JPH04141251A - 遠心分離装置 - Google Patents

遠心分離装置

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JPH04141251A
JPH04141251A JP26367990A JP26367990A JPH04141251A JP H04141251 A JPH04141251 A JP H04141251A JP 26367990 A JP26367990 A JP 26367990A JP 26367990 A JP26367990 A JP 26367990A JP H04141251 A JPH04141251 A JP H04141251A
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separation
space
chamber
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、遠心力により液体状もしくは気体状の媒体よ
り、この媒体の比重と異なる比重を有する少なくとも一
種類の物質を分離する方法、特に、物質と媒体の混合流
体が、この流れの方向に平行な軸を中心として回転され
るように設定し、分離チャンバに導入し、そして物質は
媒体から分離して排出することにより、液体もしくは気
体の流れから高比重の物質を分離する方法に並びに装置
に関する。
一般に、サイクロン、即ち、遠心分離機が気体もしくは
液体の流れから固体もしくは液体の物質を分離するため
に利用されている。
[従来の技術並びに解決しようとする課題]従来の分離
装置は、効率良く分離するために必要な高回転速度がエ
ネルギーの多大な消費によってのみ達成でき、かつ比較
的大型となる欠点を有している。
DE−A−2,647,486号公報には、液体サイク
ロン内で純化させる懸濁液を人口ダクト内ですばやくサ
ブ分類する工程を有する分離技術が開示されている。こ
のために、入る懸濁液の流れが、後でも混じらない幾つ
かの成分の流に分けられる(特に、DE−A−2,64
7,486号公報の第10並びに11頁)。
さらに、DE−A−2,647,486号公報における
液体サイクロンでは回転の加速を加えることがなく、か
つ生成物排出パイプ並びにダート排出バイブを備えてい
る。このダート排出手段は円錐台の形状をしたテーバを
有するということは、壁面が円筒形の環状チャンバ内で
最初の分離が生じるので、分離効率には無関係である。
DE−C−883,555号公報により既知の遠心ダス
ト分離装置は、流の方向にテーバが付けられた変位部材
を有する。この変位部材の壁面は円筒形状になっている
ので回転を加速することはできない。さらに、クリーン
エアーかクリーンエアーバイブを介してのみ、一方向に
取出される。
前記DE−C−883,555号公報に関連した注意点
は、この文献において、流の方向にテパを有する変位部
材が円筒形の外壁内に設けられているので、DE−C−
688、803号公報にも適用できる。また、DE−C
−688゜803号公報において、純化された媒体は単
に一側より取出される。回転動の加速は、DE−C−6
88、803号公報に開示された装置では、リブが長平
方向に延出しているので、期待できない。
France  A−2,274,363号公報に開示
されている装置は、前述した2つの公報から同しような
形状として知られたバッフル部材を有する。
Br1tish  C−374,382号公報に開示さ
れている装置は、実質的分離チャンバが、回転動の径か
減じるような回転動の加速が生しないような円筒形に設
定されている。
Br1tish  C−374,382号公報において
、純化された媒体は分離チャンバから、異なる両方向に
取出されない。
U、S、A−4,420,314号公報には、中で分離
される媒体が集められるような、第4図に示す円筒形の
分離チャンバを備えた分離装置か開示されている。U、
S、A−4,420゜314号公報により案内翼の配設
構造は公知である。しかし、このU、S、A−4,42
0゜314号公報により既知の分離装置で回転動の加速
は生じず、また純化された媒体の取出しは互いに体面す
る2個の出力開口を介しては行われない。
デツプパイプを備えた遠心分離装置はDE〜A−2,8
32,079号公報、DE−A−2゜945.951号
公報並びにDE−A−3゜615.747号公報により
知られている。これら既知の装置では、未分離ガス(即
ち物質と媒体め混合物)が入口から分離チャンバに導か
れない。
上記装置において、未分離ガスは再び入口の直接下流に
存在し、少量の未分離ガスのみ装置内の渦流中に放出で
きる。即ち、混合物の半分以上は分離チャンバに直接入
らない。
Maschinenrabrik BETHGIlbH
(第94並びに95頁)のI)rinting dep
artmentにより1964年に開示された”Han
dbuch der Entstaubung[Man
ual of Dust Rell1oval] によ
りダストリムーバか知られている。このダストリムーバ
は’Van−Tongeren dust 5epar
ator  と呼ばれている(上記文献の第47図を参
照)。このVan−Tongeren dust 5e
paratorにおいて、ダストが分離されるガスは流
動化チャンバ内の弱い放射方向の成分を含む回転動中に
入れられる。ダスト粒子は流動化チャンバの壁に向かっ
て移動し、微小粒子のガス流と共に、比較的小さい径の
サイクロン内で凝縮される。このように浄化されたガス
は、周方向に配設された複数のバッフルにより回転方向
が反転された後、流動化チャンバから排出される。この
ような反転により、ガスに含まれている比較的大径の粒
子は外方に移動される。このようなダストリムーバを設
けることは、流動化チャンバを収容できるので装置を小
型化できる効果がある。しかし、通常必要とされている
配管内のガスからダストを除去する場合、比較的大径の
サイクロンよりも厳しい要求を満たすようにしなければ
ならない欠点がある。
本発明は、遠心分離のため、即ち、特に気体もしくは液
体からダストもしくは他の固体や液体を分離するため、
また気体状もしくは液体状の媒体から高比重のものを分
離する方法に基礎をなし、物質並びに媒質は溶解し難い
ものであり、この分離方法はエネルギーの消費が少なく
、かつ分離効率か優れる。
[解決するための手段並びに作用コ この目的は、本発明に係われば、混合流体の回転動の半
径を減じながら分離チャンバに媒体を導いている間に回
転動を加速し、そして互いに対向して設けられた複数の
出口より媒体を排出することにより達成される。これは
余分な駆動機構を付加しないでなし得る。
従来のサイクロンにおいては、単位時間違りの純化され
る流れの体積は、純化された媒体を排出するバイブの断
面によって制約を受ける。第にのバイブを設けることに
より、分離装置のスルーブツトを増加させ得る。このた
めに純化される媒体の高回転速度、かくして超比例高遠
心力、従って増加したスループットを伴う比較的高効率
の分離が必要になる。
本発明においては、物質と媒体との混合物が回転動にセ
ッテングされ、この回転動を加速するために回転動の半
径が減じられて断面部分を介して排出されることにより
高効率の分離が得られる。
この断面部分の断面積、即ち半径は混合物が回転される
チャンバの断面の断面積、即ち半径よりも小さく設定さ
れている。自由渦(f’ree eddy )により角
速度が増すので、エネルギー保存の法則により、回転動
の半径か減じることは本発明の方法を使用することによ
り高い分離効率と分離度を可能とする。例えば、160
0gにまで半径加速を大きくすることかできる。これら
効果は高い出費と大きいブロー出力とを必要とせずに得
られる。
さらに、本発明の方法においては、損失は従来のサイク
ロンのほぼ半分の範囲となるように低くすることができ
る。
自由渦により、もし同じ大きさの空間で比較的強い流れ
を使用するのであれば、比較的高い回転速度が高いマス
・スルーブツトに応じて得られる。
本発明の方法を実施するのに適した装置は、流体の流れ
の方向と平行な軸の周りに物質と媒体との混合物の回転
動を、この回転動の軸の周りに延びた空間ないで形成す
る装置と、純化された媒体と分離された物質との出口を
備えた分離チャンバとを有するハウジングを具備し、互
いに対向するように同軸的に配置された2つの開口部が
前記純化された媒体を排出するために設けられているこ
とを特徴とする。
回転動の半径を減じることは、回転動を発生させる軸の
回りに延びた空間を形成するための案内手段を設けるこ
とにより容易に達成できる。この案内手段の有効半径は
、軸方向から見て、軸の回りに回転動を発生させる空間
から純化される媒体の排出側で、分離チャンバから純化
された媒体を排出する開口部(デップパイプ)の有効半
径よりも大きく設定されている。
本発明に係わる原理は、入口側領域内に、分離される物
質と媒体との混合物を、軸の回りに延び、かつ径方向に
広がった空間に強制的に導くリストリクタ−もしくは他
の部材を設け、また純化された媒体(気体もしくは液体
)がリストリクタ−もしくは他の部材よりも小さい断面
積のデップパイプを通って流して回転動の半径を所望の
程度に減じることにより、従来のサイクロンにおいて極
めて簡単な方法で理解され得る。
本発明の方法を実施する装置においては、分離チャンバ
の所に終端している開口か分離チャンバ内に突出してい
るデップパイプにより構成されている。
[実施例] 第1図並びに第2図に示す分離装置1は、バイブを介し
て、分離される物質並びに媒体の混合物の接線に近い流
にさらされる。洗浄される物質並びに媒体の混合物はバ
ッフル部材6と外壁4との間に形成された螺旋形状の空
間5内の回転動中に入れられる。この回転動中に入れら
れた混合物は外壁4と案内手段3との間に形成された環
状の空間17を通り、動エネルギーが高められて収集空
間(分離チェンバ)に入る。
純化された媒体を排出する2本のデップパイプ8、9が
分離チャンバ7中に延びている。
前記2本のデップパイプ8、9は、互いに同軸的に配設
され、これらの直径は、雨空間5.7の境の所で案内手
段3の直径より短くなっている。
この結果、純化される物質と媒質と°の混合物の回転動
の半径は減じられ、回転動は加速される。上方のデップ
パイプ9は前記バッフル部材6、螺旋形状の空間5並び
に案内手段3中に延びている。
収集空間7中で、比較的比重の大きい物質は収集空間7
の壁7に向かって外方に飛び出て、静止チャンバ11内
に落下する。純化される媒体がデップパイプ8、9中に
入ったとき、回転動の半径は減じられ、この結果生じる
遠心力はより高められる。
下方のデツプパイプ8の所に、バッフル手段(円錐台形
)12が設けられている。このノトンフル手段12は、
媒体から分離された物質が静止チャンバ11から収集空
間7中に伝って流れることに、より物質が再び上方移動
するのを防止している。
静止チャンバ11の下方領域には分離された物質を排出
する導管13が設けられている。
静止チャンバ11内で、洗浄される媒体並びに分離され
た物質をより効率良く静止させるために静止チャンバ1
1は可能な限りの大きな外径を有するように設計されて
いる。
前記下方のデップパイプ8は静止チャンバ〕1を通って
外部に延びている。
第1図に示す分離装置1はフランジ接続部14により、
互いに接続された上部15と下部16とを有する。かく
して、上部15と下部16とがどのような形状を有して
いても接続できる。
第3図並びに第4図に示す、本発明実施例の分離装置に
おいては、分離される物質と洗浄される媒体との混合物
は、ほぼ螺旋形状をした導入ダクト22を介して供給さ
れる。この供給された混合物は、内方案内手段23と外
方ハウジング壁30との間に形成された環状の空間26
を介して、収集チャンバ27中に流れる。この環状の空
間26の、案内手段23によって決定される内径と、ハ
ウジング壁30によって決定される外径とは、流れの方
向にそって減じられている。かくして、物質と媒体との
混合物の回転動の半径は、螺旋形状のフローダクト22
から分離チャンバ27に向かうのに従って連続的に減少
し、かくして回転動の角速度は増加する。
上方のチップパイプ29は内方案内手段23中を延びて
おり、下方のデップパイプ28は上方のデップパイプと
対面するようにして同軸的に延びている。両デップパイ
プ28、29は分離チャンバ27中に突出している。こ
の分離チャンバ27の領域内で、デップパイプ28にバ
ッフル32が設けられている。このバッフル32は、媒
体から分離された物質がデップパイプに沿った流れによ
り静止チャンバ3]から上方に再び移動するのを防止し
ている。分離された物質はパイプ33を介して除去され
る。
分離装置21の上部35と下部36とは、これらの交換
が簡単に行えるようにフランジ34により接続されてい
る。
第5図並びに第6図に示す実施例の分離装置41は二次
サイクロン51を備えている。分離される物質と洗浄さ
れる媒体との混合物は導入ダクト42を介して接線的に
供給される。この供給された混合物は空間45内の回転
動中に入れられて分離され、比重の大きい物質は外壁の
所に集められ、媒質の少しく部分的なガス流)は分離チ
ャンバからスロット52を介して取り出される。前記空
間45は分離装置41の空間47から、バッフル板58
を有するバッフル部材57により分離されている。軸方
向に離間した同軸的な2本のデップパイプ4g、49は
空間47中に突出し、これらパイプを介して、純化され
た媒体が排出される。
二次サイクロン51は、空間45を規定するハウジング
壁50上に設けられてる。この二次サイクロン51は、
空間45の全高さに渡って延びたスロット52を介して
、分離装置41に接続されている。
前記空間45内での物質と媒体との混合物の回転動によ
って、比重の大きい物質はハウジング壁50へと飛び出
し、この壁50に沿って、まだ純化される少量の媒質と
共にスロット52を介して二次サイクロン51中に入る
まで、回転方向に移動する。純化される媒体と密度の高
い物質との分離は二次サイクロン51内でさらに行われ
、純化された媒体は一方のデップパイプ53を介して他
方のデップパイプ48に導かれる。一方、分離された物
質はパイプ56を介して排出される。
両デップパイプ48、49巻の空間47内に、バッフル
板58を有し、両デップパイプに装着されたバッフル手
段57が配設されている。前記バッフル板58は、分離
の度合をさらに増すように空間45並びに分離チャンバ
47からデップパイプ48.49への媒体の流れに影響
を与えるように形状並びに配設か設定されている。
本発明の他の実施例と同様に、分離装置41はそれぞれ
の部分が簡単に交換できるように、そして別の第2のデ
ップパイプにより分離装置同志の組み合わせが可能なよ
うに、互いに接続可能な2つの部分55.56に分かれ
ている。
第7図に示す分離装置60において、物質と媒体との混
合物はバイブロ2により導入され、/くッフル手段63
と外壁64との間の環状の空間65内の回転動中に、案
内翼66により供給される。収集チャンバ67内で、分
離される物質は媒体から分離され、媒体は同軸的に設け
られたデップパイプ68、69を介して軸方向に排出さ
れる。デップパイプ68は、混合物を導入するバイブロ
2と同軸的に配設されている。る 分離された物質はデップパイプ69と下方にテーバ付け
られた外ハウジング壁71との間の空間70を介して排
出される。
第8図に示す分離装置72では、分離される物質と純化
される媒体との混合物はバイブ73により導入される。
このバイブ73内にデップパイプ77が同軸的に配設さ
れ、このデップパイプに軸方向に離間してデップパイプ
78か同軸的に設けられている。媒体は分離装置72か
らデップパイプ77.78を介して取り出される。環状
の空間74がデップパイプ77とバイブ壁75との間で
形成されており、この空間74内で、分離される物質と
純化される媒体との混合物は案内翼76により回転動中
に供給される。
収集空間(分離チャンバ)79がバイブ73とそれぞれ
のデップパイプ77.78との間に設けられている。二
の分離チャンバ79は外ノ\ウジング壁80により外方
が規定されている。この外ハウジング壁80は、流動性
の観点から、破線で示すように、流れの方向にテーバ付
けられた断面形状を有する。
分離された物質はバイブ81を介して排出される。
第7図に示す分離装置60はフランジ82により接続さ
れた上部83並びに下部84を有し、第8図に示す分離
装置72はフランジ85により接続された上部86並び
に下部87を有する。
二次サイクロン51が、第1図ないし第4図、第7図並
びに第8図に示す分離装置1,21゜60.72に付−
加され得る。第1図ないし第4図に示す分離装置の場合
、二次サイクロンは静止チャンバ11.31に好ましく
は設けられ得る。
第9図並びに第10図に示す分離装置90では、分離さ
れる物質と純化される媒体との混合物はほぼ螺旋形状を
したダクト91を介して導入される。このダクト91は
、互いに対面するようにして同軸的に設けられた上方デ
ップパイプ92と下方デップパイプ93のうちの上方デ
ップパイプ92の周囲に延出している。分離される混合
物はダクト91により形成された空間94内の回転動に
供給され、収集チャンバ95中に流れ、さらにここから
純化された媒体はデップパイプ92゜93を介して排出
される。分離された物質は分離チャンバ壁96を伝って
下方に落ちる。
分離された物質は、下方に円錐形に広がったバッフル手
段98を介してデップパイプ93に接続され、下方にテ
ーバ付けされたファンネル97を伝って連続的に落下す
る。このファンネル97は必ずしも必要ではなく、この
場合、バッフル手段98を第11図に示すのと同様にハ
ウジング壁の直前にまで延出させる。上記構成により、
既に分離された物質が上方に吸引されて、再び分離チャ
ンバ95に戻ることが防止される。分離された物質はバ
イブ99を介して下方に排出される。
第14図に示す実施例ではデップパイプ92゜93は分
離チャンバ95中に夫々異なる長さで突出する。また、
ハウジングの上部90′と下部90′とはフランジ90
′により接続されている。
第14図に示す実施例と同様に第9図に示す実施例では
バッフル面94′は除去され得る。前記デップパイプ9
2.93は、分離チャンバの外側で湾曲しており、その
外端に他の部材に取着させるためのフランジ100(第
9図)を有する。
第11図に示す分離装置101では、同軸的に設けられ
た2つのデップパイプ105,106が分離チャンバ1
04中に突出している。混合物は、円錐リング形状のダ
クト102もしくはデップパイプ105の周囲に延びた
円板形状の空間を介して導入される。バッフル103が
ダクト】02内に設けられており、これにより混合物は
回転動中に供給される。
下方のデップパイプ106は、既に分離された物質が上
方に流れるのを防止する案内手段107を有する。この
下方のデップパイプ106はバッフル手段107の下側
で湾曲して外方に延びている。分離された物質は分離装
置101からバイブ108を介して排出される。
第12図並びに第13図に示す分離装置110では、第
11図に示す分離装置101と同様に、分離される混合
物は円錐リング形状のダクト111(もしくは円板形状
の空間)を介して導入され、翼112により回転動中に
供給される。
そして、純化された媒体は、互いに対面するように同軸
的に設けられた2つのデップパイプ114゜115によ
り分離チャンバ113から排出される。
分離チャンバ113の外壁117にはスロット119が
形成され、このスロット119により分離チャンバ11
3は、これに平行にのびたバイブ118に接続されてい
る。分離された物質はスロット119を介してバイブ1
18中に入り、このバイブ118の下端120から排出
される。
前記バイブ118は、分離装置110の分離効率をさら
に高めることのできる二次サイクロンのように設計でき
る。
下方に円錐形に広がったバッフル手段116が分離チャ
ンバ113の下端に設けられ得る。
このバッフル手段116の上端はデップパイプ115に
接続され、そして下端は分離装置110の底121に接
続される。このバッフル手段116は、分離装置110
の底121とデップパイプ115との間のコーナ領域中
への堆積を防止する。
前述した全ての実施例において、バッフル手段は、既に
第5図並びに第6図を参照して説明したように、分離チ
ャンバ内のデップパイプ間に配設され得る。このような
配設により、媒体の圧力損失並びに速度ピークか防げる
。これら2つのハチは連続的に延びた1本のバイブによ
り構成され得る。この場合、純化された媒体は線形もし
くは螺旋形のスロットを介してデップパイプ内に入り、
ここから反対方向に流れる。
第16図並びに第17図は本発明の実施例の分離装置1
30の上部を示す平面図並びに上面図(トップカバーは
透明に描かれて居る)である。
分離される混合物を導入する螺旋形状のダクト131t
が、所定の形状の金属板空なるパネルを一方向に湾曲さ
せて形成される。好ましい、動的流体の移動がエツジ1
31から分離チャンバ132へと生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は接線に近い流れにさらされる分離機の断面図、
第2図は第1図の■−■線に沿う断面図、第3図は接線
に近い流れにさらされる分離機の他の実施例の断面図、
第4図は第3図のIV−IV■線に沿う断面図、第5図
は二次サイクロンを備え、接線に近い流れにさらされる
分離機の実施例の断面図、第6図は第5図のVl−VI
線に沿う断面図、第7図並びに第8図は軸線に近い流れ
にさらされる分離機の、夫々異なる実施例の断面図、第
9図は接線に近い流にさらされる分離機を示す第10図
の■〜■線に沿う断面図、第10図は第9図のX−X線
に沿う断面図、第11図は分離機の他の実施例を示す図
、第12図は分離機を示す第13図のxn−xn線に沿
う断面図、第13図は第12図のxm−xm線に沿う断
面図、第14図並びに第15図は第9図並びに第10図
と同様の実施例を示す図、そして第16図並びに第17
図は、容易に製造できる分離機の上部を夫々示す図であ
る。 1・・・分離装置、6・・・バッファ部材、7・・・分
離チャンバ、8、9・・・デップパイプ、11・・・静
止チャンバ。 田願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、媒体と、これとは異なる比重を有する物質との混合
    流体をこれが流れる方向と平行な軸の周りで回転させた
    混合流体の回転動から前記物質を遠心力により分離し、
    媒体を分離チャンバに導くと共に、物質を排出する遠心
    分離方法において、前記混合流体の回転動の半径を減じ
    ながら前記分離チャンバに媒体を導いている間に回転動
    を加速し、そして互いに対向して設けられた複数の出口
    より媒体を排出することを特徴とする遠心分離方法。 2、前記出口の断面積は前記回転動が内に形成される空
    間の断面積よりも小さいことを特徴とする請求項1に記
    載の遠心分離方法。 3、前記分離された物質は、混合物の入口側とは反対の
    、分離チャンバの側から取出されることを特徴とする請
    求項1に記載の遠心分離方法。 4、流体媒体とは異なる比重の物質を流体媒体から遠心
    力により分離する分離装置であり、流体の流れの方向と
    平行な軸の周りに前記物質と媒体との混合物の回転動を
    、この回転動の軸の周りに延びた空間ないで形成する装
    置と、純化された媒体と分離された物質との出口を備え
    た分離チャンバとを有するハウジングを具備する分離装
    置において、互いに対向するように同軸的に配置された
    2つの開口部(8、9、28、29、48、49、68
    、69、77、78、92、93、105、106、1
    14、115)が前記純化された媒体を排出するために
    設けられていることを特徴とする分離装置。 5、前記分離チャンバ(7、27、47、 67、79、95、104、113、132)の所に設
    けられた開口部(8、9、28、29、48、49、6
    8、69、77、78、92、93、105、106、
    114、115)は分離チャンバ(7、27、47、6
    7、79、95、104、113、132内に突出した
    デップパイプであることを特徴とする請求項4に記載の
    分離装置。 6、前記混合物の回転動の軸と直交する実質的断面は分
    離チャンバ(7、27、47、67、79、95、10
    4、113、132)から純化した媒体を導くデップパ
    イブ(8、9、28、29、48、49、68、69、
    77、78、92、93、105、106、114、1
    15)のオリフィスの有効断面積よりも大きいことを特
    徴とする請求項4に記載の分離装置。 7、バッファ手段(3、6、23、63)が前記回転動
    を形成するために軸の周りに延びた空間(5、25、6
    5)の形成のために設けられており、このバッファ手段
    の有効半径は、軸方向から見て前記空間(5、25、6
    5)からの純化される媒体の出口の所で、純化された媒
    体が分離チャンバ(7、27、67)から取出される開
    口部(8、9、28、29、48、49、68、69、
    77、78、92、93、105、106、114、1
    15)の有効半径よりも大きいことを特徴とする請求項
    4に記載の分離装置。 8、分離された物質のための出口(13、 33、70、81、99、108)が軸の周りに延びる
    空間(5、15、45、65、74、94、102、1
    11、131)の反対側に位置するハウジングの部分に
    設けられていることを特徴とする請求項4に記載の分離
    装置。 9、前記空間(65、74、102、111)は回転動
    を形成するようにに環状をしていることを特徴とする請
    求項8に記載の分離装置。 10、前記空間(5、25、45、94、 131)は回転動を形成するようにに螺旋状をしている
    ことを特徴とする請求項9に記載の分離装置。 11、内側がバッフル手段(3、23)により規定され
    、外側がハウジングの壁(10、30)により規定され
    た環状空間(17、26)が前記軸の周りにのびた空間
    (5、25)と分離チャンバ(7、27)との間に設け
    られていることを特徴とする請求項10に記載の分離装
    置。 12、ハウジングの外壁により規定されたリング形状の
    空間(17、26)の半径は物質と媒体との混合物の流
    れる方向に沿って減じられていることを特徴とする請求
    項8に記載の分離装置。 13、前記環状の空間(17、26)の内側を規定する
    バッフル手段(3、23)の半径は流れの方向に減じら
    れていることを特徴とする請求項11に記載の分離装置
    。 14、回転動を形成するための案内翼(66、76、1
    03、142)が空間(65、74、102、111)
    内に設けられていることを特徴とする請求項8に記載の
    分離装置。15、バッフル板(12、32、98、 107)が下方のデップパイプ(8、28、93、10
    6)の上端の領域内に設けられていることを特徴とする
    請求項8に記載の分離装置。 16、前記バッフル板(12、32、98、107)は
    上方のテーパが形成されたジャケットの円錐台形状を有
    し、これの小径端が下方のデッブパイプ(8、28、9
    3、106)に接続されていることを特徴とする請求項
    15に記載の分離装置。 17、分離チャンバ(7、27)よりも大きい径を有す
    る静止チャンバ(11、31)が設けられていることを
    特徴とする請求項10に記載の分離装置。 18、ハウジングは、フランジ(14、34、54、8
    2、85、90′″)により接続された上部(15、3
    5、56、83、86、90′)と下部(16、36、
    55、84、87、90″)とを少なくとも具備する少
    なくとも2つの部分からなることを特徴とする請求項9
    に記載の分離装置。 19、前記上部(15、35、56、83、86、90
    ′)は、物質と媒体の混合物を導入するパイプ(2、2
    2、42、62、73、91)と、前記軸の周りに延び
    る空間(5、25、45、65、74、94)と、前記
    環状空間(17、26)と、前記バッフル手段(3、6
    、23、63)と、前記純化された媒体を排出する開口
    部(9、29、48、68、77、92)とを含み、そ
    して純化された媒体を排出する別の開口部(8、28、
    49、69、78、93)と、分離された物質を排出す
    る導管とが下部(16、36、55、84、87、90
    ″)に設けられていることを特徴とする請求項18に記
    載の分離装置。 20、内で物質と媒体との混合物が回転動される分離チ
    ャンバ(47)と空間(45)とは同じ空間であり、そ
    してこの空間(45、47)は、ほぼ螺旋形状の外壁(
    44、50)により外側が規定され、この外壁と同軸的
    に設けられ、分離チャンバ内に突出し、互いに対向する
    ように同軸的名デップパイプ(48、49)により内側
    の一部が規定されていることを特徴とする請求項18に
    記載の分離装置。 21、ハウジングの壁(50、117)に配設された二
    次サイクロン(51、118)がスロット(52、11
    9)によって分離チャンバ(45、47、113)に接
    続されていることを特徴とする請求項4に記載の分離装
    置。 22、静止チャンバ(11、31)にスロットを介して
    二次サイクロンが接続されていることを特徴とする請求
    項4に記載の分離装置。 23、二次サイクロン(51)から純化された媒体を排
    出するために、二次サイクロン内に設けられたデップパ
    イプ(53)がデップパイプ(8、9、28、29、4
    8、49)に接続されていることを特徴とする請求項2
    2に記載の分離装置。 24、バッフル手段(57)がデップパイ プ(8、9;28、29;48、49;68、69;7
    7、78;92、93;105、106;114、11
    5)間に配設されていることを特徴とする請求項4に記
    載の分離装置。 25、前記バッフル手段(57)は、流れの方向に内側
    より外側に延出し、混合物が一方の空間(45)から他
    方の空間(47)に流れている間に流れの方向を反転さ
    せるバッフル板(58)を有することを特徴とする請求
    項24に記載の分離装置。
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JPS59216646A (ja) * 1983-05-23 1984-12-06 Nippon Kamiparupu Kenkyusho:Kk 液体サイクロン装置

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