JPH04141226A - 混合タンクへの粉体の供給混合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、液体と粉体とを混合タンクへ供給して混合
する際に、前記混合タンクへ粉体を効率良く供給して混
合するための装置に関するものである。

〔従来の技術〕

ある種の物質の成分を液中に抽出する場合、混合タンク
へ液体と被抽出物質の粉体とを供給し、均一に混合して
行っている。

上記混合は、第３図に示す様な装置で行っていた。この
装置は、混合タンク　（１）の底面に排出口（２ａ）を
形成し、側面上部に混合液入口（２ｂ）と液体供給口（
３）とを形成し、排出口（２ａ）と混合液入口（２ｂ）
とを循環ポンプ（４）及び配管（５）（６）にて接続し
、液体供給口（３）は配管（７）及び開閉バルブ（８）
を介して液体供給源（図示せず）に接続しである。一方
混合タンク（１）のＭ（９）に粉体の投入口（１０）を
形成しである。また蓋（９）の上面に駆動モータ（１１
）を設け、この駆動モータ（１１）にてプロペラ（１２
）を備えた撹拌棒（１３）を回転させるようにしである
。

上記装置は、混合時、開閉バルブ（８）を開いて液体供
給口（３）から混合タンク（１）内へ所定量の液体（１
４）を先に供給する。液体供給後、混合タンク（１）の
上方に配！したホッパ（１５）から手動若しくはエアー
輸送によって被抽出物質の粉体（１６）を投入口（ｌＯ
）へ投入し、投入口（１０）から混合タンク（１）内へ
供給する。そして、駆動モータ（１１）を動作させて撹
拌棒（１３）及びプロペラ（１２）を回転させ、混合タ
ンク（１）内の液体（１４）を攪拌させて混合している
。

粉体（１６）を所定量投入した後、一定時間攪拌すると
、駆動モータ（１１）を停止させ、続いて循環ポンプ（
４）を動作させて、液体（１４）と粉体（１６）との混
合液を循環させて成分の袖山を行っている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記装置であれば、ホッパ（１５）から混合タンク（１
）の投入口（１０）へ粉体（１６）を落下投入するもの
であるから、投入口（１０）へ投入される粉体（１６）
の一部が周囲に飛散して、作業環境を汚したり、また作
業室の空調設備のフィルタが短期間で目づまりを起して
しまうといった問題があった。

またプロペラ（１２）を回転させて混合タンク（１）内
を攪拌させているが、混合タンク（１）内全域を均等に
攪拌するのが困難で、混合に時間がかかっていた。そこ
で早く混合させようとしてプロペラ（１２）を速く回転
させると泡立ちを生じてうまく混合できなくなってしま
い、時間を短縮できなかった。

さらに混合タンク（１）に攪拌のための駆動モータ（１
１）やプロペラ（１２）　、撹拌棒（１３）を設けてい
るため、装置が大がかりとなり、混合タンク（１）内の
清掃も面倒であった。

この発明は、構造簡単にして、液体と粉体とを短時間で
均一に混合できる装置を提供しようとするものである。

〔課題を解決するための手段〕

この発明は、底面に排出口を形成し、上部側面に混合液
入口及び液体供給口を形成した混合タンクと、流体が流
れる流体通路の下流側にベンチュリ部を形成し、該ベン
チュリ部の上流側の側面に粉体を導入する導入口を形成
し、前記混合タンクの上部に、前記流体通路の下流を前
記混合タンク内に連通させて設けた混合器と、前記混合
タンク内の流体を排出口から吸引して前記混合器へ供給
する循環ポンプと、前記混合器の導入口へ粉体を供給す
る粉体タンクとで構成したものである。

〔作用〕

上記構成の供給混合装置は、混合タンク内へ液体供給口
から液体を所定量供給した後、循環ポンプを動作させて
、混合タンク内の液体を排出口から吸出し、混合器へ供
給する。すると、混合器はベンチュリ部でその流量を絞
って流速を速くし、ベンチュリ部の上流側に大きな負圧
を発生させる、この負圧によって粉体タンクから粉体を
混合器内へ吸引し、ベンチュリ部で液体と粉体とを混合
させて、混合タンクへ戻す。

このようにして、混合器内で混合タンクから吸出した液
体と粉体とを順次混合させて、混合タンクへ戻してゆく
。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例を第１図及び第２図を参照して
説明する。

粉体の供給混合装置は、第１図に示す様に、混合タンク
（２０）と混合器（２１）　、循環ポンプ（２２）、粉
体タンク（２３）とを備えている。

混合タンク（２０）は有底円筒状で、底面に排出口（２
４）を形成し、側面上部に混合液入口（２５）と液体供
給口（２６）を形成しである。また混合タンク（２０）
の上端開口部を塞いでいる蓋（２７）には供給口（２８
）を形成しである。

混合器（２１）は、第２図に示す様に、内部の流体通路
（２９）の下流側に流路を絞ったベンチュリ部（３０）
を形成し、ベンチュリ部（３０）の上流側の側面に導入
口（３１）を形成しである。この混合器（２１）は混合
タンク（２０）の供給口（２８）上に設置され、ベンチ
エす部（３０）の下流側で混合タンク（２０）　と連通
している。

循環ポンプ（２２）は混合タンク（２０）内の流体を循
環させるもので、該循環ポンプ（２２）の上流側を配管
（３２）にて混合タンク（２０）の排出口（２４）に接
続し、下流側を配管（３３）にて混合器（２１）に接続
しである。また配管（３３）の途中から分岐させた分岐
配管（３４）を混合タンク（２０）の混合液入口（２５
）に接続しである。前記配管（３３）の下流側及び分岐
配管（３４）には夫々第１開閉バルブ（３５）及び第２
開閉パルプ（３６）を接続しである。

粉体タンク（２３）は粉体（３７）を大量に収容してお
り、下端開口部（２３ａ）を配管（３日）及び第３開閉
バルブ（３９）を介して混合器（２１）の導入口（３１
）へ接続しである。

また混合タンク（２０）の液体供給口（２６）は配管（
４０）及び第４開閉バルブ（４１）にて液体供給源（図
示せず）に接続しである。

上記供給混合装置は、混合時、第４開閉バルブ（４１）
を開いて液体供給源から混合タンク（２０）へ一定量の
液体（４２）を供給し、供給後第４開閉バルブ（４１）
を閉しる。この後、第２開閉パルプ（３６）を閉じた状
態で、第１開閉バルブ（３５）及び第３開閉バルブ（３
９）を開き、循環ポンプ（２２）を動作させて、混合タ
ンク（３０）内の液体（４２）を吸出し、混合器（２０
）へ送込む。

混合器（２１）へ送り込まれた液体（４２）はベンチュ
リ部（３０）で流量が絞られて速く流れ、ベンチュリ部
（３０）の上流側に大きな負圧を発生させ、導入口（３
１）から粉体（３７）を混合器（２１）内へ吸込む。吸
込まれた粉体（３７）は液体（４２）と共にベンチュリ
部（３０）を流れ、ここで液体（４２）と混合されて混
合タンク（２０）内へ投入される。

上記動作を一定時間行って、混合タンク（２０）内に所
定量の粉体（３７）が投入されると、第１開閉バルブ（
３５）及び第３開閉バルブ（３９）を閉じ、第２開閉パ
ルプ（３６）を開いて、循環ポンプ（２２）にて混合タ
ンク（２０）から吸出した混合液を流体入口（２５）か
ら混合タンク（２０）へ戻してｊ盾環させる。

〔発明の効果〕

この発明によれば、混合タンク内の液体を循環ポンプで
循環させるだけで、混合器にて粉体タンクから粉体を自
動的に吸込んで混合し、その混合液を混合タンクへ供給
するので粉体タンクと混合るとの間から粉体が外部へ飛
散することがな（、周囲の作業環境を汚すことがない。

また混合器内で液体と粉体とを混合して混合タンクへ供
給するので、液体と粉体との混合を短時間で確実に行え
る。

さらに混合タンク内には液体を攪拌させるための攪拌機
構が不要となり、かつ混合器も駆動源を必要としないの
で構造が簡単で、コストも安価となる。また混合タンク
内の清掃も容易となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係かる粉体の供給混合装置の構成を示
す配管図、第２図は混合器の拡大断面図、第３図は従来
の粉体の混合装置を示す配管図である。 （２０）　−混合タンク、　　　（２１）　−混合器、
（２２）　−循環ボユ／ブ、　　　（２３）−粉体タン
ク、（２４）　−一・排出口、　　　　　（２５）−混
合液入口、（２６）−・−液体供給口、 （３０）　−ベンチュリ部、　　（３１）　−°−導入
口。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）底面に排出口を形成し、上部側面に混合液入口及
   び液体供給口を形成した混合タンクと、流体が流れる流
   体通路の下流側にベンチュリ部を形成し、該ベンチュリ
   部の上流側の側面に粉体を導入する導入口を形成し、前
   記混合タンクの上部に、前記流体通路の下流を前記混合
   タンク内に連通させて設けた混合器と、前記混合タンク
   内の流体を排出口から吸引して前記混合器へ供給する循
   環ポンプと、前記混合器の導入口へ粉体を供給する粉体
   タンクとで構成したことを特徴とする混合タンクへの粉
   体の供給混合装置。