定しきい値 ε2 :軸方向力零判定しきい値 εxy:X+y平面力零判定平面−零 判定:回転移動判定しきい値 ω ε :平行移動判定しきい値 υ Σ1 ニドラスの先端と共に動く座標系Σh :ハンド
座標系 目2.コンプライアンス 系の概略は第3図に示されたものとする。
v11述したように、−射的なインピーダンス制御は、
位置・姿勢に関して各々仮想的な物体の運動方程式を立
てて、それを実時間で解きながらロボットのハンド部分
を動かずものである。これは、例えば、以−ドのように
する。まず、速度・角速度について と運動方程式を作る。これらの式(2,1)、(2,2
)の左辺の第1項は慣性項、第2項は粘性項(ダンピン
グ項とも呼ばれる)、第3rr1はバネ項とそれぞれ呼
ばれるものである。これをおのおの速度υ  と角速度
ω  について時間的に解き、その速度・角速度でハン
ドを制御する。
ここで本発明による解法では、位置・姿勢の制御に関し
て、上述の方法とほぼ同様の考え方から導いている。し
かし、この仮想的物体は、質量が小さくかつ支えるばね
が非常に弱いという場合を想定することで、式(2,1
)、(2,2)の左辺の第1項と第3項は無視できる。
よって、位置・姿勢の制御に関して解くべき方程式は、
と簡素化される。この式(2,3)、(2,4)で求め
られた速度・角速度でハンド4を位置・姿勢制御してや
ればよい。
上述の位置の制御に関しては、別の観点から次のように
考えることもできる。ストラッ1〜とトラスノードの接
合部分をすり林状の凹所と見立てたとき、両省をはめ込
むにはそのすり鉢の壁に沿って接触部分をずべらしてい
くことになるが、このすり鉢の壁に沿って運動する物体
の拘束力と運動方向は一般に直交する。従来のインピー
ダンス制御はこの制御片を第6図に示されるように各軸
をバネやダッシュポンプのようなもので支えるとの考え
で行っているが、本発明ではこれをやめて次のような考
え方で制御を行う。
すなわち第5図に示されるように、接合部分の接触時に
物体を壁に押し付けたことにより発生ずる反力に対して
直交する方向に物体を動かずようにハンドの速度を発生
させて運動させれば、やがて物体はすり鉢状のものの一
谷底に到達できるはずであり、それにより接合部分のは
め込み作業を達成できる。
ただし、反力に直交する方向は360度方向に無限にあ
る。そこで、前もってすり鉢状のものの底の方向(例え
ば第5図の矢印A)を指定しておき、無限にある直交す
る方向のうち、指定した方向のベクトル成分が正で最大
となる方向を選び、その方向に物体を動かずものとする
第5図では物体を壁に沿って動かすことにより物体と壁
の間に摩擦力が生じ、この摩擦力と壁からの反力の合力
が6軸力センザ3によって検出されることになる。この
合力に直角な方向に物体を動かずことになるが、この合
力は壁と鉛直ではないので、物体を動かす方向は図示の
ように壁から離れる方向となる。したがって物体を動か
すと、やがて反力と摩擦力はなくなる。この場合には[
jび物体を壁に押しつけて反力を生じさせて物体を動か
ず。これを繰り返すことにより、物体を壁に押しつけた
り離したりしながらやがて底に到達させるという制御が
できる。壁と物体をすりつけたまま動かすのは摩擦力の
ため好ましくないから、上述の方法は具合がよい。
以上をまとめると次面のようなアルゴリズムが完成する
且3.アルゴリズム 接近作業の手順 (2)υ 1− R。
(3)ω I−,0 (4)υ ω で移動 (51F。
←Rt R+Fs (6)もし p::’、 l 〈c、 ナラハ(4)へ進む (7)υ トRt (O Cu  z (8)υ → il ω で移動 →(口 (9) F。
←R,,R,F9 (10)もし Fsz    F!120 〈ε2ならば へ進む はめ込み作業の手順 I( −t’t (2)N、、  l−R: R,N。
→ (ハ (31?/    −R,(ux   0(4)ω  
 −〇 (5)υ  、ω  で移動 (61F s   −Rr R1Fs (7)Nll  I−RTt R,N。
(8)δF!+ 一1tl  −+(tl ←F、    −Fs。
(9)δN3 → (t、 l      → (t ←Ng   −Nq。
(10)もし δ F9 くεつ、ならば (:))へ進も 、1)、;I″″←K  (!−戸 υ =δFシ二1 δFコ;ンf77■工55茜−テ7(1
2)ω   ←K  (δN5 (Rt P)xδF、   ) (13)ω  、  (−,1″゛、l   O)  
“ω ν 自4)もし16Fix’  l>lへならば exit
(I5)もし tw 、” ”+ (&I 、” ’ 
 >ε であれば、ω ω   ←L ω     υ   ←P×ωにして、
 (5)へ進む (16)もし1υ;El、〉ε  であれば、7ノ → frN     →      → lr+1ω 
  −〇、   υ ←Ritノ にして、 (5)へ進む 第7図には上述の接近作業の手順の流れ図が示され、ま
た第8図にははめ込み作業の流れ図が示される。以下、
これらの手順について詳細に説明する。
まず接近作業について説明する。6軸力センサ3で検出
した力を、センサ座標系からトラスI”IIi系に変換
し、これをセンサで検出された力の初期値とする(ステ
ップSL)。
次にハンド4をトラス座標系のZ軸に沿って動かすため
の所定の初期速度u2を設定しくステップS2)、また
ハンド4の角速度をOに設定する(ステップS3)。こ
の後、設定した速度と角速度でハンド4を実際に移動さ
せる(ステップS4)。これにより第3図においてスト
ラット10はトラスノード11に接近してい(。
この移動中に、6軸力センサ3の出力をトラス座標系に
変換しつつ再び検出しくステップS5)、初めに検出し
た初期力に対して差が生じたか否かを軸方向最大しきい
値fzと比較することで’f’11定する(ステップS
6)。この場合、軸方向最大しきい値f2以上の差が生
じた時はス1−ラット10がトラスノード11に接触し
たと判断することができる。軸方向最大しきい値f2以
下であるためまだ接触していないと判断された場合には
、ハンド4の移動を続行する(ステップ84〜S6)。
ストラット10がトラスノード11に接触したと判定さ
れたら、今度はハンド4の移動速度としてトラス座標系
のZ軸上の逆方向の速度cu2を設定しくステップS7
)、その新たに設定した速度と既に設定済の角速度(=
0)でハンド4を移動させる(ステップS8)。これに
より、いったんトラスノード11に接触した状態になっ
たストラット10はトラスノードIIから少しずつ離さ
れていくことになる。ストラット19が離れたか否かは
、6軸力センサ3が受ける力を監視しくステップS9)
、これと初期力との差を軸方向力零判定しきい値ε7と
比較することで判定でき(ステップ5IO)、軸方向零
判定しきい値1′、7以上であれば引き離しのための移
動を続け(ステップ87〜5IO)、以ドになったら、
ストラットとトラスノードが少し引き離されてはめ込み
作業ができる状態になったものとしてこの接近作業を終
了する。
次にはめ込み作業について説明する。」二連の接近作業
によりストラット10の嵌合部はl・ラスノード11の
嵌合部の一ヒ側の少し離れた所に位置するようになった
。はめ込み作業はこのストラットをトラス座標系でX軸
方向に下げていき、ストラット嵌合部の突起部10aを
トラスノード嵌合部の窪み(すり林状と見なされる部分
)の傾斜壁11bに接触させつつ、その底まで到達させ
ることによって達成される。
まずストラット10が接触していない状態で6軸力セン
サ3により検出された力をセンサ座標系/トラス座標系
の変換を行って初期力とする(ステップS ]、 1 
)。同様に、その時に6軸力センサ3で検出されたモー
メントもセンサ座標系/トラス座標系の変換を行って初
期モーメントとする(ステップS 1.2 )。
次にハンド4の速度としてトラス座標系のXh向初期速
度u8を設定しくステップSl]、角速度としてOを設
定しくステップ514)、この設定された速度とif+
速度でハンド4を移動さゼる(ステップ515)。この
移動の間、6軸力セン→ノ゛3の受ける力とモーメント
を検出しくステップSI6.517)、その検出された
力と初期力の差、および検出されたモーメントと初11
11モーメントとの差をそれぞれ算出する(ステップ3
18.5I9)。
もし検出された力と初期力の差が所定のx、、y嘔面力
零判定しきい値εxyよりも大きくなれば、ストラット F:i7f合部の傾斜壁11bに接触したと判断するこ
とができる。平面力零判定しきい値εxyよりも小さけ
れば、接触するまでハンド4の移動を続ける(ステップ
813〜SIO)。
差が平面力零刊定しきい値εxyよりも大きくなり、接
触したと判定されたら、次にハンド4を移動させるべき
速度をトラス座標系で算出する(ステップS21。)こ
の速度の算出G」、式(2。
3)に基づいて、6軸力センサ3が受けた力に対して粘
性項のみからなる運動方程式を作って解を求めることに
より行われる。これは第5図の考え方では6軸力センザ
が受けた力に直角な方向のうち、予め指定された方向(
傾斜壁の底側の方向)のベクトル成分が正で最大となる
方向にハンド4を移動させることに相当する。
また同様にして、式(2.4)に基づいて、6軸力セン
サが受けたモーメントに対して粘性項のみからなる運動
方程式を作って、はめ込みの際にハンド4のとるべき角
速度をトラス座標系で算出する(ステップS22)。こ
の角速度については、実施例のストラット のはめ込みの場合にはトラス座標系のZ軸回りの姿勢が
崩れることはないと考えることができるので、ステップ
S22で求めた角速度のうちZ軸に関する成分はゼロに
して制御を簡単にする(ステップS23)。
初期力と検出された力の差が接合部方向最大力しきい値
f.より大きくなった時には、ストラット嵌合部の突起
部分がトラスノード嵌合部の四部の底に達したと判定で
き(ステップS24)、その時にははめ込み作業が達成
されたものとして作業を終了する。
接合部方向最大力しきい値「つよりも小さい場合には、
ステップS23で求めた角速度の絶対値を回転移動判定
しきい値ε と比較しくステップS25)、角速度の方
が大きい時には咀に姿勢の制御が必要であるとして、ス
テップS23で求めたトラス座標系の角速度をハンド座
標系のff+速度と速度に変換しくステップ326)、
その速度と角速度でハンド4の移動を続ける(ステップ
815〜826)。
この移動の結果、ハンド4がとるべき角速度の絶対値が
回転移動判定しきい値ε 以下となったω 時には、姿勢の制御はもう必要がないものとして、次に
はステップS21で求めた速度の絶対値が平行移動判定
しきい値ε 以上か否かを判定すυ る(ステップS27)。以上である場合にはまだ’Fi
i移動を続けていると判定して、トラス座+q系の速度
をハンド座標系に変換しくステップS28)、ハンド4
の移動を続行する(ステップ815〜S28)。平行移
動判定しきい値ε 以Fとυ なった時にはもうそれ以」二接台部分は動かないものと
してはめ込み作業を終了する。
[発明の効果] 以上に説明したように、本発明によれば、簡単な制御で
トラス構造物の組立てを行うことができる高速動作に適
したトラス構造物組立てロボットを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る原理説明図、 第2図は本発明の一実施例としてのトラス構造物組立て
ロボットを示すブロック図、 第3図は系の概略と座標系を説明する図。 第4図は組立て作業の概要を示す流れ図、第5図は実施
例装置によるはめ込み作業の位置制御を説明する図、 第6図は従来のインピーダンス制御によるはめ込み作業
の位置制御を説明する図、 第7図は実施例における接近作業の手順を示す流れ図、 第8図は実施例におけるはめ込み作業の手順を示す流れ
図、および、 第9図は従来のインピーダンス制御を説明する図である
。 図において、 1・・・多関節型ロボット機構図 2・・・ロボット制御装置 3・・・6軸力センザ 4・・・ハンド 5・・・センサ出力読取り部 6・・・並列転送信号線 7・・・直列転送信号線 従来の4ンし°−グ′ンス制發阿コン ーらQ7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、多関節型ロボット(21)と、該多関節型ロボット
    (21)のハンド(24)に加わる力・トルクを検出す
    る6軸力センサ(22)と、該6軸力センサ(22)の
    出力に基づき多関節型ロボット(21)のハンド(24
    )の位置・姿勢を制御してトラス構造物組立て材を嵌合
    させる制御を行うロボット制御装置(23)とを備えた
    トラス構造物組立てロボットにおいて、 嵌合部を有するトラス構造物組立て材を嵌合させる時に
    、該6軸力センサ(22)が受ける力に基づき慣性項と
    バネ項を除いた粘性項からなる運動方程式を立てて該ハ
    ンド(24)の速度を算出して該ハンド(24)の位置
    制御を行うように構成されたトラス構造物組立てロボッ
    ト。 2、多関節型ロボット(21)と、該多関節型ロボット
    (21)のハンド(24)に加わる力・トルクを検出す
    る6軸力センサ(22)と、該6軸力センサ(22)の
    出力に基づき多関節型ロボット(21)のハンド(24
    )の位置・姿勢を制御してトラス構造物組立て材を嵌合
    させる制御を行うロボット制御装置(23)とを備えた
    トラス構造物組立てロボットにおいて、 該6軸力センサ(22)が受けた力と直交する方向のう
    ち、予め指定された方向のベクトル成分が正で最大とな
    る方向を速度方向としてハンド(24)を移動させるよ
    うに構成されたトラス構造物組立てロボット。 3、多関節型ロボット(21)と、該多関節型ロボット
    (21)のハンド(24)に加わる力・トルクを検出す
    る6軸力センサ(22)と、該6軸力センサ(22)の
    出力に基づき多関節型ロボット(21)のハンド(24
    )の位置・姿勢を制御してトラス構造物組立て材を嵌合
    させる制御を行うロボット制御装置(23)とを備えた
    トラス構造物組立てロボットにおいて、 嵌合部を有するトラス構造物組立て材を嵌合させる時に
    、該6軸力センサ(22)が受けるトルクに基づき慣性
    項とバネ項を除いた粘性項からなる運動方程式を立てて
    該ハンド(24)の角速度を算出して該ハンド(24)
    の姿勢制御を行うように構成されたトラス構造物組立て
    ロボット。 4、トラス構造物組立て材の軸方向の角速度はゼロとし
    て姿勢制御を行うように構成された請求項3記載のトラ
    ス構造物組立てロボット。 5、トラス構造物組立て材を接近させ、トラス構造物組
    立て材の接触を6軸力センサ(22)の出力により検出
    し、その検出時にはトラス構造物組立て材を少し逆方向
    に戻してから嵌合させる制御を行うようにした請求項1
    〜4の何れかに記載のトラス構造物組立てロボット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010149275A (ja) * 2008-12-18 2010-07-08 Gm Global Technology Operations Inc 多優先作動空間インピーダンス制御
JP2014121771A (ja) * 2012-11-22 2014-07-03 Canon Inc ロボット装置及び多関節ロボットの制御方法

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