JPH04138365U - 針を隅に寄せた剣山 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は生け花に用いる剣山に関し、針を隅
に寄せただけで、転倒を防止することができる。 【構成】 針を隅に寄せた剣山本体だけを使用すること
で、どんな花器にも対応でき、針のない部分が水面下に
もぐることで、じゃまにならず、見栄えも良く、コスト
を安く出来る事を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は生け花に用いる剣山に関し、花を生けた場合の転倒を防止するために 関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の剣山は、剣山の底面に予め定めた位置に、永久磁石を接着し、又水盤内 に敷設される鉄板等磁性体の敷板に磁気を吸着させる事で転倒を防止させてきた 。

【０００３】 何も細工されていない剣山本体二個を利用し、定位置に置いた剣山の上にもう １個の剣山を針と針がかみ合うように、斜めに被せて剣山全体のバランスをとる 事で転倒を防止させてきた。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

上述した剣山の底面に永久磁石を接着した剣山本体と、水盤内に敷設される鉄 板等磁性体の敷板の２つの利用で成り立っている方法では、花器の形、大きさが 限られてしまうこと、何も細工されていない剣山本体ではあるが、２つ利用しな ければならないことで、花を生ける際妨げになり見栄えも悪くなっているという 欠点があった。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案は、図１Ａのように針のない部分から囲まれている箇所図１Ａ−４の針 に背の高いまた太い樹の花を生けた場合、中心地点に近づくことから、転倒する ことがなく、左右のバランスを保つことになる。また図２Ｂ、図３Ｃのように針 と針のない境目の中心、図２Ｂ−８、図３Ｃ−１２の針に背の高い太い樹の花を 差すことで、図１Ａと同様の効果がある。つまり生けたい花に合わせて、この３ つの剣山から選び背の高く太い樹の花を差したい位置に剣山の上記に述べた部分 を持ってくれば剣山本体だけで花と剣山をつり合いの取れたものとし全体のバラ ンスをとるという特徴とする。 なお針を隅に寄せた転倒を防止する方法として、次の方法でもよい。剣山の下 に従来あるゴム製の剣山マットを取りつける。針のない部分に色をつける。

【０００６】

【考案の効果】

以上説明したように本考案では剣山本体だけを使用することで、どのような花 器にも対応でき、針のない部分は水面下にもぐることで、花を生ける際妨げにな らず見栄えも良く、しかも針を寄せただけにすぎないので、コストを安く出来る 効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】Ａ本考案による針を隅に寄せた剣山の斜視図

【図２】Ｂ本考案による針を隅によせた剣山の斜視図

【図３】Ｃ本考案による針を隅に寄せた剣山の斜視図

【符号の説明】

１ 剣山本体 ２ 針の部分 ３ 針のない部分 ４ 背が高くまた太い樹の花を生ける箇所 ５ 剣山本体 ６ 針の部分 ７ 針のない部分 ８ 背が高くまた太い樹の花を生ける箇所 ９ 剣山本体 １０ 針の部分 １１ 針のない部分 １２ 背の高くまた太い樹の花を生ける箇所

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 剣山１本体から２の部分の針を取り除
   き、３の部分だけに針を付ける以上如く構成された針を
   隅に寄せた剣山。