JPH04140487A - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents

密閉型電動圧縮機

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Publication number
JPH04140487A
JPH04140487A JP26213390A JP26213390A JPH04140487A JP H04140487 A JPH04140487 A JP H04140487A JP 26213390 A JP26213390 A JP 26213390A JP 26213390 A JP26213390 A JP 26213390A JP H04140487 A JPH04140487 A JP H04140487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crankshaft
eccentric member
synthetic resin
support frame
crank pin
Prior art date
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Pending
Application number
JP26213390A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Tanaka
清 田中
Shuji Kawashima
川島 修二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH04140487A publication Critical patent/JPH04140487A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、例えば家庭用冷蔵庫等に搭載される比較的
小型な単気筒往復動式の密閉型電動圧縮機の改良に関す
るものである。
[従来の技術] 従来、この種の密閉型電動圧縮機は、本出願人が先に出
願し公告された特公昭62−30311号公報に開示さ
れているものがある。
このような従来構造の圧縮機は、第3図に示すように、
密閉容器1内に圧縮機本体2を組み込む場合、この圧縮
機本体2を、鋳物等の金属からなる支持フレーム3の上
部に圧縮要素4を取付け、かっその下部に前記圧縮要素
4を駆動する電動要素5を取付けて、前記内底部に潤滑
油Oが封入された密閉容器1内にコイルバネ6を介して
弾性的に支持することにより行なわれている。
そして、前記電動要素5は、コイルが巻線された固定子
51と、この固定子51の通電により回転する回転子5
2と、この回転子52に圧入または焼嵌め状態で貫通さ
せて固定されたクランク軸53と、このクランク軸53
の上端部に形成されたバランスウェイトを兼ねてなる偏
心部材54を介して突設されたクランクピン55とで構
成されていて、前記クランク軸53の上端部側53aを
、前記支持フレーム3に形成された軸受部31に摺動可
能に挿通して保持させるようになっている。
一方、前記圧縮要素4は、シリンダ41と、このシリン
ダ41内を往復摺動するピストン42と−このピストン
42を前記クランク軸53の上端部に形成された偏心部
材54に突設してなるクランクピン55に摺動可能に連
結する連接棒43とで構成され、前記ピストン42は、
クランク軸53の軸線方向に対して直交する水平方向に
往復摺動可能になっている。
また、前記電動要素5のクランク軸53とクランクビン
55とは、連通路56を介して連通し、前記クランク軸
53の下端部53bを、その内径開口面が逆円錐状のテ
ーパ面になるように先窄みに形成することにより、オイ
ルポンプ部57となっていている。
すなわち、このオイルポンプ部57は、前記クランク軸
53の回転により、密閉容器1の内底部に封入された潤
滑油Oを吸引し、この潤滑油0を前記連通路56を通し
てクランクビン55の上端開口部55aから吐出させて
飛散させることにより、電動要素5の固定子51の上部
に振り掛るようにして、電動要素5の冷却効果を向上さ
せてなるとともに、その潤滑油0の一部が前記クランク
軸53の外周に形成した螺旋状の案内溝58に流入する
ようにして、前記支持フレーム3の軸受部31の内径面
31aに供給することにより、クランク軸53の摺動部
を潤滑し得るようになっているものである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記した従来構造の圧縮機にあっては、
第4図に示すように、回転子52に挿通することにより
固定されるクランク軸53、偏心部材54及びクランク
ビン55が鋳造成形による鋳物にて一体に成形されてい
る一方、前記圧縮要素4と電動要素5とが取付けられる
支持フレーム3も同様に軸受部31と共に鋳物等の金属
素材から成形されていることから、軸受部31の上端面
31bと、前記クランク軸53に一体成形された偏心部
材54の下端面54aとの摺動面間に回転子52の荷重
が加わって、それらの摺動面間の摩擦抵抗が大きくなる
しかも、運転時に、圧縮要素4の往復動及びクランクピ
ン55の偏心回転によるクランク軸53の傾きにより、
スラスト方向及びラジアル方向の荷重が支持フレーム3
の軸受部31の上端角縁部に加わり、これによって、電
動要素5に対する負荷が大きくなって、騒音の低減化が
阻害されるばかりでなく、圧縮機の入力が増加して、消
費電力の節約化を期待することができない、という問題
があった。
[発明の目的] この発明の目的は、 低騒音で、 かつ、 運転時の 電動要素に対する入力の低減化を図ることができるよう
にした密閉型電動圧縮機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記した課題を解決するために、この発明は、鋳物等の
金属からなる支持フレームの上部に圧縮要素を取付け、
かつその下部に前記圧縮要素を駆動する電動要素を取付
けてなる圧縮機本体を密閉容器内に弾性的に支持し、前
記電動要素を構成する回転子に設けたクランク軸を、前
記支持フレームの軸受部に摺動可能に挿通して保持させ
るとともに、このクランク軸の上端部側に偏心部材を介
して設けたクランクピンを、前記圧縮要素に連接棒を介
して摺動可能に連結し駆動させてなる単気筒往復動式の
密閉型電動圧縮機において、前記クランク軸を金属素材
で形成する一方、前記偏心部材とクランクピンとを、低
摩擦係数を有する超強化合成樹脂で一体に形成し、かつ
前記クランク軸の上端部側外周に形成した雄螺子部を、
前記偏心部材の下面部に形成した雌螺子部に螺合させて
互いに結合させるとともに、前記偏心部材の外周に、前
記支持フレームの上端面に係止可能な顎部を設けてなる
構成としたものである。
[作  用] すなわち、この発明は、クランク軸を金属素材で形成す
る一方、偏心部材とクランクピンとを、低摩擦係数を有
する超強化合成樹脂で一体に形成し、かつクランク軸の
上端部側外周に形成した雄螺子部を、偏心部材の下面部
に形成した雌螺子部に螺合させて互いに結合してなるた
めに、クランク軸の摺動面の精密加工が容易に行なえる
また、支持フレームへの組付は時、予め回転子を圧入ま
たは焼嵌め等によりクランク軸に取付けることができる
ために、従前のような回転子の圧入時のクランク軸の変
形や、回転子の焼嵌めによる焼けが防止される。
さらに、クランク軸と、クランクピンが一体な偏心部材
とが分離して形成されているために、クランクピンの偏
心位置が異なる複数種の偏心部材を用意しておくことに
より、圧縮要素のピストンのストロークが機種に応じて
調整可能になる。
さらにまた、偏心部材の外周には、支持フレームの上端
面に係止可能な顎部を設けてなるために、この顎部が支
持フレームの軸受部への組付は時に、回転子を含む全体
の荷重を受け、しかも、スラスト面とラジアル面の面積
が大きく取れるとともに、それらの間の摩擦抵抗が小さ
くなる。
また、運転時に、圧縮要素の往復動及びクランクピンの
偏心回転によるクランク軸の傾きにより、支持フレーム
の軸受部の上端角縁部に加わるスラスト方向及びラジア
ル方向の荷重を、偏心部材の外周に形成された顎部下面
の境界部で受けるために、従前のものよりも負荷が小さ
くなり、騒音及び圧縮機の入力の低減化が図れる。
[実 施 例] 以下、この発明の構成を第1図及び第2図に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。なお、この発明に傷る図示
の実施例において、第3図及び第4図に示す従来の密閉
型電動圧縮機と構成が重複する部分は同一符号を用い、
その説明は省略する。
すなわち、この発明は、第1図及び第2図に示すように
、電動要素5を構成する回転子52に挿通することによ
り固定されるクランク軸53を、例えば鋳造成形による
鋳物等の金属素材で形成してなる一方、偏心部材54と
クランクピン55とを、低摩擦係数を有する超強化合成
樹脂で一体に形成してなる構成を有するものである。
そして、このクランク軸53と、クランクピン55が一
体形成された偏心部材54とを結合するには、前記クラ
ンク軸53の上端部側外周に形成した雄螺子部61を、
前記偏心部材54の下面部54bに形成した比較的大径
な雌螺子部62に螺合することにより行なわれ、この場
合の螺子山の螺子切り方向は、クランク軸53の回転に
より締まる方向になっている。
また、図中63は前記偏心部材54の外周に突出形成し
た顎部で、この顎部63は、支持フレーム3の上端面3
1bに係止可能になっている。
ところで、上記したクランクピン55が一体な偏心部材
54を形成する超強化合成樹脂とは、例えばポリイミド
系の合成樹脂をマトリックス樹脂とし、このマトリック
ス樹脂に、ガラス繊維、カーボン繊維、その他、無機フ
ィラーなどの補強材料を混合することにより、耐熱温度
が150℃以上、線膨張係数が約1.lXl0−57℃
、引張強度が10 kg / was”以上を呈する所
謂”エンジニアリングプラスチックス(エンプラ)″と
称されるもので、このような素材にテフロン(商品名)
等を混入させることにより、少なくとも金属素材よりも
半分の低摩擦係数を維持するような特性を有するもので
ある。
しかして、この発明は、クランク軸53を金属素材で形
成する一方、偏心部材54とクランクビン55とを、低
廉擦係数を有する超強化合成樹脂で一体に形成し、かつ
クランク軸53の上端部側外周に形成した雄螺子部61
を、偏心部材54−の下面部54bに形成した雌螺子部
62に螺合させて互いに結合してなるために、クランク
軸53の摺動面の精密加工が容易に行なえる。
また、クランク軸53の支持フレーム3への組付は時、
クランク軸53に予め回転子52を圧入または焼嵌め等
により取付けることができるために、従前のような回転
子52の圧入時のクランク軸53の変形や、回転子52
の焼嵌めによる焼けが防止される。
さらに、クランク軸53と、クランクビン55が一体な
偏心部材54とが分離して形成されているために、クラ
ンクビン55の偏心位置が異なる複数種の偏心部材54
を用意しておくことにより、圧縮要素4のピストン42
のストロークが機種に応じて調整可能になる。
さらにまた、偏心部材54の外周には、支持フレーム3
の上端面31bに係止可能な顎部63を設けてなるため
に、この顎部63が支持フレーム3の軸受部31への組
付は時に、回転子52を含む全体の荷重を受け、しかも
、スラスト面とラジアル面の面積が大きく取れるととも
に、それらの間の摩擦抵抗が小さくなる。
また、運転時、圧縮要素4の往復動及びクランクピン5
5の偏心回転によるクランク軸53の傾きにより、支持
フレーム3の軸受部31の上端角縁部に加わるスラスト
方向及びラジアル方向の荷重を、偏心部材54の外周に
形成された顎部63下面の境界部63aで受けるために
、従前のものよりも負荷が小さくなり、騒音及び圧縮機
の入力の低減化が図れる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、この発明は、クランク
軸を金属素材で形成し、かつ、偏心部材とクランクピン
とを、低摩擦係数を有する超強化合成樹脂で形成して結
合するように構成したことから、支持フレームの軸受部
とクランク軸、及び圧縮要素とクランクビンとの間の荷
重に対する負荷を小さくすることができるために、騒音
及び圧縮機の入力の低減化を図ることができ、これによ
って、消費電力の節約化を期待することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る密閉型電動圧縮機の一実施例を
示す電動要素の要部拡大説明図、第2図は同じくクラン
ク軸と偏心部材及びクランクピンとの結合状態を示す説
明図。 第3図は従来の密閉型電動圧縮機を示す概略的縦断面図
。 第4図は同じ〈従来の電動要素の要部拡大説明図 である。 1・・・密閉容器、   2・・・圧縮機本体、3・・
・支持フレーム、 31・・−軸受部、   31a・・・内径面、4・・
・圧縮要素、 41・・・シリンダ、   42・・・ピストン、43
・・・連接棒、 5・・・電動要素、 51・・・固定子、    52・・・回転子、53・
・・クランク軸、 54・・・偏心部材、54b・・・
下面部、 55・・・クランクピン、61・・・雄螺子
部、  62・・・雌螺子部、63・・・顎部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋳物等の金属からなる支持フレームの上部に圧縮
    要素を取付け、かつその下部に前記圧縮要素を駆動する
    電動要素を取付けてなる圧縮機本体を密閉容器内に弾性
    的に支持し、前記電動要素を構成する回転子に設けたク
    ランク軸を、前記支持フレームの軸受部に摺動可能に挿
    通して保持させるとともに、このクランク軸の上端部側
    に偏心部材を介して設けたクランクピンを、前記圧縮要
    素に連接棒を介して摺動可能に連結し駆動させてなる単
    気筒往復動式の密閉型電動圧縮機において、前記クラン
    ク軸を金属素材で形成する一方、前記偏心部材とクラン
    クピンとを、低摩擦係数を有する超強化合成樹脂で一体
    に形成し、かつ前記クランク軸の上端部側外周に形成し
    た雄螺子部を、前記偏心部材の下面部に形成した雌螺子
    部に螺合させて互いに結合させるとともに、前記偏心部
    材の外周に、前記支持フレームの上端面に係止可能な顎
    部を設けたことを特徴とする密閉型電動圧縮機。
JP26213390A 1990-09-28 1990-09-28 密閉型電動圧縮機 Pending JPH04140487A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26213390A JPH04140487A (ja) 1990-09-28 1990-09-28 密閉型電動圧縮機

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JP26213390A JPH04140487A (ja) 1990-09-28 1990-09-28 密閉型電動圧縮機

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JPH04140487A true JPH04140487A (ja) 1992-05-14

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ID=17371515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26213390A Pending JPH04140487A (ja) 1990-09-28 1990-09-28 密閉型電動圧縮機

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JP (1) JPH04140487A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6842968B2 (en) * 1999-12-21 2005-01-18 Empresa Brasileira De Compressores S.A.-Embraco Device and process for mounting a rotor of a hermetic compressor
KR100854743B1 (ko) * 2002-08-30 2008-08-27 엘지전자 주식회사 밀폐형 압축기의 크랭크축
KR100865138B1 (ko) * 2002-08-30 2008-10-24 엘지전자 주식회사 밀폐형 압축기의 크랭크축

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6842968B2 (en) * 1999-12-21 2005-01-18 Empresa Brasileira De Compressores S.A.-Embraco Device and process for mounting a rotor of a hermetic compressor
KR100854743B1 (ko) * 2002-08-30 2008-08-27 엘지전자 주식회사 밀폐형 압축기의 크랭크축
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