JPH04138388U - 浴 槽 - Google Patents

浴 槽

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Publication number
JPH04138388U
JPH04138388U JP4494391U JP4494391U JPH04138388U JP H04138388 U JPH04138388 U JP H04138388U JP 4494391 U JP4494391 U JP 4494391U JP 4494391 U JP4494391 U JP 4494391U JP H04138388 U JPH04138388 U JP H04138388U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathtub
tank
waves
hot water
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP4494391U
Other languages
English (en)
Inventor
幸生 岩川
基義 小栗
博之 大西
義治 合田
龍彦 安達
Original Assignee
株式会社イナツクス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナツクス filed Critical 株式会社イナツクス
Priority to JP4494391U priority Critical patent/JPH04138388U/ja
Publication of JPH04138388U publication Critical patent/JPH04138388U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 快適な入浴を可能とする。 【構成】 槽部2とフランジ部3とを有した浴槽1にお
いて、フランジ部3に波打ち際部4を設ける。この波打
ち際部4は、段部5,6で画成された棚状部7,8を有
する。 【効果】 波打ち際部4に入り込んだ波が段部5,6で
打ち返され、あたかも自然の海岸の如く視覚される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はきわめて快適な入浴を行なえるよう改良された浴槽に関する。
【0002】
【従来の技術】
浴槽は一般に湯を貯めるための槽部と、該槽部の上縁に連なるフランジ部とを 有してなる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の浴槽は、身体を湯に浸漬させるという機能に関してはきわめて合理的に 設計されているが、入浴する浴槽使用者(入浴者)に解放感を与えストレスの解 消を図るという入浴の副次的効果を高めるための設計思想は未だ十分には普及し ていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の浴槽は、湯を貯めるための槽部と、該槽部の上縁に連なるフランジ部 とを有する浴槽において、該槽部から離反するに従って浅くなる波打ち際部を該 フランジ部の上面に凹設したことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
かかる本考案の浴槽にあっては、入浴者の槽部への出入りや、槽部内で入浴者 が身体を動かすことなどにより湯面が波立つと、この波は波打ち際部に入り込み 、あたかも海岸(又は湖岸)に波が押し寄せるかの如く視覚される。しかも、こ の波打ち際部は、槽部から離反するに従って次第に浅くなるように設けられてい るものであるから、槽部から波打ち際部に入り込んだ波の一部がはね返され、あ たかも波が海岸(又は湖岸)に打ち寄せるかの如く視覚される。
【0006】 かかる視覚的な自然感が入浴者に与えられることにより、入浴者にはきわめて 高次元の精神的安らぎが付与される。
【0007】
【実施例】
第1図は実施例に係る浴槽の平面図、第2図は第1図のII−II線断面図である 。この浴槽1は槽部2とフランジ部3とを有しており、このフランジ部3の上面 に波打ち際部4が凹設されている。本実施例では、平面視において、長方形状の フランジ部3のほぼ対角線方向に槽部2が延在されており、第1図の左下及び右 上部分に大きなフランジ部3が形成されている。この左下の大きなフランジ部3 に波打ち際部4が形成されている。
【0008】 この波打ち際部4は、弧状に湾曲する段部5,6により画成された2段の棚状 部7,8を有している。
【0009】 符号9はアームレスト、10は排水口である。
【0010】 本実施例では、槽部2内に波をおこすために、槽部2の側壁に吸水口11と噴 射口12とを設け、該吸水口11から吸い込んだ水をポンプユニット13を介し て噴射口12から噴射させるようにしている。14,15はこのポンプユニット 13と吸水口11及び噴射口12とを接続している配管である。13aはポンプ 、13bはコントローラである。
【0011】 また、本実施例では、噴射口12は気泡噴射ノズルにて構成されており、エア ー配管16からの空気を槽部2内に噴射しうるよう構成されている。17はエア ー用電磁弁である。また、18はこのポンプユニット13のスイッチである。
【0012】 本実施例では、噴射ノズルは、噴射口先端のフロントノズルが可動となってお り、噴射方向が変更可能となっている。また、本実施例では、吸水口11にメッ シュ等のフィルタが設けられゴミや毛髪などがポンプユニット13へ流れ込まな いよう構成されている。
【0013】 このように構成された浴槽1にあっては、入浴者の槽部2への出入りや、槽部 2内で入浴者が身体を動かすこと、あるいはポンプユニット13を作動させるこ となどにより湯面が波立つと、この波は波打ち際部4に入り込み、あたかも海岸 (又は湖岸)に波が押し寄せるかの如く視覚される。しかも、この波打ち際部4 は、槽部2から離反するに従って次第に浅くなるように複数の棚状部7,8が設 けられているものであり、槽部2から波打ち際部4に入り込んだ波の一部が段部 5,6に当ってはね返され、あたかも波が海岸(又は湖岸)に打ち寄せるかの如 く視覚される。
【0014】 かかる視覚的な自然感が入浴者に与えられることにより、入浴者にはきわめて 高次元の精神的安らぎが付与される。
【0015】 さらに、波打ち際部に湯が入ると、湯面が大きく見えるようになる。
【0016】 上記実施例では棚状部7,8を有した段々畑状の波打ち際部4が採用されてい るが、槽部2から離れるに従って連続して徐々に浅くなる波打ち際部としても良 い。
【0017】 棚状部7,8を有した波打ち際部4においては、波打ち際部4の最深部のフラ ンジ面からの深さh(第2図)は150mm以内、とりわけ100mm以内とす るのが好ましい。
【0018】 上記実施例では、波打ち際部4が槽部2の周囲の一部にのみ設けられているが 、槽部2の全周に設けても良い。
【0019】 上記実施例では、ポンプユニット13が気泡浴槽用ポンプユニットを兼ねてい るが、この場合、気泡噴射運転モードと、気泡を噴射させない(単に湯を循環さ せて波を立たせるだけの)運転モードとを選択しうるよう構成するのが好適であ る。また、本考案では、ポンプユニットとして、気泡噴射機能を除外した、単に 湯を循環させる運転機能だけを有したものであっても良い。
【0020】 上記実施例では棚状部が2段に設けられているが、1段でも、3段以上でも良 い。ただし、波打ち際らしさを増すために棚状部を2段以上に設けるのが好まし い。
【0021】
【考案の効果】
以上の通り、本考案の浴槽は、波打ち際部が自然の海岸又は湖岸の如く視覚さ れるので、ストレス解消効果の高いきわめて快適な入浴が可能となる。また、本 考案では、波打ち際部に湯が入り込むことにより、湯面位上昇時に湯面が広くな るという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】浴槽の平面図である。
【図2】第1図のII−II線断面図である。
【符号の説明】
1 浴槽 2 槽部 3 フランジ部 4 波打ち際部 5,6 段部 7,8 棚状部 13 ポンプユニット
フロントページの続き (72)考案者 合田 義治 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナツクス内 (72)考案者 安達 龍彦 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナツクス内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯を貯めるための槽部と、該槽部の上縁
    に連なるフランジ部とを有する浴槽において、該槽部か
    ら離反するに従って浅くなる波打ち際部を該フランジ部
    の上面に凹設したことを特徴とする浴槽。
JP4494391U 1991-06-14 1991-06-14 浴 槽 Pending JPH04138388U (ja)

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JP4494391U JPH04138388U (ja) 1991-06-14 1991-06-14 浴 槽

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4494391U JPH04138388U (ja) 1991-06-14 1991-06-14 浴 槽

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JPH04138388U true JPH04138388U (ja) 1992-12-25

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JP4494391U Pending JPH04138388U (ja) 1991-06-14 1991-06-14 浴 槽

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