JPH04141176A - 芳香性室内装飾品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は芳香性室内装飾品に関する。

［従来の技術］ 近年生活、文化の向上により芳香を発する生活用品等が
望まれている。特に室内を快適な空間に変える室内装飾
品への芳香の付与が望まれている６ 従来の芳香性室内装飾品は多孔性材質中に香料を染み込
ませたものが一般的である。

この他に微量ポンプを使用することが考えられる。

従来、微量ポンプ装置としては、第４図に示すように、
電磁アクチュエーター４０１を駆動力とし、これに大小
の歯車を組み合わせた伝動装置４０２を結合し、これに
より注射筒をアーム４０４によって直接押すものが特開
昭５４−１２１９１及び特開昭６１−２２５９９に提言
されている。

［発明が解決しようとする課題］ しかし、従来の香料を染み込ませる方法には芳香量調整
できない、染み込み量に限度があるため長時間使用でき
ない欠点があった。

又、ポンプを用いればこれら欠点を改善することができ
るが、これらポンプには電磁アクチュエーターを利用し
ているため、電磁ノイズに対して弱（、消費電流も大き
くなる。また、歯車を用いているため、バックラッシュ
による吐出量のばらつきが大きく、構造も複雑になる。

更に注射筒を使用するため全体形状が大きくなり、室内
装飾品としては問題がある。特に小型化、軽量化、薄型
化を要求される、絵画、造花、薄型時計等の装飾品とし
ては問題がある。

本発明の目的は、芳香量が調節でき、長時間使用可能な
芳香主室内装飾品を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明芳香性室内装飾品は、少なくとも、装飾部、芳香
性液体タンク部と、セラミック系または有機系の圧電素
子を有するポンプユニットと前記ポンプユニットを作動
させるための集積回路、前記集積回路を動かすための電
源から構成される微量吐出装置より成り、芳香性液体タ
ンク部、ポンプ部、室内装飾部は中空部品でつながって
いることを特徴とする。

以下、実施例により本発明の詳細を示す。

［実　施　例〕 第１図は本発明の構成を示す図である。図に於て１０１
は芳香性液体タンク部を、１０２はポンプユニット部を
、１０３は室内装飾部、１０５はは中空部品、１０４は
集積回路部、電源部をそれぞれ示す。

第２図は本発明の構成部品である芳香性液体タンク部、
ポンプユニット部、中空部品、集積回路部、電源部を一
体化した部品の一例である。

図に於て２０１はポンプユニット、２０２はポンプユニ
ットを作動させるための集積回路、２０３は集積回路、
昇圧コイル、コンデンサー等の電気素子類、基板等から
なる回路ブロック、２０４は電源としての電池、２０５
は外部操作スイッチ、２０６は芳香性液体タンク、２０
７はケース、２０８は表示体、２０９は中空部品、２１
０は室内装飾部をそれぞれ示す。

第３図は前記ポンプユニット部の詳細図である。３０１
は圧電素子、３０２はダイヤフラム、３０３は弁、３０
４は吸入口、３０５は吐出口をそれぞれ示す。公知の方
法により圧電素子を伸縮、あるいは屈曲させることによ
りダイヤフラムを振動させ、吸入口から吐出口へ液体を
移送させる。

このポンプユニットの吸入口側に芳香性液体タンク部を
、吐出口側に室内装飾部を連結し、ポンプを駆動するこ
とによりタンク部の香料を室内装飾部側に移動させるこ
とができる。

装飾部とポンプ部との結合の仕方には色々あるが、長い
中空部品を介してポンプと離す方法、中空部品を僅かに
用いポンプ部品を相手方からみられないよう裏側に直付
する方法や、他の部品と一体化した中空部品を用いる方
法等色々考えることができる。

以上の実施例は多層の圧電素子を用いた例であるが、本
発明はこの例に限定されるものでなくモノモルフ圧電素
子やバイモルフ圧電素子等を用いることもできる。

室内装飾部品としては絵画、造花、時計、置物、掛軸、
トイレタリー周りの品、サニタリー分野の品等が考えら
れる。

〔発明の効果１ 以上説明したように、微量吐出装置として、圧電素子を
用いたポンプを使用するため、１ｉ磁アクチユエーター
を用いた吐出装置と比べ構成部品を少なくできる。又、
小型化可能、特にＳｉウェハーのリソグラフィー技術に
よりポンプ部品等作成した場合特に小型、軽量、薄型化
できるため室内装飾品としては好適である。

圧電素子は、電圧駆動によるアクチュエーターのため消
費電流はμアンペアー程度であるため消費電流を少なく
でき、リチウム電池等の電源においても寿命の長い芳香
性室内装飾品が可能である。

又、１を磁アクチュエーターを用いた場合吐出量が微量
調整できないため高価な香水等便用できない欠点があっ
たが、ナノリットルオーグーの制御ができ、放出サイク
ルも制御できるため高価な香水等も使えるようになる。

また芳香性液体タンクを変えることにより色々の芳香を
発することができる。

【図面の簡単な説明】 第１図は、本発明の構成図、第２図は本発明の構成部品
である芳香性液体タンク部、ポンプユニット、中空部品
、集積回路部、電源部を一体化した部品の一例を示す図
で、（ａ）は断面図、（ｂ）は平面図、第３図はポンプ
ユニット部の詳細図、第４図は従来の微量ポンプ装置を
示す図である。 １０１・・・芳香性液体タンク部 １０２・・・ポンプ部 １０３・・・寝具 １０４・・・電源集積回路 以 上 出願人　セイコーエプソン株式会社 代理人　弁理士　鈴　木　喜三部（化１名）篤１０ （α） （ｂ） 詰１図 手続補正書 （自発） 平成 ３年 ３月２８日 １、事件の表示 平成 ２年 特 許 願 第２６４０９５号 発明の名称 芳香性室内装飾品 代表取締役 中 村 恒 也 第１図を別紙の如く補正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 少なくとも、装飾部、芳香性液体タンク部、セラミック
   系、または有機系の圧電素子を有するポンプユニットと
   前記ポンプユニットを作動させるための集積回路、前記
   集積回路を動かすための電源から構成される微量吐出装
   置より成ることを特徴とする芳香性室内装飾品。