JPH04139241A - ポリ燐酸アンモニウム類含有無ブリード性オレフィン系重合体組成物の製造方法 - Google Patents

ポリ燐酸アンモニウム類含有無ブリード性オレフィン系重合体組成物の製造方法

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JPH04139241A
JPH04139241A JP25988490A JP25988490A JPH04139241A JP H04139241 A JPH04139241 A JP H04139241A JP 25988490 A JP25988490 A JP 25988490A JP 25988490 A JP25988490 A JP 25988490A JP H04139241 A JPH04139241 A JP H04139241A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はポリ燐酸アンモニウム類を配合したポリオレフ
ィン系樹脂組成物及びオレフィン系熱可塑性エラストマ
ー組成物から得られる成形品において、高温高湿度条件
下での成形品表面へのポリ燐酸アンモニウム類又はその
分解物(以下、「ボッ燐酸アンモニウム類」と総称する
)のブリード現象が殆ど生じないオレフィン系重合体組
成物を製造する方法に関する。
従来より、オレフィン系重合体例えば、樹脂及び熱可塑
性エラストマーはその衛生性、加工性、耐薬品性、耐候
性、電気的特性及び機械的強度等の優位性を活かして、
産業用及び家庭用電気製品の分野を始めとして、建築物
、室内装飾品及び自動車部品等の各種の分野に多用され
ている。[従来の技術] 本来、オレフィン系重合体は燃焼容易なものである。処
が、使用される用途の拡大にともない、オレフィン系重
合体にも難燃材料としての性能が要求され始め、しかも
年々、その要求性能が厳しくなって来ている。特に、最
近では従来の難燃化技術の主流であるハロゲン化合物の
配合又はハロゲン化合物と酸化アンチモンとの組合せ配
合からなる難燃性組成物が燃焼時又は成形時等に発生す
るハロゲン系ガスの毒性が問題視されている。
そこで、燃焼時又は成形時の何れにおいてもこれらのハ
ロゲン系ガスを発生しないことが難燃性オレフィン系重
合体に対しても要求され始めている。この要求に応える
為に、最近の研究では、ポリ燐酸アンモニウムと熱分解
によって非引火性ガス生成物(水、二酸化炭素寝アンモ
ニア、窒素)及び炭素質残査を生じ得る一種又は二種以
上の有機物質とを組合せ配合したポリオレフィン系樹脂
の難燃性組成物等が提案されている。
例えば特開昭52−146452号公報、特開昭59−
147050号公報に開示されているように、燐酸アン
モニウム(もしくは燐酸アミン)及び環状構造に挿入さ
れた基>C=O(もしくは>C=Sもしくは>NH)を
含有する窒素含有化合物とアルデヒドとの反応生成物又
は1,3.5−トリアジン誘導体のオリゴマー(もしく
はポリマー)をポリプロピレン樹脂に添加した組成物等
が提案されている。
しかし、該組成物は組成物中の燐酸アンモニウム(又は
燐酸アミン)の吸湿性に起因して、梅雨時等の高温高湿
度条件下では、該成形品表面への燐酸アンモニウム(又
は燐酸アミン)の激しいブリード現象が発生する。その
結果、該成形品表面の電気抵抗値が大幅に低下すること
から、高温高湿度条件下では電気給線材料等に使用でき
ないといった欠点を伴っている。
[発明が解決しようとする課題] 本発明者らはポリ燐酸アンモニウムを配合したポリオレ
フィン系樹脂組成物又はオレフィン系熱可塑性エラスト
マー組成物(以下、「オレフィン系重合体組成物」と総
称することがある)から得られる成形品表面への高温高
湿度条件下でのポリ燐酸アンモニウム類のブリード現象
を殆ど生じないオレフィン系重合体組成物を得るべく鋭
意研究を行なった。
その結果、ポリ燐酸アンモニウム(A)シランカップリ
ング剤(G)、オレフィン系合成ゴム(J)及び石油樹
脂(E)で構成される群の中から選ばれた1種又は2種
以上と共にポリオレフィン系樹脂に配合することによっ
て、上述の課題を解決することができることを見出し、
この知見に基づいて本発明を完成した。
以上の記述から明らかな様に、本発明の目的はオレフィ
ン系重合体にポリ燐酸アンモニウムを配合した組成物か
らなる成形品において不可避的に現われろ成形品表面へ
のポリ燐酸アンモニウム類のブリード現象を殆ど呈しな
いオレフィン系重合体組成物の製造方法を提供すること
にある。
本発明は特にポリプロピレン樹脂組成物及びプロピレン
系熱可塑性エラストマー組成物のブリード性改善に有用
である。
[課題を解決するための手段] 本発明の方法は下記の構成要件からなる。
ポリ燐酸アンモニウム類(A)及び下記の(G)、(J
)及び(E)成分で構成される群から選ばれる1種又は
2種以上の添加剤をオレフィン系重合体に配合すること
を特徴とするオレフィン系重合体成形品表面への、高温
高温度条件下でのポリ燐酸アンモニウム類のブリード現
象を生じ難いオレフィン系重合体組成物の製造方法: 組成物全量を100重量%として (G)シランカップリング剤 0.3〜5重量%(J)
オレフィン系合成ゴム 3〜25重量%(E)石油樹脂
       1〜20重量%。
本発明の方法の適用によって実用に十分な効果を生ずる
オレフィン系重合体としては、次のものを例示できる: (i)ポリオレフィン系樹脂 ・エチレンの単独重合体樹脂、エチレン主成分とプロピ
レン以上の副成分との共重合体樹脂;・プロピレンの結
晶性単独重合体樹脂、プロピレン主成分とエチレンもし
くは1−ブテン以上の1−オレフィンとの結晶性共重合
体樹脂;・1−ブテンの単独重合体樹脂、1−ブテン生
成分とエチレン、プロピレンもしくは1−ペンテン以上
の1−オレフィンとの共重合体樹脂;・4−メチル−1
−ペンテンの単独重合体樹脂;4−メチル−1−ペンテ
ンとエチレン、プロピレン1−ブテンもしくは1−ヘプ
テン以上の1−オレフィンとの共重合体樹脂: ・上記樹脂の2種類以上からなる樹脂ブレンド;・上記
樹脂の変性物 中でも、好ましい樹脂は次のものである:プロピレン以
上の副成分との共重合体樹脂;・プロピレンの結晶性単
独重合体樹脂、プロピレン主成分とエチレンもしくは1
−ブテン以上の1−オレフィンとの結晶性共重合体樹脂
本発明で好ましい樹脂であるポリプロピレン樹脂として
は、以下のものを例示できる:・結晶性 プロピレン単
独重合体、 ・プロピレンを主成分とし、下記の1−オレフィンの1
種以上を副成分とする結晶性ランダム共重合体もしくは
結晶性ブロック共重合体:エチレン、1−ブテン、1−
ペンテン、1−へキセノ、4−メチル−1−ペンテン、
I−ヘプテン、1−オクテン及び1−デセン。
これら結晶性重合体の2以上の混合物も好適樹脂ブレン
ドとして、挙げることができる。型物の成形材料として
は、結晶性プロピレン−エチレンブロック共重合体が特
に好ましい。
(ii)オレフィン系熱可塑性エラストマーとは、ポリ
オレフィン系樹脂とオレフィン系エラストマーとの複合
体であって、少なくともエラストマー側が部分架橋物で
ある重合体。その成分重合体の例としては、次の組合わ
せを挙げることができる・・ポリエチレン系樹脂(PE
)とエチレン−プロピレン系ゴム(EPM 、EPDM
 )、・ポリプロピレン系樹脂(PP)とエチレン−プ
ロピレン系ゴム(EPM 、EPDM )、・ポリプロ
ピレン系樹脂(PP)とエチレン−1−ブテン系ゴム(
EBM、 EBDM)、 ・ポリプロピレン系樹脂(PP)とプロピレン−1−ブ
テン系ゴム(PBM、PBDM)等。
これらの中でも実用的に有用なものとしては、樹脂成分
がポリプロピレン系樹脂である熱可塑性エラストマーを
挙げることができる。
本発明の方法で実用上十分な効果を生ずる好適な結晶性
ポリプロピレン系樹脂としては、MFR(230℃;2
.16kgf)通常0.1〜50 g/10m1n 、
好ましくは10〜30 g/10m1nのものを選ぶ。
本発明の方法で実用上十分な効果を生ずる好適なポリエ
チレン系樹脂としては、高密度、中密度及び低密度ポリ
エチレン樹脂の何れをも用いることができる。なお、ポ
リエチレン系樹脂は成形品の基材樹脂としても、熱可塑
性エラストマーの成分としても、用いることができる。
本発明の方法で実用上十分な効果を生ずる好適な熱可塑
性エラストマーを製造するには、ポリオレフィン系樹脂
とオレフィン系エラストマーとを熱融解混線手段例えば
、押出機又はロールミルなどに装入し、部分架橋の必要
十分量の有機過酸化物と共に所定温度及び時間等の部分
架橋条件下に処理して得られるものである。得られた部
分架橋物は熱可塑性樹脂に適用可能な成形法によって自
由に成形することができ、しかも得られた成形品はゴム
弾性をある程度備えている。
本発明の方法の適用によって効果を発現するポリ燐酸ア
ンモニウム類(A)として好ましいものは一般式(NH
4P04)、、(nは50以上の正数)で表されるもの
である。例えば好ましいポリ燐酸アンモニウム類の市販
品としては、以下に示すものを挙げることができる。
商品名;スミセーフP[住友化学(株)製]及び商品名
: Exoiit422 [ヘキスト社製J。
本発明で用いるシランカップリング剤(G)としては−
数式R’R25iXz [ここでR1は塩素原子、ビニ
ル基、アミノ基及び/又はメルカプト基等を含む炭化水
素基であり、Xは低級アルコキシ基又はハロゲン原子等
の加水分解し得る有磯基であり、R2はR1又はXであ
り、Xが複数個存在する場合には互いに異なって良い]
で表されるシラン系化合物である。シラン系化合物とし
ては、下記のものを例示できる: ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキジシラン
、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(2−
アミノエチル)3−アミノプロピルトリメトキシシラン
、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−
クロロプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキ
シプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピ
ルトリメトキシシラン等をいう。
中でもビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシ
シラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシランが
好ましい。これらは高温高湿度条件下でのポリ燐酸アン
モニウム又はその分解物(ポリ燐酸アンモニウム類)の
ブリードを防止し得る。
該シランカップリング剤の配合割合は全組成物量を10
0重量%として、通常0.3〜5重量%、好ましくは、
0.5〜3重量%である。該配合割合が0.1重量%以
下では高温高湿度条件下でのブリード防止効果不足を来
す。また7重量%以上を配合しても、それを超えるブリ
ード防止効果を期待し難い。
本発明の(J)成分として用いるオレフィン系合成ゴム
の例はエチレン−プロピレンゴム(EPM) 、エチレ
ン−プロピレン−非共役ジエンゴム(EPDM)、エチ
レン−1−ブテンゴム(EBM) 、エチレン−酢酸ビ
ニルゴム等を挙げることができる。
中でもエチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレ
ン−非共役ジエンゴムが好ましい。これらは高度のブリ
ード防止性を持続させる上で優れた効果を発揮する。
該オレフィン系合成ゴムはそのムーニー粘度[ML、□
(100℃)1通常1〜20重量のもの十分である。特
にその性状を選ぶ必要は無い。
該オレフィン系合成ゴムの配合割合はポリオレフィン樹
脂組成物全体の量を100重量%として、3〜25重量
%、好ましくは5〜20重量%である。該配合割合が1
重量%以下では高温高湿度条件下でのブリード防止効果
に欠ける。また25重量%以上を配合しても、それ以上
のブリード防止効果を期待し難い。
本発明で用いる石油樹脂(E)としては、石油精製又は
石油分解の際の分解油留分に含まれるジオレフィン、モ
ノオレフィン類及び/又は芳香族化合物から02〜CI
Gの1−オレフィン、C4、C2のジオレフィン並びに
ベンゼン、トルエン及びキシレン等の有用な炭化水素留
分を取り出した後に残るモノオレフィン、ジオレフィン
又は芳香族炭化水素等を熱重合又はカチオン重合させて
得られる熱可塑性樹脂である。
分解油留分の中のC2留分を原料にしたC5系(脂肪族
系)石油樹脂、C,留分を原料にしたC9系(芳香族系
)石油樹脂、両者を混合原料にしたC3・C,共重合石
油樹脂、C6留分中に含まれるシクロペンタジェンを熱
二量化して得られるジシクロペンタジェンを原料にした
ジシクロペンタジェン系石油樹脂、更に上記石油樹脂中
の二重結合を水添(水素添加)したもの(脂環族系)を
挙げることができる。特に、芳香環までも高度に水素添
加した水添石油樹脂が好ましい。この石油樹脂は耐熱及
び耐候性に優れている。
本発明の目的には、石油樹脂(E)として、その軟化点
が環球法で70〜180℃、好ましくは70〜140℃
、色相がガードナー法で色数15以下、臭素価が70 
(Brg/100g)以下、好ましくば30 (Brg
/100g)以下のものを用いる。
該石油樹脂の配合割合は全組成物量を100重量%とし
て、通常1〜20重量%、好ましくは3〜15重量%で
ある。該配合割合が、0.5重量%以下では、高温高温
度条件下でのブリード防止効果が所期の水準に及ばない
。また、25重量%以上を配合しても高温高湿度条件下
でそれを超えるブリード防止効果を期待し難い。
本発明の方法によって高温高湿度条件下でのブリード防
止効果を付与する際には、難燃効果を得るためにポリ燐
酸アンモニウム(A)と組合わせて配合する有機化合物
を併用することができる。この有機化合物は最近の研究
で提案されている難燃性ポリオレフィン樹脂組成物にお
ける様に、オレフィン系重合体にポリ燐酸アンモニウム
と組合わせて配合された場合に、熱分解によって非引火
性ガス生成物と炭素質残渣を生ずるものである(以下、
難燃助剤と称する)。これらの難燃助剤の例としては、
例えばグリセロール、トリメチロールエタン、トリメチ
ロールプロパン、ペンタエリスリトール等のポリアルコ
ール、一般の炭水化物(殿粉、セルロース、砂糖)及び
1,3.5− トリアジンメラミン、シアヌル酸、尿素
、チオ尿素、ジシアンアミド、ベンゾグアナミン及びそ
れらの誘導体及び縮合生成物等の窒素含有化合物である
またポリオレフィン樹脂に通常添加される各種の添加剤
例えば酸化防止剤、紫外線防止剤、帯電防止剤、滑剤、
塩酸中和剤(ステアリン酸金属塩、ハイドロタルサイト
等)及び/又は顔料を適宜併用することができる。
これらの添加剤を含有する組成物を得るには、オレフィ
ン系重合体例えば、ポリプロピレン樹脂に上述のシラン
カップリング剤(G)、オレフィン系合成ゴム(J)、
もしくは石油樹脂(E)及び所定量の上述のポリ燐酸ア
ンモニウム(A)、難燃助剤並びに各種添加剤を撹拌混
合装置例えばヘンシェルミキサー(商品名)、スーパー
ミキサー、タンブラ−ミキサー等に装入する。次いで1
〜10分間撹拌混合した後に、得られた混合物をロール
混練機又は押出機等により溶融混線温度170〜220
℃で溶融混練し、次いでペレット化することによって実
施できる。
更に、シランカップリング剤(G)、オレフィン系合成
ゴム(J)及び石油樹脂(E)で構成される群から選ば
れる1種以上を適当な方法を用いて、上述の各配合割合
でポリ燐酸アンモニウムにコーティングしてポリオレフ
ィン系樹脂に配合しても良い。
[好適な実施態様] 以下に、実施例及び比較例を用いて本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれに限定されるものではない。実
施例及び比較例において行った評価は次の方法によった
・高湿度条件下でのブリード性評価 試験片(長さ95mmX幅95ma+X厚さ2 mm)
を射出成形機で成形し、該試験片の表面電気抵抗値を振
動音量型微少電流電位計(タケダ理研製)を用いて測定
した。更に該試験片を温度80℃、湿度80%に調節し
である高温高湿槽(タバイMGF製)内に静置し、各経
日毎に試験片を取出した。取出した該試験片を温度80
℃に調節しである恒温乾燥機中(三洋電気製)にて2時
間乾燥し、室温下のデシケータ−中に1晩放置後に、該
試験片の表面電気抵抗値を測定した。該試験片の表面電
気抵抗値が高温恒湿槽から取出した後に、大幅に低下し
たものは高温高湿度条件下での耐ブリード性不良(悪)
とした。
実施例1 ポリプロピレン系樹脂として、結晶性プロピレン−エチ
レンブロック共重合体[エチレン成分含有量8.5重量
%、MFR(温度230℃、荷重2.16kg) 20
g/10Illinl 7.8kg、ポリ燐酸アンモニ
ウム[商品名: Exo1it422(ヘキスト社)製
]2.1kg、ビニルトリメトキシシラン[商品名:サ
イラエース3210 (チッソ(株)製)]1100g
びに各種添加剤として2.6−ジーt−ブチル−p−ク
レゾール(BIT) 15 g、ジ−ミリスチル−β、
β−チオジプロピオネート(DM、yTDP) 20 
g及びステアリン酸カルシウム10gをヘンシェルミキ
サー(商品名)に装入し、3分間撹拌混合した。得られ
た混合物を押出機(口径45mm)を用いて溶融混線(
温度200℃)後に押出しを行なってペレット化した。
比較例1 ポリプロピレン樹脂を7.8kgとし、シランカップリ
ング剤を配合しない以外には実施例1に準拠した配合割
合で各配合成分をヘンシェルミキサー(商品名)に装入
し、実施例1に準拠して撹拌混合及び溶融混線押出しを
行ってペレット化した。
実施例2及び実施例3 シランカップリング剤の種類を第1表に記載のシランカ
ップリング剤に変更した以外には、実施例1に準拠して
ベレットを作成した。
実施例4.5及び6並びに比較例2 ポリプロピレン樹脂及びシランカップリング剤の配合割
合を第1表の配合割合に変化させた以外には実施例1に
準拠してベレットを作成した。
実施例1〜6並びに比較例1及び2で得られたベレット
を100℃の温度で3時間乾燥した後、該ベレットを射
出成形機(シリンダーの最高温度を220℃に設定)で
ブリード性評価用の所定の各試験片を成形した。該各試
験片を用いて高温高湿度条件下でのブリード性評価を行
なった。結果を第1表に示す。
第1表から、シランカップリング剤を配合したものでは
、高温高湿度条件下に曝露した場合の表面電気抵抗値が
大幅に低下する迄の日数が延びたことが判る。これから
、高温高湿度条件下でのブリード性が改善されたことに
加えて、シランカップリング剤の配合割合は0.3〜5
.0重量%に設定することが必要なことも判る。
実施例7 ポリプロピレン樹脂として、結晶性プロピレン−エチレ
ンブロック共重合体[エチレン成分含有量6.9重量%
、MFR(温度230℃;荷重2.16kgf)20 
g/10m1nl 7.8kg、ポリ燐酸アンモニウム
[商品名: Exolit422(ヘキスト社製) ]
 22.1kg、エチレン−プロピレンゴム[商品名:
 JSREP−02P (日本合成ゴム(株)製)] 
1.0 kg、各種添加剤として2.6−ジーt−ブチ
ル−p−クレゾール(BHT)15g、シミリスチル−
β、β−チオジプロピオネート (DMyTDP) 2
0 g及びステアリン酸カルシウムlogをヘンシェル
ミキサー(商品名)に装入し、3分間撹拌混合した。得
られた混合物を押出機(口径45nua)を用いて溶融
混練温度200℃で溶融混線押出しを行ってペレット化
した。
比較例3 ポリプロピレン樹脂を7.8kgとし、エチレン−プロ
ピレンゴムを配合しない以外には実施例7に準拠した配
合割合で各配合成分をヘンシェルミキサー(商品名)に
装入し、実施例7に準拠して撹拌混合及び溶融混線押出
しを行ってペレット化した。
実施例8.9及び10 ポリプロピレン樹脂及びエチレン−プロピレンゴムの配
合割合を第2表の配合割合に変化させた以外には実施例
7に準拠してベレットを作成した。
実施例7〜10及び比較例3で得られたベレットを10
0℃の温度で3時間乾燥した後、該ベレットを射出成形
機(シリンダーの最高温度を220”Cに設定)でブリ
ード性評価用の所定の各試験片を成形した。該各試験片
を用いて高温高湿度条件下でのブリード性評価を行なっ
た。結果を第2表に示す。
第2表から、エチレン−プロピレンゴムを配合したもの
では、高温高湿度条件下に曝露した場合に表面電気抵抗
値が大幅に低下を示す迄の日数が延びたことが判る。こ
れから、高温高湿度条件下でのブリード性が改善された
ことに加えて、オレフィン系合成ゴムの配合割合は3〜
25重量%に設定することが必要なことも判る。
実施例11 ポリプロピレン樹脂として、結晶性プロピレン−エチレ
ンブロック共重合体[エチレン成分含有量6.9重量%
、MFR(温度230℃:荷重2.16kgf)20 
g/10m1n] 7.4kg、ポリ燐酸アンモニウム
[商品名: Exo1it422(ヘキスト社製)]2
2.1kg、石油樹脂[商品名:アルコンP−140(
荒用化学工業(株)製)]5500g各種添加剤として
2,6−ジーt−ブチル−p−クレゾール(BHTI 
15 g、ジ−ミリスチル−β、β−チオジプロピオネ
ート(DMyTDP) 20g及びステアリン酸カルシ
ウム10gをヘンシェルミキサー(商品名)に装入し、
3分間撹拌混合した。得られた混合物を押出機(口径4
5mm)を用いて溶融混線(温度200℃)後に押出し
を行なってペレット化した。
比較例4 ポリプロピレン樹脂を7.9kgとし、石油樹脂を配合
しない以外には実施例11に準拠した配合割合で各配合
成分をヘンシェルミキサー(商品名)に装入し、実施例
11に準拠して撹拌混合及び溶融混線押出しを行ってペ
レット化した。
実施例12〜14及び比較例5 ポリプロピレン樹脂及び石油樹脂の配合割合を第3表の
配合割合に変化させた以外には実施例11に準拠してベ
レットを作成した。
実施例15及び16並びに比較例6 石油樹脂の種類を第3票に記載の石油樹脂に変更した以
外には、実施例10に準拠してベレットを作成した。
実施例10〜16及び比較例4〜6で得られたベレット
を100℃の温度で3時間乾燥した後、該ベレットを射
出成形機(シリンダーの最高温度を220℃に設定)で
ブリード性評価用の所定の各試験片を成形した。該各試
験片を用いて難燃性及び高温高湿度条件下でのブリード
性評価を行なった。結果を第3表に示す。
第3表から石油樹脂を配合したものでは、高温高湿度条
件下に曝露した場合に表面電気抵抗値が大幅に低下を示
す迄の日数が延びたことが判る。
これから、高温高湿度条件下でのブリード性が改善され
たことに加えて、石油樹脂の配合割合は1〜20重量%
に設定する必要があることも判る。
実施例17 ポリプロピレン樹脂として、結晶性プロピレン−エチレ
ンブロック共重合体[エチレン成分含有量85重量%、
MFR(温度230℃:荷重2.16kgf)20 g
/10m1n] 6.3kg、ポリ燐酸アンモニウム[
商品名: Exo1it422(ヘキスト社製)12.
1kg、ビニルトリメトキシシラン〔商品名、サイラエ
ース5210(チッソ(株)製)]1100gエチレン
−プロピレンゴム[商品名: JSREP−02P (
日本合成ゴム(株)製)]1.0kg、石油樹脂[商品
名:アルコンP−140(荒用化学工業(株)製)]5
500g各種添加剤として2,6−ジーt−ブチル−p
−クレゾール(BHT)  15 g、ジ−ミリスチル
−β、β−チオジプロピオネート(DMyTDP)20
g及びステアリン酸カルシウム10gをヘンセルミキサ
ー(商品名)に装入し、3分間撹拌混合した。得られた
混合物を押出機(口径45mm)を用いて溶融混線(温
度200℃)後に押出しを行なってペレット化した。
実施例18及び19 それぞれ、石油樹脂を配合しない組成物、エチレン−プ
ロピレンゴムを配合しない組成物又はシランカップリン
グ剤を配合しない組成物を作成し、第4表の配合割合に
変化させた以外は実施例17に準拠してベレットを作成
した。
比較例7 シランカップリング剤、エチレン−プロピレンゴム及び
石油樹脂のいずれををも配合しない以外には、実施例エ
フに準拠してベレットを作成した。
実施例17〜19及び比較例7で得られたベレットを1
00℃の温度で3時間乾燥した後、該ベレットを射出成
形機(シリンダーの最高温度を220℃に設定)でブリ
ード性評価用の所定の各試験片を成形した。該各試験片
を用いて難燃性及び高温高湿度条件下でのブリード性評
価を行なった。結果を第4表に示す。
第4表から、シランカップリング剤、エチレン−プロピ
レンゴム、石油樹脂の中のいずれか2種以上を併用して
配合したものでは、高温高湿度条件下に曝露した場合、
表面電気抵抗値の大幅な低下を示す迄の日数が延びたこ
とが判る。これから、高温高温度条件下でのブリード性
が改善されたことに加えて、シランカップリング剤、オ
レフィン系合成ゴム又は石油樹脂の中の2種以上を併用
してもよいことが判る。
実施例21 ポリオレフィン樹脂として、高密度ポリエチレン[MH
温度190℃;荷重2.16kgf) 12 g/l[
lII+1n17、4kg、ポリ燐酸アンモニウム[商
品名: Exolit422(ヘキスト社製))2.5
kg、ビニルトリメトキシシラン[商品名・サイラエー
ス5210(チッソ(株)製)]1100g各種添加剤
として2.6−ジ〜t−ブチル−p−クレゾール(BH
T) 15 g、ジ−ミリスチル−β、β−チオジプロ
ピオネート(DMyTDP) 20g及びステアリン酸
カルシウム10gをヘンシェルミキサー(商品名)に装
入し、3分間撹拌混合した。得られた混合物を押出機(
口径45mm)を用いて溶融混線(温度200℃)後に
押出しを行なってペレット化した。
比較例8 高密度ポリエチレン樹脂を7.5kgとし、シランカッ
プリング剤を配合しない以外には、実施例21に準拠し
てペレット化した。
実施例22及び23 シランカップリング剤の代わりに、エチレン−プロピレ
ンゴム又は石油樹脂を用いて、第5表の配合割合に変更
した以外には、実施例21に準拠してペレット化した。
実施例24 ポリオレフィン樹脂として、低密度ポリエチレン[MI
(温度190℃;荷重2.16kgf) 12 g/1
0m1n命品名:UP LDPE212(ユニオンポリ
マー社製)] 77.4kgポリ燐酸アンモニウム[商
品名: Exolit422(ヘキスト社製)]22.
5kg、ビニルトリメトキシシラン[商品名:サイラエ
ース3210(チッソ(株)製)]1100g各種添加
剤として2.6−ジーし一ブチルーp−クレゾール(B
HT) 15g 、シミリスチル−β。
β−チオジプロピオネート(DMyTDP) 20g及
びステアリン酸カルシウムlogをヘンシェルミキサー
(商品名)に装入し、3分間撹拌混合した。得られた混
合物を押出機(口径45mm)を用いて溶融混線(温度
200℃)後に押出しを行なってペレット化した。
比較例9 低密度ポリエチレン樹脂の量を7.5kgとし、シラン
カップリング剤を配合しない以外には、実施例24に準
拠してペレット化を行なった。
実施例25及び26 シランカップリング剤の代わりに、エチレン−プロピレ
ンゴム又は石油樹脂を用いて、第5表の配合割合に変更
した以外には、実施例24に準拠してペレット化を行な
った。
実施例21〜26並びに比較例8及び9で得られたペレ
ットを100℃の温度で3時間乾燥した後、該ペレット
を射出成形機(シリンダーの最高温度を220℃に設定
)に装入して、ブリード性評価用の所定の各試験片を成
形した。該各試験片を用いて難燃性及び高温高温条件下
でのブリード性評価を行なった。結果を第5表に示す。
第5表から、高密度ポリエチレン樹脂又は低密度ポリエ
チレン樹脂の場合にも、シランカップリング剤、エチレ
ン−プロピレンゴム又は石油樹脂を配合した各組成物が
高温高温条件下に曝露された場合に、表面電気抵抗値が
大幅に低下するまでの日数が延延だことが判る。これか
ら、高温高温条件下でのブリード性が改善されたことが
判る。
実施例27 ポリオレフィン系樹脂に代えて、オレフィン系熱可塑性
エラストマーを以下の方法によって作成した。
エチレン−プロピレン−2−エチリデン−5−ノルボル
ネン三元共重合体ゴム[ムーニー粘度ML、、4(10
0℃)88.エチレン成分含有量74劃I;沃素価15
;商品名: JSREP57P(日本合成ゴム社製)]
 5.0kgと結晶性プロピレン−エチレンブロック共
重合体[エチレン成分含有率8.5重量%、MFR(2
30℃;2.16kgf)  20g/lomin] 
2.5kgをヘンシェルミキサー(商品名)に装入し、
3 win間撹拌混合した。この混合物を原料1とする
該結晶性プロピレン−エチレンブロック共重合体900
g 、ポリ燐酸アンモニウム[商品名:Exolit 
422(ヘキスト社製)]11.5kg、ビニルトリメ
トキシシラン[商品名:サイラエース5210(チッソ
社製)] 1100gび各種添加剤として2.6−ジー
t−ブチル−p−クレゾール(BHT) 15g、シミ
リスチル−β、β−チオジプロピオネート(DMyTD
P)20g及びステアリン酸カルシウム10gをヘンシ
ェルミキサーに装入し、3 min間攪拌混合を行なっ
た。得られた混合物を原料2とする。
押出機の原料供給口の上流側から供給口1及び供給口2
の両供給口を装備した押出機[商品名。
PCM−45,L/D=30.口径45mm (池貝鉄
工社製)]を用いて、供給口1から該原料lを供給し、
供給口2から該原料2を供給し、溶融混線(温度200
℃)を行なってペレット化した。
実施例28 実施例27の原料1としたエチレン−プロピレン−2−
エチリデン−5−ノルボルネン三元共重合体ゴム1.7
kgと実施例27の原料lとした結晶性プロピレン−エ
チレンブロック共重合体0.8kg、シランカップリン
グ剤の代わりに石油樹脂[商品名:アルコンP−140
(荒用化学社製)] 500gに加えて、有機ラジカル
発生剤として2.5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキ
サン100gとを用いた以外には、実施例27に準拠し
てペレットを作成した。
実施例27及び28で得られた各ペレットを射出成形機
(シリンダーの最高温度を200℃に設定)でブリード
性評価用の各試験片を成形した。
該各試験片を用いて高温高温条件下でのブリード性評価
を行なった。結果を第6表に示す。
第6表から、次のことが判る: ポリオレフィン樹脂に代えて用いたオレフィン系熱可塑
性エラストマーにシランカップリング剤又は石油樹脂を
配合しても矢張、高温高温条件下に曝露した後に表面電
気抵抗値の大幅な低下が見られない。従って、オレフィ
ン系熱可塑性エラストマー組成物に対しても、同様に高
温高温条件下でのブリード性を大幅に改善することがで
きる。
[発明の効果] 本発明の方法によれば、ポリオレフィン樹脂(PO)又
は熱可塑性エラストマー(丁PE)にポリ燐酸アンモニ
ウムを配合した組成物から得られる成形品においても、
高温高湿度条件下での該(PO)成形品又は該(TPE
)成形品からのポリ燐酸アンモニウム類のブリード現象
を殆ど完全に阻止することができる。
従って、該成形品の高温高湿度条件下でのブリード現象
が殆ど生じないことにより、表面電気抵抗値の低下を引
き起こさず、電気物品用に有用なポリオレフィン樹脂組
成物及び熱可塑性エラストマー成形品を製造することが
できる。
畠願人 チ ッ ソ 株 式 会 社 代理人 弁理士 山 下  穣 平 外1名 平成3年9月12日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ポリ燐酸アンモニウム類(A)及び下記の(G)、(J
    )及び(E)成分で構成される群から選ばれる1種又は
    2種以上の添加剤をオレフィン系重合体に配合すること
    を特徴とするオレフィン系重合体成形品表面への、高温
    高湿度条件下でのポリ燐酸アンモニウム類のブリード現
    象を生じ難いオレフィン系重合体組成物の製造方法: 組成物全量を100重量%として (G)シランカップリング剤0.3〜5重量%(J)オ
    レフィン系合成ゴム3〜25重量%(E)石油樹脂1〜
    20重量%。
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